JP3532175B2 - 泥水式シールド掘進機 - Google Patents

泥水式シールド掘進機

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JP3532175B2 JP2001313699A JP2001313699A JP3532175B2 JP 3532175 B2 JP3532175 B2 JP 3532175B2 JP 2001313699 A JP2001313699 A JP 2001313699A JP 2001313699 A JP2001313699 A JP 2001313699A JP 3532175 B2 JP3532175 B2 JP 3532175B2
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久也 中田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、切羽側の泥水圧
を安定させることができる泥水式シールド掘進機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路や地下鉄、上下水道等の
トンネルを掘削する機械としてシールド掘進機が用いら
れているが、近年、掘削地盤の深層化や、不安定な地盤
を掘削する要望が多くなっている。掘削地盤が深層化す
ると地下水圧が高くなり、掘削地盤に不安定な軟弱層等
が存在すると地下水圧の変動を受けやすく、地山の崩壊
等を生じる場合がある。そのため、このような場所を掘
削する場合には、切羽側に泥水圧を作用させて地山の崩
壊等を防止しながら掘削する泥水式シールド掘進機が採
用されている。
【0003】この泥水式シールド掘進機は、シールド本
体側からカッターヘッドのチャンバー内に所定圧の泥水
を供給することによって切羽側に泥水圧を作用させなが
ら掘削し、これらを排泥することにより地山の崩壊や逸
水を防止しながら掘削するものである。そのため、切羽
側圧力を安定して制御することは、地山の崩壊や逸水を
防止する上で重要である。
【0004】しかし、掘削開始、停止時等のバルブ切換
時や、排泥管の閉塞時等に切羽側の圧力変動が大きくな
り、切羽側圧力を安定させることが困難な場合がある。
また、このような圧力変動は、通常運転時でも地下水圧
の変動等によって生じる場合がある。
【0005】そこで、このような圧力変動を吸収して安
定させようとする従来技術として、特許第311738
0号公報記載の発明がある。この発明では、チャンバー
の後部に形成した圧力室内に封入した空気層の空気圧を
圧力センサで検出し、この圧力値と空気圧設定値との差
に基づいて、チャンバー内に泥水を供給する泥水供給用
送泥ポンプの回転数を制御してチャンバー内の圧力を安
定させるようにしている(従来例1)。
【0006】また、他の従来技術として、特公昭54−
39932号公報記載の発明がある。この発明では、チ
ャンバーの後部に圧力室を形成し、この圧力室とチャン
バーとの間の対壁を可撓性部材で構成することにより、
この対壁の変形で圧力変動を吸収しようとしている(従
来例2)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例1の場合、チャンバーの後部に形成した圧力室に泥
水を導入し、この圧力室から排泥するとともに、この圧
力室に形成した空気層で圧力変動を吸収するものである
から、排泥される泥水の流れによってチャンバー内の圧
力も常に変動し、常に安定して圧力変動を吸収するのが
難しく、切羽側圧力の安定した保持が困難な場合があ
る。
【0008】また、前記従来例2のように、掘削した土
砂が取り込まれるチャンバーの壁を可撓性部材で形成す
ることは、この壁が常に土砂圧を受けながら変形するこ
ととなるため、常に安定して圧力変動を吸収するのが難
しいとともに、長期間の安定した圧力変動の吸収は困難
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するために、本願発明は、カッターヘッドの後部に形成
したカッターチャンバーのシールド本体側に、該カッタ
ーチャンバーとカッター側隔壁で区切ったエアチャンバ
ーを設け、該エアチャンバーの本体側隔壁の上部にシー
ルド本体側から所定圧力のエアを導入して空気層を形成
する給気口を設け、前記カッター側隔壁の上部にシール
ド本体側から泥水を導入する送泥管を接続するととも
