JP3535050B2 - 2ビーム用一次放射器、給電装置及び衛星信号受信用アンテナ - Google Patents

2ビーム用一次放射器、給電装置及び衛星信号受信用アンテナ

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JP3535050B2 JP24316099A JP24316099A JP3535050B2 JP 3535050 B2 JP3535050 B2 JP 3535050B2 JP 24316099 A JP24316099 A JP 24316099A JP 24316099 A JP24316099 A JP 24316099A JP 3535050 B2 JP3535050 B2 JP 3535050B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の静止衛星、
例えば2基の通信衛星から送信されている電波を受信す
るために用いる一次放射器、この一次放射器を備えた給
電装置及びこの給電装置を備えたアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】1台のパラボラアンテナまたはオフセッ
トパラボラアンテナによって複数の静止衛星、例えば2
基の通信衛星から送信されている電波を受信することが
行われている。この場合、1台のパラボラまたはオフセ
ットパラボラ反射鏡(以下、両者を総称して反射鏡と称
する。)と、2つの一次放射器とを使用する。これら2
つの一次放射器の間隔dは、2基の通信衛星の静止軌道
上の位置、このアンテナによる受信点の緯度及び経度、
このアンテナのF/D比等によって定められる。また、
一次放射器の開口半径Aは、この一次放射器の設置位置
(反射鏡のほぼ焦点位置)から反射鏡の外周縁部を見込
む角度に関係して決まり、基本的には反射鏡のF/D比
によって決まる。一般に、この開口径Aと間隔dとは、
2A<dでなければ、2つの一次放射器を配置すること
は不可能である。ところが、アンテナが指向しようとす
る2基の通信衛星の間隔と反射鏡の口径との関係上、2
A>dとなることがある。これは、最近、反射鏡を小型
化する傾向があるので、特に顕著である。この問題に対
応するため、図9乃至図11に示すような一次放射器が
提案されている。
【0003】図9(a)、(b)に示す一次放射器2
は、2つの一次放射器部2a、2bを一体にしたもの
で、それらのホーン部4a、4bの開口部は、いずれも
半径aの円形をその中心から距離bの位置で切り欠き、
切り欠いた部分が重なり合うように、ホーン部2a、2
bの中心を所定の間隔dをおいて配置したものである。
この切り欠き部分には、仕切板6が形成されている。
【0004】この一次放射器2では、いずれの一次放射
器部2a、2bのホーン開口部は、切り欠かれているの
で、その切り欠き部分及び仕切板6においてホーン開口
部及び内面のの連続性が失われ(ホーン開口部の形状を
表す曲線及び内面を表す曲面の微分値が0ではなくな
る。)、一次放射器部2a、2bの性能が劣化する。
【0005】図10(a)、(b)に示す一次放射器8
は、一次放射器部8a、8bのホーン部10a、10b
の開口は、完全な円形にしてあるが、それらの半径a
を、本来必要とする半径よりも敢えて小さくし、かつ半
径aを、2つのホーン部10a、10bの中心間の距離
dの1/2よりも小さくしたものである。
【0006】この一次放射器8では、ホーン部10a、
10bの中心間の距離dを必要とされる値に設定するこ
とができるが、ホーン部10a、10bの開口半径a
が、必要とされる値よりも小さいので、一次放射器部8
a、8bのビーム幅が広くなる。
【0007】図11(a)、(b)に示す一次放射器1
2は、ホーン部14a、14bの半径は必要とされる値
aに設定してある。しかし、ホーン部14a、14bの
中心間の距離d’が本来必要とされる値dよりも大きく
設定されている。
【0008】この一次放射器12では、必要とされる開
口半径aを有するホーン部14a、14bを並べて配置
することができるが、ホーン部14a、14bの中心間
の距離d’が必要とされる値dよりも大きいので、アン
テナのビームの間隔が必要とされる値よりも大きくな
り、2つのビームが同時に2基の衛星を指向しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一次放射器
の性能劣化が生じにくく、所望のビーム幅を有し、かつ
