JP3540734B2 - 車載用アンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体のルーフに取り付けるルーフアンテナに適用して好適な車載用アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車体に取り付けられるアンテナとしては種々のアンテナがあるが、車体では最も高い位置にあるルーフにアンテナを取り付けるようにすると受信感度を高めることができるため、ルーフに取り付けるルーフアンテナが従来から好まれている。また、車体内には一般にFMラジオとAMラジオとが設けられているため、FMラジオ帯とAMラジオ帯の両方を受信できるアンテナが便利なことから、2つのラジオ帯を共用して受信できるルーフアンテナが普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなルーフアンテナの従来の一例を図10に示す。
図10において、アンテナ100はエレメント部111と、エレメント部111の先端に取り付けられたアンテナトップ112と、エレメント部111の下端に設けられたアンテナ基部113からなるアンテナ部を備えている。このアンテナ部は、アンテナカバー102に着脱自在に取り付けられており、アンテナカバー102は導電性のアンテナベース103に嵌合されている。アンテナカバー102とアンテナベース3とで形成された空間には回路基板が収納されており、回路基板には分波器や増幅器が組み込まれている。回路基板には信号ケーブル106と電源ケーブル107とが接続されており、これらのケーブル106,107はアンテナベース103の下面に設けられたベース延伸部に形成された貫通孔を介して導出されている。また、アンテナベース103の下面には柔軟な材質からなるパッド104が装着されている。
【0004】
このように構成されたアンテナ100は、車両のルーフに取り付けられるが、車室内の天井には内装が施されている。この内装の厚さを薄くすることにより車室内のスペースが拡がることから、車室内の天井の内装の厚さは限られることになる。
ところで、アンテナ100から導出されるケーブル106,107をアンテナベース103の下面から延伸されたベース延伸部の下面から導出するようにすると、車体パネル50に対して直交する方向にケーブル106,107が導出されることになり、ケーブル106,107の曲がりを考慮すると、それを車室内の天井に収納するにはかなりの厚さが必要となる。そこで、ベース延伸部の周側面に切欠部を設け、この切欠部からケーブル106,107を導出させることにより、ケーブル106,107を図10に示すようにアンテナベース103の下面にほぼ平行に導出することができるようになる。
【0005】
しかしながら、ケーブル106,107をアンテナベース103の下面にほぼ平行に導出させると、アンテナ100を車体パネル50に取り付ける際に、図10に示すようにアンテナ100を斜めにしてケーブル106,107を車体パネル50に形成した取付孔に挿入し、次いで、ベース延伸部を取付孔に挿入させることになるが、この際にベース延伸部が取付孔に当たって挿入できず、ケーブル106,107を手で屈曲させてベース延伸部を挿入しなければならないという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、ケーブルをアンテナベースの下面にほぼ平行に導出させる構成としても、アンテナを容易に車体パネルに取り付けることができる車載用アンテナを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の車載用アンテナは、アンテナエレメントが装着可能とされると共に、回路基板が内部に少なくとも収納されているアンテナカバーと、該アンテナカバーが嵌合される導電性のアンテナベースと、該アンテナベースの下面から延伸されているベース延伸部と、該ベース延伸部に螺着されることにより、前記アンテナベースの下面との間に車体を挟持する螺着手段と、前記回路基板に接続されたケーブルをガイドして前記ベース延伸部から外部へ導出する方向をガイドする屈曲可能なガイド板とを備え、前記ベース延伸部には、前記ケーブルを外部へ導出する貫通孔が形成されていると共に、前記ベース延伸部の周側面には前記貫通孔へ達する切欠溝が軸にほぼ沿って形成されており、前記ケーブルをガイドする前記ガイド板を屈曲させて前記切欠溝に形成されている溝部に係合させた際に、前記ケーブルが前記貫通孔を貫通して前記ベース延伸部の下端から下方へ導出するよう前記ガイド板によりガイドされ、前記ガイド板を前記溝部から離脱させた際に、前記ケーブルが前記切欠溝を通って前記アンテナベースの下面とほぼ平行に導出できるよう前記ガイド板によりガイドされている。
