JP3538072B2 - 通信システム、移動電話装置及びデータ通信方法 - Google Patents

通信システム、移動電話装置及びデータ通信方法

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JP3538072B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯型の情報端
末を移動電話装置に接続してデータ通信を行う通信シス
テムに係り、特に、情報端末用のデータを適切に送受信
することができる通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型の情報端末を携帯電話やPHS
(Personal Handyphone System)に接続し、電話回線等
の通信回線を介して手軽にデータ通信を行うことができ
る通信システムが知られている。このような従来の通信
システムにおいて、ユーザは、情報端末と移動電話装置
をケーブル等により結合して、ISP(Internet Servi
ce Provider)等のアクセスポイントに接続する。これ
により、WWW(World Wide Web)のページにアクセス
したり、メールサーバに蓄積された電子メールを取り出
して閲覧したり、情報端末で作成した電子メールを送信
したりすることができる。
【0003】また、このような通信システムによれば、
情報端末が接続されている相手先の移動電話装置等を直
接呼び出して、リアルタイムでデータ通信を行うことも
可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
携帯型の情報端末を移動電話装置に接続してデータ通信
を行う通信システムにおいては、ユーザは、通常、移動
電話装置と情報端末とを分離して持ち歩き、データ通信
を行う必要が生じると、情報端末を移動電話装置に接続
するものである。
【0005】このため、このような移動電話装置とケー
ブル接続してデータ通信を行う情報端末の間でデータを
送受信しようとする場合には、リアルタイムのデータ通
信ができないときに、相手が移動電話装置のそばにいな
いのか、移動電話装置に情報端末が接続されていないだ
けなのかを発信者側で判別することが困難であった。従
って、リアルタイムのデータ通信を行おうとするユーザ
は、まず、通常の電話として相手を呼び出してデータ通
信を行う旨を相手に通知し、相手が情報端末を移動電話
装置に接続したタイミングを見計らって、再びデータ通
信のために呼び出さなければならず、手間が掛かってい
た。
【0006】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、情報端末が処理するためのデータを適切に送
受信することができる実用的な通信システム、移動電話
装置及びデータ通信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、この発明の第1の観点に係る通信システムは、通信
データ端末を接続し、無線通信回線を介してデータ通信
を行う複数の移動電話装置と、前記複数の移動電話装置
の間を無線通信回線で接続してデータ通信を可能とする
無線通信制御局とを備え、前記移動電話装置は、無線通
信回線を介してデータ通信を行う際、着信側の移動電話
装置でのデータ通信の準備状況を発信側の移動電話装置
において表示する表示手段と、前記表示手段が表示する
内容を切り換える表示切換制御手段とを備え、各前記移
動電話装置は、無線通信回線を介してデータ通信を行う
際、相手先の電話番号を発信して着信側の移動電話装置
を呼び出した後、着信側の移動電話装置に前記通信デー
タ端末が接続されているか否かを判別し、接続されてい
ないと判別すると、呼び出しに対する応答があったか否
かを判別し、応答があったと判別すると、回線接続を維
持するとともに発信側における前記通信データ端末によ
る発信動作を継続しつつ前記通信データ端末が着信側の
移動電話装置に接続されるまで待機して、前記通信デー
タ端末が着信側の移動電話装置に接続されると、データ
通信を開始し、前記表示切換制御手段は、無線通信回線
を介してデータ通信を行う際、着信側の移動電話装置で
呼び出しに対する応答があったと判別されると、前記表
示手段に着信側の移動電話装置がデータ通信の準備中で
