JP3532327B2 - 電力系統の保護制御装置 - Google Patents
電力系統の保護制御装置Info
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Description
装置に関する。
に示すように、保護制御装置1は、電力系統の電圧情
報、電流情報、機器情報などの入力データ2を装置入力
部3で取り込んでいる。また、送信装置13から受信デ
ータ14を受信部15で受信する。保護制御装置1では
この取り込んだ入力データ2や受信データ14を用いて
演算部4にて、送信データ6への変換演算・系統の保護
制御に必要な機器制御の要否を判定する保護制御演算な
どを行う。そして演算部4で演算した結果を送信部5か
らデータ受信装置12へ送信したり、または出力部16
から出力データ17を出力する。
護制御装置では外部から入力データ2の入力ができない
状態では、送信部5が正しく動作することの確認、デー
タ受信装置12で正しく送信データ6が入力されること
の確認ができなかった。また、外部から入力データ2を
入力することができる状態でも、状況によっては入力デ
ータ2を変化させることができず、送信デー夕6を任意
に変化させて送信部5の確認をすることができないこと
も多かった。また、外部からの入力データが多数ある場
合、試験を行う場合には多数の試験装置が必要になっ
た。
には、送信データ6を一定の条件に保つ必要が生じる。
外部からデータを入力する場合、入力が電流・電圧等の
場合は試験装置で入力したとしても決められた状態を作
ることは困難であった。送信装置13からデータを受信
する場合、送信装置13または送信装置13と保護制御
装置1を結ぶ伝送路が使用できない場合、保護制御装置
1の演算部4の機能確認ができなかった。
としても、送信装置13からのデータを様々に変化させ
たい時には送信装置13側で様々なデータを入力する作
業が必要になる。送信装置が多数ある場合で、送信装置
が離れていたりまたは分散している場合には、人手及び
試験装置がより多く必要となった。
たものであり、外部から入力データ2を入力することが
できない場合や入力データ2を任意に変化させられない
場合や送信装置13または送信装置13と保護制御装置
1を結ぶ伝送路が使用できない場合などにおいても、保
護制御装置1内の送信部の確認・演算部の機能確認及び
保護制御装置とデータ受信装置間のデータ受け渡し試
験、あるいは演算部の機能確認を容易にかつ迅速・確実
に行うことを可能とすることを目的としている。
ら保護制御装置に入力データを入力することができない
場合、入力データを任意に変化させられない場合、入力
データを一定の状態に保つことができない場合等、入力
データを利用できない場合において、保護制御装置内部
の模擬データを用いることにより、送信部の確認・演算
部の機能確認及び保護制御装置とデータ受信装置間のデ
ータ受け渡し試験、あるいは演算部の機能確認を容易に
かつ迅速・確実に行うことを可能とする。
御装置は、電力系統の各種データを取り込むデータ入力
部と、これらのデータを用い電力系統の保護制御演算を
行う演算部と、演算部の結果を他の装置へ送信する送信
部と、保護制御装置に内蔵する模擬データと、切替スイ
ッチとからなり、保護制御装置は、電力系統の電圧情報
・電流情報・機器情報等の入力データを入力部から取り
込み、演算部にて、入力データから送信データへの変換
演算などを行う。
場合は、演算部の結果を送信部からデータ受信装置に送
信する。また、切替スイッチが模擬データ側に切り替え
られてある場合は、保護制御装置に内蔵している模擬デ
ータを送信部へ入力し、送信部からデータ受信装置へ送
信する。このことにより入力デー夕を保護制御装置に取
り込めない場合でも、送信部から一定の値をデータ受信
装置にデータ送信できる。
御装置は、電力系統の各種データを取り込むデータ入力
部と、これらのデータを用いて電力系統の保護制御演算
を行う演算部と、演算部の結果を他の装置へ送信する送
信部と、保護制御装置に内蔵する複数組の模擬データ
と、切替スイッチとからなり、切換スイッチ8は、演算
部4・模擬データ1…模擬データnの3個以上のポジシ
ョンに切り替えらる。切替スイッチを切り替えることに
より、送信データが演算部で演算した結果や複数組の模
