JP3541791B2 - 2mcuシステムにおけるmcuのハングアップ検出方法および2mcuシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は2MCUシステムにおけるMCUのハングアップ検出方法および2MCUシステムに関し、特にたとえば、パワーオンリセットされるメインMCUとメインMCUによりリセットされるサブMCUとを備える2MCUシステムにおいて、サブMCUがメインMCUのハングアップを検出する、2MCUシステムにおけるMCUのハングアップ検出方法および2MCUシステムに関する。
【0002】
ただし、MCUはマイクロコンピュータユニット(Micro Computer Unit)の略である。
【0003】
【従来の技術】
従来のこの種の2MCUシステムの一例が、平成2年11月19日付で出願公開された特開平2−281367号[G06F 15/16]公報に開示されている。このシステムは、メインCPUとサブCPUとを備えており、ウォッチドッグタイマにサブCPUから所定周期でパルスが出力され、このパルスが途絶えたときに、サブCPUの暴走を検出するようにしていた。そして、暴走を検出すると、ウォッチドッグタイマからリセット信号が出力され、サブCPUがイニシャライズされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来技術のシステムは、たとえばDVDやVTRなどに適用されていた。DVDやVTRでは、メインCPUによって画像処理等の複雑な制御が実行されるため、メインCPUがハングアップしてしまうという問題があった。つまり、キー操作を受け付けない状態に陥ってしまっていた。しかし、この従来技術では、サブCPUが暴走した場合には、イニシャライズされるが、メインCPUがハングアップしたときには対処できなかった。
【0005】
また、メインCPUがハングアップした場合には、差込プラグをコンセントから抜いてメインCPUへの電圧供給を一旦停止し、リセットするよりほかなかった。つまり、操作が面倒であった。
【0006】
さらに、メインCPUがハングアップした場合には、キー操作が受け付けられないため、一般のユーザは、DVDやVTRが故障したと判断してしまい、修理に出してしまうという問題もあった。
【0007】
それゆえに、この発明の主たる目的は、メインMCUのハングアップを容易に検出できる、2MCUシステムにおけるMCUのハングアップ検出方法および2MCUシステムを提供することである。
【0008】
この発明の他の目的は、メインMCUをハングアップから復帰させることができる、2MCUシステムにおけるMCUのハングアップ検出方法および2MCUシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、パワーオンリセットされるメインMCUと、メインMCUによってリセットされるサブMCUとを備え、メインMCUは操作キーの操作に応じてサブMCUにコマンドを与える2MCUシステムにおいて、メインMCUのハングアップを検出する方法であって、(a) 特定の操作キーからの操作信号をサブMCUに与え、そして(b) サブMCUは操作信号を受けてから一定時間内に特定のコマンドを受けないときメインMCUのハングアップを検出する、ハングアップ検出方法である。
【0010】
第2の発明は、パワーオンリセットされるメインMCUと、メインMCUによってリセットされるサブMCUとを備え、サブMCUは操作キーからの指令信号を受けてメインMCUに指令信号を与え、メインMCUは指令信号に応じてサブMCUにコマンドを与える2MCUシステムにおいて、メインMCUのハングアップを検出する方法であって、サブMCUは指令信号を与えてから一定時間内に特定のコマンドを受けないときメインMCUのハングアップを検出する、ハングアップ検出方法である。
【0011】
第3の発明は、パワーオンリセットされるメインMCUと、メインMCUによってリセットされるサブMCUとを備え、メインMCUは操作キーの操作に応じてサブMCUにコマンドを与える2MCUシステムにおいて、メインMCUをリセットするリセット回路、およびサブMCUが特定の操作キーからの操作信号を受けると時間のカウントを開始するタイマを備え、サブMCUは、操作信号を受けてから一定時間内に特定のコマンドを受けないときリセット回路にリセット信号を与えることを特徴とする、2MCUシステムである。
