JP3529617B2 - 画像表示装置の駆動回路および駆動方法 - Google Patents

画像表示装置の駆動回路および駆動方法

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JP3529617B2
JP3529617B2 JP09504198A JP9504198A JP3529617B2 JP 3529617 B2 JP3529617 B2 JP 3529617B2 JP 09504198 A JP09504198 A JP 09504198A JP 9504198 A JP9504198 A JP 9504198A JP 3529617 B2 JP3529617 B2 JP 3529617B2
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賢 川畑
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は解像度を切り替えて
使用される高解像度の表示パネルを備えた表示装置の駆
動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ用の表示装置に
あっては、表示画面の解像度の切替がなされることがあ
り、従来のこの種の表示装置の規格において、VGA規
格、SVGA規格、XGA規格、SXGA規格、UXG
A規格等が代表的なものとして広く知られている。これ
ら規格の1画面を構成する画素数は以下に示す通りであ
る。 VGA規格 ; 水平方向・・・ 640画素、 垂直方向・・・ 480画素 SVGA規格 ; 水平方向・・・ 800画素、 垂直方向・・・ 600画素 XGA規格 ; 水平方向・・・1024画素、 垂直方向・・・ 768画素 SXGA規格 ; 水平方向・・・1280画素、 垂直方向・・・1024画素 UXGA規格 ; 水平方向・・・1600画素、 垂直方向・・・1200画素 (前記表記においてVGA、SVGA、XGA、SXG
A、UXGAはいずれもIBM社登録商標) 通常、上記の各規格においては、1つの画素に赤
(R)、青(B)、緑(G)の3つのピクセルが配列さ
れて構成されている。
【0003】従ってこの種の表示装置において各規格に
合わせて表示の切替を行う場合に、文字信号等を一定の
表示面積の表示画面上に拡大あるいは縮小して表示する
必要がある。従来のこの種の表示装置における信号拡大
技術の一例として、特開平8−129356号公報に開
示されている技術、あるいは、特開平8−166778
号公報に開示されている技術が知られている。特開平8
−129356号公報に開示されている技術は、画像デ
ータの解像度を検出回路で検出して表示パネルとの比率
により拡大回路で拡大率を設定し、1画面分の画像デー
タをフレームメモリに蓄え、このフレームメモリから読
み出された連続2ライン分の画像データを前記拡大率に
基づいて演算回路で補完して表示パネルに送って表示す
るものである。特開平8−166778号公報に開示さ
れている技術は、3つのピクセルが並んで構成された表
示ドットをマトリクス状に配列した構造において、3つ
のピクセルに表示するべき3つの行方向原表示輝度デー
タを演算回路で拡張し、所定の輝度の重み付けをして拡
大表示輝度データを形成し、このデータをピクセルに出
力して原画像を表示パネルの行方向に拡大するものであ
る。しかしながら特開平8−129356号公報に開示
されている技術、および、特開平8−166778号公
報に開示の技術では、データの演算、サンプリングのし
直し、メモリの追加を行わなくてはならず、回路規模が
大きくなり、表示装置全体の小型化の支障になるととも
にコストが増大する欠点がった。
【0004】次に、これらの技術を考慮し、メモリを追
加する必要のない信号拡大構造を有する表示装置の一例
として本願発明者は図16に示す構造の表示装置を想定
している。図16に示す表示装置は、マトリックス状に
配列されたソース配線とゲート配線とを具備する薄膜ト
ランジスタ型の液晶表示パネル1に対して、ソース配線
側に接続される第1の水平ドライバ2および第2の水平
ドライバ3と、ゲート配線側に接続される垂直ドライバ
4とが接続され、各ドライバ2、3、4を制御するため
の信号処理回路5が設けられたものである。信号処理回
路5の内部には、元データとしての映像信号が入力され
るサンプリング回路7と、このサンプリング回路7に接
続された分周回路8および信号選択回路9と、前記水平
ドライバ2、3を制御するための水平制御回路10と垂
直ドライバ4を制御するための垂直系制御回路11とが
設けられ、信号処理回路5にクロック発生回路12が接
続されて構成されている。また、この例で用いる液晶表
示パネル1はXGA規格に沿う水平方向画素数1024
個、垂直方向画素数768個のものである。
【0005】図16に示す表示装置において、VGA規
格の映像信号(クロック27.175MHz)の元デー
タ、例えば図17のHで示す信号ABCDE・・・を信号
処理回路5に入力するとこの信号がサンプリング回路7
に入力され、サンプリング回路7においてはサンプリン
グクロック40.28MHzにより図17のIで示す変
換データAABCCDEE・・・を作成してこの変換デー
タIを分周回路8に送る。 即ち、VGA規格の映像信
号は、1H=640個のデータを有するのでこのデータ
をXGA規格の1H=1024個にするには、1.6倍
に調整する必要があるので、クロック27.175MH
zの1.6倍のサンプリングクロック40.28MHzを
用いる。
【0006】次に、前記変換データを分周回路8で奇数
番の信号と偶数番の信号に分周し、信号選択回路9によ
り図17のJで示す奇数番の信号ABCE・・・を第1水
平ドライバ2にドライバへの出力として入力し、図17
のKで示す偶数番の信号ACDE・・・を第2水平ドライ
バ3にドライバの出力として入力する。ここで、水平制
御回路10は第1水平ドライバ2と第2水平ドライバ3
から液晶表示パネル1のソース線に交互に信号入力でき
るように両ドライバ2、3を制御するので、XGA規格
の表示が可能な液晶表示パネル1に図17のLと図16
の液晶表示パネル1に示すようなAABCCDEE・・・
のデータを表示することができる。
【0007】一方、XGA規格の映像信号の元データが
入力されてきた場合は、サンプリング回路7を迂回させ
てこの信号を図16のI'に示すように分周回路8に送
り、ここで前述と同じ分周処理を行うならば、元々のX
GA規格の映像信号を第1水平ドライバ2と第2水平ド
ライバ3とに信号選択回路9で振り分けて液晶表示パネ
ル1で合成してXGA規格の表示を行うことができる。
即ち、図16に示す回路構造を採用することでVGA規
格の元データの映像信号をサンプリングし直してXGA
規格の映像信号を液晶表示パネル1に出力することがで
き、XGA規格の元データの映像信号も液晶表示装置1
に出力できたことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図16に
示す回路構造では、元データの周期と異なる周期のクロ
ックを発生させるための回路を別途必要とし、回路規模
が大きくなり、表示装置の小型化に支障となる問題があ
った。更に、動作周波数も高くなるために、消費電力も
増大する傾向があり、通常の信号処理回路の消費電力が
250mWである場合に400mW程度に増大してしま
う問題があった。また、異なるデジタルデータのサンプ
リングを行うことでサンプリングのセットアップ時間、
ホールド時間が厳しいために、表示装置の信頼性が悪く
なり、画質の劣化につながるおそれがあった。
【0009】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、データを作成するためのメモリや演算回路を新たに
設けることなく、消費電力を増大させることなく解像度
の異なる表示形態に容易に対応することができ、表示装
置としての信頼性を向上させることができる駆動回路の
提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明において一フレー
ムは完成された一画像であり、一フレームを構成する複
数の分割された画像をそれぞれ一フィールドと呼ぶこと
にする。本発明は前記課題を解決するために、所定の水
平画素数と垂直画素数とが各々設定された表示パネルに
接続され、該表示パネルに水平映像信号を出力する一対
のソースドライバと、該一対のソースドライバに接続さ
れて水平画素数が前記所定の水平画素数と異なる元デー
タの映像信号から得られる一組の映像信号を送る映像信
号線と、前記一対のソースドライバに接続されて該一対
のソースドライバが出力する水平映像信号を合体したと
き前記所定の水平画素数の水平映像信号が得られるよう
に一組のサンプリングタイミング信号を与える水平映像
信号制御回路と、映像信号発生装置から信号線を介して
元データの映像信号と同期信号とクロックとが供給され
るラッチ回路と、該ラッチ回路に接続されて前記元デー
タの映像信号の解像度を判別するとともに前記一対のソ
ースドライバに接続されてこれらのソースドライバを制
御する信号選択回路とを具備してなり、前記一組の映像
信号が、前記元データの映像信号から得られた同一の映
像信号の組または該元データの映像信号を分割して得ら
れた分割映像信号の組のいずれかであり、前記水平映像
信号制御回路が、前記元データの映像信号の水平画素数
と表示パネルの水平画素数とを比較して、元データの映
像信号の水平画素数が表示パネルの水平画素数よりも小
さい場合に、元データの映像信号の水平画素数を表示パ
ネルの水平画素数よりも大きくなるように2つ以上に複
製し、その複製値から表示パネルの水平画素数に合うよ
うに前記一組のサンプリングタイミング信号のクロック
