JP3535359B2 - 給湯装置及び給湯複合装置 - Google Patents
給湯装置及び給湯複合装置Info
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Description
複合装置に関する。
ステムの一部として備えた給湯複合装置(例えば給湯装
置と風呂追焚装置や暖房装置等とを組み合わせたシステ
ム)にあっては、使用者が台所や浴室等のカランを開い
て給湯管の通水を開始した時、それを流量センサや水流
スイッチ等の流水センサによって検知し、その検知に応
じて前記給湯管の途中部に設けた熱交換器を加熱するガ
スバーナ等の加熱手段を作動させることで、給湯管を流
れる水を加熱して給湯を行うようにしたものが一般に知
られている。
の給湯装置を含む)にあっては、給湯管の通水を開始し
た後、できるだけ迅速に使用者の欲する湯をカラン側に
出湯させることが望まれている。
(給湯運転の停止中)にも適宜、加熱手段を作動させ
て、熱交換器における給湯管内の水の保温をしておき、
使用者が給湯管の通水を開始した時に、使用者の欲する
湯ができるだけ迅速に出湯するようにしたものが知られ
ている(例えば特開平9−24316号公報を参照)。
用する給湯装置にあっては、そのガスバーナに燃料ガス
を供給するガス供給管には、その上流側から順に、第1
開閉電磁弁(元弁)、ガバナ比例電磁弁及び第2開閉電
磁弁(給湯電磁弁)が介装され、第1及び第2開閉電磁
弁によりガスバーナへの燃料ガスの供給及びその遮断を
行うと共にガバナ比例電磁弁によりガスバーナへの燃料
ガスの供給量を調整することで、ガスバーナの燃焼運転
の制御を行うのが通例である。
湯装置以外の風呂追焚装置や暖房装置等の燃焼機器に係
わるガスバーナ(以下、ここでは別機器用ガスバーナと
いう)に燃料ガスを供給するためのガス供給管は、前記
第1開閉電磁弁とガバナ比例電磁弁との間で前記ガス供
給管から分岐され(この分岐されたガス供給管を以下、
ここでは別機器用ガス供給管という)、この別機器用ガ
ス供給管に、上記別機器用ガスバーナの燃焼運転の制御
を行うためのガバナ比例電磁弁及び第3開閉電磁弁が上
流側から順に介装されるのが一般的である。
をガス供給管に具備した給湯装置では、ガスバーナの燃
焼運転が停止される給湯装置の給湯管の通水停止中(前
記給湯複合装置にあっては、全てのガスバーナの燃焼運
転の停止中)に、ガバナ比例電磁弁に内蔵されたダイヤ
フラム(これはゴム等の樹脂材から成る)によって、ガ
バナ比例電磁弁の入口側(一次側)に存する燃料ガスが
時間経過に伴い徐々に吸収され、その結果、ガバナ比例
電磁弁と前記第1開閉電磁弁(元弁)との間でガス供給
管内に負圧が生じ、ガバナ比例電磁弁の弁体が開弁側に
大きく動作した状態となることが知られている。
管の通水に応じて前記第1開閉電磁弁及び第2開閉電磁
弁を開弁側に動作させて給湯装置のガスバーナへの燃料
供給を開始し、該ガスバーナの燃焼運転を開始するよう
にすると、該ガスバーナの燃焼開始時に過剰な燃料ガス
が供給され、大きな着火音を生じるおそれがある。
の通水が開始すると、ガバナ比例電磁弁の下流側(二次
側)の前記第2開閉電磁弁の開閉動作(第2開閉電磁弁
を所定時間開弁させる動作)を行って、ガバナ比例電磁
弁内のガス通路を第2開閉電磁弁及びガスバーナを介し
て所定時間(例えば1.5秒程度)大気中に開放するこ
とで、前述の負圧を解消するようにしている。そして、
このように第2開閉電磁弁の開閉動作を行って負圧状態
を解消した後に、前記第1開閉電磁弁及び第2開閉電磁
弁を開弁側に動作させて給湯装置のガスバーナへの燃料
供給を開始し、該ガスバーナの燃焼運転を開始するよう
にしている。
定時間、開弁させた後に、第2開閉電磁弁を開弁保持し
たまま前記第1開閉電磁弁を開弁側に動作させてガスバ
ーナの燃焼運転を開始するようにしたものもある。
の停止に応じてガスバーナの燃焼を停止した後に、急速
に生じるものではないため、その燃焼停止後、所定時間
内(例えば8分以内)に給湯管の通水が再開されたとき
には、前述のような第2開閉電磁弁の開閉動作を行わず
にガスバーナの燃焼を再開するものもあるが、上記所定
時間の経過後に給湯管の通水が再開されたときには、第
2開閉電磁弁を所定時間、開弁させて負圧状態を解消し
た後に、ガスバーナの燃焼が開始される。
スバーナの燃焼開始前に、負圧解消のために第2開閉電
磁弁を所定時間、開弁させる動作を行うために、給湯管
の通水開始後、ガスバーナの燃焼が開始するまでに、電
磁弁の開閉動作に要する時間と前記所定時間とを加えた
時間だけ遅れを生じ、その結果、加熱されないまま給湯
管を流れる水、あるいは加熱不足の水の量が多くなっ
て、給湯管の通水開始後、使用者が欲する湯の出湯が継
続的に行われるようになるまでに遅れを生じやすいもの
となっていた。
燃焼を適宜行って、熱交換器における給湯管内の水を保
温するようにしたものでは、給湯管の通水の開始直後は
熱交換器の箇所で保温されていた湯が出湯するものの、
その後、前記第2開閉電磁弁の前述のような開閉動作中
に熱交換器の箇所の給湯管に進入した水が非加熱状態も
しくは加熱不足の状態で出湯するため、使用者が欲する
湯の出湯が安定して継続的に行われるようになるまでに
は遅れを生じてしまう。
鑑み、給湯管の通水開始後、ガスバーナの過大な着火音
等の不都合を生じることなくガスバーナの燃焼を速やか
に開始して、使用者が欲する湯の出湯が安定して継続的
に行われるようになるまでの遅れを可能な限り短縮する
ことができ、機能性に優れた給湯装置及び給湯複合装置
を提供することを目的とする。
る目的を達成するために、給湯管を流れる水を熱交換器
を介して加熱するガスバーナと、該ガスバーナに燃料ガ
スを供給するガス供給管にその上流側から順に介装され
た第1開閉電磁弁、ガバナ比例電磁弁及び第2開閉電磁
弁と、前記給湯管の通水中に前記各電磁弁を開状態とし
て前記ガスバーナに燃料ガスを供給しつつ該ガスバーナ
の燃焼を行わしめる運転制御手段とを備えた給湯装置に
おいて、前記運転制御手段は、前記給湯管の通水停止中
に、前記ガス供給管の前記第1開閉電磁弁とガバナ比例
電磁弁との間の箇所に生じる負圧を解消するために前記
第2開閉電磁弁を所定時間開弁させる負圧解消開弁動作
を所定の時間間隔で定期的に行わしめる手段を具備する
と共に、少なくとも前記給湯管の通水の開始タイミング
が前記負圧解消開弁動作を行うタイミングと異なると
き、該給湯管の通水の開始に応じて直ちに前記ガスバー
ナの燃焼を開始せしめることを特徴とする。
湯管の通水停止中に、前記運転制御手段によって、前記
ガバナ比例電磁弁の下流側の前記第2開閉電磁弁を所定
時間開弁させる負圧解消開弁動作を所定の時間間隔で定
期的に行わしめることで、ガバナ比例電磁弁とその上流
側の前記第1開閉電磁弁との間で前記ガス供給管内に負
圧が生じていても(該負圧はガバナ比例電磁弁のダイヤ
フラムが燃料ガスを吸収することで生じる)、それが解
消される。また、この場合、前記負圧解消開弁動作を行
う前記所定の時間間隔を適切に設定しておくことで、前
記給湯管の通水停止後、最初に第2の開閉電磁弁の負圧
解消開弁動作が行われるまでの間や、通水停止中のある
時点で負圧解消開弁動作が行われてから次に負圧解消開
弁動作が行われるまでの間に上記負圧が大きなものとな
ることもない。換言すれば、前記給湯管の通水停止中
(ガスバーナの燃焼停止中)に前記負圧解消開弁動作を
所定の時間間隔で定期的に行わしめることで、前記負圧
が生じても、その負圧は十分に小さなものとなっている
段階で必ず解消され、前記給湯管の通水停止中(ガスバ
ーナの燃焼停止中)の任意の時点において、ガバナ比例
電磁弁と第1開閉電磁弁との間で上記のような負圧が過
大に生じることはない。そこで、本発明では、少なくと
も前記給湯管の通水の開始タイミングが前記負圧解消開
弁動作のタイミングと異なるとき、該給湯管の通水の開
始に応じて直ちに前記ガスバーナの燃焼を開始せしめ
る。すなわち、本発明によれば、給湯管の通水停止中
に、ガバナ比例電磁弁と第1開閉電磁弁との間で前述の
如く過大な負圧が生じることがないため、給湯管の通水
の開始タイミングが前記負圧解消開弁動作のタイミング
と異なる場合に(この場合、通水開始時には第2開閉電
磁弁は閉じている)、給湯管の通水の開始に応じて直ち
