JP3547918B2 - 燃料電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料電池積層体、および燃料電池積層体の、支持フレームへの設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池は、一般に燃料極と酸素極の電極に挟まれる形で個体もしくは液体の電解質を含み、一般に気体の燃料が燃料極と電解質の中間層の取り入れられ、同様に、一般に気体の酸化剤が酸素極と電解質の中間層に取り入れられ、電解質において電気を生じる電気化学的装置である。
【0003】
一般的に、燃料電池を用いて多くの電気を発電するためには、これらの燃料極、酸素極、電解質および燃料、酸化剤の流路部品等からなる単位電池を多数積層する方法がとられる。ここで、運転中および輸送中に燃料や酸化剤および電解質が単位電池から流出したり別の単位電池に移動することがないように、単位電池を積層した燃料電池積層体を形成する場合には、積層体が構造的に安定で、かつ密閉されていることが重要となる。
【0004】
そこで燃料電池積層体は、安定性と密閉性を保持するため、一般に積層体の外枠となる構造部品をタイロッドで締め付け、単位電池構成部品が一定の圧縮荷重で締め付けられた状態に組み立てられる。
【0005】
さらに、燃料電池積層体および外枠となる構造部品とタイロッドを含む燃料電池積層体フレームは、地震等の災害時や輸送の際に生じる外力から電池積層体を保護するために、剛体の支持フレームの上へ設置される。
【0006】
また、燃料電池による感電および地絡事故を防止するため、一般に剛体の支持フレームは、燃料電池積層体から電気的に絶縁されている必要がある。
【0007】
典型的な燃料電池積層体据え付け方法は、図4で示される。
【0008】
上部集電板8と下部集電板10は燃料電池積層体4の上下端に有り、電極12の積層方向に垂直に位置し、燃料電池積層体4は、上部集電板8と下部集電板10を含んでいる燃料電池積層体フレーム6の中に位置している。
【0009】
燃料電池積層体4への圧縮力は、上部集電板8の耳部16から下部集電板10の対応する耳部18に通した、実質的には電極12の積層方向に垂直である4本のタイロッド14によって負荷される。
【0010】
上下にネジ部のあるタイロッド14は、上下集電板の耳部16,18に形成された開口部に通され、上下からナット20にて所定の位置に固定される。
【0011】
絶縁座金22は、ナット20と上下集電板の表面24の間に設置され、絶縁スリーブ26は、タイロッド14と上下集電板8,10とが接触する範囲でタイロッド14と上下集電板8,10の間に設置される。
【0012】
さらに、燃料電池積層体フレーム6は、剛体の燃料電池積層体支持フレーム27の上へ設置される。
【0013】
支持フレーム27は、上部梁28と下部梁30および、2つ以上の側面か角部に設置される支柱32,34を有する剛体で、箱状の構造物である。
【0014】
燃料電池フレーム6の上部集電板8は剛体支持フレーム27の上部梁28に絶縁固定部36を介して水平方向に拘束される。
【0015】
そして、燃料電池フレーム6の下部集電板10は、4つのセラミック製絶縁部品38によって剛体の支持フレーム27の下部梁30に固定されている。縁部品38は、耳部18の位置に比べて燃料電池積層体4の中心線11からかなり近い位置に設けられていた。
【0016】
これらの構成は、燃料電池積層体を支持・固定し、電気的に絶縁な構造を提供し、燃料電池積層体の安全な輸送と地震等の災害の場合の燃料電池積層体の保護を実現する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら燃料電池積層体を設置する上で、セラミック等の絶縁材料を使用する際には、以下のような問題点がある。
【0018】
上述の構成の燃料電池積層体4の輸送の際にしばしば発生する現象であるが、燃料電池積層体4に外力が加わると絶縁部品38には、大きな応力が作用する。従来、縁部部品38は、耳部18の位置に比べて燃料電池積層体4の中心線11からかなり近い位置に設けられており、絶縁部品38と他の絶縁部品38との間隔が耳部18と耳部18との間隔に比べてかなり小さい。また、一般にセラミック等の絶縁材料の曲げ強さは非常に弱い。
【0019】
このため、積層体4に水平方向の力が負荷されたり支持フレーム27が外力によって変形させられた場合、絶縁部品38に大きなモーメントがかかり破損してしまい、絶縁部品38を交換する必要が生じる。
【0020】
