JP2002041329A - 異常検出装置及び異常検出方法 - Google Patents

異常検出装置及び異常検出方法

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JP2002041329A
JP2002041329A JP2000225816A JP2000225816A JP2002041329A JP 2002041329 A JP2002041329 A JP 2002041329A JP 2000225816 A JP2000225816 A JP 2000225816A JP 2000225816 A JP2000225816 A JP 2000225816A JP 2002041329 A JP2002041329 A JP 2002041329A
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JP
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microcomputer
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JP2000225816A
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Koichi Nakamura
孝一 中村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のマイコンシステム上でどれか一つでも異
常動作を行なっているマイコンがある場合に、異常動作
を行なっているマイコンを容易に検出することが可能な
異常検出装置を提供すること。 【解決手段】複数の制御部からなるシステムの異常を検
出する異常検出装置であって、特定の制御部が外部から
コマンドを受信したとき、この特定の制御部が他の制御
部に対して受信したコマンドに対応する指示を転送し、
他の制御部が特定の制御部に対して転送された指示に対
応した所定のレスポンスを戻すように制御された状態
で、特定の制御部が他の制御部に対して、受信したコマ
ンドに対応する指示を転送してから所定時間内に所定の
レスポンスの戻りが検出されなかったとき異常を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の制御部か
らなるシステムの異常を検出する異常検出装置及び異常
検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル/IT革命により製品の中でソ
フトウエアの占める割合は近年増加の一途を辿ってい
る。
【0003】例えば、デジタル画像情報の処理を行なう
ような製品では、複数のマイコンを搭載して、それぞれ
のソフトウエアが互いに関連して様々な機能を実現する
ように構成されている。
【0004】現在開発中の国内向けデジタルTVを例に
とっても、複数のマイコンシステムで構成され、それぞ
れのソフトウエアが同時に起動し合い、1つのデジタル
TVとして様々な機能を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような大規模なマ
イコンシステムで構成されている製品の場合、不測の事
態が生じマイコンが暴走するということも考えられなく
はない。このため各マイコン間の通信ラインを周期的に
監視し、通信できなくなったマイコンは暴走していると
見なし、リセットをかける機能を備えている。
【0006】しかしながら、割り込み処理で通信を行な
いつつマイコン内部的に暴走(無限ループ等)している
というケースが発生した場合にはリセットをかける手段
は無く、そのまま暴走を検出できずにこの状態を継続し
てしまう問題を持っていた。
【0007】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、複数のマイコンシステム上
でどれか一つでも異常動作を行なっているマイコンがあ
る場合に、異常動作を行なっているマイコンを容易に検
出することが可能な異常検出装置及び異常検出方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の異常検出装置及び異常検出
方法は、以下のように構成されている。
【0009】(1)この発明は、複数の制御部からなる
システムの異常を検出する異常検出装置であって、特定
の制御部が外部からコマンドを受信したとき、この特定
の制御部が他の制御部に対して受信したコマンドに対応
