JP3541256B2 - 育苗培土 - Google Patents

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  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、育苗培土および育苗培土の固結方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
近年、農業、園芸、林業の分野において育苗の省力化、機械化、生産性の向上などの目的で、比較的小さなプラスチックなどの連結容器によるセル成形苗の利用が進み、集中的な育苗管理、機械による移植や定植が行なわれてきている。このセル成形苗は、苗の成育が均一で、輸送性が高く、機械による移植や定植に適し、また、培土が伸長した根部によって保持されるために崩れにくく、移植、定植後の活着率が高いため、普及が進んでいる。
【0003】
しかしながら、このようなセル成形苗には以下のような問題がある。
【0004】
▲1▼セル成形苗の利点を活かすためには、移植、定植時に培土を保持するに充分な量の根部が必要である。根部が不充分であったり、比較的重い培土を使用した場合には、苗の根部の培土(根鉢部分)が崩壊し、根部の欠損や乾燥による細根部の枯死を生じ、移植、定植作業の効率低下や苗の活着率の著しい低下を招く。
【0005】
▲2▼作物の種類あるいは育苗条件によっては、培土を保持するに充分な量の根部が得られた時点では地上部(茎葉部)が生育し過ぎて軟弱な生育となり、苗質が低下してしまう場合がある。このようなことを回避するために、養水分や温度の制御、矮化剤の使用、物理的刺激などの多種多様な方法が実践されているが、簡便で有効な方法は見出されていない。
【0006】
▲3▼通常、セル成形育苗においては、苗の移植や定植の適期は、培土を保持するに充分な量の根部が得られた時点とされ、それよりも前では根鉢が崩壊し、逆に適期を過ぎるに従って根部の老化や地上部の軟弱生育を生じ、移植、定植後の苗の活着率を低下させる。そのために、移植や定植の適期は比較的短く、それを延長するために、苗の冷蔵貯蔵法や薬剤による根域制限法が検討されているが、実用化されている例は少ない。
【0007】
▲4▼元来は圃場に直接播種されていたエダマメ、スィートコーン、オクラなどの作物も、近年、収益性の高さから加温育苗や移植栽培が増加し、セル成形苗の利用が進んでいるが、これらの作物は、一般的に培土を保持する能力が低く、作業の効率を低下させている。
【0008】
▲5▼一般的に、育苗ポットの容量が大きい程、作物の生育は速いが、小さいものよりも、培土を保持するに充分な量の根部が得られるまでに日数がかかる。
【0009】
▲6▼キク、ツツジ、熱帯性の観賞植物などの花卉類は、一般に挿し木により繁殖させるが、セル成形苗システムを利用した挿し木苗は、地上部の生育に比べて根部の生育が遅れ、培土を保持するに充分な量の根部が得られた時点では、地上部(茎葉部)が生育し過ぎて軟弱な生育となり、苗質が低下しやすい。
【0010】
▲7▼イチゴ、ラン類、カスミソウなどの多くの作物において、大量増殖やウィルスフリー化などのために組織培養による繁殖が行なわれ、再分化個体をセル成形育苗することが広まりつつある。しかし、一般に組織培養後の植物は根部の生育が順調でない場合が多く、培土を保持するに充分な量の根部を形成するまでには長期間を要するため、迅速な苗生産の上で問題となっている。
【0011】
このような問題を解決する方法として、アルギン酸塩水溶液を移植作業直前に育苗培土に処理して育苗培土を固結させる方法が知られている(特開平4−335826号、特開平6−153690号)。しかしながら、かかる方法においては、育苗培土に所望の硬度を与えるために比較的粘度の高いアルギン酸塩水溶液を使用する必要があり、その結果、撥水性の高い培土や空隙率の低い培土などではアルギン酸塩水溶液が培土内に浸透するのに長時間を要し、また、培土表面から過剰のアルギン酸塩水溶液が流出して作業が非効率的となる場合がある。さらに、培土内のカチオン濃度が低い場合には、固結の程度が低下したり、固結するまでに長時間を要することがある。
【0012】
