JP3530486B2 - Pll回路及びpll回路のジッタ判定方法 - Google Patents

Pll回路及びpll回路のジッタ判定方法

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JP3530486B2
JP3530486B2 JP2000379746A JP2000379746A JP3530486B2 JP 3530486 B2 JP3530486 B2 JP 3530486B2 JP 2000379746 A JP2000379746 A JP 2000379746A JP 2000379746 A JP2000379746 A JP 2000379746A JP 3530486 B2 JP3530486 B2 JP 3530486B2
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大介 敷地
賢一 川上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL機能のジッ
タ判定技術に係り、特にPLL機能を搭載した半導体を
製造段階で選別してジッタ不良品を除去する際に、高価
な専用の計測器を用いる必要がなくなり、従来は計測が
難しかった位相オフセットの判別も同時に行うことがで
きるPLL回路及びPLL回路のジッタ判定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ジッタは、PLL回路にはもっとも重要
な特性である。製造時に、PLL回路の不良品を選別し
て除去するためには、一般的なデジタルテスタによるフ
ァンクションテストでの判別は難しい。そこで、現在で
は、ジッタ測定専用のタイムインターバルアナライザー
のような専用の計測器を搭載したアナデジテスタを用い
るのが通例となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図11は、従来のジッ
タ値tjの測定例である。図11を参照すると、従来技
術には、アナデジテスタ30とPLL回路を接続した状
態でジッタ値tjを計測しようとする際、計測器(不図
示)とPLL回路の間は、一定の長さのケーブルで接続
されるため、高精度で計測することが難しいという問題
点があった。
【0004】また、このような専用の計測器(不図示)
を搭載したアナデジテスタ30は、一般的に非常で高価
であるためコストアップにつながるという問題点もあっ
た。
【0005】図12は、従来の位相オフセットtpの測
定例である。従来技術には、位相オフセットtpに関し
ては、図12に示すように、PLL回路とアナデジテス
タ30との間の遅延値を基準信号側と帰還信号側の間で
精度良く合わせる必要があり、計測することがさらに難
しいという問題点があった。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、PLL機能を搭載
した半導体を製造段階で選別してジッタ不良品を除去す
る際に、高価な専用の計測器を用いる必要がなくなり、
従来は計測が難しかった位相オフセットの判別も同時に
行うことができるPLL回路及びPLL回路のジッタ判
定方法を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、第1の位相比較器、チャージポンプ
回路、フィルター、V/I変換回路、電流制御発振器、
分周回路、第2の位相比較器及びD型フリップフロップ
を有するジッタ判定用回路を備え、前記ジッタ判定用回
路では基準信号が前記第2の位相比較器の基準信号入力
端子に入力されるとともに、帰還信号が前記第2の位相
比較器の帰還信号入力端子に接続され、前記第2の位相
比較器のUP信号側誤差出力信号とDOWN信号側誤差
出力信号が2入力OR回路を介して前記D型フリップフ
ロップのクロック入力端子に接続され、前記D型フリッ
プフロップのデータ端子が電源に接続され、リセットバ
ー入力端子がテスト信号入力端子に接続され、前記D型
フリップフロップの出力が出力端子からテスト結果出力
端子へ出力され、前記第2の位相比較器の基準信号入力
端子からUP信号側誤差出力信号の出力端子への第1の
経路と、前記第2の位相比較器の帰還信号入力端子から
DOWN信号側誤差出力信号の出力端子への第2の経路