の間引き率を調整するものであり、かつ、元データの映
像信号の水平画素数が表示パネルの水平画素数よりも大
きい場合に、表示パネルの水平画素数に合うように前記
一組のサンプリングタイミング信号のクロックの間引き
率を調整するものであり、元データの映像信号の水平画
素数が表示パネルの水平画素数と同じ場合に、元データ
の映像信号の水平画素数を1/2に間引くものであり、
該間引き率に応じて間引くデータを表示パネルのライン
毎に切り替えるものであり、前記一対のソースドライバ
の各々に一対のデータラッチ回路が設けられ、前記表示
パネルに対して該一対のソースドライバの個々のデータ
ラッチ回路から出力する水平映像信号を合体したとき、
前記所定の水平画素数の水平映像信号が得られるように
該一対のソースドライバの個々のデータラッチ回路か
ら、交互に前記元データの映像信号の奇数番目のデータ
と、交互に前記元データの映像信号の偶数番目のデータ
を前記水平映像信号制御回路を介して表示パネルに送る
ための機能が前記信号選択回路と前記水平映像信号制御
回路に設けられたことを特徴とする。本発明は、前記ソ
ースドライバに設けられる一対のデータラッチ回路から
奇数番目のデータと偶数番目のデータを表示パネルに送
る際にフィールド単位で切り替え自在にしても良い。
【0011】このような構造にすることで、サンプリン
グタイミング信号のクロックの間引き率を調整すること
により、別個にメモリの追加を行うことなく、個別のク
ロック発生回路を別個に要することなく表示パネルの解
像度に合わせた映像信号を両ソースドライバにて合成し
て表示パネルに送ることができるので、回路の小型化、
消費電力の低減に寄与し、表示装置としての信頼性向上
につながる。
【0012】
【0013】このような構造にすることで、入力された
映像信号の水平画素数と表示パネルの水平画素数の変換
率に合わせて、サンプリングタイミング信号を調整し、
該映像信号の水平画素数が表示パネルの水平画素数より
も多い場合であっても、該映像信号の水平画素数が表示
パネルの水平画素数よりも少ない場合であっても、映像
信号を分割するか複製してから各信号をサンプリングタ
イミング信号により調整し、いずれの場合でも調整後の
信号合成により表示パネルの水平画素数に合わせた水平
映像信号を送ることができる。ここでは、所定の水平画
素数の水平映像信号の一部を間引くことになるが、この
間引くデータは任意に設定できるので、どのような変換
率の場合であっても容易に対応することができる。従っ
て、別個にメモリの追加を行うことなく、個別のクロッ
ク発生回路を別個に要することなく表示パネルの解像度
に合わせた映像信号を両ソースドライバにて合成して表
示パネルに送ることができるので、回路の小型化、消費
電力の低減に寄与し、表示装置としての信頼性向上につ
ながる。
【0014】本発明は、所定の水平画素数と垂直画素数
とが各々設定された表示パネルであって、基板上にマト
リックス状に複数のソース配線と複数のゲート配線と
設けられ、前記それぞれのソース配線の両側に該ソース
配線の信号によって制御される画素電極前記複数のゲ
ート配線のそれぞれに対応させて設けられ、前記ソース
配線の両側の画素電極をこれら画素電極を挟んで配した
ゲート配線の信号により制御するように、前記複数のゲ
ート配線配設された表示パネルと、前記表示パネルに
接続され、該表示パネルに水平映像信号を出力するソー
スドライバと、映像信号発生装置からの元データの映像
信号と同期信号とクロックとが入力されて前記ソースド
ライバに該ソースドライバが出力する水平映像信号を前
記表示パネルに出力したとき前記所定の水平画素数の水
平映像信号が得られるようにサンプリングタイミング信
号を与える水平映像信号制御回路とを具備してなり、前
記ソースドライバに、水平画素数が前記表示パネルの所
定の水平画素数と異なる映像信号から得られる一組の映
像信号を送る映像信号線と、前記水平映像信号制御回路
に接続された制御線が接続され、前記水平映像信号制御
回路が、前記元データの映像信号の水平画素数と表示パ
ネルの水平画素数とを比較して、元データの映像信号の
水平画素数が表示パネルの水平画素数よりも小さい場合
に、元データの映像信号の水平画素数を表示パネルの水
平画素数よりも大きくなるように2つ以上に複製し、そ
の複製値から表示パネルの水平画素数に合うように前記
一組のサンプリングタイミング信号のクロックの間引き
率を調整するものであり、かつ、元データの映像信号の
水平画素数が表示パネルの水平画素数よりも大きい場合
に、表示パネルの水平画素数に合うように前記一組のサ
ンプリングタイミング信号のクロックの間引き率を調整
するものであり、元データの映像信号の水平画素数が表
示パネルの水平画素数と同じ場合に、元データの映像信
号の水平画素数を1/2に間引くものであり、かつ、前
記ソースドライバが前記表示パネルに出力する水平映像
信号を合体したとき、前記所定の水平画素数の水平映像
信号が得られるようにサンプリングタイミング信号を与
えるものであり、更に前記間引き率に合わせて前記元デ
ータの映像信号から間引くデータを前記表示パネルのラ
イン毎に切り替えるものであることを特徴とする。本発
明は、所定の水平画素数と垂直画素数とが各々設定され
た表示パネルであって、基板上にマトリックス状に複数
のソース配線と複数のゲート配線と設けられ、前記ソ
ース配線に平行にコントロール配線設けられ、前記ソ
ース配線とゲート配線とコントロール配線とに囲まれた
領域の各々に画素電極設けられ、前記各画素電極に一
組のスイッチング素子直列に配され、一方のスイッチ
ング素子を前記ソース配線に加えられた信号を画素電極
へ印加するものとし、他方のスイッチング素子を前記コ
ントロール配線に加えられた信号によってオンオフ制御
可能なものとした表示パネルと、前記表示パネルに接続
され、該表示パネルに水平映像信号を出力するソースド
ライバと、映像信号発生装置からの元データの映像信号
と同期信号とクロックとが入力されて前記ソースドライ
バに該ソースドライバが出力する水平映像信号を前記表
示パネルに出力したとき前記所定の水平画素数の水平映
像信号が得られるようにサンプリングタイミング信号を
与える水平映像信号制御回路とを具備してなり、前記ソ
ースドライバに、水平画素数が前記表示パネルの所定の
水平画素数と異なる映像信号から得られる一組の映像信
号を送る映像信号線と、前記水平映像信号制御回路に接
続された制御線が接続され、前記水平映像信号制御回路
が、前記元データの映像信号の水平画素数と表示パネル
の水平画素数とを比較して、元データの映像信号の水平
画素数が表示パネルの水平画素数よりも小さい場合に、
元データの映像信号の水平画素数を表示パネルの水平画
素数よりも大きくなるように2つ以上に複製し、その複
製値から表示パネルの水平画素数に合うように前記一組
のサンプリングタイミング信号のクロックの間引き率を
調整するものであり、かつ、元データの映像信号の水平
画素数が表示パネルの水平画素数よりも大きい場合に、
表示パネルの水平画素数に合うように前記一組のサンプ
リングタイミング信号のクロックの間引き率を調整する
ものであり、元データの映像信号の水平画素数が表示パ
ネルの水平画素数と同じ場合に、元データの映像信号の
水平画素数を1/2に間引くものであり、かつ、前記ソ
ースドライバが前記表示パネルに出力する水平映像信号
を合体したとき、前記所定の水平画素数の水平映像信号
が得られるよう にサンプリングタイミング信号を与える
ものであり、更に前記間引き率に合わせて前記元データ
の映像信号から間引くデータを前記表示パネルのライン
毎に切り替えるものであることを特徴とする。本発明
は、所定の水平画素数と垂直画素数とが各々設定された
表示パネルであって、基板上にマトリックス状に複数の
ソース配線と複数のゲート配線とと設けられ、前記そ
れぞれのソース配線の両側に該ソース配線の信号によっ
て制御される画素電極前記複数のゲート配線のそれぞ
れに対応させて設けられ、前記各ソース配線から個々に
3本の延長線を設けて3つの画素電極に信号を供給する
方式の表示パネルと、前記表示パネルに接続され、該表
示パネルに水平映像信号を出力するソースドライバと、
映像信号発生装置からの元データの映像信号と同期信号
とクロックとが入力されて前記ソースドライバに該ソー
スドライバが出力する水平映像信号を前記表示パネルに
出力したとき前記所定の水平画素数の水平映像信号が得
られるようにサンプリングタイミング信号を与える水平
映像信号制御回路とを具備してなり、前記ソースドライ
バに、水平画素数が前記表示パネルの所定の水平画素数
と異なる映像信号から得られる一組の映像信号を送る映
像信号線と、前記水平映像信号制御回路に接続された制
御線が接続され、前記水平映像信号制御回路が、前記元
データの映像信号の水平画素数と表示パネルの水平画素
数とを比較して、元データの映像信号の水平画素数が表
示パネルの水平画素数よりも小さい場合に、元データの
映像信号の水平画素数を表示パネルの水平画素数よりも
大きくなるように2つ以上に複製し、その複製値から表
示パネルの水平画素数に合うように前記一組のサンプリ
ングタイミング信号のクロックの間引き率を調整するも
のであり、かつ、元データの映像信号の水平画素数が表
示パネルの水平画素数よりも大きい場合に、表示パネル
の水平画素数に合うように前記一組のサンプリングタイ
ミング信号のクロックの間引き率を調整するものであ
り、元データの映像信号の水平画素数が表示パネルの水
平画素数と同じ場合に、元データの映像信号の水平画素
数を1/2に間引くものであり、かつ、前記ソースドラ
イバが前記表示パネルに出力する水平映像信号を合体し
たとき、前記所定の水平画素数の水平映像信号が得られ
るようにサンプリングタイミング信号を与えるものであ
り、更に前記間引き率に合わせて前記元データの映像信