【0012】
第4の発明は、パワーオンリセットされるメインMCUと、メインMCUによってリセットされるサブMCUとを備え、サブMCUは操作キーからの指令信号を受けてメインMCUに指令信号を与え、メインMCUは指令信号に応じてサブMCUにコマンドを与える2MCUシステムにおいて、メインMCUをリセットするリセット回路、およびサブMCUが指令信号を与えると時間のカウントを開始するタイマを備え、サブMCUは、指令信号を与えてから一定時間内に特定のコマンドを受けないときリセット回路にリセット信号を与えることを特徴とする、2MCUシステムである。
【0013】
【作用】
第1の発明に従った2MCUシステムは、パワーオンリセットされるメインMCUと、メインMCUによってリセットされるサブMCUとを含む。たとえば、メインMCUは、システム全体の制御を司り、サブMCUはメカニズムの制御を司る。このシステムでは、たとえばシステム本体に設けられた操作キーが操作されると、サブMCUに操作キーからの操作信号が与えられる。これにより、サブMCUは操作キーの操作があったことを検知する。一方、メインMCUは、操作キーの操作に応じてサブMCUにコマンドを与える。したがって、サブMCUは、操作キーの操作があったにもかかわらず、一定時間内にメインMCUから特定のコマンドを受けないとき、メインMCUがハングアップしていると判定することができる。このようにして、メインMCUのハングアップを検出する。
【0014】
第2の発明に従った2MCUシステムは、パワーオンリセットされるメインMCUと、メインMCUによってリセットされるサブMCUとを含む。たとえば、メインMCUは、システム全体の制御を司り、サブMCUはメカニズムの制御を司る。このシステムでは、たとえばシステム本体に設けられた操作キーが操作されると、操作キーに対応する指令信号がサブMCUに与えられる。これにより、サブMCUは、キー操作があったことを検知するとともに、指令信号をメインMCUに与える。これに応じて、メインMCUは、サブMCUにコマンドを与える。したがって、サブMCUは、指令信号をメインMCUに与えたにもかかわらず一定時間内に特定のコマンドを受けないとき、メインMCUがハングアップしていると判定することができる。このようにして、メインMCUのハングアップを検出する。
【0015】
第1および第2の発明では、たとえば、メインMCUのハングアップを検出すると、さらにサブMCUがメインMCUのリセット回路にリセット信号を与える。したがって、メインMCUをリセットしてシステムを復帰させることができる。
【0016】
また、2MCUシステムがリモコン受信回路を備えておれば、リモコン送信機の操作に従って、メインMCUはサブMCUにコマンドを与えることができる。この場合、第1の発明に従った2MCUシステムでは、リモコン送信機からの指令信号はメインMCUに与えられ、サブMCUには与えられないので、リモコン送信機のキー操作によって、メインMCUのハングアップを検出することができない。一方、第2の発明に従った2MCUシステムでは、リモコン送信機からの指令信号はサブMCUに与えられるので、リモコン送信機のキー操作によって、メインMCUのハングアップを検出することができる。
【0017】
【発明の効果】
この発明によれば、操作キーからの操作信号をサブMCUに入力するようにしたので、メインMCUのハングアップを容易に検出することができる。
【0018】
また、メインMCUのリセット信号がサブMCUから出力されるので、差込プラグをコンセントから抜く必要がない。つまり、簡単にハングアップから復帰させることができる。
【0019】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0020】
【実施例】
図1を参照して、この実施例の2MCUシステム(以下、単に「システム」という。)10は、メインMCU12およびサブMCU14を含み、図示は省略するが、たとえばDVD再生装置のような装置に適用される。
【0021】
メインMCU12はタイマ12aを含み、メインMCU12にはキーコントローラ16、ドライバ18ならびにリセット回路20aおよび20bが接続される。キーコントローラ16には、操作パネル22およびリモコン受信回路(以下、単に「受信回路」という。)24が接続される。この操作パネル22に含まれる操作キー22a〜22dおよび受信回路24の受光部(図示せず)はDVD再生装置の本体表面に設けられる。