そこで本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、経済的で耐久性と安全性に優れ軽量化も実現でき、燃料電池積層体フレームと支持フレームの間では絶縁・据え付け構造を有する燃料電池を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池は、複数の単位電池が積層されてなる燃料電池積層体と、前記燃料電池積層体の上面に位置し角部に少なくとも2個の耳部を有する上部集電板と、前記燃料電池積層体の下面に位置し角部に少なくとも2個の耳部を有する下部集電板と、前記上部集電板の前記耳部と前記下部集電板の対応する耳部とを前記燃料電池積層体の積層方向の締結する少なくとも2個の締結手段とを有する燃料電池積層フレームと、前記下部集電板の下方に位置する下部梁を有し前記燃料電池積層フレームを支持する支持フレームと、前記下部集電板を前記下部梁に絶縁固定する下部固定部と、を備え、前記下部固定部は、前記下部集電板の各々の前記耳部の直下に設けられる。
【0022】
また、各々の前記締結手段はタイロッドを有し、前記下部固定部は前記タイロッドを介して前記下部集電板を前記下部梁に絶縁固定する。
【0023】
各々の前記タイロッドは、その上端から下端に至るまで単一のロッドで形成されている。
【0024】
また、各々の前記タイロッドは、前記下部集電板の耳部の近傍で長手方向に分離可能に断続して形成されている。
【0025】
また、前記下部固定部は、前記タイロッドの下部を前記下部梁面上に固着された据え付け部材に取り付け前記下部集電板を前記下部梁に絶縁固定する。
【0026】
前記下部集電板の耳部には貫通孔が形成されており、前記貫通孔に絶縁スリーブが配設されており、前記タイロッドは前記絶縁スリーブを貫通し前記下部集電板の前記耳部の上側および下側で締結されている。
【0027】
上述の発明において、下部固定部は、下部集電板の各々の耳部のほぼ直下に設けられているので、下部固定部を燃料電池積層体の中心軸から離れて配置し下部固定部と他の下部固定部との間隔を大きくすることができ、この結果、燃料電池積層体に水平方向の力が負荷されたり支持フレームが外力によって変形させられた場合でも、下部固定部に大きなモーメントがかからないようにし破損しないようにすることができる。
【0028】
また、各々の締結手段はタイロッドを有し、下部固定部はこのタイロッドを介して下部集電板を下部梁に絶縁固定するようにしているので、下部固定部を経済的で耐久性と安全性に優れ軽量化可能に構成することができ、この結果、経済的で耐久性と安全性に優れ軽量化も実現できる燃料電池を提供できる。
【0029】
このように、燃料電池積層体から絶縁されたタイロッドの下端部を支持フレームに直接固定する構造にすることによって、強い圧縮荷重を受ける最下部の従来の据え付け絶縁部品の使用を廃止でき、機械的強度の低い絶縁部品の割れを防止できる。また、燃料電池積層体の据え付け位置を燃料電池積層体の底部の直下ではなく、下部集電板の耳部の下へ移動することによって、据え付け時の耐久性、安全性が向上し、構造の簡潔な絶縁・据え付け構造を提供することができる。
【0030】
【発明の実施の態様】
以下に図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0031】
図1は、燃料電池積層体と支持フレームによる据え付けに関する本発明の第1の実施形態を示す概略図であり、図2は図1の燃料電池積層体据え付け部の断面図である。
【0032】
燃料電池積層体4は燃料極と酸素極からなる複数の単位電池を含み、燃料電池積層体4は、積層体に十分な圧縮荷重を負荷することで寸法的な安全性を維持し反応ガスの漏出を防ぐとともに燃料電池積層体の良好な発電機能を実現するように、燃料電池積層体フレーム6により固定されている。
【0033】
燃料電池積層体フレーム6は、燃料電池積層体4の上端に位置する上部集電板8と燃料電池積層体4の下端に位置する下部集電板10とを含んでおり、上下集電板8,10は、燃料電池積層体4を圧縮しても変形の少ない剛体の板状構造物である。
【0034】
上下集電板8、10の各々には、燃料電池積層体4より外側に突き出しており、一般には板の4つの角部から突出している耳部16と18が形成されている。
上部集電板8の耳16には貫通孔21があり、その直下の下部集電板10の耳18にも貫通孔23があり、この構造により、上部集電板8の貫通孔21と下部集電板10の貫通孔23にタイロッド14を垂直に通すことが可能となる。
【0035】
タイロッド14の上下端にはネジ部があり、タイロッド14の上部に取り付けたナット20で、上部集電板8に固定され、下部集電板10の貫通孔23においては、下部集電板10の耳部18の上面42にナット40が設置され、下部集電板10の耳18の下面46にはナット44が設置され、タイロッド14が下部集電板10の耳18に固定される。下部集電板10の貫通孔23の内周面には、絶縁スリーブ26が配設されている。