に、第1開閉電磁弁、第2開閉電磁弁及びガバナ比例電
磁弁を開状態として前記ガスバーナに燃料ガスを供給し
つつ該ガスバーナの燃焼を開始しても、過剰な燃料ガス
がガスバーナに供給されることはなく、該ガスバーナの
大きな着火音が生じることはない。そして、このように
給湯管の通水の開始に応じて直ちに、ガスバーナの燃焼
を開始することで、給湯管を流れる水の加熱が通水の開
始とほぼ同時に開始されることとなり、使用者が欲する
湯の出湯が通水の開始後、迅速に行われる。
の通水開始後、ガスバーナの過大な着火音等の不都合を
生じることなくガスバーナの燃焼を速やかに開始して、
使用者が欲する湯の出湯が行われるようになるまでの遅
れを可能な限り短縮することができ、機能性に優れた給
湯装置を提供できる。
御手段は、前記ガスバーナが燃焼状態から消火状態にな
る毎に、その消火時点を基準として前記負圧解消開弁動
作を行うタイミングを規定する前記所定の時間間隔の計
時を開始する。すなわち、前記ガスバーナの燃焼中は、
前記ガス供給管には燃料ガスが流れているので、ガバナ
比例電磁弁と前記第1開閉電磁弁との間でガス管内に負
圧が生じることはない。従って、前記ガスバーナが燃焼
状態から消火状態になる毎に、その消火時点を基準とし
て前記負圧解消開弁動作を行うタイミングを規定する前
記所定の時間間隔の計時を開始することで、給湯管の通
水の停止中における前記負圧の解消を最適なタイミング
で行うことができる。
の通水の開始タイミングがたまたま前記負圧解消開弁動
作中である場合もある。このような状況は、確率的には
少ないので、前記負圧解消開弁動作を完全に行った後、
すなわち前記第2開閉電磁弁の開弁を前記所定時間行っ
た後に、前記各電磁弁を開状態としてガスバーナの燃焼
を開始するようにしてもよいが、好ましくは、前記運転
制御手段は、前記給湯管の通水の開始タイミングが前記
負圧解消開弁動作中であるとき、該給湯管の通水の開始
に応じて直ちに前記負圧解消開弁動作の処理を中断し、
前記第2開閉電磁弁を開弁状態に保持したまま前記ガス
バーナの燃焼を開始せしめる。
の開始タイミングがたまたま前記負圧解消開弁動作中で
あったとしても、給湯管の通水の開始に応じて直ちにガ
スバーナの燃焼が開始し、使用者が欲する湯の出湯が行
われるようになるまでの遅れを短縮することができる。
従って、通水の開始タイミングと負圧解消開弁動作のタ
イミングとが異なる場合と合わせて、いついかなる時点
で給湯管の通水を開始しても、それに応じて速やかにガ
スバーナの燃焼を開始することができ、使用者が欲する
湯の出湯が行われるようになるまでの遅れを効果的に短
縮することができる。また、前述の如く、前記負圧解消
開弁動作の際に過大な前記負圧が生じていることもない
ので、上記のように負圧解消開弁動作を中断してガスバ
ーナの燃焼を開始しても、前記負圧の影響でガスバーナ
の大きな着火音が生じることもない。
運転制御手段は、前記給湯管の通水停止中に前記熱交換
器における前記給湯管内の水の温度を所定温度に保温す
べく前記ガスバーナの燃焼を間欠的に行わしめる手段を
具備し、前記給湯管の通水停止中における前記ガスバー
ナの燃焼停止状態で前記負圧解消開弁動作を行わしめる
ことが特に好適である。
バーナの燃焼を適宜行って前記熱交換器における前記給
湯管内の水を保温しておくことで、通水の開始後、早期
の段階で保温されていた湯が出湯し、しかも、通水の開
始とほぼ同時にガスバーナの燃焼が開始するので、熱交
換器の箇所で保温されていた湯に続いて新たに熱交換器
の箇所の給湯管内に進入する水が該熱交換器の給湯管を
流れる過程で速やかに加熱されて出湯する。従って、使
用者の欲する湯の継続的で安定した出湯を通水の開始
後、極めて迅速に行うことができる。尚、この場合、通
水停止中であっても、ガスバーナの燃焼が行われた際に
は、その燃焼中に前記負圧が生じることはないので、前
記負圧解消開弁動作はガスバーナの燃焼停止状態で行
う。
的を達成するために給湯管を流れる水を熱交換器を介し
て加熱する第1ガスバーナを有する給湯装置と、前記給
湯管を流れる水以外の他の被加熱物を加熱するための第
2ガスバーナを有する燃焼機器と、前記第1ガスバーナ
に燃料ガスを供給するガス供給管にその上流側から順に
介装された第1開閉電磁弁、給湯用ガバナ比例電磁弁及
び第2開閉電磁弁と、前記第2ガスバーナに燃料ガスを
供給すべく前記第1開閉電磁弁と給湯用ガバナ比例電磁
弁との間で前記ガス供給管から分岐された別機器用ガス
供給管と、該別機器用ガス供給管にその上流側から順に
介装された別機器用ガバナ比例電磁弁及び第3開閉電磁
弁と、前記給湯装置の給湯管の通水中に前記第1開閉電
磁弁、給湯用ガバナ比例電磁弁及び第2開閉電磁弁を開
状態として前記第1ガスバーナに燃料ガスを供給しつつ
該第1ガスバーナの燃焼を行わしめると共に、前記燃焼
機器の運転中に前記第1開閉電磁弁、別機器用ガバナ比
例電磁弁及び第3開閉電磁弁を開状態として前記第2ガ
スバーナに燃料ガスを供給しつつ該第2ガスバーナの燃
焼を行わしめる運転制御手段とを備えた給湯複合装置に
おいて、前記運転制御手段は、前記給湯装置の給湯管の
通水停止中で且つ前記燃焼機器の運転停止中であるとき
に、前記ガス供給管の前記第1開閉電磁弁と前記給湯用
ガバナ比例電磁弁及び別機器用ガバナ比例電磁弁の間の
箇所に生じる負圧を解消するために前記第2開閉電磁弁
及び第3開閉電磁弁の少なくともいずれか一方を所定時
間開弁させる負圧解消開弁動作を所定の時間間隔で定期
的に行わしめる手段を具備すると共に、少なくとも前記
給湯管の通水の開始タイミングが前記負圧解消開弁動作
のタイミングと異なるとき、該給湯管の通水の開始に応
じて直ちに前記第1ガスバーナの燃焼を開始せしめるこ
とを特徴とする。
記給湯装置の給湯管の通水停止中で且つ前記燃焼機器の
運転停止中であるときに、前記第2開閉電磁弁及び第3
開閉電磁弁の少なくともいずれか一方を所定時間開弁さ
せる負圧解消開弁動作を所定の時間間隔で定期的に行わ
しめることで、前記第1開閉弁と、前記給湯用ガバナ比
例電磁弁及び別機器用ガバナ比例電磁弁との間でガス供
給管内に負圧が生じていても(該負圧は給湯用ガバナ比
例電磁弁又は別機器用ガバナ比例電磁弁のダイヤフラム
が燃料ガスを吸収することで生じる)、それが解消され
る。すなわち、本発明の給湯複合装置では、第1開閉弁
と給湯用ガナバ比例電磁弁との間の箇所、及び第1開閉
弁と別機器用ガバナ比例電磁弁との間の箇所は前記別機
器用ガス供給管を介して互いに連通しているので、給湯
装置側の第2開閉電磁弁及び前記燃焼機器側の第3開閉
電磁弁のうちの少なくともいずれか一方について前記負
圧解消開弁動作を所定の時間間隔で定期的に行うこと
で、前記負圧が解消される。しかも、前述した給湯装置
と同様に、前記負圧解消開弁動作を行う前記所定の時間
間隔を適切に設定しておくことで、前記負圧解消開弁動
作が行われていない時点で前記負圧が過大なものとなる
こともなく、従って、前記給湯管の通水停止中で且つ前
記燃焼機器の運転停止中である任意の時点において、前
記負圧が過大なものとなることはない。そして、このよ
うに前記負圧が過大なものとなることがないため、前記
給湯管の通水の開始タイミングが前記負圧解消開弁動作
のタイミングと異なるときに、該給湯管の通水の開始に
応じて直ちに前記第1ガスバーナの燃焼を開始せしめて
も、その燃焼時に大きな着火音が生じることはない。そ
して、このように給湯管の通水に応じて直ちに前記第1
ガスバーナの燃焼を開始せしめることで、給湯装置の給
湯管を流れる水の加熱が通水の開始とほぼ同時に開始さ
れることとなり、使用者が欲する湯の出湯が通水の開始
後、迅速に行われる。
湯管の通水開始後、ガスバーナの過大な着火音等の不都
合を生じることなくガスバーナの燃焼を速やかに開始し
て、使用者が欲する湯の出湯が行われるようになるまで
の遅れを可能な限り短縮することができ、機能性に優れ
た給湯複合装置を提供できる。
転制御手段は、前記第1及び第2ガスバーナのいずれか
が燃焼している状態から該第1及び第2ガスバーナの両
者が消火された状態になる毎に、前記負圧解消開弁動作
を行うタイミングを規定する前記所定の時間間隔の計時
を開始する。すなわち、前記第1及び第2ガスバーナの
いずれかが燃焼しているときには、前記負圧が生じるこ
とはない。従って、前記第1及び第2ガスバーナのいず