号から間引くデータを前記表示パネルのライン毎に切り
替えるものであることを特徴とする。
【0015】本発明は、前記ソースドライバから前記表
示パネルに奇数番目のデータと偶数番目のデータを表示
パネルに送る際にフィールド単位で切り替え自在にされ
たことを特徴とするものでも良い。
【0016】本発明は、前記表示パネルが、マトリック
ス状に設けられたゲート配線およびソース配線と、前記
ソース配線に平行に設けられ、隣接する前記ソース配線
と前記ゲート配線の内の隣接する2本のゲート配線とに
よって画素を区画するコントロール配線と、 前記ゲー
ト配線と前記ソース配線に接続され、前記ゲート配線に
加えられた駆動信号によってオンとなる前記画素毎に設
けられた一のスイッチ素子と、 前記画素毎に設けられ
た前記一のスイッチ素子と前記画素毎に設けられた画素
電極とに接続され、前記コントロール配線に加えられた
信号によってオン/オフ制御され、前記一のスイッチ素
子を介して供給される前記ソース配線の信号を前記画素
電極に印加する他のスイッチ素子とを具備してなること
を特徴とするものでも良い。
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の各実施形態を詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定される
ものではない。 「第1実施形態」図1は本発明に係る解像度変換表示装
置の第1実施形態を示すもので、この例の解像度変換表
示装置19は、ソース配線とゲート配線をマトリックス
状に配列するとともに行列状に画素電極と薄膜トランジ
スタを配置して構成されたアクティブマトリックス型の
表示パネル20(例えば、液晶表示パネル:LCD)
と、そのソース配線側に接続された第1ソースドライバ
21および第2ソースドライバ22と、ゲート配線側に
接続されたゲートドライバ23と、それらに接続された
信号処理回路25を主体として構成されている。また、
この形態で用いる表示パネル20はXGA規格に沿う水
平方向画素数1024、垂直方向画素数768のもので
ある。
【0020】この形態の構造において第1ソースドライ
バ21と第2ソースドライバ22とは、表示パネル20
の上下に接続されていて、表示パネル20の縦方向に配
されているソース配線のうち、奇数番目のものに対して
第1ソースドライバ21の各出力端子が接続され、ソー
ス配線の奇数番目のものに対して第1ソースドライバ2
1が信号入力できるように、また、ソース配線の偶数番
目のものに対して第2ソースドライバ22の各出力端子
が接続されていて、表示パネル20のソース配線の偶数
番目のものに対して第2ソースドライバ22が信号入力
できるように構成されている。従って、前記第1ソース
ドライバ21の出力と第2ソースドライバ22の出力の
合体によって表示パネル20の水平画素数に対応した数
の水平画素を全て駆動できるように構成されている。
【0021】次に、信号処理回路25には、パーソナル
コンピュータ等の映像信号発生装置26からの映像信号
が信号線26aを介して入力されるように構成されてお
り、ラッチ回路27と、このラッチ回路27に接続され
た分周回路28および信号選択回路(解像度判別回路)
29と、前記ソースドライバ21、22を制御するため
の水平制御回路(水平映像信号制御回路)30と、ゲー
トドライバ23を制御するための垂直系制御回路(垂直
映像信号制御回路)31とが設けられている。
【0022】信号選択回路29はソースドライバ21、
22に映像信号線29a、29bを介してそれぞれ接続
され、信号選択回路29に入力された映像信号を各ソー
スドライバ21、22にそれぞれ送ることができるよう
に構成されている。水平制御回路30はソースドライバ
21、22に制御線30a、30bを介してそれぞれ接
続され、1組のサンプリングタイミング信号を各ソース
ドライバ21、22にそれぞれ送り、各ソースドライバ
21、22にて前記表示パネル20の水平画素数(この
形態では水平画素数1024)より少ない画素数の水平
映像であって、これら両ソースドライバ21、22の各
水平映像信号を合体したときに表示パネル20の水平画
素数(この形態では1024)になる水平映像信号を発
生できるように構成されている。
【0023】次に、図1に示すようにXGA規格(10
24×768)の解像度を有する表示パネル20を有す
る装置において、入力される映像信号(元データ)がX
GA規格のデータの場合とVGA規格(640×48
0)のデータの場合についてそれぞれの動作を説明す
る。 <元データがXGA規格の場合>映像信号発生装置26
から信号線26aを介して信号処理回路25に送られて
きた元データ(映像信号)をラッチ回路27に入力する
と、ラッチ回路27は元データをラッチして分周回路2
8と信号選択回路29にそれぞれ送る。分周回路28は
元データを奇数番目と偶数番目の2つのデータに分解し
て信号選択回路29に送る。信号選択回路29はラッチ
回路27から送られた元データに基づいて元データの解
像度の判別を行い、XGA規格の解像度の元データであ
ることを判別し、分周回路28にて分周されたデータを
選択して第1ソースドライバ21に奇数番目のデータを
映像信号線29aを介して送り、第2ソースドライバ2
2に偶数番目のデータを映像信号線29bを介して送
る。そして、各ソースドライバ21、22に送られてき
たデータをそのまま表示パネル20のソース配線側に入
力することで、XGA規格の解像度を有する表示パネル
20にXGA規格のデータを支障無く入力して表示する
ことができる。即ち、元データの水平画素数と表示パネ
ル20の水平画素数とが同じ場合、信号処理回路25で
は分周回路28で元データを2分解した後にそのまま第
1ソースドライバ21と第2ソースドライバ22に送っ
て表示する。
【0024】<元データがVGA規格の場合>元データ
が水平画素数640、即ち、1H=640のVGA規格
のデータの場合は、表示パネル20が水平画素数102
4、即ち、1H=1024のXGA規格の解像度を有す
るので、以下に説明する処理を行う。まず、信号処理回
路25に送られてきた元データをラッチ回路27に入力
してラッチし、分周回路28と信号選択回路29にそれ
ぞれ送る。信号選択回路29で元データの解像度の判別
を行い、VGA規格の解像度であることを判別し、ラッ
チ回路28から送られてきた元データと全く同一の2系
列のデータを作成(即ち、元データの複製を行う)し、
そのまま2つのデータを第1、第2ソースドライバ2
1、22に映像信号線29a、29bを介して送る。次
に、ソースドライバ21、22に送られてきたデータの
サンプリングを行うタイミングを水平制御回路30で制
御する。
【0025】例えば、水平制御回路30により、一時的
にドライバのクロックを止めることで各ソースドライバ
21、22に入力されたデータaの内の一部のデータを
間引くことで、間引きされたデータを各ソースドライバ
毎に図2のbとc'に示すように(例えば、第1ソース
ドライバの出力としてDを間引いたABCE・・・のデー
タb、第2ソースドライバの出力としてBを間引いたA
CDE・・・のデータc')を作成し、これらの間引かれて
サンプリングされたデータb、c'を表示パネル20側
に出力して合体させることでd(図2のdの出力参照)
として出力する。
【0026】ここでデータを間引く割合は、解像度の変
更率に対応させる必要があり、1H=1024のデータ
を2つのソースドライバ21、22で出力するために
は、1つのドライバあたり512のデータが必要である
ので、1つのドライバあたり1H=640のデータを5
12に間引くこと(即ち各ソースドライバ21、22に
入力されたデータを個々に20%間引くこと)で実現で
きる。このように間引かれてサンプリングされたデータ
b、c'を表示パネル20側に入力すると、表示パネル
20に出力されるデータは図2のdに示すようにAAB
CCDEE・・・のように1Hあたり1024個のデータ
になる。即ち、水平方向の画素数変換の倍率を1.6倍
に、即ち、VGA規格からXGA規格のデータに変換で
きたことになる。
【0027】このように第1の形態において、図1に示
すような構造と図2を元に先に説明した信号処理を行う
ことで、従来では必要であった個別のクロック発生回路
を要することなく解像度に合わせた出力を得ることがで
きるので、回路の小型化、消費電力の低減に寄与し、表
示装置としての信頼性向上につながる。
【0028】ところで先の説明においては、VGA規格
あるいはXGA規格の映像信号をXGA規格の表示装置
に表示させる場合について説明したが、他に、SVGA
規格の表示装置、SXGA規格の表示装置、UXGA規
格の表示装置のいずれにかに種々の規格の水平画素数の
映像信号を入力する場合に本発明を対応させることもで
きるのは勿論である。この場合、ソースドライバ21、
22でサンプリングする場合に間引くデータ数を画素数
の変換率に合わせて適宜調整することでどのような画素
数の変換の場合にも対応できるのは勿論である。即ち、
入力された映像信号の水平画素数と表示パネル20の水
平画素数の変換率に合わせて、サンプリングタイミング
信号を調整し、該映像信号の水平画素数が表示パネルの
水平画素数よりも多い場合であっても、該映像信号の水
平画素数が表示パネルの水平画素数よりも少ない場合で
あっても、映像信号を分割するか複製してから各信号を
サンプリングタイミング信号により調整して必要数の間
引きを行い、いずれの場合でも調整後の信号合成により
表示パネルの水平画素数に合わせた水平映像信号を送る
ことができる。
【0029】なお、この第1の実施形態においては水平
画素数の変換による表示について述べたが、垂直方向の
表示について例えば以下に説明する方法で表示すること
ができる。 垂直方向表示の第1の例 垂直方向への画素数変換を特に行わず、垂直方向は余白
