JP3532967B2 - 拡張機能付き電話機及びその制御方法 - Google Patents
拡張機能付き電話機及びその制御方法Info
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- JP3532967B2 JP3532967B2 JP17158294A JP17158294A JP3532967B2 JP 3532967 B2 JP3532967 B2 JP 3532967B2 JP 17158294 A JP17158294 A JP 17158294A JP 17158294 A JP17158294 A JP 17158294A JP 3532967 B2 JP3532967 B2 JP 3532967B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多機能電話機及び携帯
用電話機等の拡張機能付き電話機に係り、特に、利便性
を図るために拡張機能を多くしても、利用者の操作ミス
を少なくし、操作性を向上させることができ、更に製造
コストを低減できる拡張機能付き電話機及びその制御方
法に関する。
用電話機等の拡張機能付き電話機に係り、特に、利便性
を図るために拡張機能を多くしても、利用者の操作ミス
を少なくし、操作性を向上させることができ、更に製造
コストを低減できる拡張機能付き電話機及びその制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、拡張機能付き電話機の機能とし
ては、「電話をかける」「電話を受ける」ために必要不
可欠な、電話機本来の機能である発信、番号入力、終
了、着信受け付け等の基本機能と、基本機能以外の機能
である短縮ダイヤルの登録・参照、再ダイヤル発信制
限、音量調節、電池残量表示、自回線番号表示、通話時
間表示、通話料金表示等の拡張機能がある。従来は、各
電話機で使用できる機能は製造者によって固定されてい
た。
ては、「電話をかける」「電話を受ける」ために必要不
可欠な、電話機本来の機能である発信、番号入力、終
了、着信受け付け等の基本機能と、基本機能以外の機能
である短縮ダイヤルの登録・参照、再ダイヤル発信制
限、音量調節、電池残量表示、自回線番号表示、通話時
間表示、通話料金表示等の拡張機能がある。従来は、各
電話機で使用できる機能は製造者によって固定されてい
た。
【0003】ここで、従来の拡張機能付き電話機の構成
について、図13を用いて説明する。図13は、従来の
拡張機能付き電話機の構成ブロック図である。従来の拡
張機能付き電話機は、プッシュボタンから発信、終了、
番号入力等を行う入力部11と、送信及び受信を行う送
受信部12と、通話時間・次回線番号・電池残量等を表
示する表示部13と、通話時間を計測するタイマー、着
信音の音量調節を行う着信音出力部、電池の残量を検出
する電池残量検出部等の拡張機能を実現するために機能
する拡張機能実行部14と、基本機能及び拡張機能を実
現する制御プログラム、拡張機能の個々の機能を巡回的
に選択指定する機能順番テーブル19、及び短縮ダイヤ
ル等を登録しておくメモリ部15と、拡張機能内の各機
能を切り替える信号を入力する機能キー16と、各部の
制御及び処理を行う制御部17と、現在の機能状態を記
憶しておく不揮発性メモリとしてのEEPROM18と
から構成されている。尚、機能順番テーブル19は、メ
モリ不15内に設けられている。
について、図13を用いて説明する。図13は、従来の
拡張機能付き電話機の構成ブロック図である。従来の拡
張機能付き電話機は、プッシュボタンから発信、終了、
番号入力等を行う入力部11と、送信及び受信を行う送
受信部12と、通話時間・次回線番号・電池残量等を表
示する表示部13と、通話時間を計測するタイマー、着
信音の音量調節を行う着信音出力部、電池の残量を検出
する電池残量検出部等の拡張機能を実現するために機能
する拡張機能実行部14と、基本機能及び拡張機能を実
現する制御プログラム、拡張機能の個々の機能を巡回的
に選択指定する機能順番テーブル19、及び短縮ダイヤ
ル等を登録しておくメモリ部15と、拡張機能内の各機
能を切り替える信号を入力する機能キー16と、各部の
制御及び処理を行う制御部17と、現在の機能状態を記
憶しておく不揮発性メモリとしてのEEPROM18と
から構成されている。尚、機能順番テーブル19は、メ
モリ不15内に設けられている。
【0004】次に、上記構成の従来の拡張機能付き電話
機における制御方法について説明する。入力部11から
基本機能の実行を指示する信号が入力されると、制御部
17は、メモリ部15内の制御プログラムの内、基本機
能を実現するプログラム(基本機能プログラム)を起動
させ、基本機能を実現するようになっていた。同様に、
拡張機能の実行を指示する信号が入力されると、制御部
17は、メモリ部15内の拡張機能を実現するプログラ
ム (拡張機能プログラム)を起動させ、拡張機能実行
部14に指示して、各機能を実現するようになってい
た。
機における制御方法について説明する。入力部11から
基本機能の実行を指示する信号が入力されると、制御部
17は、メモリ部15内の制御プログラムの内、基本機
能を実現するプログラム(基本機能プログラム)を起動
させ、基本機能を実現するようになっていた。同様に、
拡張機能の実行を指示する信号が入力されると、制御部
17は、メモリ部15内の拡張機能を実現するプログラ
ム (拡張機能プログラム)を起動させ、拡張機能実行
部14に指示して、各機能を実現するようになってい
た。
【0005】次に、従来の拡張機能付き電話機における
拡張機能の各機能の切り替え方法について図13を用い
て説明する。拡張機能の中の各機能の切り替えは、機能
キー16からの入力信号によって行われるが、拡張機能
の実行順は、予めメモリ部15内の機能順番テーブル1
9に登録されており、複数の拡張機能の中で実行順が巡
回するようになっている。そして、機能キー16からの
入力がある毎に、機能順番テーブル19に従って、実行
される機能が変わるようになっている。また、EEPR
OM18は、現在実行されている機能を示す機能状態を
保持するようになっており、制御部17は、EEPRO
M18に記憶されている機能状態に対応する制御プログ
ラムをメモリ部15から読み出して、該拡張機能を実行
するようになっている。
拡張機能の各機能の切り替え方法について図13を用い
て説明する。拡張機能の中の各機能の切り替えは、機能
キー16からの入力信号によって行われるが、拡張機能
の実行順は、予めメモリ部15内の機能順番テーブル1
9に登録されており、複数の拡張機能の中で実行順が巡
回するようになっている。そして、機能キー16からの
入力がある毎に、機能順番テーブル19に従って、実行
される機能が変わるようになっている。また、EEPR
OM18は、現在実行されている機能を示す機能状態を
保持するようになっており、制御部17は、EEPRO
M18に記憶されている機能状態に対応する制御プログ
ラムをメモリ部15から読み出して、該拡張機能を実行
するようになっている。
【0006】そして、機能キー16からの入力がある
と、制御部17はEEPROM18から機能状態を読み
込み、メモリ部15内の機能順番テーブル19を参照し
て、次に実行すべき機能(次機能)を読み出し、読み出
した次機能をEEPROM18に書き込んで機能状態を
更新し、機能状態を切り替える。制御部17は、更新さ
れた機能状態の制御プログラムをメモリ部15より読み
出し、制御プログラムに従って拡張機能部14に指示し
て機能を実現する。このようにして、拡張機能内の各機
能の切り替えを行うようになっていた。
と、制御部17はEEPROM18から機能状態を読み
込み、メモリ部15内の機能順番テーブル19を参照し
て、次に実行すべき機能(次機能)を読み出し、読み出
した次機能をEEPROM18に書き込んで機能状態を
更新し、機能状態を切り替える。制御部17は、更新さ
れた機能状態の制御プログラムをメモリ部15より読み
出し、制御プログラムに従って拡張機能部14に指示し
て機能を実現する。このようにして、拡張機能内の各機
能の切り替えを行うようになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の拡張機能付き電話機では、利便性を追及して拡張機
能の数を多くすると操作が複雑になり、不慣れな利用者
は複雑な操作に対処できずに、操作ミスによる誤動作を
起こしやすくなってしまうという問題点があり、特に、
発信制限、着信音消音モード等を無意識のうちに指定し