【0022】
たとえば、操作キー22aは、ディスクトレイ(図示せず)を開閉するためのキーである。また、操作キー22bは、ディスクを再生するためのキーである。さらに、操作キー22cは、再生を停止するためのキーである。さらにまた、操作キー22dは、再生を一時停止するためのキーである。
【0023】
なお、この実施例では、省略しているが、操作パネル22には、早送りや巻き戻し再生等のためのキーが設けられる。
【0024】
図1から分かるように、各操作キー22a〜22dの一方端は、接地面に接続される。操作キー22aの他方端は、抵抗R1およびR2を介してバイアスB1に接続される。また、抵抗R1と抵抗R2との接続点には、抵抗R3の一方端が接続される。抵抗R3の他方端は、抵抗R4を介して操作キー22bの他方端に接続されるとともに、抵抗R5を介して抵抗R7の一方端に接続される。抵抗R5と抵抗R7との接続点には、抵抗R6の一方端が接続され、抵抗R6の他方端は、操作キー22cの他方端に接続される。抵抗R7の他方端は、サブMCU14およびキーコントローラ16に接続されるとともに、抵抗R8を介して操作キー22dの他方端に接続される。
【0025】
また、ドライバ18には、LEDのような発光素子等によって構成されたディスプレイ28が接続される。このディスプレイ28もまた、DVD再生装置の本体表面に設けられる。
【0026】
さらに、リセット回路20aは、抵抗R9を介してバイアスB2に接続される。また、メインMCU12とリセット回路20aとの接続点には、トランジスタT1のコレクタが接続されるとともに、抵抗R10の一方端が接続される。抵抗R10の他方端は、バイアスB3に接続される。トランジスタT1のベースは、サブMCU14に接続され、トランジスタT1のエミッタは接地面に接続される。このバイアスB3,抵抗R10およびトランジスタT1によって、リセット回路20bが構成される。
【0027】
また、サブMCU14は、メインMCU12とほぼ同じ構成であり、タイマ14aを含む。サブMCU14には、ドライバ30から34が接続される。ドライバ30には、ディスクトレイを開閉させるためのトレイモータ36が接続される。また、ドライバ32には、光ピックアップ(図示せず)をディスク(図示せず)のラジアル(スレッド)方向に変位させるためのスレッドモータ38が接続される。さらに、ドライバ34には、ディスクをターンテーブルとともに回転させるためのディスクモータ(スピンドルモータ)40が接続される。
【0028】
なお、この実施例では、簡単に説明するため、機械的な構成については,トレイモータ36,スレッドモータ38およびスピンドルモータ40のみを示してある。
【0029】
たとえば、メインMCU12には、バイアスB2からの電圧が抵抗R9およびリセット回路20aを介して供給される。リセット回路20aは、DVD再生装置の主電源がオフからオンされたときに、メインMCU12をリセット(パワーオンリセット)する。そして、メインMCU12がサブMCU14をリセットする。なお、主電源がオンされた状態すなわちDVD再生装置の差込プラグ(図示せず)がコンセント(図示せず)に差し込まれている状態では、常にメインMCU12に電源が供給されている。
【0030】
メインMCU12に電源が供給されている状態で、操作キー22a〜22dのいずれかが操作されると、操作されたキーに応じた電圧がキーコントローラ16に入力される。キーコントローラ16では、操作キー22a〜22dのキー操作に対応する、すなわち入力された電圧に対応する指令信号がメインMCU12に出力される。
【0031】
また、リモコン送信機26から送信された指令信号が受信回路24で受信され、受信回路24で受信された指令信号がキーコントローラ16を介してメインMCU12に出力される。なお、リモコン送信機26からの指令信号は、キーコントローラ16をそのまま通過して、メインMCU12に与えられる。
【0032】
指令信号がメインMCU12に与えられると、メインMCU12からサブMCU14に特定の制御信号(コマンド)が与えられる。サブMCU14は、メインMCU12から与えられるコマンドに従ってドライバ30〜34を制御し、トレイモータ36、スレッドモータ38またはスピンドルモータ40を回転駆動させる。また、メインMCU12は、ディスクを再生する場合には、映像信号や音声信号を処理したり、ドライバ18を制御して、ディスプレイ28にディスク情報(ディスクの内容)や時間(再生時間あるいは時刻)を表示したりする。