ビームが所定の衛星を指向しつつ、小型な衛星受信用ア
ンテナを実現することを目的とし、かつ、このようなア
ンテナに使用する給電装置及び一次放射器を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による2ビーム用
一次放射器は、2基の静止衛星からのビームを受信する
2つの一次放射器のうち少なくとも一方であって、円形
導波管と、この円形導波管の先端部に設けられたホーン
部とを有している。このホーン部の開口形状が、予め定
めた直径を有する半円部と、前記直径に一致する長軸径
を有する半楕円部とを、前記半円部の中心と前記半楕円
部の中心とを一致させて、一体とした形状である。
【0011】このような一次放射器のホーン部の開口形
状は、完全な円形ではなく、その半分が半楕円に形成さ
れている。半楕円部の長軸径が半円部の直径と一致して
いるので、短軸径は半円部の直径よりも短い。従って、
この一次放射器を2個、楕円部が隣接するように配置す
ると、これら一次放射器の中心(半円部及び半楕円部の
中心)を半円部の直径よりも接近させて配置することが
でき、一次放射器の中心を所定の距離(半円部の直径よ
りも短い距離)だけ隔てて配置することができ、比較的
接近して打ち上げられている静止衛星からの電波も支障
なく、同時に受信することができる。また、半円部と楕
円部とは、両者の中心が一致させて一体とされている。
従って、両者は滑らかに接続されており、これら一次放
射器の性能に劣化が生じにくい。なお、2つの一次放射
器の一方を上述した一次放射器とし、他方の一次放射器
を通常の一次放射器とすることもできる。
【0012】2つの2ビーム用一次放射器を共に上述し
た構成とし、これらの一次放射器の半楕円部を隣接させ
て一体とすることができる。この場合、2つの一次放射
器の中心を、半円部の直径よりも接近させて配置するこ
とができる。なお、両一次放射器の中心を繋ぐ直線の中
点を通る垂線を対称軸として鏡面対象に両一次放射器を
配置して、一体とすることもできる。無論、半楕円部が
隣接している必要がある。
【0013】さらに、上記の一体側の2ビーム用一次放
射器において、2つの前記ホーン部の開口の外周に、前
記2つのホーン部の開口の外周を共通に包囲するコルゲ
ートを設けることができる。コルゲートを設けることに
よって、ビーム幅を絞ることができ、アンテナ性能を向
上させることができる。
【0014】上記の2ビーム用一次放射器において、前
記コルゲート内における前記両ホーン部の中間部に仕切
手段を形成することができる。この仕切手段は、例えば
2つの一次放射器を鏡面対象に配置した場合、その対称
軸(2つの一次放射器の中心を繋ぐ直線の中点を通る垂
線)上に位置させることができる。このように仕切手段
を設けると、一方の一次放射器で受信されるべき信号が
コルゲートを介して他方の一次放射器に回り込むことを
防止でき、接近して配置されていることにより相互干渉
が生じやすい2つの一次放射器において、両者の相互干
渉を抑制できる。
【0015】上述した各一次放射器のいずれかと、該一
次放射器で受信した信号を周波数変換する周波数変換部
とを、一体に形成することによって給電装置を構成する
ことができる。一体化することによって、給電装置を小
型化することができる。
【0016】また、上記のような2ビーム用一次放射器
または上記のような給電装置を、反射鏡、例えばパラボ
ラ反射鏡またはオフセットパラボラ反射鏡と組み合わせ
ることによって、衛星信号受信用アンテナを構成するこ
とができる。この場合、例えば2つの一次放射器の中心
間の間隔を所定値とすることができ、かつ一次放射器の
ホーン部の開口の径も所定値に非常に近い値とすること
ができるので、パラボラ反射鏡やオフセットパラボラ反
射鏡として、小型のものを使用しても、所定の性能を実
現できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によるアンテナは、図2に
示すように、反射鏡、例えばオフセットパラボラ反射鏡
20を有している。このオフセットパラボラ反射鏡20
に代えて、パラボラ反射鏡を使用することもできる。こ
のオフセットパラボラ反射鏡20としては、比較的口径
が小さいものである。
【0018】このオフセットパラボラ反射鏡20の焦点
位置の近傍には、給電装置22が配置されている。この
給電装置22は、ケース24内に、図3に示すように一
次放射器26と、これと一体に形成された周波数変換
