JP3533814B2 - 水石鹸供給装置 - Google Patents

水石鹸供給装置

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JP3533814B2 JP05995296A JP5995296A JP3533814B2 JP 3533814 B2 JP3533814 B2 JP 3533814B2 JP 05995296 A JP05995296 A JP 05995296A JP 5995296 A JP5995296 A JP 5995296A JP 3533814 B2 JP3533814 B2 JP 3533814B2
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安秀 木村
一博 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水石鹸を吐出する
水石鹸供給装置10の複数組を配設することが可能な洗
面設備における水石鹸補給構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一個所の補給タンク70に水石鹸
を補給することで、複数組配設した水石鹸供給装置10
に水石鹸を分配して供給するようにした装置が、特公平
7−42388号で公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のは補給タンク70と水石鹸供給装置10の水石鹸タン
ク20との液面高さを同一に配置しなければならないた
め、 (1)補給タンク70と水石鹸タンク20とは水位が同
時に減っていくため、補給タンク70内が空になった場
合には設置されている全ての水石鹸タンク20も一斉に
空となる。
【0004】(2)タンクの液面高さを揃える必要があ
るため、施工時に高さ調節等が必要となるために煩雑な
作業となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】水石鹸を収容した補給タ
ンクと、この補給タンクから供給された水石鹸を吐出す
る水石鹸吐出口を備えた水石鹸供給装置において、水石
鹸の貯水位と同一高さに一端を開口した補給管接続用部
材を設けるとともに、この補給管接続用部材よりも補給
タンクの最下部を上方として、補給タンクから水石鹸が
供給されるようにした水石鹸タンクを水石鹸吐出口と補
給タンクとの間に設け、補給タンクが空となっても水石
鹸タンクに残った水石鹸を水石鹸吐出口から吐出可能と
した。
【0006】更に、水石鹸吐出口を複数設けるととも
に、水石鹸吐出口ごとに水石鹸タンクを設け、夫々の水
石鹸タンクの補給管接続用部材に、他端を補給タンクに
接続した補給管接続した。
【0007】更に、前記補給タンク70を補給管50に
対して着脱自在に形成した。
【0008】更に、補給管接続用部材より上流の補給管
水石鹸の流れを遮断する手段を設けた。
【0009】
【作用】上記のように構成したから、補給タンク70内
の水石鹸がなくなるまでは、水石鹸タンク20の貯水位
が減る毎に、補給タンク70から水石鹸が補給され、水
石鹸は水石鹸タンク20の貯水位に保たれる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構造を示す実施例
に基づいて説明する。
【0011】図1における改良個所は、複数組配設され
た水石鹸供給装置10、10…の各水石鹸タンク20の
上方に補給口40を設け、各水石鹸タンク20の補給口
40を夫々補給管50で連結している。各水石鹸供給装
置10は前述した個所以外の構成は従来の水石鹸供給装
置10と同一である。また、補給管50の最上流部に
は、開閉弁60を介して、補給タンク70を接続してい
る。この補給タンク70は密封状態とされており、補給
タンク70内の水石鹸とタンク外の空気との置換は前記
補給管50からのみ行われる。なお、A1は建物1階、
A2は建物2階である。
【0012】図2は水石鹸供給装置10のカウンターB
上面に配置される操作部分を詳細に示す断面図である。
【0013】操作部95を手で下方に押圧することによ
り、操作伝達部材112に固定された伝達軸110が後
述するポンプ80を作動状態として、配管30を介し
て、水石鹸吐出口100から水石鹸を吐出する。
【0014】図3は水石鹸供給装置10のカウンターB
内に配置される機能部を詳細に示す断面図である。
【0015】水石鹸タンク20内にはベローズからなる
水石鹸用ポンプ80が配置される。また、水石鹸ポンプ
80の一端は逆止弁81を介して、水石鹸タンク20内
へ連通し、他端は逆止弁83を介して、配管30へ連絡
している。前述の操作部95の操作により、伝達軸11
0を介して前記水石鹸ポンプが圧縮されることにより、
逆止弁81を閉じて、水石鹸タンク20内と水石鹸ポン
プ内との連通を遮断するとと同時に、逆止弁83を開い
て、水石鹸ポンプ内に蓄えられていた水石鹸を吐出す
る。更に、操作部の押圧が解除されると、ベローズの弾
性力により水石鹸ポンプが元の位置へ復帰するため、逆
止弁81を開くと同時に逆止弁83を閉じて、水石鹸タ
ンク20から水石鹸ポンプへ水石鹸が供給され、次の使
用のために待機する。
【0016】なお、水石鹸タンク20上方には前述の補
給口40が設けられており、接着若しくはボルト締め等
により補給管接続用部材41が水石鹸タンク20に一体
的に設けられている。そして、この補給管接続用部材4
1の一端には、前述のように補給管50が接続される。
また、補給管接続用部材41の他端は水石鹸タンク20
の貯水位と同一高さに開口している。
【0017】図4は、補給タンク70を詳細に示す断面
図である。図において、水石鹸を蓄えている補給タンク
70最下部に連結口71を設け、該連結口71と連結具
130との間にパッキン140挟んだ状態で、連結具1
30の一端に設けた雌螺子部131を連結口71にねじ
込み、更に連結具130の他端に合成樹脂製の前記補給
管50を嵌め込むことで、補給タンク70と補給管50
とを接続する。なお、連結具外周に設けた凸部132に
より、補給タンク70と補給管50とはシールされる。
【0018】補給タンク70は、建物等の壁Cに木螺子
121等により固定された係止部材120に、補給タン
ク70に一体的に設けられた係合部72を引っ掛け、固
定される。従って、補給タンク70への水石鹸の補給
は、前記係合部72を係止部材120から外し、更に連
