JP3539094B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP3539094B2 JP28487196A JP28487196A JP3539094B2 JP 3539094 B2 JP3539094 B2 JP 3539094B2 JP 28487196 A JP28487196 A JP 28487196A JP 28487196 A JP28487196 A JP 28487196A JP 3539094 B2 JP3539094 B2 JP 3539094B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用する構成部品
の定期的交換を行い加熱調理の品質維持を行う加熱調理
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の定期的交換を要する構成部品を持
つ加熱調理器としては、マグネトロン部及び排気フィル
ターの使用状況を記憶し、交換報知時期を設定、変更す
る入力手段のみはあった。また複数の報知時期が重なっ
た場合には優先順位の高いもののみ報知を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手段では、長期使用により構成部品上のある箇所の
機能低下が発生する前に利用者に交換を促す報知をして
も、その後も使用可能であった。そのため、交換されず
にそのまま継続して使用されることがしばしばあり、構
成部品の機能が低下し安定した動作を保証できなくなる
という問題があった。
【0004】また、新部品への変更または改良等により
構成部品の交換報知時間や運転停止時間が変わるわけだ
が、従来の手段では運転停止時間の設定ができなかっ
た。さらに機能低下する複数の構成部品が存在する場合
にも一番優先度の高い構成部品しか報知することができ
なかったので、同程度の優先度がある構成部品に対して
は適用できなかった。そのため、サービスマンが定期的
に交換作業を行う時、一つしか表示されていないなら
ば、交換表示されている構成部品しか持っていけないた
め交換終了後にまた別の交換表示が出てもその場では構
成部品がないので交換ができず、二度手間、三度手間と
なるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、交換を必要とする複数箇の構成部品を有す
る加熱調理器にあって、上記複数箇の部品の夫々に交換
報知時期と運転停止時期とを設定し、この設定した時期
と個々の構成部品の使用状況とを比較し、その結果交換
の時期に達していたら交換することを報知し、さらに交
換されずにそのまま使用され運転停止時期に達したとき
は、装置の運転を停止するようにした。
【0006】本発明によれば、個々の構成部品の交換時
期が表示されるために、サービスマンは必要な時期に該
当する構成部品のみを持って行き交換すればよく、構成
部品がなく交換ができず使用者によけいな迷惑をかける
ことが無くなる。また、交換時期を超えて使用した場
合、運転は停止し、使用できなくなるので、構成部品の
機能低下に基づく不安定な動作をなくすことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】交換を必要とする複数箇の構成部
品を有する加熱調理器にあって、前記構成部品の個々の
使用状況を記憶し、この記憶と前記構成部品の予め定め
られた交換報知時期および運転停止時期とを比較し、比
較結果、前記交換報知時期に達していれば交換の必要を
報知し、運転停止時期に達していれば装置の運転を停止
する構成とし、ボイラーと給水部と送水ポンプとを備え
た蒸気発生装置を有し、比較手段は給水部に設けられた
水処理用カートリッジの交換報知時期を前記送水ポンプ
の運転時間、または前記ボイラーへの吸水量の積算値と
比較して判定し、前記制御部は前記水処理用カートリッ
ジの交換報知時期到達後、運転停止時期に近づいたこと