【0008】
また、上記本発明の車載用アンテナにおいて、取り付け前において前記ガイド板を前記溝部に係合させることにより、前記ケーブル前記貫通孔を貫通させて、前記ベース延伸部の下端から下方へ導出させ取り付け後において、前記ガイド板を前記溝部から離脱させることにより、前記ケーブル前記切欠溝を通させて前記アンテナベースの下面とほぼ平行に導出させるようにしてもよい。
さらにまた、上記本発明の車載用アンテナにおいて、前記ガイド板が、前記ケーブルを挟持できるように半截されて形成されており、半截された面にケーブルを収納する収納溝が形成されていると共に、前部と後部とに2分されて、その間が屈曲可能な接続部により接続されていてもよい。
さらに、上記本発明の車載用アンテナにおいて、前記溝部に替えて、前記貫通孔に達する前記切欠溝が出口に向かってしだいに幅が狭くなるように形成されていてもよい。
【0009】
このような本発明によれば、ケーブルをガイドするガイド板を設けるようにして、アンテナを取り付ける際にはガイド板によりケーブルをアンテナから鉛直に導出できるようにしたので、アンテナを車体パネルに形成した取付孔に容易に挿入して取り付けることができる。また、取付後において、ガイド板を溝部から離脱させることにより、ケーブルを車体パネルの裏側に沿うように導出することができ、厚さが余り確保できない狭い空間であってもアンテナを取り付けることができるようになる。さらに、車体パネルに形成されている取付孔の縁部にケーブルが直接当接せず、ガイド板を介して当接するようになるので、鋭角に形成されている縁部からケーブルを保護することができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の車載用アンテナの実施の形態の構成を図1に示し、その分解斜視図を図4に示す。
図1および図4に示すように、本発明の実施の形態に係るアンテナ1は、エレメント部11と、エレメント部11の先端に設けられたアンテナトップ12と、エレメント部11の下端に設けられたアンテナ基部13からなるアンテナ部を備えている。エレメント部11には、高速走行時に発生しやすい風切り音を防止するためにヘリカル状の突起が形成されている。また、アンテナ基部13の下端にはアンテナ部をアンテナカバー2に取り付けるためのアンテナ取付ネジ13aが突出するよう形成されている。このアンテナ取付ネジ13aは、アンテナ部の給電も兼ねている。
【0011】
アンテナ取付ネジ13aがアンテナカバー2の上端に設けられた取付ネジ部2aに螺着されることにより、アンテナ部がアンテナカバー2に固着される。アンテナカバー2内には、回路基板31が収納されており、この回路基板31には分波回路や分波された受信信号を増幅する増幅回路が組み込まれている。この回路基板31には取付ネジ部2aを介してアンテナ部からの受信信号が導かれている。回路基板31はアース金具32にハンダ付け等により固着されており、アース金具32はアンテナベース3の上面に形成されている複数の係合突起3bに嵌着されることにより、アンテナベース3に固着されている。
【0012】
導電性のアンテナベース3の上面の周辺にはリング状突起3c(図6(a)参照)が形成されており、リング状突起3dにはアンテナカバー2が係合している。また、アンテナベース3の下面からは、円筒状のベース延伸部3aが突出するよう形成されており、ベース延伸部3aの外周面にはネジが切られている。また、アンテナベース3の下面から一対の取付ネジ33をアンテナベース3に挿通して、アンテナカバー2に螺着することにより、アンテナベース3とアンテナカバー2とが一体化されると共に、形成された閉じた空間内に回路基板31およびアース金具32が収納されるようになる。
【0013】
回路基板31には、回路基板31から出力される受信信号を導出する信号ケーブル6と、回路基板31に電源を供給する電源ケーブル7とが接続されている。信号ケーブル6と電源ケーブル7とは、ベース延伸部3aに形成されている貫通孔3d(図6(a)参照)と、ベース延伸部3aの周側面に貫通孔3dに達するように形成されている切欠溝3g(図7(b)参照)を介して外部へ導出されている。この際に、ガイド板20により信号ケーブル6と電源ケーブル7とがガイドされて、ベース延伸部3aからの導出方向がガイドされる。このガイドの詳細については後述するが、アンテナ1を車体パネル50に取り付ける際には車体パネル50に対して信号ケーブル6と電源ケーブル7とがほぼ直交に導出されるようにガイドし、取付後においては図1に示すように車体パネルに対して信号ケーブル6と電源ケーブル7とがほぼ平行に導出されるようにガイドしている。
