JP3548880B2 - 印字装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字装置に係り、詳細には、刻み印字と通常印字が可能な印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手形(小切手を含む)金額を印字する機器として、改竄を防ぐために手形金額を刻み文字で印字するチェックライターと手形発行専用システムが知られている。このチェックライターには、印字機能として刻み印字専用のプリンターユニットが組み込まれており、凹凸部を設けた台に手形用紙をセットすると、ドットインパクトにより手形金額が刻み文字で印字される。
【0003】
また、手形発行専用システムは、パーソナルコンピュータに接続されたドットインパクトプリンタに刻み印字専用プリンタが組み合わされており、パーソナルコンピュータと連動して刻み印字を行い、手形を発行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記チェックライターでは、一枚毎に手で用紙を台にセットするため、大量の手形を発行する時にはたいへん手間がかかり、また、パーソナルコンピュータと連動していないため、手形発行時において手形発行の管理が行いにくいという問題があった。さらに、刻み文字を印字する領域は金額欄のみに限られており、数字だけを刻み文字で印字するため、支払い期日や氏名等の金額以外の改竄を防げないという問題があった。
【0005】
また、上記手形発行専用システムでは、大量の手形を効率的に発行することが可能であり、パーソナルコンピュータと連動しているため手形発行の管理は容易であるが、印字部が汎用プリンタ部と刻み印字専用プリンタ部から構成されている手形発行専用のシステムのため、高価になるという問題があった。
【0006】
本発明の課題は、パーソナルコンピュータに接続可能な汎用のドットインパクトプリンタのプラテンに移動自在な刻みプレートを設けることにより、通常印字と刻み印字を行うことを可能にし、また、金額以外の文字の刻み印字も可能にする安価な印字装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、印字ヘッドとプラテンとの間に挟装されて搬送される用紙に、入力される印字データに応じて該印字ヘッドからヘッドピンを突出させて、インクリボンを該用紙に打ちつけて印字を行う印字装置において、前記印字ヘッドとプラテンとの間に、前記プラテンの軸方向に移動自在に設けられ、前記印字ヘッドから突出されるヘッドピンが嵌入する溝からなる刻み部が予め決められた長さに形成された刻みプレートと、前記刻みプレートを前記印字ヘッドとプラテンとの間で前記プラテンの軸方向に移動させる刻みプレート移動手段と、前記刻みプレート移動手段により前記刻みプレートを印字領域に移動させて、前記印字ヘッドと刻みプレートとの間に挟装されて搬送される用紙には、該印字ヘッドから突出されるヘッドピンを当該刻みプレートに打ちつけさせて該用紙に刻み印字を行う刻み印字制御手段と、前記刻みプレート移動手段により前記刻みプレートを印字領域外に移動させて、前記印字ヘッドとプラテンとの間に挟装されて搬送される用紙には、該印字ヘッドから突出されるヘッドピンを当該プラテンに打ちつけさせて該用紙に通常印字を行う通常印字制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
(第1の実施の形態)
図1〜図9は、本発明を適用したドットインパクトプリンタにおける第1の実施の形態を示す図である。
【0015】
まず、構成を説明する。
図1は、本第1の実施の形態のドットインパクトプリンタ1の要部構成を示すブロック図である。この図1において、ドットインパクトプリンタ1は、CPU2、入力装置3、プリンタ駆動制御部4、プリンタ駆動機構5、通信制御部6、表示装置7、RAM8、記憶装置9及び記憶媒体10により構成され、プリンタ駆動機構5及び記憶媒体10を除く各部はバス11により接続されている。
【0016】
CPU(Central Processing Unit)2は、記憶装置9に記憶されている当該ドットインパクトプリンタ1に対応する各種印刷制御プログラムの中から指定された印刷制御プログラム、入力装置3から入力される電源ON/OFF信号や各種設定信号、あるいは、通信制御部6により転送される図外のパーソナルコンピュータ(PC)からの印刷モード信号をRAM8に格納し、これらの信号に応じてRAM8内に格納した印刷制御プログラムに従って各種印刷処理を実行して、通信制御部6を介して図外のパーソナルコンピュータから入力される印字データをRAM8に一時的に格納し、この印字データに従ってプリンタ駆動制御信号をプリンタ駆動制御部4に出力し、プリンタ駆動機構5を駆動制御させるとともに、その印刷モード等を表示装置7に表示する。
【0017】
入力装置3は、電源スイッチ、プリンタモード設定スイッチ及び印刷処理に係る各種パラメータ設定スイッチ等を備え、電源ON/OFF信号と、各種設定信号をCPU2に出力する。
【0018】
プリンタ駆動制御部4は、CPU2から入力されるプリンタ駆動制御信号を、プリンタ駆動機構5の後述する各機構を駆動させる駆動信号に変換し、プリンタ駆動機構5にその駆動信号を出力して、プリンタ駆動機構5の印字動作を制御する。
【0019】
プリンタ駆動機構5は、図2に示す各駆動機構により構成され、プリンタ駆動制御部4から入力される駆動信号により各駆動機構が駆動されて、印字動作を実行する。図2(a)は、ドットインパクトプリンタ1のプリンタ駆動機構5の側面図であり、図2(b)は、その正面図である。図2において、プリンタ駆動機構5は、主にドットインパクトヘッド21、用紙送りローラ22、及び、プラテン23から構成されている。
【0020】
ドットインパクトヘッド21は、プラテン23の上部に配置されており、プラテン23とドットインパクトヘッド21に挟まれた用紙26に、文字をドットに分解してドットインパクトヘッド21内の24ピンから構成されるヘッドピンを突出させることにより、インクリボン25を用紙26に打ちつけて印字を行う。また、ドットインパクトヘッド21は、印字位置に応じてヘッド送りレール28上を移動する。
【0021】
用紙送りローラ22は、プラテン23の左右の端部に配置されており、上部ローラと下部ローラにより用紙26を圧接して挟持し、プラテン23の回転動作に合わせて回転することにより、プラテン23に用紙26を送り出している。
【0022】
プラテン23は、ドットインパクトヘッド21の下部に配置されており、表面にゴムをかぶせた細長いローラーで用紙26を半周巻き付けて、摩擦力により紙送りを行う。
【0023】
上記プラテン23の上部には、着脱自在の刻みユニット24(刻みプレート)が印字形式に応じて配置される。この刻みユニット24は、刻み印字を行う時に、プラテン23とドットインパクトヘッド21間の、刻み印字を行う用紙26が挿入される位置に配置され、挿入された用紙26にドットインパクトヘッド21によって刻み印字が行われる領域を、プラテン23に形成するユニットである。また、通常印字を行う時には、刻みユニット24はプラテン23の上部から取り外されて、挿入された用紙26にドットインパクトヘッド21によって通常印字が行われる。図3(a)は、刻みユニット24の平面図であり、図3(b)は、刻みユニット24の側面図である。刻みユニット24は、刻み部241と刻み部補強部242からなる刻みシート240、及び、刻みシート取付部243から構成されている。
