JP3530480B2 - コマンド説明文生成装置、コマンド実行装置、コマンド説明文生成方法、コマンド実行方法、ならびに、記録媒体 - Google Patents

コマンド説明文生成装置、コマンド実行装置、コマンド説明文生成方法、コマンド実行方法、ならびに、記録媒体

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JP3530480B2
JP3530480B2 JP2000330098A JP2000330098A JP3530480B2 JP 3530480 B2 JP3530480 B2 JP 3530480B2 JP 2000330098 A JP2000330098 A JP 2000330098A JP 2000330098 A JP2000330098 A JP 2000330098A JP 3530480 B2 JP3530480 B2 JP 3530480B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータに実
行させたい処理を自然文で入力した場合に、これに応じ
て実行される処理の説明文を表示してから実行の可否を
問い合わせるのに好適なコマンド説明文生成装置、コマ
ンド実行装置、コマンド説明文生成方法、コマンド実行
方法、ならびに、これらを実現するためのプログラムを
記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータに実行させたい
処理(コマンド)を音声やキー入力などにより自然文で
入力してユーザからの指示を行う技術が提案されてい
る。このような技術には、ユーザが入力した自然文をコ
ンピュータが解釈して、実行する処理の説明を表示して
からその処理を実行するか否かをユーザに問い合わせる
ものがある。
【0003】コンピュータに実行させる処理には、各種
のパラメータが指定される。たとえば、「印刷」という
処理では、「印刷対象となるファイル」や「印刷部数」
などがパラメータに相当する。
【0004】一方で、ワードプロセッサや表計算ソフト
ウェアなど、コンピュータ上で実行されるアプリケーシ
ョンの多様化が進んでおり、処理とそのパラメータとの
組合せの種類が莫大になりつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、コンピュ
ータに実行させる処理が多様になり、パラメータの種類
や組合せの数が増えた場合であっても、効率良く自然文
の解釈や自然文と実行すべき処理との対応関係を管理・
拡張できるような技術が求められている。
【0006】本発明の目的は、コンピュータに実行させ
たい処理を自然文で入力した場合に、これに応じて実行
される処理の説明文を表示してから実行の可否を問い合
わせるのに好適な手法を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るコマンド説明文生成装置
は、コマンド入力受付部と、説明文生成部と、分別部
と、合成部と、結合部と、を備えるように構成する。
【0008】ここで、コマンド入力受付部は、1つ以上
のパラメータが指定されたコマンドの入力を受け付け
る。
【0009】一方、説明文生成部は、前記指定されたパ
ラメータのそれぞれについて、当該コマンドと、当該パ
ラメータと、の組合せから説明文を生成する。
【0010】さらに、分別部は、前記生成された説明文
が複数ある場合、それらの共通部分と、相違部分と、を
分別する。
【0011】そして、合成部は、前記分別された相違部
分を合成した文字列を生成する。
【0012】一方、結合部は、前記合成された文字列
と、前記分別された共通部分と、を結合して、これを前
記入力を受け付けられたコマンドの説明文として出力す
る。
【0013】本発明により、パラメータの組合せのすべ
てについて説明文生成用のデータ(テンプレート)を作
成しなくても、処理に対応付けられたコマンドのパラメ
ータのそれぞれについて説明文の生成を行うための設定
をしておけば、これらから、パラメータが複数指定され
た場合についても説明文の生成ができるようになる。
【0014】また、本発明のコマンド説明文生成装置
は、記憶部をさらに備え、以下のように構成することが
できる。
【0015】すなわち、記憶部は、コマンドと、これに
指定される1つのパラメータの種類と、の対のそれぞれ
に対して、生成すべき説明文と、必要があれば当該パラ
メータの説明を挿入すべき場所と、の情報を含むテンプ
レートを記憶する。
【0016】一方、前記説明文生成部は、前記記憶され
たテンプレートにより、説明文を生成する。
【0017】本発明により、コマンドと、そのコマンド
に適用できるパラメータのそれぞれについてあらかじめ
テンプレートを用意しておけば、複数のパラメータが指
定された場合であっても、説明文を生成できるようにな
る。
【0018】また、本発明のコマンド説明文生成装置に
おいて、前記合成部は、前記相違部分に対応するパラメ
ータの種類が同じ場合、当該相違部分の間に所定の文字
を挿入して前記文字列を合成するように構成することが
できる。
【0019】また、本発明のコマンド説明文生成装置に
おいて、前記合成部は、前記相違部分に対応するパラメ
ータの種類が異なる場合、当該相違部分を順に並べて前
記文字列を合成するように構成することができる。
【0020】これら2つの発明により、パラメータの種
類に応じて自然な説明文を適切に生成することができる
ようになる。
【0021】本発明の第2の観点に係るコマンド実行装
置は、文字列入力受付部と、コマンド取得部と、コマン
ド説明文生成装置と、表示部と、実行停止入力受付部
と、コマンド実行部と、を備えるように構成する。
