JP3533115B2 - 背倒れ式椅子 - Google Patents

背倒れ式椅子

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JP3533115B2
JP3533115B2 JP20425699A JP20425699A JP3533115B2 JP 3533115 B2 JP3533115 B2 JP 3533115B2 JP 20425699 A JP20425699 A JP 20425699A JP 20425699 A JP20425699 A JP 20425699A JP 3533115 B2 JP3533115 B2 JP 3533115B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、劇場その他の公
共施設等で用いられる椅子であって、移動席として舞台
下へ収納する時や、固定席としてその上にミキサー等の
設置用のテーブル板を載置する時等のために背を前方へ
倒すことができる背倒れ式椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述の如き背倒れ式椅子としては従来、
二本の支柱の間に配置されてそれらの支柱に起立可能に
枢支された座と、それらの支柱の上端部に水平に固定さ
れた肘と、前記二本の支柱の間に配置されてそれらの支
柱に支持軸を介して枢支された背とを具え、その背の両
側部に突設された支持軸が、その背の両側部に対向する
ように両側の支柱に設けられて略上下方向へ延在する長
孔内に嵌装され、さらにその背の両側部の上記支持軸よ
りも下方の位置にロックピンが突設されるとともに、両
側の支柱の上記長孔よりも下方の位置にU字状の掛合部
が設けられたものが知られている。
【0003】かかる従来の背倒れ式椅子は、起立した使
用位置にある背を、上記支持軸を上記長孔内で摺動させ
つつ上方へ持ち上げて、その背の両側部のロックピンを
両側の支柱のU字状の掛合部から上方へ離脱させた後、
背を両側部の支持軸周りに前方へ回動させることで、そ
の背を前方へ倒すことができ、逆に、倒れている背を上
方へ両側部の支持軸周りに回動させた後、その支持軸を
上記長孔内で摺動させつつ背を一旦持ち上げてその背の
ロックピンを上記掛合部の上方へ位置させてから、上記
支持軸を上記長孔内で摺動させつつ背を降ろしてその背
の両側部のロックピンを両側の支柱のU字状の掛合部に
嵌め入れることで、その背を上記使用位置に固定するこ
とができる。
【0004】そして上記のように背を前方へ倒して背倒
れ状態とした背倒れ式椅子は、例えば図10(a)および
(b)に示す劇場においては、最前部の 移動席Aとし
て舞台Sの下へ図中鎖線で示す如く収納したり、中央列
の固定席Bとしてその上にミキサー等の設置用のテーブ
ル板を載置したりすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の背倒れ式椅子について本願出願人が研究を進めた
結果、上述の如き背倒し操作は本来、椅子の着座者でな
く劇場等の使用者が行うものであるところ、上記従来の
背倒れ式椅子にあっては、椅子の着座者が誤って背を持
ち上げて倒してしまう可能性があり、かかる場合には、
元の使用位置への戻し方が判らずに混乱してしまうとと
もに他の着座者の着座にも支障をきたしてしまう可能性
があるという、改良することが望ましい点が見出され
た。
【0006】そして、この問題の解決のために、椅子の
後ろ側から操作できるロック解除ボタンを設けて、その
ロック解除ボタンを押した場合に背を前方へ倒すことが
できる背倒れ式椅子も検討されたが、これについても、
特に劇場等の内部が暗い場合に椅子の着座者が誤ってそ
のロック解除ボタンを押してしまう可能性を否定しきれ
ないという不都合があった。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は、上記課題を有利に解決した背倒れ式椅子を提
供することを目的とするものであり、この発明の背倒れ