【0024】
刻み部241は、刻みユニット24の上部に挿入された用紙26にドットインパクトヘッド21によって刻み印字が行われるように凹凸が設けられた部分である。図3(a)における、この刻み部241の縦幅は、ドットインパクトヘッド21の幅にマージン幅を加えた長さになるように形成され、横幅は、刻み印字を行う最大桁数に対応する幅にマージン幅を加えた長さになるように形成される。図4は、刻み部241の刻みの形状を示す拡大断面図である。刻み部241を形成する刻みの凸部の幅w1、及び凹部の幅w2は、それぞれドットインパクトヘッド21のヘッドピン210の幅w3の2倍以上になるように形成される。また、印字時のドットインパクトヘッド21の移動におけるヘッドピン210の損傷防止を考慮して、凹部の深さw4は、0.1mm〜0.5mmに、また、凹凸部の角度は、約90度に形成することが最適である。
【0025】
図5は、(a)、(b)は、刻み部241が形成される工程を示す拡大断面図であり、図5(c)は、その工程により形成された刻み部241の拡大平面図である。まず1つの方法として、図5(a)に示すように、板の一部に凹凸部を設け、別の方法として図5(b)に示すように、その凹凸部のかわりに穴をあける。板の一部に凹凸部あるいは穴部を設けることにより、図5(c)に示すように刻み部241が形成される。図6は、刻みの形状の例を示す刻み部241の平面図であり、図6(a)は縞状であり、図6(b)は桝目状であり、図6(c)は班点状である。この刻み部241の平面上の刻みの角度は、45度が最適である。
【0026】
刻み部補強部242は、刻みユニット24の装着時及び印字時等において、刻み部241を補強する部分であり、刻み部241の下部に接着剤等によって固定される。この刻み部補強部242は、0.05mm〜0.1mmの薄い板、あるいは、網状の平らな物から形成され、また、刻みシート取付部243と一体の場合は、バネ材で形成される。
【0027】
刻みシート取付部243は、刻みシート240を、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部に配置させるために、プラテン23の側面の左右上方に配置されるケース台27に刻みシート240を装着させる部分であり、ケース台27に対向する刻みシート240の両側面に取り付けられ、また、刻みユニット24がケース台27から容易に着脱されるように形成される。
【0028】
図7(a)は、刻みユニット24がケース台27に装着された時の刻みユニット24及びケース台27の平面図であり、図7(b)は、その装着時のプリンタ駆動機構5の側面図である。刻みシート240が、用紙26を挟んでドットインパクトヘッド21と対向し、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部に配置されるように、刻みシート取付部243は、プラテン23の側面の左右上方に配置されているケース台27に装着されている。図7(b)においては、刻みシート取付部243がバネ部材である場合であり、そのバネ部材をケース台27にはめ込ませることにより刻みユニット24がケース台27に装着されるため、刻みユニット24はケース台27から容易に着脱されることが可能である。図7(c)は、バネ部材の刻みシート取付部243によりケース台27に刻みユニット24が装着された時の刻みユニット24の拡大側面図である。刻み部補強部242が刻みシート取付部243とバネ部材によって一体となっており、そのバネ部材はプラテン23の形状に応じて円形状に変形される。
【0029】
なお、図7(b)では、刻みユニット24がケース台27から容易に着脱されるように、刻みシート取付部243がバネ部材により形成された場合を説明したが、刻みユニット24がケース台27に装着される方法は、刻みユニット24がケース台27から容易に着脱される他の装着方法、刻みユニット24がケース台27に固定される装着方法、あるいは、刻みシート取付部243の一方のみがケース台27に固定される装着方法であっても構わない。
【0030】
図8及び図9に、他の装着方法により、刻みユニット24がケース台27に装着された時のプリンタ駆動機構5の側面図を示す。図8(a)は、刻みシート取付部243とケース台27をテープ80により貼り付ける装着方法の場合である。図8(b)は、刻みシート取付部243とケース台27との接着面に接着剤81等の溶剤を塗布して、刻みシート取付部243とケース台27とを接着させる装着方法の場合である。図8(a)において、刻みユニット24はケース台27から容易に着脱されることが可能である。図9(a)は、刻みシート取付部243とケース台27をネジ82等により固定させる装着方法の場合である。図9(b)は、刻みシート取付部243の一方をケース台27にネジ82等により固定させ、他方の刻みシート取付部243をバネ部材とし、そのバネ部材をケース台27にはめ込ませる装着方法の場合である。さらに、その他の装着方法として、刻みシート取付部243の一方をテープ80によりケース台27に貼り付けて、他方をネジ82等によりケース台27に固定させる方法等、様々な装着方法が可能である。
【0031】
通信制御部6は、図外のパーソナルコンピュータと通信回線を介して接続し、パーソナルコンピュータから各種設定により入力される印刷モード信号等をCPU2に転送するとともに、自己の印刷処理状態を示す信号等をパーソナルコンピュータに出力する。
【0032】
表示装置7は、液晶表示装置などにより構成され、CPU2から入力される表示データを表示する。
【0033】
RAM(Random Access Memory)8は、CPU2により処理されるプログラムや信号を一時的に格納するメモリエリアを形成するとともに、印字データを一時的に格納する印字バッファを形成する。
【0034】
記憶装置9は、プログラムやデータなどが予め記憶されている記憶媒体10を有しており、この記憶媒体10は、磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体10は記憶装置9に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体10には当該ドットインパクトプリンタ1に対応する各種印刷制御プログラム及び各種印刷制御プログラムで処理される印字データなどを記憶する。
【0035】
次に、本第1の実施の形態のドットインパクトプリンタ1の動作における、図1のCPU2により実行される通常印字及び刻み印字処理1を説明する。
【0036】
まず、刻み印字を行う場合は、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部に刻みシート240が配置されるように、刻みユニット24が、刻みシート取付部243によってプラテン23の側面の左右上方に配置されるケース台27に取り付けられる。また、通常印字を行う場合は、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部から、刻みユニット24が取り外される。
