JP3541270B2 - スライドファスナー用スライダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスライドファスナー用スライダー、特に、開閉手段としてスライドファスナーが使用された袋物類であって、置き引き、引ったくり等の盗難危険性の高い物、或は開閉手段としてスライドファスナーが使用された衣類であって、着用者が不用意に開閉しては困る場合のある介護衣類に使用するスライドファスナー用スライダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における袋物類、介護衣類の内、各種鞄(アタッシュケース、ボストンバッグ、その他)には、盗難防止のための数字合わせ錠やシリンダー錠など高コストとなる各種の錠機構を具備させたものがある。しかし、スライドファスナーにより開閉するようにした袋物類については、前記複雑且つ高価な錠機構ではなく、スライドァスナーを閉じた状態でスライダーの引手に、鍵機構により出没部の出没を制御する手段を具備した尾錠金具を、袋物主体に設けた掛止環に挿通して前記出没部を掛止し、通常は出没部を指先で押えて前記掛止環を挿入とは逆方向に引くことにより掛止が解除できるが、必要に応じて鍵操作により施錠(凹まないように)して、掛止環から尾錠金具が抜けないようにした簡易錠装置が一般的に知られ利用されている。
【0003】
また介護衣類については、実用新案登録第2528168号公報、同第3012064号公報に記載されているように、スライダー主体を、務歯の咬合または離反機能を果たす胴体上に、左右側面に解除用軸が挿脱自在に挿入される軸用窓孔を備え且つ該軸用窓孔と連通する内部へ挿入された解除用軸の胴体面上径方向の動きにより胴体から務歯咬合部へ出没して務歯相互の離反阻止と解除を行う係止爪を内蔵した中空柱部を固定した構成とし、別体に形成した引手を、一対の部材を交叉させ、その一側の先端にピンを対向して設け、他側に把持部を形成した構成として、対向するピンを前記スライダー主体の中空柱部の軸用窓孔に挿入、離脱できるようにした介護用衣類のスライドファスナーが公知に属する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前者の袋物類の簡易錠装置は、鍵がなければ迅速に袋物を開いて貴重品等を抜き取ることができないことから、一応の盗難予防は達成するものであるが、その構成が、スライドファスナーのスライダーとは別に、引手の一部となる尾錠金具と、これを挿通して掛止するための掛止環を具備させ、また掛止環を袋物主体に固定しなければならないものであるために、部品点数が多くなり、製作、組立、取り付けにおいてコストアップとなる点に解決すべき課題があった。
【0005】
また後者の介護用衣類のスライドファスナーは、スライダー主体から引手を外して介護者が保持しておけば、介護者が引手をスライダー主体に連結しない限り患者が自由に開閉することができないから、患者が勝手に操作して衣服を脱ぐことを防止できるのであるが、引手の構成が、一対の部材を交叉させ、把持部を指先で挟むように摘んで、或は開閉操作するものであるために、引手部分の外観がいかにも開閉工具のようになって体裁が悪いだけでなく、スライダー主体に結合した後の引き操作が非常に行い難い。特に、引手の把持部が左右に開いた状態のものでは引っ張り難く、さりとて両端部を対向衝合させて環状として摘み易くしても、引っ張り力の分力が、先端部のピンとスライダー主体の連結を解除するように把持部に作用するようになることから、スライドファスナーの開閉操作が確実に実施できない場合を招く点に解決すべき課題があった。
【0006】
さらにこの介護用衣類のスライドファスナーを袋物に利用することができ、使用することによって、前記袋物類のスライドファスナーに簡易錠装置を具備させる場合の解決課題は解消することができるものの、前記スライドファスナーの開閉操作が確実に実施できないといった解決課題を解消することはできない。
【0007】
本発明は、盗難防止のための簡易錠が要求される袋物類、患者が勝手に開閉しては困る介護用衣類のいずれに使用しても、それぞれの要求を充足するとともに、開閉操作時にスライダー主体から引手が不用意に離脱することなくスライドファスナーの開閉操作を確実に行うことができるスライドファスナー用スライダーを提供することを解決課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るスライドファスナー用スライダー(S) は、前記課題を解決するものであって、一対のテープ(T) のそれぞれの一側縁に一定間隔で取付けた多数の務歯(t) を、引手(4) の操作によってスライドするスライダー主体(1) により、咬合または離反させるようにしたスライドファスナー用スライダー(S) が、スライダー主体(1) と、該スライダー主体(1) に脱着自在に結合される離反阻止解除用のロック解除用組部(2) と、該ロック解除用組部(2) に連結される引手(4) とから構成されており、
