JP3529595B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3529595B2 JP20301197A JP20301197A JP3529595B2 JP 3529595 B2 JP3529595 B2 JP 3529595B2 JP 20301197 A JP20301197 A JP 20301197A JP 20301197 A JP20301197 A JP 20301197A JP 3529595 B2 JP3529595 B2 JP 3529595B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内熱交換器の
近傍に電気集塵器を設けた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内ユニットの空気吸込口から空気吹出
口にかけての通風路に電気集塵器、室内熱交換器、およ
び室内ファンを備えた空気調和機がある。電気集塵器
は、図10に概略を示すように、吸込空気をイオン化す
るイオン化部(複数枚の平行平板電極)1、このイオン
化部1を経た空気中の塵埃を集める集塵フィルタ(複数
枚の平行平板電極)2を備えるとともに、これらイオン
化部1および集塵フィルタ2に対する印加用の高電圧を
出力する高電圧部(図示しない)を備える。
【0003】室内ファン3の運転によって室内ユニット
の空気吸込口から室内空気が吸込まれることにより、図
示矢印で示すように、吸込空気がイオン化部1および集
塵フィルタ2を通って流れる。図11は、集塵フィルタ
2の平板電極における空気の流れを示したもので、平板
電極の長手方向と直交する方向(短手方向)の流れとな
っている。
【0004】高電圧部とイオン化部1および集塵フィル
タ2とは端子板を介して接続されており、端子板にはイ
オン化部1用の接続端子、集塵フィルタ2用の接続端
子、および GND端子が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の端子板は室内熱
交換器の近傍に存するが、その端子板と室内熱交換器と
の間に塵埃が入り込むことがある。端子板と室内熱交換
器との間に塵埃が入り込むと、その塵埃を通して、高圧
部と室内熱交換器との間が電気的に短絡(地絡)するこ
とがある。
【0006】実際に、高圧部と室内熱交換器とが短絡し
た場合には、室内熱交換器に取付けられている電子部品
(例えば熱交換器温度センサ)に高電圧がかかり、電子
部品が破損してしまう虞がある。
【0007】また、高圧部と室内熱交換器とが短絡する
と、ユーザ等が室内熱交換器に触れた場合に、感電する
虞がある。一方、電気集塵器の集塵フィルタには徐々に
塵埃が溜まり込み、そのままでは通風抵抗が増えて空調
に悪影響を及ぼしてしまう。このため、集塵フィルタを
定期的に取り外し、集塵フィルタを洗浄する必要があ
る。
【0008】ただし、洗浄によって濡れたままの集塵フ
ィルタが装着され、そのまま電気集塵器が運転される
と、集塵フィルタの各電極間に異常放電が生じたり、集
塵フィルタの各電極の寿命が短くなってしまう。
【0009】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、電気集塵器の集塵フィルタと
室内熱交換器とが塵埃を通して電気的に短絡した場合で
も、それによる電子部品の破損や感電事故等を未然に防
止し得る安全性にすぐれた空気調和機を提供することに
ある。
【0010】また、この発明目的は、濡れた状態の集
塵フィルタが装着された場合でも、集塵フィルタの異常
放電や寿命低下を回避して十分な安全と信頼を確保でき
る空気調和機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1)
の空気調和機は、室内ユニットの空気吸込口から空気吹
出口にかけての通風路に設置された電気集塵器、室内熱
交換器、および室内ファンと、電気集塵器の電気回路を
備えた空気調和機において、前記電気集塵器は、前記空
気吸込口と室内熱交換器との間に設けられ、高電圧を印
加して空気吸込口からの吸込空気をイオン化するイオン
化部と、高電圧を印加して前記イオン化部を経た空気中
の塵埃を集める集塵フィルタとを備え、 電気集塵器の
電気回路は、交流電源の電圧を直流電圧に変換する直流
回路と、この直流回路の出力を所定レベルの直流電圧に
変換し出力する電圧変換回路と、高圧トランスとこの高
圧トランスの一次側の通電路を開閉するための開閉スイ
ッチと高圧トランスの二次側に接続された出力電圧のモ
ニタ回路とこの電圧変換回路の出力電圧を複数段の高レ
ベルの交流電圧に変換して出力し、この出力される比較
的高めの高電圧を前記電気集塵器のイオン化部に印加
