JP3534488B2 - ファイル及びディレクトリ管理装置 - Google Patents
ファイル及びディレクトリ管理装置Info
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Description
トリ管理装置に関し、特に情報機器等でファイルを階層
的に管理するための装置に関する。
ロッピーディスクやハードディスク等の外部記憶装置に
格納する際には、情報をファイルという単位で格納する
ことが広く知られている。ファイルを管理する方法とし
て、ディレクトリを用いて階層的に管理する方法は、M
S−DOS、UNIXなどの多くのシステムで実用化さ
れている。ディレクトリによる階層管理は、日常生活に
おいて、地名を特定するために「日本国、大阪府、大阪
市、阿倍野区、長池町」のような表記を行なうことのメ
タファーであると考えられ、この場合「長池町」がファ
イルであり、「日本国、大阪府、大阪市、阿倍野区」が
ディレクトリであると考えることが出来る。
は多数あるが、以下のような点が特に重要である。
名を作成しても、それが異なるディレクトリにあれば識
別できる。これは、「長池町」が同じ「日本国」の「東
京都」に存在したとしても、両者の識別が可能であるこ
とに対応する。
に一覧性が良い。これは、日本中の地名をディレクトリ
(都道府県や市町村)なしに、識別可能な形で名前付け
することが不可能に近いこと、所望の地名を検索するこ
とが困難であることに対応する。
レクトリを操作する際に実行されるコマンドとして、 (1)新しいディレクトリを作成する操作 (2)ファイルを異なるディレクトリに移動する操作 の2つの操作が広く提供されていた。例えば、キャラク
タインタフェースのUNIXでは、(1)はmkdir コマ
ンド、(2)はmvコマンドとして提供されており、GU
I(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)の環境、
例えば米国アップル社のマッキントッシュでは、マウス
を用いて新しいディレクトリを作成するメニューと、マ
ウスによるファイルの選択、移動の操作とが提供されて
いる。なお、マッキントッシュの場合には、ディレクト
リと同じ概念を「フォルダ」と表現しているが、本明細
書の以下の説明においては、簡単のため「ディレクト
リ」に用語を統一して説明する。
とめて一つのファイルにする操作をtar コマンドとして
提供しているが、これは物理的に一つのファイルにする
ため、まとめられたファイルを再び操作する場合には、
再度tar コマンドを用いて、元の状態に復元する操作が
必要である。
理方法では、あるディレクトリ内にファイルの数が多く
なると、一覧性が悪くなったり、相互関連の度合がわか
りにくくなることがある。これは、キャラクタインタフ
ェースでは、ファイル名一覧が一画面に全て表示できな
る場合であり、ウィンドウを用いたGUIでは、すべて
のファイルが同一ウィンドウ内に表示できなくなったり
するような場合である。
ィレクトリを作成し、相互に関連が深いと思われるファ
イルのみを新規に作成したディレクトリに移動するとい
う操作により、一覧性を向上させ、相互関連の度合をわ
かりやすくする。
る操作だけを用いて、この作業を行なう場合には、以下
の2つの操作を必要とする。
トリに移動する操作 この作業の問題点として、 (ア)新しいディレクトリを作成する際には、ディレク
トリの名前をつける必要がある。このディレクトリの名
前としては、相互に関連が深いと思われるファイル群か
ら類推される名前をつけることが一般的であるが、「ど
のファイル群を移動するか」を選択する操作を行なう前
に、ディレクトリの名称をつける必要があり、名前付け
に困難を生じたり、ファイル群を移動した後で、そのデ
ィレクトリにふさわしくない名前をつけてしまったこと
に気づき、名前の修正を強いられることがある。
のようなGUI環境の場合には、新規のディレクトリを
作る際には「名称未設定」という仮の名前で作成され
る。この場合、「名称未設定」を適切な名前に変更する
操作は、必要なファイル群を移動させてから行なえば良
いので、前述の(ア)の問題は生じない。ただし、すべ
てのファイルが同一ウィンドウに表示できなくなったり
するような場合に、必要なファイル群を全て選択し、作
成したディレクトリに移動する操作を一度に行なうのが
困難である。
ながら、ディレクトリ“patent”直下のファイル“aaa.