と、のそれぞれに、可変遅延回路が挿入されていること
を特徴とするPLL回路に存する。また、この発明の請
求項2に記載の発明の要旨は、前記可変遅延回路は、遅
延値設定端子を切り換えることで、入力端子と出力端子
の間の遅延値を調整する回路構成を有することを特徴と
する請求項1に記載のPLL回路に存する。また、この
発明の請求項3に記載の発明の要旨は、前記ジッタ判定
用回路に位相比較器を用いることを特徴とする請求項2
に記載のPLL回路に存する。また、この発明の請求項
4に記載の発明の要旨は、前記第2の位相比較器に前記
可変遅延回路を挿入して不感帯を調節する構成を有する
ことを特徴とする請求項2または3に記載のPLL回路
に存する。また、この発明の請求項5に記載の発明の要
旨は、前記可変遅延回路にフェイズロックドループの制
御電圧を利用する構成を有することを特徴とする請求項
2乃至4のいずれか一項に記載のPLL回路に存する。
また、この発明の請求項6に記載の発明の要旨は、前記
第2の位相比較器の不感帯を可変にしてジッタ判定に用
いる手段を有することを特徴とする請求項2乃至5のい
ずれか一項に記載のPLL回路に存する。また、この発
明の請求項7に記載の発明の要旨は、前記基準信号は、
記第1の位相比較器の基準信号入力端子へ入力され、
前記電流制御発振器の出力端子から出力される信号は、
PLL出力端子へ入力されるとともに、前記分周回路を
介して前記帰還信号として前記第1の位相比較器の帰
信号入力端子へ入力され、前記第1の位相比較器は、前
記基準信号と前記帰還信号の位相差を検出して、UP信
号側誤差出力信号またはDOWN信号側誤差出力信号に
位相差に応じた誤差出力を出力して、前記チャージポン
プ回路のカレントミラーをオン・オフさせ、前記フィル
ターを充放電し、前記フィルターで平滑された電圧は、
前記V/I変換回路で電圧−電流変換され、前記電流制
御発振器に入力され、前記電流制御発振器は、入力電流
値に応じて発振周波数を変化させ、前記分周回路の分周
比を1/Nに設定して前記基準信号に対して発振周波数
をN倍とし、前記基準信号は前記第2の位相比較器の前
記基準信号入力端子に入力され、前記帰還信号は前記第
2の位相比較器の前記帰還信号入力端子に接続され、前
記第2の位相比較器の前記UP信号側誤差出力信号と前
記DOWN信号側誤差出力信号は、前記2入力OR回路
を介して、前記D型フリップフロップの前記クロック入
力端子に接続され、前記D型フリップフロップの前記デ
ータ端子は前記電源に接続され、前記リセットバー入力
端子は、前記テスト信号入力端子に接続され、前記第2
の位相比較器の基準信号入力端子からUP信号側誤差出
力信号の出力端子への第1の経路と、前記第2の位相比
較器の帰還信号入力端子からDOWN信号側誤差出力信
号の出力端子への第2の経路と、のそれぞれに、前記可
変遅延回路が挿入され、前記D型フリップフロップの出
力は、前記テスト結果出力端子へ出力されることを特徴
とする請求項6に記載のPLL回路に存する。また、こ
の発明の請求項8に記載の発明の要旨は、第1の位相比
較器、チャージポンプ回路、フィルター、V/I変換回
路、電流制御発振器、分周回路、第2の位相比較器とD
型フリップフロップを有するジッタ判定用回路を備え、
前記ジッタ判定用回路では基準信号が前記第2の位相比
較器の基準信号入力端子に入力されるとともに、帰還信
号が前記第2の位相比較器の帰還信号入力端子に接続さ
れ、前記第2の位相比較器のUP信号側誤差出力信号と
DOWN信号側誤差出力信号が2入力OR回路を介して
前記D型フリップフロップのクロック入力端子に接続さ
れ、前記D型フリップフロップのデータ端子が電源に接
続され、リセットバー入力端子がテスト信号入力端子に
接続され、前記D型フリップフロップの出力が出力端子
からテスト結果出力端子へ出力され、前記第2の位相比
較器の基準信号入力端子からUP信号側誤差出力信号の
出力端子への第1の経路と、前記第2の位相比較器の帰
還信号入力端子からDOWN信号側誤差出力信号の出力
端子への第2の経路と、のそれぞれに、可変遅延回路が
挿入され、前記可変遅延回路が遅延値設定端子を切り換
えることで入力端子と出力端子の間の遅延値を調整する
回路構成を有し、前記第2の位相比較器の不感帯を、前
記第2の位相比較器内の前記第1の経路及び前記第2の