スライダー主体(1) は、務歯(t) の咬合または離反機能を果たす胴体(10)上に中空柱部(11)を固定してなり、該中空柱部(11)は、左右側面に解除用軸(22a) が挿脱自在に挿入される軸用窓孔(12)を備え且つ該軸用窓孔(12)と連通する内部へ挿入された解除用軸(22a) の胴体(10)面上の径方向への、弾発力に抗した動きにより、胴体(10)から務歯(t) の咬合部へ出没して務歯(t) 相互の離反阻止と解除を行う係止爪(13)が内蔵された構成とするとともに、
ロック解除用組部(2) は、支点を中心として開閉する先端部(21)の内側に、相互の衝合によって解除用軸(22a) となるピン(22)を形成し、該先端部(21)と一体であって前記支点を中心として、介在させたヘアピン状バネ(23)に抗して操作開閉される操作部を形成した金属製の一対の開閉連結片(24)を、前記操作部の一部と先端部(21)の露呈及び支点を中心とする開閉動作を確保して、引手接続部(25)を具備させた保持体(26)の内部にサンドイッチ状に挟着保持した構成とし、
また前記ロック解除用組部(2) の引手接続部(25)に、紐、帯等の可撓性部材、合成樹脂部材、金属部材のいずれかからなる引手(4) を連結した構成であり、
スライドファスナーを閉じた状態で、スライダー主体(1) から引手(4) を含むロック解除用組部(2) を外して、係止爪(13)がスライドファスナーの務歯(t) を離反阻止状態にロックし、必要に応じてロック解除用組部(2) のピン(22)をスライダー主体(1) の軸用窓孔(12)から挿入して連結し、ピン(22)の衝合により形成される解除用軸(22a) の移動により、係止爪(13)による務歯(t) の離反阻止を解除して、前記引手(4) の操作によりスライドファスナーが開閉できるようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の作用及び効果】
本発明に係るスライドファスナー用スライダー(S) によれば、係止爪(13)を内蔵したスライダー主体(1) と引手(4) との間にロック解除用組部(2) が介在した構成であって、そのロック解除用組部(2) が、支点を中心として開閉する先端部(21)の内側に、相互の衝合によって解除用軸(22a) を形成するピン(22)を固定し、該先端部(21)と一体であって前記支点を中心として開閉し介在させたヘアピン状バネ(23)に抗して操作開閉される操作部を形成した金属製の一対の開閉連結片(24)を、前記操作部と先端部(21)の露呈と支点を中心としての開閉動作を確保して、引手接続部(25)を備えた一対の保持体(26)の間にサンドイッチ状に挟着保持し、その引手接続部(25)に引手(4) を連結する構成としたから、スライダー主体(1) に対するロック解除用組部(2) の一対の開閉連結片(24)の開閉操作と、スライドファスナー開閉のためのスライダーの引っ張り操作とが、それぞれに影響を与えることなく個別に、即ち、引手(4) を引っ張った場合の力は、開閉連結片(24)の操作部に関係なく、引手接続部(25)、保持体(26)、支点、開閉連結片(24)の先端部(21)からスライダー主体(1) に作用し、開閉連結片(24)の操作部に左右から加える力は、保持部内面から先端部(21)に作用して該先端部(21)を開閉させるようになる。
【0010】
その結果、盗難防止のための簡易錠が要求される袋物類、患者が勝手に開閉しては困る介護用衣類のいずれに使用しても、それぞれの要求を充足するとともに、開閉操作時にスライダー主体(1) から引手(4) が不用意に離脱することなくスライドファスナーの開閉操作を確実に行うことができるスライドファスナー用スライダー(S) を提供することができるとともに、スライダー主体(1) から外したスライドファスナー用スライダー(S) はその引手(4) を吊紐として利用し、その保管管理を容易とする。
【0011】
また金属製の開閉連結片(24)は、その先端部(21)と操作部のみが露呈し支点部分を含む他の部分が一対の保持体(26)の間に挟まれて露呈しないから、スライダー主体(1) に装着又は分離した場合のいずれにおいても、外観形態が良好となり、袋物類、衣類のデザイン性を損なわない。加えて保持体(26)の表面に図柄等を設ける装飾が可能であり、また、図柄によっては、マスコット品的なものとして形態することができる。
【0012】
なお請求項2に記載のように、金属製の開閉連結片(24)を、先端部(21)と操作部とを一体に形成した対称形状の一対の構成片から形成し、それぞれの開閉中心を対称位置に設定した保持体(26)に同一平面で交叉することなく開閉するように保持させ、前記一対の構成片の操作側の間にバネを介在させた構成とすることによって、前記作用効果に加えて、開閉連結片(24)は同一形状の二個の内の一方を反転して対称形状として使用できることから、製作性を良好とするとともに、一対の開閉連結片(24)は交叉することなく開閉するものとなって、ロック解除用組部(2) の厚みが、交叉させる場合に比べ薄くなって全体としての嵩を低くできスマートなものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】及び