擬デー夕に瞬時に切り替えられる。
御装置は、電力系統の各種データを取り込むデータ入力
部と、これらのデータを用いて電力系統の保護制御演算
を行う演算部と、演算部の結果を他の装置へ送信する送
信部と、保護制御装置に内蔵する複数組の模擬データ
と、演算部の結果と模擬データを選択的に切り替える第
1の切替スイッチと、複数組の模擬データから任意の模
擬データを選択する第2の切替スイッチとからなり、第
1の切替スイッチが演算部側に切り替えてある場合は、
演算部の結果を送信部からデータ受信装置に送信する。
的に切り替わるスイッチであり、第1の切替スイッチを
模擬データ側に切り替えた場合、一定時間間隔で模擬デ
ータ1…模擬データn、模擬データ1…の順で送信デー
タとして送信される。このことにより、模擬データを一
定時間間隔で変化させることができる。
御装置は、電力系統の各種データを取り込むデータ入力
部と、これらのデータを用いて電力系統の保護制御演算
を行う演算部と、演算部の結果を他の装置へ送信する送
信部と、保護制御装置に内蔵する模擬データ入力部と、
切替スイッチとからなり、切替スイッチがデータ入力部
の演算部側に切り替えてある場合は、演算部の結果を送
信部からデータ受信装置に送信する。
タ入力部側に切り替えられてある場合は、模擬データを
模擬データ入力部で取り込む。送信部では模擬データを
送信データとしてデータ受信装置へ送信する。このこと
により、模擬データを任意の値に変化させることがで
き、しかも一定値に保つことが容易である。
御装置は、電力系統の各種データを取り込むデータ入力
部と、これらのデータを用いて系統の保護制御演算を行
う演算部と、演算部の結果を他の装置へ送信する送信部
と、保護制御装置に内蔵する模擬データ入力部と、模擬
データ演算部と、切替スイッチとからなり、切替スイッ
チがデータ入力部の演算部側に切り替えてある場合は、
前記演算部の結果を送信部からデータ受信装置に送信す
る。
模擬データ演算部側に切り替えられてある場合は、模擬
データ入力部で取り込んだ模擬データを模擬データ演算
部で送信データに変換する演算を行い、送信部では模擬
データ演算部の演算結果を送信データとしてデータ受信
装置へ送信する。このことにより、模擬データを一定の
関数にしたがい変化させることができる。
御装置は、電力系統の各種データを取り込むデータ入力
部と、これらのデータを用いて系統の保護制御演算を行
う演算部と、演算部の結果を他の装置へ送信する送信部
と、保護制御装置に内蔵する模擬データ入力部と、模擬
データ演算部と、切替スイッチとからなり、さらに送信
部から模擬データ演算部へ同期信号を送出する機能を付
加したものである。
から模擬データと送信部から送信制御用同期信号を取り
込み、同期信号に同期した送信データを演算する。切替
スイッチがデータ入力部の演算部側に切り替えてある場
合は、演算部の結果を送信部からデータ受信装置に送信
する。切替スイッチが模擬データ入力側に切り替えてあ
る場合は、模擬データ演算部で演算した同期信号に同期
した送信データを送信部へ入力し、送信部からデータ受
信装置へ送信する。
御装置は、電力系統の電圧情報・電流情報・機器情報等
の複数の入力データを取り込む入力部と、この取り込ん
だ複数の入力データから複数の送信データへの変換演算
などを行う演算部と、複数の送信データに対応した複数
の模擬データが入力されている模擬データ入力部と、複
数の切替スイッチと、入力されたデータを送信デー夕と
してデータ受信装置へ送信する送信部とからなり、保護
制御装置は、電力系統の電圧情報・電流情報・機器情報
等の複数の入力データを入力部で取り込む。保護制御装
置ではこの取り込んだ複数の入力データを演算部にて、
複数の入力データから複数の送信データへの変換演算な
どを行う。
対応した複数の模擬データが入力されている。送信デー
タのうち対応する切替スイッチが演算部側に切り替えて
あるデータは、対応する演算部の結果を送信部に入力す
る。また、送信データのうち対応する切替スイッチが模
擬データ入力部側に切り替えてあるデータは、該当する
模擬データを送信部に入力する。送信部では上記のよう
にして入力されたデータを送信デー夕として、データ受
信装置へ送信する。このことにより、一部は入力デー
夕、他は模擬データを送信することができる。
御装置は、複数の送信装置からの複数の送信データを受