経路に挿入された前記可変遅延回路の遅延値を設定する
ことで判別したいジッタ値に設定し、誤差出力の有無を
観測することで、前記ジッタ値の大きいPLL回路を判
別することを特徴とするPLL回路のジッタ判定方法に
存する。また、この発明の請求項9に記載の発明の要旨
は、前記ジッタ値の計測時には、前記テスト信号入力端
子をハイレベルとし、前記ジッタ値が不感帯を超えたと
き、前記第2の位相比較器の前記UP信号側誤差出力信
号または前記DOWN信号側誤差出力信号に誤差信号を
出力し、これを前記クロック入力端子へのクロック信号
として前記D型フリップフロップの出力を変化させ、こ
の変化を前記テスト結果出力端子で観測することによ
り、前記ジッタ値の大きいPLL回路を判別することを
特徴とする請求項8に記載のPLL回路のジッタ判定方
法に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るPLL回路29を説明するための機能ブロック
図である。図1を参照すると、本実施の形態では、PL
L回路29の基準信号は、基準信号入力端子101から
入力され、第1の位相比較器(PFD)5の基準信号入
力端子101へ入力される。一方、電流制御発振器9の
出力端子39から出力される信号は、PLL出力端子1
1へ入力されるとともに、分周回路10を介して第1の
位相比較器(PFD)5の帰還信号入力端子201へ入
力される。
【0009】第1の位相比較器(PFD)5は、基準信
号と帰還信号の位相差を検出して、UP信号側誤差出力
信号231、または、2入力NAND回路14,4入力
NAND回路16,3入力NAND回路15を経てイン
バータ回路13から出力されたDOWN信号側誤差出力
信号241に位相差に応じた誤差出力を出力して、チャ
ージポンプ回路6のカレントミラーをオン・オフさせ、
フィルター7を充放電する。
【0010】フィルター7で平滑された電圧は、V/I
変換回路8で電圧−電流変換され、電流制御発振器9に
入力される。
【0011】電流制御発振器9は、入力電流値に応じて
発振周波数を変化させる。分周回路10の分周比を1/
Nとおくと、基準信号に対して発振周波数はちょうどN
倍となる。
【0012】さらに、基準信号は第2の位相比較器38
の基準信号入力端子102に入力され、帰還信号は第2
の位相比較器38の帰還信号入力端子202に接続され
る。
【0013】第2の位相比較器38のUP信号側誤差出
力信号232とDOWN信号側誤差出力信号242は、
2入力OR回路17を介して、D型フリップフロップ
(DFF)4のクロック入力端子CKに接続され、D型
フリップフロップ(DFF)4のデータ端子Dは電源V
DDに接続され、リセットバー入力端子RBは、テスト
信号入力端子28に接続される。
【0014】第2の位相比較器38は、基準信号入力
側、帰還信号入力側それぞれに、可変遅延回路22が挿
入されている。D型フリップフロップ(DFF)4の出
力は、テスト結果出力端子12へ出力される。
【0015】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
可変遅延回路22を説明するための機能ブロック図であ
る。本実施の形態の可変遅延回路22は、図2に示すよ
うに、入力端子20、出力端子21、複数のインバータ
回路13,…,13、接地電位(GND)に接続された
NchトランジスタMN2,…,MN15、電源25に
接続されたPchトランジスタMP2,…,MP15、
複数のインバータ回路13,…,13のそれぞれに接続
された遅延値設定端子L0,…,L2を中心にして構成
され、遅延値設定端子L0,L1,L2を切り換えるよ
うな構成を有している。これにより、入力端子20と出
力端子21の間の遅延値を調整できるようになる。
【0016】図8は、一般的な位相比較器の回路図、図
9は、本発明の第1の位相比較器5及び第2の位相比較
器38のタイミングチャートである。
【0017】図8、図9を参照すると、本実施の形態の
第1の位相比較器5及び第2の位相比較器38は、基準
信号入力端子101に基準信号(図9中のFR)が入力
されると、径路XでUP信号出力端子18(誤差信号出
力端子)に誤差信号(図9中のUP)を出力する。ま
た、帰還信号入力端子201に帰還信号(図9中のF
B)が入力されると、径路Yでリセット信号(図8、図