【0022】ここで、文字列入力受付部は、文字列の入
力を受け付ける。
【0023】一方、コマンド取得部は、前記入力を受け
付けられた文字列を解析して、1つ以上のパラメータが
指定されたコマンドを取得する。
【0024】さらに、コマンド説明文生成装置は、上記
のコマンド説明文生成装置であって、前記取得された1
つ以上のパラメータが指定されたコマンドの入力を受け
付けて、説明文を生成する。
【0025】そして、表示部は、前記生成された説明文
を表示する。
【0026】一方、実行停止入力受付部は、前記表示さ
れた説明文に対する実行指令もしくは停止指令の入力を
受け付ける。
【0027】さらに、コマンド実行部は、前記実行停止
入力受付部により実行指令が入力を受け付けられた場
合、前記取得されたコマンドに対応する処理を実行す
る。
【0028】本発明により、ユーザは、コマンドを自然
文で入力し、これによって実行される処理の内容を自然
文で確認してから処理を実行するか否かを決めることが
できるようになる。
【0029】本発明の第3の観点に係るコマンド説明文
生成方法は、コマンド入力受付工程と、説明文生成工程
と、分別工程と、合成工程と、結合工程と、を備えるよ
うに構成する。
【0030】ここで、コマンド入力受付工程では、1つ
以上のパラメータが指定されたコマンドの入力を受け付
ける。
【0031】一方、説明文生成工程では、前記指定され
たパラメータのそれぞれについて、当該コマンドと、当
該パラメータと、の組合せから説明文を生成する。
【0032】さらに、分別工程では、前記生成された説
明文が複数ある場合、それらの共通部分と、相違部分
と、を分別する。
【0033】そして、合成工程では、前記分別された相
違部分を合成した文字列を生成する。
【0034】一方、結合工程では、前記合成された文字
列と、前記分別された共通部分と、を結合して、これを
前記入力を受け付けられたコマンドの説明文として出力
する。
【0035】また、本発明のコマンド説明文生成方法に
おいて、前記説明文生成工程では、あらかじめ記憶され
たテンプレートであって、コマンドと、これに指定され
る1つのパラメータの種類と、の対のそれぞれに対し
て、生成すべき説明文と、必要があれば当該パラメータ
の説明を挿入すべき場所と、の情報を含むテンプレート
により、説明文を生成するように構成することができ
る。
【0036】また、本発明のコマンド説明文生成方法に
おいて、前記合成工程では、前記相違部分に対応するパ
ラメータの種類が同じ場合、当該相違部分の間に所定の
文字を挿入して前記文字列を合成するように構成するこ
とができる。
【0037】また、本発明のコマンド説明文生成方法に
おいて、前記合成工程では、前記相違部分に対応するパ
ラメータの種類が異なる場合、当該相違部分を順に並べ
て前記文字列を合成するように構成することができる。
【0038】本発明の第4の観点に係るコマンド実行方
法は、文字列入力受付工程と、コマンド取得工程と、生
成工程と、表示工程と、実行停止入力受付工程と、コマ
ンド実行工程と、を備えるように構成する。
【0039】ここで、文字列入力受付工程では、文字列
の入力を受け付ける。
【0040】一方、コマンド取得工程では、前記入力を
受け付けられた文字列を解析して、1つ以上のパラメー
タが指定されたコマンドを取得する。
【0041】さらに、生成工程では、上記のコマンド説
明文生成方法を実施して、前記取得された1つ以上のパ
ラメータが指定されたコマンドの入力を受け付けて、説
明文を生成する。
【0042】一方、表示工程では、前記生成された説明
文を表示する。
【0043】さらに、実行停止入力受付工程では、前記
表示された説明文に対する実行指令もしくは停止指令の
入力を受け付ける。
【0044】そして、コマンド実行工程では、前記実行
停止入力受付工程にて実行指令が入力を受け付けられた
場合、前記取得されたコマンドに対応する処理を実行す
る。
【0045】本発明の第5の観点に係るコンピュータ読
取可能な記録媒体は、コンピュータを、コマンド入力受
付部、説明文生成部、分別部、合成部、および、結合部
として機能させるプログラムを記録するように構成す
る。
【0046】ここで、コマンド入力受付部は、1つ以上
のパラメータが指定されたコマンドの入力を受け付け
る。
【0047】一方、説明文生成部は、前記指定されたパ
ラメータのそれぞれについて、当該コマンドと、当該パ
ラメータと、の組合せから説明文を生成する。
【0048】さらに、分別部は、前記生成された説明文
が複数ある場合、それらの共通部分と、相違部分と、を
分別する。
【0049】そして、合成部は、前記分別された相違部
分を合成した文字列を生成する。
【0050】一方、結合部は、前記合成された文字列
と、前記分別された共通部分と、を結合して、これを前
記入力を受け付けられたコマンドの説明文として出力す
る。
【0051】また、本発明の記録媒体において、前記プ
ログラムは、前記コンピュータを、記憶部としてさらに
機能させるとともに、以下のように機能させるように構
成することができる。
【0052】すなわち、記憶部は、コマンドと、これに
指定される1つのパラメータの種類と、の対のそれぞれ
に対して、生成すべき説明文と、必要があれば当該パラ
メータの説明を挿入すべき場所と、の情報を含むテンプ
レートを記憶する。
【0053】一方、前記説明文生成部は、前記記憶され
たテンプレートにより、説明文を生成する。
【0054】また、本発明の記録媒体において、前記プ
ログラムは、前記コンピュータにおいて、前記合成部
は、前記相違部分に対応するパラメータの種類が同じ場
合、当該相違部分の間に所定の文字を挿入して前記文字
列を合成するように機能させるように構成することがで
きる。