信する受信部と、複数の送信データに対応した複数の模
擬データが入力される模擬データ入力部と、複数の切替
スイッチと、この複数の受信データおよび複数の模擬デ
ータを選択的に変換演算などを行う演算部と、演算結果
を出力する出力部とからなり、保護制御装置は複数の送
信装置から複数の受信データを受信部で取り込む、全て
の切替スイッチが受信部側に切り替えられている場合は
受信データを用いて演算部で演算を行なう。送信装置か
らの通信不良などにより受信データが受信できない場合
には、受信できない受信データの切替えスイッチが対応
する模擬データ入力部側に切り替えられ、入力された該
当する模擬データを用いて演算部で演算を行なう。
出力する。このことにより、試験時に複数の他装置のな
かに受信が不可能なものがあった場合でも、その装置の
伝送系を使用せず対応する模擬データを使用することに
より、全てのデータが受信できていると同様に演算部の
確認が可能となる。
の保護制御装置の実施例を図1を用いて説明する。図1
において図10と同一部分及び相当部分については同一
符号を付す。1は保護制御装置であり、外部からの入力
データ2を取り込む入力部3、演算部4、送信データ6
を送信する送信部5、模擬データ7、切替スイッチ8か
ら構成されている。12はデータ受信装置である。
流情報・機器情報等の入力データ2を装置入力部3で取
り込む。保護制御装置1ではこの取り込んだ入力データ
2を用いて演算部4にて、送信データ6への変換演算で
ある電力値Pへ変換を行う切替スイッチ8が演算部4側
に切り替えられている場合は、演算部4で演算して得ら
れた電力値Pを送信部5から、送信データ6としてデー
タ受信装置12に送信する。
(例えばP=123W)で記録されている。切替スイッ
チ8が模擬データ7に切り替えられている場合は、模擬
データ7(123W)が送信部5から送信データ6とし
てデータ受信装置12に送信される。切替スイッチ8を
模擬データ7側に切り替えることで、保護制御装置1の
外部からデータを入力することなく、送信データ6を決
められた値に設定することが容易にできる。このため、
送信部5の動作確認及びデータ受信装置12での送信デ
ータ6の確認を容易にかつ確実に行うことができる。
御装置の実施例を図2を用いて説明する。図2において
図1と同一部分及び相当部分については同一符号を付
す。この装置では、送信部5より出力される送信データ
は“1”または“0”のいずれかの値をとるものとす
る。
ものとの相違は、模擬データとして複数組の模擬デー
タ、この例では2組の模擬データ7a,7bを有してい
る点であり、模擬データ7aは“1”、模擬デー夕7b
は“0”が記録されている。
ータ受信装置12で確認する際、切替スイッチ8を模擬デ
ータ7a側に切り替え、さらに模擬データ7b側に切り
替えを行う。送信データが2値数であるので、データの
「有り」、「なし」を示す基本的な状態を模擬したもの
となる。このため保護制御装置1の外部からデータを入
力することなく、容易に基本パターンのデータについて
確認することが可能である。
御装置の実施例を図3を用いて説明する。図3において
図2と同一部分及び相当部分については同一符号を付
す。この実施例のものも図2に示した実施例のもののよ
うに、2組の模擬データ7a、7bを有しており、模擬
データ7aは“1”、模擬データ7bは“0”が記録さ
れている。
しているのは、演算部の結果と模擬データを選択的に切
り替える第1の切替スイッチ8と、複数組の模擬データ
から任意の模擬データを選択する第2の切替スイッチ8
1を有する点である。
替えてある場合は、演算部4の結果を送信部5からデー
タ受信装置12に送信する。第2の切替スイッチ81
は、一定時間毎に自動的に切り替わるスイッチであり、
第1の切替スイッチ8を模擬データ側に切り替えた場
合、一定時間間隔で模擬データ1…模擬データn、模擬
データ1…の順で選択される。
ータ受信装置12で確認する際、第1の切替スイッチ8
を第2の切替スイッチ81側に切り替えることにより、
第2の切替スイッチ81は一定時間毎に自動的に切り替
わり、2組の模擬データ7a、7bからは一定時間間隔
で“1”、“0”が送信部5に送出される。すると送信
部5も同様に一定時間間隔で送信データ“1”、“0”