9中のRESET)が出力され、誤差信号出力を停止す
る。
【0018】基準信号入力端子101と帰還信号入力端
子201の位相差が大きい場合は問題ないが、位相差が
小さくなり、径路Xの遅延値が径路Yの遅延値より大き
くなると、誤差信号が出力される前にリセット信号(図
8、図9中のRESET)が出力に到達するため、入力
間(基準信号入力端子101−帰還信号入力端子201
間)に誤差があっても誤差信号が出力されないいわゆる
不感帯が発生する。
【0019】図10は、一般的な位相比較器の不感帯を
説明するためのグラフである。図10では、横軸が入力
の位相差(ERROR INPUT)、縦軸が誤差出力
の大きさ(ERROR OUTPUT)を示し、入力の
位相差が小さいと不感帯が発生するようすを示してい
る。
【0020】図1に示す第1の実施の形態では、径路X
可変遅延回路22を挿入した第2の位相比較器38を
用いて、入力信号のジッタ判定用に可変遅延回路22
を、不感帯を判別したいジッタ値tjに設定し、誤差出
力の有無を観測することで、ジッタ(ジッタ値tj)の
大きいPLL回路29を判別しようとするものである。
【0021】つまり、ジッタ計測時には、テスト信号入
力端子28をハイレベル(論理値=1)とし、ジッタ値
tjが不感帯を超えたとき、第2の位相比較器38のU
P信号側誤差出力信号232またはDOWN信号側誤差
出力信号242に誤差信号を出力し、これをクロック入
力端子CKへのクロック信号としてD型フリップフロッ
プ(DFF)4の出力を変化させる。この変化をテスト
結果出力端子12で観測することにより、ジッタ(ジッ
タ値tj)の大きいPLL回路29を判別することがで
きるようになる。
【0022】図3は、本発明の第1の実施の形態の第2
の位相比較器38の不感帯を説明するためのグラフであ
る。図3では、横軸が入力の位相差(ERROR IN
PUT)、縦軸が誤差出力の大きさ(ERROR OU
TPUT)を示している。また、L[2:0]=001
は、遅延値設定端子L0が0に設定され、遅延値設定端
子L1が0に設定され、遅延値設定端子L2が1に設定
されていることを意味する。L[2:0]=010は、
遅延値設定端子L0が0に設定され、遅延値設定端子L
1が1に設定され、遅延値設定端子L2が0に設定され
ていることを意味する。L[2:0]=100は、遅延
値設定端子L0が1に設定され、遅延値設定端子L1が
0に設定され、遅延値設定端子L2が0に設定されてい
ることを意味する。
【0023】本実施の形態では、図3に示すように、図
2に示す可変遅延回路22を挿入した第2の位相比較器
38の不感帯は、遅延値設定端子L0,L1,L2の設
定に応じて変化するので、当該遅延値設定端子L0,L
1,L2の設定を行うことで、ジッタ値tjの要求の異
なるPLL回路29に対し、適切な判別規格を設定でき
るようになる。
【0024】また、ジッタ値tjのみならず、PLL回
路29の入力に定常的なオフセット(位相オフセットt
pという)が発生した場合でも、同様に判別できること
は明白である。
【0025】以上説明したように第1の実施の形態によ
れば、PLL回路29内部でジッタの判定が可能となる
ため、PLL回路29を搭載した半導体を製造段階で選
別してジッタ不良品を除去する際に、高価な専用の計測
器を用いる必要がなくなる。その結果、専用の選別工程
も不要となり生産コストが低減できるようになる。ま
た、従来は計測が難しかった位相オフセットtpの判別
も同時に行うことができるようになるといった効果を奏
する。
【0026】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
上記実施の形態において既に記述したものと同一の部分
については、同一符号を付し、重複した説明は省略す
る。図4は、本発明の第2の実施の形態に係る可変遅延
回路22を説明するための機能ブロック図である。
【0027】前述したように、第1の実施の形態におけ
る可変遅延回路22(図2)の遅延値Tdは、遅延値設
定端子L0,L1,L2で設定できた。
【0028】これに対し、第2の実施の形態の可変遅延
回路22は、図4に示すように、NchトランジスタM
N16,…,MN18,PchトランジスタMP16,
…,MP19、遅延値調整端子27、可変抵抗素子R3