てしまうと、基本機能が使えなくなってしまい、操作性
が悪いという問題点があった。
来の拡張機能付き電話機では、利便性を追及して拡張機
能の数を多くすると操作が複雑になり、不慣れな利用者
は複雑な操作に対処できずに、操作ミスによる誤動作を
起こしやすくなってしまうという問題点があり、特に、
発信制限、着信音消音モード等を無意識のうちに指定し
てしまうと、基本機能が使えなくなってしまい、操作性
が悪いという問題点があった。
【0008】また、メーカー側にとっては、様々な客の
ニーズに答えるため、多種の電話機を製造する必要があ
り、電話機の製造コストが高くなってしまうという問題
点があった。
ニーズに答えるため、多種の電話機を製造する必要があ
り、電話機の製造コストが高くなってしまうという問題
点があった。
【0009】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、多くの機能を備えていて利便性があり、また、高度
な機能を必要としない利用者にとっては、無駄な複雑操
作による誤動作を少なくして操作性を向上させることが
でき、更に、メーカーにとっては1機種で多様な利用者
のニーズに応えて電話機の製造コストを低減することが
できる拡張機能付き電話機及びその制御方法を提供する
ことを目的とする。
で、多くの機能を備えていて利便性があり、また、高度
な機能を必要としない利用者にとっては、無駄な複雑操
作による誤動作を少なくして操作性を向上させることが
でき、更に、メーカーにとっては1機種で多様な利用者
のニーズに応えて電話機の製造コストを低減することが
できる拡張機能付き電話機及びその制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、拡張機能付き電話
機において、電話機本来の機能である発信、番号入力、
終了、又は着信受け付け等の基本機能を実行するプログ
ラム及び前記基本機能以外の機能である拡張機能を実行
するプログラムを記憶したメモリ部と、前記基本機能又
は前記拡張機能の機能モードの切り替えを指示する機能
キーと、電源投入時に前記機能キーが押下されているか
どうかを判定し、押下されている場合に前記拡張機能モ
ードに設定して、前記拡張機能を実行するプログラムま
たは前記基本機能を実行するプログラムに制御を移行
し、押下されていない場合に前記基本機能モードに設定
し、前記基本機能を実行するプログラムに制御を移行す
る制御部とを有することを特徴としている。
決するための請求項1記載の発明は、拡張機能付き電話
機において、電話機本来の機能である発信、番号入力、
終了、又は着信受け付け等の基本機能を実行するプログ
ラム及び前記基本機能以外の機能である拡張機能を実行
するプログラムを記憶したメモリ部と、前記基本機能又
は前記拡張機能の機能モードの切り替えを指示する機能
キーと、電源投入時に前記機能キーが押下されているか
どうかを判定し、押下されている場合に前記拡張機能モ
ードに設定して、前記拡張機能を実行するプログラムま
たは前記基本機能を実行するプログラムに制御を移行
し、押下されていない場合に前記基本機能モードに設定
し、前記基本機能を実行するプログラムに制御を移行す
る制御部とを有することを特徴としている。
【0014】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、拡張機能付き電話機の制御方法にお
いて、電源が投入されると、制御部が、電話機本来の機
能である発信、番号入力、終了、又は着信受け付け等の
基本機能又は前記基本機能以外の機能である拡張機能の
機能モードの切り替えを指示する機能キーが押下されて
いるかどうかを判定し、押下されている場合に拡張機能
モードに設定して、前記拡張機能を実行するプログラム
または前記基本機能を実行するプログラムに制御を移行
し、押下されていない場合に基本機能モードに設定し、
前記基本機能を実行するプログラムに制御を移行するこ
とを特徴としている。
項2記載の発明は、拡張機能付き電話機の制御方法にお
いて、電源が投入されると、制御部が、電話機本来の機
能である発信、番号入力、終了、又は着信受け付け等の
基本機能又は前記基本機能以外の機能である拡張機能の
機能モードの切り替えを指示する機能キーが押下されて
いるかどうかを判定し、押下されている場合に拡張機能
モードに設定して、前記拡張機能を実行するプログラム
または前記基本機能を実行するプログラムに制御を移行
し、押下されていない場合に基本機能モードに設定し、
前記基本機能を実行するプログラムに制御を移行するこ
とを特徴としている。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【作用】請求項1記載の発明によれば、電源投入時に、
電話機本来の機能である発信、番号入力、終了、又は着
信受け付け等の基本機能又は前記基本機能以外の機能で
ある拡張機能の機能モードの切り替えを指示する機能キ
ーが押下されているかどうかを判定し、押下されている
場合には拡張機能モードに設定して、拡張機能を実行す
るプログラムまたは基本機能を実行するプログラムに制
御を移行し、押下されていない場合には基本機能モード
に設定して、基本機能を実行するプログラムに制御を移
行する制御部を有する拡張機能付き電話機としているの
で、利用者は、これから電話機を使用する目的に合わせ
て、電源投入時に、基本機能モードまたは拡張機能モー
ドを簡単に設定することができる。
電話機本来の機能である発信、番号入力、終了、又は着
信受け付け等の基本機能又は前記基本機能以外の機能で
ある拡張機能の機能モードの切り替えを指示する機能キ
ーが押下されているかどうかを判定し、押下されている
場合には拡張機能モードに設定して、拡張機能を実行す
るプログラムまたは基本機能を実行するプログラムに制
御を移行し、押下されていない場合には基本機能モード
に設定して、基本機能を実行するプログラムに制御を移
行する制御部を有する拡張機能付き電話機としているの
で、利用者は、これから電話機を使用する目的に合わせ
て、電源投入時に、基本機能モードまたは拡張機能モー
ドを簡単に設定することができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、電源が投入
された場合に、制御部が、電話機本来の機能である発
信、番号入力、終了、又は着信受け付け等の基本機能又
は前記基本機能以外の機能である拡張機能の機能モード
の切り替えを指示する機能キーが押下されているか否か
を判定し、押下されている場合に拡張機能モードとして
拡張機能を実行するプログラムまたは基本機能を実行す
るプログラムに制御を移行し、押下されていない場合は
基本機能モードとして基本機能を実行するプログラムに
制御を移行する拡張機能付き電話機の制御方法としてい
るので、利用者は使用目的に合わせて、電源投入時に基
本機能モードまたは拡張機能モードを簡単に設定するこ
とができる。
された場合に、制御部が、電話機本来の機能である発
信、番号入力、終了、又は着信受け付け等の基本機能又
は前記基本機能以外の機能である拡張機能の機能モード
の切り替えを指示する機能キーが押下されているか否か
を判定し、押下されている場合に拡張機能モードとして
拡張機能を実行するプログラムまたは基本機能を実行す
るプログラムに制御を移行し、押下されていない場合は
基本機能モードとして基本機能を実行するプログラムに
制御を移行する拡張機能付き電話機の制御方法としてい
るので、利用者は使用目的に合わせて、電源投入時に基
本機能モードまたは拡張機能モードを簡単に設定するこ
とができる。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る拡張機能
付き電話機の構成ブロック図である。本実施例の拡張機
能付き電話機の構成は、図12の構成ブロック図に示し
た従来の電話機の構成とほぼ同様であり、入力部11
と、送受信部12と、表示部13と、拡張機能実行部1
4と、制御プログラム、機能順番テーブル19等を登録
しておくメモリ部15′と、機能キー16と、制御部1
7と、EEPROM18′とから構成されている。
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る拡張機能
付き電話機の構成ブロック図である。本実施例の拡張機
能付き電話機の構成は、図12の構成ブロック図に示し
た従来の電話機の構成とほぼ同様であり、入力部11
と、送受信部12と、表示部13と、拡張機能実行部1
4と、制御プログラム、機能順番テーブル19等を登録