【実施例】
図1は本発明の実施例に係るスライドファスナー用スライダーの使用例を示す部分正面図、図2はスライドファスナー用スライダーの分解正面図、図3は同結合状態の断面図、図4はロック解除用組部(2) の内部説明用正面図、図5はロック解除用組部(2) をスライダー主体(1) から外した状態の正面図である。
【0014】
本発明の実施例に係るスライドファスナー用スライダー(S) は、対象物に縫着手段により取り付けられる一対のテープ(T) のそれぞれの一側縁に、一定間隔で取付けた多数の務歯(t) を、引手(4) の操作によって摺動するスライダー主体(1) によって、咬合または離反させるようにしたものであって、スライダー主体(1) と、該スライダー主体(1) に着脱自在に結合される離反阻止解除用のロック解除用組部(2) と、該ロック解除用組部(2) に連結される引手(4) とから構成されている。
【0015】
前記スライダー主体(1) は、従来の技術において記載した金属製のスライダー主体(1) と同様であって、係止爪(13)が咬合する務歯(t) 方向に出没できるように爪孔(14)を設けた胴体(10)上に、左右側面に解除用軸(22a) を形成するピンが挿脱自在に挿入される軸用窓孔(12)を備えた中空柱部(11)を固定してなり、中空柱部(11)内には、前記軸用窓孔(12)から内部へ挿入されるところの、後記ロック解除用組部(2) の解除用軸(22a) を斜め上方へ案内するガイド壁(15)と、中央下側端に形成した係止爪(13)が爪孔(14)から出没するようにガイド壁(15)に枢着された略「つ」形状の爪主体(16)と、該爪主体(16)の係止爪(13)を爪孔(14)から務歯(t) 側へ常時突出させるように付勢する板バネ(17)とが内蔵されており、左右側面の軸用窓孔(12)から挿入される後記ピン(22)の衝合で形成される解除用軸(22a) のガイド壁(15)に沿った斜め上方の径方向の動きにより、係止爪(13)を前記板バネ(17)に抗して後退させ、務歯(t) 相互の離反阻止を解除を行う構成となっている。
【0016】
またロック解除用組部(2) は、一対の金属製の開閉連結片(24)と、これをサンドイッチ保持する一対の合成樹脂製の保持体(26)と、開閉連結片(24)の先端部(21)を閉じた状態に付勢するためのヘアピン状バネ(23)とからなる。
【0017】
前記開閉連結片(24)は、支点枢着用孔(27)より先方側を、顎部に続くフック部の形成により内側となる方向に衝合用のピン(22)を設けた先端部(21)とし、また支点枢着用孔(27)より後方側に、後端にピン(22)と同方向のバネ止め(28)を形成し且つ中間位置外側に操作片(29)を突設した操作用アーム(30)とすべく、金属板から打ち抜き加工手段で製作したものであって、前記ピン(22)及びバネ止め(28)が内側に向き、操作片(29)が外側を向くように、支点枢着用孔(27)を後記保持体(26)の枢軸(31)に対称的に支持させた構成であり、対向する操作用アーム(30)の間にヘアピン状バネ(23)が装填される。
【0018】
また保持体(26)は合成樹脂部材を用いて射出成形手段により形成したものであり、後端部に引手用孔(32)からなる引手接続部(25)を設けた同一形状の一対の重合主体要素からなり、各重合主体要素は、重ね合わせることによって、開閉連結片(24)の操作用アーム(30)の開閉を許容する容室(33)を形成するための周囲の低い縁壁(34)と、該縁壁(34)の一部を切欠いて前記先端部(21)を突出させるための頸部孔(35)と、縁壁(34)から平板部にかけて入り込んだ操作用孔(36)とが形成される構成であり、いずれか一方又は両方の要素の内面であって頸部孔(35)の近傍に枢軸(31)が一体に形成されている。
【0019】
そして前記一対の重合主体要素の一方の枢軸(31)に、前記一対の開閉連結片(24)の支点枢着用孔(27)を枢着し、さらに先端部(21)を頸部孔(35)から、また操作片(29)を操作用孔(36)から外部に露呈するように容室(33)に収容し、対向する操作用アーム(30)の間に板バネ(17)部材を装填した後、他方の重合主体要素で蓋をするように重ねて、樹脂弾性を利用した固定手段又は溶着手段で結合し、保持体(26)の後端部に形成された引手用孔(32)からなる引手接続部(25)に、紐、帯等の可撓性部材、合成樹脂部材、金属部材のいずれかからなる引手(4) を連結した構成とする。
【0020】
