JP3547252B2 - 机 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、左右脚体上に支持された天板を、前記脚体に固定された固定天板と、前後方向に移動可能な可動天板とに分割し、可動天板を前後移動させて天板下方のコード収納部よりコードの取り出しを可能とした机に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の机としては、例えば特公平3−28932号公報等が開示されている。
【0003】
ここで、前者の机を図5に基づいて説明すると、この机の天板01は、奥行の小さな後方天板02と、奥行の大きな前方天板03とに前後方向に2分割されており、前記後方天板02は脚体04に固定され、前記前方天板03は脚体04に対して前後方向に移動可能に取付けられている。そして前記前方天板03下方には、該前方天板03を前方に移動させることで上面が開口されるコード類の収納部05が形成されており、前記収納部05より延出されるコード類06等の上下方向配設は、左右脚体04内に設けられた挿通路07を介して行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような机において、OA機器等が天板01上に設置される場合、通常OA機器等は奥行の大きな前側天板03上に設置されることが多く、この状態でコード類06の収納部05の上部を開口するためには、前方天板03をOA機器等が乗った状態のまま前後移動させなければならず、移動が困難であるとともに、移動中にOA機器等が落下して破損したり、コード類06等が引張られてコネクタ等が破損する恐れがあった。
【0005】
また、前側天板03を移動することで前記収納部05の上面が開口されるようになっているため、前記収納部05を引き出しや使用者の足入れ等の邪魔にならない机の後方に配設しようとすると、前記前側天板03がより大きくなってより移動が困難になるといった問題点があった。
【0006】
本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、コード類の収納部を引き出しや使用者の足入れの邪魔にならない位置に配設するとともにその上部を容易に開口することが出来る机を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の机は、天板が、左右脚体上に支持された前側の固定天板と、該前側の固定天板より小型に形成され、かつ前側の固定天板に対して前後方向に移動可能に支持された後側の可動天板とに分割され、前記後側の可動天板の下方に、該可動天板が後方に移動された時に上面が開口する収納部が形成されており、OA機器等が載置されていない後側の前記小型の可動天板を後方に移動することで、コード類を収納出来るようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、OA機器等が載置されていない後側の可動天板を後方に移動することで、コード類の収納部の上面を容易に開放できるので、コードの収納時にOA機器等が落下して破損されるようなことがない。また、前記収納部を、引き出しや使用者の足入れの邪魔にならない机の後方に配設することが可能になる。
【0008】
本発明の机は、前記固定天板の後部が平面略凹状に切欠され、可動天板が、該切欠部に嵌合するようになっていることが好ましい。
このようにすることで、可動天板が左右方向に細長の形状になることがないので可動天板自体の剛性を保ち、その変形量を最小限にできる。また、机脇に立っている人の身体が両天板間に挟まれるといった恐れがなくなる。
【0009】
本発明の机は、固定天板の切欠部と可動天板とが、後方に向かい幅広の台形状に形成されていることが好ましい。
このようにすることで、固定天板に対して可動天板を移動させ易くするだけでなく、両天板の密着度が高まる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、まず図1には、本発明の実施例の机の使用状態を斜め後方から見た時の斜視図が示されており、この机1は、天板2と、該天板2を支持する脚体3と、天板1の後方下面を覆う外側後面板4とからなる。この天板2上に例えばキーボード5、パソコン本体6、電話機7等が載置されている状態が示されている。
【0011】
前記天板2は、脚体3上に支持固定され、後部が略凹形に切欠された前側天板2aと、前記略凹形の切欠部に嵌合し、かつ前記前側天板2aに対して後方に移動可能に設けられた後側天板2bとからなる。この後側天板2bは、特に図3に示されるように、前側天板2aの後部に突設されたガイドレール8の外周に摺動自在に嵌挿される摺動部材9を介して前記前側天板2aに取付けられている。
【0012】
前記天板2の後部下方には、図1、2に示されるような開口穴10を有する補強板11が左右両脚体3、3間に設けられている。この補強板11の後端は、特に図2に示されるように外側後面板4より後方に突出されている。
【0013】
外側後面板4の内側には、所定距離離間して別の後面板12が左右両脚体3、3間に配設され、前記後面板4と後面板12との間にコード類の収納部が形成されるようになっている。この収納部内には、左右にコード類の挿通口13、13が形成された上部区画板14と下部区画板15とが略水平に配設され、前記収納部内が上部区画室16aと下部区画室16bとに区画されている。そして前記上部区画室16aは補強板11の開口部10の下方に任意に形成されるので、後側天板2bの後方移動により、その上面が前記開口部10を介して、外部と連通されるようになっている。
【0014】
外側後面板4は、それぞれ一側辺が脚体3の後端内面に枢着された手前方向に開放可能な開閉扉17、17と、該左右の開閉扉17、17間に配設された固定板18とで構成されている。この開閉扉17は、それぞれ上、下部区画板14、15に設けられた挿通口13の後方に設けられているので、特に図2に示されるような上下方向の配線を外部より容易に行えるようになっている。
【0015】
後側天板2bの前方端部には、特に図3、4に示されるような、上面に複数の切欠爪21が形成されたカバー体19が設けられている。前記切欠爪21は、それぞれ下方向に強く押圧することにより破断除去できるようになっているので、必要に応じてカバー体19の上面にコード31の挿通口を形成することができるようになっている。