doc”、“bbb.doc”、“ccc.doc”、“ddd.doc”、“ee
e.doc”、“fff.doc”、“ggg.doc”、“hhh.doc”、
“iii.doc”、“jjj.doc”、“kkk.doc”をディレクト
リ「名称未設定」に移動する場合を例として説明する。
選択し、残りの“hhh.doc”から“kkk.doc ”を選択す
るために画面をスクロールした状態が図4である。この
状態では、これら選択したファイルの移動先である「名
称未設定」ディレクトリの表示が見えなくなり、これを
見える状態にする操作が更に必要になってくる。このよ
うな問題は、表示方法を変えることで困難の程度が変わ
ってくることもあるが、GUIでは本質的な問題であ
る。
例えばマイクロソフト社のウィンドウズにおけるファイ
ルマネージャでは、まとめるべきファイル群を選択後、
メニューから「移動」コマンドを選択すると、移動先デ
ィレクトリ名の入力が促される。ここで、「移動先」デ
ィレクトリとして既に存在するディレクトリを入力する
と、ファイル群はすべてそのディレクトリに移動する。
移動先ディレクトリとして存在しないディレクトリを入
力すると、新規にディレクトリを作成し、ファイル群は
すべてそのディレクトリに移動する。
まとめるという操作、及び一度まとめたファイルを元の
ように戻す操作の操作性を向上させた、ファイル及びデ
ィレクトリ管理装置を提供することを目的とする。
管理装置は、前述のtar コマンドのように、物理的に一
つにまとめる操作を提供するのではなく、一つのディレ
クトリの下に、通常のファイルと同様な形でまとめる操
作を提供し、通常のディレクトリ管理との一貫性を保つ
ことを特徴とする。
目的は、情報を格納しておくためのファイルとディレク
トリとを格納する格納手段と、利用者が前記ディレクト
リの構成の変更についての指示を入力するための入力手
段と、入力された前記指示に応じて前記構成を変更する
ファイル管理手段とを備えたファイル及びディレクトリ
管理装置であって、前記ファイル管理手段は、前記入力
手段により前記格納手段に格納された複数のファイルを
新たなディレクトリにまとめる指示が入力された際に該
複数のファイルのファイル名の共通部分を抽出する手段
と、抽出された共通部分の名前を有するディレクトリを
作成する手段と、前記複数のファイルを作成された前記
ディレクトリに移動する手段とを含んでいることを特徴
とする請求項1に記載のファイル及びディレクトリ管理
装置によって達成される。
イル管理手段は、前記入力手段により特定のディレクト
リを分解する指示が入力された際に前記特定のディレク
トリに含まれる全てのファイルを親ディレクトリに移動
する手段と、前記移動の後に前記特定のディレクトリを
消去する手段とを更に含んでいることを特徴とする請求
項2に記載のファイル及びディレクトリ管理装置によっ
て達成される。
手段により指示が入力される際及び前記ファイル管理手
段による変更が終了した際に前記構成を表示する表示手
段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載のファ
イル及びディレクトリ管理装置によって達成される。
する手段は最長一致法を再帰的に行なうことを特徴とす
る請求項4に記載のファイル及びディレクトリ管理装置
によって達成される。
レクトリを作成する手段は、前記抽出する手段が共通部
分を抽出することが出来なかった際にディレクトリ名を
利用者に入力させる指示を前記表示手段に表示し、入力
された名前のディレクトリを作成することを特徴とする
請求項5に記載のファイル及びディレクトリ管理装置に
よって達成される。
レクトリを作成する手段は、前記抽出する手段によって
抽出された共通部分をディレクトリ名にすることを利用
者に確認又は修正させる表示を表示手段に表示し、入力
された確認又は修正の指示に応じてディレクトリを作成