を中心にして構成され、可変抵抗素子R3が遅延値調整
端子27に接続された構成とすることで、上記第1の実
施の形態と同様の設定できる。
【0029】第2の実施の形態における可変遅延回路2
2(図4)の遅延値Tdは、可変抵抗素子R3の抵抗値
と、出力端子21に接続される次段の入力容量値により
決定されることは明白である。
【0030】第2の実施の形態における可変遅延回路2
2(図4)は、第1の実施の形態における可変遅延回路
22(図2)と比較すると、より広範囲でジッタ判定値
(ジッタ値tjの遅延値Td)を設定でき、かつ、可変
抵抗素子R3を半導体の外部に設置すれば、ばらつきの
小さい遅延値Tdを実現できるため、ジッタ判別規格の
ばらつきを抑えることができるようになる。
【0031】図5は、本発明の第2の実施の形態の第2
の位相比較器38の不感帯を説明するためのグラフであ
る。図5では、横軸が入力の位相差(ERROR IN
PUT)、縦軸が誤差出力の大きさ(ERROR OU
TPUT)を示し、図4に示す第2の実施の形態の可変
遅延回路22を、図1に示す第2の位相比較器38の可
変遅延回路22として用いた場合の不感帯の変化を示し
たものである。
【0032】以上説明したように第2の実施の形態によ
れば、上記第1の実施の形態と同様の効果を実現でき
る。
【0033】(第3の実施の形態)以下、本発明の第3
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
上記実施の形態において既に記述したものと同一の部分
については、同一符号を付し、重複した説明は省略す
る。
【0034】図6は、本発明の第3の実施の形態に係る
可変遅延回路22を説明するための機能ブロック図であ
る。図6を参照すると、第3の実施の形態では、制御電
圧VCから、可変遅延回路22の遅延値Tdを設定する
電流(遅延値設定電流)を生成している。すなわち、P
LL回路29の発振周波数を一定とすると、電流制御発
振器9の入力電流を一定にするようにPLL回路29が
制御を行うので、電流(遅延値設定電流)を発生させて
可変遅延回路22の遅延値Tdを設定する電流源とし
て、V/I変換回路8と同様の構成を用いる。
【0035】これにより、抵抗素子のばらつきや、MO
Sトランジスタ(NchトランジスタやPchトランジ
スタ)の入力容量のばらつきによらず、一定の遅延値を
得ることができるようになる。このため、さらに高精度
でジッタ判別を実施することができるようになる。以下
にその原理を説明する。
【0036】今、電流制御発振器9の発振周波数をFo
sc、発振周波数を決定する発振器の内部容量をCos
c、電流制御発振器9の入力電流をIoscとおくと、 Fosc=A*Iosc/Cosc … 式1 が成立する。ここで、Aは発振器の構成により決定され
る定数である。
【0037】一方、PLL回路29の制御電圧をVCと
おくと、V/I変換回路8の抵抗値Roscと、電流制
御発振器9の入力電流Ioscの間には、 Iosc=VC/Rosc … 式2 の関係が成立する。
【0038】また、図6の可変遅延回路22の遅延値T
dを設定する電流(遅延値設定電流)をId、可変遅延
回路22の次段の入力容量値をCinとすると、可変遅
延回路22の遅延値Tdとの間には、 Td=B*Cin/Id …式3 の関係が成立する。Bもまた定数である。
【0039】電流Id(遅延値設定電流)を、PLL回
路29の制御電圧VCを基に生成するとすれば、遅延値
設定抵抗素子RdとIdの間には、上記式2と同様に、 Id=VC/Rd …式4 が成立し、上記式1から式4を用いて、電流制御発振器
9の発振周波数Foscと可変遅延回路22の遅延値T
dの関係を求めると、 Fosc*Td=A*B*Rd/Rosc*Cin/Cosc … 式5 が成立する。A,Bは定数である。Rd/Roscの
値、Cin/Coscの値はばらつきが相殺され、同一
ばらつきを有するため、上記式5の右辺は一定の値とな
る。
【0040】ゆえに、PLL回路29の発振周波数が一
定の場合は、可変遅延回路22の遅延値Tdも抵抗値や
入力容量値のばらつきによらず一定の値となる。このた
め、遅延値設定抵抗素子Rdを半導体内部に取り込んだ
場合でも一定の遅延値、すなわちジッタ判別規格を得る
ことができるようになる。
【0041】一方、発振周波数を変化させた場合は、当