【0055】また、本発明の記録媒体において、前記プ
ログラムは、前記コンピュータにおいて、前記合成部
は、前記相違部分に対応するパラメータの種類が異なる
場合、当該相違部分を順に並べて前記文字列を合成する
ように機能させるように構成することができる。
【0056】本発明の第6の観点に係るコンピュータ読
取可能な記録媒体は、コンピュータを、文字列入力受付
部、コマンド取得部、コマンド説明文生成装置、表示
部、実行停止入力受付部、および、コマンド実行部とし
て機能させるように構成する。
【0057】ここで、文字列入力受付部は、文字列の入
力を受け付ける。
【0058】一方、コマンド取得部は、前記入力を受け
付けられた文字列を解析して、1つ以上のパラメータが
指定されたコマンドを取得する。
【0059】さらに、コマンド説明文生成装置は、上記
のコマンド説明文生成装置であって、前記取得された1
つ以上のパラメータが指定されたコマンドの入力を受け
付けて、説明文を生成する。
【0060】そして、表示部は、前記生成された説明文
を表示する。
【0061】一方、実行停止入力受付部は、前記表示さ
れた説明文に対する実行指令もしくは停止指令の入力を
受け付ける。
【0062】さらに、コマンド実行部は、前記実行停止
入力受付部により実行指令が入力を受け付けられた場
合、前記取得されたコマンドに対応する処理を実行す
る。
【0063】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0064】(情報処理装置の概要構成)図1は、本発
明のコマンド説明文生成装置、もしくは、コマンド実行
装置として機能する典型的な情報処理装置(汎用のコン
ピュータ、各種端末、携帯端末、携帯電話、ゲーム装置
などの専用機器を含む)の概要構成を示す模式図であ
る。以下、図1を参照して説明する。
【0065】情報処理装置101は、CPU(Central
Processing Unit;中央処理ユニット)102によって
制御される。情報処理装置101に電源を投入すると、
CPU102は、ROM(Read Only Memory;読出専用
メモリ)103に記憶されたIPL(Initial Program
Loader;初期プログラムローダ)を実行する。
【0066】IPLは、ハードディスク104、FD
(Floppy(登録商標) Disk;フロッピー
(登録商標)ディスク)ドライブ110に装着されたF
D、CD−ROM(Compact Disk ROM)ドライブ111
に装着されたCD−ROMなどの記録媒体に記憶された
OS(Operating System;オペレーティング・システ
ム)プログラムを読み出して実行するプログラムであ
る。
【0067】OSを起動した後、CPU102は、キー
ボード105やマウス106などにより入力されたユー
ザの指示にしたがって、あるいは、ハードディスクなど
にあらかじめ記述された設定ファイルの内容にしたがっ
て、ハードディスクなどに記憶されたアプリケーション
プログラムを実行する。
【0068】なお、携帯端末などの小規模な情報処理装
置では、IPL自体がOSやアプリケーションプログラ
ムとしての機能を果たすような実施形態も採用すること
ができる。
【0069】CPU102は、プログラムの実行の際
に、RAM(Random Access Memory)107を一時的な
作業用記憶領域として用いる。このほか、一時的な作業
用記憶領域として、CPU102内に設けられたレジス
タやキャッシュ(図示せず)が使われる。
【0070】プログラムの実行に伴ない、ユーザに結果
を報告したり、途中経過を見せるため、CPU102
は、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)な
どの表示装置108に当該情報を表示することができ
る。マウス106による指示操作では、マウス106を
移動することにより、画面に表示されたカーソルが移動
し、マウス106をクリックすることにより、カーソル
が指すメニュー項目を選択することができる。
【0071】情報処理装置101は、NIC(Network
Interface Card)やモデムなどのインターフェース10
9を介してインターネットなどのコンピュータ通信網と
通信を行うことができる。インターフェース109を介
して受信した文書データを処理の対象としたり、処理し
た結果をインターフェース109を介して送信したり、
インターフェース109を介して受信したプログラムを
実行したり、などができる。
【0072】(パラメータの種類) 「印刷」というコマンドにおいては、以下のようなパラ
メータを指定することが考えられる。 ・印刷する部数。 ・印刷する際の線の種類(太線、細線、波線等)。
【0073】一方、「検索」というコマンドにおいて
は、以下のようなパラメータを指定することが考えられ
る。 ・検索を行う範囲。ファイル、メモ、メール、スケジュ
ールなどのアイテムがある。
【0074】また、「検索送信」というコマンドでは、
以下のようなパラメータを指定する。 ・検索を行う範囲。 ・送信の宛先。 ・重要度。
【0075】ここで、部数や線の種類、重要度は整数値
で表現することができる択一的なパラメータである。
【0076】また、宛先は文字列値で表現できるパラメ
ータである。
【0077】一方、アイテム(ファイル、メモ、メー
ル、スケジュール等)は、これらを組み合わせて「ファ
イルとメモ」「ファイルとメールとスケジュール」など
のように指定することができる。したがって、集合の一
種と考えることができる。
【0078】このような場合、ファイル、メモ、メー
ル、スケジュールのそれぞれに1ビットを割り当て、ア
イテムの集合全体を4ビットで表現し、いずれのビット