を送信し、データ受信装置12では送信データ6が一定
時間間隔で“1”、“0”交互に受信されることとな
る。これにより、保護制御装置1の外部からデータを入
力することなく、送信部5、データ受信装置12が時間
的に正しく動作していることの確認が可能になる。
御装置の実施例を図4を用いて説明する。図4において
図1と同一部分及び相当部分については同一符号を付
す。この実施例のものと図1に示した実施例のものとの
相違は、保護制御装置1に模擬データ入力部11を設
け、外部の模擬データ7を自由に設定できるようにした
点にある。
値で直接入力する。切替スイッチ8が演算部4側に切り
替えてある場合は、演算部4の結果を送信部5からデー
タ受信装置12に送信する。切替スイッチ8が模擬デー
タ入力部11側に切り替えられている場合は、模擬デー
タ入力部11に入力された値が送信部5から送信データ
6としてデータ受信装置12に送信される。それにより
送信データ6をデータ受信装置12で確認する。
をする際、保護制御装置1の切替スイッチ8を模擬デー
タ入力部11側に切り替え、様々な模擬データ7を模擬
データ入力部11に設定することにより、保護制御装置
1の外部から入力データ2を変化させることなく、送信
データ6を容易に変更することができる。
行う場合、送信データ6を容易に変化させられるため様
々な確認試験を行うことが可能になる。また、V・Iを
発生させる試験器を使用して、所定のP値になるように
試験器を調整するのは難しく、またPを一定値に保つこ
とは容易でない。しかし送信データ6を一定の状態に保
つことはデータ受信装置12の確認試験を行う際に大切
なことである。本実施例においては、模擬データ7を送
信することにより容易に一定値に保つことが可能とな
る。
御装置の実施例を図5を用いて説明する。図5において
図4と同一部分及び相当部分については同一符号を付
す。この実施例のものと図4に示した実施例のものとの
相違は、模擬データ入力部11の次段に模擬データ演算
部9を設けた点である。
値を数値で入力する。切替スイッチ8が演算部4側に切
り替えてある場合は、演算部4の結果を送信部5からデ
ータ受信装置12に送信する。切替スイッチ8が模擬デ
ータ入力部11側に切り替えられた場合、模擬データ演
算部9では切り替えられた時刻をt=0とし、(1)式
に従いPの値の計算を行う。模擬データ演算部9で演算
したPの値が送信部5を介して送信データとして送信さ
れる。
の1モデルである。データ受信装置12では、事故時の
モデルデータを受信することで、機能試験の範囲が広が
ることとなる。
御装置の実施例を図6を用いて説明する。図6において
図5と同一部分及び相当部分については同一符号を付
す。
振幅値、電流・電圧の位相角、周期からなる模擬データ
7を数値で入力する。模擬データ演算部9は、送信部5
から送信制御用の同期信号10を受け取る。同期信号1
0は、一定の周期で送信される信号であり、データ受信
装置12では同期信号10に従いデータを受信する。切
替スイッチ8が演算部4側に切り替えてある場合は、演
算部4の結果を送信部5からデータ受信装置12に送信
する。
り替えられた場合、模擬データ演算部9では同期信号1
0と模擬データ入力部11のデータを用い(2)式の計
算を行い、Iを求める。模擬データ演算部9で求めたI
を送信部5から、送信データ6としてデータ受信装置1
2に送信する。
データ受信装置12で確認する際、スイッチ8を模擬デ
ータ演算部9側に切り替えることで、送信データ6の設
定・変更を容易に行うことが可能である。また、データ
受信装置12と送信データ6を送信する保護制御装置1
のデータ受け渡しの際に同期を取る必要がある場合、試
験のため同期信号10に同期した送信データ6を送信す
る必要がある。
した電流を出力する試験装置が必要となるが、本発明に
よれば試験装置を使用せず容易に同期信号10に同期し
た送信データ6を送信することが可能であり、データ受
信装置12の試験時、非常に有効である。
御装置の実施例を図7を用いて説明する。図7において
図4と同一部分及び相当部分については同一符号を付
す。
タ2(電力系統の電圧情報・電流情報)を入力部3で取
り込む。保護制御装置1ではこの取り込んだ複数の入力
データ2(V,I1 ,I2 ,I3 )を用いて演算部4に
て、送信データへの変換演算である複数の電力値(P1
