JP3543042B2 - レイアウトパターン生成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はCMOS論理セルを自動で設計する際の、トランジスタのレイアウト・パターンを生成するレイアウト・パターン生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
良く知られているようにMOS技術では、n型トランジスタとp型トランジスタの2種類のトランジスタが作られる。
【0003】
セルのレイアウトは、中央にポリシリコンゲートを配し、その両側にn型(p型)の拡散領域(ソース、ドレイン)を配して実現される。また、ソース、ドレインからの電極の引き出しは、コンタクトを介して金属を用いて行なわれる。なお、近年のローカル配線製造技術を用いれば、コンタクト・ウィンドウが不要なダイレクト・コンタクト方式とよばれる電極引き出し方法も開発されている。
【0004】
いずれの場合も、拡散の抵抗が金属に対して非常に大きい場合は、ソース、ドレインのトランジスタ幅方向と平行な方向の電圧降下が無視できなくなり、コンタクトを拡散のほぼ全域に配置する必要がある。高融点金属シリサイド層等を用いてソースとドレイン領域の形成を行なう場合は、拡散の抵抗を小さくすることができるので、コンタクトの占める領域を小さくする事ができる。トランジスタ幅方向長さに対して、コンタクト領域長さが短い場合は、ゲートを例えば45度折り曲げることにより、拡散の面積削減を図ることができる。
【0006】
上記のような屈曲ゲートの取り扱いが可能な、従来のコンパクション方法が、M. Lefebvre他による1989年のVLSI89、”Flexible boundaries for layout synthesis”に開示されている。
【0007】
この手法は、トランジスタを構成するレイアウト・オブジェクトに対し、その左側の領域はレイアウト・オブジェクトの配置禁止領域を表し、右側はレイアウト・オブジェクトの配置可能領域を表すバウンダリという概念を用いている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の手法は、初期図形をデザイン・ルールの許す限り左詰めするだけであり、レイアウト・パターンを生成する際に、トランジスタの容量および抵抗を全く考慮していなかった。そのため、性能面で最適とは言えない容量や抵抗の大きなレイアウト・パターンが生成される場合があった。
【0020】
本発明は上記問題点に鑑み、性能を考慮し、容量や抵抗を削減することが可能な、トランジスタのレイアウトパターン生成装置を提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明(請求項1)は、トランジスタ幅やコンタクトサイズなどの図形形状を指定する生成レイアウト制御手段と、前記生成レイアウト制御手段で得た情報とデザイン・ルールに従って、トランジスタの初期形状を決める初期レイアウト生成手段と、デザイン・ルールを用いて該トランジスタの初期レイアウトに対して該トランジスタのゲートを折り曲げるコンパクションを行うコンパクション手段と、トランジスタの回路特性情報を用い、ゲートの屈曲部位置をドレイン容量が減るように移動してゲートの形状を変更する処理を行うレイアウト変更手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】
また、本発明(請求項2)は、生成レイアウト制御手段で得た情報とデザイン・ルールに従って、トランジスタの初期形状を決める初期レイアウト生成手段と、
デザイン・ルールを用いて該トランジスタの初期レイアウトに対して該トランジスタのゲートを折り曲げるコンパクションを行うコンパクション手段と、
トランジスタの回路特性情報を用いて、トランジスタのソースとドレインを形成するためのレイアウト図形である拡散図形において、コンタクトが配置されていない拡散領域の直列抵抗が所定の上限値より小さくなるように前記拡散図形のゲート長と同じ方向の幅を変更するレイアウト変更手段と
を備えたことを特徴とする。
【0023】
また、本発明(請求項3)は、生成レイアウト制御手段で得た情報とデザイン・ルールに従って、トランジスタの初期形状を決める初期レイアウト生成手段と、
デザイン・ルールを用いて該トランジスタの初期レイアウトに対して該トランジスタのゲートを折り曲げるコンパクションを行うコンパクション手段と、
論理セル内部の、トランジスタなどの素子間の接続を行うための配線であるセル内配線の中から、該トランジスタ上を通過するセル内配線を抽出する通過配線抽出手段と、