を検出して運転を停止し、この運転停止中に再起動入力
操作を検出してある期間だけ運転を許可するようにし
た。
【0008】また、被加熱物を加熱する加熱室と、前記
加熱室を加熱する加熱手段と、交換を必要とする複数箇
の構成部品と、前記構成部品の個々の使用状況を記憶す
る記憶手段と、前記構成部品の交換報知時期および運転
停止時期を入力する入力手段と、前記記憶手段の記憶と
前記報知時期および運転停止時期とを比較する比較手段
と、交換を必要とする構成部品を表示する表示手段と、
制御手段とを備え、前記制御手段は前記比較手段の比較
結果、構成部品の交換時期に達していればその構成部品
の交換の必要性を前記表示手段に表示し、運転停止時期
に達していれば加熱手段を停止する構成とし、ボイラー
と給水部と送水ポンプとを備えた蒸気発生装置を有し、
比較手段は給水部に設けられた水処理用カートリッジの
交換報知時期を前記送水ポンプの運転時間、または前記
ボイラーへの吸水量の積算値と比 較して判定し、前記制
御部は前記水処理用カートリッジの交換報知時期到達
後、運転停止時期に近づいたことを検出して運転を停止
し、この運転停止中に再起動入力操作を検出してある期
間だけ運転を許可するようにした。
【0009】また、制御手段は複数の構成部品の交換報
知時期が重なったと判定したときは、交換報知時期が重
なった構成部品を同時にまたは交互に表示する構成とし
た。
【0010】そして、複数の構成部品の交換報知時期が
重なったものを同時または交互に報知する手段を設けた
ため、長期使用において交換しなければ機能劣化をおこ
す数個の構成部品が存在する場合において、交換報知時
期が重なっても正しく把握でき、知らずに機能低下時期
を越えて運転するような事態の発生を防止することがで
き、構成部品の劣化及び故障を防止することができる。
【0011】また、制御部はある構成部品の交換報知時
期中に、別の構成部品が交換報知時期に近くなった時
は、交換報知時期を早めるように変換する構成とした。
【0012】そして、ある構成部品の交換報知時期中、
別の構成部品が交換報知時期間近であることを判断し交
換報知時期を早めるよう変更するため、交換報知時期近
辺の複数個の構成部品の交換が同時にできる頻度が高く
なる。よって、交換に要する時間、回数が減り、マイク
ロ波加熱調理器の稼働率の向上が期待できる。
【0013】そして、水処理用カートリッジの交換時期
を越えて運転するような事態の発生を防止することがで
き、常に最適な状態中にて利用者に水処理用カートリッ
ジの交換を促すことができ、長期に渡り安定した動作及
びマイクロ波加熱調理器の製品品質を補償できる。
【0014】そして、部品の納期が遅れたり、うっかり
交換をし忘れた場合等においても緊急用として使用で
き、マイクロ波加熱調理器の稼働率の向上が期待でき
る。
【0015】(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】実施例として、加湿機能を有する高周波加
熱調理器に用いた場合につき説明する。
【0017】図1は高周波加熱調理器の正面断面図であ
る。1は本体、2は被加熱物3を加熱調理する加熱室、
4は加熱手段としての高周波発生装置であるマグネトロ
ンで、ここで発生した高周波は導波管5を経て開口部6
でスタラー7により攪拌されながら加熱室2に供給され
る。8は蒸気を発生する蒸気発生装置で加熱室2の下部
に設けられた蒸気供給口10より高温の蒸気を加熱室2
に供給する。
【0018】図2は蒸気発生装置8の断面図である。蒸
気発生装置8はボイラー9と、このボイラー下部に設け
られた蒸気吐出口10と、給水部11と、給水部の水を
ボイラー9に送水するポンプ12とより構成されてい
る。
【0019】ボイラー9は水を加熱し蒸気を発生する蒸
発室13と、加熱室の外周に設けられた筒状絶縁体14
と、筒状絶縁体14の外周に設けられた励磁コイル15
と蒸発室13内に設けられ前記励磁コイル15により誘
起される磁界の磁気回路構成体となる発熱体16とを備