式椅子は、二本の支柱と、前記二本の支柱の間に配置さ
れてそれらの支柱に支持された座と、前記二本の支柱の
間に配置されてそれらの支柱に支持軸を介して枢支され
た背とを具え、その背の両側部に突設された前記支持軸
が、その背の両側部に対向するように両側の支柱に設け
られて略上下方向へ延在する長孔内に嵌装され、さらに
その背の両側部の上記支持軸よりも下方の位置にロック
ピンが突設されるとともに、両側の支柱の上記長孔より
も下方の位置に、前記ロックピンの下降によりそのロッ
クピンが掛合し、前記ロックピンの上昇によりそのロッ
クピンが離脱する掛合部が設けられた背倒れ式椅子にお
いて、前記二本の支柱の少なくとも一方の前記掛合部
に、前記掛合部と掛合した前記ロックピンに対し弾性的
に掛合してそのロックピンの上昇に抵抗を与える不本意
背倒れ防止手段を設けたことを特徴とするものである。
なお、前記座は、起立式でも固定式でも良い。
【0008】かかる背倒れ式椅子によれば、起立した使
用位置にある背を、上記支持軸を上記長孔内で摺動させ
つつ上方へ持ち上げて、その背の両側部のロックピンを
両側の支柱の掛合部から上方へ離脱させた後、背を両側
部の支持軸周りに前方へ回動させることで、その背を前
方へ倒すことができ、逆に、倒れている背を上方へ両側
部の支持軸周りに回動させた後、その支持軸を上記長孔
内で摺動させつつ背を一旦持ち上げてその背のロックピ
ンを上記掛合部の上方へ位置させてから、上記支持軸を
上記長孔内で摺動させつつ背を降ろしてその背の両側部
のロックピンを両側の支柱の掛合部に嵌め入れること
で、その背を上記使用位置に固定することができる。
【0009】しかもこの発明の背倒れ式椅子によれば、
二本の支柱の少なくとも一方の掛合部に設けた不本意背
倒れ防止手段が、掛合部と掛合したロックピンに対し弾
性的に掛合してそのロックピンの上昇に抵抗を与えるこ
とから、椅子の着座者でなく劇場等の使用者がその不本
意背倒れ防止手段の存在を承知した上でその抵抗に抗し
つつ背を持ち上げなければロックピンが掛合部から離脱
しないので、椅子の着座者の誤操作による背倒れおよび
それに伴う上述の如き不都合の発生を確実に防止するこ
とができる。
【0010】なお、この発明の背倒れ式椅子において
は、前記不本意背倒れ防止手段が、前記掛合部の入口に
突出するように固定された弾性体製のストッパー部材で
あっても良く、このようにすれば、そのストッパー部材
自身の弾性でロックピンに対し弾性的に掛合し得るの
で、不本意背倒れ防止手段を簡易かつ安価に構成するこ
とができる。なお、かかる弾性体は、金属製のばね材で
も、ゴム状弾性体でも良いが、ゴム状弾性体とすれば、
より安価に構成することができる。
【0011】また、この発明の背倒れ式椅子において
は、前記不本意背倒れ防止手段が、前記掛合部の入口へ
の突出位置と後退位置との間に移動可能に支持されたス
トッパー部材と、前記ストッパー部材を前記突出位置へ
向けて常時附勢する弾性部材とを具えていても良く、こ
のようにすれば、そのストッパー部材が例えばプラスチ
ック製であるため摩耗したり、弾性部材が例えばゴム状
弾性体であるため硬化して弾性力が低下したりした場合
に、それらを単独で交換し得て、不本意背倒れ防止手段
をより長期間に亘って使用することができ、またそのス
トッパー部材や弾性部材を金属製とすることで、より長
期間に亘って使用することができる。
【0012】さらに、この発明の背倒れ式椅子において
は、前記椅子が、前記二本の支柱の上端部に水平に設け
られた肘を具え、前記支持軸および前記長孔の少なくと
も一方が、前記背が前方へ倒れた状態でその背が前記肘
よりも低く位置するような位置に配置されていても良
く、このようにすれば、テーブル板を載置するために背
倒れ状態とした時に、水平な肘が最も高い位置にあるこ
とになるので、その水平な肘上にテーブル板を安定良く
載置することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1(a)および(b)は、この発明の背倒れ式椅
子の一実施例を座および背が使用位置に位置した状態で
