JP3538240B2 - 排紙装置 - Google Patents

排紙装置

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JP3538240B2
JP3538240B2 JP27367394A JP27367394A JP3538240B2 JP 3538240 B2 JP3538240 B2 JP 3538240B2 JP 27367394 A JP27367394 A JP 27367394A JP 27367394 A JP27367394 A JP 27367394A JP 3538240 B2 JP3538240 B2 JP 3538240B2
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裕之 大前
智文 末久
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パナソニック コミュニケーションズ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動給紙装置を備えた
複写機やファクシミリ装置等の排紙装置に関し、特に排
紙トレイの装着位置を複数箇所に備えてなる排紙装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動給紙装置を備えたファクシミ
リ装置等においては、原稿押圧板の上面に載置されたシ
−ト原稿を1枚ずつ分離して画像読取部へと給送し、画
像の読取が終了すると、シ−ト原稿は処理済の原稿とし
て排紙トレイに排出されるように構成されている。
【0003】特に、処理済のシ−ト原稿を排紙トレイ上
に排出するための排紙装置は、オペレ−タの要望に応じ
て小型化、操作性の向上を図られ、種々の排紙装置が提
案されている。
【0004】例えば、従来の排紙装置は、実開平3−1
05158号公報に記載されているように、排紙ロ−ラ
対により排出された用紙を互いに方向の異なる2つの排
紙経路に選択的に切換える排紙切換ガイドを備え、この
排紙切換ガイドをカム等の回転駆動系を動作させること
により2つの排紙経路を選択的に切換えるものが知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に処理済のシ−ト
原稿を収容する排紙トレイは、ファクシミリ装置等の設
置条件、排出原稿の積載順序(原稿を反転させた場合に
は、排出原稿が給紙時と逆順となる)により、操作者の
要望に応じて適宜装着箇所が決定される。
【0006】このような場合に、全てのオペレ−タの要
望を満足するには、上述の従来のような構成を用いるこ
とで、排紙トレイの装着箇所に対応した排紙を実現する
ことができる。
【0007】しかしながら、従来の排紙装置において
は、排紙経路を選択的に切り換える際に、排紙切換ガイ
ドを回動させるためのカム機構およびその制御部等の構
成を設ける必要があり、複数の排紙トレイの装着箇所に
対応した排紙装置を実現するには、部品点数が増大し、
装置全体が大掛かりとなるうえに、装置の小型化には向
いていないという欠点があった。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は複数の排紙トレイの装着箇所に対応
して簡易に排紙のための搬送経路が切換えられ、かつ装
置の小型化が可能な排紙装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、これらの諸
問題を解決するために、第1の排紙トレイに対応した第
1の搬送経路と、第2の排紙トレイに対応した第2の搬
送経路と、原稿押圧板上に載置されたシ−ト原稿を読取
装置へ順次給送し、前記第1の排紙トレイまたは前記第
2の排紙トレイへ排出する原稿搬送手段と、前記第1の
搬送経路または前記第2の搬送経路を選択的に切換える
着脱自在なガイド部材と、このガイド部材を前記第1の
搬送経路と前記第2の搬送経路とに選択的に切換える位
置に保持する第1の溝部と第2の溝部とを具備し、前記
ガイド部材は、前記第1の搬送経路を形成する場合に前
記第2の搬送経路を遮断すべく前記第1の溝部に装着さ
れ、前記第2の搬送経路を形成する場合に前記第1の搬
送経路の下流側にて反転経路の一部を形成すべく前記第
2の溝部に装着されることを第1の要旨とする。
【0010】また、前記第1の溝部と第2の溝部とは、
上下に配列されることを第2の要旨とする。
【0011】さらに、前記ガイド部材は櫛形形状を成
し、前記第2の搬送経路を遮断する位置に装着されると
きは、前記原稿押圧板に設けられたガイド片が突出する