れかが燃焼している状態から該第1及び第2ガスバーナ
の両者が消火された状態になる毎に、前記負圧解消開弁
動作を行うタイミングを規定する前記所定の時間間隔の
計時を開始することで、給湯管の通水の停止中で且つ前
記燃焼機器の運転停止中における前記負圧の解消を最適
なタイミングで行うことができる。
圧解消開弁動作を行う開閉電磁弁は、前記第3開閉電磁
弁であり、前記運転制御手段は、前記給湯装置の給湯管
の通水の開始タイミングが前記負圧解消開弁動作の途中
タイミングであるとき、該給湯管の通水の開始に応じて
直ちに前記負圧解消開弁動作の処理を中断し、前記第3
開閉電磁弁を閉弁させつつ、前記第1ガスバーナの燃焼
を開始せしめることが好ましい。
の開始タイミングがたまたま前記負圧解消開弁動作の途
中タイミングとなるような状況においても、給湯管の通
水の開始に応じて直ちに給湯装置の第1ガスバーナの燃
焼が開始し、使用者が欲する湯の出湯が行われるように
なるまでの遅れを短縮することができる。この場合、前
述の如く前記負圧解消開弁動作の際に過大な前記負圧が
生じていることはないので、給湯管の通水の開始に応じ
て直ちに該第2開閉電磁弁等を開状態として第1ガスバ
ーナへの燃料ガスの供給を開始しても過剰な燃料ガスが
該第1ガスバーナに供給されることがない。従って、第
1ガスバーナの燃焼開始を大きな着火音を生じることな
く円滑に行うことができる。さらには、第1ガスバーナ
の燃焼開始動作と並行して前記第3開閉電磁弁を閉弁さ
せることで、燃焼機器の第2ガスバーナへの燃料ガスの
供給を支障なく遮断することができる。また、前記燃焼
機器が、例えば風呂追焚装置のように給湯装置に比べて
使用頻度の少ないものである場合には、該燃焼機器の第
2ガスバーナへの燃料ガスの供給を制御する前記第3開
閉電磁弁により負圧解消開弁動作を行うことで、給湯複
合装置としての寿命を延ばすことができる。
弁を給湯装置側の第2開閉電磁弁とし、前記給湯装置の
給湯管の通水の開始タイミングが前記負圧解消開弁動作
の途中であるときに、前述した本発明の給湯装置の場合
と同様に、第2開閉電磁弁の負圧解消開弁動作を中断
し、第2開閉電磁弁を開弁保持したまま前記給湯管の通
水に応じて直ちに第1ガスバーナの燃焼を開始するよう
にしてもよい。
前述した本発明の給湯装置の場合と同様に、前記運転制
御手段は、前記給湯管の通水停止中に前記熱交換器にお
ける前記給湯管内の水の温度を所定温度に保温すべく前
記第1ガスバーナの燃焼を間欠的に行わしめる手段を具
備し、前記給湯装置の給湯管の通水停止中で且つ前記燃
焼機器の運転停止中における前記第1ガスバーナの燃焼
停止状態で前記負圧解消開弁動作を行わしめることを特
徴とする。
様に、使用者の欲する湯の継続的で安定した出湯を通水
の開始後、極めて迅速に行うことができる。尚、この場
合、前記負圧解消開弁動作は、前記給湯装置の給湯管の
通水停止中で且つ前記燃焼機器の運転停止中における前
記第1ガスバーナの燃焼停止状態で行うことはもちろん
である。
実施形態を図1乃至図4を参照して説明する。図1は本
実施形態の給湯複合装置の全体的システム構成図、図2
は図1の装置に備えたガバナ比例電磁弁の断面図、図3
は図1の装置の制御システムのブロック図、図4は図1
の装置の作動を説明するためのフローチャートである。
置は、台所や浴室等への給湯を行う給湯装置1と、例え
ば浴槽A内の湯を沸かすための燃焼機器である風呂追焚
装置2とを具備している。
熱交換器3を介して配管された給湯管4と、この給湯管
4を流れる水を熱交換器3を介して加熱すべく本体部1
a内に収容された給湯ガスバーナ5(第1ガスバーナ)
と、この給湯ガスバーナ5に燃料ガスを供給するガス供
給管6と、給湯管4を熱交換器3に向かって流れる水の
一部を熱交換器3から流出する湯と混合すべく熱交換器
3の上流側で給湯管4から分岐され、熱交換器3の下流
側で給湯管4に合流されたバイパス管7とを備えてい
る。
に接続され、下流端部は台所や浴室等に備えたカラン8
(給湯栓)に接続されている。そして、給湯管4には、
前記バイパス管7との分岐箇所の上流側(熱交換器3の
上流側)で、給湯管4の通水の有無及びその通水量を検
出するための水量センサ9と、給湯管4の通水量を調整
するための水量サーボ弁10と、給水温(熱交換器3及
びバイパス管7に流入する水の温度)を検出するための
給水温センサ11とが設けられ、また、前記バイパス管
7との合流箇所の下流側(熱交換器3の下流側)でカラ
ン8側への出湯温(熱交換器3から流出した湯にバイパ
ス管7を流れる水を合流させてなる湯の温度)を検出す
るための出湯温センサ12が設けられている。
合流箇所の上流側における熱交換器3の出口付近で、該
熱交換器3から流出する湯の温度を検出するための熱交
温度センサ13が設けられ、また、バイパス管7には、
これを流れる水の量を調整するためのバイパスサーボ弁
14が設けられている。
第1開閉電磁弁である元電磁弁15、給湯用ガバナ比例
電磁弁16、及び第2開閉電磁弁である一対の給湯電磁
弁17,18が設けられている。
バーナ5は、それぞれ複数のバーナ単体19から成る二
つのバーナ群20,21により構成されている。そし
て、ガス供給管6は、ガバナ比例電磁弁16の下流側
で、バーナ群20に燃料ガスを供給するための副管22
と、バーナ群21に燃料ガスを供給するための副管23
とに分岐され、各副管22,23にそれぞれ前記給湯電
磁弁17,18が設けられている。
ナ群20,21に分類し、各バーナ群20,21毎に給
湯電磁弁17,18を設けているのは、本実施形態で
は、給湯ガスバーナ5の燃焼に際して、給湯電磁弁1
7,18のいずれか一方のみを開弁させて、バーナ群2
0,21のいずれか一方のみを燃焼させたり、給湯電磁
弁17,18の両者を開弁させて、バーナ群20,21
の両者を燃焼させたりすることで、給湯ガスバーナ5の
燃焼能力を切り替えることができるようにするためであ
る。
交換器3及び給湯ガスバーナ5の他、給湯ガスバーナ5
に燃焼用空気を供給するための給湯燃焼ファン24や、
給湯ガスバーナ5の燃焼炎の有無の検知(着火・不着火
の検知)を行うためのフレームロッド25、給湯ガスバ
ーナ5の点火を行うための点火プラグ26が備えられて
いる。
環・加熱すべく該浴槽Aに接続されると共に風呂追焚装
置2の本体部2a内に備えた熱交換器27を介して配管
された循環路28と、この循環路28を流れる浴槽内の
湯を熱交換器27を介して加熱すべく本体部2a内に収
容された風呂ガスバーナ29(第2ガスバーナ)と、こ
の風呂ガスバーナ29に燃料ガスを供給するガス供給管
30(別機器用ガス供給管)とを備えている。
8に流すための循環ポンプ31と、循環路28内の通水
の有無を検出するための水流スイッチ32と、循環路2
8内を流れる湯の温度(浴槽A内の湯の温度)を検出す
るための風呂温度センサ33とが設けられている。
ガス供給管30は、前記元電磁弁15と給湯用ガバナ比
例電磁弁16との間の箇所で前記ガス供給管6から分岐
して設けられ、その上流側から順に風呂用ガバナ比例電
磁弁34と、第3開閉電磁弁である風呂電磁弁35とが
介装されている。
記熱交換器27及び風呂ガスバーナ29の他、風呂ガス
バーナ29に燃焼用空気を供給するための風呂燃焼ファ
ン36や、風呂ガスバーナ29の燃焼炎の有無の検知
(着火・不着火の検知)を行うためのフレームロッド3
7、風呂ガスバーナ29の点火を行うための点火プラグ
38が備えられている。
ものは、給湯装置1の点火プラグ26と、風呂追焚装置
2の点火プラグ38とに高電圧を印加してそれらの点火
プラグ26,38に火花放電を生ぜしめるためのイグナ
イタである。
の説明の便宜上、前記給湯用ガバナ比例電磁弁16及び
風呂用ガバナ比例電磁弁34の構造を図2を参照して簡
単に説明しておく。
磁弁16及び風呂用ガバナ比例電磁弁34は、いずれも
同一構造でその基本構成は公知のものであり、弁体40
を収容した略有底筒状の本体ケース41と、この本体ケ
ース41の開口端部(上端部)に装着されたコイル収容
部42と、本体ケース41の開口端部の位置で該本体ケ
ース41とコイル収容部42との間に介在して設けられ
た略環状のダイヤフラム43とを有する。ダイヤフラム
43はゴム等の弾性樹脂材により形成されたものであ
る。
けられた弁座44と本体ケース41の底部から突設され
