JP3535150B2 - 基板の組立方法およびその装置 - Google Patents

基板の組立方法およびその装置

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JP3535150B2
JP3535150B2 JP2003150424A JP2003150424A JP3535150B2 JP 3535150 B2 JP3535150 B2 JP 3535150B2 JP 2003150424 A JP2003150424 A JP 2003150424A JP 2003150424 A JP2003150424 A JP 2003150424A JP 3535150 B2 JP3535150 B2 JP 3535150B2
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正行 齊藤
幸宏 川隅
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板の組立方法とそ
の装置に係わり、特に貼り合せる基板同士をそれぞれ保
持して対向させ、位置決めを行なうと共に間隔を狭めて
貼り合せる基板の組立方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルの製造には、透明電極や
薄膜トランジスタアレイを付けた2枚のガラス基板を数
μm程度の極めて接近した間隔をもって接着剤(以下、
シール剤ともいう)で貼り合わせ(以後、貼り合せ後の
基板をセルと呼ぶ)、それによって形成される空間に液
晶を封止する工程がある。
【0003】この液晶の封止には、注入口を設けないよ
うにシール剤をクローズしたパターンに描画した一方の
基板上に液晶を滴下しておいて他方の基板を一方の基板
上に配置し、真空中で上下の基板を接近させて貼り合せ
る特開昭62−165622号公報で提案された方法
や、一方の基板上に注入口を設けるようにシール剤をパ
ターン描画して真空中で基板を貼り合わせその後にシー
ル剤の注入口から液晶を注入する特開平10−2676
3号公報で提案された方法などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記両従来技術では、
シール剤のパターンに係わらず、基板を真空中で貼り合
せている。その場合、それぞれの基板に設けた少なくと
も2個所の合わせマーク同士を数μm以下の精度で一致
させて貼り合せる必要がある。この精度を実現するため
に、一般には上下のどちらか一方の基板側を動作させて
他方の基板の合わせマークと一致させるため、真空チャ
ンバ内部に水平微動機構、例えば、XYステージを設置
しなければならない。
【0005】しかし、XYステージのような水平微動機
構は構造が複雑で、ボルトやネジ穴、他の穴、溝、すき
ま等が多く、真空チャンバ内を減圧し所定の真空度に到
達するまでに非常に時間がかかり生産性が著しく低下す
る。
【0006】それゆえ、本発明の目的は、各基板に設け
られた合わせマーク同士を高精度に一致させて速やかに
貼り合せることが可能な基板の組立方法およびその装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明方法の特徴とするところは、貼り合せる基板同士をそ
れぞれ保持して対向させ、位置決めを行なうと共に間隔
を狭めていずれか一方の基板に設けた接着剤により真空
中で基板同士を貼り合せるものにおいて、分割された各
真空チャンバユニットに貼り合せる基板同士をそれぞれ
保持して対向させ、各真空チャンバユニットをシールを
介して合体させて真空チャンバを形成し、一方の真空チ
ャンバユニットを他方の真空チャンバユニットに対し移
動させることで貼り合せる基板同士の位置決めを行い、
対向間隔を狭めて基板を貼り合わせることにある。
【0008】また、上記目的を達成する本発明装置の特
徴とするところは、貼り合せる基板同士をそれぞれ保持
して対向させ、位置決めを行なうと共に間隔を狭めてい
ずれか一方の基板に設けた接着剤により真空中で基板同
士を貼り合せるものにおいて、貼り合せる基板同士をそ