,P2 ,P3 )へ変換を行う。模擬データ入力部7に
は、3量の送信データ6に対応し、3量の電力模擬値
(P1M,P2M,P3M)を入力する。切替スイッチ8は
3量の送信デー夕6に対応し、3個の切替スイッチ8
a、8b、8cがある。
替えられている場合は、演算部4のデータP1 ,P2 を
送信部5を介し、送信データ6としてデータ受信装置12
へ送信する。切替スイッチ8cが模擬データ入力部11
に切り替えられている部分のデータは、模擬データ入力
部11のデータP3 Mを送信部5を介し、送信データ6
としてデータ受信装置12へ送信する。これらにより送
信データ6はP1 ,P2 ,P3 Mの3量となる。
データ受信装置12側で送信データ6を確認する際、入
力データ2のうちI3 が入力部3から入力できない場
合、入力部3から入力できないデータI3 に該当するす
る切替スイッチ8cを模擬データ入力部7側に切り替え
ることで、I3 のデータを入力部3から入力することな
しに、送信部5から送信データ6をデータ受信装置12
へ送信することができる。
用いて説明する。図8において、保護制御装置1は、電
力系統の電圧情報、電流情報、機器情報などの入力デー
タを送信装置13から受信データ14として受信する受
信部15と、模擬データ7を入力する模擬データ入力部
11と、この受信データ14を用いて系統の保護制御に
必要な機器制御の要否を判定する保護制御演算などを行
う演算部4と、そして演算部4で演算した結果を出力デ
ータ17として出力する出力部16と、切換スイッチ8
から構成される。
られているときは、受信データ14を用いて計算し、模
擬データ入力部11側に切り替えられているときは、模
擬データ7を用いて演算する。そして演算部4で演算し
た結果を出力データ17として出力部16に出力する。
または、送信装置のデータを自由に変化させることが出
来ない場合に、模擬データ14を用いて演算することに
より演算部4の確認試験が容易にできる。保護制御装置
1の演算部4のみを確認試験を行いたい場合に非常に有
効である。
御装置の実施例を図9を用いて説明する。図9において
図8と同一部分及び相当部分については同一符号を付
す。
ものとの相違は、複数の他装置からの複数組の電圧、電
流、機器状態などの各種データを受信する受信部と、複
数の模擬データを入力する模擬データ入力部とを設け、
また複数の切換スイッチを設けた点である。
ら受信部15で受信データ14(14a,14b)を受
信する場合に、送信装置13bから通信不良などの理由
により受信データ14bを受信できないとき、受信でき
ない装置のみ模擬データ入力11部の対応するデータ7
bに切り替えることにより全てのデータが受信できてい
るときと同様に演算可能にしたものである。
と演算ができない保護制御装置1であっても、模擬デー
タ7を使用することにより、演算部4の確認ができる。
また、演算部4の確認を行う際、複数の送信装置13の
データを変化させる必要があり、複数の送信装置13が
距離的に離れている場合、同時に複数の送信装置13で
データを変化させて送信しなければならなく実際上不可
能であったが、本発明によれば保護制御装置1のなかで
の模擬データの単なる選択で機能の確認が可能となる。
力データを入力することができない場合、入力データを
任意に変化させられない場合、送信装置または送信装置
と保護制御装置を結ぶ伝送路が使用できない場合等、入
力データを利用できない場合などにおいても、電力系統
の保護制御装置内の送信部の確認・演算部の機能確認及
び保護制御装置とデータ受信装置間のデータ受け渡し試
験、あるいは演算部の機能確認を容易にかつ迅速・確実
に行うことを可能とするとともに人手及び試験装置も多
く必要とせず経済的な効果も大である。
置の実施例図。
置の実施例図。
置の実施例図。
置の実施例図。
置の実施例図。
置の実施例図。
置の実施例図。
置の実施例図。
実施例図。
Claims (8)
- 【請求項1】電力系統における電圧、電流、機器状態な
どの各種データを取り込むデータ入力部と、これらの入
力データを用いて系統の保護制御演算を行う演算部と、
演算部の結果を他の装置へ送信する送信部とからなる保
護制御装置において、入力データを利用できない場合、
前記演算部の結果を送信するかわりに、保護制御装置に