た突起部45との間で上下に移動自在とされ、この上下
動により弁座44との間の開度を調整可能としている。
には、弁体40とその上方のダイヤフラム43との間で
本体ケース41内に形成された空間に燃料ガスを流入さ
せるための入口側開口(一次側開口)46が形成され、
また、本体ケース41の下部には、図示を省略するが、
弁体40の下方で本体ケース41内に形成された空間か
ら燃料ガスを流出させるための出口側開口(二次側開
口)が形成されている。そして、給湯用ガバナ比例電磁
弁16にあっては、上記入口側開口46及び出口側開口
がそれぞれ前記ガス供給管6(図1参照)の上流側(元
電磁弁15側)及び下流側(給湯電磁弁17,18側)
に接続され、同様に、風呂用ガバナ比例電磁弁34にあ
っては、上記入口側開口46及び出口側開口がそれぞれ
前記ガス供給管30(図1参照)の上流側(元電磁弁1
5側)及び下流側(風呂電磁弁35側)に接続される。
ら本体ケース41の開口端側に向かって上方に延びる軸
体47が取着されており、この軸体47の上部はダイヤ
フラム43の中央部の孔を貫通して前記コイル収容部4
2内に突出している。そして、ダイヤフラム43の内周
縁部は、補助部材48,49を介して軸体47側に固定
され、またダイヤフラム43の外周縁部は本体ケース4
1とコイル収容部42との間で補助部材50,51を介
して本体ケース41側に固定されている。
ダイヤフラム43の上側に突出した部分に下端面を当接
させて該軸体47と同心に配置されたプランジャ52
と、このプランジャ52の上端面とコイル収容部42の
上端部に該プランジャ52に向かって螺合されたネジ5
3との間に圧縮状態で介装されたスプリング54と、プ
ランジャ52の周囲に巻回して設けられた電磁コイル5
5とを収容しており、プランジャ52は、電磁コイル5
5に通電したとき、その通電量に応じた量だけ該電磁コ
イル55の磁力によって下動して弁体40を押し下げ、
これにより、弁体40が電磁コイル55への通電量に応
じた開度で開弁側に動作するようになっている。
圧縮量を調整することで、弁体40の最小開度が調整さ
れるようになっており、また、コイル収容部42内は、
図示しない孔を介して大気側(コイル収容部42の外
部)に開放されている。また、図中、参照符号56を付
したものは、電磁コイル55の非通電時においてダイヤ
フラム43から弁体40に作用する弾性力を相殺するた
めのキャンセルスプリングである。
及び風呂用ガバナ比例電磁弁34にあっては、それぞれ
給湯ガスバーナ5の燃焼及び風呂ガスバーナ29の燃焼
に際して、電磁コイル55への通電量を制御すること
で、前記入口側開口46から出口側開口(図示しない)
に向かって前記本体ケース41内を流れる燃料ガスの二
次圧(弁体40の下流側における燃料ガスの圧力)が制
御され、これによって、給湯ガスバーナ5及び風呂ガス
バーナ29のそれぞれへの燃料ガスの供給量が制御され
る。
及び風呂用ガバナ比例電磁弁34にあっては、給湯ガス
バーナ5及び風呂ガスバーナ29の両者の燃焼停止状態
(前記元電磁弁15、給湯電磁弁17,18及び風呂電
磁弁35のいずれもが閉弁した状態)において、前記入
口側開口46側における本体ケース41内の燃料ガスが
ダイヤフラム43に徐々に吸収されていくことで、ガバ
ナ比例電磁弁16及び風呂用ガバナ比例電磁弁34と元
電磁弁15との間でガス供給管6,30内に徐々に負圧
が発生していく。そして、このような負圧が大きくなっ
ていくと、ダイヤフラム43が弁体40側に撓み、これ
に伴い弁体40が開弁側(開度が大きくなる側)に動作
する。
複合装置では、前述したような構成の他、前記給湯装置
1及び風呂追焚装置2の運転を制御するコントローラ5
7(運転制御手段)と、このコントローラ57に対して
使用者が給湯装置1及び風呂追焚装置2の所望の運転動
作を指示するためのリモコン操作器58とを備えてい
る。
複合装置の全体の起動・停止をコントローラ57に指示
するためのメイン運転スイッチ59や、給湯装置1の後
述の保温運転制御をコントローラ57に行わしめるため
の保温スイッチ60、給湯装置1の目標出湯温をコント
ローラ57に指示するための温度設定スイッチ61、風
呂追焚装置2による浴槽A内の湯の沸き上げ運転の制御
をコントローラ57に行わしめるための風呂運転スイッ
チ62等が備えられている。
タを用いて構成されたもので、その主要な機能的構成は
給湯装置1の運転制御を行う給湯側制御手段63aと、
風呂追焚装置2の運転制御を行う風呂側制御手段63b
とに大別される。
58から与えられる指令や、給湯装置1に前述の如く備
えた水量センサ9、給水温センサ11、出湯温センサ1
2、熱交温度センサ13、フレームロッド25等の各種
センサの検出出力、さらには、風呂側制御手段63bか
ら与えられる風呂追焚装置2の運転状態に基づき、元電
磁弁15、給湯用ガバナ比例電磁弁16、給湯電磁弁1
7,18、給湯燃焼ファン24、水量サーボ弁10、バ
イパスサーボ弁14、イグナイタ39の動作制御を行う
ことで、給湯装置1の所要の運転を行わしめる。
ン操作器58から与えられる指令や、風呂追焚装置2に
前述の如く備えた水流スイッチ32、風呂温度センサ3
3、フレームロッド37等の各種センサの検出出力、さ
らには、給湯側制御手段63aから与えられる給湯装置
1の運転状態に基づき、元電磁弁15、風呂用ガバナ比
例電磁弁34、風呂電磁弁35、循環ポンプ31、風呂
燃焼ファン36、イグナイタ39の動作制御を行うこと
で、風呂追焚装置2の所要の運転を行わしめる。
具体的に説明する。まず、給湯装置1の基本的作動を図
1及び図3を参照しつつ説明すると、リモコン操作器5
8のメイン運転スイッチ59がON操作されている状態
で、例えば使用者が前記カラン8を開いて給湯管4の通
水を開始すると、それを水量センサ9の出力によりコン
トローラ57が検知し、このとき、コントローラ57の
給湯側制御手段63aは給湯ガスバーナ5を点火するた
めの処理を行う。この点火処理は、給湯燃焼ファン24
を作動させると共に前記元電磁弁15、給湯用ガバナ比
例電磁弁16、及び給湯電磁弁17,18を開弁状態と
して給湯ガスバーナ5に燃焼用空気及び燃料ガスを供給
しつつ、イグナイタ39を作動させて点火プラグ26に
火花放電を生ぜしめることで行われる。
段63aは、フレームロッド25の出力により給湯ガス
バーナ5の着火を確認した後、水量センサ9、給水温セ
ンサ11、出湯温センサ12、及び熱交温度センサ13
の検出出力に応じて、給湯用ガバナ比例電磁弁16及び
給湯燃焼ファン24の制御による給湯ガスバーナ5の燃
焼量の調整や、給湯電磁弁17,18の開閉による給湯
ガスバーナ5の燃焼能力の切り替え、水量サーボ弁10
による給湯管4の全通水量の調整、バイパスサーボ弁1
4によるバイパス管7の通水量の調整を行うことで、出
湯温センサ12による検出出湯温が、リモコン操作器5
8の温度設定スイッチ61により指示された目標出湯温
に一致するように給湯装置1の運転を制御する。
通水が停止されると、これを水量センサ9の出力により
検知し、このとき給湯側制御手段63aは、元電磁弁1
5、給湯用ガバナ比例電磁及び給湯電磁弁17,18へ
の通電を停止して、それらを閉弁側に動作させ(但し、
風呂追焚装置2の風呂ガスバーナ29の燃焼中は元電磁
弁15は開弁状態に保持する)、さらに給湯燃焼ファン
24を停止させることで、給湯ガスバーナ5の消火処理
を行う。
チ60がON操作されている状態では、コントローラ5
7の給湯側制御手段63aは、前述のような給湯装置1
の運転制御に加えて、次に説明するような保温運転制御
を行う。
の通水停止後、所定時間(例えば1時間)内に給湯管4
の通水が再開された場合に、できるだけ迅速にカラン8
側に目標出湯温もしくはそれに近い湯温の出湯がなされ
るようにするために、給湯管4の通水停止中に、給湯ガ
スバーナ5の燃焼を適当なタイミングで間欠的に行わし
めることで、熱交換器3の給湯管4内の水を加熱・保温
しておく制御処理である。より具体的には、コントロー
ラ57の給湯側制御手段63aは、給湯管4の通水停止
中に、前記目標出湯温や給水温センサ11による検出温
度等に応じて熱交換器3の給湯管4内の湯の目標保温温
度や、給湯ガスバーナ5の燃焼を開始するタイミング
(このタイミングは、本実施形態では、前記熱交温度セ