えている。発熱体16は円筒形状で、連続した気泡19
と連続する細い線体20からなる多孔質金属体であり、
連続する空隙と細い線体とが3次元の網目状に構成され
ている。
【0020】給水部11は給水タンク17に水処理用カ
ートリッジ18が取付けられ、ポンプ12が運転すると
水処理用カートリッジ18を介して給水タンク17の水
を吸い上げて水道水のスケール成分を除去した水がボイ
ラーに供給される。励磁コイルを励磁すると、発熱体1
6が誘導加熱されて迅速に高温状態となるので、この発
熱体16を通過する水は途中で加熱され蒸気となり蒸発
吐出口から蒸気となって加熱室内に吹き出す。
【0021】本実施例の構成で交換を必要とする構成部
品は、マグネトロン、加熱室の廃棄口に設けられ食品な
どの被加熱物からの飛散物が本体1外に飛散するのを防
止するフィルタ(図示せず)、発熱体16および水処理
用カートリッジ18等がある。
【0022】図3は本実施例の電気回路の構成を示すブ
ロック図である。入力手段により交換を必要とする前記
構成部品の交換報知時期および運転停止時期を入力し設
定又は期間変更を行う。また、前記構成部品の使用状況
検出手段により検出し記憶手段により記憶する。そし
て、制御部19は入力時期と使用状況とを個々の構成部
品ついて比較して、交換が必要な時期に達しているな
ら、その構成部品を表示手段に表示する。表示方法とし
ては構成部品名の表示又は記号による表示がある。特に
複数箇の交換が必要なときは、各構成部品の組み合わせ
を記号化しておきそれを表示するようにすると便利であ
る。また制御部19は比較手段の比較結果が運転停止時
期に達しているときは装置の運転を停止する。この時ブ
ザー等で報知するようにすると停止したことが容易に報
知できる。
【0023】また、制御部11は、マイクロコンピュー
タで構成され複数個の同時交換報知ルーチンと交換報知
切り上げルーチンと運転停止事前警告ルーチンとボイラ
ー交換時期報知ルーチンとカートリッジ交換時期報知ル
ーチンとマグネトロン交換時期報知ルーチンなどを行
う。以下、夫々の比較ルーチンの処理について説明す
る。
【0024】(1)複数個の同時交換報知ルーチン 制御部は構成部品Aの使用時間Ta及び構成部品Bの使
用時間Tbを図4に示すルーチンで処理して構成部品A
及び構成部品Bの交換時期を報知するように構成されて
いる。ここで、Ta1は構成部品Aの交換報知開始時期
設定時間、Tb1は構成部品Bの交換報知開始時期設定
時間である。
【0025】#1では構成部品Aが稼働中かどうかが調
べられる。構成部品Aが稼働中の場合のみ使用時間が加
算され#2が実行する。
【0026】#3では構成部品Bが稼働中かどうかが調
べられる。構成部品Bが稼働中の場合のみ使用時間が加
算され#4が実行する。
【0027】#5では構成部品Aの使用時間Taと交換
開始の設定時間Ta1とを比較し、”Ta≧Ta1”の
場合には#6のように構成部品Aの交換報知表示フラグ
をセットし、#7へ、”Ta<Ta1”の場合にはその
まま#7を続いて実行する。
【0028】#7では構成部品Bの使用時間Tbと交換
開始の設定時間Tb1とを比較し、”Tb≧Tb1”の
場合には#8のように構成部品Bの交換報知表示フラグ
をセットし、#9へ、”Tb<Tb1”の場合にはその
まま#9を続いて実行する。
【0029】#9以降では、交換報知表示フラグのチェ
ックが行われる。#9で構成部品A、Bの双方ともが交
換報知表示フラグがセットされているかどうかを調べ双
方ともセットされていた場合には#10のように構成部
品A、Bの交換報知表示を行う。そうでない場合には#
11のように構成部品A、構成部品Bのどちらかの交換
報知表示フラグがセットされているかを調べる。セット
されていた場合には#12のようにシステムAあるいは
構成部品Bのどちらかの交換報知表示を行う。
【0030】ここで、#10の構成部品A、Bの交換報
知表示には、1).優先順位の高い方から順次表示して