ある旨を表示させる、ことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、移動電話装置は、無線
通信回線を介してデータ通信を行う際、着信者が電話を
受ける等して、着信側の移動電話装置で呼び出しに対す
る応答があると、通信データ端末が着信側の移動電話装
置に接続されるまで待機してからデータ通信を開始す
る。これにより、着信者がデータ通信の準備を整える
と、自動的にデータ通信を開始することができ、情報端
末が処理するためのデータを適切に送受信することがで
きる。
【0009】より具体的には、前記移動電話装置は、着
信側の移動電話装置から返信されるメッセージに基づい
て、着信側の移動電話装置に前記通信データ端末が接続
されているか否かを判別し、前記通信データ端末が着信
側の移動電話装置に接続されたことを検出することが望
ましい。
【0010】また前記表示切換制御手段は、無線通信
回線を介してデータ通信を行う際、着信側の移動電話装
置に前記通信データ端末が接続されていないと判別され
ると、前記表示手段に着信側の移動電話装置がデータ通
信の準備ができていない旨を表示させることが望まし
い。これにより、データ通信を行うために相手先の移動
電話装置を呼び出したユーザは、着信側の移動電話装置
でデータ通信の準備ができているか否かを確認すること
ができ、情報端末が処理するためのデータを適切に送受
信することができる。
【0011】
【0012】前記移動電話装置は、着信側の移動電話装
置で呼び出しに対する応答がなかったと判別すると、前
記表示手段にデータ通信が行えない旨を表示してデータ
通信を終了することが望ましい。
【0013】前記移動電話装置は、無線通信回線を介し
てデータ通信を行う際、着信側の移動電話装置に前記通
信データ端末が接続されていないと判別されると、発信
側の移動電話装置において、着信側の移動電話装置がデ
ータ通信の準備ができていないことを示す音声信号を出
力する音声出力手段を備えてもよい。
【0014】また、前記表示切換制御手段は、無線通信
回線を介してデータ通信を行う際、発信側の移動電話装
置から呼び出しを受けると、前記表示手段にデータ通信
のための呼び出しである旨を表示させることが望まし
い。これにより、データ通信を要求される側のユーザ
は、データ通信を要求されていることを容易に確認する
ことができる。
【0015】さらに、この発明の第2の観点に係る移動
電話装置は、無線信号を送受信して相手先の電話装置に
接続される通信データ端末との間でデータ通信を行うた
めのものであって、相手先の電話装置でのデータ通信の
準備状況を表示する表示手段と、無線信号を送受信して
データ通信を行う際、相手先の電話番号を発信して呼び
出した後、相手先の電話装置に前記通信データ端末が接
続されているか否かを判別し、接続されていないと判別
すると、呼び出しに対する応答があったか否かを判別
し、応答があったと判別すると、回線接続を維持すると
ともにデータ通信のための発信動作を継続しつつ相手先
の電話装置に前記通信データ端末が接続されるまで待機
して、接続されたことを検出すると、データ通信を開始
する通信制御手段を備え、前記通信制御手段は、相手
先の電話装置で呼び出しに対する応答があったと判別す
ると、前記表示手段に相手先の電話装置がデータ通信の
準備中であることを表示させる、ことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、無線信号を送受信して
データ通信を行う際、データ通信の相手が電話を受ける
等して、相手先の電話装置で呼び出しに対する応答があ
ると、通信データ端末が相手先の電話装置に接続される
まで待機してからデータ通信を開始する。これにより、
データ通信の相手がデータ通信の準備を整えると、自動
的にデータ通信を開始することができ、情報端末が処理
するためのデータを適切に送受信することができる。
【0017】より具体的には、前記通信制御手段は、相
手先の電話装置から返信されるメッセージに基づいて、
相手先の電話装置に前記通信データ端末が接続されてい
るか否かを判別し、相手先の電話装置に前記通信データ
端末が接続されたことを検出することが望ましい。
【0018】また前記通信制御手段は、相手先の電話
装置に前記通信データ端末が接続されていないと判別す
ると、前記表示手段に相手先の電話装置でデータ通信の