し、比較的低めの高電圧を前記電気集塵器の集塵フィル
タに印加するようにした高電圧ユニットと、前記電気集
塵器の高圧部と前記室内熱交換器との間の電気的な短絡
を検出する短絡検出手段と、前記電圧変換回路の出力電
圧により動作して、前記モニタ回路の出力および短絡検
出手段の信号が供給され、前記高電圧ユニットの開閉ス
イッチの開閉を制御するとともに、前記短絡検出手段が
短絡を検出したときに前記高電圧ユニットの開閉スイッ
チを開いて前記電気集塵器の運転を停止する制御手段を
有するコントロールユニットと、前記短絡検出手段が短
絡を検出したとき、その旨を表示する表示器と、を備え
ている。
【0012】第2の発明(請求項2)の空気調和機は、
第1の発明において、前記短絡検出手段は、室内熱交換
器とアースとの間に接続した電圧クランプ手段とを備
え、短絡時に電圧クランプ手段が作用することによる
記高電圧ユニットの出力異常をモニタ手段で捕らえるこ
とで短絡を検出する。
【0013】第3の発明(請求項3)の空気調和機は、
第1の発明において、短絡検出手段は、室内熱交換器と
アースとの間に生じる電圧を検出し、電圧検出時にそれ
を短絡として捕らえる。
【0014】第4の発明(請求項4)の空気調和機は、
第1の発明において、短絡検出手段は、上記高電圧ユニ
ットの入力電圧変動を検出し、入力電圧が所定値以下の
ときそれを短絡として捕らえる。
【0015】第5の発明(請求項5)の空気調和機は、
第1の発明において、まず、上記高電圧ユニットは、一
次側に第1コイルおよび第2コイルを有する高圧トラン
、およびこの高圧トランスの第1コイルに挿接され且
つ第2コイルに生じる電圧により作動するスイッチング
素子を備え、上記電圧変換回路の電圧を上記高圧トラン
スおよびスイッチング素子により昇圧して出力する。ま
た、短絡検出手段は、上記スイッチング素子を通して流
れる電流が所定値以上かどうか検出する電流検出手段を
備え、所定値以上のときそれを短絡として捕らえる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】
[1]以下、この発明の第1実施例について図面を参照
して説明する。図3において、11は室内ユニットで、
前面に空気吸込口12、前面下部に空気吹出口13、内
部の背面側に断熱材14を備え、空気吸込口12から空
気吹出口13にかけて通風路15を形成している。
【0020】通風路15には、塵埃除去用のフィルタ1
6、室内熱交換器17、室内ファン18、およびルーバ
19が順次設けられる。室内ファン18の運転により、
空気吸込口12から室内空気が吸込まれ、その吸込空気
がフィルタ16および室内熱交換器17を通り、さらに
ルーバ19を経て室内に吹出される。
【0021】この室内ユニット11において、フィルタ
16と室内熱交換器17との間に電気集塵器20が配設
される。電気集塵器20は、吸込空気をイオン化するイ
オン化部(複数枚の平行平板電極)21、このイオン化
部21を経た空気中の塵埃を集める集塵フィルタ(複数
枚の平行平板電極)22を備えるとともに、これらイオ
ン化部21および集塵フィルタ22に対し高電圧を印加
するための高電圧部として後述の高電圧ユニット50を
備える。
【0022】とくに、図4に示すように、イオン化部2
1は、複数枚の平板電極を室内ファン18の軸方向に沿
って所定間隔で平行に配列したもので、図9で紹介した
従来構成のものとは平板電極の配列方向が異なる。
【0023】集塵フィルタ22は、室内ユニット11に
対する着脱が自在で、またイオン化部21と同様に複数
枚の平板電極を室内ファン18の軸方向に沿って所定間
隔で平行に配列したもので、従来構成と同じである。
【0024】このイオン化部21および集塵フィルタ2
2の構成と室内ファン18の配置とにより、図4に矢印
で示すように、吸込空気は各平板電極の板面に沿って且
つ室内ファン18に向けて、斜め方向に流れる。
【0025】すなわち、図5に示すように、吸込空気
は、集塵フィルタ22の各平板電極の対角線方向に流
れ、各平板電極の相互間に生じる電界の中をなるべく長
い時間および長い距離をかけて通る。これにより、図6
に従来装置の性能曲線a1 と本発明の性能曲線a2 で示
すように、いずれの流速領域においても従来に比べて集
塵性能の向上が図れる。
【0026】薄形化対策として平板電極の短手方向の幅
が小さく設定された場合でも、斜め方向の空気流である
ことにより、空気流が電界中に存する時間と距離を極力
長くすることができ、高い集塵性能を維持することがで
きる。また、斜め方向の空気流であることにより、空気
吸込口12から室内ファン18にかけての通風抵抗が小
さくなり、図6に従来装置の損失曲線b1 と本発明の損