する指示を転送し、他の制御部が特定の制御部に対して
転送された指示に対応した所定のレスポンスを戻すよう
に制御された状態で、特定の制御部が他の制御部に対し
て、受信したコマンドに対応する指示を転送してから所
定時間内に所定のレスポンスの戻りが検出されなかった
とき異常を検出する。
【0010】(2)この発明の異常検出方法は、特定の
制御部が外部からコマンドを受信したとき、この特定の
制御部が他の制御部に対して受信したコマンドに対応す
る指示を転送し、他の制御部が特定の制御部に対して転
送された指示に対応した所定のレスポンスを戻すように
制御された状態で、特定の制御部が他の制御部に対し
て、受信したコマンドに対応する指示を転送してから所
定時間内に所定のレスポンスの戻りが検出されなかった
とき異常を検出する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0012】図1は、この発明の一例に係るデジタルT
Vの概略構成を示す図である。
【0013】図1に示すように、デジタルTVは、アナ
ログ制御マイコン(TVマイコン)1、サブマイコン
2、ホストマイコン3、BSチューナ4、MPEGデコ
ーダ5、フォーマット変換グラフィックエンジン6、電
源回路7、リモコン受光器8、チューナ9、IF回路1
0、ビデオ回路11、外部端子入力12、ビデオ出力回
路13、表示手段(CRT)14、及びOSD回路15
を備えている。
【0014】BS放送はパラボラアンテナを介して受信
され、さらにBSチューナ4、MPEGデコーダ5、フ
ォーマット変換グラフィックエンジン6、ビデオ回路1
1、ビデオ出力回路13を介して、表示手段14に表示
される。一方、地上波放送は通常アンテナを介して受信
され、さらにチューナ9、IF回路10、ビデオ回路1
1、ビデオ出力回路13を介して、表示手段14に表示
される。
【0015】リモコン受光器8は、リモコンからの信号
を受信し、受信した信号をアナログ制御マイコン1に提
供する。アナログ制御マイコン1は、このリモコンから
の信号に基づき、例えば、チャンネル選局、音量調整、
電源オン/オフ等を制御する。サブマイコン2は、リモ
コンからの信号に基づき、BS放送の選局等を制御す
る。ホストマイコン3は、ホストマイコン3は、MPE
Gデコーダ5及びフォーマット変換グラフィックエンジ
ン等を直接制御する。
【0016】次に、図2を参照して、直列に接続された
アナログ制御マイコン1、サブマイコン2、及びホスト
マイコン3からなるデジタルTVにおける異常検出につ
いて説明する。
【0017】例えば、アナログ制御マイコン1が、外部
(リモコン)から電源に関するコマンドを受信すると、
このアナログ制御マイコン1がサブマイコン2に対して
電源オフを指示する。これに対応して、サブマイコン2
はホストマイコン3に対して電源オフを指示する。これ
に対応して、ホストマイコン3はサブマイコン2に対し
て電源オフ処理要求を返す。これに対応して、サブマイ
コン2はアナログ制御マイコン1に対して電源オフ処理
要求を返す。電源オフ処理要求を受けたアナログ制御マ
イコン1は、電源オフ処理を実行する。つまり、基本的
な動作として、アナログ制御マイコン1は外部から電源
に関するコマンドを受信しただけで電源オフ処理を実行
するのではなく、外部から電源に関するコマンドを受信
しサブマイコン2に電源オフを指示したあとサブマイコ
ン2から電源オフ処理要求が返ってきたとき、電源オフ
処理を実行する。
【0018】しかし、上記した基本的な動作だけでは、
サブマイコン2又はホストマイコン3に異常が生じ、ア
ナログ制御マイコン1に電源オフ処理要求が返ってこな
かったときに、電源オフ処理が実行されなくなってしま
う。これは製品の安全性から見ても好ましくない。
【0019】そこで、この発明では、図3に示す異常検
出処理が実行される。つまり、アナログ制御マイコン1
が外部(リモコン)から電源に関するコマンドを受信し
(ST11)、このアナログ制御マイコン1がサブマイ
コン2に対して電源オフを指示してから(ST12)、
所定時間(例えば3秒)内にサブマイコン2から電源オ
フ処理要求が返ってこなかったとき(ST13、YE
S)、サブマイコン2又はホストマイコン3の異常を検
出し(ST14)、アナログ制御マイコン1が電源オフ
処理を実行する(ST15)。所定時間内にサブマイコ
ン2から電源オフ処理要求が返ってくれば(ST13、
NO)、この電源オフ処理要求に対応して電源オフ処理
が実行される(ST15)。これにより、不測の事態に