【0037】
そして、通信回線を介して接続されたパーソナルコンピュータにより印刷モードが設定されると、その設定が印刷モード信号として通信制御部6に入力され、CPU2に転送される。CPU2は、この印刷モード信号に応じてRAM8内に格納される印刷制御プログラムに従って印刷処理を実行して、通信制御部6を介してパーソナルコンピュータから入力される印字データをRAM8内の印字バッファにセットする。
【0038】
この印字データをセットした後、CPU2は、一連の印字動作を制御するプリンタ駆動制御信号をプリンタ駆動制御部4に出力して、プリンタ駆動制御部4によるプリンタ駆動機構5の駆動制御を開始させ、プリンタ駆動機構5における一連の印字動作を開始させる。プリンタ駆動機構5では、プリンタ駆動制御部4から入力される駆動信号により、用紙送りローラ22を回転させて給紙位置にセットされた用紙26をプラテン23の印字領域へ搬送させる。
【0039】
次いで、CPU2は、RAM8内の印字バッファにセットした印字データに従って、プリンタ駆動制御信号をプリンタ駆動制御部4に出力して、プリンタ駆動制御部4によりプリンタ駆動機構5を駆動制御させ、用紙送りローラ22によりプラテン23の印字領域に搬送される用紙26に印字処理を行わせる。
【0040】
この印字処理において、CPU2は、前記プラテン23の印字領域の上部に刻みユニット24が配置された場合には、そのプラテン23の印字領域に挿入された用紙26に、ドットインパクトヘッド21によって刻み印字処理を行わせる。また、前記プラテン23の印字領域の上部から刻みユニット24が取り除かれた場合には、そのプラテン23の印字領域に挿入された用紙26に、ドットインパクトヘッド21によって通常印字処理を行わせる。
【0041】
なお、本第1の実施の形態において、さらに、プラテン23の印字領域の上部における刻みユニット24の有無を検出するセンサ部を設けることにより、先にパーソナルコンピュータにより設定され通信回線を介して入力された所望の印字形式に応じて、前記センサ部による検出結果から、刻みユニット24の着脱を促す処理を行うことも可能である。
【0042】
以上のように、本第1の実施の形態のドットインパクトプリンタ1では、パーソナルコンピュータに接続され、プラテン23の印字領域の上部に着脱自在の刻みユニット24が設けられ、刻み印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部に前記刻みユニット24を配置させて、また、通常印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部から前記刻みユニット24を取り除かせるようにしたため、プラテン23の印字領域の上部における刻みユニット24の印字形式に応じた着脱により、そのプラテン23の印字領域に挿入された用紙26に刻み印字及び通常印字を容易に行うことができる。
【0043】
したがって、パーソナルコンピュータに接続可能な汎用のドットインパクトプリンタにおいて、プラテンの印字領域の上部における刻みユニットの印字形式に応じた着脱により、通常印字及び刻み印字を容易に行うことができ、金額以外の文字も刻み印字が可能となり改竄を防ぐことができる。
【0044】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、パーソナルコンピュータに接続され、プラテン23の印字領域の上部に着脱自在の刻みユニット24が設けられ、刻み印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部に前記刻みユニット24を配置させて、その印字領域に挿入された用紙26に刻み印字を行わせ、また、通常印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部から前記刻みユニット24を取り除いて、その印字領域に挿入された用紙26に通常印字を行わせるようにしたが、この刻みユニットを印字形式に応じてプラテン23の上部において移動させることが有効である。
【0045】
第2の実施の形態では、刻みユニットに接続されたモータ部を、モータ駆動制御部によって駆動制御することにより、刻み印字を行う時には、前記刻みユニットをプラテン23の印字領域の上部へ移動させて、また、通常印字を行う時には、前記刻みユニットをプラテン23の印字領域の上部以外の位置へ移動させることが可能なドットインパクトプリンタについて説明する。
【0046】
図10〜図12は、本発明を適用したドットインパクトプリンタにおける第2の実施の形態を示す図である。
【0047】
まず、構成を説明する。
図10は、本第2の実施の形態のドットインパクトプリンタ201の要部構成を示すブロック図である。なお、同図において、第1の実施の形態におけるドットインパクトプリンタ1の要部構成(図1参照)と同一の構成要素には同一符号を付し、説明は省略するものとする。
【0048】
図10においてドットインパクトプリンタ201は、前記図1に示した入力装置3、プリンタ駆動制御部4、通信制御部6、表示装置7、RAM8、及び記憶装置9と、CPU202、プリンタ駆動機構205、モータ駆動制御部212、モータ部213、センサ部214、及び記憶媒体210とにより構成され、プリンタ駆動機構205、モータ部213、及び記憶媒体210を除く各部はバス11により接続されている。
【0049】
CPU202は、記憶装置9に記憶されている当該ドットインパクトプリンタ201に対応する各種印刷制御プログラムの中から指定された印刷制御プログラム、入力装置3から入力される電源ON/OFF信号や各種設定信号、センサ部214から入力される刻みユニット検出信号、あるいは、通信制御部6により転送される図外のパーソナルコンピュータ(PC)からの印刷モード信号をRAM8に格納し、これらの信号に応じてRAM8内に格納した印刷制御プログラムに従って各種印刷処理を実行して、通信制御部6を介して図外のパーソナルコンピュータから入力される印字データをRAM8に一時的に格納し、刻みユニット検出信号に応じたモータ駆動制御信号をモータ駆動制御部212に出力し、モータ部213を駆動制御させた後、前記印字データに従ってプリンタ駆動制御信号をプリンタ駆動制御部4に出力し、プリンタ駆動機構205を駆動制御させるとともに、その印刷モード等を表示装置7に表示する。
【0050】
プリンタ駆動機構205は、図11に示す各駆動機構により構成され、プリンタ駆動制御部4から入力される駆動信号により各駆動機構が駆動されて、印字動作を実行する。図11は、ドットインパクトプリンタ201のプリンタ駆動機構205、及び、後述するモータ部213の側面図である。なお、同図において、第1の実施の形態におけるプリンタ駆動機構5の要部構成(図2(b)参照)と同一の構成要素には同一符号を付し、説明は省略するものとする。図11において、プリンタ駆動機構205は、主にドットインパクトヘッド21、用紙送りローラ22、及びプラテン23から構成されている。
【0051】