表示を採用する。一般に用いられている横長型のワイド
テレビジョン画面の垂直方向表示は下部または上部の一
部分を余白部分として画像を水平方向のみ変換し表示し
ているので、本発明においてもこの手法を取り入れるこ
とで、先に説明した水平画素数変換と組み合わせて水平
方向と垂直方向の両表示を行うことができる。この方式
を採用することでメモり等の記憶回路未使用による回路
の小型化という本願発明の特徴を活かしたままで水平方
向、垂直方向ともに表示することができる。
【0030】垂直方向表示の第2の例 水平方向の画素数変換の倍率に合わせて複数のゲートを
一括駆動する。例えば、図3(A)に示すゲートドライ
バ23を制御する際に、1水平走査期間にオン(ON)
にするゲートライン(ゲート配線)の数を切り換えるこ
とにより、垂直方向の拡大表示を行うことができる。同
時にオンにするゲートラインの数は変換倍率に合わせて
切り換えることができる。例えば、VGA表示をXGA
表示に変換する場合、ライン数を1.6倍にする必要が
あるので図3(A)に示すゲートライン5ライン分の情
報を8ライン分の情報に変換して垂直方向の表示を行
う。例えば図3(A)に示すA、B、C、D、Eで構成
される原画像信号が入力された場合にゲートドライバ2
3からゲートラインに対してa、a、b、c、c、d、
e、eのように信号入力する。即ち、A、B、C、D、
Eの5本のラインデータに対し、A、C、Eのラインデ
ータのみをそれぞれ書き込む時点で2ライン分のゲート
ラインを同時にオンとする。これにより、5本のライン
データを8本に拡大表示することができる。
【0031】そして、このように同時にオンにする画面
上の場所を後述する第2実施形態の場合において図5を
基に説明する場合と同様にフィールド単位(あるいはフ
レーム単位)で図3(B)に示すように切り換えること
により、空間的に演算された(平均化された)表示にす
ることができ、極めて滑らかな表示形態を取ることがで
きる。即ち、変換率に合わせて同時にオンにするゲート
ラインの数を制御することにより、あらゆる解像度の変
換に対応することができる。また、このような垂直方向
の変換は以下に説明する各実施形態のいずれの場合でも
容易に適用することができる。
【0032】「第2実施形態」図4は本発明に係る解像
度変換表示装置の第2実施形態を示すもので、この例の
解像度変換表示装置33は、ソース配線とゲート配線を
マトリックス状に配列するとともに行列状に画素電極と
薄膜トランジスタを配置して構成されたアクティブマト
リックス型の表示パネル(例えば、液晶表示パネル:L
CD)20と、そのソース配線側に接続された第1ソー
スドライバ21および第2ソースドライバ22と、ゲー
ト配線側に接続されたゲートドライバ23と、それらに
接続された信号処理回路35を主体として構成されてい
る。また、この形態で用いる表示パネル20はXGA規
格に沿う水平方向画素数1024、垂直方向画素数76
8のものである。
【0033】次に、信号処理回路35にはパーソナルコ
ンピュータ等の映像信号発生装置26からの映像信号が
入力されるように構成されており、ソースドライバ2
1、22を制御するための水平制御回路(水平映像信号
制御回路)30とゲートドライバ23を制御するための
垂直系制御回路(垂直映像信号制御回路)31とが設け
られている。また、この形態の構造において第1ソース
ドライバ21と第2ソースドライバ22とゲートドライ
バ23は、先の形態のものと同等の構造であるが、映像
信号発生装置から出された映像信号(元データ)は映像
信号線36から分岐された映像信号線36a、36bを
介してソースドライバ21、22に直接入力されるよう
に構成されている。
【0034】水平制御回路30はソースドライバ21、
22に制御線30a、30bを介してそれぞれ接続さ
れ、1組のサンプリングタイミング信号を各ソースドラ
イバ21、22にそれぞれ送り、各ソースドライバ2
1、22にて前記表示パネル20の水平画素数(この形
態では水平画素数1024)より少ない画素数の水平映
像であって、これら両ソースドライバ21、22の各水
平映像信号を合体したときに表示パネル20の水平画素
数(この形態では1024)になる水平映像信号を順次
(フィールド毎に)発生できるように構成されている。
【0035】<元データが表示装置の解像度XGA規格
よりも小さい規格の場合>元データが水平画素数64
0、即ち、1H=640のVGA規格の如くXGA規格
のデータよりも小さい規格の場合は表示パネル20が水
平画素数1024、即ち、1H=1024のXGA規格
の解像度を有するので、以下に説明する処理を行う。ま
ず、元データを2つのソースドライバ21、22に信号
線36a、36bを介して直接送る。そして、ソースド
ライバ21、22内でデジタルデータのサンプリングを
制御することでデータの間引きを行う。ここでのサンプ
リング制御は、水平制御回路30の作用によりそれぞれ
のソースドライバ21、22でデータのサンプリングを
一時的に止めることで個別に間引いて制御することがで
き、しかも、間引くデータはライン毎に切り換えるよう
にする。そして、間引いたデータはそのまま表示パネル
20に出力する。
【0036】この場合のソースドライバ21でのn番目
の出力を図5にfで示し、ソースドライバ22でのn番
目の出力を図5にgで示す。これらを合体することで図
5のhに示す表示を液晶パネル20に出力することがで
きる。次に、ソースドライバ21でのn+1番目の出力
を図5にiで示し、ソースドライバ22でのn+1番目
の出力を図5にjで示す。これらを合体することで図5
のkに示す表示を液晶パネル20に出力することができ
る。即ち、以上の処理はソースドライバ21、22で間
引くデータをそれぞれライン毎に切り換えるようにして
間引いたデータをそのまま表示パネル20に出力する。
【0037】<元データが表示装置の解像度XGA規格
の場合>この場合、元データを信号線36a、36bを
介して2つのソースドライバ21、22にそのまま送
り、各々のソースドライバ21、22内でデジタルデー
タのサンプリング時にデータの間引きを行い、元データ
の1/2のみをサンプリングする。そして、間引かれた
データをそのまま表示パネル20に出力することで、液
晶パネル20でXGA規格のデータを表示できる。
【0038】データを間引く割合は、解像度の変更率に
対応させる必要があり、1H=1024のデータを2つ
のソースドライバ21、22で出力するためには、1つ
のドライバあたり512のデータが必要であるので、1
つのドライバあたり1H=1024のデータを半分の5
12に間引くこと(即ち各ソースドライバ21、22に
入力されたデータを個々に50%間引くこと)で実現で
きる。
【0039】このように第2の形態において、図4に示
すような構造と図5を元に先に説明した信号処理を行う
ことで、従来では必要であった個別のクロック発生回路
を要することなく解像度に合わせた出力を得ることがで
きるので、回路の小型化、消費電力の低減に寄与し、表
示装置としての信頼性向上につながる。また、垂直ライ
ン毎に間引くデータを変更しているので、切り換えを行
うライン(間引きを行う水平ライン)の表示を空間的に
積分した表示形態にすることができ、画面全体として間
引くデータを平均化できるので、表示上での輪郭を滑ら
かにすることができ、原画像に近似した表示を得ること
ができる。また、空間周波数が向上することによりフリ
ッカを低減できる。
【0040】「第3実施形態」図6と図7は本発明の第
3実施形態を示すためのもので、40はXGA規格(1
024×768画素)の解像度がある表示パネル、41
はVGA規格(640×480画素)に対応したソース
ドライバ、43はゲートドライバ、45は信号処理回
路、47はラッチ回路、48は分周回路、49は信号選
択回路(解像度判別回路)、50は水平制御回路(水平
映像信号制御回路)、51は垂直系制御回路(垂直映像
信号制御回路)、49aは映像信号線、50aは制御線
をそれぞれ示す。また、図8と図9は第2の形態の表示
パネルとして好適な液晶表示装置の構造例を示す。この
形態の構成は、出力数がXGA規格の約半分となる1H
=640のVGA規格に対応したソースドライバと、1
H=1024のXGA規格の解像度がある表示パネルを
有した構成の場合に、XGA規格とVGA規格の画像を
表示パネル(例えば、液晶表示パネル:LCD)40に
表示するための形態である。この形態において、ソース
ドライバ41はVGA規格の出力能力のあるものを後述
する図8あるいは図9を基に説明する構造に適用して構
成される。
【0041】<データがXGA規格の場合>パーソナル
コンピュータ等の映像信号発生装置26からの元データ
(映像信号)が信号線26aを介して信号処理回路45
に送られると、この元データがラッチ回路47に入力さ
れ、ラッチ回路47が元データをラッチして分周回路4
8と信号選択回路49に元データをそれぞれ送る。分周
回路48で元データを1個おきに間引き、データ数を半
分の数に減らし、信号選択回路49に送る。この際に間
引くデータはフレーム毎に切り替えるものとする。
【0042】次に、信号選択回路49でラッチ回路47
から送られてきた元データの解像度の判別を行い、XG
A規格の解像度であることを判別し、分周回路48で分
周されたデータを選択し、映像信号線49aを介してソ
ースドライバ41に送る。ソースドライバ41に送られ
てきたデータはそのまま表示パネル40に出力する。こ
のような処理を行うことでVGA規格に対応したソース
ドライバ41とXGA規格に対応した表示パネル40を
有していて、XGA規格の元データを入力した場合に支
障無く表示パネル40にXGA規格の映像を出力でき
る。
【0043】次に、データがVGA規格の場合の信号処
理状況を説明する前に、この第3の実施の形態の回路に
