JP3405430B2 - 机における可動天板のロック装置 - Google Patents

机における可動天板のロック装置

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JP3405430B2
JP3405430B2 JP06944496A JP6944496A JP3405430B2 JP 3405430 B2 JP3405430 B2 JP 3405430B2 JP 06944496 A JP06944496 A JP 06944496A JP 6944496 A JP6944496 A JP 6944496A JP 3405430 B2 JP3405430 B2 JP 3405430B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天板の一部が分割
され、少なくとも一方の天板が移動可能設けられている
机における可動天板のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の机としては、例えば実公
平5−6814号公報等が開示されている。
【0003】ここで、前者の机を図4、5に基づいて説
明すると、この机の天板01は、図4に示されるよう
に、奥行の小さな後側天板02と、奥行の大きな前側天
板03とに前後方向に2分割されており、前記後側天板
02は脚体04に固定され、前記前側天板03は脚体0
4に対して前後方向に移動可能に取付けられている。そ
して前記前側天板03下方には、該前側天板03を前方
に移動させることで上面が開口されるコード類の収納部
05が形成されている。
【0004】また、06は左右脚体04、04上端を連
結する板状の横梁であり、07は移動可能に設けられた
前側天板03を支持する支持杆、08は前記前側天板0
3の移動を案内する案内部材である。
【0005】そして前記前側天板03の下面には、図5
に示されるような固定片010と、該固定片010に摺
動自在に嵌挿された摺動部材011とからなるフック体
09が取付けられており、該摺動部材011の先端に形
成された凹部012を前記横梁06の前端辺06aに係
合させることで前側天板03を移動不能にできるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな机においては、前記フック体09が前側天板03の
裏面にあるめ、使用者が前記フック体09を見つけずら
く、また操作しにくいといった問題があった。また、使
用者が固定操作を忘れた場合、可動天板が予期せぬ時に
移動して天板上に載置されているものが落下し、破損す
るといった恐れがあった。
【0007】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、可動天板の固定、解除操作を容易に行うこ
とが出来る机における可動天板のロック装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の机における可動天板のロック装置は、天板
が、固定天板と、該固定天板に対して移動可能に支持さ
れた可動天板とに分割され、前記可動天板の下方に、該
可動天板の移動により上面が開口するコード類の収納部
が形成されると共に、可動天板と固定天板との端部に
は、それぞれ係合部と、該係合部に弾性係合可能な係止
爪とが形成され、さらに前記係止爪を押動させる操作ボ
タンが可動天板の上面に配設されていることを特徴とし
ている。この特徴によれば、可動天板を移動して固定天
板に当接させれば、可動天板が固定天板に自動的に固定
されるので、使用者が固定操作を忘れて可動天板が妄り
に移動してしまうといった恐れがなくなる。また、固定
解除の操作を天板上面から容易に行うことが出来るとと
もに、前記操作と同時に可動天板を移動することが出来
る。
【0009】本発明の机における可動天板のロック装置
は、係止爪が、固定天板の下向き鉤状の係合部に弾性係
合するように後端が上向き鉤状に屈曲された板バネから
なり、該板バネの付勢力に抗して操作ボタンが係止爪を
押動するようにしたことが好ましい。このようにするこ
とで、操作ボタン復帰のための特別な構成手段を要しな
い簡単な機構のロック装置を安価に提供できる。
【0010】本発明の机における可動天板のロック装置
は、操作ボタンが、天板端部に設けられた配線孔カバー
に設けられていることが好ましい。このようにすること
で、操作ボタン及び配線孔の取付に伴う天板への加工が
容易になるとともに、部品点数を削減して製造コストを
低くできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すると、まず図1には、本発明の実施例の机
の使用状態を斜め後方から見た時の斜視図が示されてお
り、この机1は、天板2と、該天板2を支持する脚体3
と、天板1の後方下面を覆う外側後面板4とからなる。
この天板2上に例えばキーボード5、パソコン本体6、
電話機7等が載置されている状態が示されている。
【0012】前記天板2は、脚体3上に支持固定され、
後部が略凹形に切欠された前側天板2aと、前記略凹形
の切欠部に嵌合し、かつ前記前側天板2aに対して後方
に移動可能に設けられた後側天板2bとからなる。この
後側天板2bは、特に図2に示されるように、前側天板
2aの後部に突設されたガイドレール8の外周に摺動自
在に嵌挿される摺動部材9を介して前記前側天板2aに
取付けられている。
【0013】前記天板2の後部下方には、開口穴10を
有する補強板11が、左右両脚体3、3間に設けられて
いる。
【0014】外側後面板4の内側には、所定距離離間し
て別の後面板12が左右両脚体3、3間に配設され、前
記外側後面板4と後面板12との間にコード類の収納部
16が形成されるようになっている。そして前記収納部
16は、補強板11の開口部10の下方に形成されるの
で、後側天板2bの後方移動により、その上面が前記開
口部10を介して、外部と連通されるようになってい
る。
【0015】外側後面板4は、それぞれ一側辺が脚体3
の後端内面に枢着された手前方向に開放可能な開閉扉1
7、17と、該左右の開閉扉17、17間に配設された
固定板18とで構成されている。この開閉扉17は、そ
れぞれ前記収納部16内下部に設けられた水平板15の
挿通口13の後方に設けられているので、上下方向の配
線を外部より容易に行えるようになっている。
【0016】後側天板2bの前方端部には、特に図2、
3に示されるように、上面に複数の切欠爪21が形成さ
れたカバー体19が設けられている。前記切欠爪21
は、それぞれ下方向に強く押圧することにより破断除去
できるようになっているので、必要に応じてカバー体1