トランジスタの回路特性情報を用い、コンタクトが配置されていない拡散領域の直列抵抗が所定の上限値より大きくなる場合には、前記通過配線を考慮してトランジスタのソースとドレインを形成するためのレイアウト図形である拡散図形の形状変更とコンタクト形状の変更のどちらの変更を行うか判断して、前記直列抵抗が所定の上限値より小さくなるようにトランジスタのレイアウトを変更するトランジスタレイアウト変更手段と
を備えたことを特徴とする。
【0024】
また、本発明(請求項4)は、生成レイアウト制御手段で得た情報とデザイン・ルールに従って、トランジスタの初期形状を決める初期レイアウト生成手段と、
デザイン・ルールを用いて該トランジスタの初期レイアウトに対して該トランジスタのゲートを折り曲げるコンパクションを行うコンパクション手段とを具備し、
前記コンパクション手段は、トランジスタの回路特性情報を用い、コンタクトによって作成されるポリシリコンレイヤの配置禁止セグメントの領域を、ドレインの拡散面積が小さくなるようにゲート幅方向に拡大させる配置禁止セグメント更新手段を備えたことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施例のレイアウトパターン生成装置について、図面を参照しながら説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係るレイアウトパターン生成装置を示す機能ブロック図である。
【0028】
S1は生成レイアウト制御手段であり、トランジスタサイズやコンタクトサイズなどの図形形状を指定する処理である。
【0029】
コンタクトの形状は以下のようにして求める。拡散から電極を引き出す為に用いる金属材料の電流許容値と単位トランジスタ幅当たりのドレイン電流などのプロセス・パラメータとコンタクト・ウィンドウの面積から、必要なコンタクト・ウィンドウの個数を求める。
【0030】
次に、求めたコンタクト・ウィンドウ数とデザイン・ルールを用いて、コンタクト・ウィンドウのまわりの金属パッドを含めたコンタクト形状を決める。
ただし、ローカル配線を用いたダイレクトコンタクト方式では、この処理は必要なく、最小デザイン・ルールを満足するように、拡散領域との重なりを確保するだけで良い。
【0031】
S2は、初期レイアウト生成手段であり、S1で求めた生成レイアウト制御情報とデザイン・ルールを用いて、トランジスタの初期形状を決める処理を行なう。
【0032】
図2処理で求めた初期レイアウトの例を示す。
トランジスタの電極はゲート11、ソース12、ドレイン13である。なお、ソースとは電源配線に接続している側と定義する。マスクレイヤとしては、ポリシリコン101、拡散102、コンタクト・ウィンドウ103、金属(アルミニウムなど)104である。
【0033】
ゲート11の形状は、トランジスタ幅501とゲート長502と、ゲートの突き出しデザイン・ルール503から決める。
【0034】
拡散102の形状は矩形であり、一辺はトランジスタ幅501に等しく、残るゲート長と同方向の一辺はデザイン・ルールで決まる最小幅504とする。
【0035】
コンタクト105の形状は、コンタクト・ウィンドウ103が一つとし、コンタクト・パッド105の形状とコンタクトの拡散102はデザイン・ルールより求める。
【0036】
S3はコンパクション手段であり、図3を用いて説明する。
デザイン・ルールを用いてS2で作成された初期レイアウトのコンパクション処理を行なう。なお、コンパクション処理はゲートの折り曲げを扱うことができるものとする。
【0037】
屈曲ゲートを扱うことができる本処理には、従来の技術で説明したコンパクション方法を利用することができる。これにより、デザイン・ルールを満たすように、コンタクトやゲートや拡散が左詰めされる。特にゲートの左詰めを行なう時には、現在のバウンダリ201に従ってゲートを折り曲げる事ができる。本ステップによりコンパクションされた結果を図3(a)に示す。
【0038】
S4はレイアウト変更手段であり、トランジスタの回路特性を用いてトランジスタの性能改善を行うために、前記コンパクションにより折り曲げられたゲートに対して、折り曲げ位置を平行移動した形状にレイアウトを変更する処理を行う。
【0039】
ここで、回路の性能を決定する要因について少し解説する。
形成されたトランジスタを構成する、ゲート、拡散などは、性能を評価する際の基本成分である抵抗や容量を持っている。MOS論理セルの遅延時間は、負荷容量に比例し、MOS論理セルの出力上の全負荷容量は、
(1)MOSセルの出力端子に接続されたドレイン領域の拡散容量(ドレイン容量)
(2)MOSセルの出力端子に接続された他の論理セルの入力端子のゲート容量
(3)MOSセルの出力端子と他の論理セルの入力端子との間の配線の容量
の和となる。
【0040】
上記の負荷のうち、トランジスタの形状に影響されるものは、(1)ドレイン容量と(2)ゲート容量の2つである。