【0033】
なお、メインMCU12は、ディスクから読み取った情報に基づいてディスプレイ28にディスク情報を表示する。また、メインMCU12は、タイマ12aのタイマ値を参照して、ディスプレイ28に再生時間を表示し、さらに、図示しない時計回路を参照してディスプレイ28に時刻を表示する。
【0034】
つまり、メインMCU12はシステム10全体の制御を司り、サブMCU14は各モータ等の機械(メカニズム)の制御を司っている。
【0035】
このようなシステム10では、映像信号の処理が膨大であるため、映像信号の処理を実行中にキー操作による指令信号などがメインMCU12に入力されると、メインMCU12がハングアップしてしまい、操作キー22a〜22dやリモコン送信機26のキー操作を受け付けなくなってしまう。これを回避するため、この実施例では、操作パネル22からの操作信号をサブMCU14に与え、キー操作があることを検知できるようにし、メインMCU12がハングアップしている場合には、メインMCU12を電気的にリセットできるようにしている。
【0036】
詳しく説明すると、操作キー22a〜22dのいずれかが操作されると、指令信号がキーコントローラ16からメインMCU12に入力される。また、操作信号が操作パネル22からサブMCU14に入力される。すると、サブMCU14は、タイマ14aを制御して、時間のカウントを開始する。そして、メインMCU12から特定のコマンドが入力されるかどうかを判断する。
【0037】
たとえば、メインMCU12が正常に動作している場合には、サブMCU14に操作キー22a〜22dのいずれかに対応するコマンドがサブMCU14に与えられる。しかし、メインMCU12がハングアップしている場合には、キー操作があってもコマンドがサブMCU14に与えられない。
【0038】
したがって、サブMCU14は、タイマ14aのタイマ値を参照して、キー操作(操作信号)があってから所定時間(この実施例では、20秒)が経過したときに、メインMCU12がハングアップしたと判断する。なお、20秒が経過するまでに、メインMCU12からコマンドが入力されれば、サブMCU14は入力されたコマンドに従ってドライバ30〜34を制御する。
【0039】
メインMCU12がハングアップしたと判断すると、サブMCU14はリセット回路20bにリセット信号を出力する。具体的には、トランジスタT1のベースにハイレベルの電圧を所定時間(この実施例では、5秒)だけ出力する。すると、トランジスタT1がオンされ、メインMCU12への電源供給が停止される。5秒が経過すると、サブMCU14からのリセット信号の出力が停止し、トランジスタT1がオフする。したがって、メインMCU12に電源が供給される。つまり、パワーオンリセットと同様に、メインMCU12がリセットされる。そして、メインMCU12からサブMCU14にリセット信号が与えられ、システム10が正常な状態に復帰する。
【0040】
具体的には、サブMCU14は、図2に示すフロー図に従って処理する。なお、サブMCU14は、図2の処理以外に、メインMCU12からの与えられるコマンドに従って、各種制御処理を並行して実行している。
【0041】
まず、ステップS1では、サブMCU14は、キー操作があるかどうかを判断する。ステップS1で“NO”であれば、つまり操作キー22a〜22dのキー操作がなければ、同じステップS1に戻る。一方、ステップS1で“YES”であれば、つまり操作キー22a〜22dのいずれかが操作され、操作信号を受けることにより、キー操作があると判断すると、ステップS3でタイマ14aのカウントを開始させる。
【0042】
続いて、ステップS5では、メインMCU12から特定のコマンドを受けたかどうかを判断する。ステップS5で“YES”であれば、つまりメインMCU12からコマンドが入力されれば、ステップS11で入力されたコマンドに従ってドライバ30から34のいずれかを制御してからステップS1に戻る。
【0043】
一方、ステップS5で“NO”であれば、つまりコマンドを受けなければ、ステップS7でタイマ14aのタイマ値が所定値(たとえば、20秒)以上であるかどうかを判断する。つまり、サブMCU14は、ステップS1で操作キー22a〜22dのいずれかが操作されたことを検知しており、メインMCU12が正常に動作している場合には、メインMCU12からキー操作に応じたコマンドを受けるはずである。したがって、所定時間(20秒)の間、コマンドを受けるかどうかを監視し、ハングアップしたかどうかを判定(判断)するようにしてある。
