JP3533429B2 - 給水装置 - Google Patents

給水装置

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JP3533429B2 JP2003045188A JP2003045188A JP3533429B2 JP 3533429 B2 JP3533429 B2 JP 3533429B2 JP 2003045188 A JP2003045188 A JP 2003045188A JP 2003045188 A JP2003045188 A JP 2003045188A JP 3533429 B2 JP3533429 B2 JP 3533429B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給水装置に係り、特
に配水管から加圧ポンプを介して直接末端給水機器へと
連結された、いわゆる直結型の給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、直結型可変速給水装置のシステ
ム概要を示す。例えば、水道の本管である配水管11に
は流入管12が接続され、加圧ポンプ13の吸込側がこ
の流入管に接続されている。流入管12には、使用水量
を積算する量水器15が接続されている。加圧ポンプ1
3の吐出側には、末端給水機器17へと連結された吐出
管18が接続されている。吐出管18には、ほとんど水
を使用していない少水量状態であること等を検出する流
量検出器19、ポンプの起動停止を頻繁に繰り返さない
ように吐出された水を蓄圧して貯留する吐出側圧力タン
ク20等が接続されている。
【0003】流量検出器19は、流量を検出する検出器
であり、特に少水量であることが検出されるとポンプの
締切運転を防止するため、ポンプの運転を停止する、い
わゆる少水量停止動作を行う信号Fs を制御部22に伝
達する。加圧ポンプ13の流入側には流入圧力検出器2
1が接続されており、加圧ポンプ13の流入側の圧力P
s を検出し、その信号を制御部22に送る。同様に、加
圧ポンプ13の吐出側には吐出圧力検出器23が備えら
れ、吐出側の圧力信号Pd を制御部22に送る。
【0004】ポンプ13は、三相交流の商用電源に接続
された周波数・電圧変換装置(インバータ)を備えた電
動機(可変速手段)25により可変速で駆動される。制
御部22は、流入圧力検出器21及び吐出圧力検出器2
3の信号Pd ,Psに基づき、可変速手段25に信号を
送り、ポンプ13の回転数を任意の速度に加速又は減速
制御する。
【0005】特開平5−118280号公報、特開平5
−263444号公報、特開平5−240186号公報
等によれば、加圧ポンプの吐出側の圧力を一定に保つこ
とにより、末端給水機器へ安定した一定圧力の水を常に
供給できるように、ポンプの速度を増減する技術が開示
されている。又、配水管に水圧の低下をきたさないよう
に、ポンプの流入側圧力が低下した際には、ポンプの速
度を減速する、又は停止することにより、配水管側の圧
力の低下を防止する技術等が開示されている。
【0006】係る直結型の可変速給水装置においては、
従来の配水管に貯水槽を接続し、貯水槽に貯えられた水
を加圧ポンプを用いて末端給水機器へ分配するのと比較
して、種々のメリットがある。そのメリットは、加圧ポ
ンプの流入側に貯水槽を設けないため、給水装置を全体
として小型化でき、又設置面積を小さくできる。水が貯
留されないので、衛生上好ましい。配水管の水圧をその
まま加圧ポンプの吸込側に利用できるため、加圧ポンプ
の揚程が低くなり、その分省エネルギー化ができる等で
ある。
【0007】係る直結型の可変速給水装置においても、
末端給水機器での使用水量が少水量であることを流量検
出器が検出し、一旦ポンプをあらかじめ定めた比較的高
い運転速度で一定時間運転して、圧力タンクに蓄圧した
後ポンプを停止する少水量停止動作を行う場合がある。
ポンプを吐出圧力一定に速度制御していて、末端給水機
器側で水を使わなくなり、水量がほぼゼロとなった場合
に、ポンプが締切運転となる。ポンプの締切運転を継続
すると、ポンプは発熱するので停止させる必要があり、
いわゆる少水量停止動作に入る。ポンプの再起動の条件