【0014】
ベース延伸部3aの根本にはOリング34が嵌挿されていると共に、アンテナベース3の下面に柔軟な材質で形成されたパッド4が嵌着されている。これにより、アンテナ1を水密に車体パネル50に取り付けることができるようになる。なお、パッド4にはベース延伸部3aが挿入される貫通孔4aが形成されている。そして、車体パネル50に形成された取付孔にベース延伸部3aおよび信号ケーブル6と電源ケーブル7とを挿入し、信号ケーブル6と電源ケーブル7とを車体パネル50に沿うようにした後、ワッシャナット5をベース延伸部3aに螺着することにより、アンテナベース3とワッシャナット5により車体パネル50を挟持して、アンテナ1を車体パネル50に取り付けることができるようになる。この状態が図1に示す取付状態である。ワッシャナット5は、先鋭な先端を車体パネル50の裏面に噛合させるワッシャ部5aと、ワッシャ部5aに回動可能に一体化されている六角形に形成されたナット部5bとから構成されている。また、ワッシャ部5aには信号ケーブル6および電源ケーブル7を引き出すケーブル引出溝5cが形成されている。なお、信号ケーブル6と電源ケーブル7の引出部分を、ケーブルを保護する保護チューブ8で被覆してもよい。
【0015】
次に、本発明の実施の形態に係るアンテナ1を車体パネル50に取り付ける説明を、図2および図3と、ガイド板20の構成およびガイド態様を示す図5ないし図7を参照して行う。
まず、ガイド板20の構成は図5(a)(b)に示すように厚さの薄い矩形の板状とされており、ある程度の弾性を有する材質、例えば合成樹脂板等で形成されている。このガイド板20には、中途に段部20aが形成されており、図6(a)(b)に示すように信号ケーブル6および電源ケーブル7の上側に配置されて、信号ケーブル6および電源ケーブル7と共にアンテナベース3に形成された貫通孔3d内に挿入した際に、段部20aが切欠溝3g(図7(b)参照)の入口に係合するようになる。この際に、ガイド板20における段部20aより先の幅が狭くされた部分の先端部は、貫通孔3dを貫通してアンテナカバー2内に導入される。アンテナベース3のベース延伸部3aに形成された切欠溝3gには、図6(a)(b)に示すように軸にほぼ沿って溝部3eが形成されている。そこで、信号ケーブル6および電源ケーブル7と共に、ガイド板20を屈曲させるとガイド板20の段部20aから幅が広くされた部分の両縁が溝部3eに係合するようになる。この時、ガイド板20の段部20aを溝部3eの上端に当接させる。この状態が図7(a)(b)に示す状態である。
【0016】
図7(a)(b)の状態のアンテナ1が図2に示されており、これがアンテナ1の取付開始時の状態とされる。すなわち、図2に示すようにアンテナ1のアンテナベース3からほぼ直交して導出されている信号ケーブル6および電源ケーブル7を、車体パネル50に形成された取付孔50aに挿入する。次いで、アンテナベース3におけるベース延伸部3aを取付孔50aに挿入し、ベース延伸部3aの根本部に形成されている矩形部3fを、矩形状の取付孔50aに係合させる。これにより、アンテナベース3は取付孔50aに対して回り止めされるようになる。このように、ベース延伸部3a、信号ケーブル6および電源ケーブル7を容易に車体パネル50に形成した取付孔50aに挿入することができるようになる。
【0017】
次に、信号ケーブル6および電源ケーブル7を切欠溝3gから導出する方向に引っ張ると、ガイド板20の段部20aから幅が広くされている部分の両縁が溝部3eから離脱して図6(a)(b)に示すように信号ケーブル6および電源ケーブル7と共にアンテナベース3の下面にほぼ平行に導出されるようになる。図6(a)(b)の状態のアンテナ1が図3に示されており、この状態において、車体内からワッシャナット5をベース延伸部3aに螺着する。この場合、アンテナベース3は取付孔50aに対して回り止めされているので、容易に螺着することができる。また、信号ケーブル6および電源ケーブル7は、ワッシャナット5に形成されているケーブル引出溝5cから外部へ導出されるようになる。この場合、ガイド板20は車体パネル50に形成された取付孔50aの先鋭な縁部に当接して信号ケーブル6および電源ケーブル7を保護できるようになり、信号ケーブル6および電源ケーブル7の外被が傷つかないように保護することができる。
【0018】