【0044】
ステップS7で“NO”であれば、つまり20秒が経過してなければ、そのままステップS5に戻る。一方、ステップS7で“YES”であれば、つまり20秒が経過すれば、メインMCU12がハングアップしていると判断し、ステップS9でリセット信号を所定時間(たとえば、5秒間)出力してから処理を終了する。
【0045】
この実施例によれば、キー操作信号をサブMCUに入力し、所定時間内にメインMCUから特定のコマンドがあるかどうかを監視するだけで、メインMCUのハングアップを検出することができるので、容易にハングアップを検出できる。
【0046】
また、差込プラグをコンセントから抜かずに、ハングアップから復帰させることができる。
【0047】
なお、リモコン送信機26からの指令信号は、キーコントローラ16をそのまま通過するだけなので、サブMCU14には操作信号が入力されることはない。つまり、この実施例では、メインMCU12のハングアップは、リモコン送信機26のキー操作によっては検出することができない。
【0048】
図3に示す他の実施例のシステム10は、キーコントローラ16から出力される指令信号をサブMCU14に入力し、サブMCU14にキー操作があることを検知させるようにするとともに、サブMCU14がメインMCU12に指令信号を出力して、メインMCU12から特定のコマンドを受けるようにした以外は、図1実施例と同じであるため、重複した説明は省略する。
【0049】
このシステム10では、操作パネル22あるいはリモコン送信機26のキー操作があると、サブMCU14にキー操作に対応する指令信号が与えられる。すると、サブMCU14がメインMCU12に指令信号を与えてから、タイマ14aのカウントを開始する。そして、所定時間(20秒)が経過するまでに、メインMCU12から特定のコマンドを受けないとき、サブMCU14はメインMCU12がハングアップしたと判断している。
【0050】
具体的には、サブMCU14は、図4に示すフロー図に従って処理する。まず、ステップS21では、サブMCU14は、指令信号が入力されたかどうかすなわちキー操作があるかどうかを判断する。ステップS21で“NO”であれば、つまりキー操作がなければ、同じステップS21に戻る。一方、ステップS21で“YES”であれば、つまり指令信号が入力されれば、ステップS23でメインMCU12に指令信号を与えて、ステップS25でタイマ14aのカウントを開始する。続くステップS27では、メインMCU12から特定のコマンドが与えられたかどうかを判断する。
【0051】
ステップS27で“YES”であれば、つまり特定のコマンドが入力されれば、ステップS33で入力されたコマンドに従ってドライバ30〜34を制御する。一方、ステップS27で“NO”であれば、つまり特定のコマンドが入力されなければ、ステップS29でタイマ14aのタイマ値が所定時間(たとえば、20秒)経過したかどうかを判断する。ステップS29で“NO”であれば、つまり20秒が経過してなければ、そのままステップS27に戻る。一方、ステップS29で“YES”であれば、つまり20秒が経過していれば、メインMCU12がハングアップしたと判断し、ステップS31で所定時間(たとえば、5秒間)リセット信号を出力してから処理を終了する。
【0052】
他の実施例によれば、サブMCUに指令信号が入力され、指令信号をメインMCUに与えてから所定時間内に特定のコマンドが与えられるかどうかで、メインMCUがハングアップしたかどうかを判断できるので、簡単にハングアップを検出できる。
【0053】
また、図1実施例と同様に、ハングアップから容易に復帰することができる。
【0054】
さらに、この他の実施例では、リモコン送信機26からの指令信号もサブMCU14に与えられるので、リモコン送信機26のキー操作によってもメインMCU12のハングアップを検出することができる。
【0055】
なお、これらの実施例では、システム10をDVD再生装置に適用した場合について説明したが、VTRのような他の装置にも適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1に示すサブMCUの処理の一部を示すフロー図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図4】図3に示すサブMCUの処理の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …2MCUシステム