しておくメモリ部15′と、機能キー16と、制御部1
7と、EEPROM18′とから構成されている。
【0029】本実施例の拡張機能付き電話機の特徴は、
使用できる機能の範囲が異なる2種類の機能モードを設
け、利用者が必要に応じて自分でいずれかの機能モード
を選択して切り替えるようにしている点である。本実施
例では、基本機能のみを使用できる「基本機能モード」
と、基本機能に加えて拡張機能も使用できる「拡張機能
モード」の2種類の機能モードを設けており、「基本機
能モード」か「拡張機能モード」かを利用者自身が選択
できるようにしているものである。
使用できる機能の範囲が異なる2種類の機能モードを設
け、利用者が必要に応じて自分でいずれかの機能モード
を選択して切り替えるようにしている点である。本実施
例では、基本機能のみを使用できる「基本機能モード」
と、基本機能に加えて拡張機能も使用できる「拡張機能
モード」の2種類の機能モードを設けており、「基本機
能モード」か「拡張機能モード」かを利用者自身が選択
できるようにしているものである。
【0030】ここで、本実施例の拡張機能付き電話機の
各構成部分について具体的に説明する。尚、説明を簡単
にするために従来例と同様の部分は説明を省略し、本実
施例の特徴部分についてのみ説明する。EEPROM1
8′は、機能状態を記憶する機能状態記憶部18aと、
機能モード状態を記憶する機能モード状態記憶部18b
とから構成されており、機能状態に加えて「基本機能モ
ード」か「拡張機能モード」かの機能モード状態を記憶
するものである。また、EEPROM18′は不揮発性
メモリであるため、電源がオフになっている間も機能状
態及び機能モード状態を保持することができ、次に電源
をオンにした場合に前回使用していた機能モード状態及
び機能状態を再生できるようになっている。EEPRO
Mの代わりに不揮発性メモリとしてバッテリーバックア
ップドRAM等を用いても良い。
各構成部分について具体的に説明する。尚、説明を簡単
にするために従来例と同様の部分は説明を省略し、本実
施例の特徴部分についてのみ説明する。EEPROM1
8′は、機能状態を記憶する機能状態記憶部18aと、
機能モード状態を記憶する機能モード状態記憶部18b
とから構成されており、機能状態に加えて「基本機能モ
ード」か「拡張機能モード」かの機能モード状態を記憶
するものである。また、EEPROM18′は不揮発性
メモリであるため、電源がオフになっている間も機能状
態及び機能モード状態を保持することができ、次に電源
をオンにした場合に前回使用していた機能モード状態及
び機能状態を再生できるようになっている。EEPRO
Mの代わりに不揮発性メモリとしてバッテリーバックア
ップドRAM等を用いても良い。
【0031】メモリ部15′は、従来例と同様の、基本
機能プログラム及び拡張機能プログラム、更に拡張機能
の中の各機能の実行順を指定する機能順番テーブル19
の他に、機能モードの実行順を指定する機能モード順番
テーブル20を格納しており、本実施例の場合は「基本
機能モード」と「拡張機能モード」を交互に切り替える
ようになっている。
機能プログラム及び拡張機能プログラム、更に拡張機能
の中の各機能の実行順を指定する機能順番テーブル19
の他に、機能モードの実行順を指定する機能モード順番
テーブル20を格納しており、本実施例の場合は「基本
機能モード」と「拡張機能モード」を交互に切り替える
ようになっている。
【0032】また、機能キー16は拡張機能内の各機能
の切り替えと、機能モードの切り替えを指示する切り替
え信号の入力部となっており、機能キー16からの入力
があると、その入力状況に応じて制御部17は機能モー
ド状態を切り替えたり、機能状態を切り替えたりする制
御を行うようになっている。
の切り替えと、機能モードの切り替えを指示する切り替
え信号の入力部となっており、機能キー16からの入力
があると、その入力状況に応じて制御部17は機能モー
ド状態を切り替えたり、機能状態を切り替えたりする制
御を行うようになっている。
【0033】上記構成の本実施例の拡張機能付き電話機
の全体概観は、図2の全体概観図に示すようになってお
り、発信キー、終了キー、番号キー等の操作キー10
と、機能キー16と、表示部13から成る電話機であ
る。
の全体概観は、図2の全体概観図に示すようになってお
り、発信キー、終了キー、番号キー等の操作キー10
と、機能キー16と、表示部13から成る電話機であ
る。
【0034】次に、本実施例の拡張機能付き電話機にお
ける制御方法について図1及び図3を用いて説明する。
図3は、本実施例の電話機における制御方法を示すフロ
ーチャート図である。まず、電源が投入されると、制御
部17はEEPROM18′の機能モード状態記憶部1
8bから機能モード状態を読み込み(101)、読み込
んだ機能モード状態が基本機能モードであるか、拡張機
能モードであるかを判断する(102)。機能モード状
態が基本機能モードであれば、基本機能モードに設定し
て(103)、待ち受け状態となる。そして、入力部1
1からの入力や送受信部12での受信があれば、メモリ
部15′から基本機能プログラムを読み出して起動さ
せ、発信・受信の基本機能を実現するようになってい
る。基本機能モードの場合は、制御部17は基本機能を
実現するプログラムのみを動作させ、拡張機能プログラ
ムの動作は行わないものである。
ける制御方法について図1及び図3を用いて説明する。
図3は、本実施例の電話機における制御方法を示すフロ
ーチャート図である。まず、電源が投入されると、制御
部17はEEPROM18′の機能モード状態記憶部1
8bから機能モード状態を読み込み(101)、読み込
んだ機能モード状態が基本機能モードであるか、拡張機
能モードであるかを判断する(102)。機能モード状
態が基本機能モードであれば、基本機能モードに設定し
て(103)、待ち受け状態となる。そして、入力部1
1からの入力や送受信部12での受信があれば、メモリ
部15′から基本機能プログラムを読み出して起動さ
せ、発信・受信の基本機能を実現するようになってい
る。基本機能モードの場合は、制御部17は基本機能を
実現するプログラムのみを動作させ、拡張機能プログラ
ムの動作は行わないものである。
【0035】また、EEPROM18′から読み込んだ
機能モード状態が拡張機能モードであれば、拡張機能モ
ードに設定し(104)、待ち受け状態となり、基本機
能プログラムと拡張機能プログラムの両方を動作させる
ことができる状態にする。そして、入力部11からの指
示に応じて、基本機能プログラムを起動させて基本機能
を実現し、又は、拡張機能プログラムを起動させて拡張
機能実行部14や表示部13に指示を出して、拡張機能
を実現するようになっている。すなわち、拡張機能モー
ドは、基本機能に加えて、電話機に登録されている全て
の拡張機能を使用することができる機能モードである。
機能モード状態が拡張機能モードであれば、拡張機能モ
ードに設定し(104)、待ち受け状態となり、基本機
能プログラムと拡張機能プログラムの両方を動作させる
ことができる状態にする。そして、入力部11からの指
示に応じて、基本機能プログラムを起動させて基本機能
を実現し、又は、拡張機能プログラムを起動させて拡張
機能実行部14や表示部13に指示を出して、拡張機能
を実現するようになっている。すなわち、拡張機能モー
ドは、基本機能に加えて、電話機に登録されている全て
の拡張機能を使用することができる機能モードである。
【0036】次に、本実施例の拡張機能付き電話機にお
ける機能モード及び拡張機能内の機能の切り替え方法に
ついて説明する。本実施例では、機能キー16を押下す
ることによって機能モードまたは機能の切り替えを行う
ようになっているが、機能モードを切り替えるか、機能
を切り替えるかは機能キー16の押下時間によって決定
され、機能キー16が2秒以上押下された場合は機能モ
ードを切り替え、押下時間が2秒未満の場合は機能を切
り替えるようになっている。
ける機能モード及び拡張機能内の機能の切り替え方法に
ついて説明する。本実施例では、機能キー16を押下す
ることによって機能モードまたは機能の切り替えを行う
ようになっているが、機能モードを切り替えるか、機能
を切り替えるかは機能キー16の押下時間によって決定
され、機能キー16が2秒以上押下された場合は機能モ
ードを切り替え、押下時間が2秒未満の場合は機能を切
り替えるようになっている。
【0037】機能モード状態及び機能状態の切り替え方
法について図4、図5及び図6を用いて具体的に説明す