示す正面図および側面図、図2(a)および(b)は、
その実施例の背倒れ式椅子を座が使用位置に位置すると
ともに背が上方へ持ち上げられた状態で示す正面図およ
び側面図、そして図3(a)および(b)は、その実施
例の背倒れ式椅子を座が使用位置に位置するとともに背
が前方へ倒された状態で示す正面図および側面図であ
る。
【0014】また図4は、上記実施例の背倒れ式椅子の
背支持ユニット付近を拡大して示す分解斜視図、図5
は、その背支持ユニットの一部を示す側面図、図6は、
上記実施例の背倒れ式椅子の背支持ユニットを図1に対
応した状態で示す側面図および縦断面図、図7は、上記
実施例の背倒れ式椅子の背支持ユニットを図2に対応し
た状態で示す側面図および縦断面図、そして図8は、上
記実施例の背倒れ式椅子の背支持ユニットを図3に対応
した状態で示す側面図および縦断面図である。
【0015】ここにおける背倒れ式椅子1は、図1
(a)では左右方向に複数連結されて、競技場や図7に
示す如き劇場その他の公共施設等で用いられる連結椅子
を構成するものであり、各椅子1について見れば、脚を
兼ねた二本の支柱2と、それらの支柱2の間に配置され
てそれらの支柱2に起立可能に枢支された座3と、上記
二本の支柱2の間に配置されてそれらの支柱2に二本の
支持軸4を介して枢支された背5と、上記二本の支柱2
の各々の上端部に水平に設けられた肘6とを具えてい
る。
【0016】そしてこの実施例の背倒れ式椅子1におい
ては、図1〜図8に示すように、上記二本の支持軸4
が、背5の両側部に各々固定される二個の断面L字状の
ブラケット7にそれぞれ突設されており、それらの支持
軸4は、背5の両側部に対向するように両側の支柱2に
各々固定されて略上下方向へ延在する二本の細長い支持
ブロック8に形成されてそれらの支持ブロック8に沿っ
て延在する長孔8a内にそれぞれ嵌装され、その支持軸4
の先端部に締着されたボルト9によって抜け止めされて
いる。
【0017】また、この実施例の背倒れ式椅子1におい
ては、図1〜図8に示すように、上記背5の両側部に固
定されるブラケット7の、支持軸4よりも下方の位置に
ロックピン10が突設されるとともに、上記両側の支柱2
に固定される支持ブロック8の、上記長孔8aよりも下方
の位置に、ロックピン10の下降によりそのロックピン10
が掛合し、ロックピン10の上昇によりそのロックピン10
が離脱するU字状の掛合部8bと、支持ブロック8の、椅
子1の後方へ向く面からその掛合部8bの入口に至る折れ
曲がった通路8cとが形成されている。
【0018】さらにこの実施例の背倒れ式椅子1におい
ては、図1〜図8に示すように、上記両側の支柱2にそ
れぞれ固定される支持ブロック8に、そのU字状の掛合
部8bの入口の側面に一部がかかるように細い孔が明け
られ、その細い孔内に、不本意背倒れ防止手段としての
ゴム状弾性体製の丸棒状のストッパー部材11が圧入嵌装
され、そのストッパー部材11の一部が、上記掛合部8bの
側面から掛合部8b内に突出している。このストッパー部
材11の、掛合部8b内に突出した一部が、掛合部8bと掛合
したロックピン10に対し弾性的に掛合して、そのロック
ピン10の上昇に抵抗を与え、その抵抗に抗してロックピ
ン10を上昇させると弾性的に圧縮変形して、ロックピン
10の通過を許容する。
【0019】なお、この実施例におけるブラケット7と
支持ブロック8とは、あらかじめ上記ボルト9よって支
持軸4を長孔8aに組み付けることで組み合わされて、背
支持ユニットとして構成されており、上記背倒れ式椅子
1の組立の際には、その背支持ユニットの支持ブロック
8を両側の支柱2に組み付ける一方、その背支持ユニッ
トのブラケット7を背5に組み付けることで、組立を短
時間で容易に行い得るようにされている。
【0020】かかる実施例の背倒れ式椅子1によれば、
図1に示すように起立した使用位置にある背5を、図2
および図7に示すように、支持軸4を長孔8a内で摺動さ
せつつ上方へ持ち上げて、その背5の両側部に固定され
たブラケット7のロックピン10を、両側の支柱2に固定
された支持ブロック8の掛合部8bから上方へ離脱させた