【0041】
ゲート容量に関しては、直線ゲートを折り曲げて屈曲ゲート形状にする事によるゲート容量の変化はわずかである。ドレイン容量は、ゲートの折り曲げ位置によって大きく変化するので、本実施の形態では(1)のドレイン容量の最適化を目的とする。
【0042】
図3を用いて、S4レイアウト変更処理を説明する。
図3(a)は、S3コンパクション処理の結果である。図においてゲート11の左側がソース12であり、右側がドレイン13であるとする。S4トランジスタレイアウト変更手段において図3(b)に示すように、デザイン・ルールが許す限りゲートの屈曲部位置を下方に垂直移動してゲート形状に変更する事で、ドレイン面積の削減すなわち、ドレイン容量の削減を図る。
【0043】
この処理によって、逆にソース側の容量が増大するが、ソース側は電位が変化しないので、遅延時間の増加にはつながらない。
【0045】
(実施の形態2)
基本的な構成は実施の形態1と同じであり、図1に示す機能ブロックに従う。S1生成レイアウト制御手段、S2初期レイアウト生成手段S3コンパクション手段は第1の実施例と同様に行われる。
【0046】
S4レイアウト変更手段では、トランジスタの回路特性を用いてトランジスタの性能改善を行なうために、拡散の形状を変更する。
【0047】
を用いて拡散の形状を変更する処理の説明を行う。
(a)にコンパクション処理の結果を示す。回路特性情報に記述されている拡散のシート抵抗値を用いて、コンタクトから、コンタクトが配置されていない拡散領域においてコンタクトから最も遠い点までの直列抵抗Rを計算する。
【0048】
コンタクトが配置されていない拡散領域の形状を図(a)に示すように、幅a、長さbとし、拡散のシート抵抗をRSとすると、該直列抵抗Rを以下の(数1)で概算することができる。
【0049】
【数1】
Figure 0003543042
【0050】
通常(Rを含む)拡散の抵抗は、トランジスタのオン抵抗よりも1桁小さく保つべきとされており、上記直列抵抗Rについても回路特性情報中に上限値RUが規定されているものとする。RがRUを越えている場合は、拡散領域のトランジスタ長と同じ方向の幅を増加させた形状に拡散図形を変更する。
変更結果を図(b)に示す。
【0051】
RSがRU以下の場合は、拡散領域のトランジスタ長と同じ方向の幅を削減する事により拡散面積の削減を図ることができる。
【0052】
拡散面積削減により、セル面積削減が期待できる他、ドレイン側の拡散面積削減はゲート遅延削減効果がある。この場合は先の例と逆に、S3コンパクション処理の結果が図(b)であり、S4レイアウト変更結果が図(a)である。
【0058】
(実施の形態
は本発明の実施の形態4に係るレイアウトパターン生成装置を示す機能ブロック図である。S1生成レイアウト制御手段、S2初期レイアウト生成手段、S3コンパクション手段は第1の実施例と同様に行われる。コンパクション結果を図(a)に示す。図中202は通過配線である。
【0059】
S101は通過配線抽出手段であり、該トランジスタ上を通過するセル内配線を抽出するものである。セル内配線は、セル内の端子や入出力端子を接続情報に従って接続する処理によって行なわれる。
【0060】
セル内配線は、わゆるMaze配線手法を用いて実現することができる。トランジスタセルが占めるセル内での領域と、セル内配線経路の重なる部分を抽出することにより、トランジスタ上を通過するセル内配線を抽出することができる。
【0061】
S4は、トランジスタレイアウト変更手段である。
回路特性情報に記述されている拡散のシート抵抗値を用いて、コンタクトから、コンタクトが配置されていない拡散領域においてコンタクトから最も遠い点までの直列抵抗Rを計算する。計算方法は第2の実施例のS4での処理と同様に行なう。
【0062】
Rが回路特性情報中に規定されている上限値RUを越える場合、コンタクトが配置されていない拡散領域上をS4で抽出した通過配線202があるか調べ、ある場合は、もしもコンタクト形状を大きくした場合に、金属からなるコンタクト・パッド104と同じく金属を用いて形成される通過配線202のスペーシング・ルール505を確保できないと判断される場合は、第2の実施例のS4レイアウト変更手段と同様の方法で拡散図形形状を変更する。
【0063】
前記スペーシング・ルール505が確保できるまたは通過配線202がない場合は、ンタクト形状を変更する。変更処理の一例を以下に示す。
回路特性情報に記述されている拡散のシート抵抗値を用いて、コンタクトから、コンタクトが配置されていない拡散領域においてコンタクトから最も遠い点までの直列抵抗Rを計算する。計算方法は第2の実施例のS4での処理と同様に行う。