然、ジッタ判別規格も変動するが、PLL回路29の出
力周波数が高いほど、一般的に、ジッタ規格は厳しいた
め周波数に反比例した判別規格を設定できることは、か
えって好都合である。
【0042】以上説明したように第3の実施の形態によ
れば、上記第1の実施の形態と同様の効果を実現でき
る。
【0043】(第4の実施の形態)以下、本発明の第4
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
上記実施の形態において既に記述したものと同一の部分
については、同一符号を付し、重複した説明は省略す
る。
【0044】図7は、本発明の第4の実施の形態に係る
可変遅延回路22を説明するための機能ブロック図であ
る。図7を参照すると、第4の実施の形態のPLL回路
29では、可変遅延回路22は、遅延値設定抵抗素子R
4,…,Rn、NchトランジスタMN16,…,MN
n、PchトランジスタMP16,…,MP19、遅延
値設定端子L0,…,Lnを中心にして構成されてい
る。
【0045】本実施の形態では、図6に示す第3の実施
の形態と同様に、PLL回路29の制御電圧VCを基
に、可変遅延回路22の電流(遅延値設定電流)を生成
しているが、抵抗値を設定する遅延値設定端子L0,
…,Lnを設けることにより、さらに、ジッタ判別規格
設定の自由度を増すことができるようになる。
【0046】本実施の形態では、PLL回路29内にジ
ッタ判別用の回路を設けた場合は、判別規格が正常に設
定されているか外部より観測することは難しいため、判
別回路単体で評価を実施し相関をもとに規格を設定する
必要がある。
【0047】以上説明したように第4の実施の形態によ
れば、上記第1の実施の形態と同様の効果を実現でき
る。
【0048】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施
の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また上
記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限
定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状
等にすることができる。また、各図において、同一構成
要素には同一符号を付している。
【0049】
【発明の効果】本発明は、PLL回路内部でジッタの判
定が可能となるため、PLL回路を搭載した半導体を製
造段階で選別してジッタ不良品を除去する際に、高価な
専用の計測器を用いる必要がなくなる。その結果、専用
の選別工程も不要となり生産コストが低減できるように
なる。また、従来は計測が難しかった位相オフセットの
判別も同時に行うことができるようになるといった効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るPLL回路を
説明するための機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る可変遅延回路
を説明するための機能ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の第2の位相比較器
の不感帯を説明するためのグラフである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る可変遅延回路
を説明するための機能ブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の第2の位相比較器
の不感帯を説明するためのグラフである。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る可変遅延回路
を説明するための機能ブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る可変遅延回路
を説明するための機能ブロック図である。
【図8】一般的な位相比較器の回路図である。
【図9】本発明の第1の位相比較器及び第2の位相比較
器のタイミングチャートである。
【図10】一般的な位相比較器の不感帯を説明するため
のグラフである。
【図11】従来のジッタ値の測定例である。