おいても電源オフ処理だけは実行することができ、製品
の安全性を保つことができる。
【0020】次に、図4を参照して、アナログ制御マイ
コン1、並びにこのアナログ制御マイコン1に対して並
列に接続されたサブマイコン2及びホストマイコン3か
らなるデジタルTVにおける異常検出について説明す
る。
【0021】例えば、アナログ制御マイコン1が、外部
(リモコン)から電源に関するコマンドを受信すると、
このアナログ制御マイコン1がサブマイコン2及びホス
トマイコン3に対して電源オフを指示する。これに対応
して、サブマイコン2及びホストマイコン3はアナログ
制御マイコン1に対して電源オフ処理要求を返す。電源
オフ処理要求を受けたアナログ制御マイコン1は、電源
オフ処理を実行する。つまり、基本的な動作として、ア
ナログ制御マイコン1は外部から電源に関するコマンド
を受信しただけで電源オフ処理を実行するのではなく、
外部から電源に関するコマンドを受信しサブマイコン2
及びホストマイコン3に電源オフを指示したあと、サブ
マイコン2及びホストマイコン3から電源オフ処理要求
が返ってきたとき、電源オフ処理を実行する。
【0022】しかし、上記した基本的な動作だけでは、
サブマイコン2又はホストマイコン3に異常が生じ、ア
ナログ制御マイコン1に両者から電源オフ処理要求が返
ってこなかったときに、電源オフ処理が実行されなくな
ってしまう。これは製品の安全性から見ても好ましくな
い。
【0023】そこで、この発明では、図5に示す異常検
出処理が実行される。つまり、アナログ制御マイコン1
が外部(リモコン)から電源に関するコマンドを受信し
(ST21)、このアナログ制御マイコン1がサブマイ
コン2及びホストマイコン3に対して電源オフを指示し
てから(ST22)、所定時間(例えば3秒)内にサブ
マイコン2及びホストマイコン3から電源オフ処理要求
が返ってこなかったとき(ST23、YES)、サブマ
イコン2又はホストマイコン3の異常を検出し(ST2
4)、アナログ制御マイコン1が電源オフ処理を実行す
る(ST25)。所定時間内にサブマイコン2及びホス
トマイコン3から電源オフ処理要求が返ってくれば(S
T23、NO)、この電源オフ処理要求に対応して電源
オフ処理が実行される(ST25)。これにより、不測
の事態においても電源オフ処理だけは実行することがで
き、製品の安全性を保つことができる。
【0024】上記説明した異常検出処理により、複数の
マイコンシステム上でどれか一つでも異常動作を行なっ
ているマイコンがある場合に、この異常動作を行なって
いるマイコンを容易に検出することが可能になる。同時
に、異常状態に陥っているマイコンがあっても、正常な
マイコンが制御できる機能はそのまま生かすことができ
る。
【0025】次に、図2を参照して説明した異常検出処
理の変形例1について説明する。上記異常検出処理で
は、アナログ制御マイコン1が外部(リモコン)から電
源に関するコマンドを受信したケースについて説明した
が、例えば外部から音量アップに関するコマンドを受信
したケースについて説明する。
【0026】アナログ制御マイコン1が、外部(リモコ
ン)から音量アップに関するコマンドを受信すると、こ
のアナログ制御マイコン1がサブマイコン2に対して音
量アップを指示する。これに対応して、サブマイコン2
はホストマイコン3に対して音量アップを指示する。こ
れに対応して、ホストマイコン3はサブマイコン2に対
して音量アップ処理要求を返す。これに対応して、サブ
マイコン2はアナログ制御マイコン1に対して音量アッ
プ処理要求を返す。音量アップ処理要求を受けたアナロ
グ制御マイコン1は、音量アップ処理を実行する。つま
り、基本的な動作として、アナログ制御マイコン1は外
部から音量アップに関するコマンドを受信しただけで音
量アップ処理を実行するのではなく、外部から音量アッ
プに関するコマンドを受信しサブマイコン2に音量アッ
プを指示したあとサブマイコン2から音量アップ処理要
求が返ってきたとき、音量アップ処理を実行する。
【0027】しかし、上記した基本的な動作だけでは、
サブマイコン2又はホストマイコン3に異常が生じ、ア
ナログ制御マイコン1に音量アップ処理要求が返ってこ
なかったときに、音量アップ処理が実行されなくなって
しまう。
【0028】そこで、この発明では、アナログ制御マイ
コン1が外部(リモコン)から音量アップに関するコマ
ンドを受信し、このアナログ制御マイコン1がサブマイ
コン2に対して音量アップを指示してから、所定時間
(例えば3秒)内にサブマイコン2から音量アップ処理
