JP3530579B2 - カメラ制御装置及びカメラ制御装置のウインドウ表示方法 - Google Patents

カメラ制御装置及びカメラ制御装置のウインドウ表示方法

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JP3530579B2
JP3530579B2 JP12618594A JP12618594A JP3530579B2 JP 3530579 B2 JP3530579 B2 JP 3530579B2 JP 12618594 A JP12618594 A JP 12618594A JP 12618594 A JP12618594 A JP 12618594A JP 3530579 B2 JP3530579 B2 JP 3530579B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ制御するカメラ
制御装置及びカメラ制御装置のウインドウ表示方法に関
し、より具体的にはテレビ会議やテレビ電話等の画像通
信端末並びに遠隔監視装置等のカメラ制御装置及びカメ
ラ制御装置のウインドウ表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のテレビ会議用端末装置を
示す正面図である。カメラ111は使用者112を撮影
するためのものであり、表示装置114上に設置されて
いる。表示装置114の画面には、周知のウインドウ表
示システムにより多数のウインドウを開くことができ
る。図8では、カメラ111による使用者112の撮影
画像を表示する自画像ウインドウ116が中央に配置さ
れ、その横に、カメラ111を操作するためのカメラ制
御ウインドウ118が配置されている。自画像ウインド
ウ116の背面に他のウインドウ120(ここでは時計
を表示するウインドウ)が配置されている。
【0003】122は表示装置114の画面上の任意の
位置を指定または入力するためのマウス、123はマウ
ス122に対応して表示装置114の画面に表示される
カーソルである。制御ウインドウ118内に表示される
制御要素をマウス122で選択および操作することによ
り、カメラ111の電源オン/オフ、左右上下へのパン
ニング/チルティング動作、焦点距離、露出およびズー
ム等を調節できる。24はキーボード、26は音声入力
用のマイクである。
【0004】通常、使用者112は表示装置114の正
面に座っている。マウス122またはキーボード124
によりカメラ111の電源をオンすると、自画像ウイン
ドウ116が表示装置114の画面中央に設定される。
カメラ111による撮影画像は、左右反転されて自画像
ウインドウ116に表示される。これにより、使用者1
12はカメラ111の作動状態および自身の映り具合を
確認できる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】従来例では、カメ
ラ制御ウインドウ118は、通常、自画像ウインドウ1
16の邪魔にならない位置に配置される。したがって、
使用者112は、カメラ111を調節するとき、自画像
ウインドウ116を見る視線の方向128aと、カメラ
制御ウインドウ118を見る視線の方向128bとの間
で視線を大きく、かつ頻繁に移動しなければならない。
【0006】このような課題は、また、画像通信相手か
らの画像を受信画像ウインドウで見ながら、相手端末の
カメラを操作するときも同様である。さらには、監視カ
メラ等を遠隔操作するときも同様である。
【0007】上記課題を考慮して、本発明は、画像入力
装置によって得られる画像を見ながら視線を大幅に移動
させることなく、画像入力装置の制御を可能とする制御
装置を提供することを目的とする。
【0008】また、画面上に少なくとも2つの画像ウイ
ンドウおよびその画像ウインドウに対応する制御ウイン
ドウが表示されている際に、現在制御対象となっている
カメラを認識することが容易となる、画像入力装置のた
めの制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】従来抱えている課題を解
決し、上記目的を達成するため、本発明のカメラ制御装
置は、パン、チルト、ズーム、焦点距離、露出の少なく
とも1つの変更動作が可能なカメラから得られる画像情
報を表示するための画像ウインドウと、前記変更動作を
操作するための制御要素を表示するための制御ウインド
ウを表示装置の画面上に表示させる表示手段と、前記表
示手段により表示される制御ウインドウ上での制御要素
の操作に応じて前記カメラの前記変更動作を制御する第
1の制御手段と、操作入力装置からの第1の入力に応答
して前記画面上の任意の位置に識別子を表示させるとと