9の上面にコード31の挿通口を形成することができる
ようになっている。
【0017】後側天板2b下面には、略凹状の切欠凹部
22が形成されており、該切欠凹部22内には、弾性変
形可能な板バネ23がビス24を介して固設された固定
部材25が固着されている。尚、この固定部材25の前
方上面には前記板バネ23が下方に弾性変形出来るよう
にテーパ面25aが形成されている。
【0018】また、前側天板2aの後端下面には、前記
カバー体19に対応して切欠凹部26が形成され、そこ
には前記板バネ23と係合可能な係止部材27がビス2
8により取付けられている。
【0019】係止部材27の先端には下方に突出する係
止片27aが形成されている。この係止片27aは、図
3中2点鎖線で示されるように、後側天板2bが前側天
板2aに当接されている時に、板バネ23の先端に形成
された係止片23aと係合し、両天板2a、2bとを連
結固定する働きをする。
【0020】また、カバー体19には、下端が常に板バ
ネ23の先端部上面に当接する操作ボタン29を上下方
向に摺動可能に支持する案内筒部30が形成されてい
る。
【0021】このように構成される本発明実施例の机に
あっては、後側天板2bを後方に移動させることで、コ
ード31の収納部としての収納部16の上面が補強板1
1の開口部を介して開口されるようになっているので、
前側天板2a上に載置されたパソコン6、電話機7等の
コード31を天板2下面に容易に収納することが出来る
とともに、さらに前記コード31を水平板15に設けら
れた挿通口13を介して床面に挿出することが出来る。
【0022】また、後側天板2bを前側天板2a方向に
移動すれば、図3に示されるように、まず係止部材27
の移動に伴って該係止部材27の係止片27aが板バネ
23の係止片23aを下方に押圧し、板バネ23を下方
に弾性変形させる。その後係止片27aが板バネ27の
係止片23aを越えると板バネ23が弾性復帰し、前記
係止片27a、23aとが係合される。こうして後側天
板2bがを前側天板2aに当接させれば、後側天板2b
が前側天板2aに自動的に固定されるので、使用者が適
宜固定操作を忘れて後側天板2bが妄りに後方に移動し
てしまうといった恐れがなくなる。
【0023】そして前記後側天板2bを移動させるに
は、操作ボタン29を下方に押圧することで、板バネ2
3がテーパ面25aに沿うように弾性変形され、係止部
材27との係合が逸脱されるので、後側天板2bの移動
が可能となる。よって使用者は天板2上面より後側天板
2bの固定解除操作を容易に行うことが出来る。また、
前記固定解除操作と同時に後側天板2bを移動すること
が出来る。
【0024】さらに、カバー体19の切欠爪21を破断
除去することにより、コード31の挿通口を大小に形成
出来るので、前述のように前、後側天板2a、2b間に
コード31を挿通させたまま、前記後側天板2bを前側
天板2aの後部に限りなく密着させ、開口部10を閉塞
することが出来る。
【0025】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0026】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0027】(a)請求項1の発明によれば、可動天板
を移動して固定天板に当接させれば、可動天板が固定天
板に自動的に固定されるので、使用者が固定操作を忘れ
て可動天板が妄りに移動してしまうといった恐れがなく
なる。また、固定解除の操作を天板上面から容易に行う
ことが出来るとともに、前記操作と同時に可動天板を移
動することが出来る。
【0028】(b)請求項2の発明によれば、操作ボタ
ン復帰のための特別な構成手段を要しない簡単な機構の
ロック装置を安価に提供できる。
【0029】(c)請求項3の発明によれば、操作ボタ
ン及び配線孔の取付に伴う天板への加工が容易になると
ともに、部品点数を削減して製造コストを低くできる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の机の使用状態を、斜め後方か
ら見た斜視図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】従来の机を示す平面図である。
【図5】図4の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 机 2 天板 2a 前側天板 2b 後側天板 3 脚体 4 外側後面板 5 キーボード 6 パソコン 7 電話機 8 ガイドレール 9 摺動部材 10 開口部 11 補強板 12 後面板 13 挿通口 15 水平板 16 収納部 17 開閉扉 18 固定板 19 カバー体 21 切欠爪 22、26 切欠凹部 23 板バネ(係止爪) 23a、27a 係止片 24、28 ビス 25 固定部材 25a テーパ面 27 係合部材(係合部) 29 操作ボタン 30 案内筒部 31 コード
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−95006(JP,A) 特開 昭55−73212(JP,A) 特開 平2−6537(JP,A) 実開 昭53−27906(JP,U) 実公 平5−31943(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 13/00 A47B 1/05

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板が、固定天板と、該固定天板に対し
    て移動可能に支持された可動天板とに分割され、前記可
    動天板の下方に、該可動天板の移動により上面が開口す
    るコード類の収納部が形成されると共に、可動天板と固
    定天板との端部には、それぞれ係合部と、該係合部に弾
    性係合可能な係止爪とが形成され、さらに前記係止爪を
    押動させる操作ボタンが可動天板の上面に配設されてい
    ることを特徴とする机における可動天板のロック装置。
  2. 【請求項2】 係止爪が、固定天板の下向き鉤状の係合
    部に弾性係合するように後端が上向き鉤状に屈曲された
    板バネからなり、該板バネの付勢力に抗して操作ボタン
    が係止爪を押動するようにした請求項1に記載の机にお
    ける可動天板のロック装置。
  3. 【請求項3】 操作ボタンが、天板端部に設けられた配
    線孔カバーに設けられている請求項1または2に記載の
    机における可動天板のロック装置。
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