は吐出圧力が目標吐出圧力を下回ったときであるが、少
水量の検出後、直ちにポンプを停止させると、すぐに吐
出圧力Pd が目標吐出圧力を下回り、ポンプが頻繁に起
動停止を繰返すことになる。そこでポンプを停止する直
前にポンプの回転速度を上げ、目標吐出圧力よりも若干
高い圧力で吐出側圧力タンクに蓄圧してからポンプを停
止する。こうすると、水が多少使われても圧力が目標吐
出圧力まで落ちてくるのに時間がかかるため、ポンプの
停止時間を稼げる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】係る少水量停止動作
は、入居者数の少ない住宅設備等で、水の使われ方が間
欠的である場合には、加圧ポンプの起動停止回数が極端
に増加することがある。係る加圧ポンプの頻繁な起動停
止は、ポンプ吐出側の圧力変動が必然的に伴うため、末
端給水機器における水圧が頻繁に変動し、使用者側に不
快感を与える結果となっていた。
【0009】本発明は、上述した事情に鑑みて為された
もので、直結型可変速給水装置において、頻繁にポンプ
の起動停止を繰り返すことなく、安定な少水量停止動作
を行うことのできる給水装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、配水管に接続された流入管と、該流入
管に接続された加圧ポンプと、該加圧ポンプの吐出し側
に接続され末端給水機器へと連結された吐出管と、前記
吐出管に接続された加圧ポンプの吐出圧力を検出する吐
出圧力検出器と、前記加圧ポンプを可変速駆動する可変
速駆動手段と、前記加圧ポンプを制御する制御手段とを
備え、前記制御手段は、少水量状態になったら蓄圧して
前記ポンプを停止させる際に、蓄圧の前に一定時間吐出
圧力が維持されるかの判断をしてから蓄圧するか、前記
吐出圧力が維持されるかの判断をせずに蓄圧するかの判
断をすることを特徴とする。本発明の一態様によれば、
前記制御手段は、少水量状態が継続していると判断した
後、前記蓄圧の前に一定時間吐出圧力が維持されるかの
判断をしてから蓄圧するか、前記吐出圧力が維持される
かの判断をせずに蓄圧するかの判断をする
【0011】
【0012】
【0013】本発明の可変速給水装置の好ましい態様
は、配水管に接続された流入管と、この流入管に接続さ
れた加圧ポンプと、この加圧ポンプの吐出側に接続され
末端給水機器へと連結された吐出管と、この吐出管に接
続された少水量を検出する流量検出器と、前記吐出管に
設けられた圧力タンクと、前記吐出管に接続された加圧
ポンプの吐出圧力を検出する吐出圧力検出器と、前記加
圧ポンプを可変速駆動する可変速駆動手段と、前記ポン
プを制御する制御手段とを備え、該制御手段は、前記流
量検出器が少水量状態が一定時間(A)継続しているこ
とを検出した場合には、前記加圧ポンプの運転速度を若
干上昇させて、前記吐出圧力検出器により吐出圧力が一
定時間(B)低下しないことを確認し、前記加圧ポンプ
を蓄圧運転速度で一定時間(C)運転し、前記圧力タン
クに蓄圧した後前記加圧ポンプを停止する少水量停止動
作を行い、前記流量検出器が少水量状態が一定時間
(A)継続していない場合、及び前記加圧ポンプの運転
速度を若干上昇させた一定時間(B)中に前記吐出圧力
が低下する場合には、少水量状態でないと判断し、前記
加圧ポンプの運転を停止させない制御を行うようになっ
ている。
【0014】本発明の可変速給水装置の好ましい態様
は、配水管に接続された流入管と、この流入管に接続さ
れた加圧ポンプと、この加圧ポンプの吐出側に接続され
末端給水機器へと連結された吐出管と、この吐出管に接
続された少水量を検出する流量検出器と、前記吐出管に
設けられた圧力タンクと、前記吐出管に接続された加圧
ポンプの吐出圧力を検出する吐出圧力検出器と、前記加
圧ポンプを可変速駆動する可変速駆動手段と、前記ポン
プを制御する制御手段とを備え、該制御手段は、配水管
に接続された流入管と、この流入管に接続された加圧ポ
ンプと、この加圧ポンプの吐出側に接続され末端給水機
器へと連結された吐出管と、この吐出管に接続された少
水量を検出する流量検出器と、前記吐出管に設けられた
圧力タンクと、前記吐出管に接続された加圧ポンプの吐