ンサ13の検出温度が目標出湯温や給水温センサ11の
検出温度に応じて定めた所定温度(<目標保温温度)よ
りも低下した時としている)、その燃焼を継続する時間
を決定し、それに従って給湯ガスバーナ5の燃焼(より
詳しくは、給湯ガスバーナ5の点火、燃焼、消火の繰り
返し)を行わしめることで、熱交換器3の給湯管4内の
湯の温度を上記目標保温温度の近傍範囲に保温するよう
にする。さらにこの場合、給湯管4の通水を再開したと
き、上記のように保温されていた熱交換器3の給湯管4
内の湯は、前記バイパス管7を流れる水と合流してカラ
ン8側に出湯するので、その合流後の湯温が前記目標出
湯温になるように前記バイパスサーボ弁14の開度を調
整しておく。
給湯ガスバーナ5の燃焼を行う際には、熱交換器3の給
湯管4内の湯の急激な昇温を防止するために、給湯ガス
バーナ5の燃焼はその最小燃焼量で行う(給湯用ガバナ
比例電磁弁16の開度を給湯ガスバーナ5の燃焼が可能
な最小開度とする)。また、通水停止中の給湯ガスバー
ナ5の燃焼運転に際しての点火処理及び消火処理は前述
した通水の開始及び停止の場合と同様に行われる。
停止中に行うことで、給湯管4の通水を再開したとき、
熱交換器3の給湯管4内に新たに流入する水がその加熱
を経てカラン8側に出湯する前に、熱交換器3の給湯管
4内で保温されていた湯がカラン8側に出湯するため、
通水の開始後、短時間で使用者の欲する湯がカラン8側
に出湯することとなる。
する。例えば浴槽Aに湯はりがなされている状態で、風
呂運転スイッチ62がON操作されると、コントローラ
57の風呂側制御手段63bは、風呂温度センサ33の
出力により浴槽A内の湯温を把握し、その湯温が所定の
沸き上げ温度に満たない場合には、前記循環ポンプ31
を作動させると共に風呂ガスバーナ29の点火処理を行
う。この点火処理は、風呂燃焼ファン36を作動させる
と共に前記元電磁弁15、風呂用ガバナ比例電磁弁3
4、及び風呂電磁弁35を開弁状態として風呂ガスバー
ナ29に燃焼用空気及び燃料ガスを供給しつつ、イグナ
イタ39を作動させて点火プラグ38に火花放電を生ぜ
しめることで行われる。
ムロッド37の出力により風呂ガスバーナ29の着火を
確認した後、風呂温度センサ33の検出出力に応じて、
風呂用ガバナ比例電磁弁34及び風呂燃焼ファン36の
制御による風呂ガスバーナ29の燃焼量の調整を行いつ
つ、該風呂ガスバーナ29の燃焼を風呂温度センサ33
の出力により把握される温度が前記沸き上げ温度に達す
るまで継続させる。
把握される温度が前記沸き上げ温度に達すると、風呂側
制御手段63bは、元電磁弁15、風呂用ガバナ比例電
磁34及び風呂電磁弁35への通電を停止して、それら
を閉弁側に動作させ(但し、給湯装置1の給湯ガスバー
ナ5の燃焼中は元電磁弁15は開弁状態に保持する)、
さらに風呂燃焼ファン36を停止させることで、風呂ガ
スバーナ29の消火処理を行うと共に、循環ポンプ31
を停止させる。
は、風呂温度センサ33の出力により把握される温度が
前記沸き上げ温度よりも若干低い温度以下に低下する毎
に繰り返され、浴槽A内の湯温を沸き上げ温度の近傍範
囲の温度に保温する。
装置の基本的作動であるが、本実施形態では、コントロ
ーラ57は、給湯装置1の前述の保温運転制御を行う給
湯管4の通水停止中において、給湯ガスバーナ5及び風
呂ガスバーナ29の両者が消火されている際に、前述の
如くガバナ比例電磁弁16及び風呂用ガバナ比例電磁弁
34と元電磁弁15との間でガス供給管6,30内に徐
々に発生していく負圧を解消するために風呂追焚装置2
の風呂電磁弁35を定期的に所定時間開弁させる処理
(以下、負圧解消制御処理という)を次のように行う。
7は、給湯ガスバーナ5及び風呂ガスバーナ29のいず
れかが燃焼中であるか否かを判断し(STEP4−
1)、いずれかが燃焼中であるときには、上記負圧解消
制御処理の待機状態とする。これは、給湯ガスバーナ5
及び風呂ガスバーナ29のいずれかが燃焼中であるとき
には、ガス供給管6あるいは30に燃料ガスが流れてい
るために前述のような負圧を生じることはないからであ
る。尚、この場合における給湯ガスバーナ5や風呂ガス
バーナ29の燃焼は前述の通り行われる。
ントローラ57は、給湯ガスバーナ5及び風呂ガスバー
ナ29のいずれもが燃焼中でないと判断した時、すなわ
ち両ガスバーナ5,29が消火状態となった時には、前
記負圧の解消のために風呂電磁弁35の開弁を行う時間
間隔(例えば10分)を計時する第1タイマをスタート
させる(STEP4−2)。
ーナ5の燃焼要求があるか否か、すなわち、給湯装置1
の熱交換器3の給湯管4内の湯を前述の如く保温するた
めに給湯ガスバーナ5の燃焼を開始すべきタイミングで
あるか、もしくは給湯管4の通水が開始されたタイミン
グであるかを判断する(STEP4−3)。そして、こ
れらのいずれかのタイミングである場合(給湯ガスバー
ナ5の燃焼要求がある場合)には、直ちに前記給湯側制
御手段63aに前述の如く給湯ガスバーナ5の点火処理
(元電磁弁15、給湯用ガバナ比例電磁弁16、及び給
湯電磁弁17,18を開弁状態とする等)を行わしめ
て、該給湯ガスバーナ5の燃焼開始させ、さらに第1タ
イマをリセットした後(STEP4−4)、前記STE
P4−1からの処理に復帰する。
バーナ5の燃焼要求が無い場合、すなわち、給湯管4の
通水停止中で、しかも保温のために給湯ガスバーナ5の
燃焼を開始すべきタイミングでない場合には、コントロ
ーラ57は、さらに風呂ガスバーナ29の燃焼要求があ
るか否か、すなわち、浴槽A内の湯の前述した沸き上げ
を行うべきタイミングであるか否かを判断する(STE
P4−5)。そして、風呂ガスバーナ29の燃焼要求が
有る場合には、前記風呂側制御手段63bに前述の如く
風呂ガスバーナ29の点火処理(元電磁弁15、風呂用
ガバナ比例電磁弁34、及び風呂電磁弁35を開弁状態
とする等)を行わしめて、該風呂ガスバーナ29の燃焼
開始させ、さらに第1タイマをリセットした後(STE
P4−6)、前記STEP4−1からの処理に復帰す
る。
ナ29の燃焼要求が無い場合(この場合、給湯ガスバー
ナ5の燃焼要求も無い)には、STEP4−2で起動し
た第1タイマがタイムアップしたか否かを判断し(ST
EP4−7)、第1タイマの計時中である場合には、前
記STEP4−3からの判断処理を繰り返す。
イムアップした場合、すなわち、第1タイマの計時中に
給湯ガスバーナ5及び風呂ガスバーナ29のいずれにつ
いても燃焼要求が発生せず、両ガスバーナ5,29が消
火状態に保持された場合には、コントローラ57は、S
TEP4−8の処理を行い、第1タイマをリセットする
と共に、該第1タイマとは別の第2タイマの計時をスタ
ートさせ、さらに、前記負圧の解消のために風呂追焚装
置2の風呂電磁弁35を所定時間(例えば1.0秒)開
弁させる動作(以下、この動作を負圧解消開弁動作とい
う)を開始する。ここで、前記第2タイマは、上記負圧
解消開弁動作において風呂電磁弁35を開弁状態に保持
する所定時間を計時するためのタイマである。
4−3の場合と同様に給湯ガスバーナ5の燃焼要求があ
るか否かを判断し(STEP4−9)、この燃焼要求が
有る場合には、STEP4−10の処理を行った後、S
TEP4−1からの処理に復帰する。すなわち、STE
P4−9で給湯ガスバーナ5の燃焼要求が有る場合に
は、直ちに前記給湯側制御手段63aに給湯ガスバーナ
5の点火処理(元電磁弁15、給湯用ガバナ比例電磁弁
16、及び給湯電磁弁17,18を開弁状態とする等)
を行わしめて給湯ガスバーナ5の燃焼を開始せしめると
共に、これと並行して前記負圧解消開弁動作の処理を中
断して、前記風呂側制御手段63bに風呂電磁弁35の
閉弁を行わしめ、さらに第2タイマをリセットした後、
STEP4−1からの処理に復帰する。
ーナ5の燃焼要求がない場合(給湯管4の通水停止中
で、しかも保温のために給湯ガスバーナ5の燃焼を開始
すべきタイミングでない場合)には、コントローラ57
は、さらに風呂ガスバーナ29の燃焼要求があるか否か
を判断し(STEP4−11)、風呂ガスバーナ29の
燃焼要求が有る場合には、前記負圧解消開弁動作の処理
を中断し、風呂電磁弁35を開弁保持したまま風呂側制
御手段63bに風呂ガスバーナ29の点火処理を行わし
め、さらに第2タイマをリセットした後に(STEP4
