JP3533840B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JP3533840B2
JP3533840B2 JP21878896A JP21878896A JP3533840B2 JP 3533840 B2 JP3533840 B2 JP 3533840B2 JP 21878896 A JP21878896 A JP 21878896A JP 21878896 A JP21878896 A JP 21878896A JP 3533840 B2 JP3533840 B2 JP 3533840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manual
paper
recording paper
recording
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21878896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1063145A (ja
Inventor
弘康 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP21878896A priority Critical patent/JP3533840B2/ja
Publication of JPH1063145A publication Critical patent/JPH1063145A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3533840B2 publication Critical patent/JP3533840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、メモリに蓄積され
た画データのプリント動作中にそのプリント動作を中断
して割り込みコピー動作を行うことが可能な画像記録装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、この種の画像記録装置、例えば
複写機の操作パネル上には専用の割り込みキーが設けら
れており、割り込みキーを押下操作することによって割
り込みコピー動作が開始されるようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】複写機の操作性を向上
させるためには、操作パネル上の操作キーの数を極力少
なくして、その操作パネルをシンプルな構成にする必要
がある。このため、頻繁に用いられることが少ない割り
込みキーを操作パネル上に設けることは好ましくなく、
出来れば割り込みコピーを割り込みキー無しで実行可能
とすることが望まれていた。 【0004】本発明の目的は、割り込みコピーを割り込
みキー無しで行い得る画像記録装置を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、メモリに蓄積
された画データのプリント動作中にそのプリント動作を
中断して割り込みコピー動作を行うことが可能な画像記
録装置において、プリント動作を行う記録部に対して記
録紙を手差し供給するための手差し給紙部と、前記手差
し給紙部をプリント時における記録紙の供給源として設
定する手差し設定手段と、前記手差し給紙部に対する記
録紙の有無を検出する検出手段と、前記手差し設定手段
による設定に基づき割り込みコピー動作を行わせる制御
手段とを設け、前記制御手段は、前記検出手段によって
記録紙が無いと判断された場合には前記手差し給紙部に
記録紙のセットを促すように、装置の動作状態等の各種
情報を表示する表示部にメッセージを表示させることを
特徴とする。 【0006】また、前記記録紙の供給源は、手差し給紙
部と、記録紙を収容した給紙カセットとを含み、前記手
差し設定手段は、記録紙の供給源を選択するための選択
手段を含み、該選択手段によって記録紙の供給源として
手差し給紙部が選択され且つ、手差し給紙部に記録紙が
セットされたときに、該手差し給紙部をプリント時にお
ける記録紙の供給源として設定する。 【0007】さらに、前記手差し設定手段によって手差
し供給部がプリント時における記録紙の供給源として設
定されたとき、前記制御手段は、現在プリント途中の1
枚の記録紙に対するプリント動作が終了してから割り込
みコピー動作を開始させる。 【0008】従って、請求項1に記載の発明によれば、
手差し給紙部がプリント時における記録紙の供給源とし
て設定されると、割り込みコピー動作が開始される。こ
のため、専用の割り込みキーが不要である。 【0009】また、記録紙の供給源として手差し給紙部
が選択され且つ、手差し給紙部に記録紙が供給される