る。図4は、機能モード状態及び機能状態の切り替え制
御方法を示すフローチャート図であり、図5は、機能モ
ード順番テーブル20に基づく機能モード状態の切り替
えを示す模式説明図であり、図6は、機能順番テーブル
19に基づく機能状態の切り替えを示す模式説明図であ
る。
法について図4、図5及び図6を用いて具体的に説明す
る。図4は、機能モード状態及び機能状態の切り替え制
御方法を示すフローチャート図であり、図5は、機能モ
ード順番テーブル20に基づく機能モード状態の切り替
えを示す模式説明図であり、図6は、機能順番テーブル
19に基づく機能状態の切り替えを示す模式説明図であ
る。
【0038】図4に示すように、待ち受け状態から機能
キー16の入力があった場合(201)、制御部17
は、EEPROM18′から機能モード状態を読み込む
(202)。そして、機能キー16の押下時間が2秒以
上であったか否かを判断し(203)、2秒以上であれ
ば、メモリ部15の機能モード順番テーブル20から次
の機能モード(次機能モード)を読み込み(204)、
次機能モードをEEPROM18′の機能モード記憶部
18bに書き込んで機能モード記憶部18bの機能モー
ド状態を更新し(205)、次の機能モード状態を設定
する(206)。これにより、機能モード状態が切り替
えられるものである。
キー16の入力があった場合(201)、制御部17
は、EEPROM18′から機能モード状態を読み込む
(202)。そして、機能キー16の押下時間が2秒以
上であったか否かを判断し(203)、2秒以上であれ
ば、メモリ部15の機能モード順番テーブル20から次
の機能モード(次機能モード)を読み込み(204)、
次機能モードをEEPROM18′の機能モード記憶部
18bに書き込んで機能モード記憶部18bの機能モー
ド状態を更新し(205)、次の機能モード状態を設定
する(206)。これにより、機能モード状態が切り替
えられるものである。
【0039】従って、図5の模式説明図に示すように、
機能モード状態が基本機能モードである場合に機能キー
16を2秒以上押下すれば、機能モード状態は拡張機能
モードとなり、逆に、機能モード状態が拡張機能モード
の場合に機能キー16を2秒以上押下すれば基本機能モ
ードに切り替えられるようになっている。
機能モード状態が基本機能モードである場合に機能キー
16を2秒以上押下すれば、機能モード状態は拡張機能
モードとなり、逆に、機能モード状態が拡張機能モード
の場合に機能キー16を2秒以上押下すれば基本機能モ
ードに切り替えられるようになっている。
【0040】また、図4の処理203で、機能キー16
の押下時間が2秒未満であると判断された場合は、制御
部17はEEPROM18′の機能モード状態が拡張機
能モードであるか否かを判断し(207)、拡張機能モ
ードでない場合、すなわち基本機能モードである場合に
は、処理を終了して待ち受け状態となる。つまり、基本
機能モードの場合は、機能キー16を2秒以上押下すれ
ば機能モード状態を切り替えるが、機能キー16を2秒
未満押下した場合には反応しないようになっている。
の押下時間が2秒未満であると判断された場合は、制御
部17はEEPROM18′の機能モード状態が拡張機
能モードであるか否かを判断し(207)、拡張機能モ
ードでない場合、すなわち基本機能モードである場合に
は、処理を終了して待ち受け状態となる。つまり、基本
機能モードの場合は、機能キー16を2秒以上押下すれ
ば機能モード状態を切り替えるが、機能キー16を2秒
未満押下した場合には反応しないようになっている。
【0041】一方、図4の処理206で機能状態が拡張
機能モードであると判断された場合は、制御部17は、
従来の拡張機能付き電話機の制御方法と同様に、EEP
ROM18′の機能状態記憶部18bから機能状態を読
み込む(208)。そして、メモリ部15′の機能順番
テーブル19から次の機能(次機能)を読み取り(20
9)、EEPROM18′の機能状態記憶部18bを次
機能で更新して(210)次の機能状態を設定し(21
1)、該機能を実現するものである。すなわち、機能モ
ード状態が拡張機能モードの場合は、機能キーを2秒以
上押下すれば機能モード状態を切り替え、2秒未満押下
すれば機能状態を切り替えるようになっている。尚、図
4の処理208〜処理211の処理は従来の拡張機能付
き電話機の機能切り替え制御方法と同様である。
機能モードであると判断された場合は、制御部17は、
従来の拡張機能付き電話機の制御方法と同様に、EEP
ROM18′の機能状態記憶部18bから機能状態を読
み込む(208)。そして、メモリ部15′の機能順番
テーブル19から次の機能(次機能)を読み取り(20
9)、EEPROM18′の機能状態記憶部18bを次
機能で更新して(210)次の機能状態を設定し(21
1)、該機能を実現するものである。すなわち、機能モ
ード状態が拡張機能モードの場合は、機能キーを2秒以
上押下すれば機能モード状態を切り替え、2秒未満押下
すれば機能状態を切り替えるようになっている。尚、図
4の処理208〜処理211の処理は従来の拡張機能付
き電話機の機能切り替え制御方法と同様である。
【0042】本実施例では、図6に示すように「電池残
量表示」「電話番号表示」「通話時間表示」「通話料金
表示」の4種類の拡張機能があり、機能キーを2秒未満
押下する毎に、実現される機能が次に移り、実行順が巡
回するようになっている。また、本実施例では拡張機能
が4種類の場合について説明したが、より多数の拡張機
能を有する場合でも同様に機能状態の切り替え制御を行
うことができるものである。
量表示」「電話番号表示」「通話時間表示」「通話料金
表示」の4種類の拡張機能があり、機能キーを2秒未満
押下する毎に、実現される機能が次に移り、実行順が巡
回するようになっている。また、本実施例では拡張機能
が4種類の場合について説明したが、より多数の拡張機
能を有する場合でも同様に機能状態の切り替え制御を行
うことができるものである。
【0043】本実施例の拡張機能付き電話機によれば、
利用者の目的に応じて、基本機能のみを実現する基本機
能モードと、拡張機能も実現できる拡張機能モードとの
選択切り替えが可能な拡張機能対電話機としているの
で、不慣れな利用者の場合には、基本機能モードを選択
して、操作を簡単にして操作ミスによる誤動作を少なく
して操作性を向上させることができ、また、高度な機能
を必要とする利用者の場合には拡張機能モードとして、
様々な機能を駆使することにより利便性を図ることがで
きる効果がある。
利用者の目的に応じて、基本機能のみを実現する基本機
能モードと、拡張機能も実現できる拡張機能モードとの
選択切り替えが可能な拡張機能対電話機としているの
で、不慣れな利用者の場合には、基本機能モードを選択
して、操作を簡単にして操作ミスによる誤動作を少なく
して操作性を向上させることができ、また、高度な機能
を必要とする利用者の場合には拡張機能モードとして、
様々な機能を駆使することにより利便性を図ることがで
きる効果がある。
【0044】また、1種類の電話機で様々な程度の利用
者に対応させることができるので、メーカーにとって
は、利用者の要求の程度に合わせて何種類もの電話機を
製造する必要がなくなり、コストの低減を図ることがで
きる効果がある。
者に対応させることができるので、メーカーにとって
は、利用者の要求の程度に合わせて何種類もの電話機を
製造する必要がなくなり、コストの低減を図ることがで
きる効果がある。
【0045】次に、本発明の第2の実施例に係る拡張機
能付き電話機について説明する。第2の実施例の電話機
の構成は、図13に示した従来の拡張機能付き電話機の
構成とほぼ同様であり、EEPROM18に機能モード
状態を記憶する機能はなく、機能状態のみを記憶するよ
うになっている。そして、電源投入時に機能キー16を
押下すれば「拡張機能モード」を設定し、電源投入時に
機能キー16を押下しなければ「基本機能モード」また
はを設定するようになっている。
能付き電話機について説明する。第2の実施例の電話機
の構成は、図13に示した従来の拡張機能付き電話機の
構成とほぼ同様であり、EEPROM18に機能モード
状態を記憶する機能はなく、機能状態のみを記憶するよ
うになっている。そして、電源投入時に機能キー16を
押下すれば「拡張機能モード」を設定し、電源投入時に
機能キー16を押下しなければ「基本機能モード」また
はを設定するようになっている。
【0046】ここで、第2の実施例の拡張機能付き電話
機の制御方法について図7を用いて説明する。図7は、