準備ができていない旨を表示させることが望ましい。こ
れにより、データ通信を行うために相手先の電話装置を
呼び出したユーザは、相手先の電話装置でデータ通信の
準備ができているか否かを確認することができ、情報端
末が処理するためのデータを適切に送受信することがで
きる。
【0019】
【0020】
【0021】また、この発明の第3の観点に係るデータ
通信方法は、発信側の移動電話装置に接続された通信デ
ータ端末と着信側の移動電話装置に接続される通信デー
タ端末の間でデータを送受信するための方法であって、
発信側の移動電話装置から着信側の移動電話装置の電話
番号を発信して着信側の移動電話装置を呼び出す着信側
呼出ステップと、前記着信側呼出ステップにて呼び出し
た着信側の移動電話装置に通信データ端末が接続されて
いるか否かを判別する接続状態判別ステップと、前記接
続状態判別ステップにて着信側の移動電話装置に通信デ
ータ端末が接続されていないと判別すると、前記着信側
呼出ステップでの呼び出しに対する応答があったか否か
を判別する応答判別ステップと、前記応答判別ステップ
にて前記着信側呼出ステップでの呼び出しに対する応答
があったと判別すると、回線接続を維持するとともに発
信側における通信データ端末による発信動作を継続しつ
つ着信側の移動電話装置に通信データ端末が接続される
まで待機して、着信側の移動電話装置に通信データ端末
が接続されると、データ通信を開始するデータ通信ステ
ップと、前記応答判別ステップにて前記着信側呼出ステ
ップでの呼び出しに対する応答があったと判別すると、
発信側の移動電話装置に着信側の移動電話装置がデータ
通信の準備中である旨を表示させる準備中表示ステップ
とを備える、ことを特徴とする。
【0022】また、前記接続状態判別ステップにて着信
側の移動電話装置に通信データ端末が接続されていない
と判別すると、発信側の移動電話装置に着信側の移動電
話装置でデータ通信の準備ができていない旨を表示させ
不備表示ステップを備えることが望ましい。
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係る通信システムについて詳細に説明
する。
【0025】図1は、この発明の実施の形態に係る通信
システムの構成を示す図である。図1の通信システム
は、通常の無線による移動体通信網で構成されるシステ
ムであり、通話及びデータ通信を行うシステムとして構
成されている。
【0026】図1に示すように、この通信システムは、
送信装置1と、受信装置2と、複数の無線基地局3と、
移動通信交換局4とを備えている。
【0027】送信装置1は、無線回線を介して受信装置
2にデータを送るためのものであり、送信側通信装置1
0と送信端末11とを備えている。
【0028】送信側通信装置10は、移動通信交換局4
に接続するための移動電話装置等の移動可能な通信装置
であり、この送信側通信装置10には、ケーブル等を介
して、送信端末11を接続することが可能である。
【0029】送信端末11は、パーソナルコンピュータ
やPDA(Personal Digital Assistance)等のデータ
通信用の情報端末であり、例えば、シリアルインタフェ
ースのような通信インタフェースを介して送信側通信装
置10に接続される。
【0030】受信装置2は、無線回線を介して送信装置
1からデータを受けて処理するためのものであり、受信
側通信装置20と受信端末21とを備えている。
【0031】受信側通信装置20は、送信側通信装置1
0と同様に、移動通信交換局4に接続するための携帯電
話等の移動可能な通信装置であり、この受信側通信装置
20には、ケーブル等を介して、受信端末21を接続す
ることが可能である。
【0032】受信端末21は、送信端末11と同様に、
パーソナルコンピュータやPDA等のデータ通信用の情
報端末であり、例えば、シリアルインタフェースのよう
な通信インタフェースを介して受信側通信装置20に接
続される。
【0033】なお、ここでは、送信装置1から受信装置
2へデータ通信を行うものとして説明している。しか
し、送信装置1及び受信装置2は、送受信のいずれをも
行える構成であり、送信側と受信側とを逆にしてデータ
通信を行うこともできる。
【0034】例えば、送信側通信装置10及び受信側通
信装置20は、いずれも図2に示す構成を有する移動電
話装置30である。図示するように、移動電話装置30