次に、ガイド板の他の実施の形態を図8および図9を参照しながら説明する。図8に示すガイド板の他の実施の形態では、ガイド板60は半截して形成されており、さらに、前部61と後部63とに2分されていると共に前部61と後部63とが屈曲可能な接続部62により接続されている。半截されている前部61は、第1前部61aと第2前部61bとがヒンジ部61eにより接合されて形成されており、第1前部61aと第2前部61bとが合わさる面には半円形の溝61c、61dが2本形成されている。この溝61c、61dは、信号ケーブル6と電源ケーブル7とが収納される溝とされる。また、半截されている後部63は、第1後部63aと第2後部63bとがヒンジ部63fにより接合されて形成されており、第1後部63aと第2後部63bとが合わさる面には半円形の溝63c、63dが2本形成されている。この溝63c、63dも、信号ケーブル6と電源ケーブル7とが収納される溝とされる。さらに、後部63にはそれぞれ2分割された突起63eが形成されており、第1後部63aと第2後部63bとが合わさった際に2つの突起63eにより1つの突起が形成されるようになされている。
【0019】
前部61と後部63とを接続している接続部62は、屈曲可能なように薄い板状に形成されている。このように構成されたガイド板60は、合成樹脂を成形することにより作成することができる。
このガイド板60を使用する際には、その溝61c、61dおよび溝63c、63dにそれぞれ信号ケーブル6と電源ケーブル7を載置して、第1前部61aと第2前部61bとをヒンジ部61eを屈曲させて合わせると共に、第1後部63aと第2後部63bとをヒンジ部63fを屈曲させて合わせる。これにより、ガイド板60が信号ケーブル6と電源ケーブル7に取り付けられる。そして、このガイド板60が装着された信号ケーブル6および電源ケーブル7を、アンテナベース3に形成された貫通孔3dを貫通させてアンテナカバー2内に導入する。ここで、信号ケーブル6および電源ケーブル7を屈曲させると、ガイド板60の接続部62が屈曲して、ガイド板20の側端に形成された一対の突起63eが、図9(a)に示すように溝部3eに係合するようになる。この状態が図9(a)(b)に示す状態である。
【0020】
すなわち、図9(a)(b)に示すようにアンテナ1のアンテナベース3から信号ケーブル6および電源ケーブル7がほぼ直交して導出されるようになり、ベース延伸部3aと合わせて車体パネル50に形成された取付孔50aに容易に挿入することができるようになる。次に、信号ケーブル6および電源ケーブル7を切欠溝3gから導出する方向に引っ張ると、ガイド板60の突起63eが溝部3eから離脱して接続部62が真っ直ぐになる。これにより、信号ケーブル6および電源ケーブル7がアンテナベース3の下面にほぼ平行に導出されるようになる。この状態において、車体内からワッシャナット5をベース延伸部3aに螺着することにより、アンテナ1を車体パネル50に取り付けることができる。
【0021】
次に、ベース延伸部3aに形成される貫通孔3dと切欠溝3gとの変形例を図9(c)に示す。
この変形例においては、貫通孔3dと、貫通孔3dに達する切欠溝3gの断面形状が、開口部に向かってしだいに幅が狭くなるように形成されている。これにより、溝部3eや突起63eを設けることなく切欠溝3g内からガイド板60が抜け出ることを防止することができる。この場合、ガイド板60を若干捻ることにより、切欠溝3gからガイド板60を抜け出させることができる。
なお、本発明の車載用アンテナにおいて、アンテナ部はAM帯とFM帯の2周波共用アンテナとされているが、本発明はこれに限らず、電話帯を加えた3周波共用アンテナとしてもよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、ケーブルをガイドするガイド板を設けるようにして、アンテナを取り付ける際にはガイド板によりケーブルをアンテナから鉛直に導出できるようにしたので、アンテナを車体パネルに形成した取付孔に容易に挿入して取り付けることができる。また、取付後において、ガイド板を溝部から離脱させることにより、ケーブルを車体パネルの裏側に沿うように導出することができ、厚さが余り確保できない狭い空間であってもアンテナを取り付けることができるようになる。