第2の実施例に係る拡張機能付き電話機の制御方法を示
すフローチャート図である。第2の実施例の電話機で
は、電源が投入されると、制御部17は機能キー16が
押下されているか否かを判断し(301)、電源投入と
同時に機能キーが押下されている場合は拡張機能モード
に設定し(302)、機能キー16が押下されていない
場合は基本機能モードに設定する(303)ものであ
る。
機の制御方法について図7を用いて説明する。図7は、
第2の実施例に係る拡張機能付き電話機の制御方法を示
すフローチャート図である。第2の実施例の電話機で
は、電源が投入されると、制御部17は機能キー16が
押下されているか否かを判断し(301)、電源投入と
同時に機能キーが押下されている場合は拡張機能モード
に設定し(302)、機能キー16が押下されていない
場合は基本機能モードに設定する(303)ものであ
る。
【0047】そして、基本機能モードが設定された場
合、制御部17はメモリ部15から基本機能プログラム
を読み込んで起動させて、基本機能を実現し、拡張機能
モードが設定された場合は、制御部17は、次の入力指
示によって、メモリ部15から基本機能プログラム又は
拡張機能プログラムを読み込み、基本機能又は拡張機能
を実現するようになっている。
合、制御部17はメモリ部15から基本機能プログラム
を読み込んで起動させて、基本機能を実現し、拡張機能
モードが設定された場合は、制御部17は、次の入力指
示によって、メモリ部15から基本機能プログラム又は
拡張機能プログラムを読み込み、基本機能又は拡張機能
を実現するようになっている。
【0048】第2の実施例の電話機は、機能モード状態
を記憶する手段がないので、電源投入時に設定した機能
モードを途中で切り替えることはできず、また、電源を
オフにすれば機能モード状態は消去される。しかし、従
来の拡張機能付き電話機とほぼ同様の構成でありなが
ら、基本機能のみを実現する基本機能モードを設定する
ことができるので、操作ミスによる誤動作を防ぐことが
でき、メーカー側にとっては、従来の拡張機能付き電話
機のソフトウエアを少し変更するだけで操作性の良い拡
張機能付き電話機を提供することができるものである。
を記憶する手段がないので、電源投入時に設定した機能
モードを途中で切り替えることはできず、また、電源を
オフにすれば機能モード状態は消去される。しかし、従
来の拡張機能付き電話機とほぼ同様の構成でありなが
ら、基本機能のみを実現する基本機能モードを設定する
ことができるので、操作ミスによる誤動作を防ぐことが
でき、メーカー側にとっては、従来の拡張機能付き電話
機のソフトウエアを少し変更するだけで操作性の良い拡
張機能付き電話機を提供することができるものである。
【0049】第2の実施例によれば、基本機能のみを使
用したい場合に、電源投入時に簡単に基本機能モードを
設定することができ、操作ミスによる誤動作を防ぐこと
ができる効果があり、また、従来の拡張機能付き電話機
とほぼ同様の構成で、ソフトウエアの変更のみで機能モ
ード切り替え設定を実現することができるので、操作性
を向上させることができる拡張機能付き電話機を低コス
トで製造することができる効果がある。
用したい場合に、電源投入時に簡単に基本機能モードを
設定することができ、操作ミスによる誤動作を防ぐこと
ができる効果があり、また、従来の拡張機能付き電話機
とほぼ同様の構成で、ソフトウエアの変更のみで機能モ
ード切り替え設定を実現することができるので、操作性
を向上させることができる拡張機能付き電話機を低コス
トで製造することができる効果がある。
【0050】次に、本発明の第3の実施例に係る拡張機
能付き電話機について説明する。第3の実施例の電話機
の構成は、図1に示した第1の実施例の構成とほぼ同様
である。第3の実施例の特徴は、第2の実施例と同様の
手順で電源投入時に機能モードを設定することができ、
また、EEPROM18′及びメモリ部15′内に機能
モード順番テーブル20を備えているので、第1の実施
例と同様に途中で機能モードを切り替えることができる
点である。
能付き電話機について説明する。第3の実施例の電話機
の構成は、図1に示した第1の実施例の構成とほぼ同様
である。第3の実施例の特徴は、第2の実施例と同様の
手順で電源投入時に機能モードを設定することができ、
また、EEPROM18′及びメモリ部15′内に機能
モード順番テーブル20を備えているので、第1の実施
例と同様に途中で機能モードを切り替えることができる
点である。
【0051】第3の実施例の制御方法について、図8を
用いて説明する。図8は、第3の実施例の制御方法を示
すフローチャート図である。まず、電源が投入される
と、制御部17は機能キー16が押下されているか否か
を判断し(401)、押下されている場合はEEPRO
M18′の機能モード状態記憶部18bに拡張機能モー
ドを書き込み(402)、拡張機能モードに設定し(4
03)、待ち受け状態となる。そして、次の入力指示に
より、制御部17はメモリ部15より基本機能プログラ
ム又は拡張機能プログラムを読み込んで動作させ、基本
機能又は拡張機能を実行する。
用いて説明する。図8は、第3の実施例の制御方法を示
すフローチャート図である。まず、電源が投入される
と、制御部17は機能キー16が押下されているか否か
を判断し(401)、押下されている場合はEEPRO
M18′の機能モード状態記憶部18bに拡張機能モー
ドを書き込み(402)、拡張機能モードに設定し(4
03)、待ち受け状態となる。そして、次の入力指示に
より、制御部17はメモリ部15より基本機能プログラ
ム又は拡張機能プログラムを読み込んで動作させ、基本
機能又は拡張機能を実行する。
【0052】また、図8の処理401で電源投入時に機
能キー16が押下されていないと判断された場合、制御
部17は、EEPROM18′の機能モード状態記憶部
18bに基本機能モードを書き込み(404)、基本機
能モードに設定し(405)、待ち受け状態となる。そ
して次の入力によりメモリ部15から基本機能プログラ
ムを読み込んで動作させ、基本機能を実行するものであ
る。
能キー16が押下されていないと判断された場合、制御
部17は、EEPROM18′の機能モード状態記憶部
18bに基本機能モードを書き込み(404)、基本機
能モードに設定し(405)、待ち受け状態となる。そ
して次の入力によりメモリ部15から基本機能プログラ
ムを読み込んで動作させ、基本機能を実行するものであ
る。
【0053】待ち受け状態からの機能モード状態及び機
能状態の切り替え制御方法は、図4に示した第1の実施
例の場合と同様であり、機能キー16を2秒以上押下す
ることにより、現在設定されている機能モードから別の
機能モードへの切り替えを行うことができるものであ
る。
能状態の切り替え制御方法は、図4に示した第1の実施
例の場合と同様であり、機能キー16を2秒以上押下す
ることにより、現在設定されている機能モードから別の
機能モードへの切り替えを行うことができるものであ
る。
【0054】第3の実施例の電話機及びその制御方法に
よれば、電源入力時に使用したい機能モードを設定する
ようにしているので、拡張機能モードと基本機能モード
の切り替えを頻繁に行う利用者のように、電話機を使用
する際に、前回使用していたときの機能モード状態が分
りにくい場合に、第1の実施例のように電源投入後に改
めて機能モード状態を切り替えるより、電源投入時にそ
の都度使用したい機能モードを設定したほうが操作及び
処理が簡単であるという効果がある。
よれば、電源入力時に使用したい機能モードを設定する
ようにしているので、拡張機能モードと基本機能モード
の切り替えを頻繁に行う利用者のように、電話機を使用
する際に、前回使用していたときの機能モード状態が分
りにくい場合に、第1の実施例のように電源投入後に改
めて機能モード状態を切り替えるより、電源投入時にそ
の都度使用したい機能モードを設定したほうが操作及び
処理が簡単であるという効果がある。
【0055】次に、本発明の第4の実施例に係る拡張機
能付き電話機について、図9、図10、図11を用いて
説明する。第4の実施例の拡張機能付き電話機の特徴
は、基本機能のみを実現する「基本機能モード」と、電
話機に備えられている全ての拡張機能を実現する「拡張
機能モード」に加えて、一部の拡張機能を実現すること
ができる機能モードとして「一部拡張機能モード」を設
けている点である。
能付き電話機について、図9、図10、図11を用いて
説明する。第4の実施例の拡張機能付き電話機の特徴
は、基本機能のみを実現する「基本機能モード」と、電
