JP3531189B2 - 瞬間加熱式給湯装置 - Google Patents
瞬間加熱式給湯装置Info
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Description
らの出湯を自動温度調節する湯水混合栓から給湯する家
庭用の瞬間加熱式給湯装置に関し、特に温度設定操作の
簡易化を可能とする制御に係わる。
技術やマイクロコンピュータ(以下、マイコンとも言
う)の採用によって給湯器からの出湯温度は著しくその
精度が高められ、またリモートコントローラ(以下、リ
モコンとも言う)への操作入力情報も豊富になり使い勝
手も向上されてきた。
給湯装置では満足のいく給湯を得るためには、湯水混合
栓で給湯流量を手動調節して温度設定レバーを希望の給
湯温度に設定し、しかもその上に、給湯器からの出湯温
度を湯水混合栓の側に設置したリモコンで設定入力しな
ければならず、同じ給湯でなければ毎回この2重の温度
設定操作が要るという、未だ改善を要する点が残ってい
た。
動作を減らし給湯の使い勝手をさらに向上することを目
的とする。
に、本発明による瞬間加熱式給湯装置の第1の手段は、
瞬間加熱式の給湯器の出湯路と給水路に接続し、給湯流
量と給湯温度を設定すると、自動温度調節して設定給湯
量を湯水混合して給湯する給湯栓と、各給湯栓で給湯使
用を始めたり終了した給湯使用の有無、およびどの給湯
栓かを識別できる識別信号を給湯器へ出力する給湯識別
器と、前記各給湯栓からの給湯使用の有無識別信号や熱
交換器の通水流量、入水温度、出湯温度、および給湯識
別器の信号毎に設定した固定設定温度に基づいてバーナ
の比例制御信号を演算出力する出湯温度制御器を備えた
ものである。
に他の給湯識別器の信号と水量センサからの信号の変化
を出湯温度制御器が受信すると、給湯栓毎に設定した固
定設定温度の高温側を用いてバーナの比例制御信号を演
算出力するようにしたものである。
器の識別信号に対応した固有の固定設定温度を有した出
湯温度制御器と、前記出湯温度制御器に対して任意の設
定温度を指示する温度設定器を備え、前記出湯温度制御
器は、前記給湯識別器の識別信号に対応した固有の固定
設定温度に基づき燃焼制御を行っているとき、前記温度
設定器により任意の設定温度が指示されたときは、前記
温度設定器により指示された設定温度に基づいてバーナ
の比例制御信号を演算出力し、熱交換器からの出湯温度
の制御目標値としての設定温度に基づいて演算した熱交
換器の加熱能力が最大定格能力以下のとき、最大定格能
力での可能出湯温度を演算出力し、給湯中の設定温度か
ら前記可能出湯温度の温度範囲を表示し、かつ給湯の設
定温度は前記温度範囲と区別できる表示にする温度表示
器を備えたものである。
瞬間加熱式給湯装置は、例えば給湯栓の近くに給湯使用
の有無を操作入力するスイッチを設けたり、または赤外
線で給湯使用者を自動検知する検知器を備え、給湯器へ
給湯栓を特定できる識別信号を送る。そして、給湯した
い流量を調節設定し、かつ給湯したい温度を給湯栓に設
定すると、給湯器の出湯温度制御器は前記識別信号から
給湯使用される給湯栓を特定し、この給湯栓用に予め設
定された固定温度を用いてバーナの比例制御信号を演算
出力する。
所に固有な給湯、例えば洗面所なら洗面や手洗い等のぬ
るま湯としての大体固定できる設定温度での給湯頻度が
高くなる。この使用回数の多い給湯温度より若干高めの
温度を熱交換器から出湯すれば最も合理的な給湯器の運
転ができる。しかも、給湯栓の設置箇所に固有で給湯使
用頻度の高い使用については、都度の給湯器への設定温
度の入力操作を不要にできる。
の給湯栓で給湯同時使用が行われたとき、他の給湯栓で
出湯温度の低い給湯中であっても、後から高い出湯温度
を要する固定設定温度での同時給湯をしても、出湯温度