れぞれ保持して対向させる分割された各真空チャンバユ
ニットと、各真空チャンバユニットをシールを介して合
体させ真空チャンバを形成する合体手段と、合体により
形成された真空チャンバを減圧する真空手段と、一方の
真空チャンバユニットを他方の真空チャンバユニットに
対し移動させることで貼り合せる基板同士の位置決めを
行う位置決め手段と、保持して対向させた基板同士の間
隔を狭める貼り合わせ手段、を備えたこと、さらには、
真空チャンバユニットの合体部に、合体により形成され
た真空チャンバを減圧することにより該シールに掛かる
大気圧を負担し、位置決め手段により一方の真空チャン
バユニットを他方の真空チャンバユニットに対し移動さ
せるようにする耐圧手段を設けたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,本発明の一実施形態を図
1,図2に基づいて説明する。
【0010】図1,図2において、本発明になる基板組
立装置は、液晶滴下部S1と基板貼合部S2から構成さ
れ、この両部分S1,S2は架台2上に隣接して配置さ
れる。
【0011】架台2の上方には基板貼合部S2を支持す
るフレーム3がある。また、架台2の上面には、XYθ
ステージT1が備えられている。Xステージ4aは、駆
動モータ5により、図面上で左右のX軸方向に、即ち、
液晶滴下部S1と基板貼合部S2間を往来できるように
なっている。Yステージ4bはXステージ4a上にあ
り、駆動モータ6によりXステージ4aと直交するY軸
方向に往来できるようになっている。θステージ4cは
Yステージ4b上にあり、回転ベアリング7を介して駆
動モータ8によりYステージ4bに対して水平に回転可
能になっていて、θステージ4c上に基板を搭載するテ
ーブル9が固定されている。また、Yステージ4bにプ
レート13で下チャンバユニット10が固定されてい
る。
【0012】θステージ4cは、下チャンバユニット1
0に対し回転ベアリング11と真空シール12を介して
回転自由に取付けられ、θステージ4cが回転しても、
下チャンバユニット10は連られて回転しない。
【0013】液晶滴下部S1は、テーブル9に保持され
た下基板1aに所望量の液晶剤を滴下するためのフレー
ム3から突出したブラケット14で支持されたディスペ
ンサ17と、これを上下移動させるためのZ軸ステージ
15と、それを駆動するモータ16で構成される。下基
板1aをテーブル9上に保持搭載したXYθステージT
1は、液晶剤を滴下するディスペンサ17のノズル18
に対し、XおよびY方向に移動する。これにより、下基
板1a上の任意の個所に所望量の液晶剤を滴下すること
ができる。図1には示していないが、液晶剤を滴下する
ディスペンサ17とは別のシール剤を吐出するデイスペ
ンサがフレーム3にあって、XYθステージT1の各モ
ータ5,6で下基板1aをXY軸方向に移動させつつシ
ール剤を吐出させると、下基板1a上にクローズ(閉
鎖)したパターンでシール剤を描画できる。シール剤で
形成したパターンの中に液晶剤を滴下する。
【0014】液晶滴下後の下基板1aを搭載保持したX
YθステージT1は、基板貼合部S2の下部に駆動モー
タ5によって移動する。
【0015】基板貼合部S2では、上チャンバユニット
21とその内部の加圧板27がそれぞれ独立して上下動
できる構造になっている。即ち、上チャンバユニット2
1はリニアブッシュと真空シールを内蔵したハウジング
30を有しており、フレーム3に固定されたシリンダ2
2のシャフトにより上下のZ軸方向に移動する。
【0016】図2に、XYθステージT1が基板貼合部
S2に移動していて上チャンバ21が下降した状態を示
す。上チャンバユニット21が下降すると下チャンバユ
ニット10の周りに配置してあるOリング44に上チャ
ンバユニット21のフランジが接触し合体して、真空チ
ャンバとして機能する状態になる。
【0017】ここで、下チャンバユニット10のフラン
ジ部に全周に渡って適宜な間隔で設置されたボールベア
リング87は、真空チャンバを減圧することによって上
下チャンバユニット10,21間に掛かる大気圧を負担
