JP3539298B2 - 電力量計取付ベース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の外壁面のような造営面に電力量計を取り付けるための電力量計取付ベースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電力量計を建物の外壁面のような造営面に取り付けるために用いる取付部材としては、特開平10−145914号公報などに記載されているような収納箱が広く用いられている。上記公報に記載された収納箱は、電力量計が取着される機器配設ベースと、電力量計を覆う蓋体とを備える。このように電力量計を収納箱に収納すれば、電力量計を雨水や埃から保護することができるから、電力量計の設置場所に制約が少なくなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような収納箱を用いれば雨水や埃に対する保護効果は高いものの、電力量計の全体を覆うために大型化しやすく占有空間が大きくなり大袈裟な外観を呈することになる。また電力量計の全体を覆うから、材料コストも比較的高くなるという問題を有している。
【0004】
一方、建物の軒下などの外壁面のように雨水のかかりにくい場所に電力量計を設置する場合には、上述したような収納箱を用いずに電力量計を露出させていても雨水による支障をほとんどきたすことがないことがわかっている。とくに、軒先から水平面に対して45度以内(雨線内という)の範囲でれば、雨水の浸入をある程度防ぐことができることが知られている。そこで、蓋体を設けずに電力量計の全体を露出させて造営面に固定する構成を採用すれば、全体として小形化され、しかもコストも低減されると考えられる。しかしながら、蓋体を設けなければ電力量計が覆われないから、電力量計の上部に埃などの異物が溜まりやすいという問題がある。
【0005】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、占有空間を小さくしてコスト増を抑制しながらも、電力量計に埃が溜まりにくい電力量計取付ベースを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、前面に電力量計が取着されるとともに前面と少なくとも各側面との間に段部が形成され造営面に取り付けられるベース本体と、ベース本体の上面に後端部が重複し前端部がベース本体の前方に突出するひさし片を備えるとともにひさし片の両側縁から下向きに延出して後端部がベース本体の両側面にそれぞれ重複し前端部がベース本体の前方に突出する一対の脚片を備える屋根部材とを備え、ベース本体の上面においてひさし片と重複する部位に上方に突出する取付突起が形成されるとともにベース本体において段部の底付近に側方に開放された取付凹所が形成され、ひさし片には取付突起に係合する係合凹所が形成され、脚片には取付凹所に係合する係合突片が形成され、屋根部材をベース本体の上方から下方に移動させてベース本体に取り付けるに際して、係合突片はベース本体の前面と各側面との間に形成された段部により位置規制されて係合突片が取付凹所に係合し係合凹所が取付突起に係合する位置に案内するものである。この構成によれば、電力量計を取り付けるベース本体の上部に屋根部材を取り付けていることによって、電力量計の全体を覆うほどの大袈裟な保護を行うことなく電力量計の上部に埃などが溜まるのを屋根部材によって防止することができる。しかも、屋根部材を設けているだけであるから、従来構成のように電力量計の全体を覆うような蓋体が不要であってコストの低減につながる。また、屋根部材はベース本体に対して係合することによって結合される構成であって、屋根部材に設けた係合突片がベース本体に設けられた段部により位置規制された状態で、係合突片が取付凹所に係合し係合凹所が取付突起に係合する位置に案内するから、係合突片を段部に位置合わせした状態で屋根部材をベース本体に対して下降移動させれば係合突片を取付凹所に係合させ係合凹所を取付突起に係合させることができるのであって、屋根部材をベース本体に結合する作業を容易に行うことができる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記係合突片が前記段部に位置規制される位置と前記係合突片が前記取付凹所に係合し前記係合凹所が前記取付突起に係合する位置とが、前記ひさし片の後端が前記ベース本体の後面から突出しない位置に設定されているものである。