話機に備えられている全ての拡張機能を実現する「拡張
機能モード」に加えて、一部の拡張機能を実現すること
ができる機能モードとして「一部拡張機能モード」を設
けている点である。
【0056】ここで、第4の実施例の拡張機能付き電話
機の構成について図9を用いて説明する。図9は、第4
の実施例の拡張機能付き電話機の構成ブロック図であ
る。第4の実施例の電話機の構成は、図1に示した第1
の実施例の構成とほぼ同様であるが、メモリ部15′内
のテーブルに加えて、一部拡張機能登録部21と、一部
拡張機能順番テーブル22を有するメモリ部15″を設
けている点が第1の実施例とは異なっている。
機の構成について図9を用いて説明する。図9は、第4
の実施例の拡張機能付き電話機の構成ブロック図であ
る。第4の実施例の電話機の構成は、図1に示した第1
の実施例の構成とほぼ同様であるが、メモリ部15′内
のテーブルに加えて、一部拡張機能登録部21と、一部
拡張機能順番テーブル22を有するメモリ部15″を設
けている点が第1の実施例とは異なっている。
【0057】一部拡張機能登録部21は、一部拡張機能
モードで実行できる拡張機能を予め設定しておき、一部
拡張機能順番テーブル22によって指定された順番に従
って拡張機能プログラムの中から、一部拡張機能登録部
21に登録された機能を実現するプログラムを選択して
制御部17に送出するものである。
モードで実行できる拡張機能を予め設定しておき、一部
拡張機能順番テーブル22によって指定された順番に従
って拡張機能プログラムの中から、一部拡張機能登録部
21に登録された機能を実現するプログラムを選択して
制御部17に送出するものである。
【0058】一部拡張機能順番テーブル22は、一部拡
張機能登録部21に登録されている各拡張機能の実行順
を指定するものであり、機能キー16から機能状態切り
替えの信号が入力されると、実行される機能が次に移
り、複数の機能の中で実行順が巡回するようになってい
る。
張機能登録部21に登録されている各拡張機能の実行順
を指定するものであり、機能キー16から機能状態切り
替えの信号が入力されると、実行される機能が次に移
り、複数の機能の中で実行順が巡回するようになってい
る。
【0059】また、メモリ部15″内の機能モード順番
テーブル20′は、基本機能モードと、拡張機能モード
と、一部拡張機能モードの間で実行順が巡回するように
なっている。そして、EEPROM18″の機能モード
状態記憶部18bには、基本機能モード、拡張機能モー
ド、一部拡張機能モードのいずれかの機能モード状態が
書き込まれるものである。他の構成部分については図1
に示した第1の実施例と同様である。
テーブル20′は、基本機能モードと、拡張機能モード
と、一部拡張機能モードの間で実行順が巡回するように
なっている。そして、EEPROM18″の機能モード
状態記憶部18bには、基本機能モード、拡張機能モー
ド、一部拡張機能モードのいずれかの機能モード状態が
書き込まれるものである。他の構成部分については図1
に示した第1の実施例と同様である。
【0060】次に、第4の実施例の拡張機能付き電話機
の制御方法について説明する。図10は、第4の実施例
の拡張機能付き電話機の制御方法を示すフローチャート
図である。電源が投入されると、制御部17は、EEP
ROM18″の機能モード記憶部18bから機能モード
状態を読み込み(501)、機能モード状態が基本機能
モードであるか、拡張機能モードであるか、一部拡張機
能モードであるかを判断する(502)。そして、機能
モード状態が基本機能モードであれば、基本機能モード
を設定して(503)、待ち受け状態となる。また、機
能モード状態が拡張機能モードであれば、拡張機能モー
ドを設定して(504)待ち受け状態となる。
の制御方法について説明する。図10は、第4の実施例
の拡張機能付き電話機の制御方法を示すフローチャート
図である。電源が投入されると、制御部17は、EEP
ROM18″の機能モード記憶部18bから機能モード
状態を読み込み(501)、機能モード状態が基本機能
モードであるか、拡張機能モードであるか、一部拡張機
能モードであるかを判断する(502)。そして、機能
モード状態が基本機能モードであれば、基本機能モード
を設定して(503)、待ち受け状態となる。また、機
能モード状態が拡張機能モードであれば、拡張機能モー
ドを設定して(504)待ち受け状態となる。
【0061】また、機能モード状態が一部拡張機能モー
ドであれば、一部拡張機能モードを設定して(50
5)、待ち受け状態となる。そして、次の入力が基本機
能を指示するものであれば、基本機能プログラムを起動
させて基本機能を実現し、拡張機能を指示するものであ
れば、一部拡張機能登録部21に登録された機能を実行
する拡張機能プログラムのみを限定的に起動させて、登
録された拡張機能を実現するようになっている。
ドであれば、一部拡張機能モードを設定して(50
5)、待ち受け状態となる。そして、次の入力が基本機
能を指示するものであれば、基本機能プログラムを起動
させて基本機能を実現し、拡張機能を指示するものであ
れば、一部拡張機能登録部21に登録された機能を実行
する拡張機能プログラムのみを限定的に起動させて、登
録された拡張機能を実現するようになっている。
【0062】次に、第4の実施例の拡張機能付き電話機
における機能モード及び機能の切り替え制御方法につい
て、図11を用いて説明する。図11は、第4の電話機
における機能モード及び機能の切り替え制御方法を示す
フローチャート図である。待ち受け状態から、機能キー
16の入力があると(601)、制御部17は、機能キ
ー16の押下時間が2秒以上であるか否かを判断し(6
02)、2秒以上であれば、EEPROM18″の機能
モード状態記憶部18bから機能モード状態を読み込む
(603)。そして、メモリ部15″の機能モード順番
テーブル20′から次の機能モード(次機能モード)を
読み込み(604)、次機能モードをEEPROM1
8″の機能モード状態記憶部18bに書き込んで、機能
モード状態を次機能モードに設定し(605)、待ち受
け状態となる。
における機能モード及び機能の切り替え制御方法につい
て、図11を用いて説明する。図11は、第4の電話機
における機能モード及び機能の切り替え制御方法を示す
フローチャート図である。待ち受け状態から、機能キー
16の入力があると(601)、制御部17は、機能キ
ー16の押下時間が2秒以上であるか否かを判断し(6
02)、2秒以上であれば、EEPROM18″の機能
モード状態記憶部18bから機能モード状態を読み込む
(603)。そして、メモリ部15″の機能モード順番
テーブル20′から次の機能モード(次機能モード)を
読み込み(604)、次機能モードをEEPROM1
8″の機能モード状態記憶部18bに書き込んで、機能
モード状態を次機能モードに設定し(605)、待ち受
け状態となる。
【0063】また、図11の処理602で、制御部17
が、機能キー16の押下時間が2秒未満であると判断し
た場合は、EEPROM18″の機能モード状態記憶部
18bから機能モード状態を読み込み(610)、機能
モード状態が何であるかを判断する(611)。そし
て、基本機能モードであれば、そのまま待ち受け状態と
なる。
が、機能キー16の押下時間が2秒未満であると判断し
た場合は、EEPROM18″の機能モード状態記憶部
18bから機能モード状態を読み込み(610)、機能
モード状態が何であるかを判断する(611)。そし
て、基本機能モードであれば、そのまま待ち受け状態と
なる。
【0064】また、機能モード状態が拡張機能モードで
あれば、処理616〜処理619を行って機能状態を切
り替えるが、これは、図4に示した第1の実施例の機能
状態切り替え制御方法の処理208〜処理211と同様
であるため、ここでは説明を省略する。
あれば、処理616〜処理619を行って機能状態を切
り替えるが、これは、図4に示した第1の実施例の機能
状態切り替え制御方法の処理208〜処理211と同様
であるため、ここでは説明を省略する。
【0065】機能モード状態が一部拡張機能モードであ
れば、EEPROM18″の機能状態記憶部18aから
機能状態を読み込み(612)、一部拡張機能順番テー
ブル22から次の機能(次機能)を読み込み(61
3)、次機能をEEPROM18″の機能状態記憶部1
8aに書き込んで、機能状態を次機能に設定し(61
4)、待ち受け状態となる。そして、制御部17はメモ
リ部15″から、設定された機能を実行する拡張機能プ
ログラムを読み込んで、機能を実現するようになってい