制御器が高温側の固定設定温度で出湯温度制御し、単独
の給湯使用時と同様に固定設定温度での使用頻度の高い
同時給湯時には、給湯器への設定温度の入力操作が要ら
ない。
は、一度設定温度を定めて給湯使用していて途中で給湯
温度を上げたい場合に、温度表示器の設定温度より給湯
温度を高くしたければ、温度表示器の可能出湯温度の範
囲内なら給湯流量を減らさなくても給湯が可能なことを
容易に判定できる。
を添付図面を参照して具体的に説明する。
とする瞬間加熱式の給湯器1を出湯路2を介して複数の
給湯栓Mi (i =1,2,3,4)に接続し、給湯器1
への給水から分岐した給水路3にも接続する。給湯栓M
i は出湯路2から入る湯と給水路3から入る水を、給湯
したい温度を設定する温度つまみTi の温度と、給湯し
たい給湯流量に手動調節する流量つまみQi の流量にな
るように、サーモバルブ等を内蔵して自動的に湯水混合
して給湯する。給湯栓Mi は家屋内の台所、洗面所、洗
濯場、浴室等に各々設置する。
モコンRi を各々設ける。リモコンRi は図2に示すよ
うに、設定温度等の表示板5、現在給湯中の設定温度か
ら可能出湯温度までの温度範囲を点灯して示す表示器
6、給湯器1への運転準備を指示入力するスイッチ
SDi、給湯栓Mi に固有の固定設定温度とは異なる任意
の設定温度(80℃まで可とする)を入力操作するスイ
ッチSTi、給湯栓Mi の使用者を赤外線等で検知する識
別センサSCi等を備える。
熱し、出湯路2へ出湯する通水路8に入水温度を検知す
る入水温度センサ10、通水流量を検知する水量センサ
11、通水流量を制御する水量調節弁12、出湯温度を
検知する出湯温度センサ13等を設ける。燃料としての
ガスは比例弁15で比例制御し、熱交換器7を加熱燃焼
するバーナ16に供給する。上記各センサからの信号は
制御器17へ入力され、制御器17は動作シーケンスを
制御する。制御器17には前記各センサの信号に基づい
て比例弁15、水量調節弁12等への制御信号を演算出
力する出湯温度制御器18を備える。制御器17は図の
破線で示すようにリモコンRi とも交信する。
所等の各給湯箇所に設置した給湯栓Mi の固定設定温度
について説明する。各給湯栓Mi は表1に示すように、
各々指定の給湯箇所に設ける。
る主な用途が表のように挙げられる。この各用途は各給
湯栓Mi で最も多用される使い方を設定する。そして、
各用途は概ね年間を通して同一の給湯温度で使われ、従
ってこの湯水混合後の給湯温度を可能にする、給湯栓M
i へ給湯器1から供給する出湯温度は、出湯路2での放
熱ロス等を考慮して若干高めの温度である、表のような
固定設定温度に設定する。
スの低減に加え、誤って給湯栓Miの温度つまみTi を
高温にしてもやけど危険が防止でき、また熱交換器7は
高温で少量の通水よりも低温で多量の通水を熱交換する
方が熱交換効率も高くなるメリットが大きい、等々の種
々の合理性が得られる。特に、同じ給湯栓Mi で同じ給
湯温度だが、何回も間欠的に給湯使用するときには、温
度つまみTi は一度の設定のままで、流量つまみQi の
開閉動作だけで良く、給湯所要動作を著しく簡単で少く
できる。
説明すると、リモコンR2 のスイッチSD2をオンする
と、オフ動作をしない限り制御器17は電源オンし、水
量センサ11の通水検知信号を受信するといつでも加熱
運転に入る運転準備の状態に入る。そして、識別器SC1
が識別信号を送り、温度つまみT2 の設定と流量つまみ
Q2 による給湯栓M2 の開栓により、水量センサ11が
通水検知信号を制御器17に入力すると、制御器17は
加熱動作に入る。
用されている給湯栓M2 を識別し、固定設定温度40℃
を定める。そして、入水温センサ10の信号を含めてバ
ーナ16へ供給するガス量を演算し、比例弁15に送信
して熱交換器7の出湯温度を固定設定温度に制御する。