このプラテン23の上部には、移動自在の刻みユニット224が配置される。刻みユニット224は、図示しないが、第1の実施の形態における刻みユニット24と同様に、刻み部241と刻み補強部242からなる刻みシート240、及び刻みシート取付部243から構成されている。第1の実施の形態においては、刻みシート取付部243は、ケース台27に着脱自在に装着されたが、第2の実施の形態においては、後述するモータ部213の刻みユニットレール231に移動自在に装着され、刻みユニット224は、歯車230A、230Bにワイヤ等により接続されて、モータ駆動制御部212により駆動制御されるモータ部213の駆動によってプラテン23の上部の刻みユニットレール231上を移動する。
【0052】
モータ駆動制御部212は、センサ部214からCPU202に入力される刻みユニット検出信号に応じて、CPU202から入力されるモータ駆動制御信号を、モータ部213の後述する各モータを駆動させる駆動信号に変換し、モータ部213にその駆動信号を出力して、モータ部213の駆動動作を制御する。
【0053】
モータ部213は、図11に示すモータ229A、モータ229B、歯車230A、歯車230B、及び刻みユニットレール231から構成される。モータ229Aとモータ229Bは、プリンタ駆動機構205の左右にそれぞれ配置されており、各モータは歯車230A及び230Bと連動している。また、歯車230Aと230Bは、ワイヤ等によって、刻みユニットレール231上の刻みユニット224に接続されている。この刻みユニットレール231は、プラテン23の上部に配置され、プラテン23の上部における刻みユニット224の左右の移動を導くためのレールである。
【0054】
モータ229Aは、パーソナルコンピュータから通信回線を介してCPU202に入力される印刷モード信号が刻み印字の場合において、センサ部214からCPU202に入力される刻みユニット検出信号により、プラテン23の印字領域の上部に刻みユニット224が配置されていないと判別された時に、モータ駆動制御部212から入力される駆動信号により駆動されて、歯車230Aを回転させ、刻みユニット224を前記印字領域の上部まで移動させる。
【0055】
また、モータ229Bは、パーソナルコンピュータから通信回線を介してCPU202に入力される印刷モード信号が通常印字の場合において、センサ部214からCPU202に入力される刻みユニット検出信号により、プラテン23の印字領域の上部に刻みユニット224が配置されていると判別された時に、モータ駆動制御部212から入力される駆動信号により駆動されて、歯車230Bを回転させ、刻みユニット224を前記印字領域の上部以外の位置まで移動させる。
【0056】
センサ部214は、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部における、刻みユニット224の有無を検出し、刻みユニット検出信号をCPU202に出力する。
【0057】
記憶媒体210は、磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成されており、記憶装置9に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体210には、当該ドットインパクトプリンタ201に対応する各種印刷制御プログラム、モータ駆動制御プログラム、及び、各種印刷制御プログラムで処理される印字データ等を記憶する。
【0058】
次に、本第2の実施の形態のドットインパクトプリンタ201の動作を説明する。上記CPU202により実行される通常印字及び刻み印字処理2について図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0059】
図12において、まず、通信回線を介して接続されたパーソナルコンピュータにより印字形式等の印刷モードが設定されると、その設定が印刷モード信号として通信制御部6に入力され、CPU202に転送される。CPU202は、この印刷モード信号に応じてRAM8内に格納される印刷制御プログラムに従って印刷処理を実行して、通信制御部6を介してパーソナルコンピュータから入力される印字データをRAM8内の印字バッファにセットする(ステップS1)。
【0060】
次いで、CPU202は、前記転送された印刷モード信号において、印字形式が刻み印字であるか否かを判別する(ステップS2)。印字形式が刻み印字である場合は、センサ部214から入力される刻みユニット検出信号に基づいて、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域に、刻みユニット224が配置されているか否かを判別し(ステップS3)、配置されている場合は、ステップS7に移行する。また、刻みユニット224が印字領域に配置されていない場合は、モータ駆動動作を制御するモータ駆動制御信号をモータ駆動制御部212に出力して、モータ駆動制御部212によりモータ部213を駆動制御させる。そして、このモータ駆動制御部212から入力される駆動信号によってモータ229Aを駆動させ、モータ229Aに連動される歯車230Aを回転させて、刻みユニット224を前記印字領域の上部まで移動させ(ステップS4)、ステップS7に移行する。
【0061】
ステップS2において印字形式が刻み印字でない場合、すなわち、通常印字である場合は、センサ部214から入力される刻みユニット検出信号に基づいて、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域に、刻みユニット224が配置されているか否かを判別し(ステップS5)、配置されていない場合は、ステップS7に移行する。また、刻みユニット224が印字領域に配置されている場合は、モータ駆動動作を制御するモータ駆動制御信号をモータ駆動制御部212に出力して、モータ駆動制御部212によりモータ部213を駆動制御させる。そして、このモータ駆動制御部212から入力される駆動信号によってモータ229Bを駆動させ、モータ229Bに連動される歯車230Bを回転させて、刻みユニット224を前記印字領域の上部以外の位置まで移動させ(ステップS6)、ステップS7に移行する。
【0062】
そして、ステップS7において、CPU202は、一連の印字動作を制御するプリンタ駆動制御信号をプリンタ駆動制御部4に出力して、プリンタ駆動制御部4によるプリンタ駆動機構205の駆動制御を開始させ、プリンタ駆動機構205における一連の印字動作を開始させる。プリンタ駆動機構205では、プリンタ駆動制御部4から入力される駆動信号により、用紙送りローラ22を回転させて給紙位置にセットされた用紙26をプラテン23の印字領域へ搬送させる。次いで、CPU202は、RAM8内の印字バッファにセットした印字データに従って、プリンタ駆動制御信号をプリンタ駆動制御部4に出力して、プリンタ駆動制御部4によりプリンタ駆動機構205を駆動制御させ、用紙送りローラ22によりプラテン23の印字領域に搬送される用紙26に印字処理を行わせる。
【0063】