この構成によれば、ひさし片の後端がベース本体の後面から突出しないことによって、ベース本体を造営面に取り付けた後に屋根部材を取り付けることができ、屋根部材の取付作業を柔軟に行うことができる。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記屋根部材の前記ひさし片および前記脚片の内面に前記ベース本体の前面に当接するリブが突設されているものである。この構成によれば、係合凹所が取付突起に係合し係合突片が取付凹所に係合した状態において、リブがベース本体の前面に当接するから、屋根部材がベース本体に対してがたつきにくくなるという利点がある。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の発明において、前記屋根部材を前記ベース本体に取り付ける前には前記両脚片間の距離がベース本体の左右の側面間の距離よりも小さくなるように、屋根部材のベース本体からの突出方向に直交する断面において前記ひさし片の両側部が中央部よりも下方に位置する形状に湾曲しているものである。この構成によれば、ひさし片の撓みを利用して両脚片をベース本体に密着させることができ、ベース本体への屋根部材の取付強度がさらに高くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本実施形態における電力量計取付ベースは、図2ないし図4に示すように、ベース本体1に、屋根部材2とフード3とを着脱可能に取り付けた構成を有する。ベース本体1は絶縁性を有する合成樹脂成型品により矩形状に形成されたものであり、前面に電力量計4が取着されるとともに、図5のように電力量計4に接続される電線(電線導体)5を挿通する電線挿通孔11が電力量計4よりも下方に形成されている。ベース本体1の周縁には全周に亘って周壁部12が後方に延出され、ベース本体1の前面の周部には中央部よりも後方に後退した段部13が全周に亘って形成される。
【0013】
ベース本体1の四隅にはベース本体1を壁面のような造営面に取り付けるための取付ねじ(図示せず)が挿通されるねじ挿通孔14が開口する。また、ベース本体1の中央上部にはだるま孔15が設けてある。だるま孔15は下部の直径が上部の直径よりも大きく形成され、下部はねじの頭部が挿通可能な直径に形成され、上部はねじの頭部が抜けない直径に形成されている。したがって、ベース本体1を造営面に取り付ける際には、造営面に取り付けたねじ(図示せず)の頭部をだるま孔15の下部に通した後に、ベース本体1を下方にスライドさせてねじの頭部をだるま孔15の上部に位置させると、ベース本体1が造営面に仮止めされ、この状態でねじ挿通孔14を通して取付ねじ(図示せず)を造営面に螺合させれば、取付ねじによりベース本体1が造営面に固定される。
【0014】
電力量計4の後部上面にはL字状の取付金具41の一端部が溶着されている。取付金具41におけるベース本体1との対向面にはだるま孔(図示せず)が形成され、ベース本体1に形成された4つのねじ孔16のいずれかに固定ねじ(図示せず)を螺合させるとともに、固定ねじの頭部を取付金具41に形成しただるま孔に挿入係止することによって電力量計4がベース本体1に取り付けられる。また、ベース本体1において電力量計4の下部に対応する部位にはへ字状の溝孔17が左右一対設けてあり、ベース本体1の背面側から溝孔17を通して電力量計4のねじ孔(図示せず)に固定ねじ(図示せず)を螺合させることによって、ベース本体1に電力量計4が固定される。要するに、電力量計4は3本の固定ねじによりベース本体1に固定される。ここに、4つのねじ孔16のうちのどれに固定ねじを螺合させるかは電力量計4の寸法に応じて決められる。電力量計4の下部には電線5が接続される端子部(図示せず)が設けられ、絶縁性を有する合成樹脂により形成された端子カバー42によって上記端子部が覆われる。
【0015】
ベース本体1の下部には上述のように電線挿通孔11が形成される。電線挿通孔11は左右2個形成され、両電線挿通孔11の間は中央壁11aにより分離されている。各電線挿通孔11にはそれぞれ電力量計4の上記端子部に接続される電線が挿通される。
【0016】