いく表示方法、2).まとめて一画面で表示する方法、
3).1.、2.の組み合わせで表示を行う方法があ
る。
【0031】(2)交換報知切り上げルーチン 制御部は構成部品Aの使用時間Ta及び構成部品Bの使
用時間Tbを図5に示すルーチンで処理して構成部品A
及び構成部品Bの交換時期を報知するように構成されて
いる。ここで、Ta1は構成部品Aの交換報知開始時期
設定時間、Tb1は構成部品Bの交換報知開始時期設定
時間である。Xa、Xbは交換報知開始時期設定時間に
対して交換報知しても構わない許容時間を設定するため
のものであるので、1以下の数字となる。
【0032】#1から#4までが使用時間加算部、#5
から#12までは交換報知時間判定部、最後の#13か
ら#19までは交換報知表示判定部となる。
【0033】#1では構成部品Aが稼働中かどうかが調
べられる。構成部品Aが稼働中の場合のみ使用時間が加
算され#2が実行する。
【0034】#3では構成部品Bが稼働中かどうかが調
べられる。構成部品Bが稼働中の場合のみ使用時間が加
算され#4が実行する。
【0035】#5では構成部品Aの使用時間Taと交換
開始の設定時間Ta1とを比較し、”Ta≧Ta1”の
場合には#6のように構成部品Aの交換報知表示フラグ
をセットし、#9へ、”Ta<Ta1”の場合には#7
を続いて実行する。
【0036】#7では交換開始の設定時間Ta1の10
0×Xa%以上に達したかどうかを調べ”Ta≧Ta1
×Xa”の場合には#8のように構成部品Aの交換報知
表示サブフラグをセットし#9を実行する。
【0037】#9では構成部品Bの使用時間Tbと交換
開始の設定時間Tb1とを比較し、”Tb≧Tb1”の
場合には#10のように構成部品Bの交換報知表示フラ
グをセットし、#13へ、”Tb<Tb1”の場合には
#11を続いて実行する。
【0038】#11では交換開始の設定時間Tb1の1
00×Xb%以上に達したかどうかを調べ”Tb≧Tb
1×Xb”の場合には#12のように構成部品Bの交換
報知表示サブフラグをセットし#13を実行する。
【0039】#13では構成部品Aの交換報知表示フラ
グがセットされているかどうかを調べセットされていた
場合には#17を、セットされていなかった場合には#
14を実行する。#14で構成部品Bの交換報知表示フ
ラグがセットされているかどうかを調べセットされてい
た場合には#15を実行する。#15で構成部品Aの交
換報知表示サブフラグがセットされているかどうかを調
べ、セットされていた場合には#18のように構成部品
A、Bの交換報知表示を行い、セットされていない場合
には#16のように構成部品Bの交換報知表示を行う。
【0040】#17では構成部品Bの交換報知表示フラ
グあるいは交換報知表示サブフラグがセットされている
かどうかを調べ、セットされていた場合には#18のよ
うにシステムA、Bの交換報知表示を行い、セットされ
ていない場合には#19のようにシステムAの交換報知
表示を行う。
【0041】ここでは交換報知開始時期設定時間に対し
ての割合Xで交換報知表示サブフラグをセットしたが、
交換報知開始時期設定時間同様別に設定時間を設定して
セットしてもよい。
【0042】(3)ボイラー交換時期報知ルーチン 制御部はボイラー内の励磁コイルを励磁させるために使
用するインバータ回路の運転時間を図6に示すルーチン
で処理してボイラー部の交換時間を報知するように構成
されている。ここで、必要な設定は交換報知開始時期設
定時間Aと運転停止設定時間Bである。
【0043】#1で使用時間Tを初期設定するかどうか
を調べ、初期設定する場合には、#2で使用時間Tは初
期化され#3が実行され、初期化されない場合には#3
がそのまま実行される。
【0044】#3ではボイラーーが稼働中かどうかが調
べられる。ボイラーが稼働中の場合のみ使用時間が加算
され#4が実行する。
【0045】#5では交換報知の開始設定時間が設定さ
れているかを調べ設定されてないと判定した場合には、