12 …メインMCU
12a,14a …タイマ
14 …サブMCU
16 …キーコントローラ
20a,20b …リセット回路
24 …受信回路
26 …リモコン送信機
28 …ディスプレイ

Claims (9)

  1. パワーオンリセットされるメインMCUと、前記メインMCUによってリセットされるサブMCUとを備え、前記メインMCUは操作キーの操作に応じて前記サブMCUにコマンドを与える2MCUシステムにおいて、前記メインMCUのハングアップを検出する方法であって、
    (a) 特定の操作キーからの操作信号を前記サブMCUに与え、そして
    (b) 前記サブMCUは前記操作信号を受けてから一定時間内に特定のコマンドを受けないとき前記メインMCUのハングアップを検出する、ハングアップ検出方法。
  2. パワーオンリセットされるメインMCUと、前記メインMCUによってリセットされるサブMCUとを備え、前記サブMCUは操作キーからの指令信号を受けて前記メインMCUに指令信号を与え、前記メインMCUは前記指令信号に応じて前記サブMCUにコマンドを与える2MCUシステムにおいて、前記メインMCUのハングアップを検出する方法であって、
    前記サブMCUは前記指令信号を与えてから一定時間内に特定のコマンドを受けないとき前記メインMCUのハングアップを検出する、ハングアップ検出方法。
  3. 前記サブMCUは、前記メインMCUのハングアップを検出すると、前記メインMCUのリセット回路にリセット信号を与えるステップをさらに備える、請求項1または2記載のハングアップ検出方法。
  4. 前記2MCUシステムは、リモコン送信機からの指令信号を受信するリモコン受信回路をさらに備え、前記リモコン受信回路によって受信した前記指令信号は前記メインMCUだけに与えられ、
    前記特定の操作キーは、前記2MCUシステムの本体に設けられる本体キーであり、前記本体キーからの操作信号は前記サブMCUだけに与えられる、請求項1記載のハングアップ検出方法。
  5. 前記メインMCUはシステム全体の制御を司り、前記サブMCUはメカニズムの制御を司る、請求項1ないし4のいずれかに記載のハングアップ検出方法。
  6. パワーオンリセットされるメインMCUと、前記メインMCUによってリセットされるサブMCUとを備え、前記メインMCUは操作キーの操作に応じて前記サブMCUにコマンドを与える2MCUシステムにおいて、
    前記メインMCUをリセットするリセット回路、および
    前記サブMCUが特定の操作キーからの操作信号を受けると時間のカウントを開始するタイマを備え、
    前記サブMCUは、前記操作信号を受けてから一定時間内に特定のコマンドを受けないとき前記リセット回路にリセット信号を与えることを特徴とする、2MCUシステム。
  7. パワーオンリセットされるメインMCUと、前記メインMCUによってリセットされるサブMCUとを備え、前記サブMCUは操作キーから指令信号を受けて前記メインMCUに指令信号を与え、前記メインMCUは前記指令信号に応じて前記サブMCUにコマンドを与える2MCUシステムにおいて、
    前記メインMCUをリセットするリセット回路、および
    前記サブMCUが前記指令信号を与えると時間のカウントを開始するタイマを備え、
    前記サブMCUは、前記指令信号を与えてから一定時間内に特定のコマンドを受けないとき前記リセット回路にリセット信号を与えることを特徴とする、2MCUシステム。
  8. リモコン送信機からの指令信号を受信するリモコン受信回路をさらに備え、前記リモコン受信回路によって受信した前記指令信号は前記メインMCUだけに与えられ、
    前記特定の操作キーはシステム本体に設けられる本体キーであり、前記本体キーからの操作信号は前記サブMCUだけに与えられる、請求項6記載の2MCUシステム。
  9. 前記メインMCUはシステム全体の制御を司り、前記サブMCUはメカニズムの制御を司る、請求項6ないし8のいずれかに記載の2MCUシステム。
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