また、他の方法として、培土に重合体を予め添加しておく方法が知られているが、このような方法においては、セル成形苗用連結容器に培土を充填する前に予め水分を供給するような通常の培土充填機の使用は、培土の流動性が低下するために困難である。さらに、一般にセル成形苗用培土としては、培土の軽量化、保水性や通気性の向上などのためにピートモスが多く混入されている場合が多いが、これらの培土においては、乾燥状態におけるピートモスの撥水性のため、セル成形苗用連結容器に乾燥培土を充填した後に行なう水分供給は、不均一で非効率的である。
【0013】
また、アクリルアミド重合体を育苗培土に添加して育苗培土の硬度の向上を図る方法も知られている。しかしながら、吸水状態においては、培土の空隙にアクリルアミド重合体が存在するため、粒状培土でなければ作物に好適な通気性や排水性を確保することは困難であるが、通常、作物のセル成形苗育苗培土として粒状培土が使用されることは少ない。また、この方法においては、育苗培土の硬度向上のために、移植前に培土を乾燥させることが必要であるが、このような乾燥ストレスは作物に大きな傷害を与える。
【0014】
本発明の課題は、根鉢部分の安定した育苗培土およびそのような育苗培土を迅速かつ効率よく供給できる方法を提供する処にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、より効率的に育苗培土を固結する方法を開発すべく多方面から検討した結果、ゲル化性水溶性ポリマーと浸透剤を併用することにより、迅速で簡便な育苗培土の固結方法を見出し、本発明に至った。
【0016】
すなわち、本発明の育苗培土は、ゲル化性水溶性ポリマー水溶液と浸透剤水溶液で処理されて固結したことを特徴とする。
【0017】
また、本発明の固結方法は、育苗培土をゲル化性水溶性ポリマー水溶液と浸透剤水溶液で処理することを特徴とする。処理の仕方は、散水処理でも浸漬処理でもよい。ゲル化性水溶性ポリマーとしては、ジェランガム(Gellan gum)が好ましい。
【0018】
育苗培土をゲル化性水溶性ポリマー水溶液と浸透剤水溶液で処理することにより、根鉢部分を迅速に固結させることができる。
【0019】
本発明で使用するゲル化性水溶性ポリマーとは、ゲル化能を有する水溶性ポリマーであって、例えば、アクリル酸金属塩やアクリルアマイドなどのホモポリマーやコポリマー、カルボキシメチルセルロースの金属塩、アルギン酸塩、キサンタンガム、カラギーナン、ジェランガムなどの天然ガムやこれらの混合物が挙げられる。
【0020】
これらの中で、ジェランガムは、シュードモナス・エロデア[Pseudomonas elodea(ATCC31461)]の好気的醗酵によって得られた細胞外多糖類であり、カチオン(陽イオン)の共存により、水ゲルを形成する性質を有する。そのため、ジェランガム水溶液は、多くの場合、育苗培土内に含まれるカチオンや通常の液肥によりゲル化し、後にそのカチオン類が植物に吸収されるとゲルが崩れて流出するので特に好ましい。
【0021】
ジェランガムは、培養後の培養液の処理方法により3種類に分類される。すなわち、培養混合液からそのままアルコール沈殿法で得られるネイティブ(native)型、脱アセチル工程を経る脱アセチル(deacetylated)型、さらに精製工程を経る脱アセチル精製(deacetylated & purified)型である。形成するゲルの硬さの点より、脱アセチル型が好ましく、脱アセチル精製型がより好ましい。
【0022】
本発明でジェランガムを用いた場合の特徴をまとめると、次の通りである。
【0023】
▲1▼ジェランガムは、近年、植物組織培養において寒天に代わるゲル化剤として利用され、良好な結果を得ており、無害である。
【0024】
▲2▼ジェランガム水溶液は低濃度のカチオン(Ca2+、Kなど)の存在でゲル化するが、これらのカチオンは通常の育苗培土内に含まれており、その濃度もジェランガム水溶液がゲル化するのに適当な範囲である。
【0025】
▲3▼通常の液肥を育苗培土に与えることによっても、ジェランガム水溶液をゲル化させるのに充分なカチオンを供給することができる。
【0026】
▲4▼挿し木用育苗培土には、使用開始時点では肥料成分が含まれていないか、あるいは極微量だけ含まれているものが多い。この場合も、移植や定植の直前に、通常の液肥を育苗培土に与えることによって、ジェランガム水溶液をゲル化させるに充分なカチオンを供給することができる。
【0027】
▲5▼ジェランガムゲルは、植物にカチオンが吸収されることにより、再び水溶液となり根鉢より流出する。その後、残存する浸透剤は、培土の排水性などを向上させ、作物の生育を促進する。