は、動作制御部31と、キー入力部32と、コネクタ3
3と、通信処理部34と、音声信号処理部35と、表示
部36とを備えている。
【0035】動作制御部31は、CPU(Central Proc
essing Unit)等から構成され、この移動電話装置30
全体の動作を制御するためのものである。
【0036】キー入力部32は、キーパッド等から構成
され、この移動電話装置30に命令を入力するための命
令入力部である。
【0037】コネクタ33は、送信端末11や受信端末
21等の情報端末を接続するためのものであり、ケーブ
ル等を介して情報端末と接続することで、移動電話装置
30によるデータ通信を可能とする。
【0038】通信処理部34は、信号処理プロセッサ、
RF(Radio Frequency)変調器等から構成され、無線
基地局3との間で無線信号を送受信して通信を行うため
のものである。
【0039】音声信号処理部35は、音声CODEC
(COder/DECoder)、スピーカ、マイク等から構成さ
れ、動作制御部31や通信処理部34から受けた信号に
従って音声信号を出力し、外部より入力された音声信号
を通信処理部34に送ることにより通話を可能とするた
めのものである。
【0040】表示部36は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)等から構成され、動作制御部31の制御に従っ
て、文字や図形等の画像を表示するためのものである。
【0041】図1の複数の無線基地局3は、送信側通信
装置10及び受信側通信装置20をそれぞれ電磁波等に
より無線にて移動通信交換局4に結合するための通信局
である。無線基地局3は、この通信システムがカバーす
る無線通信サービス圏内に適宜分布して配置され、送信
側通信装置10及び受信側通信装置20との間で無線に
て信号を送受信すると共に、移動通信交換局4との間で
有線又は無線にて信号を送受信する。
【0042】移動通信交換局4は、移動体用の無線通信
回線による交換回線を提供する無線通信制御局であり、
無線基地局3に有線又は無線により結合される。
【0043】次に、上記構成を有する通信システムの動
作を説明する。この通信システムは、情報端末を用いて
データ通信を行う際に、着信者側の端末がデータ通信を
できる状態にあるか否かを発信者に分かり易く通知する
ことで、情報端末が処理するためのデータを適切に送受
信することができるシステムである。
【0044】以下の説明では、送信側通信装置10及び
受信側通信装置20が、共に移動電話装置30であるも
のとし、移動電話装置30の各部位を示す符号の後に添
字aを付して送信側通信装置10の各部位であることを
示す。また、移動電話装置30の各部位を示す符号の後
に添字bを付して受信側通信装置20の各部位であるこ
とを示す。
【0045】このようなシステムにおいてリアルタイム
でデータ通信を行うためには、発信者と着信者が、図3
に例示するように、移動電話装置30のコネクタ33に
ケーブル等を介して情報端末を接続し、相手先と回線接
続してデータを送受信する。移動電話装置30のコネク
タ33に接続された情報端末は、送信端末11又は受信
端末21として機能する。
【0046】以下の説明では、発信者が着信者にデータ
を送信するものとして説明する。
【0047】この通信システムは、発信者が送信側通信
装置10のコネクタ33aに送信端末11を接続し、キ
ー入力部32aより相手先の電話番号を入力すると、図
4のフローチャートに示すデータ通信処理を開始する。
【0048】データ通信処理を開始すると、送信装置1
において、動作制御部31aは、通信処理部34aを制
御して、送信装置1の所在地をカバーする無線基地局3
との無線通信により、相手先の電話番号を発信する。無
線基地局3は、送信装置1から受けた電話番号を移動通
信交換局4に通知する。移動通信交換局4は、無線基地
局3から受けた電話番号の受信側通信装置20が存在す
る地域をカバーする無線基地局3を介して受信側通信装
置20を呼び出す(ステップS1)。
【0049】この際、受信側通信装置20は、動作制御
部31bが無線基地局3からの呼び出しに応じてコネク
タ33bに受信端末21が接続されているか否かを判別
する。ここで、動作制御部31bは、コネクタ33bが
備える所定のピンにおける電圧値を調べたり、自己のコ
ンフィギュレーションデータ等を読み取ったりした結果