#12の蒸気発生手段運転を実行する。設定されていれ
ば、使用時間Tと交換開始の設定時間Aとを比較し、”
T≧A”の場合には#7のように表示器にボイラー交換
の指示表示をし#8を実行する。#6で”T<A”の場
合には#8を続いて実行する。
【0046】#8では運転停止設定時間Bが設定されて
いるかを調べ設定されてないと判定した場合には、#1
2を実行する。設定されていれば、使用時間Tと運転停
止設定時間Bとを比較し、”T≧B”の場合には#10
のように表示器に蒸気発生手段運転停止指示表示をし、
#11で緊急運転フラグがたっていなかったら#13の
蒸気発生手段運転停止を実行する。緊急運転フラグは、
設定されている時間内のみONされた後、設定時間を越
えたら緊急運転フラグはOFFされる。#9で”T<
B”の場合には#12の蒸気発生手段運転を続いて実行
する。
【0047】(4)カートリッジ交換時期報知ルーチン 制御部はボイラーに水を供給するポンプの運転時間を図
7に示すルーチンで処理して水処理用カートリッジの交
換時期を報知するよう構成されている。必要な設定は交
換報知開始時期設定時間Aと運転停止設定時間Bであ
る。
【0048】#1で使用時間Tを初期設定するかどうか
を調べ、初期設定する場合には、#2で使用時間Tは初
期化され#3が実行され、初期化されない場合には#3
がそのまま実行される。
【0049】#3ではポンプが稼働中かどうかが調べら
れる。ポンプが稼働中の場合のみ使用時間が加算され#
4が実行する。
【0050】#5では交換報知の開始設定時間が設定さ
れているかを調べ設定されてないと判定した場合には、
#12の蒸気発生手段運転を実行する。設定されていれ
ば、使用時間Tと交換開始の設定時間Aとを比較し、”
T≧A”の場合には#7のように表示器に水処理用カー
トリッジ交換の指示表示をし#8を実行する。#6で”
T<A”の場合には#8を続いて実行する。
【0051】#8では運転停止設定時間Bが設定されて
いるかを調べ設定されてないと判定した場合には、#1
2を実行する。設定されていれば、使用時間Tと運転停
止設定時間Bとを比較し、”T≧B”の場合には#10
のように表示器に蒸気発生手段運転停止指示表示をし、
#11で緊急運転フラグがたっていなかったら#13の
蒸気発生手段運転停止を実行する。緊急運転フラグは、
設定されている時間内のみONされた後、設定時間を越
えたら緊急運転フラグはOFFされる。#9で”T<
B”の場合には#12の蒸気発生手段運転を続いて実行
する。
【0052】上記の実施の形態では、水処理用カートリ
ッジの交換時期の報知を、ポンプの運転時間に基づいて
判定したが、ボイラー交換報知ルーチンにおける使用時
間に基づいたり、図8に示すようにポンプによる給水量
に基づいて判定するようにしても同様である。図8にお
いて、Vはポンプによる給水量の積算値、Qはポンプの
単位時間当たりの設定流量、tはサンプリング時間間隔
である。
【0053】(5)運転停止事前警告ルーチン 制御部は構成部品の使用時間Tを図9に示すルーチンで
処理して構成部品の交換時期を報知し、運転停止事前警
告するように構成されている。ここで、Aは構成部品の
交換報知開始時期設定時間、Bは構成部品の運転停止時
期設定時間、Yは運転停止事前警告時間である。大体の
ルーチンの流れは〔ボイラー交換時期報知ルーチン〕、
〔カートリッジ交換時期報知ルーチン〕とほぼ同じで、
#9で”T<B”の場合には#12の蒸気発生手段運転
を続いて実行する箇所で#14のように運転停止時間B
から運転事前警告時間Yを引いた時間に使用時間が達し
た場合に#15の警告音を鳴らす処理を実行する。
【0054】
【発明の効果】請求項1および2の構成によると、構成
部品の交換報知時期及び運転停止時期を入力する入力手
段と、使用状況と交換報知時期及び運転停止時期とを比
較する比較手段と制御部を設け、制御部は比較手段の結
果に基づき交換報知手段に達していれば交換構成部品を
表示手段に表示し、運転停止時期に達していれば運転を