この出湯を受ける給湯栓M2 は温度つまみT2 の給湯温
度と、流量つまみQ2 の給湯流量をほぼ満たすように給
湯する。所要の給湯目的を達っして流量つまみQ2 を閉
栓すると、水量センサ11の信号の変化から制御器17
は給湯動作を停止する。
中に、台所の給湯栓M1 で給湯する同時給湯について説
明する。給湯栓M2 で固定設定温度40℃の給湯をして
いるとき、台所で温度つまみT1 、流量つまみQ2 を操
作すると、識別器SC2の識別信号が制御器17に入る。
出湯温度制御器18は水量センサ11からの流量信号の
増加を検出し、識別信号とから給湯栓M1 の給湯がオン
されたことを判定する。そこで、給湯栓M 1 の固定設定
温度60℃が、今まで制御していた出湯温度40℃より
高いと判定し、出湯温度を60℃に変更制御する。
高い方に制御するため、比例弁15の制御信号を作る加
熱量の演算値は変わる。即ち、給湯栓M2 だけへの先に
演算した加熱量に給湯栓M1 による加熱量を和算し、固
定設定温度60℃での通水流量を演算する。そして、こ
の通水流量の制御信号を水量調節弁12へ送信する。つ
まり、熱交換器7はこの演算された通水流量で固定設定
温度60℃の出湯温度を出すように、ガス量変更された
バーナ16で加熱される。
60℃に高くなり、取り込む湯量を減らして給水量を増
やし、温度つまみT2 の設定温度に給湯温度を自動的に
調節維持する。このとき、流量つまみQ2 で調節した給
湯流量の変化は容認する。勿論、この同時給湯に要する
能力が最大定格能力を超えるときには、通水流量は範囲
内に制限し、給湯栓M1 ,M2 での所望の給湯流量は自
動的に低減される。
ら給湯使用するにも拘らず、従来実施していたリモコン
の表示温度を確かめて給湯器1への設定温度の入力操作
が不要となり、単独給湯で得た前述の(固定設定温度に
よる単独な給湯使用)の効果を殆んど同様に期待でき
る。また、2箇所に限らず3箇所同時給湯等でも同じこ
とが言える。
定設定温度での出湯を変更したいときの使用法を説明す
る。給湯栓M3で湯冷めした浴槽に70℃の高温給湯に
よる足し湯をしたいときは、能力から考えて流量つまみ
Q3 は絞り加減に調節して高温が得られるようにする。
初めは表示板5は固定設定温度50℃を表示し、表示器
6は最大定格能力に見合った温度までの範囲を図3
(イ)のように点灯表示し、固定設定温度の50℃を点
滅表示する。そして、スイッチST3で最高温度の80℃
を設定入力すると、点滅箇所が50℃から80℃に代わ
り、表示板5も80℃に表示を変える。このとき、温度
つまみT3 も最高設定温度の80℃に調節すると、間も
なく約80℃の高温の給湯が得られ、所要量の給湯後に
流量つまみQ3 を閉栓する。
作を図4のフローチャートに従って説明する。S1で流
量つまみQ3 を絞り加減に開栓すると、識別器SC3が識
別信号をS2で出力する。識別信号を受信した出湯温度
制御器18がS3で水量センサ11からの通水検知信号
を受信すると、給湯栓M3 での給湯開始を判定して所要
加熱量を演算し、比例弁15に制御信号を出力してS4
で固定設定温度50℃の加熱運転を開始する。同時に最
高出湯のできる可能出湯温度が80℃と演算できると、
S5で表示器6に信号出力して50℃から80℃の温度
範囲を点灯し、固定設定温度の50℃近辺を点滅させ
る。
に浴槽の湯温を希望の温度に高められるようにS6で温
度つまみT3 とスイッチST3の両者を80℃の可能出湯
温度に設定する。温度つまみT3 からの入力信号を新た
に受信した出湯温度制御器18は、S7で表示板5の表
示を50℃から80℃に変更し、表示器6は図3(ロ)
に示すように点滅箇所を50℃から80℃に変更する。
この表示は今の給湯流量ならこの給湯栓M3 の固定設定
温度50℃を超えて80℃まで設定でき、今はその最高