この印字処理において、CPU202は、前記プラテン23の印字領域の上部に刻みユニット224が配置された場合には、そのプラテン23の印字領域に挿入された用紙26に、ドットインパクトヘッド21によって刻み印字処理を行わせる。また、前記プラテン23の印字領域の上部以外の位置に刻みユニット224が配置された場合には、そのプラテン23の印字領域に挿入された用紙26に、ドットインパクトヘッド21によって通常印字処理を行わせる。
【0064】
なお、第2の実施の形態においては、刻みユニット224に接続されたモータ部213をモータ駆動制御部212によって駆動制御することにより、刻みユニット224をプラテン23の上部の刻みユニットレール231上において移動させるようにしたが、刻みユニット224にワイヤ等によって接続された歯車230A、230Bを手動で回転させて、刻みユニット224をプラテン23の上部の刻みユニットレール231上において移動させるようにすることも可能である。
【0065】
以上のように、本第2の実施の形態のドットインパクトプリンタ201では、パーソナルコンピュータに接続され、プラテン23の上部において移動自在の刻みユニット224が設けられ、その刻みユニット224に接続されたモータ部213をモータ駆動制御部212によって駆動制御することにより、刻み印字を行う時には、前記刻みユニット224をプラテン23の印字領域の上部へ移動させて、また、通常印字を行う時には、前記刻みユニット224をプラテン23の印字領域の上部以外の位置へ移動させるようにしたため、プラテン23の上部において刻みユニット224を印字形式に応じて移動させることにより、そのプラテン23の印字領域に挿入された用紙26に刻み印字及び通常印字を容易に行うことができる。
【0066】
したがって、パーソナルコンピュータに接続可能な汎用のドットインパクトプリンタにおいて、プラテンの上部における刻みユニットの印字形式に応じた移動により、通常印字と刻み印字を容易に行うことができ、金額以外の文字も刻み印字が可能となり、改竄を防ぐことができる。
【0067】
(第3の実施の形態)
第1及び第2の実施の形態では、パーソナルコンピュータに接続され、プラテン23の印字領域の上部に着脱自在、あるいは、移動自在の刻みユニットが設けられ、刻み印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部に前記刻みユニットを配置させて、その印字領域に挿入された用紙26に刻み印字を行わせ、また、通常印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン23の印字領域の上部から前記刻みユニットを取り除いて、その印字領域に挿入された用紙26に通常印字を行わせるようにしたが、刻み印字領域が設けられたプラテンの上部に配置させるカバーユニットの着脱により、刻み印字及び通常印字を行うことを可能にすることが有効である。
【0068】
第3の実施の形態では、プラテンに刻み印字領域が形成され、その刻み印字領域の上部に着脱自在のカバーユニットが設けられ、通常印字を行う時には、前記カバーユニットをプラテンの刻み印字領域の上部に配置させて、また、刻み印字を行う時には、前記カバーユニットをプラテンの刻み印字領域の上部から取り除かせることが可能なドットインパクトプリンタについて説明する。
【0069】
図13〜図16は、本発明を適用したドットインパクトプリンタの第3の実施の形態を示す図である。
【0070】
まず、構成を説明する。
図13は、本第3の実施の形態のドットインパクトプリンタ301の要部構成を示すブロック図である。なお、同図において、第1の実施の形態におけるドットインパクトプリンタ1の要部構成(図1参照)と同一の構成要素には同一符号を付し、説明は省略するものとする。
【0071】
図13においてドットインパクトプリンタ301は、前記図1に示した、CPU2、入力装置3、プリンタ駆動制御部4、通信制御部6、表示装置7、RAM8、記憶装置9、及び記憶媒体10と、プリンタ駆動機構305とにより構成され、プリンタ駆動機構305及び記憶媒体10を除く各部はバス11により接続されている。
【0072】
プリンタ駆動機構305は、図14に示す各駆動機構により構成され、プリンタ駆動制御部4から入力される駆動信号により各駆動機構が駆動されて、印字動作を実行する。図14(a)は、ドットインパクトプリンタ301のプリンタ駆動機構305の側面図であり、図14(b)は、その正面図である。なお、同図において、第1の実施の形態におけるプリンタ駆動機構5の内部構成(図2参照)と同一の構成要素には同一符号を付し、説明は省略するものとする。図14において、プリンタ駆動機構305は、主にドットインパクトヘッド21及び用紙送りローラ22と、プラテン323から構成されている。
【0073】
プラテン323は、ドットインパクトヘッド21の下部に配置されており、表面にゴムをかぶせた細長いローラーで用紙26を半周巻き付けて、摩擦力により紙送りを行う。このプラテン323には、刻み印字領域323aが設けられている。この刻み印字領域323aは、その上部に挿入された用紙26にドットインパクトヘッド21によって刻み印字が行われる領域であり、表面には、プラテン323の円周方向に対して所定の角度を有する螺旋形の溝が形成されている。
【0074】
上記プラテン323の刻み印字領域323aの上部には、着脱自在のカバーユニット324(覆い部材)が印字形式に応じて配置される。このカバーユニット324は、通常印字を行う時に、刻み印字領域323aとドットインパクトヘッド21間の、通常印字を行う用紙26が挿入される位置に配置され、挿入された用紙26にドットインパクトヘッド21によって通常印字が行われる領域を、プラテン323に形成するユニットである。また、刻み印字を行う時には、カバーユニット324は刻み印字領域323aの上部から取り外されて、挿入された用紙26にドットインパクトヘッド21によって刻み印字が行われる。図15(a)は、カバーユニット324の平面図であり、図15(b)は、カバーユニット324の側面図である。カバーユニット324は、カバーシート3240及びカバーシート取付部3241から構成されている。
【0075】
カバーシート3240は、カバーユニット324の上部に挿入された用紙26にドットインパクトヘッド21によって通常印字が行われるように、平らな薄い板状の形状により形成されている。
【0076】
カバーシート取付部3241は、カバーシート3240を、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aの上部に配置させるために、プラテン323の側面の左右上方に配置されるケース台27にカバーシート3240を装着させる部分であり、ケース台27に対向するカバーシート3240の両側面に取り付けられ、また、カバーユニット324がケース台27から容易に着脱されるように形成される。
【0077】