が立っているかでいずれのアイテムが指定されているか
を指定する手法がある。
【0079】たとえば、ファイルに1、メモに2、メー
ルに4、スケジュールに8という整数値を割り当てる。
これらは、いずれも4ビット中の1ビットのみが立って
いる整数値である。
【0080】たとえば、「ファイルとメモ」の場合は、
1+2=3で、「ファイルとメールとスケジュール」の
場合は、1+4+8=13で、それぞれ表現することが
できる。
【0081】このように、ビットが立っているか否かで
表現される集合を、以下「ビットフラグ」と呼ぶことと
する。
【0082】(テンプレートの構成)図2は、本発明に
おいて使用されるコマンド「検索」に対するテンプレー
トの構成を示す説明図である。以下、本図を参照して説
明する。なお、本実施形態では、テンプレートは、コマ
ンド説明文生成装置やコマンド実行装置を組み込んだア
プリケーションプログラムの開発者があらかじめ用意し
ておく。したがって、テンプレートは、ハードディスク
やCD−ROMなどに記録される。
【0083】図2に示すように、テンプレート表201
の各行には、テンプレート202が記録されている。
【0084】各テンプレート202には、コマンド20
3、パラメータ204、型205、値206、確認文字
列207という情報が用意されている。
【0085】テンプレート表201には、以下のような
情報が記録されている。 ・『印刷(部数=*)』(「*」は任意の整数)に対して
は、「*部印刷する」という説明文が生成される。 ・『印刷(線種=1)』に対しては「太線で印刷する」
という説明文が生成される。 ・『印刷(線種=2)』に対しては「細線で印刷する」
という説明文が生成される。 ・『印刷(線種=3)』に対しては「波線で印刷する」
という説明文が生成される。 ・「検索」というコマンドのパラメータ「アイテム」に
値「1」が指定された(以下、このような処理を『検索
(アイテム=1)』のように表記する。)場合、「ファ
イルを検索する」という説明文が生成される。 ・『検索(アイテム=2)』に対しては、「メモを検索
する」という説明文が生成される。 ・『検索(アイテム=4)』に対しては、「メールを検
索する」という説明文が生成される。 ・『検索(アイテム=8)』に対しては、「スケジュー
ルを検索する」という説明文が生成される。
【0086】コマンド「検索送信」についても、同様の
テンプレート202が記録されている。
【0087】各テンプレート202の型205には、そ
れぞれ「bit」や「int」が記載されているが、前者は、
当該パラメータの種類がビットフラグであることを、後
者は、当該パラメータの種類が整数値であることを、そ
れぞれ意味する。
【0088】以下、本実施形態のコマンド説明文生成装
置の動作例について説明する。
【0089】(動作例1)処理『印刷(部数=3)』が
入力された場合を考える。
【0090】(1)コマンドとして「印刷」が、パラメ
ータとして「部数」が、それぞれ指定されているテンプ
レート202をテンプレート表201から探す。このよ
うなテンプレート202は1つある。
【0091】(2)このテンプレート202から、当該
テンプレート202のパラメータ「部数」の型205を
調べると「int」であり、任意の整数値を指定できるこ
とがわかる。
【0092】(3)したがって、このテンプレート20
2の確認文字列207中の「[部数]」を、パラメータの
値「3」に置換して、「3部印刷する」を生成する。
【0093】(動作例2)処理『印刷(線種=1)』が
入力された場合を考える。
【0094】(1)コマンドとして「印刷」が、パラメ
ータとして「線種」が、それぞれ指定されているテンプ
レート202をテンプレート表201から探す。このよ
うなテンプレート202は3つある。
【0095】(2)3つのテンプレート202から、当
該テンプレート202のパラメータ「線種」の値が
「1」であるものは1つだけである。そこで、このテン
プレート202を選択する。
【0096】(3)このテンプレート202の確認文字
列207「太線で印刷する」を結果として得る。
【0097】(動作例3)さらに、処理『印刷(部数=
3,線種=1)』が入力された場合を考える。ここで
は、パラメータが2種類指定されている。
【0098】(1)コマンドとして「印刷」が、パラメ
ータとして「部数」と「線種」が、それぞれ指定されて
いるテンプレート202をテンプレート表201から探
す。図2に示すテンプレート表201には、複数のパラ
メータを同時に指定しているテンプレートは存在しな
い。
【0099】(2)次に、パラメータを分解して、『印
刷(部数=3)』と『印刷(線種=1)』とを作り、こ
れらのそれぞれについて、テンプレート表201を照合
して確認文字列の生成を試みる。
【0100】すると、上記のように「3部印刷する」
と、「太線で印刷する」と、が得られる。
【0101】(3)得られた確認文字列の共通部分は
「印刷する」であり、相違部分の後に配置される。ま
た、相違部分は、それぞれ、異なるパラメータ「部数」
と「線種」から発生したものである。そこで、相違部分
を順に並べて、最後に共通部分を並べることにより、確
認文字列「3部太線で印刷する」が得られる。
【0102】(動作例4)処理『検索(アイテム=1
2)』が入力された場合を考える。
【0103】(1)コマンドとして「検索」が、パラメ
ータとして「アイテム」が指定されているテンプレート
202をテンプレート表201から探す。このようなテ
ンプレート202は4つある。
【0104】(2)当該テンプレート202において、
パラメータ「アイテム」は、ビットフラグであるから、
値「12」と、当該テンプレート202のそれぞれにつ
いて指定されている値206とのビット積を計算し、非