適用して好適な表示パネル40の一例について説明す
る。図8は、第3の実施の形態の回路に適用して好適な
アクティブマトリックス型液晶表示パネルの駆動基板の
回路構成例を示すもので、この例の構造では、ソースド
ライバ41の各出力端子にソース配線D1、D2、D3、
D4・・・が接続され、ゲートドライバ43の各出力端子に
ゲート配線G1、G2、G3、G4、G5、G6、G7・・・が接
続され、ソース配線とゲート配線とで囲まれた領域に1
つあるいは2つの画素電極Sが設けられ、この画素電極
Sに対応する領域が表示部とされている。
【0044】この例の構造においてゲート配線G1、G
2、G3、G4、G5、G6・・・のうち、1本目と最終本目以
外のものは、2本一組で隣接して設けられ、各画素電極
Sとソース配線の一部あるいはゲート配線の一部に接続
して薄膜トランジスタ等のスイッチング素子Tが設けら
れている。更に、1本のソース配線Dに対してその左右
に位置する2列の画素電極Sがそれぞれスイッチング素
子Tを介して接続されるとともに、1本のソース配線D
に対してその左右に位置する画素電極Sのそれぞれが異
なるゲート配線Gに接続されている。
【0045】この構成の表示パネルを駆動するには、図
10に示すタイミングチャートを参照の如く、第1フィ
ールドでゲート配線G2、G4、G6・・・の順に、それぞれ
の偶数番目のゲート配線G2、G4、G6・・・に接続されて
いる各スイッチング素子Tを動作させる。次に、第2フ
ィールドでゲート配線G1、G3、G5・・・の順に、それぞ
れの奇数番目のゲート配線G1、G3、G5・・・に接続され
ている各スイッチング素子Tを動作させる。このような
ゲートドライバ43の作動によりソースドライバ41か
ら送られてきたデータの書込位置をフィールド毎に切り
替えることができ、これにより図6を基に先に説明の如
くVGA規格の元データ(映像信号)をXGA規格の表
示パネル40に出力することができる。
【0046】図8に示す構造では1本のソース配線に対
して2列の画素電極Sがスイッチング素子Tを介して接
続されているので、ゲートドライバ43の制御によりソ
ースドライバに送られてきたデータの書き込み場所をフ
レーム毎に切り換えることができる。
【0047】次に、図9は前述の第3の実施形態の回路
に適用して好適なアクティブマトリックス型液晶表示パ
ネルの駆動基板の回路構成例を示すもので、この例の構
造ではソースドライバ41’の各出力端子にソース配線
D1、D2、D3、D4・・・が接続され、ゲートドライバ4
3’の各出力端子にゲート配線G1、G2、G3、G4、G
5、G6・・・が接続され、ソース配線D1、D2、D3、D4・
・・と平行に、奇数番目のソース配線D1、D3、D5・・・
に隣接してコントロール配線CA・・・が設けられ、偶数
番目のソース配線D2、D4、D6・・・に隣接してコントロ
ール配線CB・・・が設けられ、ソース配線Dとゲート配
線Gとコントロール配線CAあるいはCBとで囲まれた
領域に1つずつ画素電極Sが設けられ、これらの画素電
極Sに対応する領域が表示部とされている。
【0048】この例の構造においてゲート配線G1、G
2、G3、G4、G5、G6・・・はほぼ等間隔で離間されてこ
れら配線間に画素電極Sが設けられ、ソース配線D1、
D2、D3、D4・・・のそれぞれの左右両側に画素電極Sが
配されていて、各画素電極Sとソース配線の一部あるい
はゲート配線の一部に接続して薄膜トランジスタ等のス
イッチング素子Tが2個一組で設けられている。更に、
1本のソース配線Dに対してその左右に位置する2列の
画素電極Sがそれぞれスイッチング素子T、Tを介して
接続されるとともに、1本のソース配線Dに対してその
左右に位置する画素電極Sのそれぞれにおいてソース配
線Dに近い側のスイッチング素子Tがソース配線Dに接
続され、他方のスイッチング素子Tが各画素電極Sに隣
接するコントロール線Cに接続されている。
【0049】この構成の表示パネルを駆動するには、図
11に示すタイミングチャートを参照の如く、第1フィ
ールドでゲート配線G1、G2、G3・・・の順に動作させ、
コントロール線CAをハイレベルに、CBをローレベル
に設定し、コントロール線CAに接続されているスイッ
チング素子Tをオンとする。次に、第2フィールドでG
1、G2、G3・・・の順で動作させ、コントロール線CBを
ハイレベルに設定し、コントロール線CAをローレベル
に設定し、コントロール線CBに接続されているスイッ
チング素子Tを導通状態(オン状態)とする。このよう
なソースドライバ41'とコントロール線CA、CBの
作動によりソースドライバ41'から送られてきたデー
タの書込位置をフィールド毎に切り替えることができ
る。即ち、図9に示す構造では1本のソース配線に対し
て2列の画素電極Sがスイッチング素子Tを介して接続
されているので、ゲートドライバ43'の制御によりソ
ースドライバに送られてきたデータの書き込み場所をフ
レーム毎に切り換えることができる。
【0050】<データがVGA規格の場合>図6に示す
ように信号処理回路45に映像信号発生装置26から送
られてきた元データをラッチ回路47でラッチし、分周
回路48と信号選択回路49にそれぞれ送る。信号選択
回路49では解像度の判別を行い、VGAの解像度であ
ることを判別し、ラッチ回路47から送られてきたデー
タを選択し、ソースドライバ41に送る。次に、ソース
ドライバ41に送られてきたデータのサンプリングを行
うタイミングを制御する。具体的には、一例として、ソ
ースドライバ41のクロックを一時的に止めることで実
現することができ、これによりデータの間引きを行うこ
とができる。なお、この間引きは、図7のnとoに示す
ように第1フィールドと第2フィールドで切り替えるよ
うにする。次に、以上のように間引かれてサンプリング
されたデータを表示パネル40に出力する。
【0051】表示パネル40は先に説明した図8又は図
9に示す構造にされていて、1本のソース配線に対して
その左右2列の画素電極Sがスイッチング素子Tを介し
て接続されているので、ゲートドライバ43あるいは4
3'の制御により、ソースドライー41あるいは41'に
送られてきたデータを書き込む場所(ソース配線単位)
をフィールド毎に切り替えることができる。従って出力
されたデータは1H当たり1024個となり、画素数変
換の倍率は1.6倍、即ち、VGA規格の画素数をXG
A規格の画素数に変換して駆動することができた。な
お、この形態において表示パネル40の最大解像度のデ
ータのクロック周波数(XGA規格の場合に65MH
z、75MHz)で動作することができるソースドライ
バを用いる場合は、前記の信号処理回路45において分
周回路48を不要にすることができる。
【0052】以上説明のように第3実施形態において、
図6、8に示すような構造と図7を元に先に説明した信
号処理を行うことで、従来は必要であった個別のクロッ
ク発生回路を要することなく表示パネルの解像度に合わ
せた出力を得ることができるので、回路の小型化、消費
電力の低減に寄与し、表示装置としての信頼性向上につ
ながる。更に、フィールドあるいはフレーム毎に間引く
信号を切り換えるようにするならば、間引くデータの存
在を画面全体として平均化することができるので、原画
像に近似した表示を得ることができる。
【0053】「第4実施形態」前述の第3実施形態の表
示パネル40の内部構造において、図12に示すように
1本のソース配線Dn(D1、D2、D3・・・)から延長線
(L1、L2、L3)を設けて3つの画素電極Sに信号を
供給する方式も実施できる。その際、1行あたり3本の
ゲート配線(G1a、G1b、G1c、G2a、G2b、G2c・・
・)を用いて各々3つのフィールドに分けて信号を供給
して駆動することができる。このような駆動を行うとソ
ースドライバを更に削減して水平方向の画素数の変換を
行うことができる。なお、画素数の変換の倍率に応じて
信号を間引くようにすることは勿論である。
【0054】「第5実施形態」図13と図14は本発明
の第5の形態を示すためのもので、60はUXGA(1
600×1200画素)の解像度がある表示パネル、6
1はUXGAに対応したソースドライバ、63はゲート
ドライバ、65は信号処理回路、67はラッチ回路、6
8は分周回路、69は信号選択回路(解像度判別回
路)、70は水平制御回路(水平映像信号制御回路)、
71は垂直系制御回路(垂直映像信号制御回路)をそれ
ぞれ示している。また、ソースドライバ61の内部には
データラッチ回路61a、61bが設けられ、ソースド
ライバ62の内部にはデータラッチ回路62a、62b
が設けられていて、液晶表示パネル60のソース配線に
おいて、奇数番目のソース配線にはデータラッチ回路6
1a、61bから交互に信号が入力されるとともに、液
晶表示パネル60のソース配線において、偶数番目のソ
ース配線にはデータラッチ回路62a、62bから交互
に信号が入力されるように構成されている。この形態の
構成は、出力数が1H=1600のUXGA規格に対応
したソースドライバと、UXGAの解像度がある表示パ
ネルに、例えばUXGAとVGAの画像を表示するため
の形態である。
【0055】<データがUXGAの場合>映像信号発生
装置26から信号処理回路65に送られてきた元データ
(映像信号)をラッチ回路67でラッチし、分周回路6
8と信号選択回路69に送る。分周回路68で元データ
を奇数番目と偶数番目の2つのデータに分解し、信号選
択回路49に送る。信号選択回路49でラッチ回路67
から送られてきた元データを用いて解像度の判別を行
い、1H=1600のUXGAの解像度であることを判
別し、分周回路68からの分周されたデータを選択し、
分周されたデータを2つのソースドライバ61、62に
それぞれ映像信号線69a、69bを介して送る。即