もに、前記操作入力装置からの第2の入力に応答して前
記制御ウインドウを前記画面上に表示させる第2の制御
手段とを有し、前記識別子が画像ウインドウ内に位置し
ているときに前記操作入力装置からの第2の入力があっ
た場合、前記第2の制御手段は、前記制御ウインドウを
半透明にして前記画像ウインドウの中央に重ねて表示さ
せることを特徴とする。
【0010】また、本発明のカメラ制御装置のウインド
ウ表示方法では、パン、チルト、ズーム、焦点距離、露
出の少なくとも1つの変更動作が可能なカメラから得ら
れる画像情報を表示するための画像ウインドウと、前記
変更動作を操作するための制御要素を表示するための制
御ウインドウを表示装置の画面上に表示させ、前記表示
された制御ウインドウ上での制御要素の操作に応じて前
記カメラの前記変更動作を制御可能なカメラ制御装置の
ウインドウ表示方法であって、操作入力装置からの第1
の入力に応答して前記画面上の任意の位置に識別子を表
示させるとともに、前記操作入力装置からの第2の入力
に応答して前記制御ウインドウを前記画面上に表示さ
せ、前記識別子が画像ウインドウ内に位置しているとき
に前記操作入力装置からの第2の入力があった場合は、
前記制御ウインドウを半透明にして前記画像ウインドウ
の中央に重ねて表示させることを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例を示す正面図であ
る。画像入力装置のひとつとしてのカメラ1,10は、
使用者7およびその他の被写体を撮影するためのもので
あり、表示装置2上に設置されている。このカメラ1,
10は、後述するようにコンピュータ100に画像を入
力する。図1に示すこの実施例では、カメラ1、10は
表示装置2上に設置されているが、カメラ1を人物用と
して表示装置2上に設置し、カメラ10を電子OHP用
として不図示の原稿台に設置し、原稿読み取り用として
もよい。表示装置2は、コンピュータ100に制御され
て複数の情報源からの情報を表示する。表示装置2の画
面には、周知のウインドウ表示システムにより多数のウ
インドウを開くことができる。本実施例では、図1に示
すように、カメラ1から入力された画像を表示するため
の画像表示用ウインドウ(以下、表示ウインドウ)3が
表示装置2の中央に配置され、その背面に、カメラ10
から入力された画像を表示するための表示ウインドウ1
1および他のウインドウ5(ここでは時計を表示するウ
インドウ)が配置されている。
【0015】また、本システムは、表示装置2の画面上
の任意の位置を指定または入力するためのマウスコント
ローラ(以下、マウス)6、コンピュータ100への情
報入力のためのキーボード8、コンピュータ100へ音
声情報を入力するための手段としてのマイク9等を備え
ている。なお、表示装置2の画面上には、マウス6が示
す位置に対応して識別子としてのカーソル110が表示
される。
【0016】本システムの使用時において、通常、使用
者7は、表示装置2の正面に座る。マウス6またはキー
ボード8等によりカメラ1の電源をオンすると、表示ウ
インドウ3が表示装置2の画面中央に設定される。カメ
ラ1による撮影画像は、左右反転されて表示ウインドウ
3に表示される。これにより、使用者7は、カメラ1の
作動状態および自身の映り具合を確認できる。このと
き、カメラ1が使用者7の方向に向いていれば、あたか
も鏡に写っているようにカメラ1からの画像を表示ウイ
ンドウ3によって確認することができる。
【0017】ここで、披写体を使用者7としたときに、
カメラ1の向きが、まったく使用者7を向いていないと
きには、カメラ1を使用者7に向ける必要がある。その
場合には、使用者7はマウス6の予め定められたボタン
6aを押す。すると、図2に示すように、カーソル11
0の表示位置に、カメラ1に対するパンニング/チルテ
ィング動作、焦点距離、露出およびズーム等を制御する
ためのカメラ制御用ウインドウ(以下、制御ウインド
ウ)4が表示される。使用者7は、制御ウインドウ4の
所定の位置にカーソル110を合わせてマウス6のボタ
ン6aを押すことにより、上述各種カメラの動作を制御
することができる。これらの動作の制御は中央処理装置
(以下、CPU)15(図3)によって実行される。こ
のように、カーソル110の表示位置に制御ウインドウ
4を表示するので、使用者7が表示ウインドウ3を見る
ための視線の方向60aと制御ウインドウ4を見るため
の視線の方向60bとをほぼ一致させることができる。
したがって、視線の移動が僅かで済むようになる。な
お、制御ウインドウ4は、マウス6のボタン6bを押す
ことにより画面上から消去することができる。
【0018】またここでは、制御ウインドウ4の表示お
よび消去をマウス6で行ったが、その他の外部入力装置