−12)、STEP4−1からの処理に復帰する。
スバーナ29の燃焼要求が無い場合(この場合、給湯ガ
スバーナ5の燃焼要求も無い)には、第2タイマがタイ
ムアップしたか否かを判断し(STEP4−13)、第
2タイマの計時中である場合には、前記STEP4−9
からの判断処理を繰り返す。
タイムアップした場合、すなわち、第2タイマの計時中
(風呂電磁弁35の開弁中)に給湯ガスバーナ5及び風
呂ガスバーナ29のいずれについても燃焼要求が発生せ
ず、両ガスバーナ5,29が消火状態に保持されている
場合には、コントローラ57は、STEP4−14の処
理を行い、前記風呂側制御手段63bによって風呂電磁
弁35を閉弁せしめて負圧解消開弁動作を終了させると
共に第2タイマをリセットし、その後、STEP4−1
からの処理に復帰する。
給湯管4の通水停止中で且つ給湯ガスバーナ5及び風呂
ガスバーナ29のいずれもが消火状態である場合には、
第1タイマの計時時間の時間間隔で、風呂電磁弁35が
所定時間(第2タイマの計時時間)づつ開弁され、該風
呂電磁弁35の開弁が定期的に行われる。この場合、風
呂電磁弁35の開弁時には、給湯用ガバナ比例電磁弁1
6及び風呂用ガバナ比例電磁弁34と元電磁弁15との
間でガス供給管6,30内に負圧が発生していても、そ
の負圧を生じている箇所が風呂電磁弁35及び風呂ガス
バーナ29を介して大気側に開放されるため、該負圧が
解消される。そして、このような風呂電磁弁35の開弁
(負圧解消開弁動作)を定期的に行うことで、給湯ガス
バーナ5及び風呂ガスバーナ29のいずれもが消火した
状態で生じ得る前記負圧は、その消火状態の任意の時点
において常に十分に小さなものとすることができる。し
かも、負圧解消開弁動作を行う時間間隔を計時する前記
第1タイマは、給湯ガスバーナ5及び風呂ガスバーナ2
9の両者の消火状態となった時点、すなわち、前記負圧
が発生し得る状態となった時点から計時を開始するの
で、第1タイマの計時時間を適切に設定しておくことで
確実に両ガスバーナ5,29の消火状態における任意の
時点で大きな負圧を生じないようにすることができる。
1タイマの計時中(このとき風呂電磁弁35は閉弁状
態)に、例えば給湯管4の通水が開始されて給湯ガスバ
ーナ5の燃焼要求が生じると、直ちに給湯ガスバーナ5
の点火処理が行われて該給湯ガスバーナ5の燃焼が開始
される。さらに、前記第2タイマの計時中、すなわち、
前記風呂電磁弁35が開弁される前記負圧解消開弁動作
中に、例えば給湯管4の通水が開始されて給湯ガスバー
ナ5の燃焼要求が生じた場合には、直ちに負圧解消開弁
動作の処理が中断されて風呂電磁弁35が閉弁されると
同時に給湯ガスバーナ5の点火処理が行われて該給湯ガ
スバーナ5の燃焼が開始される。
ーナ29のいずれもが消火状態となっている何時いかな
る時点で給湯管4の通水が開始されても、それに応じて
直ちに給湯ガスバーナ5の燃焼が開始される。
ガスバーナ5及び風呂ガスバーナ29のいずれもが消火
されている状態では前記負圧解消開弁動作によって前述
の如くガス供給管6,30内に大きな負圧が生じること
はなく、しかも、通水停止中に、給湯ガスバーナ5が前
記保温運転制御のために燃焼が行われたり、風呂ガスバ
ーナ29の燃焼が行われている際中に前記負圧が生じる
ことがないことはもちろんであるので、給湯管4の通水
を開始した時に、前記のように給湯ガスバーナ5の燃焼
を直ちに開始しても、大きな着火音等の不都合を生じる
ことなく、給湯ガスバーナ5の燃焼を開始することがで
きる。
した時に、前記のように給湯ガスバーナ5の燃焼を直ち
に開始することで、給湯装置1の熱交換器3の給湯管4
内に新たに流入する水の加熱は通水の開始とほぼ同時に
開始し、その水の所要の昇温が速やかになされる。
の給湯管4内に新たに流入する水は、通水開始直後に熱
交換器3の給湯管4内に流入した水を含めて前記目標出
湯温もしくはそれに近い温度となってカラン8側に出湯
する。このため、通水開始後、熱交換器3の給湯管4内
に新たに流入する水が継続的に使用者の欲する湯となっ
てカラン8側に出湯するまでの時間がほぼ最小限で済
む。しかも、本実施形態では、通水の停止中に熱交換器
3の給湯管4内に滞留している水は、前記保温運転制御
によって加熱・保温されているため、給湯管4の通水に
より熱交換器3の給湯管4内に新たに流入する水が昇温
されてカラン8側に出湯する前に通水の停止中に熱交換
器3の給湯管4内で保温されていた湯が前記目標出湯温
もしくはそれに近い温度となってカラン8側に出湯す
る。
の通水の開始後、使用者の欲する湯が安定して且つ継続
的にカラン8側に出湯するまでの遅れ時間を極めて短い
ものとすることができ、給湯装置1の使用勝手を優れた
ものとすることができる。
焼機器として風呂追焚装置2を備えた給湯複合装置を示
したが、例えば風呂追焚装置2の代わりにガス暖房装置
を備えた複合給湯装置についても本発明を適用すること
ができる。
動作を風呂電磁弁35の開弁により行うものを示した
が、給湯電磁弁17,18のいずれかもしくは両者の開
弁により行うようにしてもよい。このようにした場合に
は、給湯用ガバナ比例電磁弁16及び風呂用ガバナ比例
電磁弁34と元電磁弁15との間でガス供給管6,30
内に負圧が発生していても、その負圧を生じている箇所
が給湯電磁弁17及び/又は18と給湯ガスバーナ5を
介して大気側に開放されるため、該負圧が解消される。
但し、給湯装置1は一般に風呂追焚装置2に較べて使用
頻度が高いため、給湯装置1の給湯電磁弁17,18の
いずれかもしくは両者により前記負圧解消開弁動作を行
うと、給湯電磁弁17及び/又は18の開閉動作を行う
機会が多くなる。従って、複合給湯装置の全体的な寿命
を均一的に延ばす上では、前記の実施形態のように負圧
解消開弁動作を、給湯装置1よりも使用頻度の少ない風
呂追焚装置2の風呂電磁弁35により行うことが好適で
ある。
5及び図6を参照して説明する。図5は本実施形態の給
湯装置の全体的システム構成図、図6は該給湯装置の要
部の作動を説明するためのフローチャートである。
は、前記図1に示した給湯複合装置の給湯装置1と同一
構成のものであり、図1の給湯複合装置から前記風呂追
焚装置2に係わる構成を除去した機構的構成とされてい
る。従って、図5において、本実施形態の給湯装置の機
構的構成については、図1の給湯複合装置の給湯装置1
と同一の参照符号を付してここでは説明を省略する。
給湯装置の運転制御を行うコントローラ(運転制御手
段)、65はコントローラ64に対して使用者が給湯装
置の所望の運転動作を指示するためのリモコン操作器で
ある。
給湯複合装置に関して図3に示したリモコン操作器58
と同様のもので、本実施形態の給湯装置の全体の起動・
停止をコントローラ64に指示するためのメイン運転ス
イッチ66や、前記給湯複合装置に関して説明したよう
な保温運転制御をコントローラ64に行わしめるための
保温スイッチ67、使用者が所望する目標出湯温をコン
トローラ64に指示するための温度設定スイッチ68を
備えている。
合装置に関して図3に示したコントローラ57の給湯側
制御手段63aと基本的には同一の機能を有するもの
で、リモコン操作器65から与えられる指令や、水量セ
ンサ9、給水温センサ11、出湯温センサ12、熱交温
度センサ13、フレームロッド25等の各種センサの検
出出力に基づき、元電磁弁15、給湯用ガバナ比例電磁
弁16、給湯電磁弁17,18、給湯燃焼ファン24、
水量サーボ弁10、バイパスサーボ弁14、イグナイタ
39の動作制御を行うことで、給湯装置1の所要の運転
を行わしめる。
的に説明する。
モコン操作器65のメイン運転スイッチ66をON操作
した状態、さらには、保温スイッチ67をON操作した
状態での基本的作動は、前述の給湯複合装置の給湯装置
1と全く同様に行われる。
ントローラ64の制御処理によって給湯ガスバーナ5が
点火されて燃焼を開始し、さらに出湯温センサ12によ
る検出温度がリモコン操作器65で設定された目標出湯
温に一致するように給湯ガスバーナ5の燃焼量やバイパ
ス管7の通水量の調整等が行われる。そして、給湯管4
の通水が停止されると給湯ガスバーナ5が消火される。
状態では、給湯管4の通水停止中に前述の保温運転制御
が行われる。すなわち、給湯管4の通水停止中に、給湯