ち、ソースドライバ61、62にそれぞれ全く同一の2
系列のデータを送る。送られてきたデータをソースドラ
イバ61あるいは62の内部のそれぞれ2系列のデータ
ラッチ回路61a、61bあるいは62a、62bに入
力する。入力されたデータをそのまま表示パネル60に
表示することでUXGAの表示パネルにUXGAのデー
タを支障無く表示することができる。
【0056】<データがVGAの場合>映像信号発生装
置26から信号処理回路65に送られてきた元データ
(映像信号)をラッチ回路67に入力し、分周回路68
と信号選択回路69に送る。信号選択回路69で元デー
タを基に解像度の判別を行い、1H=640のVGAの
解像度であることを判別し、ラッチ回路67から送られ
てきたデータを全く同じ2系列作成し、そのまま2つの
ソースドライバ61、62に送る。ソースドライバ6
1、62ではそれらに送られてきたデータのサンプリン
グを行うタイミングを制御する。例えば、ソースドライ
バ61、62のクロックを一時的に止めることを行う。
これにより、データの間引きを行うことができる。
【0057】この制御は、それぞれのドライバ61、6
2のデータラッチ回路61a、61b、62a、62b
毎に個別に行う。間引かれてサンプリングされたデータ
を表示パネル60に出力する。出力されたデータは、1
Hあたり1600のデータとなる。画素数変換の倍率は
VGA(640画素)からUXGA(1600画素)の
変換となるので2.5倍となる。なお、4つのデータラ
ッチ回路においては各々640画素分の信号を400画
素分の信号に変換する、即ち、640画素分の信号を4
00に間引くことで4つのデータラッチ回路の合計で4
00×4=1600画素分の信号を生成することができ
る。図14に各データラッチ回路61a、61b、62
a、62bからのドライバ出力を符号s、t、u、v、
の順で示し、これらの全ての出力の合計となる液晶パネ
ル60での表示を図14に符号wで示す。なお、この実
施形態のデータの出力方法を先の実施形態の場合と同様
にフレーム(フィールド)単位で切り替えて行う手法と
することで、データのラッチ回路の構成を半分にするこ
ともできる。
【0058】以上のように第5実施形態において、図1
3に示すような構造と図14を元に先に説明した信号処
理にすることで、従来では必要であった個別のクロック
発生回路を要することなく解像度に合わせた出力を得る
ことができるので、回路の小型化、消費電力の低減に寄
与し、表示装置としての信頼性向上につながる。
【0059】「第6実施形態」図1に示す構成を採用
し、タイミング動作として図15に示す動作処理を行っ
て表示パネル20に表示を行うこともできる。まず、元
データを2つのソースドライバ21、22に信号線29
a、29bを介して直接送る。そして、ソースドライバ
21、22内でデジタルデータのサンプリングを制御す
ることでデータの間引きを行う。ここでのサンプリング
制御は水平制御回路30の作用によりそれぞれのソース
ドライバ21、22でデータのサンプリングを一時的に
止めることで個別に間引いて制御することができ、しか
も、間引くデータはフィールド毎に切り換えるようにす
る。そして、間引いたデータはそのまま表示パネル20
に出力する。
【0060】この場合のソースドライバ21での第1フ
ィールドの出力を図15に符号b1で示し、第2フィー
ルドの出力をb2で示し、ソースドライバ22での第1
フィールドの出力を図15に符号c'1で示し、第2フィ
ールドの出力を図15に符号c'2で示す。これらを合体
することで第1フィールドの表示は図15のd1に示す
表示を第2フィールドの表示は図15のd2に示す表示
を得ることができ、液晶パネル20においては最終的に
図15のdに示す表示を得ることができる。
【0061】この際、間引くデータはフィールド毎に切
り替えるものとする。これにより、フレーム表示で2つ
の異なるデータを演算した形となり、第1フィールドと
第2フィールドの表示を合成した平均的な表示となるの
で、表示画像の階調を滑らかにする効果がある。このよ
うな駆動手法は他の実施形態に適用できるのは勿論であ
る。
【0062】ところで先の実施形態においては、640
×480(ドット)表示のVGA規格と、1024×7
68(ドット)表示のXGA規格と、1600×120
0(ドット)表示のUXGA規格の間での変換について
のみ説明したが、パーソナルコンピュータの画像表示規
格にはその他に多種多様な規格があり、更に、TVやビ
デオでの解像度にも多種多様なものがあるので、本発明
の駆動回路はこれらの全てに適用できるのは勿論であ
る。即ち、画素数の変換率に合わせて分解するか複製す
る信号数とそれらから間引く数を適宜調節することでど
のような解像度変更にも適用することができる。
【0063】パーソナルコンピュータの解像度は先に説
明した以外に以下に記載するものが広く知られている。
720×400画素(VGAテキスト)、832×62
4画素(Macintosh16;米国アップルコンピュータ社商
標)、800×600画素(SVGA)、1152×8
70画素(Macintosh21;米国アップルコンピュータ社商
標)。
【0064】また、TVの解像度(水平解像度×垂直解
像度)としては以下のものが広く知られている。352
×240、352×480、704×480、720×
480(以上、MPEG2でのNTSCフォーマット:
DVD)、352×288、352×576、704×
576、720×576(以上、MPEG2でのPAL
フォーマット:DVD)、854×480、944×5
12、640×480、704×480、1280×7
20、1920×1080(以上、米国ディジタル地上
放送の規格)、1920×1035(日本放送協会規定
の提案規格:HDTV)。
【0065】更に、図18と図19に種々の解像度の場
合の具体的な変換率の具体的な数値を列挙しておく。図
18と図19に示すように、例えば、640画素のもの
を800画素にするには元データを2倍の1280とし
てからデータの37.5%を間引いて800とすれば良
く、800画素を1600画素にするには2倍としてか
らののまま出力し、640画素のものを1024画素に
するには元データを2倍の1280としてからデータの
20%を間引いて1024とすれば良い。このように図
18と図19に示す変換率から容易に間引くデータの割
合を計算することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、元データ
の映像信号の水平画素数と表示パネルの水平画素数を比
較し、一組のサンプリングタイミング信号のクロックの
間引き率を調整して一対のソースドライバに与えて各ソ
ースドライバにて所定の水平画素数となる水平映像信号
を発生させる水平映像信号制御回路と、奇数番目のデー
タと偶数番目のデータを前記水平映像信号制御回路を介
して表示パネルに送るためのデータラッチ回路と分周回
路を設けたので、サンプリングタイミング信号を調整す
ることにより、別個にメモリの追加を行うことなく、個
別のクロック発生回路を別個に要することなく表示パネ
ルの解像度に合わせた映像信号を両ソースドライバにて
合成して表示パネルに送ることができるので、回路の小
型化、消費電力の低減に寄与し、表示装置としての信頼
性向上につながる。更に、元データの映像信号の水平画
素数から表示パネルの水平画素数の変換に合わせて間引
くデータをライン毎に切り替えることで、切り替えを行
うラインの表示を空間的に積分した表示形態にすること
ができ、表示パネルの画面全体として間引くデータを平
均化できるので、表示上での輪郭を滑らかにすることが
できる。
【0067】次に本発明は、水平映像信号を時間的また
は構造的に2つ以上のデータに分解するか2つ以上のデ
ータに複製して複数列のデータを作成し、複数列のデー
タを画素数の変換率に合わせて間引いてから合成するか
そのまま合成してから表示パネルに出力する水平映像信
号制御回路を具備してなるので、個別のクロック発生回
路を要することなく解像度に合わせた出力を得ることが
できる。従って、回路の小型化、消費電力の低減に寄与
し、表示装置としての信頼性向上につながる。また、入
力されたデータと出力するべきデータの画素数の変換率
に合わせて間引くデータは任意に設定することで、どの
ような画素数の変換率の場合であっても容易に対応する
ことができる。
【0068】本発明において、複数列のデータから画素
数の変換に合わせて間引くデータをフィールド毎に変更
することで、間引くデータを任意の周期で変化させるこ
とが容易にできるようになる。従って、信号処理回路で
処理が必要なデータ数を半減させることができ、信号処
理回路で必要な回路を簡略化できるとともに、変換に合
わせて間引くデータをフィールド毎に変更することで
引く信号を画像全体として平均化することができ、原画
像により近似した滑らかな表示を得ることができる。本
発明において、複数のソース配線とゲート配線を設け、
それぞれのソース配線の両側にソース配線の信号によっ
て制御される画素電極を複数のゲート配線のそれぞれに
対応させて設け、ソース配線の両側の画素電極をこれら
画素電極を挟んで配したゲート配線の信号により制御す
るように、複数のゲート配線を配設した表示パネルに接
続することができる。この構成において、1本のソース
配線に対して2列の画素電極がスイッチング素子を介し
て接続されているので、ゲートドライバの制御によりソ
ースドライバに送られてきたデータの書き込み場所をフ
レーム毎に切り換えることができる。これにより、変換
に合わせて間引くデータをフレーム毎に変更することで
間引く信号を画像全体として平均化することができ、原
画像により近似した滑らかな表示を得ることができる。
本発明において、複数のソース配線とゲート配線とコン
トロール配線を設け、ソース配線とゲート配線とコント