出圧力を検出する吐出圧力検出器と、前記加圧ポンプを
可変速駆動する可変速駆動手段と、前記ポンプを制御す
る制御手段とを備え、該制御手段は、前記流量検出器が
少水量状態が一定時間(A)継続していることを検出し
た場合には、前回の少水量停止からの時間が一定時間
(D)以上経過しているか否か判断し、経過している場
合には、前記加圧ポンプを、蓄圧運転速度で一定時間
(C)運転し、前記圧力タンクに蓄圧した後前記加圧ポ
ンプを停止する少水量停止動作を行い、又、前回の少水
量停止からの時間が一定時間(D)以上経過していない
場合には、前記加圧ポンプの運転速度を若干上昇させ
て、前記吐出圧力検出器により吐出圧力が一定時間
(B)低下しないことを確認し、前記加圧ポンプを蓄圧
運転速度で一定時間(C)運転し、前記圧力タンクに蓄
圧した後前記加圧ポンプを停止する少水量停止動作を行
い、又、前記流量検出器が少水量状態が一定時間(A)
継続していない場合にはポンプの運転を停止させない制
御を行い、更にまた、前記一定時間(B)中に吐出圧力
が低下する場合には、少水量状態でないと判断し、前記
加圧ポンプの運転を停止させない制御を行うようになっ
ている。
【0015】
【作用】本発明によれば、直結型の給水装置における
水量停止動作において、ポンプの回転速度をわずかに上
昇させて吐出し圧力の低下の有無を判断することによ
り、末端機器側での水の使用の有無が確認でき、ポンプ
の停止回数を減らすことができる。それ故、末端機器側
で使用水量が完全に水量状態である場合にのみ、確実
にポンプを水量停止動作させることができる。
【0016】また、同じく直結型の給水装置における
水量停止動作において、水量状態になったら、様子見
運転を行い、蓄圧してからポンプを停止させるため、ポ
ンプの起動停止を頻繁に繰り返さないようにできる。
【0017】本発明の一態様によれば、流量検出器が一
定時間(A)少水量状態であることを検出した場合に
は、ポンプの運転速度を若干上昇させ、吐出圧力が低下
しないことを一定時間(C)確認する様子見運転を行
う。この段階で吐出圧力が低下してこない場合には、所
定の蓄圧運転速度でポンプを一定時間(C)運転し、圧
力タンクに蓄圧した後ポンプを停止する少水量停止動作
を行う。この段階で、吐出圧力が下がってくる場合に
は、少水量状態でないと判断し、ポンプの運転を停止さ
せない。従って、まず少水量状態が少なくとも一定時間
(A)以上続かないとポンプの運転停止が判断されない
ことから、間欠的な末端給水機器側での水の使用に対し
てポンプを頻繁に停止させないという効果がある。その
次にポンプの運転速度を若干上昇させて吐出圧力が下が
ってくるか否かを一定時間(B)様子を見ることによ
り、末端機器側での水の使用の有無が更に確認でき、ポ
ンプの停止回数を更に減らすことができる。それ故、末
端給水機器側で使用水量が完全に少水量状態である場合
にのみ、確実にポンプを少水量停止動作させることがで
きる。
【0018】また、本発明の一態様では、まず、流量検
出器が一定時間(A)少水量状態であることを検出した
後にポンプの運転停止を判断する。少水量状態が少なく
とも一定時間(A)以上続き、且つ前回少水量停止時か
ら一定時間(D)以上経過していないと、ポンプの停止
判断がされないので、末端給水機器側での間欠的な水の
使用に対してポンプを頻繁に停止させない効果がある。
次に、前回の少水量停止からの時間が一定時間(D)以
上経過していない場合には、ポンプの運転速度を若干上
昇させ、吐出圧力が低下するか否かを一定時間(B)様
子見することにより、少水量状態が継続しているか否か
を確認する。この様子見により不要のポンプの停止回数
を大幅に減らすことができ、水をほとんど使用していな
い少水量状態が確実である場合にのみ、確実にポンプを
停止動作させることができる。従って従来の問題点であ
った、入居者の少ない集合住宅等で少水量停止動作に伴
うポンプの起動停止回数が多くなり、使用者側に不快感
を与える頻度が極端に低減する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
添付図面を参照しながら説明する。
【0020】本実施例においても、配水管11に加圧ポ