であるキーボード8によるキー入力、マイク9による音
声入力で制御するようにしてもよい。
【0019】図3に上述実施例の概略構成ブロック図を
示す。図1に示す構成要素と同じ構成要素には同じ符号
を付してある。コンピュータ100内には、サーバ1
2、ウインドウマネージャ13、グラフィックインター
フェイス14、CPU15が備えられており、これらは
バス15に接続されている。そして、サーバ12には、
表示装置2、マウス6、キーボード8がそれぞれ接続さ
れており、これらに対する通信を制御する。ウインドウ
マネージャ13は、前述した各ウインドウを制御する。
グラフィックインターフェイス14はカメラ1,10と
接続されており、カメラ1,10から画像情報を取り込
んで出力する。CPU15は各種制御を実行する。な
お、ここで示す実施例においては、直接、カメラ1,1
0をグラフィックインターフェイス14に、また、表示
装置2、マウス6、キーボード8をサーバ12に接続さ
せているが、これらはバス16を介してそれぞれ接続す
るようにしてもよい。
【0020】ここで、マウス6によって指示されたカー
ソル110が、現在どのウインドウ、さらにはその中の
どの位置を示しているかをサーバ12によって検知し、
その検知された結果に基づいて、カーソル110がどの
ウインドウのどの位置にいるかを判断することができ
る。そして、この判断されたカーソル110の位置にし
たがって動作を決定する。この動作はCPU15によっ
て制御される。ここで、カーソル110がカメラ1に対
応する表示ウインドウ3の表示しているウインドウ内に
存在していたときに、図2に示すように、マウス6のボ
タン6aを押すことによって、制御ウインドウ4が、表
示装置2の画面上の表示ウインドウ3上に表示される。
また、カーソル110がカメラ10に対応する表示ウイ
ンドウ11内に位置していたときに、マウス6のボタン
6aを押すことによって、図4に示すように、制御ウイ
ンドウ17が表示ウインドウ11上に表示される。
【0021】このようなシステムにおいては、視線の移
動量を最も少なくするには、制御ウインドウ4をカーソ
ル110で示した位置に表示させるより、位置を指示し
なくとも、表示ウインドウ3の中央に表示させるように
した方がよい。しかし、制御ウインドウ4が表示ウイン
ドウ3を隠蔽したのでは、カメラ1の操作に支障があ
る。そこで、改良例として図4に示すように、制御ウイ
ンドウ4を半透明にして表示ウインドウ3の中央に重ね
て表示するようにした。これにより、カメラ1の撮影画
像を確認しつつ、視線の方向60a,60bをほぼ一致
させて制御ウインドウ4を操作することができる。
【0022】さらにまた、表示ウインドウ3の優先順位
を最も高く設定し、より優先順位の低いウインドウ、こ
こでは、制御ウインドウ4が表示ウインドウ3に重なっ
た場合、優先順位の低い制御ウインドウ4が半透明表示
されるようにする。
【0023】通常のウインドウ表示システムでは、複数
のウインドウが表示されているとき、選択された任意の
1つのウインドウが最も前面に配置され、他のウインド
ウを隠蔽するようになっている。これでは表示ウインド
ウ3に制御ウインドウ4がオーバーラップした状態で制
御ウインドウ4を選択または操作すると、制御ウインド
ウ4により隠蔽されてしまう。上述したように、表示ウ
インドウ3にその他のウインドウが重なるとき、他のウ
インドウを半透明とすることにより、この弊害を解消で
きる。
【0024】このときの制御方法を図5に基づいて説明
する。図5はウインドウマネージャ13の概略構成を示
す図で、特に制御ウインドウ4,17を半透明表示する
回路の構成ブロックを示す。第1のウインドウポップア
ップ制御回路(以下、第1のポップアップ制御回路)1
8は、メモリ30に記憶された第1の制御ウインドウ4
の表示ウインドウ3への出現および消去を制御し、第2
のウインドウポップアップ制御回路(以下、第2のポッ
プアップ制御回路)19は、メモリ31に記憶された第
2の制御ウインドウ17の第2の表示ウインドウ11へ
の出現および消去を制御する。第1の重畳量制御回路2
0は、第1の制御ウインドウ4をメモリ32を介して出
力される第1の表示ウインドウ3に重畳する量を制御
し、第2の重畳量制御回路21は、第2の制御ウインド
ウ17をメモリ33を介して出力される第2の表示ウイ
ンドウ11に重畳する量を制御する。コントローラ22
は第1、第2の重畳量制御回路20,21を制御する。
なお、第1,第2の制御ウインドウ4,17のデータ
は、バス16を介してそれぞれCPU15(図3)より
与えられ、第1,2の表示ウインドウ3,11のデータ
は、グラフィックインターフェース14、バス16を介
してそれぞれカメラ1,10(図3)より与えられる。