、下部に排泥管を接続し同じく下部に該カッターチ
ャンバーから前記エアチャンバーに泥水を導入して泥水
層を形成するチャンバー口を設け、該エアチャンバーの
下部を、該チャンバー口に向って下向きに傾斜する傾斜
面に形成している。このようにカッターチャンバーと連
通するエアチャンバーをカッターチャンバーと区切って
設け、このエアチャンバーの下部をチャンバー口に向っ
て下向きに傾斜させることにより、カッターチャンバー
から導入する泥水中の泥分をエアチャンバー内に滞留さ
せ難くしつつ、排泥をカッターチャンバーから効率的に
行い、エアチャンバー内に形成した空気層の圧縮性によ
って切羽側の圧力変動を緩和することができる。
【0010】前記エアチャンバーの下部に排泥管スペー
スを形成し、カッター側隔壁の側部で排泥管接続位置よ
りも上部位置にチャンバー口を配置すれば、エアチャン
バーに導入される泥水の入口であるチャンバー口の下部
から排泥するので、泥分の滞留を少なくして安定した排
泥を行うことができる。
【0011】また、シールド本体側にエアチャンバー内
の泥水面を検出する検出器を設け、該検出器で検出した
泥水面を一定にするように泥水ポンプを駆動する制御装
置を設けることにより、エアチャンバー内の泥水レベル
によって圧力変動を検出して泥水ポンプの回転数を制御
するので、ポンプの制御精度が向上して切羽水圧を安定
させることができる。
【0012】さらに、本体側隔壁下部に、エアチャンバ
ー下部の傾斜面をチャンバー口に向って洗浄水で洗浄す
る洗浄管を設ければ、仮にエアチャンバー下部に泥分が
滞留したとしても、その泥分をチャンバー口に向って洗
浄して安定した排泥を行うことができる。
【0013】また、エアチャンバー下部の傾斜面に低摩
擦材を設ければ、エアチャンバー内に導入された泥水中
の泥分が自然にチャンバー口へと流れやすくなるので、
エアチャンバー内に泥を滞留させ難くできる。
【0014】さらに、カッターヘッドのチャンバー側に
攪拌翼を設け、シールド本体の排泥管を該攪拌翼の旋回
位置に近接してカッター側隔壁に接続し、カッターチャ
ンバー内外周部を該排泥管に向けて上向きに傾斜する
傾斜面に形成すれば、攪拌翼によってチャンバー内で攪
拌された泥水がシールド本体のチャンバー内傾斜面に沿
って排泥管へと流れて排出されるので、泥水中の泥分も
効果的に排出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本願発明の一実施形態を
示す泥水式シールド掘進機の前胴を示す縦断面図であ
り、図2は図1に示すA−A矢視図、図3は同B−B矢
視図である。図4は本願発明における圧力制御の一例を
示す系統図である。なお、これらの図面では、旋回モー
タや旋回歯車、中折れジャッキ等の構成を図示しない状
態で記載している。
【0016】図1に示すように、カッターヘッド1とシ
ールド本体2の前胴3との間にはカッターチャンバー4
が形成されている。このカッターチャンバー4にシール
ド本体2側から泥水を供給する送泥管5がシールド本体
2の上部に設けられ、カッターチャンバー4から泥水を
排出する排泥管6がシールド本体2の下部に設けられて
いる。
【0017】そして、このカッターチャンバー4の後部
にエアチャンバー7が設けられている。このエアチャン
バー7は、カッターチャンバー4の後部に設けられた
ッター側隔壁8と前胴3の所定位置に設けられた本体側
隔壁9との間に形成されており、これらの隔壁8,9の
間の半径方向所定位置に周壁10を設けることによって
形成される前胴外輪11(図2参照)がエアチャンバー
7となっている。このエアチャンバー7を形成する本体
側隔壁9には、エアチャンバー7内に空気を供給する給
気口12と、内部の空気を排出する排気口13が設けら
れている。なお、前記した図示を省略する旋回モータや
旋回歯車等は、周壁10の内側に設けられる。
【0018】また、この本体側隔壁9には、エアチャン
バー7内の泥水量を検出する検出器14が設けられてい
る。この検出器14は、エアチャンバー7内の泥水面1
5を検出することができる水位レベル計であり、泥水面
15の変化によって切羽側の圧力変動を検出するための
ものである。この検出器14で検出した泥水面15は制
御装置16に入力され、所定圧の泥水面となるようにモ
ータ17で送泥ポンプ18が駆動されてカッターチャン
バー4内に供給される泥水量が調整される。図示する斜
線部分が泥水(掘削土砂含む)部分である。