と、割り込みコピー動作が開始される。 【0010】さらに前記手差し設定手段によって手差
し供給部がプリント時における記録紙の供給源として設
定されたとき、現在の1枚分のプリント動作が確実に終
了した後、割り込みコピーが円滑に行われる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施
形態はコピー・ファクシミリ複合機に具体化したもので
ある。 【0012】まず、本実施形態の複合機の回路構成図に
ついて、図1を用いて説明する。CPU1は、バス11
を介して装置本体Tの各部を制御する。ROM(Read O
nly Memory)6は、装置本体Tの動作に必要なソフトウ
ェアを記憶している。RAM(Random Access Memory)
7は、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータ
を記憶する。本実施形態では、CPU1、ROM6、R
AM7により制御手段が構成されている。 【0013】読取部2は、原稿上の画像を読み取って、
白黒2値のイメージデータを出力する。記録部3は、電
子写真方式のプリンタよりなり、受信画データや読取部
2で読み取られた画データを記録紙(カット紙)上にプ
リントする。 【0014】LCD(Liquid Crystal Display)等より
なる表示部4は、装置の動作状態等の各種情報の表示を
行う。操作部5は、ファクシミリ番号等を入力するため
のテンキー、コピー/通信キー5a、選択キー5b、ス
タートキー5c等の各種操作キーを備えている。コピー
/通信キー5aは、コピーモードを実行させるか、ファ
クシミリ通信モードを実行させるかを選択するためのも
のである。選択手段としての選択キー5bは、プリント
時における記録紙の供給源(詳しくは後述する)を選択
するためのものである。スタートキー5cは、コピー動
作やファクシミリ通信動作を開始させるためのものであ
る。 【0015】画像メモリ8は、受信画データや読取部2
で読み取られた画データを一時的に記憶する。モデム9
は、送受信データの変調及び復調を行うものである。N
CU(Network Control Unit)10は、電話回線L1の
閉結及び開放を行うとともに、相手先のファックス番号
に対応したダイヤルパルスの送出及び着信を検出する機
能等を備えている。 【0016】検出手段としての用紙センサ55は、後述
する手差しトレイ53上のカット紙39の有無を検出し
て、検出信号をCPU1に出力する。次に、本実施形態
の機械的構成について、図2を用いて説明する。 【0017】装置本体Tには原稿給送部22と、原稿載
置部23と、読取部2と、カット紙供給部25と、記録
部3と、カット紙排出部27とが装設されている。前記
原稿給送部22は、原稿28を載置する原稿台29と、
原稿28を1枚ずつ分離供給する分離部30と、分離さ
れた原稿28を給送する複数の給送ローラ31と、上面
を原稿28が通過する透光板32と、排出された原稿2
8をストックする原稿排出台33とを備えている。 【0018】前記原稿載置部23は、上面に原稿28を
載置するための透明な原稿載置板34を備えている。前
記原稿台29と原稿排出台33とは、上下2段の一体物
として構成され、原稿載置板34に対して開閉回動可能
に設けられている。そして、原稿排出台33は、原稿載
置板34上に載置された原稿を押さえるための押さえ板
としても機能する。 【0019】前記読取部2は、透光板32上を通過する
原稿28または原稿載置板34上に載置された原稿28
に光を照射する光源35と、原稿28からの反射光の光
路を変更する第1〜第3ミラー36a〜36cと、光を
集束させる集光レンズ37と、集光レンズ37を通して
入射された光に基づき原稿28上の画像を読み取る撮像
素子(CCD)38とを備えている。 【0020】光源35及び第1ミラー36aは、原稿載
置板34の下面に沿って一体移動可能である。第2及び
第3ミラー36b、36cは、光源35及び第1ミラー
36aの半分の速度で原稿載置板34の下面に沿って一
体移動可能である。原稿給送部22で給送される原稿2
8を読み取る場合には、光源35及び第1ミラー36a
が透光板32の直下に停止配置されるとともに、第2及
び第3ミラー36b、36cが光源35及び第1ミラー
36aの左側に隣接して停止配置される。一方、原稿載
置部23に載置された原稿28を読み取る場合には、光
源35及び第1ミラー36aが原稿載置板34の下面に
沿って移動されるとともに、第2及び第3ミラー36
b,36cが光源35及び第1ミラー36aと同方向へ
それらの半分の速度で移動される。 【0021】前記カット紙供給部25は、所定サイズの
カット紙39を積層状態で収容した複数(本実施形態で