ところで、ベース本体1の上部には上述のように屋根部材2が着脱可能に取着される。ベース本体1の上面には図1のように段部13に対応する部位で左右一対の取付突起21が上向きに突設される。また、ベース本体1の左右両側面には段部13に対応する部位で取付凹所22が形成される。取付突起21は前面がベース本体1の前面と面一であって、取付突起21に対応する部位にはベース本体1の前面からの段部13の深さが他の部位よりも大きい深段部13aが形成される。また、取付凹所22は段部13の底付近に形成された左右に貫通する透孔になっている。
【0017】
屋根部材2は、ベース本体1の上面に沿って延長されるひさし片23と、ひさし片23の両側からベース本体1の両側面に沿う形で延出される一対の脚片24とを連続一体に備えるものであり、ベース本体1に取り付けていない状態において、ひさし片23の突出方向に直交する断面形状は両側部が中央部よりも上方に位置する弧状に湾曲している。つまり、ベース本体1に屋根部材2を取り付けていない状態では両脚片24間の距離がベース本体1の左右の段部13間の距離よりも若干小さくなるように屋根部材2を形成してある。
【0018】
屋根部材2の内周面には、ひさし片23と脚片24とに跨ってベース本体1の前面に当接可能なリブ26が形成される。図6ないし図9に示すように、このリブ26よりも後部側では、屋根部材2のひさし片23はベース部材1の上面に重複し、屋根部材2の脚片24はベース本体1の左右両側面に重複する。ただし、屋根部材2の後端縁はベース本体1の後面よりも後方に突出しないようにリブ26の位置が設定されている。さらに、屋根部材2の内周面には、取付突起21に係合する係合凹所27が形成されるとともに、取付凹所22に係合する係合突片28が突設される。つまり、係合凹所27はひさし片23におけるリブ26に連続する形で形成したコ字状の突起とリブ26とで囲まれた部位であって、取付突起21が係合凹所27に挿入されるのである。また、係合突片28は脚片24におけるリブ26の近傍に形成してあり、屋根部材2をベース本体1に取り付けるに際しては、係合突片28をベース本体1の左右の段部13に位置合わせし、係合突片28を段部13により位置規制するとともにリブ26をベース本体1の前面により当接させながら、屋根部材2をベース本体1の上方から下方に移動させると、係合突片28が取付凹所22に挿入されて係合する。つまり、係合突片28は取付凹所22との係合位置まで段部13に案内されることになる。またこのとき、取付突起21は係合凹所27に係合する。
【0019】
このように屋根部材2をベース本体1に装着するには、屋根部材2をベース本体1に対して下方に移動させるだけでよく、屋根部材2の取付作業を容易に行うことができる。また、取付突起21が係合凹所27に係合し、かつ係合突片28が取付凹所22に係合するとともに、リブ26がベース本体1の前面に当接するから、屋根部材2のベース本体1に対する取付強度を大きくすることができ、屋根部材2がベース本体1に対してぐらつくのを防止することができる。その上、屋根部材2をベース本体1に取り付けていない状態において両脚片24間の距離をベース本体1の左右の段部13間の距離よりも若干小さくし、かつひさし片23を弧状に湾曲させているから、ひさし片23の撓みを利用して脚片24をベース本体1に密着させることになり、このことによっても屋根部材2のベース本体1に対する取付強度を高めることができる。さらに、ひさし片23の後縁がベース本体1の後面から突出しないように、ベース本体1に対する屋根部材2の取付位置が設定されているから、ベース本体1を造営面に取り付けた後に屋根部材2を取り付けることができる。なお、ベース本体1に屋根部材2を取り付けた状態では、ひさし片23の上面はベース本体1から離れるほど下方に傾斜する傾斜面としてあり水勾配を与えている。
【0020】
一方、フード3は、図10のように、電線挿通孔11の前方を覆う覆い部31と、覆い部31の周縁のうち電力量計4側を除く部位から延出された脚部32とを備える。つまり、覆い部31は四角形状であって電力量計4側の一辺を除いて覆い部31の四周のうちの三辺から脚部32が延出している。覆い部31の両側の脚部32の上端縁には内向きに取付片33が延出し、取付片33の後端に後方に向かって引掛爪34が突設される。また、覆い部31の下縁から延出した脚部32の2箇所には後端部が上向きに突出する突台35が形成され、突台35の後縁にも後方に向かって引掛爪34が突設される。
【0021】