ガスバーナ5の燃焼を所要のタイミングで間欠的に行う
ことで熱交換器3の給湯管4内の湯の保温がなされる。
ローラ64は、給湯装置1の保温運転制御を行う給湯管
4の通水停止中において、給湯ガスバーナ5が消火され
ている際に、ガバナ比例電磁弁16と元電磁弁15との
間でガス供給管6内に徐々に発生していく負圧(この負
圧は給湯ガスバーナ5の消火中にガバナ比例電磁弁16
のダイヤフラム43(図3参照)によって燃料ガスが吸
収されることで生じる)を解消するために、給湯電磁弁
17,18のいずれか(本実施形態では例えば給湯電磁
弁17)を定期的に所定時間づつ開弁させる負圧解消制
御処理を次のように行う。
64は、給湯ガスバーナ5の燃焼中であるか否かを判断
し(STEP6−1)、給湯ガスバーナ5の燃焼中であ
るときには、ガス供給管6内に負圧が生じることはない
ので、負圧解消制御処理の待機状態とする。
ントローラ64は、給湯ガスバーナ5が燃焼中でないと
判断した時、すなわち給湯ガスバーナ5の消火状態とな
った時には、前記負圧の解消のために給湯電磁弁17の
開弁を行う時間間隔(例えば10分)を計時する第1タ
イマをスタートさせる(STEP6−2)。
ーナ5の燃焼要求があるか否か、すなわち、給湯装置1
の熱交換器3の給湯管4内の湯を前述の如く保温するた
めに給湯ガスバーナ5の燃焼を開始すべきタイミングで
あるか、もしくは給湯管4の通水が開始されたタイミン
グであるかを判断する(STEP6−3)。そして、こ
れらのいずれかのタイミングである場合(給湯ガスバー
ナ5の燃焼要求がある場合)には、直ちに給湯ガスバー
ナ5の点火処理(元電磁弁15、給湯用ガバナ比例電磁
弁16、及び給湯電磁弁17,18を開弁状態とする
等)を行って、該給湯ガスバーナ5の燃焼開始させ、さ
らに第1タイマをリセットした後(STEP6−4)、
前記STEP6−1からの処理に復帰する。
バーナ5の燃焼要求が無い場合、すなわち、給湯管4の
通水停止中で、しかも保温のために給湯ガスバーナ5の
燃焼を開始すべきタイミングでない場合には、コントロ
ーラ64は、STEP6−2で起動した第1タイマがタ
イムアップしたか否かを判断し(STEP6−5)、第
1タイマの計時中である場合には、前記STEP6−3
からの判断処理を繰り返す。
イムアップした場合、すなわち、第1タイマの計時中に
給湯ガスバーナ5の燃焼要求が発生せず、給湯ガスバー
ナ5が消火状態に保持された場合には、コントローラ6
4は、STEP6−6の処理を行い、第1タイマをリセ
ットすると共に、該第1タイマとは別の第2タイマの計
時をスタートさせ、さらに、前記負圧の解消のために給
湯電磁弁17を所定時間(例えば1.0秒)開弁させる
負圧解消開弁動作を開始する。尚、第2タイマは、上記
負圧解消開弁動作において給湯電磁弁17を開弁状態に
保持する所定時間を計時するためのタイマである。
6−3の場合と同様に給湯ガスバーナ5の燃焼要求があ
るか否かを判断し(STEP6−7)、この燃焼要求が
有る場合には、負圧解消開弁動作の処理を中断し、給湯
電磁弁17を開弁状態に保持したまま、給湯ガスバーナ
5の点火処理(元電磁弁15及び給湯用ガバナ比例電磁
弁16を開弁状態とする等)を行って給湯ガスバーナ5
の燃焼を開始せしめると共に、第2タイマをリセットし
(STEP6−8)、その後にSTEP1からの処理に
復帰する。
理の中断に際して給湯電磁弁17を閉弁することなく開
弁状態に保持したまま、元電磁弁15及び給湯用ガバナ
比例電磁弁16を開弁状態として給湯ガスバーナ5の点
火処理を行うことで、給湯ガスバーナ5を速やかに点火
することができる。
バーナ5の燃焼要求が無い場合には、第2タイマがタイ
ムアップしたか否かを判断し(STEP6−9)、第2
タイマの計時中である場合には、前記STEP6−7か
らの判断処理を繰り返す。そして、STEP6−9で第
2タイマがタイムアップした場合、すなわち、第2タイ
マの計時中(給湯電磁弁17の開弁中)に給湯ガスバー
ナ5の燃焼要求が発生せず、給湯ガスバーナ5が消火状
態に保持されている場合には、コントローラ64は、S
TEP6−10の処理を行い、給湯電磁弁17を閉弁せ
しめて負圧解消開弁動作を終了させると共に第2タイマ
をリセットし、その後、STEP1からの処理に復帰す
る。
給湯管4の通水停止中で且つ給湯ガスバーナ5が消火状
態である場合には、第1タイマの計時時間の時間間隔
で、給湯電磁弁17が所定時間(第2タイマの計時時
間)づつ開弁され、該給湯電磁弁17の開弁が定期的に
行われる。この場合、給湯電磁弁17の開弁時には、ガ
バナ比例電磁弁16と元電磁弁15との間でガス供給管
6内に負圧が発生していても、その負圧を生じている箇
所が給湯電磁弁17及び給湯ガスバーナ5を介して大気
側に開放されることで、該負圧が解消される。そして、
このような給湯電磁弁17の開弁(負圧解消開弁動作)
を定期的に行うことで、給湯ガスバーナ5の消火状態で
生じ得る前記負圧は、その消火状態の任意の時点におい
て常に十分に小さなものとすることができる。しかも、
負圧解消開弁動作を行う時間間隔を計時する前記第1タ
イマは、給湯ガスバーナ5の消火状態となった時点、す
なわち、前記負圧が発生し得る状態となった時点から計
時を開始するので、第1タイマの計時時間を適切に設定
しておくことで確実に給湯ガスバーナ5の消火状態にお
ける任意の時点で大きな負圧を生じないようにすること
ができる。
1タイマの計時中(このとき給湯電磁弁17,18は閉
弁状態)に、例えば給湯管4の通水が開始されて給湯ガ
スバーナ5の燃焼要求が生じると、直ちに給湯ガスバー
ナ5の点火処理が行われて該給湯ガスバーナ5の燃焼が
開始される。
ち、前記給湯電磁弁17が開弁される前記負圧解消開弁
動作中に、例えば給湯管4の通水が開始されて給湯ガス
バーナ5の燃焼要求が生じた場合には、直ちに負圧解消
開弁動作の処理が中断され、給湯電磁弁17が開弁状態
に保持されたまま給湯ガスバーナ5の点火処理が行わ
れ、該給湯ガスバーナ5の燃焼が開始される。
っている何時いかなる時点で給湯管4の通水が開始され
ても、それに応じて直ちに給湯ガスバーナ5の点火処理
が行われ、該ガスバーナ5の燃焼が開始する。
ガスバーナ5が消火されている状態では前記負圧解消開
弁動作によって前述の如くガス供給管6内に大きな負圧
が生じることはなく、しかも、通水停止中に、給湯ガス
バーナ5が前記保温運転制御のために燃焼が行われてい
る際中に前記負圧が生じることがないことはもちろんで
あるので、給湯管4の通水を開始に応じて直ちに給湯ガ
スバーナ5の燃焼を開始しても、大きな着火音等の不都
合を生じることなく、給湯ガスバーナ5の燃焼を開始す
ることができる。
した時に、前記のように給湯ガスバーナ5の燃焼を直ち
に開始することで、前述した給湯複合装置の場合と同様
に、通水開始後、熱交換器3の給湯管4内に新たに流入
する水が継続的に使用者の欲する湯となってカラン8側
に出湯するまでの時間がほぼ最小限で済む。しかも、本
実施形態においても、通水の停止中に熱交換器3の給湯
管4内に滞留している水は、前記保温運転制御によって
加熱・保温されているため、給湯管4の通水により熱交
換器3の給湯管4内に新たに流入する水が昇温されてカ
ラン8側に出湯する前に通水の停止中に熱交換器3の給
湯管4内で保温されていた湯が前記目標出湯温もしくは
それに近い温度となってカラン8側に出湯する。
ば、給湯管4の通水の開始後、使用者の欲する湯が安定
して且つ継続的にカラン8側に出湯するまでの遅れ時間
を極めて短いものとすることができ、給湯装置の使用勝
手を優れたものとすることができる。
給湯電磁弁17の開弁により行うようにしたが、給湯電
磁弁18の開弁により行うようにしてもよく、あるいは
給湯電磁弁17,18を交互に開弁させたり、もしくは
その両者を同時に開弁させることで行うようにしてもよ
い。
給湯装置の実施形態とでは、給湯管4の通水停止中に、
熱交換器3の給湯管4内の水の保温を行うようにしたも
のを示したが、このような保温を行わない給湯複合装置
や給湯装置についても本発明を適用することができる。
すなわち、熱交換器3の給湯管4内の水の保温を行わな
い場合であっても、給湯管4の通水停止中に前述の各実
施形態と同様に負圧解消制御処理を行っておくことで、
通水の開始に応じて直ちに給湯ガスバーナ5の点火処理