【0025】ここで、使用者7が、マウス6の所定の動
作によって、選択された第1の表示ウインドウ3に対応
する第1の制御ウインドウ4の出現要求を出したなら
ば、第1のポップアップ制御回路18は、メモリ30か
ら読み出した第1の制御ウインドウ4を次段に送出す
る。送出された第1の制御ウインドウ4は、第1の重畳
量制御回路20に入力され、この第1の重畳量制御回路
20は第1の制御ウインドウ4に対しレベル変換を行い
重畳する量を制御する。この重畳量を制御された第1の
制御ウインドウ4は、第1の表示ウインドウ3と加算器
23によって加算される。
【0026】またここで、使用者7が、マウス6の所定
の動作によって、選択された第2の表示ウインドウ11
に対応する第2の制御ウインドウ17の出現要求を出し
たならば、第2のポップアップ制御回路19は、メモリ
31から読み出された第2の制御ウインドウ17を次段
に送出する。送出された第2の制御ウインドウ17は重
畳量制御回路21に入力され、この重畳量制御回路21
は第2の制御ウインドウ17に対してレベル変換を行い
重畳する量を制御する。この重畳量を制御された第2の
制御ウインドウ17は、第2の表示ウインドウ11と加
算器24によって加算される。
【0027】また、加算器23,24で加算されたデー
タは、さらに、メモリ34から読み出された他のウイン
ドウ5と加算器25で加算され、その後、バス16を介
してサーバ12に入力される。
【0028】コントローラ22は、第1の制御ウインド
ウ4の重畳量を制御するための重畳量制御回路20に、
どのくらい重畳するかを決定する信号を送出する。第1
の制御ウインドウ4の重畳量を決定する際に、第2の表
示ウインドウ11が開かれており、かつ第2の制御ウイ
ンドウ17が出現しているならば、コントローラ22
は、第1の表示ウインドウ3に対応する第1の制御ウイ
ンドウ4の重畳量を、第2の表示ウインドウ11に対応
する第2の制御ウインドウ17の重畳量より大きくし、
制御ウインドウ4をはっきり確認できる位の重畳量に制
御する。このとき、第2の表示ウインドウ11に対応す
る第2の制御ウインドウ17の重畳量は、第2の表示ウ
インドウ11内に表示されるカメラ10からの画像を妨
げないように重畳量が決定される。
【0029】ここで、重畳量の制御については、前記各
表示ウインドウ3,11への加算であるが、加算比率に
おいて最終的に出力するための画像のレベルを一定にす
るために、各表示ウインドウ3,11のレベル制御にお
いても、第1および第2の重畳量制御量装置20,21
に対するコントローラ22からの信号の制御に対して、
最終出力のレベルを1とすると、それぞれの表示ウイン
ドウと制御ウインドウとのレベルの総和が1になるよう
に、表示ウインドウ3,11のレベルも制御される。
【0030】また、重畳量制御装置20,21におい
て、全体を1としたときに各制御ウインドウ4,17の
加算ということでは、各表示ウインドウ3,11へ0〜
1の比率で加算される。
【0031】なお、0あるいは1の比率で加算するので
あれば、表示ウインドウの出現と制御ウインドウの出現
とを切り替えることによって行ってもよい。
【0032】また、本実施例においては、メモリ30,
31,32,33,34をウインドウマネージャ13に
備えた例で説明したが、別個にバス16に接続させて設
けてもよい。その場合は、必要に応じてバス16を介し
てウインドウマネージャ13に読み込んでくることで対
応可能である。
【0033】また、別の制御方法を図6に基づいて説明
する。図6はウインドウマネージャ13の別の構成例を
示す図で、特に制御ウインドウ4,17を半透明表示す
る回路の構成ブロックを示す。ここで示す構成例は、図
5に示す構成と比較して重畳量制御回路の接続位置が異
なっているだけでその他の部分は同じである。すなわ
ち、ここでは、第1の表示ウインドウ3、第2の表示ウ
インドウ11を重畳するようにしており、この重畳量を
制御している。
【0034】ここで、使用者7が、マウス6など特定の
動作によって、選択された第1の表示ウインドウ3に対
応する第1の制御ウインドウ4の出現要求を出したなら
ば、第1のポップアップ制御回路18は、メモリ30か
ら読み出された第1の制御ウインドウ4を次段(加算器
23)に送出する。一方、メモリ32を介して出力され
た第1の表示ウインドウ3は、第1の重畳量制御回路2
0に入力され、この第1の重畳量制御回路20は第1の
表示ウインドウ3に対しレベル変換を行い重畳する量を
制御する。この重畳量を制御された第1の表示ウインド
ウ3は、第1の制御ウインドウ4と加算器23によって
加算される。
【0035】またここで、使用者7が、マウス6など特