することを特徴とする請求項6に記載のファイル及びデ
ィレクトリ管理装置によって達成される。
理装置においては、入力手段により利用者が格納手段に
格納された複数のファイルを新たなディレクトリにまと
める指示を入力した場合、共通部分を抽出する手段によ
り該当する複数のファイルのファイル名から共通する部
分が抽出され、ディレクトリを作成する手段により抽出
された共通部分の名前を有するディレクトリが新たに作
成され、移動する手段により該当するファイルが作成さ
れたディレクトリに移動される。これにより、同一ディ
レクトリ内に多数のファイルが混在して一覧性及び操作
性が悪化した場合等に、利用者が指定したファイルのみ
が、そのファイル名に関連した名前のディレクトリに自
動的に移動されて、ファイルの一覧性が向上され、相互
関連がわかりやすくなるようなディレクトリ構造にする
ことが容易となる。更に、新たに作成したディレクトリ
に利用者が該当するファイル名から類推しやすい名前を
付ける作業を、利用者の負担を無くし自動的に行うこと
が可能となる。
リ管理装置においては、入力手段により特定のディレク
トリを分解する指示を入力した場合、移動する手段によ
り指定されたディレクトリに含まれる全てのファイルが
親ファイルに移動され、消去する手段により指定された
ディレクトリが消去される。これにより、ディレクトリ
に含まれる全てのファイルの移動とディレクトリの消去
とが、ディレクトリを指定するだけで自動的に行われ
る。
リ管理装置においては、表示手段により入力手段から指
示を入力する際と、ファイル管理手段により指示された
変更が終了した際に、ディレクトリの構成が表示され
る。これにより、利用者は視覚的表示によりディレクト
リ構成の指示及び変更の終了を確認し、誤操作の防止が
可能となる。
リ管理装置においては、抽出する手段によりディレクト
リに含まれるファイル名から最長一致法が再帰的に行わ
れて作成されたディレクトリ名が抽出される。これによ
り、利用者が該当するファイル名から類推しやすい名前
を適切に抽出することが可能となる。
リ管理装置においては、ディレクトリを作成する手段に
より抽出する手段が指定されたファイル名から共通部分
を抽出できなかった場合、表示手段に新たに作成するデ
ィレクトリ名を入力するよう指示するよう表示される。
これにより、利用者は指定したファイル名に共通部分が
ないことを知り得、その際にディレクトリ名を指示によ
り適切な名前とすることができる。
リ管理装置においては、ディレクトリを作成する手段に
より抽出する手段が抽出したファイル名が表示手段に表
示され、利用者は必要に応じて確認または修正の指示を
入力し得る。これにより、利用者は指定したファイル名
を確認し、抽出されたファイル名が好ましくない際には
適切な名前に修正することができる。
理装置の第1の実施例を図を参照しながら説明する。
納しておくためのファイル及びディレクトリ格納部10
と、ファイルやディレクトリの構成を変更するファイル
管理部20と、ファイル及びディレクトリの内容を表示
する表示部30と、利用者がファイルやディレクトリの
構成の変更を指示するためのマウスやキーボードからな
る入力操作部40とから構成されている。更に、ファイ
ル管理部20は、CPU21、XRAM22、及びXR
OM23とから構成されており、入力操作部40から複
数のファイルをまとめる指示があった場合に、該複数フ
ァイル名の共通部分を抽出する手段、抽出した名称のデ
ィレクトリを作成する手段、及びファイル格納部10に
ある前記複数のファイルを作成したディレクトリに移動
する手段を含んでいる。
作部40のインタフェースとしてキュラクタインタフェ
ースを有しており、コンベンショナルなUNIXのキャ
ラクタインタフェースを例に挙げて、本実施例の動作を
説明する。
(b)の状態への変更のように、ディレクトリ“doc ”
の下にある、ファイル“a.jpn”、“b.jpn”、及び“c.