温度で出湯中であることを知らせている。そして、80
℃を下げたければ、温度つまみT3 を低めに再設定すれ
ばよい。
給湯流量と設定温度80℃、入水温度に見合った比例弁
15のガス量を演算して信号出力する。そして、S8で
出湯温度センサ13からの検知信号が80℃になるよう
に、ガス量を微調整制御する。このとき給湯栓M3 は取
り込む湯と給湯の温度が同じで、給水路3からの入水は
止めている。浴槽の湯がほぼ希望の温度に高まると、S
9で流量つまみQ3 を閉栓する。S10で水量センサ1
1からの信号が0になったことを受信した制御器17
は、S11で給湯器1の加熱運転を停止させ、スイッチ
ST3の設定値は消去する。
いが、再び流量つまみQ3 が開栓されたとき、給湯器1
からの出湯温度はスイッチST3を入力操作しない限り、
固定設定温度50℃となる。つまり、温度つまみT3 を
80℃設定から戻してなくて、50℃以下で給湯したい
ときにでも80℃の高温給湯は自動的に防止できる。な
お、表示器6の温度範囲より低い設定入力は当然いつで
も可能である。
高い出湯が欲しいときに便利に使える。例えば、S5の
フローで可能出湯温度が70℃しか出なかったときは、
流量つまみQ3 をあと少し絞れば当然80℃にできると
分かるし、またその確認の上での80℃の確かな出湯が
できる。そして、従来の使い方では温度つまみT3 とス
イッチST3の設定を80℃にすると、この条件に合う出
湯流量を水量制御弁12で自動制御していた。この従来
の使用法ではスイッチST3の設定温度優先なのに対し、
今の実施例では出湯流量優先にして可能出湯温度を確か
めながら高温出湯ができる。つまり、給湯流量を減らさ
ずに給湯温度を上げられる。
る例について説明する。例えば、給湯栓M1 で固定設定
温度60℃から任意設定温度40℃に設定変更して給湯
中に、給湯栓M4 で同時給湯に入る。先に給湯栓M1 が
任意少な目の給湯流量で、40℃に温度つまみT1 を設
定して同じ40℃の設定温度をスイッチST1で設定して
給湯しているとき、リモコンR1 の表示器6は図5
(a)のように表示している。つまり、任意設定温度4
0℃から、このときの給湯流量なら最大定格能力で出せ
る可能出湯温度として出湯温度制御器18が演算した6
0℃までの温度範囲を図の斜線部のように表示し、この
温度範囲より低い任意設定温度40℃を網目のように表
示する。図示は略したが、このとき表示板5は40℃を
表示する。
湯中に、給湯栓M4 で固定設定温度35℃でよい給湯温
度30℃の給湯を開始すると、出湯温度制御器18は今
までの設定温度として判定記憶中の40℃と、新たに発
生したと判定して読み出した給湯栓M4 での固定設定温
度35℃を比較する。そして、任意設定温度の40℃の
方が高いと比較判定すると、今までの記憶データ40℃
をそのまま出湯温度の制御値として維持し、所要ガス量
を演算して比例弁15に変更信号を出力する。このと
き、同時給湯に要する加熱量が最大定格能力以下で、ま
だ能力的に余裕があると、その可能出湯温度が50℃と
すると、表示器6は図5(b)のように表示内容を変更
表示する。
ときには、図5(c)のように表示する。この表示から
は設定温度が40℃で給湯能力に余裕のない最大定格能
力の給湯中であることが読み取れる。また、図5(d)
の表示があるケースでは、40℃と60℃での固定設定
温度または任意設定温度を問わない、2つの設定温度で
の同時給湯があり、当然高温側の60℃で出湯中である
が、最高定格能力で能力的に不足しているか、限度一杯
の能力を使用していると読める。この表示で40℃から
60℃の温度範囲が斜線で示す点灯時は、固定設定温度
40℃の給湯栓M2 で任意設定温度を60℃に設定した
ケースであり、このケースとは異なる。
センサSCiに限ることなく、例えば、ワンタッチの操作
入力スイッチにしたり、各給湯栓Mi の温度つまみTi