上記直列抵抗Rに関して回路特性情報中にその上限値RUが規定されているものとする。
RがRUを越えている場合は、コンタクト・ウインドウの個数を増やし、それに伴いコンタクトパッドを含めたコンタクト形状をトランジスタ幅方向に伸ばす事で、コンタクトが配置されていない拡散領域の直列抵抗Rを削減する。
【0064】
(実施の形態
は本発明の実施の形態に係るレイアウトパターン生成装置を示す機能ブロック図である。
【0065】
S1生成レイアウト制御手段、S2初期レイアウト生成手段は第1の実施例と同様に行われる。
【0066】
S3は、トランジスタの回路特性を用いてトランジスタの性能改善を行ないながらデザイン・ルールを用いて初期レイアウトのコンパクションを行なう処理である。
【0067】
にコンパクション処理の基本的な構成を示す。コンパクション処理は全てのレイアウト・オブジェクトについて以下の処理を繰り返すことにより行われる。
【0068】
S31レイアウト・オブジェクト左詰め手段、S32配置禁止セグメント作成手段は、従来のコンパクション方法と同様に行なう。
【0069】
S32A配置禁止セグメント更新手段で、トランジスタの回路特性を用いてトランジスタの性能改善を実現するために、配置禁止セグメントを更新する。
【0070】
S33バウンダリ更新手段も従来のコンパクション方法に従う。
を用いて具体的に説明する。今、処理対象であるレイアウトオブジェクトがコンタクト105であるとする。
【0071】
S31で拡散レイヤのバウンダリ201までコンタクト105を左に詰める(図(a))。
【0072】
S32で、コンタクト105に付随する配置禁止セグメントを求める(図(b))。
【0073】
コンタクト105に付随する配置禁止セグメント数は、最大コンタクトに関係あるデザイン・ルール数だけ作成される。図(b)では簡単化の為に、ポリシリコンレイヤの配置禁止セグメント20のみを表示している。
【0074】
S32においては、デザイン・ルールのみから配置禁止セグメントが決められた。
【0075】
S32Aで、回路特性を改善するために、配置禁止セグメントを変更する。
図において、ゲートの左側がソース、右側がドレインであるとする。ドレイン側の拡散面積が小さくなる事を期待して、図(c)に示すように、コンタクトによって作成されるポリシリコンレイヤの配置禁止セグメント20をデザイン・ルールが許す限り下方に垂直移動する。
【0076】
S33で、現在のポリシリコンレイヤバウンダリと配置禁止セグメントを合わせて、新しいポリシリコンレイヤバウンダリを作る(図(d))。
【0077】
201は更新後のポリシリコンレイヤのバウンダリである。
次に処理対象のレイアウトオブジェクトとしてゲート11が選ばれる。
【0078】
ゲートはポリシリコンレイヤであるので、S31で、ポリシリコンレイヤバウンダリ201に従って、ゲート11を左に詰める(図10)。
【0079】
このようにして屈曲部位置が最適化された屈曲ゲートを作成することができる。
【0080】
なお、実施の形態2〜は、折れ曲がりのあるゲート形状を持ったトランジスタ・レイアウトを用いて説明したが、ゲートが折れ曲がりのない直線状であっても何ら問題ない。
【0081】
【発明の効果】
以上のように本発明は、コンパクションと同時または後に、トランジスタの拡散容量や拡散抵抗の削減を行なうためにトランジスタのゲートや拡散のレイアウトを変更するので、このトランジスタにより構成されるMOS論理セルの遅延時間を削減する効果がある。また、拡散面積の削減や、通過配線を考慮したトランジスタの形状変更を行なうことで、省面積のMOS論理セルのレイアウトを得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2係るレイアウトパターン生成装置を示す機能ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における初期レイアウト結果を示す図
【図3】(a)実施の形態1におけるコンパクションの結果の一例を示す図
(b)実施の形態1によるレイアウトパターン生成結果の一例を示す図
【図4】(a)実施の形態におけるコンパクションの結果の一例を示す図
(b)実施の形態によるレイアウトパターン生成結果の一例を示す図
【図5】本発明の実施の形態3におけるレイアウトパターン生成装置を示す機能ブロック
【図6】(a)実施の形態3におけるコンパクションの結果の一例を示す図
(b)実施の形態3によるレイアウトパターン生成結果の一例を示す図
【図7】本発明の実施の形態4におけるレイアウトパターン生成装置を示す機能ブロック図
【図8】本発明の実施の形態4におけるコンパクション手段を示す機能ブロック図
【図9】(a)実施の形態4におけるレイアウト・オブジェクト左詰め結果を示す図