ロール配線に囲まれた領域に画素電極を設け、各画素電
極に一組のスイッチング素子を直列に配し、一方のスイ
ッチング素子をソース配線に加えられた信号を画素電極
へ印加するものとし、他方のスイッチング素子を前記コ
ントロール配線に加えられた信号によってオンオフ制御
可能なものとした表示パネルに適用することができる。
この構成において、ソースドライバとコントロール配線
の作動によりソースドライバから送られてきたデータの
書込位置をフィールド毎に切り替えることができる。
れにより、変換に合わせて間引くデータをフィールド毎
に変更することで間引く信号を画像全体として平均化す
ることができ、原画像により近似した滑らかな表示を得
ることができる。本発明において、複数のソース配線と
ゲート配線を設け、それぞれのソース配線の両側にソー
ス配線の信号によって制御される画素電極を複数のゲー
ト配線のそれぞれに対応させて設け、各ソース配線から
個々に3本の延長線を設けて3つの画素電極に信号を供
給する方式の表示パネルに適用することができる。この
構成において、1行あたり3本のゲート配線を用いて各
々3つのフィールドに分けて信号を供給して駆動するこ
とができ、このような駆動を行うとソースドライバを更
に削減して水平方向の画素数の変換を行うことができ
る。これにより、変換に合わせて間引くデータを3つの
フィールド毎に変更することで間引く信号を画像全体と
して平均化することができ、原画像により近似した滑ら
かな表示を得ることができる。本発明の先の構成におい
て、前記表示パネルが、マトリックス状に設けられたゲ
ート配線およびソース配線と、前記ソース配線に平行に
設けられ、隣接する前記ソース配線と前記ゲート配線の
内の隣接する2本のゲート配線とによって画素を区画す
るコントロール配線と、 前記ゲート配線と前記ソース
配線に接続され、前記ゲート配線に加えられた駆動信号
によってオンとなる前記画素毎に設けられた一のスイッ
チ素子と、 前記画素毎に設けられた前記一のスイッチ
素子と前記画素毎に設けられた画素電極とに接続され、
前記コントロール配線に加えられた信号によってオン/
オフ制御され、前記一のスイッチ素子を介して供給され
る前記ソース配線の信号を前記画素電極に印加する他の
スイッチ素子とを具備してなることを特徴とするものに
適用することができる。この構成において、ソースドラ
イバとコントロール配線の作動によりソースドライバか
ら送られてきたデータの書込位置をフィールド毎に切り
替えることができる。これにより、変換に合わせて間引
くデータをフィールド毎に変更することで間引く信号を
画像全体として平均化することができ、原画像により近
似した滑らかな表示を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る第1実施形態の回路構成
を示す図である。
【図2】 図2は図1に示す第1実施形態の回路を駆動
する場合の回路各部分の信号出力図である。
【図3】 図3(A)は垂直方向の駆動形態の第1の例
を示す図、図3(B)は第2の例を示す図である。
【図4】 本発明に係る第2実施形態の回路構成を示す
図である。
【図5】 図4に示す第2実施形態の回路を駆動する場
合の回路各部分の信号出力図である。
【図6】 本発明に係る第3実施形態の回路構成を示す
図である。
【図7】 図6に示す第3実施形態の回路を駆動する場
合の回路各部分の信号出力図である。
【図8】 第3実施形態の回路に用いて好適な液晶表示
パネル基板の回路構成の第1の例を示す図である。
【図9】 第3実施形態の回路に用いて好適な液晶表示
パネル基板の回路構成の第2の例を示す図である。
【図10】 図8に示す第3実施形態の回路構成の表示
パネルを駆動する場合のタイミングチャートの第1の例
を示す図である。
【図11】 図8に示す第3実施形態の回路構成の表示
パネルを駆動する場合のタイミングチャートの第2の例
を示す図である。
【図12】 本発明に係る第4実施形態の回路構成を示
す図である。
【図13】 本発明に係る第5実施形態の回路構成を示
す図である。
【図14】 図13に示す第5実施形態の回路を駆動す
る場合の回路各部分の信号出力図である。
【図15】 第6実施形態のタイミング動作図である。
【図16】 本発明者が想定した表示装置の回路構成を
示す図である。
【図17】 図16に示す回路を駆動する場合の駆動回
路の各部分の信号出力図である。
【図18】 表示装置のサイズと画像データの画素数と
の関係の一例を示す図である。
【図19】 表示装置のサイズと画像データの画素数と
の関係の他の例を示す図である。
【符号の説明】
20、40、60・・・表示パネル、21、22、41、
61・・・ソースドライバ、23、43、63・・・ゲートド
ライバ、25、35、45、65・・・信号処理回路、2
6・・・映像信号発生装置、27、47、67・・・ラッチ回
路、28、48、68・・・分周回路、29、49、69・
・・信号選択回路(解像度判別回路)、30、50、70
・・・水平制御回路(水平映像信号制御回路)、31、5
1、71・・・垂直系制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川畑 賢 宮城県仙台市泉区明通三丁目31番地 株 式会社フロンテック内 (72)発明者 蛇口 広行 宮城県仙台市泉区明通三丁目31番地 株 式会社フロンテック内 (56)参考文献 特開 平8−166776(JP,A) 特開 平7−129123(JP,A) 特開 平5−341734(JP,A) 特開 平6−148680(JP,A) 特開 平6−308454(JP,A) 特開 平9−325740(JP,A) 特開 平4−37789(JP,A) 特開 平11−282400(JP,A) 特開 平5−119734(JP,A) 特開 平9−212150(JP,A) 特開 平6−278316(JP,A) 特開2000−20014(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38 G02F 1/133 505 - 580 H04N 5/66 - 5/74

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の水平画素数と垂直画素数とが各々
    設定された表示パネルに接続され、該表示パネルに水平
    映像信号を出力する一対のソースドライバと、該一対の
    ソースドライバに接続されて水平画素数が前記所定の水
    平画素数と異なる元データの映像信号から得られる一組
    の映像信号を送る映像信号線と、前記一対のソースドラ
    イバに接続されて該一対のソースドライバが出力する水
    平映像信号を合体したとき前記所定の水平画素数の水平
    映像信号が得られるように一組のサンプリングタイミン
    グ信号を与える水平映像信号制御回路と、映像信号発生
    装置から信号線を介して元データの映像信号と同期信号
    とクロックとが供給されるラッチ回路と、該ラッチ回路
    に接続されて前記元データの映像信号の解像度を判別す
    るとともに前記一対のソースドライバに接続されてこれ
    らのソースドライバを制御する信号選択回路とを具備し
    てなり、 前記一組の映像信号が、前記元データの映像信号から得
    られた同一の映像信号の組または該元データの映像信号
    を分割して得られた分割映像信号の組のいずれかであ
    り、 前記水平映像信号制御回路が、前記元データの映像信号
    の水平画素数と表示パネルの水平画素数とを比較して、
    元データの映像信号の水平画素数が表示パネルの水平画
    素数よりも小さい場合に、元データの映像信号の水平画
    素数を表示パネルの水平画素数よりも大きくなるように
    2つ以上に複製し、その複製値から表示パネルの水平画
    素数に合うように前記一組のサンプリングタイミング信
    号のクロックの間引き率を調整するものであり、かつ、
    元データの映像信号の水平画素数が表示パネルの水平画
    素数よりも大きい場合に、表示パネルの水平画素数に合
    うように前記一組のサンプリングタイミング信号のクロ
    ックの間引き率を調整するものであり、元データの映像
    信号の水平画素数が表示パネルの水平画素数と同じ場合
    に、元データの映像信号の水平画素数を1/2に間引く
    ものであり、該間引き率に応じて間引くデータを表示パ
    ネルにおいて隣接するライン毎に切り替えるものであ
    り、 前記一対のソースドライバの各々に一対のデータラッチ
    回路が設けられ、前記表示パネルに対して該一対のソー
    スドライバの個々のデータラッチ回路から出力する水平
    映像信号を合体したとき、前記所定の水平画素数の水平
    映像信号が得られるように該一対のソースドライバの個
    々のデータラッチ回路から、交互に前記元データの映像
    信号の奇数番目のデータと、交互に前記元データの映像
    信号の偶数番目のデータを前記水平映像信号制御回路を
    介して表示パネルに送るための機能が前記信号選択回路
    と前記水平映像信号制御回路に設けられたことを特徴と
    する画像表示装置の駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記ソースドライバに設けられる一対の
    データラッチ回路から奇数番目のデータと偶数番目のデ
    ータを表示パネルに送る際にフィールド単位で切り替え
    自在にしたことを特徴とする請求項1に記載の画像表示
    装置の駆動回路。
  3. 【請求項3】 所定の水平画素数と垂直画素数とが各々
    設定された表示パネルであって、基板上にマトリックス