定の動作によって、選択された第2の表示ウインドウ1
1に対応する第2の制御ウインドウ17の出現要求を出
したならば、第2のポップアップ制御回路19は、メモ
リ31から読み出された第2の制御ウインドウ17を次
段(加算器24)に送出する。一方、メモリ33を介し
て出力された第2の表示ウインドウ11は重畳量制御回
路21に入力され、この重畳量制御回路21は第2の表
示ウインドウ11に対してレベル変換を行い重畳する量
を制御する。この重畳量を制御された第2の表示ウイン
ドウ11は、第2の制御ウインドウ17と加算器24に
よって加算される。
【0036】また、加算器23,24で加算されたデー
タは、さらに、メモリ34から読み出された他のウイン
ドウ5と加算器25で加算され、その後サーバ12に入
力される。
【0037】以下に、さらに具体的な構成例に関して図
7を用いて説明する。図7は、表示ウインドウ3、制御
ウインドウ4を出現させるための構成例をブロック図で
示しており、表示ウインドウ11、制御ウインドウ17
を出現させるための構成例は省略しているが、同様の構
成にて実現可能である。そして、図5で示した実施例で
説明したように、これらのデータを加算して出力するこ
とで、表示装置2の画面上に同時にウインドウを開くこ
とができる。
【0038】第1のビデオRAM(以下、VRAM)4
3は、外部入力装置としてのカメラ1から入力された画
像データを記憶している。第2のVRAM47はCPU
15(図3)で生成された制御画面等の表示画面データ
を記憶する。セレクタ48,53は、それぞれメモリ5
0,51内のデータを切り替えて積算器44,49に出
力する。メモリ50,51には「1」およびそれより小
さいデータが少なくとも1つ記憶されている。メモリコ
ントローラ52はVRAM43,47に対し書き込み、
読み出しを制御し、また、セレクタ48,53に対して
データ切替のための信号を送出する。
【0039】次に動作について説明する。第1のVRA
M43に記憶された画像データ、第2のVRAM47に
記憶された表示画面(制御ウインドウ)データがメモリ
コントローラ52の命令によって読み出される。第1の
VRAM43から読み出されたデータは積算器44に入
力される。この積算器44は、第1のVRAM43から
読み出されたデータと、メモリ50に記憶されている複
数のデータの中からセレクタ48によって選択された所
定のデータ「k」を積算することによって、データのレ
ベルを制御する。すなわち、第1のVRAM43から読
み出されたデータはk倍されて積算器44から出力され
る。セレクタ48が選択したメモリ50からのデータk
=1の場合には、第1のVRAM43から読み出された
データのレベルは変化せずに積算器44から出力され
る。なお、本実施例では、選択するデータを全てメモリ
50から得る構成を採用しているが、積算する値が1の
場合は、第1のVRAM43から読み出されたデータが
積算器44をそのまま通過するようにし、積算する値が
1より小さい場合にメモリ50からデータを得るように
してもよい。
【0040】第1のVRAM43は、表示の他、圧縮、
伝送等を行う際は、CPU15によって読み出しが行な
われることになる。
【0041】一方、メモリコントローラ52によって読
み出された、第2のVRAM47に記憶された制御ウイ
ンドウデータは、積算器49に入力される。このとき、
積算器49は、第2のVRAM47から送出されたデー
タとセレクタ53を介して入力されたメモリ51からの
データを積算することによって、データのレベルを制御
する。積算器49で積算されたデータは加算器45にて
積算器44で積算されたデータと加算されて、表示装置
2(図3)に表示すべきデータが得られる。そして、前
述したように、このデータのレベルを1とするため、メ
モリ50から得られるデータをkとした場合に、メモリ
51から得られるデータが(1−k)となるようセレク
タ53がメモリコントローラ52によって動作させられ
る。すなわち、メモリ51には、メモリ50が備えてい
るデータに対して(1−k)となるデータが記憶されて
いる。
【0042】加算器45で加算されたデータは、前述の
説明同様、バス16、サーバ12を介して、表示装置2
に表示される。ここでは、1つの画像表示ウインドウお
よび制御ウインドウに対応する構成例で説明したが、前
述した実施例のように2つの画像表示ウインドウおよび
制御ウインドウを備えている場合にも、本実施例の構成
を2組と加算器を備えることで対応できる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、画像入力装置によって得られる画像を画面上
で見ながら視線を大幅に移動させることなく、その画面
上において画像入力装置の制御が可能となる。