部、例えばLNB(ローノイズブロックコンバータ)2
8とを有している。LNB28は、後述するように一次
放射器28によって受信された2基の通信衛星からの信
号を中間周波信号に周波数変換して、出力端子30から
出力するものである。
【0019】一次放射器26は、図1(b)に示すよう
に、2つの一次放射器部26a、26bを有している。
これら一次放射器部26aは、比較的に接近して打ち上
げられた2基の静止衛星、例えば2基の通信衛星からそ
れぞれ送信される2つのビームのうち一方をを受信する
ためのものであり、一次放射器部26bは、上記2つの
ビームのうち他方を受信するためのものである。これら
一次放射器26a、26bは、互いに一体に形成された
円形導波管部32a、32bを備えている。これら円形
導波管部32a、32bの先端部に、それぞれホーン部
34a、34bが、円形導波管部30a、30bと一体
に結合され、かつホーン部34a、34bが、互いに一
体に形成されている。符号33で示す部分が、両ホーン
部34a、34bの結合部である。
【0020】これらホーン部34a、34bの開口部
は、半円部36a、36bと半楕円部38a、38bと
を有している。半円部36a、36bは、半径aのもの
で、この半径aは、これらホーン部34a、34bの設
置位置から反射鏡20の外周縁部を見込んだ角度によっ
て決まる。これら半円部36a、36bは、導波管部3
2a、32bの中心軸と一致するように配置されてい
る。また、これら半円部36a、36b間の直線距離d
は、このアンテナによって受信しようとしている2基の
通信衛星の静止軌道位置、このアンテナでの受信点の緯
度、経度及び反射鏡20のF/D比等によって決まる。
そして、反射鏡20を小型にした関係上、2a>dの関
係にある。
【0021】半楕円部38a、38bは、半円部の半径
aに等しい長軸の長さ(半楕円部38a、38bの中心
から長軸の端部までの長さ)を有している。また、半楕
円部38a、38bの短軸の長さ(短軸の中心から端部
までの長さ)は、上記距離dの1/2及び半円部の半径
a(長軸の長さ)よりも短く、円形導波管部32a、3
2bの半径よりも長い。これら半楕円部38a、38b
の中心(長軸及び短軸の中心)は、半円部36a、36
bの中心とそれぞれ一致するように配置されている。こ
の配置は、半楕円部38a、38bが内側にあって隣接
するように行われている。かつ、ホーン部34a、34
bの開口部は、両者の中心を繋ぐ線分の中点を通る垂線
40を対称軸として鏡面対象に配置されている。
【0022】このように半楕円部38aの長軸の長さと
半円部36aの半径が同じ値であり、かつ半楕円部38
aと半円部36aの中心が一致しているので、両者は、
連続的にかつ滑らかに接続されている。半楕円部38a
と半円部36aも、同様に連続的に、かつ滑らかに接続
されている。従って、両一次放射器部26a、26bの
性能が劣化することはない。
【0023】もし、なるべくホーン部開口の形状を円形
に近づけようとすると、半円部36aに代えて中心角が
180度よりも大きい円弧部と、この円弧部の中心と異
なる位置に中心を有する楕円弧部とによってホーン部開
口を形成することが考えられる。しかし、この場合、楕
円弧部と円弧部との接合部が不連続となり、両者を滑ら
かに接合することができず、性能が劣化する。
【0024】また、半楕円部38a、38bの短軸の長
さbは、d/2よりも短く、かつ長軸の長さaより短
く、円形導波管部32a、32bの半径よりも長い長さ
であれば、種々の値とすることが可能である。なお、短
軸の長さbをd/2よりも短く、かつaより短くするの
は、ホーン部34a、34bの中心をd/2の間隔で配
置するためである。短軸の長さbを円形導波管部32
a、32bの半径よりも長くするのは、図1(b)に示
すように、ホーン部34a、34bにテーパーを形成す
るためである。但し、ホーン部開口がなるべく円形に近
い形状となるように、短軸の長さbは長軸の長さaに近
づけることが望ましい。
【0025】このような一次放射器26は、例えばアル
ミダイカストによって成型される。このとき、結合部3
3の厚みを薄くするために、概略三角形上の凹所42、
42が形成されている。
【0026】図4(a)、(b)に第2の実施の形態の
一次放射器を示す。この一次放射器も第1の実施の形態
の一次放射器と同様に構成されている。同等部分には同
一符号を付して説明を省略する。
【0027】この一次放射器では、ホーン部34a、3