に基づいて、コネクタ33bに受信端末21が接続され
ているか否かを判別する。動作制御部31bは、通信処
理部34bを制御して、コネクタ33bに受信端末21
が接続されているか否かを示すメッセージを無線基地局
3及び移動通信交換局4を介して送信装置1に返信する
(ステップS2)。
【0050】送信装置1において受信側通信装置20か
ら接続状態を示すメッセージを受けると、動作制御部3
1aは、受信側通信装置20に受信端末21が接続され
ているか否か、すなわち、受信装置2においてデータ通
信の準備ができているか否かを判別する(ステップS
3)。
【0051】送信装置1において、動作制御部31a
は、受信装置2にてデータ通信の準備ができていると判
別すると(ステップS3にてYES)、処理をステップ
S10に進める。
【0052】一方、動作制御部31aは、受信装置2に
てデータ通信の準備ができていないと判別すると(ステ
ップS3にてNO)、表示部36aに受信側でデータ通
信の準備ができていない旨を表示させる(ステップS
4)。
【0053】ここで、受信装置2において、通信処理部
34bは、音声信号処理部35bに呼び出し音を出力さ
せる等して、着信者を呼び出すための処理を実行してお
り、送信装置1において、動作制御部31aは、着信者
が電話を受けたか否かを判別する(ステップS5)。
【0054】動作制御部31aは、受信側通信装置20
にて、所定の回数だけ呼び出し音を鳴らしても着信者が
電話に出なかった等により、リアルタイムでのデータ通
信ができない状況にあると判別すると(ステップS5に
てNO)、表示部36aに、データ通信ができない旨を
表示させてデータ通信処理を終了する(ステップS
6)。
【0055】一方、動作制御部31aは、着信者が受信
側通信装置20のキー入力部32bに設けられた受話ボ
タン(図示せず)を押下する等して電話を受けると(ス
テップS5にてYES)、表示部36aに着信者が受信
装置2の近くにいる旨を表示させて、発信者に通知する
(ステップS7)。
【0056】また、この際、受信装置2において、動作
制御部31bは、表示部36bにデータ通信のための呼
び出しである旨を表示させ、着信者に受信端末21を接
続するように要請するメッセージを表示させる(ステッ
プS8)。ここで、送信装置1において、動作制御部3
1aは、コネクタ33aを介して送信端末11から受け
るデータ通信用のデータを通信処理部34aに送らずに
スタンバイモードとし、受信装置2においてデータ通信
の準備ができるまで待機する。なお、この間、送信端末
11は、発信動作を継続しており、データを発信中のま
まである。
【0057】受信装置2において、着信者が受信端末2
1を受信側通信装置20のコネクタ33bに接続する
と、動作制御部31bは、受信側通信装置20と受信端
末21が接続されてデータ通信の準備ができたことを、
例えばコネクタ33bを介して受信端末21から初期化
完了メッセージを受ける等して検出する。そして、動作
制御部31bは、通信処理部34bを制御して、データ
通信が可能となったことを示す着信応答メッセージを送
信装置1に送る(ステップS9)。
【0058】送信装置1において、受信装置2からデー
タ通信の準備が完了した旨を示す着信応答メッセージを
受けると、動作制御部31aは、スタンバイモードを解
除し、コネクタ33aを介して送信端末11から受けた
データを順次通信処理部34aに送る。通信処理部34
aは、動作制御部31aから受けたデータを無線通信に
より、無線基地局3及び移動通信交換局4を介して受信
装置2に送る。これにより、着信者がデータ通信の準備
を整えると、自動的にデータ通信を開始することがで
き、受信端末21が処理するためのデータを適切に送受
信することができる。
【0059】このようにして、送信装置1は、データの
送信を開始し、適宜無線基地局3及び移動通信交換局4
を介して送信装置1と受信装置2との間でデータを送受
信してデータ通信を実行する(ステップS10)。デー
タ通信が終了すると、送信側通信装置10又は受信側通
信装置20は、回線を切断してデータ通信処理を終了す
る(ステップS11)。
【0060】次に、具体例として、受信側通信装置20
に受信端末21が接続されていないときに、送信装置1
から受信端末21用のデータを送る場合の動作を図5の
動作フローを参照して説明する。