内蔵する模擬データを送信するよう切り替え、保護制御
装置内の送信部の確認・演算部の確認及び保護制御装置
とデータ受信装置間のデータ受け渡し試験を行なうこと
を特徴とする電力系統の保護制御装置。 - 【請求項2】保護制御装置に内蔵する模擬データが複数
組あり、前記複数組の模擬データを選択し、任意の模擬
データを送信するよう切り替えられることを特徴とする
請求項1記載の電力系統の保護制御装置。 - 【請求項3】保護制御装置に内蔵する模擬データが複数
組あり、模擬データを送信する場合一定の時間毎に前記
複数組の模擬データを選択し、送信する模擬データを切
り替えることを特徴とする請求項1記載の電力系統の保
護制御装置。 - 【請求項4】模擬データを保護制御装置に取り入れる模
擬データ入力部があり、模擬データ入力部から入力した
模擬データを送信することを特徴とする請求項1記載の
電力系統の保護制御装置。 - 【請求項5】保護制御装置に内蔵する模擬データ入力部
に入力した模擬データを、系統の事故時のモデルとなる
ように一定の関数に従い演算した結果を送信するよう切
り替えることができることを特徴とする請求項4記載の
電力系統の保護制御装置。 - 【請求項6】電力系統における電圧、電流、機器状態な
どの各種データを取り込むデータ入力部と、これらの入
力データを用いて系統の保護制御演算を行う演算部と、
演算部の結果を他の装置へ送信するための送信制御用同
期信号を持った送信部とからなる保護制御装置におい
て、入力データを利用できない場合、演算部の結果を送
信するかわりに、保護制御装置に内蔵する模擬データ入
力部に入力した模擬データを送信部の送信制御用同期信
号を基準とした変数を用いた一定の関数に従い演算した
結果を送信するよう切り替え、保護制御装置内の送信部
の確認・演算部の確認及び保護制御装置とデータ受信装
置間のデータ受け渡し試験を行なうことを特徴とする電
力系統の保護制御装置。 - 【請求項7】電力系統における電圧、電流、機器状態な
どの各種データを取り込むデータ入力部と、これらの入
力データを用いて系統の保護制御演算を行う演算部と、
演算部の複数の結果を他の装置へ送信する送信部とから
なる保護制御装置において、演算部の結果もしくは、入
力データを利用できない場合、保護制御装置に内蔵する
模擬データ入力部に入力した模擬データを、データ毎に
何れか一方のデータを選択し送信し、保護制御装置内の
送信部の確認・演算部の確認及び保護制御装置とデータ
受信装置間のデータ受け渡し試験を行なうことを特徴と
する電力系統の保護制御装置。 - 【請求項8】複数の他装置からの複数組の電圧、電流、
機器状態などの各種データを受信する受信部と、複数の
模擬データを入力する模擬データ入力部と、これらのデ
ータを用いて系統の保護制御演算を行う演算部と、演算
部の結果を出力する出力部とからなる保護制御装置にお
いて、入力データを利用できない場合、任意の受信部の
受信データを演算するかわりに、模擬データ入力部に入
力した対応する模擬データを選択して用い演算するよう
切り替え、演算結果を出力部に出力し、保護制御装置内
の演算部の確認を行なうことを特徴とする電力系統の保
護制御装置。
Priority Applications (1)
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JP26942395A JP3532327B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 電力系統の保護制御装置 |
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JP26942395A JP3532327B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 電力系統の保護制御装置 |
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1995
- 1995-09-22 JP JP26942395A patent/JP3532327B2/ja not_active Expired - Fee Related
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