零になるテンプレート202を選択すると、確認文字列
207として「メールを検索する」「スケジュールを検
索する」が得られる。
【0105】(3)得られた確認文字列の共通部分は
「を検索する」であり、相違部分の後に配置される。ま
た、相違部分は、同じパラメータ「アイテム」から発生
したものである。
【0106】そこで、相違部分を接続助詞「と」で結
び、その後に共通部分を並べることにより、確認文字列
「メールとスケジュールを検索する」が得られる。
【0107】(テンプレートのマッチ)本実施形態で
は、「テンプレートのマッチ」という概念を導入して、
上記の処理を整理する。すなわち、各テンプレート20
2は、以下の条件を満たす場合に、入力されたコマンド
とマッチする。
【0108】(a)処理『…』中に指定されているコマ
ンドと、テンプレート202中のコマンド203と、が
同じであること。
【0109】(b)処理『…』中に指定されているパラ
メータの名称のいずれかと、テンプレート202中のパ
ラメータ204の名称すべてと、が同じであること。す
なわち、テンプレート202中のパラメータ204が、
すべて、処理『…』中にパラメータとして指定されてい
ること。
【0110】(c)当該パラメータ204の型205が
ビットフラグ(bit)である場合は、処理『…』中に指
定されているパラメータの値とテンプレート202中の
値206とのビット積が非零であること。
【0111】(d)当該パラメータ204の型205が
整数(int)や文字列(char)であり、値206が「*」
でない場合は、処理『…』中に指定されているパラメー
タの値と値206と、が同じであること。
【0112】(e)テンプレート202中に複数のパラ
メータ204が指定されている場合は、そのそれぞれの
パラメータ204について、上記(b)〜(d)が成立
すること。
【0113】図3は、本実施形態に係るコマンド説明文
生成装置の概要構成を示す。図4は、本実施形態に係る
コマンド説明文生成装置において実行されるコマンド説
明文生成方法の流れを示すフローチャートである。以
下、説明する。
【0114】コマンド説明文生成装置301は、情報処
理装置101によって実現される。
【0115】まず、コマンド入力受付部302が、1つ
以上のパラメータが指定されたコマンドの入力を受け付
ける(ステップS401)。コマンドの入力は、キーボ
ード105などの入力装置のほか、ハードディスク10
4やFDドライブ110に装着されたFDから受け付け
ることもできるし、ネットワークを介して接続された他
の情報処理装置からのコマンドを、インターフェース1
09を用いて受け付けてもよい。
【0116】記憶部303は、コマンドと、これに指定
される1つのパラメータの種類と、の対のそれぞれに対
して、生成すべき説明文と、必要があれば当該パラメー
タの説明を挿入すべき場所と、の情報を含むテンプレー
トをあらかじめ記憶する。すなわち、ハードディスク1
04やRAM107、FDドライブ110に装着された
FD、CD−ROMドライバ111に装着されたCD−
ROMなどにテンプレートを記憶させておく。他の情報
処理装置にテンプレートを記憶させ、インターフェース
109を用いて当該他の情報処理装置を記憶部303と
して機能させてもよい。
【0117】説明文生成部304は、指定されたコマン
ドに対して記憶部303に記憶されたテンプレートのそ
れぞれがマッチするか否かを調べ、マッチする当該テン
プレートから説明文を生成する(ステップS402)。
説明文の生成には、上述のように、テンプレート202
の確認文字列207の情報を用いる。生成された説明文
は、適宜RAM107などに記憶される。
【0118】したがって、CPU102が上記記憶部3
03と共働して、説明文生成部304として機能する。
【0119】次に、生成された説明文が1つであるか否
かを調べ(ステップS403)、1つである場合(ステ
ップS403;Yes)、当該説明文をコマンドの説明
文として出力して(ステップS404)、本処理を終了
する。
【0120】一方、複数である場合(ステップS40
3;No)、分別部305が生成された説明文の共通部
分と、相違部分と、を分別する(ステップS405)。
【0121】したがって、CPU102が生成された説
明文を記憶するRAM107と共働して、分別部305
として機能する。
【0122】そして、合成部306は、相違部分のそれ
ぞれについて、入力を受け付けられたコマンドがどのパ
ラメータに由来する情報であるかを調べ(ステップS4
06)、同じパラメータに由来するものを集めて(ステ
ップS407)、その間を所定の助詞「と」で接続して
合成する(ステップS408)。同じパラメータに由来
するものとしては、テンプレート202中の型205が
ビットフラグである場合が考えられる。この合成の結
果、1つ以上の文字列が得られる。合成の結果もRAM
107に記憶する。
【0123】したがって、CPU102が、RAM10
7と共働して、合成部306として機能する。
【0124】最後に、結合部307は、合成された文字
列と、分別された共通部分と、を順に並べて結合して
(ステップS409)、これを前記入力を受け付けられ
たコマンドの説明文として出力する(ステップS41
0)。並べる順は、たとえば、コマンドに指定されたパ
ラメータの順にするなど、各種の手法を適用することが
できる。
【0125】本処理のステップS404、ステップS4
10における結果は、RAM107やハードディスク1
04に記憶させることによって出力してもよいし、表示
装置108に表示することによって出力してもよい。
【0126】ここで、CPU102は、RAM107と
共働して、結合部307として機能する。