上記説明したスライダー主体(1) とロック解除用組部(2) とは、該ロック解除用組部(2) を構成する一対の開閉連結片(24)の先端部(21)で連結されており、保持体(26)から左右に露呈した操作片(29)を押し込む操作で、一対の開閉連結片(24)の先端部(21)を開いてスライダー主体(1) からロック解除用組部(2) を分離し、また連結する場合には、一対の開閉連結片(24)の先端部(21)を開いて、該先端部(21)のピン(22)を中空柱部(11)の左右側面の軸用窓孔(12)から内部へ挿入することにより結合する。
【0021】
そしてスライダー主体(1) とロック解除用組部(2) とを連結した状態で、引手(4) をスライド方向に引くと、ピン(22)の衝合により形成された解除用軸(22a) が、中空柱体内のガイド壁(15)に案内され、爪主体(16)の係止爪(13)が務歯(t) の離反阻止を解除するように爪孔(14)内へ没するように動いて、スライドファスナーは自由に開閉できる状態となる。
【0022】
一方、スライダー主体(1) からロック解除用組部(2) を離脱させると、スライダー主体(1) の中空柱室内の板バネ(17)の作用によって係止爪(13)が爪孔(14)から務歯(t) 部へ突出してその離反を阻止するようになり、スライドファスナーは開閉できない状態となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスライドファスナー用スライダー(S) の使用例を示す部分正面図。
【図2】同スライドファスナー用スライダー(S) の分解正面図。
【図3】同結合状態の断面図。
【図4】ロック解除用組部(2) の内部説明用正面図。
【図5】ロック解除用組部(2) をスライダー主体(1) から外した状態の正面図。
【符号の説明】
(T) 一対のテープ
(t) 務歯
(S) スライドファスナー用スライダー
(1) スライダー主体
(10) 胴体
(11) 中空柱部
(12) 軸用窓孔
(13) 係止爪
(2) ロック解除用組部
(21) 先端部
(22) ピン
(22a) 解除用軸
(23) ヘアピン状バネ
(24) 開閉連結片
(25) 引手接続部
(26) 保持体

Claims (2)

  1. 一対のテープ(T) のそれぞれの一側縁に一定間隔で取付けた多数の務歯(t) を、引手(4) の操作によってスライドするスライダー主体(1) により、咬合または離反させるようにしたスライドファスナー用スライダー(S) が、スライダー主体(1) と、該スライダー主体(1) に脱着自在に結合される離反阻止解除用のロック解除用組部(2) と、該ロック解除用組部(2) に連結される引手(4) とから構成されており、
    スライダー主体(1) は、務歯(t) の咬合または離反機能を果たす胴体(10)上に中空柱部(11)を固定してなり、該中空柱部(11)は、左右側面に解除用軸(22a) が挿脱自在に挿入される軸用窓孔(12)を備え且つ該軸用窓孔(12)と連通する内部へ挿入された解除用軸(22a) の胴体(10)面上の径方向への、弾発力に抗する動きにより、胴体(10)から務歯(t) の咬合部へ出没して務歯(t) 相互の離反阻止と解除を行う係止爪(13)が内蔵された構成とするとともに、
    ロック解除用組部(2) は、支点を中心として開閉する先端部(21)の内側に、相互の衝合によって解除用軸(22a) となるピン(22)を形成し、該先端部(21)と一体であって前記支点を中心として、介在させたヘアピン状バネ(23)に抗して操作開閉される操作部を形成した一対の開閉連結片(24)を、前記操作部の一部と先端部(21)の露呈及び支点を中心とする開閉動作を確保して、引手接続部(25)を具備させた保持体(26)の内部にサンドイッチ状に挟着保持した構成とし、
    また前記ロック解除用組部(2) の引手接続部(25)に、紐、帯等の可撓性部材、合成樹脂部材、金属部材のいずれかからなる引手(4) を連結した構成であり、
    スライドファスナーを閉じた状態で、スライダー主体(1) から引手(4) を含むロック解除用組部(2) を外して、係止爪(13)がスライドファスナーの務歯(t) を離反阻止状態にロックし、必要に応じてロック解除用組部(2) のピン(22)をスライダー主体(1) の軸用窓孔(12)から挿入して連結し、ピン(22)の衝合により形成される解除用軸(22a) の移動により、係止爪(13)による務歯(t) の離反阻止を解除して、前記引手(4) の操作によりスライドファスナーが開閉できるようにしたことを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
  2. 開閉連結片(24)は、先端部(21)と操作部とを一体に形成した対称形状の一対の構成片から形成し、それぞれの開閉中心を対称位置に設定した保持体(26)内において交叉することなく同一平面で開閉するように保持させ、前記一対の構成片の操作側の間にヘアピン状バネ(23)を介在させた構成である請求項1記載のスライドファスナー用スライダー。
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