jpn”と、“a.eng、“b.eng 、及び“c.eng をそれぞれ
グループ化する場合の動作について説明する。
うなフォーマットのコマンドを用意する。
るファイル名(複数指定可能)である。UNIXのシェ
ルの場合にはワイルドカードを用いて、 grdir *.jpn と指示することも可能である。
図5のフローチャートに示すような処理手順によって所
望の操作を提供する。最初に変数M及びNの初期化を行
い(S51)、新しく作るディレクトリ名(D)を後で
述べる最長一致法の繰り返しで求める(S52)。求め
たディレクトリ名Dが空であるかどうか検査し(S5
3)、求めたディレクトリ名が既に存在しているかどう
か検査する(S54)。求めたディレクトリ名が空であ
ったり、既に存在している場合には、失敗を報告して
(S59)終了する。
在もしていない場合には、ディレクトリを作成し(S5
5)、MとNが等しいか検査し(S56)、等しい場合
には指定された全てのファイルの移動が終了したと判断
して終了する。MとNが等しくない場合にはN番目に指
定されたファイルをディレクトリDに移動し(S5
7)、Nをインクリメントして(S58)再度S56へ
戻る。
返しによる共通文字列の抽出の方法を説明するための図
である。この例は、文字列“fabcghideklm”と、“lkab
cmdeoh”を与えた場合の抽出例であり、以下のように行
われる。
h”で最も長く一致する部分文字列を検索し、“abc ”
の3文字を得る。この“abc ”を除いた前半である
“f”と“lk”、後半である“ghideklm”と“mdeoh ”
に対して同じ操作を行なう。
部分文字列がないので終了。
し、もっとも長く一致する部分文字列を検索し、“de”
の2文字を得る。この“de”を除いた前半である“ghi
”と“m”、後半である“klm ”と“oh”に対して同
じ操作を行なう。
る部分文字列がないので終了。
る部分文字列がないので終了。
げて、最終的な共通文字列“abcde ”を得る。
は、上述の方法で、まず2つの文字列の共通文字列を取
りだし、取り出された共通文字列と、残る文字列との共
通部分を順に取りだしていけば良い。例えば、“fabcgh
ideklm”と、“lkabcmdeoh”と“fbcje ”であれば、
“fabcghideklm”と、“lkabcmdeoh”の共通部分である
“abcde ”と“fbcje ”の共通部分“bce ”が共通文字
列となる。
致法の繰り返しを例に挙げたが、単純に最も長く一致す
る部分を新しいディレクトリ名としてもよい。
クトリ名で作成するのではなく、作成前に利用者に得ら
れたディレクトリ名でよいかを確認する手順を加えても
よい。この応用として、図5のS59において、利用者
にディレクトリ名を入力させる操作を加えてもよい。
管理装置の第2の実施例を図を参照しながら説明する。
構成と同様であり、表示部30及び入力操作部40のイ
ンタフェースとしてGUI環境を有している。
説明する。
である。本実施例が提供する操作においては、最初に変
数M及びNの初期化を行い(S71)、新しく作るディ
レクトリ名の入力を要求し、入力された名前のディレク
トリを作成する(S72)。MとNが等しいか検査し
(S73)、等しい場合には指定された全てのファイル
の移動が終了したと判断して終了する。MとNが等しく
ない場合にはN番目に指定されたファイルを作成したデ
ィレクトリに移動し(S74)、Nをインクリメントし
て(S75)再度S73へ戻る。
り、アップル社のマッキントッシュと同様、一つのディ
レクトリを一つのウィンドウに表示させている。この例
では、“doc ”というディレクトリに“a.jpn”、“a.e
ng”、“b.jpn”、“b.eng”、“c.jpn”、“e.eng”と
いうファイルがある状態を示している。
るべき“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”を選択した状
態を図11に示す。一般にGUIでは、これらを選択す
るのにマウスを用いる。この状態で、メニューより「新
規ディレクトリ作成」を選択することにより、これらを
まとめて一つのディレクトリを作る操作を行なう。
択した直後に、ディレクトリ名を確認するウィンドウを
表示した例を示す図である。利用者は、ここで、先ほど
選択した“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”を見なが
ら、この状態で、“japanese”という名前に修正するこ
とが出来る。ただし、第1の実施例で述べたように、こ
の表示を省略することも可能である。
入力された後、このディレクトリを作成し、“a.jp
n”、“b.jpn”、“c.jpn”を“japanese”ディレクト
リに移動した後の表示例を示す図である。なお、別の表
示例として、“japanese”というディレクトリが作成さ
れ、その中に“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”という
ファイルが確かに移動したことをわかりやすくするため
に、図14のように、新規に作成されたディレクトリを