【0061】この場合、発信者は、送信端末11を送信
側通信装置10に接続して(フェーズP1)、キー入力
部32aから相手先の電話番号を入力して発信を要求す
る(フェーズP2)。
【0062】送信側通信装置10は、キー入力部32a
からの入力に応じて相手先の電話番号を発信して受信側
通信装置20を呼び出す(フェーズP3)。
【0063】受信側通信装置20は、音声信号処理部3
5bから呼び出し音を出力する等して着信者に着信を通
知すると共に(フェーズP4)、受信端末21が受信側
通信装置20に接続されていない旨を示すメッセージを
送信側通信装置10に返信する(フェーズP5)。送信
側通信装置10は、受信側通信装置20から返信された
メッセージを受けて、着信者側でデータ通信の準備がで
きていない旨を表示部36aに表示する。
【0064】この後、着信者がキー入力部32bを操作
して電話を受け、受信側通信装置20が出力する呼び出
し音等といった着信の通知に応答すると(フェーズP
6)、受信側通信装置20は、受信端末21を接続する
準備に入った旨を示すメッセージを送信側通信装置10
に送る(フェーズP7)。
【0065】送信側通信装置10は、受信端末21を接
続する準備に入った旨を示すメッセージを受けると、表
示部36aにデータ通信の準備中であることを表示して
スタンバイモードとなり、送信端末11から受けたデー
タの送信は一時停止しておく(フェーズP8)。この
際、送信端末11は発信を継続したままである。
【0066】着信者が受信端末21を受信側通信装置2
0に接続して、データ通信の準備が完了すると(フェー
ズP9)、受信側通信装置20は、データ通信の準備が
できた旨を示す着信応答を送信側通信装置10に送る
(フェーズP10)。
【0067】送信側通信装置10は、受信側通信装置2
0からデータ通信の準備ができた旨を示す着信応答を受
けると、スタンバイモードを解除して送信端末11から
受けたデータを順次受信側通信装置20に送って、デー
タ通信を開始する(フェーズP11)。
【0068】この後、適宜送信装置1と受信装置2との
間でデータを送受信してデータ通信を行って、所定の処
理が終了すると、送信装置1又は受信装置2が回線を切
断して、データ通信を終了する(フェーズP12)。
【0069】以上説明したように、この通信システムに
よると、データ通信を行う際、受信側通信装置20に受
信端末21が接続されていないと、送信側通信装置10
の表示部36aにデータ通信の準備ができていない旨を
示す画像を表示して、発信者に着信者側の状態を知らせ
ることができる。また、受信側通信装置20は、送信側
通信装置10からデータ通信を要求する呼び出しを受け
ると、受信端末21を受信側通信装置20に接続するよ
うに促す画像を表示部36bに表示して、着信者にデー
タ通信の準備を促すことができる。そして、着信者がデ
ータ通信の準備を完了すると自動的にデータ通信を開始
することができる。これにより、無線通信回線を用い
て、リアルタイムでのデータ通信を容易に実行すること
ができ、情報端末にて処理するためのデータを適切に送
受信することができる。
【0070】この発明は、上記実施の形態に限定され
ず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、上記実
施の形態では、送信側通信装置10及び受信側通信装置
20は、いずれも移動電話装置30であるものとして説
明したが、これに限定されない。すなわち、図6に示す
ように、移動通信交換局4に公衆回線5を介して接続さ
れる電話6に情報端末7を接続してデータ通信を行う際
にも適用することができる。
【0071】また、上記実施の形態では、受信側でデー
タ通信の準備ができていないこと等を表示部36に表示
させて、発信者に通知していたが、これに限定されず、
音声信号処理部35から所定の音声信号を出力して発信
者に通知するようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上の説明のように、この発明は、情報
端末が処理するためのデータを送受信する際、着信側で
のデータ通信の準備ができているか否かを、発信側で確
認することができ、着信側でのデータ通信の準備ができ
ると自動的にデータ通信を開始することができる。これ
により、リアルタイムでのデータ通信を容易に実行する
ことができ、情報端末にて処理するためのデータを適切