図16は、カバーユニット324がケース台27に装着された時のプリンタ駆動機構305の側面図である。カバーシート3240が、用紙26を挟んでドットインパクトヘッド21と対向し、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aの上部に配置されるように、カバーシート取付部3241は、プラテン323の側面の左右上方に配置されているケース台27に装着されている。図16においては、カバーシート取付部3241がバネ部材である場合であり、そのバネ部材をケース台27にはめ込ませることによりカバーユニット324がケース台27に装着されるため、カバーユニット324はケース台27から容易に着脱されることが可能である。
【0078】
なお、カバーユニット324がケース台27に装着される方法は、上記第1の実施の形態における刻みユニット24がケース台27に装着される方法と同様に、様々な装着方法が可能であり、すなわち、カバーユニット324がケース台27から容易に着脱される他の装着方法、カバーユニット324がケース台27に固定される装着方法、あるいは、カバーシート取付部3241の一方のみがケース台27に固定される装着方法であっても構わない。
【0079】
次に、本第3の実施の形態のドットインパクトプリンタ301の動作における、図13のCPU2により実行される通常印字及び刻み印字処理3を説明する。
【0080】
まず、通常印字を行う場合は、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aの上部にカバーシート3240が配置されるように、カバーユニット324が、刻みシート取付部3241によってプラテン323の側面の左右上方に配置されるケース台27に取り付けられる。また、刻み印字を行う場合は、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aの上部から、カバーユニット324が取り外される。
【0081】
そして、CPU2は、上記第1の実施の形態において述べた通常印字及び刻み印字処理1における印字データセット処理、印字動作処理、及び印字処理と同様の処理を行う。
【0082】
この印字処理において、CPU2は、前記プラテン323の刻み印字領域323aの上部にカバーユニット324が配置された場合には、そのプラテン323の刻み印字領域323aに挿入された用紙26に、ドットインパクトヘッド21によって通常印字処理を行わせる。また、前記プラテン323の刻み印字領域323aの上部からカバーユニット324が取り除かれた場合には、そのプラテン323の刻み印字領域323aに挿入された用紙26に、ドットインパクトヘッド21によって刻み印字処理を行わせる。
【0083】
なお、本第3の実施の形態において、さらに、プラテン323の刻み印字領域323aの上部におけるカバーユニット324の有無を検出するセンサ部を設けることにより、先にパーソナルコンピュータにより設定され通信回線を介して入力された所望の印字形式に応じて、前記センサ部による検出結果から、カバーユニット324の着脱を促す処理を行うことも可能である。
【0084】
以上のように、本第3の実施の形態のドットインパクトプリンタ301では、パーソナルコンピュータに接続され、プラテン323に刻み印字領域323aが形成され、その刻み印字領域323aの上部に着脱自在のカバーユニット324が設けられ、通常印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aの上部に前記カバーユニット324を配置させて、また、刻み印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aの上部から前記カバーユニット324を取り除かせるようにしたため、プラテン323の刻み印字領域323aの上部におけるカバーユニット324の印字形式に応じた着脱により、そのプラテン323の刻み印字領域323aに挿入された用紙26に刻み印字及び通常印字を容易に行うことができる。
【0085】
したがって、パーソナルコンピュータに接続可能な汎用のドットインパクトプリンタにおいて、刻み印字領域が設けられたプラテンの上部におけるカバーユニットの印字形式に応じた着脱により、通常印字及び刻み印字を容易に行うことができ、金額以外の文字も刻み印字が可能となり改竄を防ぐことができる。
【0086】
(第4の実施の形態)
第3の実施の形態では、パーソナルコンピュータに接続され、プラテン323に刻み印字領域323aが形成され、その刻み印字領域323aの上部に着脱自在のカバーユニット324が設けられ、通常印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aの上部に前記カバーユニット324を配置させて、また、刻み印字を行う時には、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aの上部から前記カバーユニット324を取り除かせるようにしたが、このカバーユニットを刻み印字領域323aが設けられたプラテン323の上部において印字形式に応じて移動させることが有効である。
【0087】
第4の実施の形態では、カバーユニットに接続されたモータ部を、モータ駆動制御部によって駆動制御することにより、通常印字を行う時には、前記カバーユニットをプラテン323の刻み印字領域323aの上部へ移動させて、また、刻み印字を行う時には、前記カバーユニットをプラテン323の刻み印字領域323aの上部以外の位置へ移動させることが可能なドットインパクトプリンタについて説明する。
【0088】
図17〜図19は、本発明を適用したドットインパクトプリンタにおける第4の実施の形態を示す図である。
【0089】
まず、構成を説明する。
図17は、本第4の実施の形態のドットインパクトプリンタ401の要部構成を示すブロック図である。なお、同図において、第2の実施の形態におけるドットインパクトプリンタ201の要部構成(図10参照)と同一の構成要素には同一符号を付し、説明は省略するものとする。
【0090】
図17においてドットインパクトプリンタ401は、前記図10に示したCPU202、入力装置3、プリンタ駆動制御部4、通信制御部6、表示装置7、RAM8、記憶装置9、及び記憶媒体210と、プリンタ駆動機構405、モータ駆動制御部412、モータ部413、及びセンサ部414とにより構成され、プリンタ駆動機構405、モータ部413、及び記憶媒体210を除く各部はバス11により接続されている。
【0091】
プリンタ駆動機構405は、図18に示す各駆動機構により構成され、プリンタ駆動制御部4から入力される駆動信号により各駆動機構が駆動されて、印字動作を実行する。図18は、ドットインパクトプリンタ401のプリンタ駆動機構405、及び、後述するモータ部413の側面図である。なお、同図において、第3の実施の形態におけるプリンタ駆動機構305の要部構成(図14(b)参照)と同一の構成要素には同一符号を付し、説明は省略するものとする。図18において、プリンタ駆動機構405は、主に、ドットインパクトプリンタ21、用紙送りローラ22、及びプラテン323から構成されている。
【0092】