別のウィンドウに表示してもよい。
管理装置の第3の実施例を図を参照しながら説明する。
構成と同様であり、表示部30及び入力操作部40のイ
ンタフェースとしてGUI環境を有している。
ながら説明する。
の実施例と同じであるので省略する。
すように、マイクロソフト社のウィンドウズのファイル
マネージャと同様、ディレクトリ構成とファイル一覧を
隣接して表示する。図15に示す表示例は、“\user\
imai\doc ”というディレクトリに“a.jpn”、“a.en
g”、“b.jpn”、“b.eng”、“c.jpn”、“c.eng”と
いうファイルがある状態を示している。
リにまとめるべき“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”を
選択した状態の表示例を図16に示す。この状態で、メ
ニューより「新規ディレクトリ作成」を選択することに
より、これらをまとめて一つのディレクトリを新たに作
成する操作を行なう。
の「新規ディレクトリ作成」を選択し、先ほど選択した
“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”から、最長一致法の
繰り返しにより“.jpn”というディレクトリ名が求めら
れる。
し、“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”を“.jpn”ディ
レクトリに移動した後の表示例である。なお、別の表示
例として、“.jpn”というディレクトリが作成され、そ
の中に“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”というファイ
ルが確かに移動したことをわかりやすくするために図1
8のように、新規に作成されたディレクトリを基準に表
示してもよい。
管理装置の第4の実施例を図を参照しながら説明する。
構成と同様であり、表示部30及び入力操作部40のイ
ンタフェースとしてGUI環境を有している。
ながら説明する。
の実施例と同じであるので省略する。
すように、ネクスト社のワークステーションのファイル
ビューワと同様、複数のディレクトリ構成とファイル一
覧を隣接して表示する。図19は、“\user\imai\do
c ”というディレクトリに“a.jpn”、“a.eng”、“b.
jpn”、“b.eng”、“c.jpn”、“c.eng”というファイ
ルがある状態の表示例を示している。
るべき“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”を選択した状
態の表示例を図20に示す。この状態で、メニューより
「新規ディレクトリ作成」を選択することにより、これ
らをまとめて一つのディレクトリを新たに作成する操作
を行なう。
「新規ディレクトリ作成」を選択し、先ほど選択した
“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”から、最長一致法の
繰り返しにより“.jpn”というディレクトリ名が付けら
れる。
し、“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”を“.jpn”ディ
レクトリに移動した後の表示例である。なお、別の表示
例として、“japanese”というディレクトリが作成さ
れ、その中に“a.jpn”、“b.jpn”、“c.jpn”という
ファイルが確かに移動したことをわかりやくするため
に、図22のように、新規に作成されたディレクトリを
基準に表示してもよい。
管理装置の第5の実施例を図を参照しながら説明する。
構成と同様であり、ディレクトリにまとめていたファイ
ル群を、元に戻す機能を有している。これはすなわち、
前述の第1から第4の実施例において、ディレクトリに
まとめていたファイル群を、利用者がまとめる必要がな
いと判断した時に行なう操作に対応する。
ながら説明する。
す操作手順を示すフローチャートである。
複により、ディレクトリ内のファイルをすべて親ディレ
クトリに移すことが出来ない場合がある。このような現
象を検出するために、「重複」フラグを用いる。
1)、Nが0であるか検査する(S82)。Nが0でな
い場合にはファイル名の重複を検査し(S83、S8
4)、同じファイル名が存在しない場合にはファイルを
親ディレクトリに移動し(S85)、同じファイル名が
存在した場合は移動を行なわず重複フラグをセットし
(S87)、Nをインクリメントし(S86)、再度S
82へ戻る。Nが0である場合には重複フラグを検査し
(S88)、重複がなければディレクトリを消去し(S
90)、重複があった場合はディレクトリが消去できな
かった旨を表示する(S89)。
その都度異なる名前の入力を促す方法も考えられる。こ
の場合のフローチャートを図9に示す。この方法では、
S87の代わりにS96で、利用者に異なるファイル名
の入力を要求し、名称を変更する。また、S92でNが
0であった場合には処理を終了する点が図8のフローチ
ャートとは異なっている。
は、まとめられる対象として、ファイルだけを例に挙げ