さらに、車体パネルに形成されている取付孔の縁部にケーブルが直接当接せず、ガイド板を介して当接するようになるので、鋭角に形成されている縁部からケーブルを保護することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の車載用アンテナを車体パネルに取り付けた状態を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の車載用アンテナを車体パネルに取り付ける際の一状態を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の車載用アンテナを車体パネルに取り付ける際の他の一状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の車載用アンテナの分解斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態の車載用アンテナにかかるガイド板の構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の車載用アンテナにかかるガイド板の機能を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態の車載用アンテナにかかるガイド板の機能を説明するための他の図である。
【図8】本発明の実施の形態の車載用アンテナにかかるガイド板の他の構成例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態の車載用アンテナにかかる他のガイド板の機能を説明するための図である。
【図10】従来の車載用アンテナの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 アンテナカバー、2a 取付ネジ部、3 アンテナベース、3a ベース延伸部、3b 係合突起、3c リング状突起、3d 貫通孔、3e 溝部、3f 矩形部、3g 切欠溝、4 パッド、4a 貫通孔、5 ワッシャナット、5a ワッシャ部、5b ナット部、5c ケーブル引出溝、6 信号ケーブル、7 電源ケーブル、8 保護チューブ、11 エレメント部、12 アンテナトップ、13 アンテナ基部、13a アンテナ取付ネジ、20 ガイド板、20a 段部、31 回路基板、32 アース金具、33 取付ネジ、34 Oリング、50 車体パネル、50a 取付孔、60 ガイド板、61前部、61a 第1前部、61b 第2前部、61c 溝、61d 溝、61e ヒンジ部、62 接続部、63 後部、63a 第1後部、63b 第2後部、63c 溝、63d 溝、63e 突起、63f ヒンジ部、100 アンテナ、102 アンテナカバー、103 アンテナベース、104 パッド、106 信号ケーブル、107 電源ケーブル、111 エレメント部、112 アンテナトップ、113 アンテナ基部

Claims (4)

  1. アンテナエレメントが装着可能とされると共に、回路基板が内部に少なくとも収納されているアンテナカバーと、
    該アンテナカバーが嵌合される導電性のアンテナベースと、
    該アンテナベースの下面から延伸されているベース延伸部と、
    該ベース延伸部に螺着されることにより、前記アンテナベースの下面との間に車体を挟持する螺着手段と、
    前記回路基板に接続されたケーブルをガイドして前記ベース延伸部から外部へ導出する方向をガイドする屈曲可能なガイド板とを備え、
    前記ベース延伸部には、前記ケーブルを外部へ導出する貫通孔が形成されていると共に、前記ベース延伸部の周側面には前記貫通孔へ達する切欠溝が軸にほぼ沿って形成されており、前記ケーブルをガイドする前記ガイド板を屈曲させて前記切欠溝に形成されている溝部に係合させた際に、前記ケーブルが前記貫通孔を貫通して前記ベース延伸部の下端から下方へ導出するよう前記ガイド板によりガイドされ、前記ガイド板を前記溝部から離脱させた際に、前記ケーブルが前記切欠溝を通って前記アンテナベースの下面とほぼ平行に導出できるよう前記ガイド板によりガイドされることを特徴とする車載用アンテナ。
  2. 取り付け前において前記ガイド板を前記溝部に係合させることにより、前記ケーブル前記貫通孔を貫通させて、前記ベース延伸部の下端から下方へ導出させ取り付け後において、前記ガイド板を前記溝部から離脱させることにより、前記ケーブル前記切欠溝を通させて前記アンテナベースの下面とほぼ平行に導出させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の車載用アンテナ。
  3. 前記ガイド板が、前記ケーブルを挟持できるように半截されて形成されており、半截された面にケーブルを収納する収納溝が形成されていると共に、前部と後部とに2分されて、その間が屈曲可能な接続部により接続されていることを特徴とする請求項1記載の車載用アンテナ。
  4. 前記溝部に替えて、前記貫通孔に達する前記切欠溝が出口に向かってしだいに幅が狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の車載用アンテナ。
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