よう係合させること第3の要旨とする。
【0012】
【作用】本発明は前記第1の要旨により、読取装置へ順
次給送された処理済のシ−ト原稿を収容する排紙トレイ
の装着箇所に応じて、操作者はガイド部材の装着位置を
第1の溝と第2の溝とに変えるのみで、任意に排紙のた
めの搬送経路を切り換えることができる。
【0013】また、本発明は前記第2の要旨により、
取装置へ順次給送された処理済のシ−ト原稿を収容する
排紙トレイの装着箇所に応じて、操作者はガイド部材の
装着位置を上下に配列される第1の溝と第2の溝とに変
えるのみで、任意に排紙のための搬送経路を切り換える
ことができる。
【0014】さらに、本発明は前記第3の要旨により、
櫛形形状のガイド部材の間から原稿押圧板に設けられた
ガイド片が突出するので、シ−ト原稿はガイド部材によ
ってその搬送を妨げられることなく、安定した排紙動作
を行うことができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明による一実施例の排紙装置が
適用されるファクシミリ装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【0016】図1において、1は上方に読取ユニット、
下方に記録ユニットが収納されている筺体部、2は上面
にシ−ト原稿の載置部を備え、これらシ−ト原稿を分離
給送する自動給紙装置(ADFユニット)が設けられた
原稿押圧板、3は読取ユニットに対向して配置された読
取ガラス板であり、この上面に書籍等の原稿を載置する
ことにより、ブック型の原稿の読取りを可能とするもの
である。
【0017】また、4は本発明が適用される排紙装置で
あり、その詳細を図2乃至図4に基づいて説明する。
【0018】まず、図2は原稿押圧板2上に載置された
シ−ト原稿を読取ユニットへ給送したのち、シ−ト原稿
を筺体部1の側面に装着された水平トレイ5(第1の排
紙トレイ)へ排出する場合における排紙装置4の断面図
を示したものである。
【0019】図2において、6,7はシ−ト原稿を読取
点Pへ順次給送ロ−ラ、8,9は読取処理済のシ−ト原
稿を水平トレイ5(第1の排紙トレイ)へ排出する排紙
ロ−ラである。
【0020】このとき、搬送ロ−ラ10,11、原稿ガ
イド12等が収容された原稿反転部13による反転経路
(第2の搬送経路)は、ガイド部材14によって完全に
遮断されており、水平トレイ5へ通ずる水平経路(第1
の搬送経路)のみが有効となっている。すなわち、ガイ
ド部材14が装着位置Aで保持されている場合には、原
稿の読取が裏読みであるとすると、シ−ト原稿は原稿押
圧板2に載置された順序と同一状態にて水平トレイ5へ
排出することが可能となる。
【0021】なお、このガイド部材14は、図4に示す
ように櫛形形状を成しており、反転経路を遮断する位置
(装着位置B)に装着されるときは、原稿押圧板2に形
成されているリブ15(ガイド片)がガイド部材14の
間から突出して係合するように構成されいる。このよう
にリブ15をガイド部材14に対して突出させること
で、シ−ト原稿がガイド部材14によってその搬送を妨
げられることなく、安定した排紙動作を可能としてい
る。
【0022】次に、図3は原稿押圧板2上に載置された
シ−ト原稿を読取ユニットへ給送したのち、シ−ト原稿
を原稿反転部13を経由して排紙トレイ16(第2の排
紙トレイ)へ排出する場合における排紙装置4の断面図
を示したものであり、図2と同一の構成要素については
同一の符号で表わすものとする。
【0023】図3において、シ−ト原稿は読取点Pを通
過して排紙ロ−ラ8,9へ達すると、ガイド部材14に
よって原稿反転部13へと導かれ、原稿ガイド12およ
び搬送ロ−ラ10,11を介して排紙トレイ16へと排
出される。すなわち、ガイド部材14が装着位置Bで保
持されている場合は、リブ15とガイド部材14との間
は離間し、このガイド部材14が反転経路の一部を形成
することになる。従って、水平トレイ5へ通ずる水平経
路は完全に遮断され、反転経路のみが有効となってい
る。
【0024】この場合、原稿の読取が裏読みであるとす
ると、シ−ト原稿は原稿カバ−2に載置された順序とは
反対の順序で排紙トレイ16へ排出されることになる
が、排紙トレイ16は、原稿押圧板の上方かつ筺体内部
に収容することが可能となり、筺体部1の側面に突出し
ないので、ファクシミリ装置等の設置スペ−ス有効利用
を図ることが可能となる。
【0025】なお、本実施例では、水平トレイ5と排紙
トレイ16とを別構成しているが、これらトレイを1種
類として両者に共通使用することも可能であり、この場