【0028】
本発明で使用する浸透剤とは、界面活性剤の一種であり、非イオン系浸透剤とアニオン系浸透剤がある。例えば、ジアルキルスルホコハク酸エステルナトリウムやアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどのアニオン系活性剤;アルキルフェノールや高級アルコール、またはソルビトールやショ糖の部分高級脂肪酸エステルなどの糖アルコールエステルやポリプロピレングリコールに、エチレンオキサイドなどのアルキレンオキサイドを付加したアルキレンオキサイド系非イオン活性剤;グリセリン、ソルビトールおよびショ糖などの多価アルコールを高級脂肪酸でエステル化したエステル系非イオン活性剤;が挙げられる。
【0029】
これらの浸透剤は、ゲル化性水溶性ポリマーに何ら作用するものではなく、植物の生育に障害を及ぼさないものであれば特に限定されず、土壌の硬度などの条件により適当に選択できる。
【0030】
ゲル化性水溶性ポリマー水溶液と浸透剤水溶液の育苗培土への処理方法としては、例えば、ゲル化性水溶性ポリマーと浸透剤の混合水溶液を育苗培土の上から散水する方法や、該水溶液中に育苗培土を浸漬する方法、または、予め浸透剤水溶液を育苗培土の上から散水したり、浸透剤水溶液中に育苗培土を浸漬したりした後、ゲル化性水溶性ポリマー水溶液で散水処理または浸漬処理する方法が挙げられる。
【0031】
ゲル化性水溶性ポリマー水溶液の濃度は、水溶液の粘度として少なくとも100cp以下が好ましく、通常は20cp以下にして用いる。培土に対するゲル化性水溶性ポリマーの使用量(固形分換算)は、培土の種類や硬度により異なるが、培土の通気性の保持の点より、0.01〜10重量%が好ましく、0.05〜2重量%がより好ましい。
【0032】
浸透剤の使用量はできるだけ少ない方が望ましいが、培土の種類やゲル化性水溶性ポリマーの種類などにより異なり、一概には言えない。0.01重量%以上の濃度の水溶液として用いて、培土に対する使用量(固形分換算)は0.05〜2重量%であるのが好ましいが、要はゲル化性水溶性ポリマーを培土中に短時間で浸透させることができるような量であればかまわない。
【0033】
これらのゲル化性水溶性ポリマーと浸透剤の混合水溶液、または各単独水溶液に、肥料、栄養剤、ビタミン類、生育調整剤などを加えてもよい。
【0034】
本発明において使用される培土は、市販のものでよく、種類、形状、粒径は特に限定されない。また、使用される苗の種類も特に限定されるものではなく、各種野菜、花卉、樹木、稲などの苗が挙げられる。
【0035】
【実施例】
以下実施例により本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0036】
参考例1
連結プラスチックトレー(ヤンマー農機株式会社製:30cm×60cm、128穴)15個に、ピートモスおよびバーミュキライトを主成分とするセル成形苗用培土(ヤンマー農機株式会社製:すこやか野菜養土)を充填し、その上から水と表1に記載した各種浸透剤の水溶液(濃度は0.1重量%と1.0重量%)を500ml/トレーの割合で散水し、その浸透性(浸透速度)を観察した。その結果を表1に示す。
【0037】
浸透速度は、散水処理時の培土への溶液の浸透程度とトレー底部からの流出量を目視により評価した。短時間では培土へ溶液がほとんど浸透しない状態を評価1とし、すみやかに浸透して底部からの溶液流出も迅速である状態を評価5とし、その間の状態を水を標準(評価3)にして5段階で評価した。
【0038】
【表1】
Figure 0003541256
【0039】
実施例1〜3、比較例1〜4
連結プラスチックトレー(ヤンマー農機株式会社製:30cm×60cm、200穴)7個に、ピートモス、バーミュキライトおよびパーライトを主成分とするセル成形苗用培土(タキイ種苗株式会社製:マザーソイルたねまき用)を充填し、レタス種子を播種した。これを慣行法により10日間育苗した。
【0040】
その後、各トレーの上から水(比較例4)と表2に記載したゲル化性水溶性ポリマー(ジェランガムは脱アセチル精製型である。以下同様。)およびポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルの水溶液を1.0リットル/トレーの割合で散水処理した。この時、各水溶液の培土への浸透速度を目視により評価した。さらに、トレーを1時間放置した後、各トレーの苗を底部より押し出し、根鉢保形度を観察した。また、押し出した苗を圃場へ移植した後10日目の生育を観察した。それらの結果を表2に示す。