後、背5をその両側部のブラケット7の支持軸4周りに
前方へ回動させることで、図3および図8に示すよう
に、ロックピン10を通路8cを通して支持ブロック8外へ
離脱させて背5を前方へ倒すことができ、逆に、倒れて
いる背5を上方へ両側部の支持軸4周りに回動させた
後、その支持軸4を長孔8a内で摺動させつつ背5を一旦
持ち上げてその背5のロックピン10を通路8c内の掛合
部8bの上方へ入れてから、支持軸4を長孔8a内で摺動さ
せつつ背5を降ろしてその背5の両側部のロックピン10
を両側の支柱2の掛合部8bに嵌め入れることで、その背
5を上記使用位置に固定することができる。
【0021】しかもこの実施例の背倒れ式椅子1によれ
ば、両側の支柱2に固定された支持ブロック8の掛合部
8bに設けられたストッパー部材11が、掛合部8bと掛合し
たロックピン10に対し弾性的に掛合してそのロックピン
10の上昇に抵抗を与えることから、椅子1の着座者でな
く劇場等の使用者がそのストッパー部材11の存在を承知
した上でその抵抗に抗しつつ背5を持ち上げなければロ
ックピン10が掛合部8bから離脱しないので、椅子1の着
座者の誤操作による背倒れおよびそれに伴う種々の不都
合の発生を確実に防止することができる。
【0022】そしてこの実施例の背倒れ式椅子1によれ
ば、不本意背倒れ防止手段が、支持ブロック8の掛合部
8bの入口に突出するように固定されたゴム状弾性体製の
ストッパー部材11であることから、そのストッパー部材
11自身の弾性でロックピン10に対し弾性的に掛合し得る
ので、不本意背倒れ防止手段を簡易かつ安価に構成する
ことができる。
【0023】さらにこの実施例の背倒れ式椅子1によれ
ば、二本の支柱2の上端部に水平に設けられた肘6を具
えていて、上記ブラケット7の支持軸4および支持ブロ
ック8の長孔8aが、図3に示す如く背5が前方へ倒れた
状態でその背5が肘6よりも低く位置するように肘6に
対し低い位置に配置されていることから、テーブル板を
載置するために背倒れ状態とした時に、図3から明らか
なように、水平な肘6が最も高い位置にあることになる
ので、その水平な肘6上にテーブル板を安定良く載置す
ることができる。
【0024】図9(a),(b)は、この発明の背倒れ
式椅子の他の二つの実施例の要部を示す側面図であり、
図9(a)に示す実施例では、不本意背倒れ防止手段と
して凸型に成形された金属板ばね製のストッパー部材12
が、支持ブロック8の掛合部8bの入口に突出するように
設けられている。かかる実施例によれば、ストッパー部
材12自身の弾性でロックピン10に対し弾性的に掛合し得
るので、不本意背倒れ防止手段を簡易かつ安価に構成す
ることができ、しかもストッパー部材12が、摩耗に強
く、ゴム状弾性体ほどは硬化しない金属板ばね製である
ので、より長期間の使用に耐えることができる。
【0025】また図9(b)に示す実施例では、不本意
背倒れ防止手段として、支持ブロック8の掛合部8bの入
口への突出位置と後退位置との間に移動可能に支持され
た硬質プラスチック等からなるストッパー部材13と、そ
のストッパー部材13を上記突出位置へ向けて常時附勢す
る弾性部材としての金属製コイルばね14とを具えてな
り、かかる実施例によれば、そのストッパー部材13が摩
耗した場合に単独で交換することができ、しかも金属製
コイルばね14は長期間の使用に耐えるので、不本意背倒
れ防止手段をより長期間に亘って使用することができ
る。
【0026】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、上記実
施例では座が起立式となっているが、座が使用位置に固
定されていても良く、また上記実施例では連結椅子とな
っているが、この発明が独立した椅子にも適用し得るこ
とはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)および(b)は、この発明の背倒れ式
椅子の一実施例を座および背が使用位置に位置した状態
で示す正面図および側面図である。