結口71が上になるようにして、前記連結具130と連
結口71との螺合を解いて、補給タンク70を補給管5
0から離し、前記連結口71から水石鹸を補給する。図
5、6には補給タンク70の別の実施例を示す。なお、
同一の機能若しくは部位については同一の図番を用いて
説明する。図5は、補給タンク70と連結部材130を
一体に形成したもので、シール部73は図4における凸
部132と同一の機能を果たす。また、蓋部74は使用
時には切り離し線Dのところで補給タンク70から切り
離され、使用される。本実施例では、補給タンク70内
の水石鹸が無くなれば、新たな補給タンク70と交換す
る。
【0019】図6は、補給タンク70内への水石鹸補給
をしやすくしたもので、補給タンク70の上部に設けた
補給用開口77に蓋75を螺合固定している。なお、蓋
75と開口77の間にはシール材76を設ける。このよ
うな構成により、補給時は、蓋75の螺合を解いて、開
口77から水石鹸を補給することができる。
【0020】このような構成により、水石鹸が使用され
ると、補給タンク70と水石鹸タンク20との水頭圧差
により、補給管50から補給された水石鹸が水石鹸タン
ク20内に蓄えられると共に、水石鹸タンク20内の空
気は補給管50を介し、補給タンク70内へ戻る。
【0021】なお、図1における遮断手段としての開閉
弁60は、補給タンク70を補給管50から外すとき
(図6の実施例においては、蓋75を開けるとき)に用
いられ、補給タンク70を外すときには、開閉弁60を
閉め、補給タンク70を補給管50に取付けた状態で
は、開閉弁60を開ける。即ち、開閉弁60は補給タン
ク70の着脱に連動するものが望ましく、例えば、実開
平3−122815号公報に示されるような逆止弁とシ
ート弁とからなるチューブチャック機構を用いることが
できる。このようなチューブチャック機構を用いると、
補給タンク70着脱時、わざわざ開閉弁60を開閉する
必要がない。
【0022】なお、水石鹸タンク20内に配置される空
気用ポンプ85は、図示しない逆止弁(81及び83と
同一の機能の逆止弁)及び図示しない配管(配管30と
同一の機能)により、底壁21に設けた空気取入口86
により、水石鹸と同時に空気も水石鹸吐出口100へ供
給することにより泡状の水石鹸を吐出させるためのもの
である。
【0023】
【効果】本発明は以上のように構成したことにより、 (1)水石鹸タンク20の水位が減った毎に補給タンク
70から水石鹸を補給するようにしたので、補給タンク
70が空になる方が早く、設備管理者は補給タンク70
が空になった時点で補給タンク70に液を補充する若し
くは補給タンク70を取り替えればよい。また、補給タ
ンク70が空の間も水石鹸タンク20には水石鹸が十分
残っているため、使用者が困ることが無い。
【0024】(2)各々の水石鹸タンク20の高さが施
工時にずれていたとしても、補給タンク70からの補給
は確実に夫々の水石鹸タンク20の貯水位まで補給する
ことができる。従って、施工時に水石鹸タンク20の高
さを揃える必要がないため施工が楽である。
【0025】(3)また、補給タンク70を着脱自在と
することで、補給タンク70を取り外すことができるの
で、補給タンク70内への水石鹸補給が楽に行える。
【0026】(4)また、遮断手段60にて補給管50
を閉塞することで、管内に残る水石鹸が水石鹸タンク2
0内へ流入し、オーバーフローするという不具合をなく
すことができる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る全体構成図
【図2】図1のカウンター上面に配置される操作部分の
詳細説明図
【図3】図1のカウンター内に配置される機能部分の詳
細説明図
【図4】図1の補給タンク70の詳細説明図
【図5】本発明に係る第2の補給タンク70の詳細説明
【図6】本発明に係る第3の補給タンク70の詳細説明
【符号の説明】
10:水石鹸供給装置、20;水石鹸タンク、21、水
石鹸タンク底壁、30:配管、40:補給口、41:補
給管連結部材、50:補給管、80:水石鹸用ポンプ、
81、83:逆止弁、85:空気用ポンプ、86:空気
取入口、95:操作部、100:吐出部、110:伝達
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−50296(JP,U) 実開 平1−126190(JP,U) 実開 平5−7341(JP,U) 実開 平5−7333(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 5/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水石鹸を収容した補給タンク70と、こ
    の補給タンク70から供給された前記水石鹸を吐出する
    水石鹸吐出口100を備えた水石鹸供給装置10におい
    て、 前記水石鹸の貯水位と同一高さに一端を開口した補給管
    接続用部材41を設けるとともに、この補給管接続用部
    材41よりも前記補給タンク70の最下部を上方とし
    て、前記補給タンク70から前記水石鹸が供給されるよ
    うにした水石鹸タンク20を前記水石鹸吐出口100と
    前記補給タンク70との間に設け、 前記補給タンク70が空となっても前記水石鹸タンク2
    0に残った前記水石鹸を前記水石鹸吐出口100から吐
    出可能とした ことを特徴とする水石鹸供給装置。
  2. 【請求項2】 前記水石鹸吐出口100を複数設けると
    ともに、前記水石鹸吐出口100ごとに前記水石鹸タン
    ク20を設け、夫々の前記水石鹸タンク20の前記補給
    管接続用部材41に、他端を前記補給タンク70に接続
    した補給管50接続したことを特徴とする請求項1記
    載の水石鹸供給装置。
  3. 【請求項3】 前記補給タンク70を前記補給管50に
    対して着脱自在に形成したことを特徴とする請求項2
    載の水石鹸供給装置。
  4. 【請求項4】 前記補給管接続用部材41より上流の前
    記補給管50、前記水石鹸の流れを遮断する手段60
    を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記
    載の水石鹸供給装置。
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