合には、排紙トレイの保持部を必要箇所に設けておけば
よい。
【0026】また、本実施例においては、搬送経路が2
経路の場合について記載したが、ガイド部材14の保持
部を増設して下方への反転経路を設け、搬送経路を3経
路とすることも可能である。
【0027】なお、本発明は本実施例に限定されるもの
でなく、ガイド部材の形状、排紙トレイの位置等の構成
において、種々の構成を採用することができることは言
うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の搬送経路を選択的に切換える着脱自在なガイド部材
を備えたことにより、読取装置へ順次給送された処理済
のシ−ト原稿を収容する排紙トレイの装着箇所に応じ
て、操作者はガイド部材の装着位置を第1の溝と第2の
溝とに変えるのみで任意に排紙のための搬送経路を切り
換えることができ、従来のように部品点数が増大させる
ことなく、また大掛かり切換装置を備えることなく、容
易に装置の小型化された排紙装置を提供することができ
る。また、読取装置へ順次給送された処理済のシ−ト原
稿を収容する排紙トレイの装着箇所に応じて、操作者は
ガイド部材の装着位置を第1の溝と第2の溝とに変える
のみで、ファクシミリ装置等の設置条件に対応すること
が可能となる。
【0029】さらに、読取装置へ順次給送された処理済
のシ−ト原稿を収容する排紙トレイの装着箇所に応じ
て、操作者はガイド部材の装着位置を上下に配列される
第1の溝と第2の溝とに変えるのみで、任意に排紙のた
めの搬送経路を切り換えることができる。
【0030】さらに、櫛形形状のガイド部材の間から原
稿押圧板に設けられたガイド片が突出するので、シ−ト
原稿はガイド部材によってその搬送を妨げられることな
く、安定した排紙動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による全体構成を示す斜視図
【図2】本発明の一実施例による第1の排紙トレイを用
いた排紙装置の断面図
【図3】本発明の一実施例による第2の排紙トレイを用
いた排紙装置の断面図
【図4】本発明の一実施例によるガイド部材の要部構成
【符号の説明】
5 水平トレイ(第1の排紙トレイ) 8 排紙ロ−ラ 9 排紙ロ−ラ 10 反転ロ−ラ 11 反転ロ−ラ 13 反転部 14 ガイド部材 15 リブ 16 排紙トレイ(第2の排紙トレイ) P 読取点
フロントページの続き (72)発明者 増山 眞幸 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−115789(JP,A) 特開 平4−89758(JP,A) 実開 昭63−157065(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/58 G03G 15/00 107 B65H 29/52 H04N 1/00 108

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の排紙トレイに対応した第1の搬送
    経路と、第2の排紙トレイに対応した第2の搬送経路
    と、原稿押圧板上に載置されたシ−ト原稿を読取装置へ
    順次給送し、前記第1の排紙トレイまたは前記第2の排
    紙トレイへ排出する原稿搬送手段と、前記第1の搬送経
    路または前記第2の搬送経路を選択的に切換える着脱自
    在なガイド部材と、このガイド部材を前記第1の搬送経
    路と前記第2の搬送経路とに選択的に切換える位置に保
    持する第1の溝部と第2の溝部とを具備し、前記ガイド
    部材は、前記第1の搬送経路を形成する場合に前記第2
    の搬送経路を遮断すべく前記第1の溝部に装着され、前
    記第2の搬送経路を形成する場合に前記第1の搬送経路
    の下流側にて反転経路の一部を形成すべく前記第2の溝
    部に装着されることを特徴とする排紙装置
  2. 【請求項2】 前記第1の溝部と第2の溝部とは、上下
    に配列されることを特徴とする請求項1に記載の排紙装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は櫛形形状を成し、前記
    第2の搬送経路を遮断する位置に装着されるときは、前
    記原稿押圧板に設けられたガイド片が突出するよう係合
    させることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいづれ
    かに記載の排紙装置。
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