【0016】
後側天板2b下面には、略凹状の切欠凹部22が形成されており、該切欠凹部22内には、弾性変形可能な板バネ23がビス24を介して固設された固定部材25が固着されている。尚、この固定部材25の前方上面には前記板バネ23が下方に弾性変形出来るようにテーパ面25aが形成されている。
【0017】
また、前側天板2aの後端下面には、前記カバー体19に対応して切欠凹部26が形成され、そこには前記板バネ23と係合可能な係止部材27がビス28により取付けられている。
【0018】
係止部材27の先端には下方に突出する係止片27aが形成されている。この係止片27aは、図4中2点鎖線で示されるように、後側天板2bが前側天板2aに当接されている時に、板バネ23の先端に形成された係止片23aと係合し、両天板2a、2bとを連結固定する働きをする。
【0019】
また、カバー体19には、下端が常に板バネ23の先端部上面に当接する操作ボタン29を上下方向に摺動可能に支持する案内筒部30が形成されている。
【0020】
このように後側天板2bは、前側天板2aに当接されている時は、図4中2点鎖線で示されるように、係止部材27の係止片27aと板バネ23の係止片23aとが係合されているので、妄りに後方に移動しないように固定されている。そして前記後側天板2bを移動させるには、操作ボタン29を下方に押圧することで、板バネ23がテーパ面25aに沿うように弾性変形され、係止部材27との係合が逸脱されるので、後側天板2bの移動が可能となる。
【0021】
また、前述のように後側天板2bを後方に移動させることで、コード31の収納部としての上部区画室16bの上面が開口されるようになっているので、前側天板2a上に載置されたパソコン6、電話機7等のコード31を天板2下面に容易に収納することが出来る。
【0022】
さらに、カバー体19の切欠爪21を破断除去することにより、コード31の挿通口を大小に形成出来るので、前述のように前、後側天板2a、2b間にコード31を挿通させたまま、前記後側天板2bを前側天板2aの後部に限りなく密着させ、開口部10を閉塞することが出来る。
【0023】
上部区画室16a内に収納させたコード31は、上部区画板14に形成された挿通口13を介して下部区画室16b内に挿通させ、さらに下部区画板15に形成された挿通口13を介して床面に挿通することが出来る。これら配線されたコード31は通常、後面板としての開閉扉17、及び固定板18により覆われて外部から見えないようになっているので机1の外観が損われることがなく、また前記開閉扉17を手前に開放することで配線処理を容易に行うことが出来るようになっている。
【0024】
このように、本発明実施例の机にあっては、パソコン6や電話機7等が載置されていない後側天板2bが後方に移動可能に形成されているため、コード類の収納部の上面を容易に開放できるとともに、後側天板2aの移動時に前記パソコン6や電話機7等が落下して破損するといった恐れがない。また、前記収納部を、引き出しや使用者の足入れの邪魔にならない机のより後方に配設することが可能になる。
【0025】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0026】
例えば、本実施例において後側天板は略台形状に形成されているが、この形状に限らず種々に変形可能である。
【0027】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0028】
(a)請求項1の発明によれば、OA機器等が載置されていない後側の可動天板を後方に移動することで、コード類の収納部の上面を容易に開放できるので、コードの収納時にOA機器等が落下して破損されるようなことがない。また、前記収納部を、引き出しや使用者の足入れの邪魔にならない机の後方に配設することが可能になる。
【0029】
(b)請求項2の発明によれば、可動天板が左右方向に細長の形状になることがないので可動天板自体の剛性を保ち、その変形量を最小限にできる。また、机脇に立っている人の身体が両天板間に挟まれるといった恐れがなくなる。
【0030】
(c)請求項3の発明によれば、固定天板に対して可動天板を移動させ易くするだけでなく、両天板の密着度が高まる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の机の使用状態を、斜め後方から見た斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の要部拡大断面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】従来の机を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 机
2 天板
2a 前側天板
2b 後側天板
3 脚体
4 外側後面板
5 キーボード
6 パソコン
7 電話機
8 ガイドレール
9 摺動部材
10 開口部
11 補強板
12 後面板
13 挿通口
14 上部区画板
15 下部区画板
16a 上部区画室(収納部)
16b 下部区画室(収納部)
17 開閉扉
18 固定板
19 カバー体
21 切欠爪
22、26 切欠凹部
23 板バネ
23a、27a 係止片
24、28 ビス
25 固定部材
27 係合部材
29 操作ボタン
30 案内筒部
31 コード

Claims (3)

  1. 天板が、左右脚体上に支持された前側の固定天板と、該前側の固定天板より小型に形成され、かつ前側の固定天板に対して前後方向に移動可能に支持された後側の可動天板とに分割され、前記後側の可動天板の下方に、該可動天板が後方に移動された時に上面が開口する収納部が形成されており、OA機器等が載置されていない後側の前記小型の可動天板を後方に移動することで、コード類を収納出来るようにしたことを特徴とする机。
  2. 前記固定天板の後部が平面略凹状に切欠され、可動天板が、該切欠部に嵌合するようになっている請求項1に記載の机。
  3. 固定天板の切欠部と可動天板とが、後方に向かい幅広の台形状に形成されている請求項2に記載の机。
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