停止するので、個々の構成部品に対して迅速に対応で
き、構成部品は常に最適状態に設定されるようメンテナ
ンスされることになり、安定した調理性能を引き出すこ
とができる。
【0055】そして、、蒸気発生手段または給水タンク
から水を吸い上げるポンプの運転時間、または給水量の
積算値に基付いて水処理用カートリッジの交換時期を判
定し、これを報知する制御部を設けたため、水処理用カ
ートリッジの交換時期を越えて運転するような事態の発
生を防止することができ、常に最適な状態中にて利用者
に水処理用カートリッジの交換を促すことができ、長期
に渡り安定した動作及び加熱調理器の製品品質を補償で
きるものである。また、水処理用カートリッジの交換報
知時期到達後、運転停止時期に近づいたことを検出して
運転を停止し、この運転停止中に再起動入力操作を検出
してある期間だけ運転の再開を許可する制御部を設けた
ため、利用者が水処理用カートリッジの機能低下時期を
越えて運転するような事態の発生を確実に防止すること
ができ、構成部品の劣化及び故障を防止することができ
る。また、部品の納期が遅れたり、うっかり交換をし忘
れた場合等においても緊急用として使用でき、マイクロ
波加熱調理器の稼働率の向上が期待できる。
【0056】請求項3の構成によると、長期使用におい
て交換しなければ機能劣化をおこす数個の構成部品が存
在する場合において、交換報知時期が重なっても正しく
把握でき、知らずに機能低下時期を越えて運転するよう
な事態の発生を防止することができ、構成部品の劣化及
び故障を防止することができる。また、交換しなければ
ならない構成部品は全て認識でき、利用者が行う交換の
場合には利用者の手間が軽減するし、定期的メンテナン
スを行うサービスマンのサービス性の向上も図れる。
【0057】請求項4および5の構成によるとある構成
部品の交換報知時期中、別の構成部品が交換報知時期間
近であることを判断する手段と交換報知時期を早めるよ
う変換する手段を設けたため、交換報知時期近辺の複数
個の構成部品の交換が同時にできる頻度が高くなる。よ
って、交換に要する時間、回数が減り、マイクロ波加熱
調理器の稼働率の向上が期待できる。また、利用者が行
う交換の場合には利用者の手間が軽減するし、定期的メ
ンテナンスを行うサービスマンのサービス性の向上も図
れる。
【0058】なお、前記説明では加熱手段として高周波
加熱を用いた場合につき説明したが電熱加熱でも同様で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の加熱調理器の正面断面図
【図2】同加熱調理器の蒸気発生手段の構成図
【図3】同加熱調理器の電気回路の構成ブロック図
【図4】同加熱調理器の制御部の複数個の同時交換報知
ルーチンのフローチャート
【図5】同加熱調理器の制御部の交換報知切り上げルー
チンのフローチャート
【図6】同加熱調理器の制御部のボイラー交換報知ルー
チンのフローチャート
【図7】同加熱調理器の制御部のカートリッジ交換時期
報知ルーチンのフローチャート
【図8】同加熱調理器の制御部の多の実施例のカートリ
ッジ交換時期報知ルーチンのフローチャート
【図9】同加熱調理器の制御部の運転停止事前警告ルー
チンのフローチャート
【符号の説明】
1 本体 2 加熱室 3 被加熱物 4 マグネトロン(加熱手段) 8 蒸気発生手段 9 ボイラ 11 給水部 12 送水ポンプ 13 蒸発質 15 励磁コイル 16 発熱体 18 水処理用カートリッジ 19 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 355 F24C 7/02 H05B 6/68 360

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換を必要とする複数箇の構成部品を有す
    る加熱調理器にあって、前記構成部品の個々の使用状況
    を記憶し、この記憶と前記構成部品の予め定められた交