【図2】 (a)および(b)は、上記実施例の背倒れ
式椅子を座が使用位置に位置するとともに背が上方へ持
ち上げられた状態で示す正面図および側面図である。
【図3】 (a)および(b)は、上記実施例の背倒れ
式椅子を座が使用位置に位置するとともに背が前方へ倒
された状態で示す正面図および側面図である。
【図4】 上記実施例の背倒れ式椅子の背支持ユニット
付近を拡大して示す分解斜視図である。
【図5】 上記背支持ユニットの一部を示す側面図であ
る。
【図6】 上記実施例の背倒れ式椅子の背支持ユニット
を図1に対応した状態で示す側面図および縦断面図であ
る。
【図7】 上記実施例の背倒れ式椅子の背支持ユニット
を図2に対応した状態で示す側面図および縦断面図であ
る。
【図8】 上記実施例の背倒れ式椅子の背支持ユニット
を図3に対応した状態で示す側面図および縦断面図であ
る。
【図9】 (a)および(b)は、この発明の背倒れ式
椅子の他の二つの実施例の要部をそれぞれ示す側面図で
ある。
【図10】 (a)および(b)は、劇場における背倒
れ式椅子の使用状況を例示する平面図および断面図であ
る。
【符号の説明】
1 背倒れ式椅子 2 支柱 3 座 4 支持軸 5 背 6 肘 7 ブラケット 8 支持ブロック 8a 長孔 8b 掛合部 8c 通路 10 ロックピン 11, 12, 13 ストッパー部材 14 コイルばね
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 1/12 - 1/13 A47C 4/04 A47C 7/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二本の支柱(2)と、前記二本の支柱の
    間に配置されてそれらの支柱に支持された座(3)と、
    前記二本の支柱の間に配置されてそれらの支柱に支持軸
    (4)を介して枢支された背(5)とを具え、 その背の両側部に突設された前記支持軸が、その背の両
    側部に対向するように両側の支柱に設けられて略上下方
    向へ延在する長孔(8a)内に嵌装され、 さらにその背の両側部の上記支持軸よりも下方の位置に
    ロックピン(10)が突設されるとともに、 両側の支柱の前記長孔よりも下方の位置に、前記ロック
    ピンの下降によりそのロックピンが掛合し、前記ロック
    ピンの上昇によりそのロックピンが離脱する掛合部(8
    b)が設けられた背倒れ式椅子において、 前記二本の支柱の少なくとも一方の前記掛合部に、前記
    掛合部と掛合した前記ロックピンに対し弾性的に掛合し
    てそのロックピンの上昇に抵抗を与える不本意背倒れ防
    止手段(11)を設けたことを特徴とする、背倒れ式椅
    子。
  2. 【請求項2】 前記不本意背倒れ防止手段は、前記掛合
    部の入口に突出するように固定された弾性体製のストッ
    パー部材(11, 12)であることを特徴とする、請求項1
    記載の背倒れ式椅子。
  3. 【請求項3】 前記不本意背倒れ防止手段は、前記掛合
    部の入口への突出位置と後退位置との間に移動可能に支
    持されたストッパー部材(13)と、前記ストッパー部材
    を前記突出位置へ向けて常時附勢する弾性部材(14)
    と、を具えていることを特徴とする、請求項1記載の背
    倒れ式椅子。
  4. 【請求項4】 前記椅子が、前記二本の支柱の上端部に
    水平に設けられた肘(6)を具え、 前記支持軸および前記長孔の少なくとも一方が、前記背
    が前方へ倒れた状態でその背が前記肘よりも低く位置す
    るような位置に配置されていることを特徴とする、請求
    項1記載の背倒れ式椅子。
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JP5280724B2 (ja) * 2008-03-28 2013-09-04 株式会社岡村製作所 椅子
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