フード3をベース本体1に取り付けるには、ベース本体1において段部13とは異なる部位に開口する引掛孔18に引掛爪34を挿入して係合させる。このようにしてフード3をベース本体1に取り付けた状態において、図11ないし図13に示すように、フード3の脚部32の内側面は段部13の段差が形成されている部位よりも外側に位置する。つまり、ベース本体1の前面周部に形成される段部13は、フード3の脚部32の内側面よりも内側でベース本体の中央部よりも背面側に後退することになる。また、このことによって、脚部32の先端面と段部13との間には隙間36が形成される。したがって、フード3の中に雨水やほこりが入ったとしても隙間36を通して外部に排出することができる。さらに、フード3の下側の脚片32は後端側が前端側よりも下に位置するように傾斜しており、このことによって隙間36に向かって下り傾斜する水勾配が付与され、雨水の排出をさらに迅速に行うことができる。ここにおいて、フード3の下側の脚部32には上述したように突台35を設け、突台35に引掛爪34を設けているから、フード3の下端と段部13との隙間36を容易に確保することができる。また、段部13の近傍においてベース本体1の外周面の延長上にフード3の外周面が位置するようにしてあり、結果的にベース本体1の外周面とフード3の外周面とが段部13を挟んでほぼ同一平面上に位置することになり、一体感のある美麗な外観を呈することになる。
【0022】
フード3をベース本体1に取り付けた状態では、覆い部31の前面は下部ほどベース本体1に近付くように傾斜しており、この覆い部31の外側面には図14に示すように、カード37を取り付けるカードホルダとしての凹所38が形成される。この凹所38の両端部には係止溝38aが形成され、カード37を押さえる透明樹脂製のカードカバー39の両端部に形成した係止爪39aを係止溝38aに挿入係止させるようになっている。したがって、カード37はカードカバー39と凹所38の底面との間に保持される。ここに、覆い部31が上述のように傾斜していることによって、ベース本体1を目の高さよりも高い位置に配置している場合においてカード37が見やすくなる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1の発明は、前面に電力量計が取着されるとともに前面と少なくとも各側面との間に段部が形成され造営面に取り付けられるベース本体と、ベース本体の上面に後端部が重複し前端部がベース本体の前方に突出するひさし片を備えるとともにひさし片の両側縁から下向きに延出して後端部がベース本体の両側面にそれぞれ重複し前端部がベース本体の前方に突出する一対の脚片を備える屋根部材とを備え、ベース本体の上面においてひさし片と重複する部位に上方に突出する取付突起が形成されるとともにベース本体において段部の底付近に側方に開放された取付凹所が形成され、ひさし片には取付突起に係合する係合凹所が形成され、脚片には取付凹所に係合する係合突片が形成され、係合突片はベース本体の前面と各側面との間に形成された段部により位置規制されて係合突片が取付凹所に係合し係合凹所が取付突起に係合する位置に案内するものであり、電力量計を取り付けるベース本体の上部に屋根部材を取り付けていることによって、電力量計の全体を覆うほどの大袈裟な保護を行うことなく電力量計の上部に埃などが溜まるのを屋根部材によって防止することができるという利点がある。しかも、屋根部材を設けているだけであるから、従来構成のように電力量計の全体を覆うような蓋体が不要であってコストの低減につながるという効果がある。また、屋根部材はベース本体に対して係合することによって結合される構成であって、屋根部材に設けた係合突片がベース本体に設けられた段部により位置規制された状態で、係合突片が取付凹所に係合し係合凹所が取付突起に係合する位置に案内するから、係合突片を段部に位置合わせした状態で屋根部材をベース本体に対して下降移動させれば係合突片を取付凹所に係合させ係合凹所を取付突起に係合させることができるのであって、屋根部材をベース本体に結合する作業を容易に行うことができるという利点がある。
【0024】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、係合突片が段部に位置規制される位置と係合突片が取付凹所に係合し係合凹所が取付突起に係合する位置とが、ひさし片の後端がベース本体の後面から突出しない位置に設定されているものであり、ひさし片の後端がベース本体の後面から突出しないことによって、ベース本体を造営面に取り付けた後に屋根部材を取り付けることができ、屋根部材の取付作業を柔軟に行うことができるという利点がある。