【0041】
浸透速度は、参考例1と同様に評価した。
【0042】
根鉢保形度は、トレーより押し出した時の根鉢の崩壊度を目視により評価した。根鉢の90%以上が崩壊した状態を評価1とし、0〜10%崩壊した状態を評価5とし、その間の状態を5段階で評価した。
【0043】
移植後の生育程度は、圃場での生長量、活性程度を目視により評価した。苗をトレーから押し出した時に根鉢が大きく崩壊した苗は、評価時点で枯死または著しい生育不良のために評価不能であった。生育不良の状態を評価1とし、生育が極めて良好な状態を評価5とし、その間の状態を5段階で評価した。
【0044】
【表2】
Figure 0003541256
【0045】
実施例4、比較例5〜6
連結プラスチックトレー(ヤンマー農機株式会社製:30cm×60cm、200穴)3個に、セル成形苗用培土(ヤンマー農機株式会社製:すこやか野菜養土)を充填した後にトマト種子を播種し、慣行法により15日間育苗した。
【0046】
その後、この中の1個のトレーの上から0.1重量%ジェランガムと0.1重量%Tween−80(浸透剤)の混合水溶液を1リットル/トレーの割合で散水処理した。比較例として、他の2個のトレーの上から、それぞれ0.1重量%ジェランガム水溶液と水を1リットル/トレーの割合で散水処理した。この時、各水溶液の培土への浸透速度を目視により評価した。
【0047】
1時間放置した後、苗をトレーより抜いて根鉢の保形度を観察した。また、苗をポットに移植した後の生育程度を観察した。それらの結果を表3に示す。
【0048】
浸透速度、根鉢保形度、移植後の生育は、参考例1、実施例1と同様に評価した。
【0049】
【表3】
Figure 0003541256
【0050】
実施例5、比較例7
発泡スチロール製トレー(笠原工業株式会社製:30cm×60cm、220穴)2個に、鹿沼土、ピートモス、バーミュキライトを主成分とする挿し木用培土(株式会社東商製:さし芽・さし木の培養土)を充填し、アフリカホウセンカ(Impatiens sultanii Hook.f.)の穂木(約5cm茎長)を培土に挿し、発根が認められるまで慣行法で管理した。
【0051】
その後、1個のトレーを0.2重量%ジェランガムと0.2重量%ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルの混合水溶液に浸漬し、比較例として他のトレーを0.2重量%ジェランガム水溶液に浸漬した。
【0052】
1時間放置した後、浸漬溶液よりトレーを取り出した。次に、各トレーの苗を底部より押し出して根鉢の保形度を観察した。さらに、苗をポットに移植した後の生育状況を観察した。それらの結果を表4に示す。
【0053】
根鉢保形度、移植後の生育は、実施例1と同様に評価した。
【0054】
【表4】
Figure 0003541256
【0055】
【発明の効果】
本発明の育苗培土は、根鉢部分の崩壊や根部の欠損が生じ難く、移植が極めて容易である。また、本発明の育苗培土の固結方法によれば、ゲル化性水溶性ポリマー水溶液と浸透剤水溶液による処理を行なった後に、短時間で所望の硬度の根鉢部分を有する育苗培土を提供することができるため、作業効率が優れている。

Claims (5)

  1. ゲル化性水溶性ポリマー水溶液と浸透剤水溶液で処理されて固結したことを特徴とする育苗培土。
  2. 育苗培土をゲル化性水溶性ポリマー水溶液と浸透剤水溶液で処理して固結させることを特徴とする育苗培土の固結方法。
  3. 育苗培土をゲル化性水溶性ポリマー水溶液と浸透剤水溶液で散水処理することを特徴とする請求項2記載の固結方法。
  4. 育苗培土をゲル化性水溶性ポリマー水溶液と浸透剤水溶液で浸漬処理することを特徴とする請求項2記載の固結方法。
  5. ゲル化性水溶性ポリマーがジェランガムであることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の固結方法。
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