(b)実施の形態4による配置禁止セグメント作成結果を示す図
(c)実施の形態4における配置禁止セグメント作成結果を示す図
(d)実施の形態4によるバウンダリ更新結果を示す図
【図10】本発明の実施の形態4におけるレイアウトパターン生成結果を示す図
【符号の説明】
11 ゲート
12 ソース
13 ドレイン
101 ポリシリコン
102 拡散
103 コンタクト・ウィンドウ
104 金属(アルミニウムなど)
201 バウンダリ
202 トランジスタ上通過配線
203 配置禁止セグメント
301 デザイン・ルール
302 回路特性情報
501 トランジスタ幅
502 ゲート長
503 ゲートの突き出しデザイン・ルール
504 デザイン・ルール
505 スペーシングのデザイン・ルール

Claims (4)

  1. MOS論理セルを自動で設計する際の、トランジスタのレイアウト・パターンを生成する装置であって、
    トランジスタ幅やコンタクトサイズなどの図形形状を指定する生成レイアウト制御手段と、
    前記生成レイアウト制御手段で得た情報とデザイン・ルールに従って、トランジスタの初期形状を決める初期レイアウト生成手段と、
    デザイン・ルールを用いて該トランジスタの初期レイアウトに対して該トランジスタのゲートを折り曲げるコンパクションを行うコンパクション手段と、
    トランジスタの回路特性情報を用い、前記ゲートの屈曲部位置をドレイン容量が減るように移動して前記ゲートの形状を変更する処理を行うレイアウト変更手段とを備えたことを特徴とするレイアウトパターン生成装置。
  2. MOS論理セルを自動で設計する際の、トランジスタのレイアウトパターンを生成する装置であって、
    トランジスタ幅やコンタクトサイズなどの図形形状を指定する生成レイアウト制御手段と、
    前記生成レイアウト制御手段で得た情報とデザイン・ルールに従って、トランジスタの初期形状を決める初期レイアウト生成手段と、
    デザイン・ルールを用いて該トランジスタの初期レイアウトに対して該トランジスタのゲートを折り曲げるコンパクションを行うコンパクション手段と、
    トランジスタの回路特性情報を用いて、トランジスタのソースとドレインを形成するためのレイアウト図形である拡散図形において、コンタクトが配置されていない拡散領域の直列抵抗が所定の上限値より小さくなるように前記拡散図形のゲート長と同じ方向の幅を変更するレイアウト変更手段と
    を備えたことを特徴とするレイアウトパターン生成装置。
  3. MOS論理セルを自動で設計する際の、トランジスタのレイアウトパターンを生成する装置であって、
    トランジスタ幅やコンタクトサイズなどの図形形状を指定する生成レイアウト制御手段と、
    前記生成レイアウト制御手段で得た情報とデザイン・ルールに従って、トランジスタの初期形状を決める初期レイアウト生成手段と、
    デザイン・ルールを用いて該トランジスタの初期レイアウトに対して該トランジスタのゲートを折り曲げるコンパクションを行うコンパクション手段と、
    論理セル内部の、トランジスタなどの素子間の接続を行うための配線であるセル内配線の中から、該トランジスタ上を通過するセル内配線を抽出する通過配線抽出手段と、
    トランジスタの回路特性情報を用い、コンタクトが配置されていない拡散領域の直列抵抗が所定の上限値より大きくなる場合には、前記通過配線を考慮してトランジスタのソースとドレインを形成するためのレイアウト図形である拡散図形の形状変更とコンタクト形状の変更のどちらの変更を行うか判断して、前記直列抵抗が所定の上限値より小さくなるようにトランジスタのレイアウトを変更するトランジスタレイアウト変更手段と
    を備えたことを特徴とするレイアウトパターン生成装置。
  4. MOS論理セルを自動で設計する際の、トランジスタのレイアウトパターンを生成する装置であって、
    トランジスタ幅やコンタクトサイズなどの図形形状を指定する生成レイアウト制御手段と、
    前記生成レイアウト制御手段で得た情報とデザイン・ルールに従って、トランジスタの初期形状を決める初期レイアウト生成手段と、
    デザイン・ルールを用いて該トランジスタの初期レイアウトに対して該トランジスタのゲートを折り曲げるコンパクションを行うコンパクション手段とを具備し、
    前記コンパクション手段は、トランジスタの回路特性情報を用い、コンタクトによって作成されるポリシリコンレイヤの配置禁止セグメントの領域を、ドレインの拡散面積が小さくなるようにゲート幅方向に拡大させる配置禁止セグメント更新手段を備えたことを特徴とするレイアウトパターン生成装置。
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