を行ってその燃焼を開始することができ(給湯ガスバー
ナ5の燃焼に際して負圧解消の処理を行う必要がな
い)、その結果、通水の開始後、使用者の欲する湯が出
湯するまでの時間を最小限に留めることができる。
給湯装置の実施形態とでは、負圧解消開弁動作中に、熱
交換器3の給湯管4内の湯の保温のために給湯ガスバー
ナ5の燃焼要求が生じた時や、給湯複合装置における風
呂ガスバーナ29の燃焼要求が生じた時に、負圧解消開
弁動作の処理を中断するようにしたが、これらの状況で
は、給湯管4の通水が開始された場合に比べると、一般
に給湯ガスバーナ5や風呂ガスバーナ29の燃焼開始の
迅速性の要求度合いは低く、しかも、通常の負圧解消開
弁動作の時間(第2タイマの計時時間)はさほど長いも
のとする必要はない。従って、負圧解消開弁動作中に、
熱交換器3の給湯管4内の湯の保温のために給湯ガスバ
ーナ5の燃焼要求が生じた時や、風呂ガスバーナ29の
燃焼要求が生じた時には、負圧解消開弁動作の処理を中
断することなく第2タイマがタイムアップするまで行
い、その後に、給湯ガスバーナ5や風呂ガスバーナ29
の燃焼を開始するようにしてもよい。
ステム構成図。
図。
の断面図。
めのフローチャート。
ム構成図。
フローチャート。
機器)、3…熱交換器、4…給湯管、5…給湯ガスバー
バ(第1ガスバーナ)、6…ガス供給管、15…元電磁
弁(第1開閉電磁弁)、16…給湯用ガバナ比例電磁
弁、17,18…給湯電磁弁(第2開閉電磁弁)、29
…風呂ガスバーナ(第2ガスバーナ)、30…ガス供給
管(別機器用ガス供給管)、34…風呂用ガバナ比例電
磁弁(別機器用ガバナ比例電磁弁)、35…風呂電磁弁
(第3開閉電磁弁)、57,64…コントローラ(運転
制御手段)。
Claims (8)
- 【請求項1】給湯管を流れる水を熱交換器を介して加熱
するガスバーナと、該ガスバーナに燃料ガスを供給する
ガス供給管にその上流側から順に介装された第1開閉電
磁弁、ガバナ比例電磁弁及び第2開閉電磁弁と、前記給
湯管の通水中に前記各電磁弁を開状態として前記ガスバ
ーナに燃料ガスを供給しつつ該ガスバーナの燃焼を行わ
しめる運転制御手段とを備えた給湯装置において、 前記運転制御手段は、前記給湯管の通水停止中に、前記
ガス供給管の前記第1開閉電磁弁とガバナ比例電磁弁と
の間の箇所に生じる負圧を解消するために前記第2開閉
電磁弁を所定時間開弁させる負圧解消開弁動作を所定の
時間間隔で定期的に行わしめる手段を具備すると共に、
少なくとも前記給湯管の通水の開始タイミングが前記負
圧解消開弁動作を行うタイミングと異なるとき、該給湯
管の通水の開始に応じて直ちに前記ガスバーナの燃焼を
開始せしめることを特徴とする給湯装置。 - 【請求項2】前記運転制御手段は、前記ガスバーナが燃
焼状態から消火状態になる毎に、前記負圧解消開弁動作
を行うタイミングを規定する前記所定の時間間隔の計時
を開始することを特徴とする請求項1記載の給湯装置。 - 【請求項3】前記運転制御手段は、前記給湯管の通水の
開始タイミングが前記負圧解消開弁動作中であるとき、
該給湯管の通水の開始に応じて直ちに前記負圧解消開弁
動作の処理を中断し、前記第2開閉電磁弁を開弁状態に
保持したまま前記ガスバーナの燃焼を開始せしめること
を特徴とする請求項1又は2記載の給湯装置。 - 【請求項4】前記運転制御手段は、前記給湯管の通水停
止中に前記熱交換器における前記給湯管内の水の温度を
所定温度に保温すべく前記ガスバーナの燃焼を間欠的に
行わしめる手段を具備し、前記給湯管の通水停止中にお
ける前記ガスバーナの燃焼停止状態で前記負圧解消開弁
動作を行わしめることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載の給湯装置。 - 【請求項5】給湯管を流れる水を熱交換器を介して加熱
する第1ガスバーナを有する給湯装置と、前記給湯管を
流れる水以外の他の被加熱物を加熱するための第2ガス
バーナを有する燃焼機器と、前記第1ガスバーナに燃料
ガスを供給するガス供給管にその上流側から順に介装さ
れた第1開閉電磁弁、給湯用ガバナ比例電磁弁及び第2
開閉電磁弁と、前記第2ガスバーナに燃料ガスを供給す
べく前記第1開閉電磁弁と給湯用ガバナ比例電磁弁との
間で前記ガス供給管から分岐された別機器用ガス供給管
と、該別機器用ガス供給管にその上流側から順に介装さ
れた別機器用ガバナ比例電磁弁及び第3開閉電磁弁と、
前記給湯装置の給湯管の通水中に前記第1開閉電磁弁、
給湯用ガバナ比例電磁弁及び第2開閉電磁弁を開状態と
して前記第1ガスバーナに燃料ガスを供給しつつ該第1
ガスバーナの燃焼を行わしめると共に、前記燃焼機器の
運転中に前記第1開閉電磁弁、別機器用ガバナ比例電磁
弁及び第3開閉電磁弁を開状態として前記第2ガスバー
ナに燃料ガスを供給しつつ該第2ガスバーナの燃焼を行
わしめる運転制御手段とを備えた給湯複合装置におい
て、 前記運転制御手段は、前記給湯装置の給湯管の通水停止
中で且つ前記燃焼機器の運転停止中であるときに、前記
ガス供給管の前記第1開閉電磁弁と前記給湯用ガバナ比
例電磁弁及び別機器用ガバナ比例電磁弁との間の箇所に
生じる負圧を解消するために前記第2開閉電磁弁及び第
3開閉電磁弁の少なくともいずれか一方を所定時間開弁
させる負圧解消開弁動作を所定の時間間隔で定期的に行
わしめる手段を具備すると共に、少なくとも前記給湯管
の通水の開始タイミングが前記負圧解消開弁動作のタイ
ミングと異なるとき、該給湯管の通水の開始に応じて直
ちに前記第1ガスバーナの燃焼を開始せしめることを特
徴とする給湯複合装置。 - 【請求項6】前記運転制御手段は、前記第1及び第2ガ
スバーナのいずれかが燃焼している状態から該第1及び
第2ガスバーナの両者が消火された状態になる毎に、前
記負圧解消開弁動作を行うタイミングを規定する前記所
定の時間間隔の計時を開始することを特徴とする請求項
5記載の給湯複合装置。 - 【請求項7】前記負圧解消開弁動作を行う開閉電磁弁
は、前記第3開閉電磁弁であり、前記運転制御手段は、
前記給湯装置の給湯管の通水の開始タイミングが前記負
圧解消開弁動作の途中タイミングであるとき、該給湯管
の通水の開始に応じて直ちに前記負圧解消開弁動作の処
理を中断し、前記第3開閉電磁弁を閉弁させつつ、前記
第1ガスバーナの燃焼を開始せしめることを特徴とする
請求項5又は6記載の給湯複合装置。 - 【請求項8】前記運転制御手段は、前記給湯装置の給湯
管の通水停止中に前記熱交換器における前記給湯管内の
水の温度を所定温度に保温すべく前記第1ガスバーナの
燃焼を間欠的に行わしめる手段を具備し、前記給湯装置
の給湯管の通水停止中で且つ前記燃焼機器の運転停止中
における前記第1ガスバーナの燃焼停止状態で前記負圧
解消開弁動作を行わしめることを特徴とする請求項5乃
至7のいずれかに記載の給湯装置。
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---|---|---|---|
JP30593497A JP3535359B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 給湯装置及び給湯複合装置 |
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JP30593497A JP3535359B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 給湯装置及び給湯複合装置 |
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JPH11141983A JPH11141983A (ja) | 1999-05-28 |
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---|---|---|---|---|
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1997
- 1997-11-07 JP JP30593497A patent/JP3535359B2/ja not_active Expired - Lifetime
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