は2つ)の給紙カセット40と、各給紙カセット40内
のカット紙39を1枚ずつ記録部3に向けて給送する給
紙ローラ41と、カット紙39の給送を案内するガイド
板42とを備えている。各給紙カセット40内には、そ
れぞれ互いに異なるサイズのカット紙39が収容されて
いる。各カセット内のカット紙39のサイズは、図示し
ない検知手段により検知されてCPU1に報知されるよ
うになっている。さらに、カット紙供給部25は、カッ
ト紙39を載置するための手差し給紙部としての手差し
トレイ53と、同トレイ53上のカット紙39を1枚ず
つ分離して、ガイド板42間の用紙搬送経路中に供給す
る分離部54と、前記用紙センサ55とを備えている。 【0022】手差しトレイ53は、装置本体Tの側面に
おいて、図2に2点鎖線で示す未使用位置と、実線で示
す使用位置との間で回動可能に設けられている。給紙カ
セット40及び手差しトレイ53は、それぞれ記録紙
(カット紙39)の供給源を構成している。本実施形態
では、CPU1、ROM6、RAM7、選択キー5b、
用紙センサ55により手差し設定手段が構成されてい
る。 【0023】前記記録部3は、感光ドラム43と、感光
ドラム43の表面を所定電位に一様帯電させる帯電器4
4と、その感光ドラム43上に画像の静電潜像を形成す
る露光器45と、感光ドラム43上の静電潜像にトナー
を供給してその潜像を顕像化する現像器46とを備えて
いる。さらに、記録部3は、感光ドラム43に対してカ
ット紙39を給送する給送ローラ47と、トナー画像を
感光ドラム43上からカット紙39上に転写させる転写
器48と、カット紙39上のトナー画像を加熱定着させ
る加熱定着器49とを備えている。 【0024】前記カット紙排出部27は、記録済みのカ
ット紙39を排出する排紙ローラ50と、カット紙39
の排出を案内するガイド板51と、排出されたカット紙
39をストックする排紙トレイ52とを備えている。 【0025】図3に示すように、装置本体Tの外面には
操作パネルPが設けられ、この操作パネルP上に前記表
示部4及び操作部5が配置されている。図3は、操作パ
ネルP上に設けられた選択キー5bを示すものである。
選択キー5bの上側には、「手差し」、「自動」という
表示や各用紙サイズを示す表示に対応してLED56が
配置されている。そして、選択キー5bを押下操作する
毎に「手差し」、各カセット内のカット紙39のサイズ
及び「自動」に対応するLED56のうち1つが順次点
灯されるようになっている。例えば、上段の給紙カセッ
ト40に「A4」、下段の給紙カセット40に「B5」
のカット紙39が収容されているとする。この場合、
「A4」の表示に対応するLED56を点灯させれば、
記録紙の供給源として上段の給紙カセット40が選択さ
れたことになる。また、「手差し」の表示に対応するL
ED56を点灯させれば記録紙の供給源として手差しト
レイ53が選択されたことになる。なお、「自動」は、
読取原稿サイズ等に応じて、プリント時に使用する給紙
カセット40を自動選択するモードである。 【0026】次に、本実施形態のコピー・ファクシミリ
複合機の動作について、図4〜図6に示すフローチャー
トに基づいて説明する。なお、このフローチャートは、
ROM6に記憶されているソフトウェアに基づき、CP
U1の制御のもとに進行する。また、このフローチャー
トでは、コピー動作に関しては、原稿載置板34上に載
置された原稿28を読み取った場合の動作が示されてい
る。 【0027】図4に示すように、先ず、コピー/通信キ
ー5aによりコピーモードが選択されたか否かが判断さ
れる(S1)。コピーモードが選択された場合には、利
用者による操作部5の選択キー5bの操作に基づき、コ
ピーに使用するカット紙のサイズが設定される(S
2)。なお、この選択キー5bの操作は必要に応じて行
われるものであり、選択キー5bの操作がなければ、
「自動」モードに設定される。また、このとき必要に応
じてコピー枚数、コピー倍率を操作部5のキー操作によ
って設定しても良い。コピー枚数、コピー倍率の設定が
なければ、初期値として、枚数は「1」に、倍率は「等
倍(100%)」に設定される。 【0028】続いて、利用者によりスタートキー5cが
ONされると(S3)、原稿載置板34上に載置された
原稿28の読み取りが行われるとともに、その読取画デ
ータが画像メモリ8に記憶される(S4)。そして、そ
の画像メモリ8内の読取画データに基づき1枚分のプリ
ント(コピー)が行われる(S5)。即ち、一方の給紙
カセット40内から1枚のカット紙39が記録部3に向
けて給送され、そのカット紙39上に前記読取画データ
がプリントされる。 【0029】1枚分のコピーが終了すると、図5のS6
に移行して、残りコピー枚数が「0」になったか否かが