ンプ13が直結され、末端給水機器17に配水管11か
ら貯水槽を介することなく直結給水するシステム構成は
図1に示すとおりである。そして、加圧ポンプ13は吐
出圧力検出器23の信号により、末端給水機器17への
供給水圧が一定となるようにインバータ等の可変速手段
25でポンプ回転速度を増減する吐出圧力制御が行われ
る。また、流入圧力が低下した場合に、配水管に悪影響
を及ぼさないように、所定の設定圧力以下にならないよ
うに、可変速手段25でポンプ回転速度を減少する、又
は停止する流入圧力制御が行われる。そして、吐出圧力
制御は流入圧力Ps が選択設定圧力以下になった時に流
入圧力制御に切り換えられる。
【0021】図2は、本発明の一実施例の可変速給水装
置の制御部分の構成を示す。制御部22には、流入圧力
検出器21から加圧ポンプ13の流入側の圧力Ps が入
力され、吐出圧力検出器23から加圧ポンプ13の吐出
側の圧力Pd が入力される。吐出圧力Pd の制御目標値
は、通常2〜3kg/cm に設定される。流入圧力
Ps の制御目標値は、配水管に悪影響を及ぼさないよ
うに、通常1kg/cm 程度に設定される。流入圧
力検出器の流入圧力Ps が低下して、配水管に悪影響
を及ぼす恐れが生じた場合には、吐出圧力制御から、流
入圧力制御に切替えられる。制御部22は、流入圧力P
s 、吐出圧力Pd 、の値に応じて、ポンプ13を加速ま
たは減速する速度指令を可変速駆動手段(インバータ)
25に与える。
【0022】又、流量検出器19から少水量状態、即ち
ほとんど水が使用されていない状態である場合には信号
Fs が制御部22に送られる。一方、制御部22にはポ
ンプの運転を制御する各種のパラメータが入力される。
これらのパラメータは、少水量停止動作の蓄圧時の運転
速度、ポンプの運転速度を様子見運転時に若干上昇させ
る差分速度、時間のパラメータであるタイマA、タイマ
B、タイマC、タイマD等である。ここで、ポンプ運転
の差分速度は、流量検出器が一定時間(A)少水量状態
であることを検出し、ポンプ停止を判断したらポンプの
運転速度を若干上昇させ様子見運転をするが、この上昇
させる差分が差分速度であり、本実施例では2Hzに設
定されている。
【0023】タイマAは、本実施例では60秒程度に設
定されており、この時間、流量検出器から少水量状態で
あるという信号Fs が継続していると判断された場合に
は、前述したポンプの運転速度を若干上昇させた様子見
運転を行う。タイマBは、このポンプ運転速度を若干上
昇させた様子見運転を継続する時間であり、本実施例で
は2分程度である。この時間内に吐出圧力Pd が低下す
るか否かを判断する。タイマCは、少水量停止動作の蓄
圧運転を行う時間であり、本実施例では20秒程度に設
定されている。タイマDは、前回少水量停止動作時から
一定時間以上経過している場合に、一定条件下でポンプ
の運転を停止をするが、その一定時間であり、本実施例
では5分程度の時間である。
【0024】図3は、本発明の第1実施例の少水量停止
動作のフローを示す。まず流量検出器19の出力信号を
読み込み、少水量状態である場合には、流量検出器19
から接点信号Fs を受け取る。次にタイマAで設定され
た時間(本実施例では60秒程度)、少水量状態が継続
しているか否かが判断される。「NO」である場合に
は、ポンプの停止動作を行わず運転を継続する。タイマ
Aの時間、少水量状態が継続したと判断されたならば、
ポンプ速度を差分速度(ここでは2Hz)だけ上昇し
て、様子見運転を行う。そしてタイマBの時間(本実施
例では2分程度)、吐出圧力が維持されるか否かを判断
する。吐出圧力Pが低下するか否かは、吐出圧力検
出器23からの計測値により行われる。このタイマBの
時間(ここでは2分程度)吐出圧力が低減しない場合に
は、少水量状態であると判断して、ポンプ蓄圧運転に移
る。ポンプ蓄圧運転は、ポンプの運転速度を所定の蓄圧
運転速度でタイマCで設定された時間(ここでは20秒
程度)運転し、圧力タンク22に蓄圧した後ポンプを停
止する動作を行う。タイマBの時間、吐出圧力が維持さ
れなかった場合、即ち、この時間内に吐出圧力が低下し
た場合には、水が使用されている状態であると判断し
て、少水量停止動作には入らず、ポンプの運転を継続す