    換報知時期および運転停止時期とを比較し、比較結果、
    前記交換報知時期に達していれば交換の必要を報知し、
    運転停止時期に達していれば装置の運転を停止する構成
    とし、ボイラーと給水部と送水ポンプとを備えた蒸気発
    生装置を有し、比較手段は給水部に設けられた水処理用
    カートリッジの交換報知時期を前記送水ポンプの運転時
    間、または前記ボイラーへの吸水量の積算値と比較して
    判定し、前記制御部は前記水処理用カートリッジの交換
    報知時期到達後、運転停止時期に近づいたことを検出し
    て運転を停止し、この運転停止中に再起動入力操作を検
    出してある期間だけ運転を許可する加熱調理器。
  2. 【請求項2】被加熱物を加熱する加熱室と、前記加熱室
    を加熱する加熱手段と、交換を必要とする複数箇の構成
    部品と、前記構成部品の個々の使用状況を記憶する記憶
    手段と、前記構成部品の交換報知時期および運転停止時
    期を入力する入力手段と、前記記憶手段の記憶と前記報
    知時期および運転停止時期とを比較する比較手段と、交
    換を必要とする構成部品を表示する表示手段と、制御手
    段とを備え、前記制御手段は前記比較手段の比較結果、
    構成部品の交換時期に達していればその構成部品の交換
    の必要性を前記表示手段に表示し、運転停止時期に達し
    ていれば加熱手段を停止する構成とし、ボイラーと給水
    部と送水ポンプとを備えた蒸気発生装置を有し、比較手
    段は給水部に設けられた水処理用カートリッジの交換報
    知時期を前記送水ポンプの運転時間、または前記ボイラ
    ーへの吸水量の積算値と比較して判定し、前記制御部は
    前記水処理用カートリッジの交換報知時期到達後、運転
    停止時期に近づいたことを検出して運転を停止し、この
    運転停止中に再起動入力操作を検出してある期間だけ運
    転を許可する加熱調理器。
  3. 【請求項3】制御手段は複数の構成部品の交換報知時期
    が重なったと判定したときは、交換報知時期が重なった
    構成部品を同時にまたは交互に表示する構成とした請求
    項2記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】交換を必要とする複数箇の構成部品を有す
    る加熱調理器にあって、前記構成部品の個々の使用状況
    を記憶し、この記憶と前記構成部品の予め定められた交
    換報知時期および運転停止時期とを比較し、比較結果、
    前記交換報知時期に達していれば交換の必要を報知し、
    運転停止時期に達していれば装置の運転を停止する構成
    とし、制御部はある構成部品の交換報知時期中に、別の
    構成部品が交換報知時期間に近くなったときは、交換報
    知時期を早めるように変換する構成とした加熱調理器。
  5. 【請求項5】被加熱物を加熱する加熱室と、前記加熱室
    を加熱する加熱手段と、交換を必要とする複数箇の構成
    部品と、前記構成部品の個々の使用状況を記憶する記憶
    手段と、前記構成部品の交換報知時期および運転停止時
    期を入力する入力手段と、前記記憶手段の記憶と前記報
    知時期および運転停止時期とを比較する比較手段と、交
    換を必要とする構成部品を表示する表示手段と、制御手
    段とを備え、前記制御手段は前記比較手段の比較結果、
    構成部品の交換時期に達していればその構成部品の交換
    の必要性を前記表示手段に表示し、運転停止時期に達し
    ていれば加熱手段を停止する構成とし、制御部はある構
    成部品の交換報知時期中に、別の構成部品が交換報知時
    期間に近くなったときは、交換報知時期を早めるように
    変換する構成とした加熱調理器。
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