判断される。「0」になっていない場合には、先のコピ
ー動作中に選択キー5bにより「手差し」が選択された
か否かが判断される(S7)。選択キー5bが「手差
し」が選択されていない場合には、現在のコピー動作を
続行すべく、図4のS5に戻って、読取画データの1枚
分のコピーが再度行われる。また、選択キー5bにより
「手差し」が選択されている場合には、現在のコピー動
作を中断して割り込みコピー動作を開始すべく、S16
に移行する。 【0030】一方、前記S6において、残りコピー枚数
が「0」になった場合には、前記S5における1枚分の
コピーの終了から所定時間経過したか否かが判断される
(S8)。なお、このとき、画像メモリ8内の読取画デ
ータは不要データとして消去される。所定時間が経過し
た場合には、前記S2の設定に基づくコピー動作が完了
したと判断されて、このフローチャートが終了される。 【0031】一方、所定時間が経過する前にスタートキ
ー5cがONされた場合には(S9)、前記S2の設定
に基づくコピー動作が再度行われると判断されて、S4
に戻る。そして、原稿載置板34上に載置された次の原
稿28の読み取りに基づくコピー動作が行われる。 【0032】また、所定時間が経過する前に選択キー5
bにより「手差し」が選択された場合には(S10)、
割り込みコピー動作を開始すべく、S16に移行する。
一方、図4の前記S1において、コピー/通信キー5a
によりファクシミリ通信モードが選択された状態で、フ
ァクシミリ受信が開始されると、その受信の終了が待た
れる(S11,S12)。なお、受信された画データは
画像メモリ8に記憶される。ファクシミリ受信が終了す
ると、画像メモリ8内の受信画データが1ページ分読み
出されて、その読み出された1ページ分の画データに基
づきプリントが行われる(S13)。即ち、受信原稿の
サイズに応じた用紙サイズのカット紙39を収容した給
紙カセット40内から1枚のカット紙39が記録部3に
向けて給送され、そのカット紙39上に受信画データが
プリントされる。 【0033】1枚分のプリントが終了すると、画像メモ
リ8内の受信画データの印字がすべて終了したか否かが
判断される(S14)。印字終了である場合は、このフ
ローチャートが終了される。なお、このとき、画像メモ
リ8内の受信画データは不要データとして消去される。 【0034】一方、前記S14において、印字終了でな
い場合は、つまり画像メモリ8内に未プリントの受信画
データがある場合には、先のプリント動作中に選択キー
5bにより「手差し」が選択されたか否かが判断される
(S15)。「手差し」が選択されていない場合には、
現在のプリント動作を続行すべく、前記S13に戻っ
て、次ページの受信画データのプリントが行われる。ま
た、選択キー5bにより「手差し」が選択されている場
合には、現在のプリント動作を中断して割り込みコピー
動作を開始すべく、図5のS16に移行する。 【0035】そして、図4のS15或いは図5のS7,
S10からS16に移行すると、必要に応じて、コピー
枚数、コピー倍率が利用者による操作部5のキー操作に
基づき設定される。その後、利用者によりスタートキー
5cがONされると(S17)、図6のS18に移行す
る。 【0036】図6のS18においては、原稿載置板34
上に載置された原稿28の読み取りが行われるととも
に、その読取画データが画像メモリ8に記憶される(S
18)。次に、手差しトレイ53に設けられた用紙セン
サ55によりカット紙39の有無が判断される(S1
9)。カット紙39が手差しトレイ53にない場合は、
表示部4にカット紙39のセットを促すメッセージ(例
えば、「手差しトレイに用紙をセットしてくださ
い。」)が表示され(S20)、カット紙39がセット
されるのが待たれる。カット紙39がある場合は、手差
しトレイ53がプリント時におけるカット紙39の供給
源として設定され、ジャム(紙詰まり)の有無が判断さ
れる(S21)。ジャムがある場合は、表示部4にメッ
セージ(例えば、紙詰まりです。)が表示され(S2
2)、ジャムが解除されるのが待たれる。ジャムがない
場合は、手差しトレイ53にセットされたサイズのカッ
ト紙39が分離部54で1枚に分離されて1枚ずつ記録
部3に向けて給送され、そのカット紙39上に前記読取
画データがプリント(コピー)される(S23)。 【0037】1枚分のコピーが終了すると、残りコピー
枚数が「0」になったか否かが判断される(S24)。
「0」になっていない場合には、割り込みコピーを続行
すべく、前記S19に戻って、読取画データの1枚分の
コピーが再度行われる。 【0038】一方、前記S24において、残りコピー枚
数が「0」になった場合には、選択キー5bによる選択
が「手差し」の状態であるか否かが判断される(S2
5)。なお、このとき、画像メモリ8内の読取画データ