に送受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る通信システムの構
成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態に係る移動電話装置の構
成を示す図である。
【図3】移動電話装置と情報端末の接続例を示す図であ
る。
【図4】データ通信処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】通信システムの動作の具体例を説明するための
動作フローである。
【図6】通信システムの変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 送信装置 2 受信装置 3 無線基地局 4 移動通信交換局 5 公衆回線 6 電話 7 情報端末 10 送信側通信装置 11 送信端末 20 受信側通信装置 21 受信端末 30 移動電話装置 31 動作制御部 32 キー入力部 33 コネクタ 34 通信処理部 35 音声信号処理部 36 表示部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信データ端末を接続し、無線通信回線を
    介してデータ通信を行う複数の移動電話装置と、 前記複数の移動電話装置の間を無線通信回線で接続して
    データ通信を可能とする無線通信制御局とを備え、前記移動電話装置は、 無線通信回線を介してデータ通信を行う際、着信側の移
    動電話装置でのデータ通信の準備状況を発信側の移動電
    話装置において表示する表示手段と、 前記表示手段が表示する内容を切り換える表示切換制御
    手段とを備え、 各前記移動電話装置は、無線通信回線を介してデータ通
    信を行う際、相手先の電話番号を発信して着信側の移動
    電話装置を呼び出した後、着信側の移動電話装置に前記
    通信データ端末が接続されているか否かを判別し、接続
    されていないと判別すると、呼び出しに対する応答があ
    ったか否かを判別し、応答があったと判別すると、回線
    接続を維持するとともに発信側における前記通信データ
    端末による発信動作を継続しつつ前記通信データ端末が
    着信側の移動電話装置に接続されるまで待機して、前記
    通信データ端末が着信側の移動電話装置に接続される
    と、データ通信を開始し、 前記表示切換制御手段は、無線通信回線を介してデータ
    通信を行う際、着信側の移動電話装置で呼び出しに対す
    る応答があったと判別されると、前記表示手段に着信側
    の移動電話装置がデータ通信の準備中である旨を表示さ
    せる、 ことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】前記移動電話装置は、着信側の移動電話装
    置から返信されるメッセージに基づいて、着信側の移動
    電話装置に前記通信データ端末が接続されているか否か
    を判別し、前記通信データ端末が着信側の移動電話装置
    に接続されたことを検出する、 ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】前記表示切換制御手段は、無線通信回線を
    介してデータ通信を行う際、着信側の移動電話装置に前
    記通信データ端末が接続されていないと判別されると、
    前記表示手段に着信側の移動電話装置がデータ通信の準
    備ができていない旨を表示させる、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記移動電話装置は、着信側の移動電話装
    置で呼び出しに対する応答がなかったと判別すると、前
    記表示手段にデータ通信が行えない旨を表示してデータ
    通信を終了する、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】前記移動電話装置は、 無線通信回線を介してデータ通信を行う際、着信側の移
    動電話装置に前記通信データ端末が接続されていないと
    判別されると、発信側の移動電話装置において、着信側
    の移動電話装置がデータ通信の準備ができていないこと