要求が返ってこなかったとき、サブマイコン2又はホス
トマイコン3の異常を検出し、アナログ制御マイコン1
がOSD回路15に対して所定の案内表示を指示すると
ともに、サブマイコン2及びホストマイコン3をリセッ
トする。所定の案内表示の指示に対応して、表示手段1
4には、例えば「しばらくお待ちください」が表示され
る。所定時間内にサブマイコン2から音量アップ処理要
求が返ってくれば、この音量アップ処理要求に対応して
音量アップ処理が実行される。これにより、サブマイコ
ン2又はホストマイコンが暴走した場合に、ユーザに対
して「しばらくお待ちください」等を案内した上で、暴
走状態を回避することができる。
【0029】次に、図2を参照して説明した異常検出処
理の変形例2について説明する。上記異常検出処理で
は、アナログ制御マイコン1が外部(リモコン)から電
源に関するコマンドを受信したときの異常検出について
説明したが、定期的に異常検出を行なうケースについて
説明する。
【0030】アナログ制御マイコン1がサブマイコン2
に対して定期的に所定の命令を指示する。これに対応し
て、サブマイコン2はホストマイコン3に対して所定の
命令を指示する。これに対応して、ホストマイコン3は
サブマイコン2に対して所定レスポンスを返す。これに
対応して、サブマイコン2はアナログ制御マイコン1に
対して所定のレスポンスを返す。所定のレスポンスを受
けたアナログ制御マイコン1は、サブマイコン2及びホ
ストマイコン3が正常に動作していることを確認するこ
とができる。逆に言うと、所定時間内に所定のレスポン
スが無いときにサブマイコン2又はホストマイコン3の
異常を検出することができる。このように、定期的に所
定の命令をサブマイコン2に指示し、サブマイコン2か
らのレスポンスを監視することにより、サブマイコン2
及びホストマイコン3の動作をチェックすることができ
る。
【0031】以上の説明では、3つのマイコンにより構
成されるシステムの異常検出について説明したが、この
発明はこれに限定されるものではなく、複数のマイコン
(二つ以上のマイコン)により構成されるシステムに適
用することができる。
【0032】なお、本願発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形
態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複
数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発
明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成
要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、複数のマイコンシス
テム上でどれか一つでも異常動作を行なっているマイコ
ンがある場合に、異常動作を行なっているマイコンを容
易に検出することが可能な異常検出装置及び異常検出方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例に係るデジタルTVの概略構成
を示すブロック図である。
【図2】直列に接続されたアナログ制御マイコン、サブ
マイコン、及びホストマイコンを含むデジタルTVにお
ける異常検出を説明するためのブロック図である。
【図3】直列に接続されたアナログ制御マイコン、サブ
マイコン、及びホストマイコンを含むデジタルTVにお
ける異常検出を説明するためフローチャートである。
【図4】アナログ制御マイコン1、並びにこのアナログ
制御マイコン1に対して並列に接続されたサブマイコン
2及びホストマイコン3を含むデジタルTVにおける異
常検出について説明するためのブロック図である。
【図5】アナログ制御マイコン1、並びにこのアナログ
制御マイコン1に対して並列に接続されたサブマイコン
2及びホストマイコン3を含むデジタルTVにおける異
常検出について説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…アナログ制御マイコン(TVマイコン) 2…サブマイコン 3…ホストマイコン 4…BSチューナ 5…MPEGデコーダ 6…フォーマット変換グラフィックエンジン 7…電源回路 8…リモコン受光器 9…チューナ 10…IF回路 11…ビデオ回路 12…外部端子入力 13…ビデオ出力回路 14…表示手段(CRT) 15…OSD回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の制御部からなるシステムの異常を検