このプラテン323の刻み印字領域323aの上部には、移動自在のカバーユニット424が配置される。カバーユニット424は、図示しないが、第3の実施の形態におけるカバーユニット324と同様に、カバーシート3240及びカバーシート取付部3241から構成されている。第3の実施の形態においては、カバーシート取付部3241は、ケース台27に着脱自在に装着されたが、第4の実施の形態においては、後述するモータ部413のカバーユニットレール431に移動自在に装着され、カバーユニット424は、歯車430A、430Bにワイヤ等により接続され、モータ駆動制御部412により駆動制御されるモータ部413の駆動によってプラテン323の上部のカバーユニットレール431上を移動する。
【0093】
モータ駆動制御部412は、センサ部414からCPU202に入力されるカバーユニット検出信号に応じて、CPU202から入力されるモータ駆動制御信号を、モータ部413の後述する各モータを駆動させる駆動信号に変換し、モータ部413にその駆動信号を出力して、モータ部413の駆動動作を制御する。
【0094】
モータ部413は、図18に示すモータ429A、モータ429B、歯車430A、歯車430B、及びカバーユニットレール431から構成される。モータ429Aとモータ429Bは、プリンタ駆動機構405の左右にそれぞれ配置されており、各モータは歯車430A及び430Bと連動している。また、歯車430Aと430Bは、ワイヤ等によって、カバーユニットレール431上のカバーユニット424に接続されている。このカバーユニットレール431は、プラテン323の上部に配置され、プラテン323の上部におけるカバーユニット424の左右の移動を導くためのレールである。
【0095】
モータ429Aは、パーソナルコンピュータから通信回線を介してCPU202に入力される印刷モード信号が通常印字の場合において、センサ部414からCPU202に入力されるカバーユニット検出信号により、プラテン323の刻み印字領域323aの上部にカバーユニット424が配置されていないと判別された時に、モータ駆動制御部412から入力される駆動信号により駆動されて、歯車430Aを回転させ、カバーユニット424を前記刻み印字領域323aの上部まで移動させる。
【0096】
また、モータ429Bは、パーソナルコンピュータから通信回線を介してCPU202に入力される印刷モード信号が刻み印字の場合において、センサ部414からCPU202に入力されるカバーユニット検出信号により、プラテン323の刻み印字領域323aの上部にカバーユニット424が配置されていると判別された時に、モータ駆動制御部412から入力される駆動信号により駆動されて、歯車430Bを回転させ、カバーユニット424を前記刻み印字領域323aの上部以外の位置まで移動させる。
【0097】
センサ部414は、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aの上部における、カバーユニット424の有無を検出し、カバーユニット検出信号をCPU202に出力する。
【0098】
次に、本第4の実施の形態のドットインパクトプリンタ401の動作を説明する。上記CPU202により実行される通常印字及び刻み印字処理4について図19に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0099】
図19において、まず、通信回線を介して接続されたパーソナルコンピュータにより印字形式等の印刷モードが設定されると、その設定が印刷モード信号として通信制御部6に入力され、CPU202に転送される。CPU202は、この印刷モード信号に応じてRAM8内に格納される印刷制御プログラムに従って印刷処理を実行して、通信制御部6を介してパーソナルコンピュータから入力される印字データをRAM8内の印字バッファにセットする(ステップS11)。
【0100】
次いで、CPU202は、前記転送された印刷モード信号において、印字形式が刻み印字であるか否かを判別する(ステップS12)。印字形式が刻み印字でない場合、すなわち、通常印字である場合は、センサ部414から入力されるカバーユニット検出信号に基づいて、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aに、カバーユニット424が配置されているか否かを判別し(ステップS13)、配置されている場合は、ステップS17に移行する。また、カバーユニット424が刻み印字領域323aに配置されていない場合は、モータ駆動動作を制御するモータ駆動制御信号をモータ駆動制御部412に出力して、モータ駆動制御部412によりモータ部413を駆動制御させる。そして、このモータ駆動制御部412から入力される駆動信号によってモータ429Aを駆動させ、モータ429Aに連動される歯車430Aを回転させて、カバーユニット424を前記刻み印字領域323aの上部まで移動させ(ステップS14)、ステップS17に移行する。
【0101】
ステップS12において印字形式が刻み印字である場合は、センサ部414から入力されるカバーユニット検出信号に基づいて、ドットインパクトヘッド21によって印字が行われるプラテン323の刻み印字領域323aに、カバーユニット424が配置されているか否かを判別し(ステップS15)、配置されていない場合は、ステップS17に移行する。また、カバーユニット424が刻み印字領域323aに配置されている場合は、モータ駆動動作を制御するモータ駆動制御信号をモータ駆動制御部412に出力して、モータ駆動制御部412によりモータ部413を駆動制御させる。そして、このモータ駆動制御部412から入力される駆動信号によってモータ429Bを駆動させ、モータ429Bに連動される歯車430Bを回転させて、カバーユニット424を前記刻み印字領域323aの上部以外の位置まで移動させ(ステップS16)、ステップS17に移行する。
【0102】
そして、ステップS17において、第2の実施の形態において述べた通常印字及び刻み印字処理2のステップS7の印字動作処理、及び印字処理と同様の処理を行う。
【0103】
この印字処理において、CPU202は、前記プラテン323の刻み印字領域323aの上部にカバーユニット424が配置された場合には、そのプラテン323の印字領域323aに挿入された用紙26に、ドットインパクトヘッド21によって通常印字処理を行わせる。また、前記プラテン323の刻み印字領域323aの上部以外の位置にカバーユニット424が配置された場合には、そのプラテン323の刻み印字領域323aに挿入された用紙26に、ドットインパクトヘッド21によって刻み印字処理を行わせる。
【0104】
なお、第4の実施の形態においては、カバーユニット424に接続されたモータ部413をモータ駆動制御部412によって駆動制御することにより、カバーユニット424をプラテン323の上部のカバーユニットレール431上において移動させるようにしたが、カバーユニット424にワイヤ等によって接続された歯車430A、430Bを手動で回転させて、カバーユニット424をプラテン323の上部のカバーユニットレール431上において移動させるようにすることも可能である。
【0105】