4bの外周に、これらを包囲するようにこれらに共通に
コルゲートリング44が形成されている。このコルゲー
トリング44は、同図(b)に示すようにこれら一次放
射器が受信する電波の自由空間波長λの約1/4の深さ
の溝を有している。このコルゲートリング44は、同図
(a)に示すように小判型に形成されている。なお、同
図(a)に点線で示すように2つのホーン部の形状の同
心円に近づけた形状とすることもできる。
【0028】このようにコルゲートリング44を形成す
ることによって一次放射器のビーム幅を絞ることがで
き、アンテナ性能を向上させることができる。例えば、
ホーン部34a、34bの半円部36a、36bの半径
aが、反射鏡20の大きさ等から必要とされる長さより
も短い場合、半径aを余り大きくすると、半楕円部38
a、38bの短軸の長さbは、両ホーン開口部34a、
34bの中心間の距離dによって決まるので、a、bの
差が大きくなりすぎる。この場合、ホーン部34a、3
4bの開口面における中心からホーン部34a、34b
の開口部までの距離の変化量が大きくなり、一次放射器
部26a、26bのビーム方向が偏向する可能性があ
る。しかし、コルゲートリング44を設けることによっ
て、上述したようにビーム幅を絞ることができ、かつ
a、bの差をさほど大きくする必要がなくなるので、ビ
ームの偏向を防止することができる。なお、この実施の
形態では、コルゲートリングを1つだけ設けたが、同心
状に複数個のコルゲートリングを設けることもできる。
【0029】図5に第3の実施の形態の一次放射器を示
す。この実施の形態では、コルゲートリング44に仕切
手段、例えば仕切板46を形成したものである。他の構
成は、第2の実施の形態の一次放射器と同様であるの
で、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0030】仕切板46は、第1の実施の形態に関連し
て説明した鏡面対称軸40上に2つ設けられており、コ
ルゲートリング44を、ホーン部開口部34a側の第1
のコルゲートリング部44aと、ホーン開口部34b側
の第2のコルゲートリング44bとに均等に分割してい
る。
【0031】このようにコルゲートリング44を2つに
分割しているので、双方の一次放射器部26a、26b
間での相互干渉を抑え、アンテナ性能の劣化を防止する
ことができる。なお、コルゲートリングを複数設けた場
合、全てのコルゲートリングに仕切板を設けることもで
きるし、特定のコルゲートリングのみに仕切板を設ける
こともできる。
【0032】また、図6(a)に点線で示したような2
つのホーン部の形状の同心円に近づけた形状のコルゲー
トリングとした場合でも、同様に仕切板を設けることが
できる。
【0033】図6(a)は、本発明の第3の実施の形態
の一次放射器と口径40cmのオフセットパラボラ反射
鏡20とを使用したアンテナのVSWRを示したもの
で、同図(b)は同じオフセットパラボラ反射鏡と従来
の一次放射器を使用したアンテナのVSWRを示したも
のである。図4(a)では、衛星通信における中心周波
数帯である12.2GHz乃至12.75GHz付近に
おいて、VSWRがほぼ1.1となっており、従来のも
のよりも良好である。
【0034】図7は、本発明の第3の実施の形態の一次
放射器と口径40cmのオフセットパラボラ反射鏡20
とを使用したアンテナと従来の一次放射器と口径40c
mのオフセットパラボラ反射鏡20とを使用したアンテ
ナとの相対利得を示したもので、本一次放射器の方が、
衛星通信での使用帯域(12.2GHz乃至12.75
GHz)において、約0.1dB乃至0.3dBほど、
相対利得が大きい。
【0035】図8は、本発明の第3の実施の形態の一次
放射器を口径40cmのオフセットパラボラ反射鏡と共
に使用した場合の垂直偏波と水平偏波の利得を示したも
ので、約33dBi乃至33.5dBiの利得が衛星通
信での使用帯域(12.2GHz乃至12.75GH
z)において得られている。
【0036】上記の各実施の形態では、2つの一次放射
器を一体に形成したが、それぞれを個別に形成してもよ
い。また、2つの一次放射器の一方のみを成就したよう
な半楕円部を有するホーン開口部を有するものとし、他
方の一次放射器を通常の円形のホーン開口部を有するも
のとすることもできる。また、上記の各実施の形態で
は、一次放射器とLNB28とを一体に形成したが、こ