る。このようにして、第4の実施例の拡張機能付き電話
機の機能モード状態及び機能状態の切り替え制御が行わ
れるものである。
れば、EEPROM18″の機能状態記憶部18aから
機能状態を読み込み(612)、一部拡張機能順番テー
ブル22から次の機能(次機能)を読み込み(61
3)、次機能をEEPROM18″の機能状態記憶部1
8aに書き込んで、機能状態を次機能に設定し(61
4)、待ち受け状態となる。そして、制御部17はメモ
リ部15″から、設定された機能を実行する拡張機能プ
ログラムを読み込んで、機能を実現するようになってい
る。このようにして、第4の実施例の拡張機能付き電話
機の機能モード状態及び機能状態の切り替え制御が行わ
れるものである。
【0066】第4の実施例の拡張機能付き電話機によれ
ば、基本機能モードと拡張機能モードに加えて、基本機
能モードと拡張機能モードの中間程度の機能を実現する
ことができる一部拡張機能モードを設けているので、利
用者の要求の程度により細かく対応することができる効
果がある。
ば、基本機能モードと拡張機能モードに加えて、基本機
能モードと拡張機能モードの中間程度の機能を実現する
ことができる一部拡張機能モードを設けているので、利
用者の要求の程度により細かく対応することができる効
果がある。
【0067】次に、本発明の第5の実施例に係る拡張機
能付き電話機について説明する。第5の実施例に係る拡
張機能付き電話機の構成は、図9に示した第4の実施例
の電話機と同様であり、基本機能モードと、拡張機能モ
ードと、一部拡張機能モードの3種類の機能モードを設
定できるようになっている。
能付き電話機について説明する。第5の実施例に係る拡
張機能付き電話機の構成は、図9に示した第4の実施例
の電話機と同様であり、基本機能モードと、拡張機能モ
ードと、一部拡張機能モードの3種類の機能モードを設
定できるようになっている。
【0068】第5の実施例の電話機の制御方法について
図9及び図12を用いて説明する。図12は、第5の実
施例の拡張機能付き電話機の制御方法を示すフローチャ
ート図である。第5の実施例の電話機は、利用者が、電
源投入時に機能キー16を押下すれば一部拡張機能モー
ドを設定し、押下しなければ基本機能モードを設定する
ようになっている。そして、途中で機能キー16を2秒
以上押下することによって機能モードを切り替えること
ができるものである。
図9及び図12を用いて説明する。図12は、第5の実
施例の拡張機能付き電話機の制御方法を示すフローチャ
ート図である。第5の実施例の電話機は、利用者が、電
源投入時に機能キー16を押下すれば一部拡張機能モー
ドを設定し、押下しなければ基本機能モードを設定する
ようになっている。そして、途中で機能キー16を2秒
以上押下することによって機能モードを切り替えること
ができるものである。
【0069】まず、電源が投入されると、制御部17
は、機能キー16が押下されているか否かを判断し(7
01)、機能キー16が押下されていればEEPROM
18″の機能モード状態記憶部18bに一部拡張機能モ
ードを書き込み(702)、一部拡張機能モードに設定
し(703)、待ち受け状態となる。そして、次の入力
指示に従って、一部拡張機能登録部21に登録された拡
張機能のみを実行する一部の拡張機能プログラムを起動
させて、登録された一部の拡張機能を実行し、または、
基本機能プログラムを起動させて基本機能を実行するも
のである。
は、機能キー16が押下されているか否かを判断し(7
01)、機能キー16が押下されていればEEPROM
18″の機能モード状態記憶部18bに一部拡張機能モ
ードを書き込み(702)、一部拡張機能モードに設定
し(703)、待ち受け状態となる。そして、次の入力
指示に従って、一部拡張機能登録部21に登録された拡
張機能のみを実行する一部の拡張機能プログラムを起動
させて、登録された一部の拡張機能を実行し、または、
基本機能プログラムを起動させて基本機能を実行するも
のである。
【0070】また、電源投入時に機能キー16が押下さ
れていなければ、EEPROM18″の機能モード状態
記憶部18bに基本機能モードを書き込み(704)、
基本機能モードに設定し(705)、基本機能プログラ
ムを動作させることができる状態で、待ち受け状態とな
る。
れていなければ、EEPROM18″の機能モード状態
記憶部18bに基本機能モードを書き込み(704)、
基本機能モードに設定し(705)、基本機能プログラ
ムを動作させることができる状態で、待ち受け状態とな
る。
【0071】このようにして基本機能モード又は一部拡
張機能モードに設定した場合でも、第5の実施例の電話
機にはEEPROM18″に機能モード状態記憶部18
bが設けられ、また、メモリ部15″内に機能モード順
番テーブル20′が設けられているため、図12に示し
た第4の実施例の切り替え方法と同様に、待ち受け状態
から機能キー16を2秒以上押下することにより、途中
で機能モードを切り替えることができ、拡張機能モード
に設定することも可能である。
張機能モードに設定した場合でも、第5の実施例の電話
機にはEEPROM18″に機能モード状態記憶部18
bが設けられ、また、メモリ部15″内に機能モード順
番テーブル20′が設けられているため、図12に示し
た第4の実施例の切り替え方法と同様に、待ち受け状態
から機能キー16を2秒以上押下することにより、途中
で機能モードを切り替えることができ、拡張機能モード
に設定することも可能である。
【0072】第5の実施例の拡張機能付き電話機によれ
ば、前回使用していた機能モードを覚えていない場合
に、電源投入時に簡単に一部拡張機能モード又は基本機
能モードを設定することができ、一旦機能モード状態を
設定してから改めて設定し直すより操作及び処理が容易
であるという効果がある。
ば、前回使用していた機能モードを覚えていない場合
に、電源投入時に簡単に一部拡張機能モード又は基本機
能モードを設定することができ、一旦機能モード状態を
設定してから改めて設定し直すより操作及び処理が容易
であるという効果がある。
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電源投入
時に、電話機本来の機能である発信、番号入力、終了、
又は着信受け付け等の基本機能又は前記基本機能以外の
機能である拡張機能の機能モードの切り替えを指示する
機能キーが押下されているかどうかを判定し、押下され
ている場合には拡張機能モードに設定して、拡張機能を
実行するプログラムまたは基本機能を実行するプログラ
ムに制御を移行し、押下されていない場合には基本機能
モードに設定して、基本機能を実行するプログラムに制
御を移行する制御部を有する拡張機能付き電話機として
いるので、利用者は、これから電話機を使用する目的に
合わせて、電源投入時に、基本機能モードまたは拡張機
能モードを簡単に設定することができる効果がある。
時に、電話機本来の機能である発信、番号入力、終了、
又は着信受け付け等の基本機能又は前記基本機能以外の
機能である拡張機能の機能モードの切り替えを指示する
機能キーが押下されているかどうかを判定し、押下され
ている場合には拡張機能モードに設定して、拡張機能を
実行するプログラムまたは基本機能を実行するプログラ
ムに制御を移行し、押下されていない場合には基本機能
モードに設定して、基本機能を実行するプログラムに制
御を移行する制御部を有する拡張機能付き電話機として
いるので、利用者は、これから電話機を使用する目的に
合わせて、電源投入時に、基本機能モードまたは拡張機
能モードを簡単に設定することができる効果がある。
【0077】請求項2記載の発明によれば、電源が投入
された場合に、制御部が、電話機本来の機能である発
信、番号入力、終了、又は着信受け付け等の基本機能又
は前記基本機能以外の機能である拡張機能の機能モード
の切り替えを指示する機能キーが押下されているか否か
を判定し、押下されている場合に拡張機能モードとして
拡張機能を実行するプログラムまたは基本機能を実行す
るプログラムに制御を移行し、押下されていない場合は
基本機能モードとして基本機能を実行するプログラムに
制御を移行する拡張機能付き電話機の制御方法としてい
るので、利用者は使用目的に合わせて、電源投入時に基
本機能モードまたは拡張機能モードを簡単に設定するこ
とができる効果がある。
された場合に、制御部が、電話機本来の機能である発
信、番号入力、終了、又は着信受け付け等の基本機能又
は前記基本機能以外の機能である拡張機能の機能モード