や流量つまみQi の操作時に識別信号を出力できるよう
に、給湯栓Mi に組み込んでもよい。また、各給湯栓M
i の給湯流量の検出器を備えてこの検出信号を識別信号
に使うこともできる。
例での固定設定温度制御を外したときでも、他の給湯栓
での設定温度を固定設定温度に置き換えて、全てのリモ
コンに設定温度から可能出湯温度までを点灯表示し、給
湯中の設定温度を点滅表示する他の実施例も考えられ
る。このとき、他の給湯栓でこの表示を見れば、今給湯
中の給湯能力が概ね最大定格能力の図3(ロ)の状態な
のか、能力的に余裕のある図3(イ)の状態なのかの判
断ができる。そして、この例のように、表示器6の温度
範囲の最高温度かその近くの温度が点滅しているとき、
他の給湯栓Mi で大能力が必要な同時給湯をしたくても
能力的に無理だという判断ができる。
の要るような、例えば55℃の給湯を得たいときには温
度つまみT1 を55℃に設定するが、給湯温度が30℃
と低くてもよいような使用例を2番目に高い頻度とな
る。このときでも固定設定温度を高い使用頻度2乃至3
箇の中の高い目に設定しておけば、敢えて任意設定温度
をスイッチST1で操作入力する必要がなく、単に温度つ
まみT1 の30℃設定操作だけで済む。この給湯栓M1
の例のように第1位の使用頻度に固定設定温度を定めら
れると運転の経済性は最善にできる。
間加熱式給湯装置では、自動温度調節する給湯栓で給湯
温度と給湯流量を設定して給湯操作すると、この給湯操
作の識別信号を給湯識別器から受信した出湯温度制御器
が、水量センサからの通水検知信号の受信によって給湯
使用された給湯栓を特定し、予め設定してあるこの給湯
栓の固定設定温度で熱交換器からの出湯を制御するか
ら、例えば固定設定温度を給湯栓の設置箇所の使用頻度
の高い給湯用途に設定しておけば、給湯器への出湯温度
の設定入力操作の回数を効率よく低減できながら、高温
度の1点固定設定方式よりも運転の経済性、高温やけど
に対する安全性、使用部品の温度耐久性等において優れ
た効果を出せる。
度)の低い給湯中に、後から高い出湯温度を要する固定
設定温度での同時給湯をしても、出湯温度制御器が高温
側の固定設定温度を用いることにより、例えば固定設定
温度を使用頻度の高い給湯温度に合わせておけば、固定
設定温度による同時給湯使用において後から給湯使用す
る給湯栓でも、上記と同じ効果が期待できる。
可能な可能出湯温度までの温度範囲と、この温度範囲と
目視して区別のできるように設定温度を温度表示器に表
示することにより、給湯能力に余裕があることを判読で
きたり、また給湯栓で一度設定した給湯流量をほぼ同量
に維持しながら昇温可能な設定温度まで入力失敗なしに
高めることができる。
の構成を示すシステム図
度の場合の図 (ロ)同装置のリモコンの表示器が任意設定温度の場合
の図
度(固定設定温度より低い)の場合の図 (b)上記(a)の場合でかつ同時給湯時の図 (c)同装置のリモコンの表示器が設定温度で最大定格
能力の出湯時の図 (d)同装置のリモコンの表示器が異なる設定温度で最
大定格能力の出湯時の図
Claims (4)
- 【請求項1】 瞬間加熱式の熱交換器と、燃焼用空気と
燃料の各々を比例制御して熱交換器を加熱するバーナ
と、熱交換器の入水温度と出湯温度を各々検出する入水
温度センサおよび出湯温度センサと、熱交換器の通水量
を検出する水量センサおよび流量制御する水量調節弁
と、熱交換器からの出湯と給水路からの給水を湯水混合
し、設定した給湯流量に対して設定温度に自動温度調節
する複数の給湯栓と、前記複数の給湯栓のうちどの給湯
栓を使用したかを識別する識別信号を出力する給湯識別
器と、前記給湯識別器の識別信号に対応した固有の固定
設定温度を有した出湯温度制御器を備え、前記出湯温度
制御器は、前記給湯識別器の識別信号と水量センサの信