してOリング44がつぶれる量を調整するもの(耐圧手
段)で、ボルトナットの締め具合などで上下方向の任意
の位置に設定可能となっている。
【0018】Oリング44のつぶれ量は、真空チャンバ
内を真空に保つことができ、かつ、最大の弾性が得られ
るものとする。このような手段がない場合、上チャンバ
ユニット21は上チャンバユニット21の垂直投影面積
に対応する大きな真空力(約1kgf/cm2)でOリング44を
ほとんどつぶしてしまうので、弾性変形が不可能にな
り、上下のチャンバユニット10.21がかじり合って
XYθステージT1の微動ができなくなる。本実施形態
では、真空により発生する大きな力は、ボールベアリン
グ87を介して下チャンバユニット10で受けており、
Oリング44の弾性変形が可能で、また、下チャンバユ
ニット10に設置されたボールベアリング87のボール
はあらゆる方向に回転自在なので、後述するように基板
貼合せ時にXYθステージT1をOリング44の弾性範
囲内で容易に微動させ、基板同士の精密位置決めをする
ことができる。尚、XYθステージT1の微動量は、画
像認識カメラ46により以下のようにして設定する。即
ち、画像認識カメラ46は、ブラケット51を介してシ
ャフト29に固定されており、加圧板27とともに上下
動作する。図中、47は上チャンバユニット21の開孔
48に真空漏れを起こさないように固定されたガラス製
の覗き窓で、加圧板27にも開孔49があって、透視で
きるようになっている。また、画像認識カメラ46の作
動距離(焦点距離)L1は、上基板1b上の基板合せマ
ーク50bに合わせておく。この状態で上基板1bが加
圧板27とともに下降し、焦点深度L2の範囲に下基板
1aの基板合せマーク50aが入ると、上下両基板1
a,1bのそれぞれの合せマーク50a,50bを同時
にカメラ46で認識できる。この画像認識カメラ46
は、例えば、上チャンバユニット21の対角位置に2台
設置し、上下各基板1a,1bの2ヶ所の合せマークに
ついて画像処理をして、そのずれ量をXYθステージT
1の微動量として換算し、XYθステージT1の微動さ
せ、上下両基板1a,1bの位置合せをすることができ
るようになっている。
【0019】図1に戻って、23は真空バルブ、24は
配管ホースで、図示していない真空源に接続され、これ
らは上下のチャンバユニット10,21を合体して形成
される真空チャンバを減圧し、真空にする時に使用され
る。また、25はガスパージバルブ、26はガスチュー
ブで、N2やクリーンドライエア等の圧力源に接続さ
れ、これらは真空チャンバ内を大気圧に戻す時に使用さ
れる。
【0020】上基板1bは加圧板27の下面に密着保持
されるが、大気下において上基板1bは吸引吸着で保持
されるようになっている。即ち、41は吸引吸着用継
手、42は吸引チューブであり、図示していない真空源
に接続され、加圧板27の下面には、それにつながる複
数の吸引孔が設けられている。また、周りが真空の場
合、上基板1bは加圧板27の下面に機械的あるいは静
電気的な作用で密着保持される。
【0021】加圧板27はシャフト29で支持されてお
り、シャフト29はハウジング31、32に固定されて
いる。ハウジング31はフレーム3に対してリニアガイ
ド34で取付けられ、加圧板27は上下動可能な構造に
なっている。その上下駆動はフレーム3とつながるフレ
ーム35上のブラケット38に固定されたモータ40に
より行う。駆動の伝達はボールねじ36とナットハウジ
ング37で実行される。ナットハウジング37は荷重計
33を介してハウジング32とつながり、その下部の加
圧板27と一体で動作する。
【0022】従って、モータ40によってシャフト29
が降下し、上基板1bを保持した加圧板27が降下し上
基板1bがテーブル9上の下基板1aと密着して、加圧
力を与えることのできる構造となっている。この場合、
荷重計33は加圧力センサとして働き、逐次、フィード
バックされた信号を基にモータ40を制御することで、
上下基板1a,1bに所望の加圧力を与えることが可能
となっている。尚、下基板1aも大気下では吸引吸着、
真空下では機械的あるいは静電気的な手法などでテーブ