【0025】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、屋根部材のひさし片および脚片の内面にベース本体の前面に当接するリブが突設されているものであり、係合凹所が取付突起に係合し係合突片が取付凹所に係合した状態において、リブがベース本体の前面に当接するから、屋根部材がベース本体に対してがたつきにくくなるという利点がある。
【0026】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の発明において、屋根部材をベース本体に取り付ける前には両脚片間の距離がベース本体の左右の側面間の距離よりも小さくなるように、屋根部材のベース本体からの突出方向に直交する断面においてひさし片の両側部が中央部よりも下方に位置する形状に湾曲しているものであり、ひさし片の撓みを利用して両脚片をベース本体に密着させることができ、ベース本体への屋根部材の取付強度がさらに高くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における屋根部材付近の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】同上においてフードを外した正面図である。
【図6】同上の屋根部材付近の縦断面図である。
【図7】図6の要部を拡大した断面図である。
【図8】同上の屋根部材付近の水平断面図である。
【図9】図8の要部を拡大した断面図である。
【図10】同上のフード付近の分解斜視図である。
【図11】図4中のX−X線断面図である。
【図12】図11の要部を拡大した断面図である。
【図13】図4中のY−Y線断面図である。
【図14】同上の要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース本体
2 屋根部材
4 電力量計
13 段部
21 取付突起
22 取付凹所
23 ひさし片
24 脚片
26 リブ
27 係合凹所
28 係合突片

Claims (4)

  1. 前面に電力量計が取着されるとともに前面と少なくとも各側面との間に段部が形成され造営面に取り付けられるベース本体と、ベース本体の上面に後端部が重複し前端部がベース本体の前方に突出するひさし片を備えるとともにひさし片の両側縁から下向きに延出して後端部がベース本体の両側面にそれぞれ重複し前端部がベース本体の前方に突出する一対の脚片を備える屋根部材とを備え、ベース本体の上面においてひさし片と重複する部位に上方に突出する取付突起が形成されるとともにベース本体において段部の底付近に側方に開放された取付凹所が形成され、ひさし片には取付突起に係合する係合凹所が形成され、脚片には取付凹所に係合する係合突片が形成され、屋根部材をベース本体の上方から下方に移動させてベース本体に取り付けるに際して、係合突片はベース本体の前面と各側面との間に形成された段部により位置規制されて係合突片が取付凹所に係合し係合凹所が取付突起に係合する位置に案内することを特徴とする電力量計取付ベース。
  2. 前記係合突片が前記段部に位置規制される位置と前記係合突片が前記取付凹所に係合し前記係合凹所が前記取付突起に係合する位置とは、前記ひさし片の後端が前記ベース本体の後面から突出しない位置に設定されていることを特徴とする請求項1記載の電力量計取付ベース。
  3. 前記屋根部材の前記ひさし片および前記脚片の内面に前記ベース本体の前面に当接するリブが突設されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電力量計取付ベース。
  4. 前記屋根部材を前記ベース本体に取り付ける前には前記両脚片間の距離がベース本体の左右の側面間の距離よりも小さくなるように、屋根部材のベース本体からの突出方向に直交する断面において前記ひさし片の両側部が中央部よりも下方に位置する形状に湾曲していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電力量計取付ベース。
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