    を示す音声信号を出力する音声出力手段を備える、 ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載
    の通信システム。
  6. 【請求項6】前記表示切換制御手段は、無線通信回線を
    介してデータ通信を行う際、発信側の移動電話装置から
    呼び出しを受けると、前記表示手段にデータ通信のため
    の呼び出しである旨を表示させる、 ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載
    の通信システム。
  7. 【請求項7】無線信号を送受信して相手先の電話装置に
    接続される通信データ端末との間でデータ通信を行うた
    めの移動電話装置であって、相手先の電話装置でのデータ通信の準備状況を表示する
    表示手段と、 無線信号を送受信してデータ通信を行う際、相手先の電
    話番号を発信して呼び出した後、相手先の電話装置に前
    記通信データ端末が接続されているか否かを判別し、接
    続されていないと判別すると、呼び出しに対する応答が
    あったか否かを判別し、応答があったと判別すると、回
    線接続を維持するとともにデータ通信のための発信動作
    を継続しつつ相手先の電話装置に前記通信データ端末が
    接続されるまで待機して、接続されたことを検出する
    と、データ通信を開始する通信制御手段を備え 前記通信制御手段は、相手先の電話装置で呼び出しに対
    する応答があったと判別すると、前記表示手段に相手先
    の電話装置がデータ通信の準備中であることを表示させ
    る、 ことを特徴とする移動電話装置。
  8. 【請求項8】前記通信制御手段は、相手先の電話装置か
    ら返信されるメッセージに基づいて、相手先の電話装置
    に前記通信データ端末が接続されているか否かを判別
    し、相手先の電話装置に前記通信データ端末が接続され
    たことを検出する、 ことを特徴とする請求項に記載の移動電話装置。
  9. 【請求項9】前記通信制御手段は、相手先の電話装置に
    前記通信データ端末が接続されていないと判別すると、
    前記表示手段に相手先の電話装置でデータ通信の準備が
    できていない旨を表示させる、 ことを特徴とする請求項又はに記載の移動電話装
    置。
  10. 【請求項10】発信側の移動電話装置に接続された通信
    データ端末と着信側の移動電話装置に接続される通信デ
    ータ端末の間でデータを送受信するためのデータ通信方
    法であって、 発信側の移動電話装置から着信側の移動電話装置の電話
    番号を発信して着信側の移動電話装置を呼び出す着信側
    呼出ステップと、 前記着信側呼出ステップにて呼び出した着信側の移動電
    話装置に通信データ端末が接続されているか否かを判別
    する接続状態判別ステップと、 前記接続状態判別ステップにて着信側の移動電話装置に
    通信データ端末が接続されていないと判別すると、前記
    着信側呼出ステップでの呼び出しに対する応答があった
    か否かを判別する応答判別ステップと、 前記応答判別ステップにて前記着信側呼出ステップでの
    呼び出しに対する応答があったと判別すると、回線接続
    を維持するとともに発信側における通信データ端末によ
    る発信動作を継続しつつ着信側の移動電話装置に通信デ
    ータ端末が接続されるまで待機して、着信側の移動電話
    装置に通信データ端末が接続されると、データ通信を開
    始するデータ通信ステップと 前記応答判別ステップにて前記着信側呼出ステップでの
    呼び出しに対する応答があったと判別すると、発信側の
    移動電話装置に着信側の移動電話装置がデータ通信の準
    備中である旨を表示させる準備中表示ステップとを備え
    る、 ことを特徴とするデータ通信方法。
  11. 【請求項11】前記接続状態判別ステップにて着信側の
    移動電話装置に通信データ端末が接続されていないと判
    別すると、発信側の移動電話装置に着信側の移動電話装
    置でデータ通信の準備ができていない旨を表示させる
    備表示ステップを備える、 ことを特徴とする請求項10に記載のデータ通信方法。
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