【図12】従来の位相オフセットの測定例である。
【符号の説明】
3…ジッタ判定用回路 4…D型フリップフロップ(DFF) 5…第1の位相比較器(PFD) 6…チャージポンプ回路 7…フィルター 8…V/I変換回路 9…電流制御発振器 10…分周回路 11…PLL出力端子 12…テスト結果出力端子 13…インバータ回路 14…2入力NAND回路 15…3入力NAND回路 16…4入力NAND回路 17…2入力OR回路 18…UP信号出力端子 19…DOWN信号出力端子 20…入力端子 21…出力端子 22…可変遅延回路 25…電源 27…遅延値調整端子 28…テスト信号入力端子 29…PLL回路 38…第2の位相比較器 39…出力端子 101,102…基準信号入力端子 201,202…帰還信号入力端子 231,232…UP信号側誤差出力信号 241,242…DOWN信号側誤差出力信号 A,B…定数 C1,C2…コンデンサ CK…クロック入力端子 D…データ端子 I1,I2…定電流源 Id…電流 L0,…,Ln…遅延値設定端子 MN1,…,MNn…Nchトランジスタ MP1,…,MPn…Pchトランジスタ Q…出力端子 R1,R2…抵抗素子 R3…可変抵抗素子 R4,…,Rn…遅延値設定抵抗素子 Rd…遅延値設定抵抗素子 RB…リセットバー入力端子 Td…遅延値 tj…ジッタ値 tp…位相オフセット VC…制御電圧 VDD…電源 X,Y…径路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−336024(JP,A) 特開 昭64−61119(JP,A) 特開 平9−214333(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03L 7/06 - 7/14

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の位相比較器、チャージポンプ回路、
    フィルター、V/I変換回路、電流制御発振器、分周回
    路、第2の位相比較器及びD型フリップフロップを有す
    るジッタ判定用回路を備え、 前記ジッタ判定用回路では基準信号が前記第2の位相比
    較器の基準信号入力端子に入力されるとともに、帰還信
    号が前記第2の位相比較器の帰還信号入力端子に接続さ
    れ、 前記第2の位相比較器のUP信号側誤差出力信号とDO
    WN信号側誤差出力信号が2入力OR回路を介して前記
    D型フリップフロップのクロック入力端子に接続され、 前記D型フリップフロップのデータ端子が電源に接続さ
    れ、 リセットバー入力端子がテスト信号入力端子に接続さ
    れ、 前記D型フリップフロップの出力が出力端子からテスト
    結果出力端子へ出力され、 前記第2の位相比較器の基準信号入力端子からUP信号
    側誤差出力信号の出力端子への第1の経路と、前記第2
    の位相比較器の帰還信号入力端子からDOWN信号側誤
    差出力信号の出力端子への第2の経路と、のそれぞれ
    に、可変遅延回路が挿入されていることを特徴とするP
    LL回路。
  2. 【請求項2】前記可変遅延回路は、遅延値設定端子を切
    り換えることで、入力端子と出力端子の間の遅延値を調
    整する回路構成を有することを特徴とする請求項1に記
    載のPLL回路。
  3. 【請求項3】前記ジッタ判定用回路に位相比較器を用い
    ることを特徴とする請求項2に記載のPLL回路。
  4. 【請求項4】前記第2の位相比較器に前記可変遅延回路
    を挿入して不感帯を調節する構成を有することを特徴と
    する請求項2または3に記載のPLL回路。
  5. 【請求項5】前記可変遅延回路にフェイズロックドルー
    プの制御電圧を利用する構成を有することを特徴とする
    請求項2乃至4のいずれか一項に記載のPLL回路。
  6. 【請求項6】前記第2の位相比較器の不感帯を可変にし
    てジッタ判定に用いる手段を有することを特徴とする請
    求項2乃至5のいずれか一項に記載のPLL回路。
  7. 【請求項7】前記基準信号は、前記第1の位相比較器の
    基準信号入力端子へ入力され、前記電流制御発振器の出
    力端子から出力される信号は、PLL出力端子へ入力さ