    状に複数のソース配線と複数のゲート配線と設け
    、前記それぞれのソース配線の両側に該ソース配線の
    信号によって制御される画素電極前記複数のゲート配
    線のそれぞれに対応させて設けられ、前記ソース配線の
    両側の画素電極をこれら画素電極を挟んで配したゲート
    配線の信号により制御するように、前記複数のゲート配
    配設された表示パネルと、 前記表示パネルに接続され、該表示パネルに水平映像信
    号を出力するソースドライバと、 映像信号発生装置からの元データの映像信号と同期信号
    とクロックとが入力されて前記ソースドライバに該ソー
    スドライバが出力する水平映像信号を前記表示パネルに
    出力したとき前記所定の水平画素数の水平映像信号が得
    られるようにサンプリングタイミング信号を与える水平
    映像信号制御回路とを具備してなり、 前記ソースドライバに、水平画素数が前記表示パネルの
    所定の水平画素数と異なる映像信号から得られる一組の
    映像信号を送る映像信号線と、前記水平映像信号制御回
    路に接続された制御線が接続され、 前記水平映像信号制御回路が、前記元データの映像信号
    の水平画素数と表示パネルの水 平画素数とを比較して、
    元データの映像信号の水平画素数が表示パネルの水平画
    素数よりも小さい場合に、元データの映像信号の水平画
    素数を表示パネルの水平画素数よりも大きくなるように
    2つ以上に複製し、その複製値から表示パネルの水平画
    素数に合うように前記一組のサンプリングタイミング信
    号のクロックの間引き率を調整するものであり、かつ、
    元データの映像信号の水平画素数が表示パネルの水平画
    素数よりも大きい場合に、表示パネルの水平画素数に合
    うように前記一組のサンプリングタイミング信号のクロ
    ックの間引き率を調整するものであり、元データの映像
    信号の水平画素数が表示パネルの水平画素数と同じ場合
    に、元データの映像信号の水平画素数を1/2に間引く
    ものであり、 かつ、前記ソースドライバが前記表示パネルに出力する
    水平映像信号を合体したとき、前記所定の水平画素数の
    水平映像信号が得られるようにサンプリングタイミング
    信号を与えるものであり、 更に前記間引き率に合わせて前記元データの映像信号か
    ら間引くデータを前記表示パネルのライン毎に切り替え
    るものである ことを特徴とする画像表示装置の駆動回
    路。
  4. 【請求項4】 所定の水平画素数と垂直画素数とが各々
    設定された表示パネルであって、基板上にマトリックス
    状に複数のソース配線と複数のゲート配線と設け
    、前記ソース配線に平行にコントロール配線設け
    、前記ソース配線とゲート配線とコントロール配線と
    に囲まれた領域の各々に画素電極設けられ、前記各画
    素電極に一組のスイッチング素子直列に配され、一方
    のスイッチング素子を前記ソース配線に加えられた信号
    を画素電極へ印加するものとし、他方のスイッチング素
    子を前記コントロール配線に加えられた信号によってオ
    ンオフ制御可能なものとした表示パネルと、前記表示パネルに接続され、該表示パネルに水平映像信
    号を出力するソースドライバと、 映像信号発生装置からの元データの映像信号と同期信号
    とクロックとが入力されて前記ソースドライバに該ソー
    スドライバが出力する水平映像信号を前記表示パネルに
    出力したとき前記所定の水平画素数の水平映像信号が得
    られるようにサンプリングタイミング信号を与える水平
    映像信号制御回路とを具備してなり、 前記ソースドライバに、水平画素数が前記表示パネルの
    所定の水平画素数と異なる映像信号から得られる一組の
    映像信号を送る映像信号線と、前記水平映像信号制御回
    路に接続された制御線が接続され、 前記水平映像信号制御回路が、前記元データの映像信号
    の水平画素数と表示パネルの水平画素数とを比較して、
    元データの映像信号の水平画素数が表示パネルの水平画
    素数よりも小さい場合に、元データの映像信号の水平画
    素数を表示パネルの水平画素数よりも大きくなるように
    2つ以上に複製し、その複製値から表示パネルの水平画
    素数に合うように前記一組のサンプリングタイミング信
    号のクロックの間引き率を調整するものであり、かつ、
    元データの映像信号の水平画素数が表示パネルの水平画
    素数よりも大きい場合に、表示パネルの水平画素数に合
    うように前記一組のサンプリングタイミング信号のクロ
    ックの間引き率を調整するものであり、元データの映像
    信号の水平画素数が表示パネルの水平画素数と同じ場合
    に、元データの映像信号の水平画素数を1/2に間引く
    ものであり、 かつ、前記ソースドライバが前記表示パネルに出力する
    水平映像信号を合体したとき、前記所定の水平画素数の
    水平映像信号が得られるようにサンプリングタイミング
    信号を与えるものであり、 更に前記間引き率に合わせて前記元データの映像信号か
    ら間引くデータを前記表示パネルのライン毎に切り替え
    るものである ことを特徴とする画像表示装置の駆動回
    路。
  5. 【請求項5】 所定の水平画素数と垂直画素数とが各々
    設定された表示パネルであって、基板上にマトリックス
    状に複数のソース配線と複数のゲート配線とと設け
    、前記それぞれのソース配線の両側に該ソース配線の
    信号によって制御される画素電極前記複数のゲート配
    線のそれぞれに対応させて設けられ、前記各ソース配線
    から個々に3本の延長線を設けて3つの画素電極に信号
    を供給する方式の表示パネルと、 前記表示パネルに接続され、該表示パネルに水平映像信
    号を出力するソースドライバと、 映像信号発生装置からの元データの映像信号と同期信号
    とクロックとが入力されて前記ソースドライバに該ソー
    スドライバが出力する水平映像信号を前記表示パネルに
    出力したとき前記所定の水平画素数の水平映像信号が得
    られるようにサンプリングタイミング信号を与える水平
    映像信号制御回路とを具備してなり、 前記ソースドライバに、水平画素数が前記表示パネルの
    所定の水平画素数と異なる映像信号から得られる一組の
    映像信号を送る映像信号線と、前記水平映像信号制御回
    路に接続された制御線が接続され、 前記水平映像信号制御回路が、前記元データの映像信号
    の水平画素数と表示パネルの水平画素数とを比較して、
    元データの映像信号の水平画素数が表示パネルの水平画
    素数よりも小さい場合に、元データの映像信号の水平画
    素数を表示パネルの水平画素数よりも大きくなるように
    2つ以上に複製し、その複製値から表示パネルの水平画
    素数に合うように前記一組のサンプリングタイミング信
    号のクロックの間引き率を調整するものであり、かつ、
    元データの映像信号の水平画素数が表示パネルの水平画
    素数よりも大きい場合に、表示パネルの水平画素数に合
    うように前記一組のサンプリングタイミング信号のクロ
    ックの間引き率を調整するものであり、元データの映像
    信号の水平画素数が表示パネルの水平画素数と同じ場合
    に、元データの映像信号の水平画素数を1/2に間引く
    ものであり、 かつ、前記ソースドライバが前記表示パネルに出力する
    水平映像信号を合体したとき、前記所定の水平画素数の
    水平映像信号が得られるようにサンプリングタイミング
    信号を与えるものであり、 更に前記間引き率に合わせて前記元データの映像信号か
    ら間引くデータを前記表示パネルのライン毎に切り替え
    るものである ことを特徴とする画像表示装置の駆動回
    路。
  6. 【請求項6】 前記ソースドライバから前記表示パネル
    に奇数番目のデータと偶数番目のデータを表示パネルに
    送る際にフィールド単位で切り替え自在にされたことを
    特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の画像表
    示装置の駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記表示パネルが、マトリックス状に設
    けられたゲート配線およびソース配線と、前記ソース配
    線に平行に設けられ、隣接する前記ソース配線と前記ゲ
    ート配線の内の隣接する2本のゲート配線とによって画
    素を区画するコントロール配線と、 前記ゲート配線と
    前記ソース配線に接続され、前記ゲート配線に加えられ
    た駆動信号によってオンとなる前記画素毎に設けられた
    一のスイッチ素子と、 前記画素毎に設けられた前記一
    のスイッチ素子と前記画素毎に設けられた画素電極とに
    接続され、前記コントロール配線に加えられた信号によ
    ってオン/オフ制御され、前記一のスイッチ素子を介し
    て供給される前記ソース配線の信号を前記画素電極に印
    加する他のスイッチ素子とを具備してなることを特徴と
    する請求項4に記載の画像表示装置の駆動回路。
JP09504198A 1988-07-06 1998-04-07 画像表示装置の駆動回路および駆動方法 Expired - Lifetime JP3529617B2 (ja)

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