【0036】
これらの2つのナット20と44を締め付けることで、燃料電池積層体4にかかる圧縮荷重を保持することができる。
【0037】
また、燃料電池積層体4からタイロッド14を電気的に絶縁するために、ナット20と上部集電板8の間には絶縁座金22が設置され、下部集電板10の上面と下部集電板10の上面42にあるナット40との間、および下部集電板10の下面と下部集電板10の下面46にあるナット44との間には絶縁座金45が絶縁スリーブ26を囲うように設置されている。
【0038】
これにより、燃料電池積層体4はタイロッド14から電気的に絶縁されることになり、この結果、燃料電池積層体4は、タイロッド14を介して燃料電池積層体を据え付けている剛体の支持フレーム27からも電気的に絶縁される。
【0039】
絶縁座金45は、一般的にはセラミックかマイカかガラス繊維接着マイカで作られるが、その他の絶縁材料も使用することができる。
【0040】
タイロッド14は、上下集電板8,10の4つの耳16、16、18、18に固定され、これらを締め付けることによって、燃料電池積層体4に所定の圧縮荷重を負荷することができる。
【0041】
また、各タイロッドのナット20あるいはナット44を同時に締め付けることによって、上下集電板8,10を平行に維持した状態で燃料電池積層体4に均一な圧縮荷重を負荷することができる。
【0042】
また、所定の荷重で締め付けた後、タイロッド14は、下部集電板10の上面42に設置されたナット40を締め付けることで所定の位置に固定される。
【0043】
燃料電池積層体フレーム6は、更に、剛体の支持フレーム27に据え付けられ、剛体の支持フレーム27により、燃料電池の設置場所への輸送中、および地震等の災害時に加わる外力から、燃料電池積層体4は保護される。
【0044】
剛体の支持フレーム27は、燃料電池積層体フレーム6の上方と下方に位置する上部梁28と下部梁30、および、燃料電池積層体フレーム6の対角にある2本以上の側面支柱32と34からなり、上部梁28,30と側面支柱32,34とは互いに固定されているか、もしくは、着脱可能な機構により接続されている。
【0045】
上部梁28には、燃料電池積層体4の上面に向かい合う平面29があり、燃料電池積層体フレーム6の上部集電板8と剛体の支持フレーム27の上部梁28の平面29を接続し、かつ上部集電板8と剛体の支持フレーム27を電気的に絶縁する機能を有する接続部36が設置されている。
【0046】
また同様に、剛体の支持フレーム27の下部梁30には、燃料電池積層体フレーム6の下部集電板10に向かい合う平行な平面48があり、燃料電池積層体フレーム6を固定する据付部50が一般的には4箇所設置されている。
【0047】
下部集電板10を下部梁30に絶縁固定する下部固定部としては、タイロッド14の下方部分が用いられる。このタイロッド14の下方部分は耳部18から電気的に絶縁されるように、絶縁座金45を経て下部梁30に固着された燃料電池フレーム据付部50にナット44,56によって取り付けられる。
【0048】
据付部50には、タイロッド14を通す貫通孔52がありナット56と座金58でタイロッド14と固定される。
【0049】
上述の、フレーム、集電板、梁、タイロッド、ナットの材料としては、全て構造用鋼材か、もしくは他の剛性の高い材料を使用することができる。
【0050】
本実施の形態によれば、最も強い圧縮荷重を受ける最下部の据付け位置を燃料電池積層体4の底部の直下ではなく、下部集電板10の耳部18のほぼ直下に設定することにより、燃料電池積層体をより安定に据え付けることができ、タイロッド14の端部を支持フレーム27に直接据え付けるため、剛性の低い絶縁材料を使う必要がなく絶縁部の割れが防止できる。
【0051】
また、下部集電板10を下部梁30に絶縁固定するための下部固定部として、据付部50やタイロッド14の下方部分等を用いたので、耳部のほぼ直下に下部固定部を設けることが可能になる。この結果、据付部50等と中心線11との間隔を大きく設定でき、従って据付部50等と隣りの据付部50等との間隔を大きく設定でき、燃料電池積層体に水平方向の力が負荷されたり支持フレームが外力によって変形させられた場合でも、据付部50やタイロッド14の下方部分等に大きなモーメントがかからないようにして破損しないようにすることができる。
また、より安定した固定方法であるため、移動中においても燃料電池積層体の据付部にはより小さい荷重しか負荷されないため、剛体の支持フレーム27は、従来の技術より軽量化、薄型化が可能となる。
【0052】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0053】