は不要データとして消去される。選択キー5bによる選
択が「手差し」の状態である場合は、必要に応じて次の
原稿28のコピー枚数の設定等が行われても良い。選択
キー5bによる選択が「手差し」の場合は、スタートキ
ー5cがONされたか否かが判断される(S26)。こ
こで、スタートキー5cがONされない場合にはS25
に戻り、ONされた場合には、割り込みコピー動作が再
度行われると判断されて、S18に戻る。なお、スター
トキー5cがONに先立って、必要に応じて次の原稿2
8のコピー枚数の設定等が行われても良い。そして、原
稿載置板34上に載置された次の原稿28が読み取ら
れ、その読取画データが手差しトレイ53から給紙され
たカット紙39上にコピーされる。 【0039】一方、前記S25において、選択キー5b
による選択が「手差し」以外、つまり割り込みコピーの
ための手差しトレイ53が選択される前の状態に戻され
た場合には、割り込みコピー動作が完了したと判断され
て、コピー/通信キー5aによりコピーモードが選択さ
れているか否かが判断される(S27)。コピーモード
が選択されている場合には、図5のS6に移行し、割り
込みコピー動作によって中断されていた通常コピー動作
が、割り込みコピー動作の開始前の状態から再開され
る。 【0040】また、コピー/通信キー5aによりコピー
モードが選択されていない場合、つまりファクシミリ通
信モードが選択されている場合には、割り込みコピー動
作によって中断されていた受信画データのプリント動作
を再開するべく、図4のS13に戻り、割り込みコピー
動作の開始前の状態から受信データのプリント動作が再
開される。 【0041】本実施形態では上記のような動作が行われ
るため、次のような効果を得ることができる。 (1)選択キー5bによりカット紙39の供給源として
手差しトレイ53が選択され且つ、手差しトレイ53に
カット紙39がセットされることに基づき、割り込みコ
ピーが行われる。このため、専用の割り込みキーを操作
部5に設けなくてもよく、操作パネルPをシンプルな構
成とすることができる。 【0042】なお、本実施形態は以下のように変更して
もよく、その場合でも少なくとも本実施形態と同様の作
用、効果を得ることができる。 (a)前記実施形態では、原稿載置板34上に載置され
た原稿28のコピーを行う場合について説明したが、原
稿給紙部22によって1枚ずつ自動的に繰り込まれる原
稿28のコピーを行う場合に応用してもよい。 【0043】(b)前記実施形態を、通信機能を有して
いない通常の複写機で具体化すること。 (c)選択キー5bによる選択に関係なく、用紙センサ
55により手差しトレイ53にカット紙39が検出され
たときに割り込みコピーを開始するように構成するこ
と。 【0044】(d)操作パネルPの表示部4をタッチパ
ネルにして選択キー5bの代用とすること。さらに、本
実施形態より把握される請求項以外の技術的思想につい
て、それらの効果とともに記載する。 【0045】(1)前記制御手段は、割り込みコピー動
作の開始に先立って紙詰まりの有無を判断し、紙詰まり
がない場合に割り込みコピーを開始させる請求項1に
載の画像記録装置。 【0046】このように構成すれば、割り込みコピー時
において、紙詰まりに起因したトラブルを未然に防止で
きる。 【0047】 【0048】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。り込みコピーを割り
込みキー無しで行うことができる。このため、操作パネ
ルの構成をシンプルにできて、操作性が向上される。
【図面の簡単な説明】 【図1】 一実施形態における複合機の回路構成図。 【図2】 一実施形態における複合機の断面図。 【図3】 一実施形態における複合機の操作パネルの一
部を示す平面図。 【図4】 一実施形態における複合機の動作を示すフロ
ーチャート。 【図5】 一実施形態における複合機の動作を示すフロ
ーチャート。 【図6】 一実施形態における複合機の動作を示すフロ
ーチャート。 【符号の説明】 1…制御手段、手差し設定手段を構成するCPU、3…
記録部、5b…手差し設定手段を構成する選択手段とし
ての選択キー、6…制御手段、手差し設定手段を構成す
るROM、7…制御手段、手差し設定手段を構成するR
AM、40…記録紙の供給源としての給紙カセット、5
3…記録紙の供給源及び手差し給紙部としての手差しト
レイ、55…手差し設定手段を構成する検出手段として
の用紙センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 メモリに蓄積された画データのプリント
    動作中にそのプリント動作を中断して割り込みコピー動
    作を行うことが可能な画像記録装置において、プリント