号により給湯運転指示を判定すると、前記給湯識別器の
識別信号に対応した固有の固定設定温度に基づき燃焼制
御を行うようにした瞬間加熱式給湯装置。 - 【請求項2】 1つの給湯栓による単独給湯から、複数
の給湯栓による同時給湯に切り替わったとき、出湯温度
制御器は、給湯識別器の識別信号より、最も高く設定さ
れた給湯栓の固定設定温度を用いて燃焼制御を行うよう
にした請求項1記載の瞬間加熱式給湯装置。 - 【請求項3】 瞬間加熱式の熱交換器と、燃焼用空気と
燃料の各々を比例制御して熱交換器を加熱するバーナ
と、熱交換器の入水温度と出湯温度を各々検出する入水
温度センサおよび出湯温度センサと、熱交換器の通水量
を検出する水量センサおよび流量制御する水量調節弁
と、熱交換器からの出湯と給水路からの給水を湯水混合
し、設定した給湯流量に対して設定温度に自動温度調節
する複数の給湯栓と、前記複数の給湯栓のうちどの給湯
栓を使用したかを識別する識別信号を出力する給湯識別
器と、前記給湯識別器の識別信号に対応した固有の固定
設定温度を有した出湯温度制御器と、前記出湯温度制御
器に対して任意の設定温度を指示する温度設定器を備
え、前記出湯温度制御器は、前記給湯識別器の識別信号
と水量センサの信号により給湯運転指示を判定し、前記
給湯識別器の識別信号に対応した固有の固定設定温度に
基づき燃焼制御を行っているとき、前記温度設定器によ
り任意の設定温度が指示されたときは、前記温度設定器
により指示された設定温度に基づき燃焼制御を行うよう
にした瞬間加熱式給湯装置。 - 【請求項4】 熱交換器の入水温度、出湯温度、通水流
量の各信号、および温度設定器で設定した熱交換器の出
湯の設定温度信号から、設定温度での熱交換器の加熱能
力が最大定格能力以下のとき、最大定格能力での可能出
湯温度を演算出力する出湯温度制御器と、給湯中の設定
温度から前記可能出湯温度の温度範囲を表示し、かつ給
湯中の設定温度は前記温度範囲とは区別して表示する温
度表示器を備えた請求項3記載の瞬間加熱式給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25685793A JP3531189B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 瞬間加熱式給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JPH07110162A JPH07110162A (ja) | 1995-04-25 |
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JP25685793A Expired - Lifetime JP3531189B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 瞬間加熱式給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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JP2016223691A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 東京瓦斯株式会社 | 給湯システム |
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1993
- 1993-10-14 JP JP25685793A patent/JP3531189B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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