図3は、本発明の第2の実施形態を示す概略図であり、燃料電池積層体と支持フレームによる据え付けの燃料電池積層体据え付け部の断面図である。
【0054】
本実施の形態では、第1の実施の形態では一体であったタイロッド14を上部のタイロッド14aと、短い下部タイロッド14bに2分割しており、上部のタイロッド14aと短い下部タイロッド14bは、ナット40で接続されている。
【0055】
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に最も強い圧縮荷重を受ける最下部の据付け位置を燃料電池積層体の直下から下部集電板10の耳18の下にすることにより、燃料電池積層体をより安定に据え付けることができ、タイロッドの端部を支持フレーム27に直接据え付けるため、剛性の低い絶縁材料を使う必要がなく絶縁部の割れを防止でき、より安定した固定方法であるため、移動中においても燃料電池積層体の据付部にはより小さい荷重しか負荷されないため、剛体の支持フレーム27は、従来の技術より軽量化、薄型化が可能となり、さらに、燃料電池積層体4に圧縮荷重を負荷していない状態、あるいは端に電池を積層していない状態で上部のタイロッド14aを取り外した状態でも下部集電板10を下部梁30の設置部50へ設置することが可能となり、燃料電池積層体4の組み立ておよび保守を容易に実施できる。
【0056】
【発明の効果】
本発明の構成によれば、下部固定部は、下部集電板の各々の耳部のほぼ直下に設けられているので、下部固定部を燃料電池積層体の中心軸から離れて配置し下部固定部と他の下部固定部との間隔を大きくすることができ、この結果、燃料電池積層体に水平方向の力が負荷されたり支持フレームが外力によって変形させられた場合でも、下部固定部に大きなモーメントがかからないようにし破損しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料電池積層体と支持フレームによる据え付けの実施の形態の一例を示す概略図。
【図2】本発明における支持フレームの下部梁と燃料電池積層体フレームとの接続関係を示す断面図。
【図3】本発明におけるタイロッドを分割した場合の支持フレームの下部梁と燃料電池積層体フレームとの接続関係を示す断面図。
【図4】従来技術の燃料電池積層体フレームと支持フレームの関係を示す概略図。
【符号の説明】
4 燃料電池積層体
6 燃料電池積層体フレーム
8 上部集電板
10 下部集電板
11 中心線
12 電極
14 タイロッド
14a 上部タイロッド
14b下部タイロッド
16 上部集電板耳部
18 下部集電板耳部
20 ナット
21 上部集電板貫通孔
22 絶縁座金
23 下部集電板貫通孔
24 上部集電板表面
26 絶縁スリーブ
27 支持フレーム
28 上部梁
29 上部梁下面
30 下部梁
32 側面支柱
34 側面支柱
36 絶縁固定部
38 絶縁部品
40 ナット
42 下部集電板耳部上面
44 ナット
45 絶縁座金
46 下部集電板耳部下面
50 燃料電池フレーム据付部
52 据付部
56 ナット
58 座金
Claims (4)
- 複数の単位電池が積層されてなる燃料電池積層体と、
前記燃料電池積層体の上面に位置し角部に少なくとも2個の耳部を有する上部集電板と、前記燃料電池積層体の下面に位置し角部に少なくとも2個の耳部を有する下部集電板と、前記上部集電板の前記耳部と前記下部集電板の対応する耳部とを前記燃料電池積層体の積層方向の締結する少なくとも2個の締結手段とを有する燃料電池積層フレームと、
前記下部集電板の下方に位置する下部梁を有し前記燃料電池積層フレームを支持する支持フレームと、
前記下部集電板を前記下部梁に絶縁固定する下部固定部と、を備え、
前記下部固定部は、前記下部集電板の各々の前記耳部のほぼ直下に設けられることを特徴とする燃料電池。 - 各々の前記締結手段はタイロッドを有し、前記下部固定部は前記タイロッドを介して前記下部集電板を前記下部梁に絶縁固定することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
- 各々の前記タイロッドは、前記下部集電板の耳部の近傍で長手方向に分離可能に断続して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池。
- 前記下部集電板の耳部には貫通孔が形成されており、前記貫通孔に絶縁スリーブが配設されており、前記タイロッドは前記絶縁スリーブを貫通し前記下部集電板の前記耳部の上側および下側で締結されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池。
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