以上のように、本第4の実施の形態のドットインパクトプリンタ401では、パーソナルコンピュータに接続され、プラテン323に刻み印字領域323aが形成され、プラテン323の上部において移動自在のカバーユニット424が設けられ、そのカバーユニット424に接続されたモータ部413をモータ駆動制御部412によって駆動制御することにより、通常印字を行う時には、前記カバーユニット424をプラテン323の刻み印字領域323aの上部へ移動させて、また、刻み印字を行う時には、前記カバーユニット424をプラテン323の刻み印字領域323aの上部以外の位置へ移動させるようにしたため、刻み印字領域323aが設けられたプラテン323の上部においてカバーユニット424を印字形式に応じて移動させることにより、そのプラテン323の刻み印字領域323aに挿入された用紙26に刻み印字及び通常印字を容易に行うことができる。
【0106】
したがって、パーソナルコンピュータに接続可能な汎用のドットインパクトプリンタにおいて、刻み印字領域が設けられたプラテンの上部におけるカバーユニットの印字形式に応じた移動により、通常印字と刻み印字を容易に行うことができ、金額以外の文字も刻み印字が可能となり、改竄を防ぐことができる。
【0107】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の印字装置によれば、ドットインパクトプリンタのプラテンに刻みプレートを移動自在に装着したため、パーソナルコンピュータに接続可能な汎用のドットインパクトプリンタにおいて、プラテンの上部における刻みプレートを印字モードに応じて移動させることにより、通常印字と刻み印字を容易に行うことができ、金額以外の文字も刻み印字が可能となり改竄を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態のドットインパクトプリンタ1の要部構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は、図1のドットインパクトプリンタ1のプリンタ駆動機構5の側面図であり、(b)は、プリンタ駆動機構5の正面図である。
【図3】(a)は、図2の刻みユニット24の平面図であり、(b)は、刻みユニット24の側面図である。
【図4】図3の刻み部241の刻みの形状を示す拡大断面図である。
【図5】(a)及び(b)は、図3の刻み部241が形成される工程を示す拡大断面図であり、(c)は、その工程により形成された刻み部241の拡大平面図である。
【図6】刻みの形状の例を示す図3の刻み部241の平面図であり、(a)は、縞状であり、(b)は、桝目状であり、(c)は、班点状である。
【図7】(a)は、刻みユニット24がケース台27に装着された時の刻みユニット24及びケース台27の平面図であり、(b)は、刻みシート取付部243がバネ部材である場合の、刻みユニット24がケース台27に装着された時のプリンタ駆動機構5の側面図であり、(c)は、バネ部材の刻みシート取付部243によりケース台27に刻みユニット24が装着された時の刻みユニット24の拡大側面図である。
【図8】他の装着方法により刻みユニット24がケース台27に装着された時のプリンタ駆動機構5の側面図であり、(a)は、テープ80を使用した装着方法の場合であり、(b)は、接着剤81を使用した装着方法の場合である。
【図9】他の装着方法により刻みユニット24がケース台27に装着された時のプリンタ駆動機構5の側面図であり、(a)は、ネジ82を使用した装着方法の場合であり、(b)は、ネジ82とバネ部材を使用した装着方法である。
【図10】本発明を適用した第2の実施の形態のドットインパクトプリンタ201の要部構成を示すブロック図である。
【図11】図10のドットインパクトプリンタ201のプリンタ駆動機構205、及びモータ部213の側面図である。
【図12】図10のCPU202により実行される通常印字及び刻み印字処理2を示すフローチャートである。
【図13】本発明を適用した第3の実施の形態のドットインパクトプリンタ301の要部構成を示すブロック図である。
【図14】(a)は、図13のドットインパクトプリンタ301のプリンタ駆動機構305の側面図であり、(b)は、プリンタ駆動機構305の正面図である。
【図15】(a)は、図14のカバーユニット324の平面図であり、(b)は、カバーユニット324の側面図である。
【図16】カバーユニット324がケース台27に装着された時のプリンタ駆動機構305の側面図である。
【図17】本発明を適用した第4の実施の形態のドットインパクトプリンタ401の要部構成を示すブロック図である。
【図18】図17のドットインパクトプリンタ401のプリンタ駆動機構405、及びモータ部413の側面図である。
【図19】図17のCPU202により実行される通常印字及び刻み印字処理4を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ドットインパクトプリンタ
2 CPU
3 入力装置
4 プリンタ駆動制御部
5 プリンタ駆動機構
6 通信制御部
7 表示装置
8 RAM
9 記憶装置
10 記憶媒体
11 バス
21 ドットインパクトヘッド
22 用紙送りローラ
23、323 プラテン
24、224 刻みユニット
25 インクリボン
26 用紙
27 ケース台
28 ヘッド送りレール
212、412 モータ駆動制御部
213、413 モータ部
214、414 センサ部
229A、229B モータ
230A、230B 歯車
231 刻みユニットレール
323a 刻み印字領域
324、424 カバーユニット
429A、429B モータ
430A、430B 歯車
431 カバーユニットレール

Claims (2)

  1. 印字ヘッドとプラテンとの間に挟装されて搬送される用紙に、入力される印字データに応じて該印字ヘッドからヘッドピンを突出させて、インクリボンを該用紙に打ちつけて印字を行う印字装置において、
    前記印字ヘッドとプラテンとの間に、前記プラテンの軸方向に移動自在に設けられ、前記印字ヘッドから突出されるヘッドピンが嵌入する溝からなる刻み部が予め決められた長さに形成された刻みプレートと、
    前記刻みプレートを前記印字ヘッドとプラテンとの間で前記プラテンの軸方向に移動させる刻みプレート移動手段と、
    前記刻みプレート移動手段により前記刻みプレートを印字領域に移動させて、前記印字ヘッドと刻みプレートとの間に挟装されて搬送される用紙には、該印字ヘッドから突出されるヘッドピンを当該刻みプレートに打ちつけさせて該用紙に刻み印字を行う刻み印字制御手段と、
    前記刻みプレート移動手段により前記刻みプレートを印字領域外に移動させて、前記印字ヘッドとプラテンとの間に挟装されて搬送される用紙には、該印字ヘッドから突出されるヘッドピンを当該プラテンに打ちつけさせて該用紙に通常印字を行う通常印字制御手段と、
    を具備したことを特徴とする印字装置。
  2. 前記刻み印字制御手段は、印字データを供給する外部装置から転送される印刷モード信号により印字データの印字形式が刻み印字であるかあるいは通常印字であるかを判別し、印字形式が刻み印字であると判別された場合は前記刻みプレートが前記印字領域に配置されているか否かを判別し、前記刻みプレートが印字領域に配置されていない場合は前記刻みプレートを前記印字領域に移動させることを特徴とする請求項1記載の印字装置。
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