【0019】さらに、前記エアチャンバー7の下部には
排泥管スペース19が形成されており、カッターチャン
バー4の隔壁8に先端が設けられた排泥管6が、この排
泥管スペース19を通ってシールド本体2の後方へと設
けられている。なお、この例では、排泥管6に2個の開
閉バルブ20が設けられている。
【0020】図2に示すように、排泥管スペース19
は、前胴外輪11のの下部を所定角度分で区切るように
設けられており、この実施形態では、中央に主排泥管6
A、両側部に予備排泥管6Bを設けることができるスペ
ースで形成されている。そして、エアチャンバー7の下
部は、この排泥管スペース19の両側部に設けられた傾
斜板21と、図1に示すように、シールド掘進機軸方向
に傾斜した底板22とによって隔壁8側に向って下向き
に傾斜するように形成されている。
【0021】また、図1,2に示すように、シールド本
体2側から底板22の上面に向って洗浄管23が設けら
れるとともに、傾斜板21の上面に向っても洗浄管23
が設けられている。これらの洗浄管23により、底板2
2と傾斜板21の上面を洗浄水で洗い流すことができる
ように構成されている。
【0022】さらに、図1に示すように、カッターヘッ
ド1のチャンバー側には攪拌翼25が設けられている。
この攪拌翼25は、カッターヘッド1の周方向に複数個
が配設されており、この攪拌翼25の旋回位置に近接す
るように前記排泥管6がカッター側隔壁8に接続されて
いる。一方、シールド本体2のカッターチャンバー4内
の外周部には、排泥管6に向って傾斜する傾斜部材26
が設けられている。この傾斜部材26によって、シール
ド本体2前部のカッターチャンバー4の内外周部が排泥
管6に向けて上向きに傾斜する傾斜面に形成されてい
る。この傾斜部材26により、攪拌翼25で攪拌された
泥水が排泥管6へ流れ易くなるようにしている。なお、
本体側隔壁9には、傾斜部材26の上部に向けてシール
ド本体2側から洗浄水を噴射する洗浄管24が設けられ
ており、傾斜部材26付近に泥分が留まった場合にこの
洗浄管24から洗浄水を噴射して洗浄することができ
る。
【0023】図3に示すように、前記エアチャンバー7
に導入される泥水の入口となるチャンバー口27は前記
カッター側隔壁8の下部位置に設けられている。このチ
ャンバー口27は、前記エアチャンバー7の下部に設け
られた傾斜板21と底板22とによって絞られた位置に
設けられている。この実施形態では、方形のチャンバー
口27の角部が最下部となるような斜め配置で設けられ
ている。この例では、左右に2個ずつ設けられている。
【0024】また、上述したようにシールド本体2のカ
ッターチャンバー4内に設けられた傾斜部材26がチャ
ンバー口27の外周側まで延設されており、チャンバー
口27付近における泥水の攪拌が十分に行われるように
している。
【0025】さらに、このように設けられたチャンバー
口27に近い位置に前記予備排泥管6Bを設けるととも
に、このチャンバー口27を排泥管6の接続位置よりも
上部に位置させることにより、チャンバー口27付近か
らエアチャンバー7内の泥水中の泥分を効果的に排出す
ることができるようにしている。
【0026】なお、前記傾斜板21と底板22の表面に
は、低摩擦材であるフッ素樹脂材が設けられており、エ
アチャンバー7内に導入された泥水中の泥分がチャンバ
ー口27側へ集まり易いように構成されている。この低
摩擦材はコーティングであってもよく、泥分が滑って集
まり易い構成であればよい。
【0027】図4に基づいて、エアチャンバー7内の圧
力制御の一例を以下に説明する。なお、図1に示す構成
と同一の構成には、同一符号を付して説明する。図示す
るように、泥水式シールド掘進機28におけるエアチャ
ンバー7内の圧力制御を行う構成としては、エア圧力制
御系統と、泥水圧力制御系統とが設けられる。
【0028】エア圧力制御系統は、コンプレッサ29に
よって加圧されたエアがアキュムレータ30に蓄圧さ
れ、このアキュムレータ30から減圧弁31と給気バル
ブ32を介してエアチャンバー7に供給されている。エ
アチャンバー7の空気は、排気バルブ33を介して排出
される。また、エアチャンバー7内のエア圧力は圧力セ
ンサ34によって計測されて制御装置35に入力され、
計測した値がこの制御装置35に予め設定されている圧
力設定値となるように制御装置35から前記給気バルブ
32と排気バルブ33とに信号が送られて圧力制御され