【0127】(第2の実施形態)本実施形態は、上記の
コマンド説明文生成装置301を用いて、ユーザが自然
文で入力した文字列をコマンドとして解析して、実行す
る処理を文字列で表示して、確認を促してから当該処理
を実行するコマンド実行装置に係るものである。
【0128】図5は、本実施形態のコマンド実行装置の
概要構成を示す模式図である。図6は、本実施形態のコ
マンド実行装置において実行されるコマンド実行方法の
流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照し
て説明する。なお、本図において、上述の図と同じ機能
を果たす要素には、同じ符号を付してある。また、本実
施形態のコマンド実行装置も、情報処理装置101上に
実現される。
【0129】コマンド実行装置501は、文字列入力受
付部502と、コマンド取得部503と、コマンド説明
文生成装置301と、表示部504と、実行停止入力受
付部505と、コマンド実行部506と、を備える。
【0130】まず、文字列入力受付部502が、文字列
の入力を受け付ける(ステップS601)。ここで入力
される文字列は、たとえば「ファイルとメモを検索して
ください。」などのような自然文である。本実施形態で
は、キーボード105を文字列入力受付部502として
機能させる。
【0131】次に、コマンド取得部503は、入力を受
け付けられた文字列を解析して、1つ以上のパラメータ
が指定されたコマンドを取得する(ステップS60
2)。自然文からコマンドを取得(生成)するには、公
知の技術を用いることができる。上記の入力例の場合、
得られるコマンドは、『検索(アイテム=3)』であ
る。
【0132】本実施形態では、CPU102がハードデ
ィスク104やCD−ROMドライブ111に装着され
たCD、ROM103などに記憶された自然言語辞書と
その文法などを参照して、コマンド取得部503として
機能する。
【0133】そして、上記のコマンド説明文生成装置3
01にこのコマンドを与え、説明文を生成させる(ステ
ップS603)。上記の入力例の場合、得られる説明文
は「ファイルとメモを検索する」である。
【0134】そして、表示部504は、生成された説明
文を表示する(ステップS604)。
【0135】さらに、実行停止入力受付部505は、前
記表示された説明文に対する実行指令もしくは停止指令
の入力を受け付ける(ステップS605)。
【0136】たとえば、表示装置108の画面に説明文
を表示するとともに、「実行」「キャンセル」のボタン
を表示し、ユーザがマウス106でこれらのいずれかを
クリックしたり、キーボード105を用いていずれかの
ボタンを選択・決定すれば、「実行指令」もしくは「停
止指令」がコマンド実行装置501に与えられることに
なる。
【0137】そして、ユーザが「実行指令」を選択した
のか、「停止指令」を選択したのかを調べ(ステップS
606)、「停止指令」を選択した場合(ステップS6
06;停止)、本処理を終了する(ステップS60
7)。
【0138】一方、「実行指令」を選択した場合(ステ
ップS606;実行)、コマンド実行部506は、取得
されたコマンドに対応する処理を実行する。上記例の場
合は、『検索(アイテム=3)』に対応する処理が実行
されることになる。CPU102が、コマンド実行部5
06によって実行される処理の制御管理を司る。
【0139】本実施形態のコマンド実行装置では、ユー
ザは自然文で処理を指定することができるとともに、コ
ンピュータが理解した処理の内容を平易な文章でユーザ
に示すことができるため、ユーザの処理に対する確認が
容易になる。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンピュータに実行させたい処理を自然文で入力した場
合に、これに応じて実行される処理の説明文を表示して
から実行の可否を問い合わせるのに好適なコマンド説明
文生成装置、コマンド実行装置、コマンド説明文生成方
法、コマンド実行方法、ならびに、これらを実現するた
めのプログラムを記録した記録媒体を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコマンド説明文生成装置、もしくは、
コマンド実行装置として機能する典型的な情報処理装置
の概要構成を示す模式図である。
【図2】本発明で説明文を生成するために用いるテンプ
レートが記憶される様子を示す模式図である。
【図3】本発明の実施形態に係るコマンド説明文生成装
置の概要構成を示す模式図である。
【図4】本発明の実施形態に係るコマンド説明文生成方
法の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係るコマンド実行装置の概
要構成を示す模式図である。
【図6】本発明の実施形態に係るコマンド実行方法の流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 情報処理装置 102 CPU 103 ROM 104 ハードディスク 105 キーボード 106 マウス 107 RAM 108 表示装置 109 インターフェース 110 FDドライブ 111 CD−ROMドライブ 201 テンプレート表 202 テンプレート 203 コマンド 204 パラメータ 205 型 206 値 207 確認文字列 301 コマンド説明文生成装置 302 コマンド入力受付部 303 記憶部 304 説明文生成部 305 分別部 306 合成部 307 結合部 501 コマンド実行装置 502 文字列入力受付部 503 コマンド取得部 504 表示部 505 実行停止入力受付部 506 コマンド実行部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G06F 3/02 - 3/023 G06F 3/14 - 3/153 G06F 17/28 G06F 9/06