の切り替えを指示する機能キーが押下されているか否か
を判定し、押下されている場合に拡張機能モードとして
拡張機能を実行するプログラムまたは基本機能を実行す
るプログラムに制御を移行し、押下されていない場合は
基本機能モードとして基本機能を実行するプログラムに
制御を移行する拡張機能付き電話機の制御方法としてい
るので、利用者は使用目的に合わせて、電源投入時に基
本機能モードまたは拡張機能モードを簡単に設定するこ
とができる効果がある。
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【図1】本発明の一実施例に係る拡張機能付き電話機の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図2】本実施例の拡張機能付き電話機の全体概観図で
ある。
ある。
【図3】本実施例の電話機における制御方法を示すフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図4】機能モード及び機能の切り替え制御方法を示す
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図5】機能モード順番テーブル20に基づく機能モー
ド切り替えを示す模式説明図である。
ド切り替えを示す模式説明図である。
【図6】機能順番テーブル19に基づく機能切り替えを
示す模式説明図である。
示す模式説明図である。
【図7】第2の実施例に係る拡張機能付き電話機の制御
方法を示すフローチャート図である。
方法を示すフローチャート図である。
【図8】第3の実施例に係る拡張機能付き電話機の制御
方法を示すフローチャート図である。
方法を示すフローチャート図である。
【図9】第4の実施例に係る拡張機能付き電話機の構成
ブロック図である。
ブロック図である。
【図10】第4の実施例の電話機の制御方法を示すフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
【図11】第4の実施例の電話機における機能モード及
び機能の切り替え制御方法を示すフローチャート図であ
る。
び機能の切り替え制御方法を示すフローチャート図であ
る。
【図12】第5の実施例に係る拡張機能付き電話機の制
御方法を示すフローチャート図である。
御方法を示すフローチャート図である。
【図13】従来の拡張機能付き電話機の構成ブロック図
である。
である。
10…操作キー、 11…入力部、 12…送受信部、
13…表示部、 14…拡張機能実行部、 15…メ
モリ部、 16…機能キー、 17…制御部、17、
18…EEPROM、 19…機能順番テーブル、 2
0…機能モード順番テーブル、 21…一部拡張機能登
録部、 22…一部拡張機能順番テーブル
13…表示部、 14…拡張機能実行部、 15…メ
モリ部、 16…機能キー、 17…制御部、17、
18…EEPROM、 19…機能順番テーブル、 2
0…機能モード順番テーブル、 21…一部拡張機能登
録部、 22…一部拡張機能順番テーブル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04M 1/00
H04M 1/24
H04M 1/58 - 1/62
H04M 1/66 - 1/78
H04M 1/02 - 1/23
H04B 7/24 - 7/26 113
H04Q 7/00 - 7/04
Claims (2)
- 【請求項1】 電話機本来の機能である発信、番号入
力、終了、又は着信受け付け等の基本機能を実行するプ
ログラム及び前記基本機能以外の機能である拡張機能を
実行するプログラムを記憶したメモリ部と、前記基本機
能又は前記拡張機能の機能モードの切り替えを指示する
機能キーと、電源投入時に前記機能キーが押下されてい
るかどうかを判定し、押下されている場合に前記拡張機
能モードに設定して、前記拡張機能を実行するプログラ
ムまたは前記基本機能を実行するプログラムに制御を移
行し、押下されていない場合に前記基本機能モードに設
定し、前記基本機能を実行するプログラムに制御を移行
する制御部とを有することを特徴とする拡張機能付き電
話機。 - 【請求項2】 電源が投入されると、制御部が、電話機
本来の機能である発信、番号入力、終了、又は着信受け
付け等の基本機能又は前記基本機能以外の機能である拡
張機能の機能モードの切り替えを指示する機能キーが押
下されているかどうかを判定し、押下されている場合に
拡張機能モードに設定して、前記拡張機能を実行するプ
ログラムまたは前記基本機能を実行するプログラムに制
御を移行し、押下されていない場合に基本機能モードに
設定し、前記基本機能を実行するプログラムに制御を移
行することを特徴とする拡張機能付き電話機の制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17158294A JP3532967B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 拡張機能付き電話機及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17158294A JP3532967B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 拡張機能付き電話機及びその制御方法 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001200022A Division JP3737960B2 (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 携帯電話機 |
JP2001200021A Division JP3737959B2 (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 携帯電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818632A JPH0818632A (ja) | 1996-01-19 |
JP3532967B2 true JP3532967B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=15925831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17158294A Expired - Lifetime JP3532967B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 拡張機能付き電話機及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3532967B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5024977B2 (ja) * | 2001-03-15 | 2012-09-12 | 株式会社キーエンス | 光電スイッチ |
WO2003075146A1 (fr) * | 2002-03-05 | 2003-09-12 | Sony Ericsson Mobile Communications Japan, Inc. | Dispositif, logiciel et procede de traitement d'image |
KR20130039053A (ko) * | 2011-10-11 | 2013-04-19 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 단말기에서 사용자 설정이 가능한 사용자 인터페이스 생성을 위한 방법 및 장치 |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP17158294A patent/JP3532967B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0818632A (ja) | 1996-01-19 |
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Legal Events
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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