る。
【0029】一方、泥水圧力制御系統は、モータ17で
駆動される送泥ポンプ18によってカッターチャンバー
4内に泥水が供給される。また、カッターチャンバー4
内の排泥は、排泥ポンプ36によってタンク37へ排出
可能なように構成されている。また、エアチャンバー7
の泥水面15付近には検出器14(液面センサ)が設け
られており、この検出器14で検出した信号が制御装置
16に入力され、この制御装置16に予め設定されてい
る液面設定値となるようにモータ17に信号が送られて
カッターチャンバー4内の泥水圧が調整される。
【0030】以上のように構成された泥水式シールド掘
進機28によれば、図1に示すように、カッターチャン
バー4内に泥水を供給して切羽に泥水圧を作用させなが
らエアチャンバー7内の上部に空気を供給し、切羽側3
8の圧力を安定させた状態で、エアチャンバー7上部の
空気層39と下部の泥水層40との境界である泥水面1
5がエアチャンバー7内のほぼ軸心位置となるように圧
力バランスさせる。
【0031】そして、掘削時や停止時等に切羽側38の
圧力が変化して泥水面15の水位が変化した場合、その
水位が検出器14によって検出され、泥水面15がほぼ
軸心位置に戻るように泥水の送排泥が行われて切羽側3
8の圧力が安定するように制御される。
【0032】また、エアチャンバー7内に導入された泥
水中の泥分は、エアチャンバー7の下部に設けられた底
板22と傾斜板21に沿ってチャンバー口27へと滑
り、このチャンバー口27からカッターチャンバー4へ
と落ちて排泥管6から排出される。仮に、このようにチ
ャンバー口27からカッターチャンバー4へ落ちないよ
うな泥分があったとしても、洗浄管23,24から洗浄
水を噴射することによって底板22と傾斜板21上をチ
ャンバー口27側へ洗浄することができるので、エアチ
ャンバー7内に泥分を滞留させることなく排出すること
ができる。従って、泥水をエアチャンバー7内に導入し
て上部に空気層39を形成するような構成であっても、
安定した排泥によって切羽側の圧力を保つことができ
る。
【0033】なお、上述した泥水式シールド掘進機28
では、排泥管6を排泥管6Aと予備排泥管6Bとで構成
しているが、排泥管6の本数や構成は上述した構成に限
定されるものではない。
【0034】また、前記実施の形態では、予備排泥管6
Bや検出器14等の構成を左右対称構造とすることによ
り、片方の機能が低下したとしても他方の機能で切羽側
の圧力を安定させることができるように構成している。
これらの構成は、左右対称構造に限定されるものではな
い。
【0035】さらに、上述した実施形態は一実施形態で
あり、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更
は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。
【0036】
【発明の効果】本願発明は、以上説明したような形態で
実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0037】カッターチャンバーと隔壁で区切り下部を
チャンバー口に向って傾斜させたエアチャンバーによ
り、排泥をカッターチャンバーから効率的に行いなが
ら、エアチャンバー内のエアーの圧縮性により切羽側の
急激な圧力変動を緩和するようにできるので、安定して
切羽側圧力を保つ泥水式シールド掘進機を構成すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態を示す泥水式シールド掘
進機の前部を示す縦断面図である。
【図2】図1に示すA−A矢視図である。
【図3】図1に示すB−B矢視図である。
【図4】本願発明における圧力制御の一例を示す系統図
である。