ル9に密着保持される。
【0023】次に、本基板組立装置で基板を貼り合わせ
る工程について説明する。
【0024】先ず、テーブル9に上基板1bを搭載し、
駆動モータ5でXYθステージT1を基板貼合部S2に
移動させる。そこでモータ40によりシャフト29を介
して加圧板27を降下させ、テーブル9上の上基板1b
を吸引吸着させてから、モータ40で上昇させて、上基
板1bを待機状態とする。
【0025】XYθステージT1は液晶滴下部S1に戻
って、テーブル9上に下基板1aが搭載され、所望位置
に固定保持される。
【0026】図1には示していないシール剤のデイスペ
ンサで、XYθステージT1の各モータ5,6で下基板
1aをXY軸方向に移動させつつシール剤を吐出させ、
下基板1a上にクローズ(閉鎖)したパターンでシール
剤を描画する。その後、デイスペンサ17から液晶剤を
下基板1a上に滴下する。この場合、シール剤がダムと
なって、滴下した液晶剤は流失することはない。
【0027】次に、XYθステージT1を基板貼合部S
2に移動させ、シリンダ22で上チャンバユニット21
を降下させ、そのフランジ部21aを図2に示すように
Oリング44に当接させて下チャンバユニット10と合
体させて真空チャンバを形成させる。そして、真空バル
ブ23を開放して真空チャンバ内を減圧していく。
【0028】この間、基板1a,1b同士の位置合わせ
は、上チャンバユニット21に設けた覗き窓47から画
像認識カメラ46で上下各基板1a,1bに設けられて
いる位置合わせマークを読み取って画像処理により位置
を計測し、XYθステージT1の各ステージ4a乃至4
cを微動させて、高精度な位置合わせを行なう。この微
動において、Oリング44が極端に変形しないで真空が
維持されるように、ボールベアリング87が上下チャン
バユニット10,21間に作用する大気圧を負担して上
下チャンバユニット10,21の間隔を維持していると
ともに、ボールベアリング87のボールの回転により、
上下チャンバユニット10,21間の摩擦抵抗を軽減
し、XYθステージT1における各ステージ4a乃至4
cの下チャンバユニット10ごとのスムーズな微動を可
能にしている。
【0029】基板同士の位置合せ後にモータ40で加圧
板27を降下させ、荷重計33で加圧力を計測しつつモ
ータ40を制御して上下両基板1a,1bを所望間隔に
貼り合わせる。加圧板27を降下させる際、ハウジング
30にはリニアブッシュが内蔵されているので、仮に上
下チャンバユニット10,21間に作用する大気圧で上
チャンバユニット21が変形を起こしたとしても、シャ
フト29には影響を与えることはなく、位置合せ通りに
基板1a,1bを貼り合すことができる。
【0030】貼り合わせが終了すると、真空バルブ23
を締めてガスパージバルブ25を開き、真空チャンバ内
にN2やクリーンドライエアを供給し、大気圧に戻して
からガスパージバルブ25を閉じて、シリンダ22で上
チャンバユニット21を上昇させ、XYθステージT1
を液晶滴下部S1に戻して、貼り合せで製作した表示パ
ネルをテーブル9から外し、次の貼り合わせに備える。
【0031】以上のように、減圧時に空気を放出する基
板位置合せステージは真空チャンバの外にあり、しかも
真空チャンバ容積は小さくなることによって、真空チャ
ンバの減圧真空化は急速に進み、位置合せ精度も高く維
持できて、組立の生産性は向上する。
【0032】この実施形態ではXYθステージT1を基
板の搬送手段としても利用しているので、装置は単純化
し小型軽量化が図られている。本発明は、以上説明した
実施形態に限らず、以下の様に実施しても良い。
【0033】(1)ボールベアリング87の代わりに、
真空チャンバに掛かる大気圧を耐えうるものであれば何
でもよい。例えば図3に示すように、小径のバー88を
適宜な間隔で下チャンバユニット10のフランジ部に立
設してOリング44のつぶれ量を調整し、XYθステー
ジT1の水平方向の微動は、小径のバー88の曲げ弾性
の範囲で行わせるようにしてもよい。あるいは、下チャ
ンバユニット10のフランジ部にOリング44を取り囲