れらを個別に形成したものとすることもできる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、小型の
反射鏡を使用している場合でも、性能劣化が生じず、所
望のビーム幅を有し、かつビームが所定の衛星を指向す
る一次放射器、このような一次放射器を使用した給電装
置、この給電装置を使用したアンテナを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の一次放射器の正面
図及び中央横断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のアンテナの斜視図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の給電装置の側面図
である。
【図4】第2の実施の形態の一次放射器の正面図及び中
央横断面図である。
【図5】第3の実施の形態の一次放射器の正面図及び中
央横断面図である。
【図6】第3の実施の形態の一次放射器を使用したアン
テナと従来の一次放射器を使用したアンテナとのVSW
R対周波数特性図である。
【図7】第3の実施の形態の一次放射器を使用したアン
テナと従来の一次放射器を使用したアンテナとの相対利
得対周波数特性図である。
【図8】第3の実施の形態の一次放射器を使用したアン
テナの利得対周波数特性図である。
【図9】従来の一次放射器の一例の正面図及び中央横断
面図である。
【図10】従来の一次放射器の他の例の正面図及び中央
横断面図である。
【図11】従来の一次放射器の別の例の正面図及び中央
横断面図である。
【符号の説明】
26 一次放射器 26a 26b 一次放射器部 32a 32b 円形導波管部 34a 34b ホーン部 36a 36b 半円部 38a 38b 半楕円部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 13/02 H01Q 19/17 H01Q 25/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2基の静止衛星からのビームを受信する
    2つの一次放射器のうち少なくとも一方であって、 円形導波管と、この円形導波管の先端部に設けられたホ
    ーン部とを有し、 このホーン部の開口形状が、予め定めた直径を有する半
    円部と、前記直径に一致する長軸径を有する半楕円部と
    を、前記半円部の中心と前記半楕円部の中心とを一致さ
    せて、一体とした形状である2ビーム用一次放射器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2つの一次放射器の他方
    も、前記円形導波管と前記ホーン部とを有し、双方のホ
    ーン部の前記半楕円部を隣接させて一体とされている2
    ビーム用一次放射器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の2ビーム用一次放射器に
    おいて、2つの前記ホーン部の開口の外周に、前記2つ
    のホーン部の開口の外周を共通に包囲するコルゲートを
    設けた2ビーム用一次放射器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の2ビーム用一次放射器に
    おいて、前記コルゲート溝内における前記両ホーン部の
    中間部に仕切手段を形成した2ビーム用一次放射器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載いずれかの一次放射
    器と、この放射器で受信した信号を周波数変換する周波
    数変換部とが、一体に形成されている給電装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4いずれか記載の2ビーム
    用一次放射器または請求項5記載の給電装置を備えた衛
    星信号受信用アンテナ。
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JP2007180992A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Sharp Corp 2衛星受信用フィードホーン、衛星放送受信用コンバータ、およびアンテナ

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