    れるとともに、前記分周回路を介して前記帰還信号とし
    前記第1の位相比較器の帰還信号入力端子へ入力さ
    れ、前記第1の位相比較器は、前記基準信号と前記帰還
    信号の位相差を検出して、UP信号側誤差出力信号また
    はDOWN信号側誤差出力信号に位相差に応じた誤差出
    力を出力して、前記チャージポンプ回路のカレントミラ
    ーをオン・オフさせ、前記フィルターを充放電し、 前記フィルターで平滑された電圧は、前記V/I変換回
    路で電圧−電流変換され、前記電流制御発振器に入力さ
    れ、 前記電流制御発振器は、入力電流値に応じて発振周波数
    を変化させ、前記分周回路の分周比を1/Nに設定して
    前記基準信号に対して発振周波数をN倍とし、 前記基準信号は前記第2の位相比較器の前記基準信号入
    力端子に入力され、前記帰還信号は前記第2の位相比較
    器の前記帰還信号入力端子に接続され、 前記第2の位相比較器の前記UP信号側誤差出力信号と
    前記DOWN信号側誤差出力信号は、前記2入力OR回
    路を介して、前記D型フリップフロップの前記クロック
    入力端子に接続され、前記D型フリップフロップの前記
    データ端子は前記電源に接続され、前記リセットバー入
    力端子は、前記テスト信号入力端子に接続され、 前記第2の位相比較器の基準信号入力端子からUP信号
    側誤差出力信号の出力端子への第 1の経路と、前記第2
    の位相比較器の帰還信号入力端子からDOWN信号側誤
    差出力信号の出力端子への第2の経路と、のそれぞれ
    に、前記可変遅延回路が挿入され、前記D型フリップフ
    ロップの出力は、前記テスト結果出力端子へ出力される
    ことを特徴とする請求項6に記載のPLL回路。
  8. 【請求項8】第1の位相比較器、チャージポンプ回路、
    フィルター、V/I変換回路、電流制御発振器、分周回
    路、第2の位相比較器とD型フリップフロップを有する
    ジッタ判定用回路を備え、前記ジッタ判定用回路では基
    準信号が前記第2の位相比較器の基準信号入力端子に入
    力されるとともに、帰還信号が前記第2の位相比較器の
    帰還信号入力端子に接続され、前記第2の位相比較器の
    UP信号側誤差出力信号とDOWN信号側誤差出力信号
    が2入力OR回路を介して前記D型フリップフロップの
    クロック入力端子に接続され、前記D型フリップフロッ
    プのデータ端子が電源に接続され、リセットバー入力端
    子がテスト信号入力端子に接続され、前記D型フリップ
    フロップの出力が出力端子からテスト結果出力端子へ出
    力され、前記第2の位相比較器の基準信号入力端子から
    UP信号側誤差出力信号の出力端子への第1の経路と、
    前記第2の位相比較器の帰還信号入力端子からDOWN
    信号側誤差出力信号の出力端子への第2の経路と、のそ
    れぞれに、可変遅延回路が挿入され、前記可変遅延回路
    が遅延値設定端子を切り換えることで入力端子と出力端
    子の間の遅延値を調整する回路構成を有し、前記第2の
    位相比較器の不感帯を、前記第2の位相比較器内の前記
    第1の経路及び前記第2の経路に挿入された前記可変遅
    延回路の遅延値を設定することで判別したいジッタ値に
    設定し、誤差出力の有無を観測することで、前記ジッタ
    値の大きいPLL回路を判別することを特徴とするPL
    L回路のジッタ判定方法。
  9. 【請求項9】前記ジッタ値の計測時には、前記テスト信
    号入力端子をハイレベルとし、前記ジッタ値が不感帯を
    超えたとき、前記第2の位相比較器の前記UP信号側誤
    差出力信号または前記DOWN信号側誤差出力信号に誤
    差信号を出力し、これを前記クロック入力端子へのクロ
    ック信号として前記D型フリップフロップの出力を変化
    させ、この変化を前記テスト結果出力端子で観測するこ
    とにより、前記ジッタ値の大きいPLL回路を判別する
    ことを特徴とする請求項8に記載のPLL回路のジッタ
    判定方法。
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