る。
【0025】図4は、本発明の第2実施例の少水量停止
動作のフローを示す。本実施例では、前述した第1実施
例のステップに加えて、前回の少水量停止から一定時間
以上経過している場合を考慮して、少水量停止動作を行
うようにしたものである。即ち、まず流量検出器19か
ら、少水量状態であるという信号Fs が入ると、タイマ
Aの時間(本実施例では60秒程度)少水量が継続され
ているか否かを判断する。「YES」である場合には、
前回の少水量停止動作時からの時間が、一定時間D(本
実施例では5分程度)以上経過しているか否かが判断さ
れる。「YES」である場合には、少水量信号Fs が2
分程度継続し、且つ前回の少水量停止から5分以上経過
しているので、少水量停止動作に入る。「NO」である
場合には、前述の第1実施例と同様に差分速度だけポン
プの運転速度を僅かに上昇し、タイマBに設定された時
間(2分程度)吐出圧力が維持されるか否かを判断する
様子見運転を行う。ここで吐出圧力が下がってこない場
合には、少水量停止動作に入る。少水量停止動作は、ポ
ンプの運転速度を予め定めた蓄圧運転速度で一定時間C
(20秒程度)運転し、圧力タンク22を蓄圧したのち
ポンプ13を停止する。尚、様子見運転の結果、吐出圧
力が低下する「NO」である場合には、少水量停止動作
を行わず、ポンプの運転を継続する。また、最初の判断
であるタイマAの時間(60秒程度)、少水量信号Fs
が継続しない場合にも、少水量停止動作は行わず、ポン
プの運転を継続する。
【0026】尚、以上の実施例は、ほんの一例に過ぎ
ず、タイマA,B,C,D等の設定時間或いは様子見運
転時の上昇差分速度等は、適用するシステム構成等に応
じて適宜変更されるべきものである。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
水量停止動作にあたって、ポンプの不要な停止回数を
減らすことができ、従来問題であった少水量停止時にポ
ンプの起動停止が頻繁に繰り返され、使用者側に不快感
を与えるという問題が解決された。また、係る問題を解
決しつつ、少水量状態が十分に継続された場合には確実
にポンプを停止することができるから、ポンプの締切運
転の時間を減らし、省エネルギー運転を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】直結型の可変速給水装置のシステム構成の説明
図。
【図2】本発明の各実施例の制御部の構成を示す説明
図。
【図3】本発明の第1実施例の少水量停止動作の制御フ
ロー図。
【図4】本発明の第2実施例の少水量停止動作の制御フ
ロー図。
【符号の説明】
19 流量検出器 22 制御部 23 吐出圧力検出器 25 可変速手段(インバータ) Ps 流入圧力 Pd 吐出圧力 Fs 少水量検出信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配水管に接続された流入管と、 該流入管に接続された加圧ポンプと、 該加圧ポンプの吐出し側に接続され末端給水機器へと連
    結された吐出管と、 前記吐出管に接続された加圧ポンプの吐出圧力を検出す
    る吐出圧力検出器と、 前記加圧ポンプを可変速駆動する可変速駆動手段と、 前記加圧ポンプを制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、少水量状態になったら蓄圧して前記ポ
    ンプを停止させる際に、蓄圧の前に一定時間吐出圧力が
    維持されるかの判断をしてから蓄圧するか、前記吐出圧
    力が維持されるかの判断をせずに蓄圧するかの判断を
    ることを特徴とする給水装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、少水量状態が継続して
    いると判断した後、前記蓄圧の前に一定時間吐出圧力が
    維持されるかの判断をしてから蓄圧するか、前記吐出圧
    力が維持されるかの判断をせずに蓄圧するかの判断をす
    ることを特徴とする請求項1に記載の給水装置。
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