むように設けられ上チャンバユニットのフランジ部の全
周に衝合して弾性変形する蛇腹などでもよい。
【0034】(2)XYθステージT1は基板貼合部S
2においてのみ微動でき、基板へのシール剤描画や液晶
剤滴下は上流における設備機器で行って、基板の組立の
みを行なうようにすることもできる。この場合、基板の
搬入搬出はロボットハンドなどで実行する。
【0035】(3)シール剤が液晶剤の性能を阻害する
ようなものであり、シール剤パターンの内側にシール剤
と液晶剤を遮断する物質のパターンを設ける表示パネル
に対しては、フレーム3にそのような遮断物質のディス
ペンサを設けて、XYθステージT1を利用して描画を
してもよい。
【0036】(4)液晶表示パネルの製作だけでなく、
位置合せをして真空中で貼り合せを行うものであれば、
対象物は限定されない。
【0037】(5)上下真空チャンバユニット10,2
1を合体させ、基板1a,1bの位置合せをしてから、
真空チャンバの減圧真空化を行い、その後基板1a,1
bの貼り合せをしても良い。この場合には真空チャンバ
の減圧真空化の前に位置合せが済んでいるために、耐圧
手段は上下真空チャンバユニット10,21相対移動を
許容する機能は不要で、耐圧機能を達成する単純な構成
のもので済む利点がある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各基板に設けられた合わせマーク同士を高精度に一致さ
せて速やかに貼り合せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態になる基板組立装置を示す
概略縦断面図である。
【図2】図1に示した基板組立装置における要部を示す
図である。
【図3】図2に示した基板組立装置における要部の他の
実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1a 下基板 1b 上基板 9 テーブル 10 下チャンバユニット 21 上チャンバユニット 22 シリンダ 23 真空バルブ 40 モータ 44 Oリング 87 ボールベアリング S1 液晶滴下部 S2 基板貼合部 T1 XYθステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齊藤 正行 茨城県竜ヶ崎市向陽台5丁目2番 日立 テクノエンジニアリング株式会社 開発 研究所内 (72)発明者 川隅 幸宏 茨城県竜ヶ崎市向陽台5丁目2番 日立 テクノエンジニアリング株式会社 開発 研究所内 (72)発明者 平井 明 茨城県竜ヶ崎市向陽台5丁目2番 日立 テクノエンジニアリング株式会社 開発 研究所内 (56)参考文献 特開 平6−34983(JP,A) 特開 平11−95230(JP,A) 特開 平2−52417(JP,A) 特開 平10−116886(JP,A) 特開 平4−324823(JP,A) 特開2001−5405(JP,A) 実開 平5−36426(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 101 G02F 1/1339 505

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貼り合わせる基板同士をそれぞれ保持し
    て対向させ、位置決めを行なうと共に間隔を狭めて、い
    ずれか一方の該基板に設けた接着剤により、真空中で該
    基板同士を貼り合わせる基板の組立装置であって、 上チャンバユニットと、 下チャンバユニットと、 該上チャンバユニットと該下チャンバユニットとをOリ
    ングを介して合体して真空チャンバを形成するためのチ
    ャンバ形成手段と、 該チャンバ形成手段によって形成される該真空チャンバ
    内を減圧する減圧手段と、 該チャンバ形成手段によって形成された該真空チャンバ
    での該上チャンバユニットと該下チャンバユニットとの
    間の該Oリングのつぶれ量を規定し、かつ該上チャンバ
    ユニットと該下チャンバユニットとの一方を他方に対し
    て水平方向に移動可能にする耐圧手段と、 該チャンバ形成手段によって形成される該真空チャンバ