て説明を行なったが、図23に示す(a)の状態から
(b)の状態へ変更する操作のように、まとめる対象に
ディレクトリを含む場合であっても同様に実施できるこ
とはもちろんである。
トリ管理装置によれば、同一ディレクトリ内に多数のフ
ァイルが混在して一覧性及び操作性が悪化した場合等
に、利用者が指定したファイルのみが、そのファイル名
に関連した名前のディレクトリに自動的に移動されて、
ファイルの一覧性が向上され、相互関連がわかりやすく
なるようなディレクトリ構造にすることが容易となる。
更に、新たに作成したディレクトリに利用者が該当する
ファイル名から類推しやすい名前を付ける作業を、利用
者の負担を無くし自動的に行うことが可能となる。
リ管理装置によれば、ディレクトリに含まれる全てのフ
ァイルの移動とディレクトリの消去とが、ディレクトリ
を指定するだけで自動的に行われる。
リ管理装置によれば、利用者は視覚的表示によりディレ
クトリ構成の指示及び変更の終了を確認し、誤操作の防
止が可能となる。
リ管理装置によれば、利用者が該当するファイル名から
類推しやすい名前を適切に抽出することが可能となる。
リ管理装置によれば、利用者は指定したファイル名に共
通部分がないことを知り得、その際にディレクトリ名を
指示により適切な名前とすることができる。
リ管理装置によれば、利用者は指定したファイル名を確
認し、抽出されたファイル名が好ましくない際には適切
な名前に修正することができる。
明する図である。
図である。
図である。
ートである。
る。
ローチャートである。
ートである。
ローチャートである。
ァイルの表示例を示す図である。
表示を示す図である。
力する表示を示す図である。
示す図である。
イルの表示例を示す図である。
表示を示す図である。
示す図である。
イルの表示例を示す図である。
表示を示す図である。
示す図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 情報を格納しておくためのファイルとデ
ィレクトリとを格納する格納手段と、利用者が前記ディ
レクトリの構成の変更についての指示を入力するための
入力手段と、入力された前記指示に応じて前記構成を変
更するファイル管理手段とを備えたファイル及びディレ
クトリ管理装置であって、 前記ファイル管理手段は、前記入力手段により前記格納
手段に格納された複数のファイルを新たなディレクトリ
にまとめる指示が入力された際に該複数のファイルのフ
ァイル名の共通部分を抽出する手段と、抽出された共通
部分の名前を有するディレクトリを作成する手段と、前
記複数のファイルを作成された前記ディレクトリに移動
する手段とを含んでいることを特徴とするファイル及び
ディレクトリ管理装置。 - 【請求項2】 前記ファイル管理手段は、前記入力手段
により特定のディレクトリを分解する指示が入力された
際に前記特定のディレクトリに含まれる全てのファイル
を親ディレクトリに移動する手段と、前記移動の後に前
記特定のディレクトリを消去する手段とを更に含んでい
ることを特徴とする請求項1に記載のファイル及びディ
レクトリ管理装置。 - 【請求項3】 前記入力手段により指示が入力される際
及び前記ファイル管理手段による変更が終了した際に前
記構成を表示する表示手段を更に備えることを特徴とす
る請求項1又は2に記載のファイル及びディレクトリ管
理装置。 - 【請求項4】 前記抽出する手段は最長一致法を再帰的
に行なうことを特徴とする請求項1から3のいずれか1
項に記載のファイル及びディレクトリ管理装置。 - 【請求項5】 前記ディレクトリを作成する手段は、前
記抽出する手段が共通部分を抽出することが出来なかっ
た際にディレクトリ名を利用者に入力させる指示を前記
表示手段に表示し、入力された名前のディレクトリを作
成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項
に記載のファイル及びディレクトリ管理装置。 - 【請求項6】 前記ディレクトリを作成する手段は、前
記抽出する手段によって抽出された共通部分をディレク
トリ名にすることを利用者に確認又は修正させる表示を
表示手段に表示し、入力された確認又は修正の指示に応
じてディレクトリを作成することを特徴とする請求項1
から4のいずれか1項に記載のファイル及びディレクト
リ管理装置。
Priority Applications (1)
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1995
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スマートなパソコン操縦法 便利なユーティリティーで仕事のスピードアップ,日経MAC,日本,1994年 2月17日,第11号,pp.124−129 |
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Publication number | Publication date |
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