【符号の説明】 1…カッターヘッド 2…シールド本体 3…前胴 4…カッターチャンバー 5…送泥管 6…排泥管 7…エアチャンバー 8…カッター側隔壁 9…本体側隔壁 10…周壁 11…前胴外輪 12…給気口 13…排気口 14…検出器 15…泥水面 16…制御装置 17…モータ 18…送泥ポンプ 19…排泥管スペース 20…開閉バルブ 21…傾斜板 22…底板 23,24…洗浄管 25…攪拌翼 26…傾斜部材 27…チャンバー口 28…泥水式シールド掘進機 29…コンプレッサ 30…アキュムレータ 31…減圧弁 32…給気バルブ 33…排気バルブ 34…圧力センサ 35…制御装置 36…排泥ポンプ 37…タンク 38…切羽側 39…空気層 40…泥水層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 摩湯 博一 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重 工業株式会社 播磨工場内 (72)発明者 岩田 博吉 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重 工業株式会社 播磨工場内 (72)発明者 田名網 康一 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重 工業株式会社 播磨工場内 (72)発明者 坂本 敏郎 兵庫県加古郡播磨町新島8番地 川崎重 工業株式会社 播磨工場内 (72)発明者 田中 利春 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (72)発明者 中田 久也 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (72)発明者 古谷 達雄 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (72)発明者 大林 信彦 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島 建設株式会社 東京支店内 (56)参考文献 特開 昭52−104328(JP,A) 特開 昭54−62626(JP,A) 特公 昭54−39932(JP,B1) 特許3117380(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/13

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッターヘッドの後部に形成したカッタ
    ーチャンバーのシールド本体側に、該カッターチャンバ
    ーとカッター側隔壁で区切ったエアチャンバーを設け、
    該エアチャンバーの本体側隔壁の上部にシールド本体側
    から所定圧力のエアを導入して空気層を形成する給気口
    を設け、前記カッター側隔壁の上部にシールド本体側か
    ら泥水を導入する送泥管を接続するとともに、下部に排
    泥管を接続し同じく下部に該カッターチャンバーから
    前記エアチャンバーに泥水を導入して泥水層を形成する
    チャンバー口を設け、該エアチャンバーの下部を、該チ
    ャンバー口に向って下向きに傾斜する傾斜面に形成した
    泥水式シールド掘進機。
  2. 【請求項2】 エアチャンバーの下部に排泥管スペース
    を形成し、カッター側隔壁の側部で排泥管接続位置より
    も上部位置にチャンバー口を配置したことを特徴とする
    請求項1記載の泥水式シールド掘進機。
  3. 【請求項3】 シールド本体側にエアチャンバー内の泥
    水面を検出する検出器を設け、該検出器で検出した泥水
    面を一定にするように泥水ポンプを駆動する制御装置を
    設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の泥
    水式シールド掘進機。
  4. 【請求項4】 本体側隔壁下部に、エアチャンバー下部
    の傾斜面をチャンバー口に向って洗浄水で洗浄する洗浄
    管を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の泥水式シールド掘進機。
  5. 【請求項5】 エアチャンバー下部の傾斜面に低摩擦材
    を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の泥水式シールド掘進機。
  6. 【請求項6】 カッターヘッドのチャンバー側に攪拌翼
    を設け、シールド本体の排泥管を該攪拌翼の旋回位置に
    近接してカッター側隔壁に接続し、カッターチャンバー
    内外周部を該排泥管に向けて上向きに傾斜する傾斜面
    に形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の泥水式シールド掘進機。
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