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ以上のパラメータが指定されたコマン
    ドの入力を受け付けるコマンド入力受付部と、 前記指定されたパラメータのそれぞれについて、当該コ
    マンドと、当該パラメータと、の組合せから説明文を生
    成する説明文生成部と、 前記生成された説明文が複数ある場合、それらの共通部
    分と、相違部分と、を分別する分別部と、 前記分別された相違部分を合成した文字列を生成する合
    成部と、 前記合成された文字列と、前記分別された共通部分と、
    を結合して、これを前記入力を受け付けられたコマンド
    の説明文として出力する結合部と、コマンドと、これに指定される1つのパラメータの種類
    と、の対のそれぞれに対して、生成すべき説明文と、必
    要があれば当該パラメータの説明を挿入すべき場所と、
    の情報を含むテンプレートを記憶する記憶部と、を備
    え、 前記説明文生成部は、前記記憶されたテンプレートによ
    り、説明文を生成し、 前記記憶部に記憶されるテンプレートに指定されるパラ
    メータの種類がビットフラグである場合、前記記憶部
    は、当該テンプレートについて当該パラメータに対する
    ビットフラグの値をさらに記憶し、 前記記憶されたテンプレートに含まれるパラメータの種
    類がビットフラグである場合、前記説明文生成部は、当
    該ビットフラグの値と、前記入力を受け付けられたコマ
    ンドに指定されたパラメータの値と、のビット演算を行
    った結果により、当該テンプレートから当該説明文を生
    成するか否かを決定する ことを特徴とするコマンド説明
    文生成装置。
  2. 【請求項2】前記説明文生成部は、当該ビット演算とし
    てビット積を用い、その結果が非零である場合、当該テ
    ンプレートから当該説明文を生成する旨を決定すること
    を特徴とする請求項1に記載のコマンド説明文生成装
    置。
  3. 【請求項3】前記合成部は、前記相違部分に対応するパ
    ラメータの種類が同じ場合、当該相違部分の間に所定の
    文字を挿入して前記文字列を合成することを特徴とする
    請求項1または2に記載のコマンド説明文生成装置。
  4. 【請求項4】前記合成部は、前記相違部分に対応するパ
    ラメータの種類が異なる場合、当該相違部分を順に並べ
    て前記文字列を合成することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のコマンド説明文生成装置。
  5. 【請求項5】文字列の入力を受け付ける文字列入力受付
    部と、 前記入力を受け付けられた文字列を解析して、1つ以上
    のパラメータが指定されたコマンドを取得するコマンド
    取得部と、 前記取得された1つ以上のパラメータが指定されたコマ
    ンドの入力を受け付けて、説明文を生成する請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載のコマンド説明文生成装置
    と、 前記生成された説明文を表示する表示部と、 前記表示された説明文に対する実行指令もしくは停止指
    令の入力を受け付ける実行停止入力受付部と、 前記実行停止入力受付部により実行指令が入力を受け付
    けられた場合、前記取得されたコマンドに対応する処理
    を実行するコマンド実行部と、を備えることを特徴とす
    るコマンド実行装置。
  6. 【請求項6】1つ以上のパラメータが指定されたコマン
    ドの入力を受け付けるコマンド入力受付工程と、 前記指定されたパラメータのそれぞれについて、当該コ
    マンドと、当該パラメータと、の組合せから説明文を生
    成する説明文生成工程と、 前記生成された説明文が複数ある場合、それらの共通部
    分と、相違部分と、を分別する分別工程と、 前記分別された相違部分を合成した文字列を生成する合
    成工程と、 前記合成された文字列と、前記分別された共通部分と、
    を結合して、これを前記入力を受け付けられたコマンド
    の説明文として出力する結合工程と、を備え、 前記説明文生成工程では、 あらかじめ記憶されたテンプレートであって、コマンド
    と、これに指定される1つのパラメータの種類と、の対
    のそれぞれに対して、生成すべき説明文と、必要があれ
    ば当該パラメータの説明を挿入すべき場所と、の情報を
    含むテンプレートにより、説明文を生成し、 前記あらかじめ記憶されるテンプレートに指定されるパ
    ラメータの種類がビットフラグである場合、当該テンプ
    レートについて当該パラメータに対するビットフラグの
    値がさらにあらかじめ記憶され、 前記記憶されたテンプレートに含まれるパラメータの種
    類がビットフラグである場合、前記説明文生成工程で
    は、当該ビットフラグの値と、前記入力を受け付けられ
    たコマンドに指定されたパラメータの値と、のビット演
    算を行った結果により、当該テンプレートから当該説明
    文を生成するか否かを決定する ことを特徴とするコマン
    ド説明文生成方法。
  7. 【請求項7】前記説明文生成工程では、当該ビット演算
    としてビット積を用い、その結果が非零である場合、当