    動作を行う記録部に対して記録紙を手差し供給するため
    の手差し給紙部と、前記手差し給紙部をプリント時にお
    ける記録紙の供給源として設定する手差し設定手段と、
    前記手差し給紙部に対する記録紙の有無を検出する検出
    手段と、前記手差し設定手段による設定に基づき割り込
    みコピー動作を行わせる制御手段とを設け、前記制御手
    段は、前記検出手段によって記録紙が無いと判断された
    場合には前記手差し給紙部に記録紙のセットを促すよう
    に、装置の動作状態等の各種情報を表示する表示部にメ
    ッセージを表示させ 前記記録紙の供給源は、手差し給紙部と、記録紙を収容
    した給紙カセットとを含み、前記手差し設定手段は、記
    録紙の供給源を選択するための選択手段を含み、該選択
    手段によって記録紙の供給源として手差し給紙部が選択
    され且つ、手差し給紙部に記録紙がセットされたとき
    に、該手差し給紙部をプリント時における記録紙の供給
    源として設定し、 前記制御手段は、前記手差し設定手段によって手差し供
    給部がプリント時における記録紙の供給源として設定さ
    れたとき、現在プリント途中の1枚の記録紙に対するプ
    リント動作が終了してから割り込みコピー動作を開始さ
    ることを特徴とする画像記録装置。
JP21878896A 1996-08-20 1996-08-20 画像記録装置 Expired - Lifetime JP3533840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21878896A JP3533840B2 (ja) 1996-08-20 1996-08-20 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21878896A JP3533840B2 (ja) 1996-08-20 1996-08-20 画像記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1063145A JPH1063145A (ja) 1998-03-06
JP3533840B2 true JP3533840B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=16725393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21878896A Expired - Lifetime JP3533840B2 (ja) 1996-08-20 1996-08-20 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3533840B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1063145A (ja) 1998-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0866597B1 (en) Image scanning device
JP3596223B2 (ja) 複写機能付き通信端末装置
JP3684766B2 (ja) 通信機能付き記録装置
JPH1195504A (ja) 記録装置
JP3533840B2 (ja) 画像記録装置
WO1999015937A1 (fr) Appareil de formation d'images
JP3840775B2 (ja) 通信端末装置
JP3440709B2 (ja) 通信端末装置
JP3562201B2 (ja) 画像読取蓄積装置
JP3745513B2 (ja) 画像形成装置
JP3596222B2 (ja) 画像読取装置
JP3591204B2 (ja) 画像読取装置
JPH1063147A (ja) 画像記録装置
JPH1058751A (ja) 画像記録装置
JP3275815B2 (ja) 画像形成装置
JP3924886B2 (ja) 複写装置
JP3703931B2 (ja) 画像形成装置
JPH09110236A (ja) 画像形成装置
JPH05341604A (ja) 複写装置
JP2004145194A (ja) 記録装置
JP2002060089A (ja) 画像形成装置
JP2005062402A (ja) 画像形成装置,およびその制御プログラム
JPH10171309A (ja) 画像形成装置
JPS63256048A (ja) 像形成装置
JPH1169054A (ja) 複写機能付き通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9