    内に配置され、吸引吸着手段と静電吸着手段とを備えた
    加圧板とを有し、 該加圧板は該基板の一方を、吸引吸着で保持した後、該
    減圧手段による真空中では、静電吸着で保持する ことを
    特徴とする基板の組立装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板の組立装置におい
    て、前記加圧板は前記上チャンバユニット内に設けられ、前
    記下チャンバユニットには、前記基板の他方を保持する
    テーブルが設けられている ことを特徴とする基板の組立
    装置。
  3. 【請求項3】 貼り合わせる基板同士をそれぞれ保持し
    て対向させ、位置決めを行なうと共に間隔を狭めて、い
    ずれか一方の該基板に設けた接着剤により、真空中で該
    基板同士を貼り合わせる基板の組立装置であって、 上チャンバユニットと、 下チャンバユニットと、 該上チャンバユニットと該下チャンバユニットとをOリ
    ングを介して合体して真空チャンバを形成するためのチ
    ャンバ形成手段と、 該チャンバ形成手段によって形成された該真空チャンバ
    内を減圧する減圧手段と、 該チャンバ形成手段によって形成された該真空チャンバ
    での該上チャンバユニットと該下チャンバユニットとの
    間の該Oリングのつぶれ量を規定し、かつ該上チャンバ
    ユニットと該下チャンバユニットとの一方を他方に対し
    て水平方向に移動可能にする耐圧手段と、 該チャンバ形成手段によって形成された該真空チャンバ
    の外側に配置され、該上チャンバユニットと該下チャン
    バユニットとの一方を他方に対して水平方向に移動させ
    るための移動手段と、 該チャンバ形成手段によって形成される該真空チャンバ
    内に配置され、一方の基板を保持するための吸引吸着手
    段と静電吸着手段とを備えた加圧板と、 該チャンバ形成手段によって形成される該真空チャンバ
    内に配置され、他方の基板を保持するテーブルと、 該一方の基板を保持した該 加圧板と該他方の基板を保持
    した該テーブルとの間隔を制御する制御手段とを有し、該加圧板は該一方の基板を、該吸引吸着手段による吸引
    吸着で保持した後、該減圧手段による真空中では、該静
    電吸着手段による静電吸着で保持する ことを特徴とする
    基板の組立装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の基板の組立装置におい
    て、前記移動手段は、前記下チャンバユニットの外側に設け
    られている ことを特徴とする基板の組立装置。
  5. 【請求項5】 貼り合わせる基板同士をそれぞれ保持し
    て対向させ、位置決めを行なうと共に間隔を狭めて、い
    ずれか一方の該基板に設けた接着剤により、真空中で該
    基板同士を貼り合わせる基板の組立方法であって、 上チャンバユニット内に配置される加圧板に吸引吸着で
    一方の基板を保持する工程と、 下チャンバユニット内に配置されるテーブルに他方の基
    板を吸引吸着で保持する工程と、 該上チャンバユニットと該下チャンバユニットとをOリ
    ングと該Oリングのつぶれ量を規定するボールベアリン
    グとを介して合体させ、該ボールベアリングにより、該
    上チャンバユニットと該下チャンバユニットとの一方に
    対して他方を水平方向に移動可能とする真空チャンバを
    形成する工程と、 形成された該真空チャンバ内を減圧する工程と、 減圧された該真空チャンバ内の該加圧板に、吸引吸着に
    代えて、静電吸着で該一方の基板を保持させる工程と、 該上チャンバユニットに対して該下チャンバユニットを
    水平方向に移動させ、該真空チャンバ内で該一方の基板
    と該他方の基板との位置合わせを行なう工程とを有する
    ことを特徴とする基板の組立方法。
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