    該テンプレートから当該説明文を生成する旨を決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載のコマンド説明文生成
    方法。
  8. 【請求項8】前記合成工程では、前記相違部分に対応す
    るパラメータの種類が同じ場合、当該相違部分の間に所
    定の文字を挿入して前記文字列を合成することを特徴と
    する請求項6または7に記載のコマンド説明文生成方
    法。
  9. 【請求項9】前記合成工程では、前記相違部分に対応す
    るパラメータの種類が異なる場合、当該相違部分を順に
    並べて前記文字列を合成することを特徴とする請求項6
    または7に記載のコマンド説明文生成方法。
  10. 【請求項10】文字列の入力を受け付ける文字列入力受
    付工程と、 前記入力を受け付けられた文字列を解析して、1つ以上
    のパラメータが指定されたコマンドを取得するコマンド
    取得工程と、 請求項6から9のいずれか1項に記載のコマンド説明文
    生成方法を実施して、前記取得された1つ以上のパラメ
    ータが指定されたコマンドの入力を受け付けて、説明文
    を生成する生成工程と、 前記生成された説明文を表示する表示工程と、 前記表示された説明文に対する実行指令もしくは停止指
    令の入力を受け付ける実行停止入力受付工程と、 前記実行停止入力受付工程にて実行指令が入力を受け付
    けられた場合、前記取得されたコマンドに対応する処理
    を実行するコマンド実行工程と、を備えることを特徴と
    するコマンド実行方法。
  11. 【請求項11】コンピュータを、 1つ以上のパラメータが指定されたコマンドの入力を受
    け付けるコマンド入力受付部、 前記指定されたパラメータのそれぞれについて、当該コ
    マンドと、当該パラメータと、の組合せから説明文を生
    成する説明文生成部、 前記生成された説明文が複数ある場合、それらの共通部
    分と、相違部分と、を分別する分別部、 前記分別された相違部分を合成した文字列を生成する合
    成部 前記合成された文字列と、前記分別された共通部分と、
    を結合して、これを前記入力を受け付けられたコマンド
    の説明文として出力する結合部、および、 コマンドと、これに指定される1つのパラメータの種類
    と、の対のそれぞれに対して、生成すべき説明文と、必
    要があれば当該パラメータの説明を挿入すべき場所と、
    の情報を含むテンプレートを記憶する記憶部として機能
    させ、 前記プログラムは、前記コンピュータにおいて、 前記説明文生成部は、前記記憶されたテンプレートによ
    り、説明文を生成し、 前記記憶部に記憶されるテンプレートに指定されるパラ
    メータの種類がビットフラグである場合、前記記憶部
    は、当該テンプレートについて当該パラメータに対する
    ビットフラグの値をさらに記憶し、 前記記憶されたテンプレートに含まれるパラメータの種
    類がビットフラグであ る場合、前記説明文生成部は、当
    該ビットフラグの値と、前記入力を受け付けられたコマ
    ンドに指定されたパラメータの値と、のビット演算を行
    った結果により、当該テンプレートから当該説明文を生
    成するか否かを決定するように機能させる ことを特徴と
    するプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録
    媒体。
  12. 【請求項12】前記プログラムは、前記コンピュータに
    おいて、 前記説明文生成部は、当該ビット演算としてビット積を
    用い、その結果が非零である場合、当該テンプレートか
    ら当該説明文を生成する旨を決定する ことを特徴とする
    請求項11に記載の記録媒体。
  13. 【請求項13】前記プログラムは、前記コンピュータに
    おいて、 前記合成部は、前記相違部分に対応するパラメータの種
    類が同じ場合、当該相違部分の間に所定の文字を挿入し
    て前記文字列を合成するように機能させることを特徴と
    する請求項11または12に記載の記録媒体。
  14. 【請求項14】前記プログラムは、前記コンピュータに
    おいて、 前記合成部は、前記相違部分に対応するパラメータの種
    類が異なる場合、当該相違部分を順に並べて前記文字列
    を合成するように機能させることを特徴とする請求項1
    1または12に記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】コンピュータを、 文字列の入力を受け付ける文字列入力受付部、 前記入力を受け付けられた文字列を解析して、1つ以上
    のパラメータが指定されたコマンドを取得するコマンド
    取得部、 前記取得された1つ以上のパラメータが指定されたコマ
    ンドの入力を受け付けて、説明文を生成する請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載のコマンド説明文生成装置、 前記生成された説明文を表示する表示部、 前記表示された説明文に対する実行指令もしくは停止指
    令の入力を受け付ける実行停止入力受付部、および、 前記実行停止入力受付部により実行指令が入力を受け付
    けられた場合、前記取得されたコマンドに対応する処理
    を実行するコマンド実行部として機能させることを特徴
    とするプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
    録媒体。
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