    出する異常検出装置であって、 特定の制御部が外部からコマンドを受信したとき、この
    特定の制御部が他の制御部に対して受信したコマンドに
    対応する指示を転送し、他の制御部が特定の制御部に対
    して転送された指示に対応した所定のレスポンスを戻す
    ように制御された状態で、特定の制御部が他の制御部に
    対して、受信したコマンドに対応する指示を転送してか
    ら所定時間内に所定のレスポンスの戻りが検出されなか
    ったとき異常を検出する、 ことを特徴とする異常検出装置。
  2. 【請求項2】直列に接続された第1、第2、及び第3の
    制御部からなるシステムの異常を検出する異常検出装置
    であって、 第1の制御部が外部から電源に関するコマンドを受信し
    たとき、この第1の制御部が第2の制御部に対して受信
    した電源に関するコマンドに対応する所定の指示を転送
    し、この第2の制御部が第3の制御部に対して所定の指
    示を転送し、この第3の制御部が第2の制御部に対して
    所定の指示に対応する所定のレスポンスを戻し、この第
    2の制御部が第1の制御部に対して所定のレスポンスを
    戻すように制御された状態で、第1の制御部が第2の制
    御部に対して受信した電源に関するコマンドに対応する
    所定の指示を転送してから所定時間内に所定のレスポン
    スの戻りが検出されなかったとき異常を検出し、電源に
    関するコマンドに基づき電源をオフする、 ことを特徴とする異常検出装置。
  3. 【請求項3】第1の制御部、並びにこの第1の制御部に
    対して並列に接続された第2及び第3の制御部からなる
    システムの異常を検出する異常検出装置であって、 第1の制御部が外部から電源に関するコマンドを受信し
    たとき、この第1の制御部が第2及び第3の制御部に対
    して受信した電源に関するコマンドに対応する所定の指
    示を転送し、これら第2及び第3の制御部が第1の制御
    部に対して転送された所定の指示に対応する所定のレス
    ポンスを戻すように制御された状態で、第1の制御部が
    第2及び第3の制御部に対して受信した電源に関するコ
    マンドに対応した指示を転送してから所定時間内に所定
    のレスポンスの戻りが検出されなかったとき異常を検出
    し、電源に関するコマンドに基づき電源をオフする、 ことを特徴とする異常検出装置。
  4. 【請求項4】複数の制御部からなるシステムの異常を検
    出する異常検出装置であって、 特定の制御部が外部から所定のコマンドを受信したと
    き、この特定の制御部が他の制御部に対して受信した所
    定のコマンドに対応する指示を転送し、他の制御部が特
    定の制御部に対して転送された指示に対応するレスポン
    スを戻すように制御された状態で、特定の制御部が他の
    制御部に対して受信した所定のコマンドに対応する指示
    を転送してから所定時間内に所定のレスポンスの戻りが
    検出されなかったとき異常を検出し、この異常の検出に
    対応して所定の情報を表示した上で、他の制御部をリセ
    ットする、 ことを特徴とする異常検出装置。
  5. 【請求項5】複数の制御部からなるシステムの異常を検
    出する異常検出装置であって、 特定の制御部が他の制御部に対して定期的に所定の指示
    を転送し、他の制御部が特定の制御部に対して転送され
    た所定の指示に対応するレスポンスを戻すように制御さ
    れた状態で、特定の制御部が他の制御部に対して所定の
    指示を転送してから所定時間内に所定のレスポンスの戻
    りが検出されなかったとき異常を検出する、 ことを特徴とする異常検出装置。
  6. 【請求項6】特定の制御部が外部からコマンドを受信し
    たとき、この特定の制御部が他の制御部に対して受信し
    たコマンドに対応する指示を転送し、他の制御部が特定
    の制御部に対して転送された指示に対応した所定のレス
    ポンスを戻すように制御された状態で、特定の制御部が
    他の制御部に対して、受信したコマンドに対応する指示
    を転送してから所定時間内に所定のレスポンスの戻りが
    検出されなかったとき異常を検出する、 ことを特徴とする異常検出方法。
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