【0044】さらに、制御ウインドウの少なくとも画像
ウインドウにオーバーラップする部分を半透明表示する
ことで、画像ウインドウの上に制御ウインドウを開いて
も、画像ウインドウ上に映し出されている画像を確認す
ることができる。
【0045】さらにまた、画面上に少なくとも2つの画
像ウインドウおよびその画像ウインドウに対応する制御
ウインドウが表示されている際に、それぞれの制御ウイ
ンドウの透明度を変えることにより、現在制御対象とな
っているカメラを認識することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図で、システムの
概略を示している。
【図2】図1に示す実施例で表示装置の画面上に制御ウ
インドウを開いている状態を示す図である。
【図3】図1に示す実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図4】制御ウインドウを半透明表示させている状態を
示す図である。
【図5】ウインドウマネージャの概略構成を示す図であ
る。
【図6】ウインドウマネージャの他の例の概略構成を示
す図である
【図7】ウインドウマネージャのさらに具体的な構成例
を示す図である。
【図8】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 表示装置 3 画像表示ウインドウ 4 カメラ制御ウインドウ 6 マウス 7 使用者 8 キーボード 9 マイク 10 カメラ 11 画像表示ウインドウ 12 サーバ 13 ウインドウマネージャ 14 グラフィックインターフェース 15 CPU 16 バス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/14 - 7/173

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パン、チルト、ズーム、焦点距離、露出
    の少なくとも1つの変更動作が可能なカメラから得られ
    る画像情報を表示するための画像ウインドウと、前記変
    更動作を操作するための制御要素を表示するための制御
    ウインドウを表示装置の画面上に表示させる表示手段
    と、 前記表示手段により表示される制御ウインドウ上での制
    御要素の操作に応じて前記カメラの前記変更動作を制御
    する第1の制御手段と、 操作入力装置からの第1の入力に応答して前記画面上の
    任意の位置に識別子を表示させるとともに、前記操作入
    力装置からの第2の入力に応答して前記制御ウインドウ
    を前記画面上に表示させる第2の制御手段とを有し、 前記識別子が画像ウインドウ内に位置しているときに前
    記操作入力装置からの第2の入力があった場合、前記第
    2の制御手段は、前記制御ウインドウを半透明にして前
    記画像ウインドウの中央に重ねて表示させることを特徴
    とするカメラ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御手段は、前記制御ウイン
    ドウ上での前記識別子の位置と前記第2の入力に応じ
    て、前記カメラの前記変更動作を制御することを特徴と
    する請求項1記載のカメラ制御装置。
  3. 【請求項3】 パン、チルト、ズーム、焦点距離、露出
    の少なくとも1つの変更動作が可能なカメラから得られ
    る画像情報を表示するための画像ウインドウと、前記変
    更動作を操作するための制御要素を表示するための制御
    ウインドウを表示装置の画面上に表示させ、前記表示さ
    れた制御ウインドウ上での制御要素の操作に応じて前記
    カメラの前記変更動作を制御可能なカメラ制御装置のウ
    インドウ表示方法であって、 操作入力装置からの第1の入力に応答して前記画面上の
    任意の位置に識別子を表示させるとともに、前記操作入
    力装置からの第2の入力に応答して前記制御ウインドウ
    を前記画面上に表示させ、前記識別子が画像ウインドウ
    内に位置しているときに前記操作入力装置からの第2の
    入力があった場合は、前記制御ウインドウを半透明にし
    て前記画像ウインドウの中央に重ねて表示させることを
    特徴とするカメラ制御装置のウインドウ表示方法。
  4. 【請求項4】 前記制御ウインドウ上での前記識別子の
    位置と前記第2の入力に応じて、前記カメラの前記変更
    動作を制御することを特徴とする請求項に記載のカメ
    ラ制御装置のウインドウ表示方法。
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