失曲線b2 で示すように、いずれの流速領域でも従来よ
り吸込空気の圧力損失が軽減されて運転効率が向上す
る。
【0027】電気集塵器20の電気回路を図1に示す。
商用交流電源30に、ダイオードブリッジ32および平
滑コンデンサ33からなる直流回路31が接続される。
この直流回路31の出力端に電圧変換回路40が接続さ
れる。
【0028】電圧変換回路40は、高圧トランス41
と、この高圧トランス41の一次側に接続されたスイッ
チング素子たとえばNPN型トランジスタ42と、高圧
トランス41の二次側に接続されたダイオード43と平
滑コンデンサ44の第1整流回路と、高圧トランス41
の二次側に接続されたダイオード45と平滑コンデンサ
46の第2整流回路(12V出力)と、高圧トランス41
の二次側に接続されたダイオード47と平滑コンデンサ
48の第3整流回路( 5V出力)とを備え、直流回路3
1の出力を複数段のレベルの直流電圧に変換し出力す
る。
【0029】この電圧変換回路40における各整流回路
の出力ラインは一方の側が共通のアースラインGND とな
っている。電圧変換回路40の第1整流回路の出力端
に、室内ファンモータ7Mおよび高圧ユニット50が接
続される。
【0030】高圧ユニット50は、一次側に第1コイル
および第2コイルを有する高圧トランス51と、この高
圧トランス51の第1コイルに挿接され且つ第2コイル
に生じる電圧により作動するスイッチング素子たとえば
NPN型トランジスタ52と、高圧トランス51の二次
側に接続されたモニタ回路53と、高圧トランス51の
一次側の通電路を開閉するための開閉スイッチ54とを
備え、後述のMCU(マイクロコントロールユニット)
70による制御によって開閉スイッチ54が閉じられて
いるとき、電圧変換回路40から供給される直流電圧を
複数段の高レベル( 4.5KVおよび 2.5KV)の交流電
圧に変換し出力する。
【0031】モニタ回路53は、当該高圧ユニット50
の出力電圧が定常レベルを維持しているかどうかモニタ
するとともに、集塵フィルタ22の装着の有無に連動す
るリードスイッチ61の状態をモニタするもので、高圧
ユニット50の出力電圧が定常レベルの場合およびリー
ドスイッチ61が集塵フィルタ22の装着有りを検知し
ている場合は−12Vの直流電圧を出力するが、出力電圧
が定常レベルを維持できない場合やリードスイッチ61
が装着無しを検知している場合は出力が零Vとなる。こ
のモニタ回路53の出力(モニタ結果)がカプラ62を
介して後述のMCU70に供給される。
【0032】高圧ユニット50から出力される 4.5KV
の高電圧は上記イオン化部21に印加される。高圧ユニ
ット50から出力される 2.5KVの高電圧は上記集塵フ
ィルタ22に印加される。
【0033】高圧ユニット50とイオン化部21および
集塵フィルタ22とは端子板23を介して接続される。
端子板23は、イオン化部21用の接続端子23a、集
塵フィルタ22用の接続端子23b、および GND端子2
3gを備えており、イオン化部21および集塵フィルタ
22が室内熱交換器17の近傍に位置するのに伴い、室
内熱交換器17に近い位置に配置される。
【0034】なお、室内熱交換器17および端子板23
の GND端子23gは地中埋込用のアース棒によってアー
ス接続されるが、このアース接続の処置はユーザの手作
業に依存しているため、実施されないことがある。
【0035】電圧変換回路40の第3整流回路( 5V出
力)の出力端に、制御部であるMCU70の電源端子が
接続されるとともに、電子部品である熱交換器温度セン
サ74が接続される。そして、MCU70に、受光器7
1、表示器73、熱交換器温度センサ74、室内ファン
モータ7M、および上記開閉スイッチ54が接続され
る。
【0036】受光器71は、リモートコントロール装置
(以下、リモコンと略称する)72から送出される赤外
線光を受光する。表示器73は、運転モード等の各種情
報を表示する。
【0037】熱交換器温度センサ74は、室内熱交換器
17に取付けられ、室内熱交換器17の温度を検知す
る。この検知温度データがMCU70に供給される。そ
して、室内熱交換器17と電圧変換回路40のアースラ
インGND との間に、電圧クランプ手段としてバリスタ8
0が接続される。バリスタ80は、室内熱交換器17と
アースラインGND との間に高電圧がかかったとき、その
高電圧を定常レベルより低い値にクランプする。
【0038】また、バリスタ80は、上記モニタ回路5
3と共に、高圧ユニット50と室内熱交換器17との間
の電気的な短絡を検出する短絡検出手段を構成してい
る。すなわち、高圧ユニット50と室内熱交換器17と
の間に短絡が生じると、バリスタ80のクランプ作用が
働いて高圧ユニット50の出力電圧が定常レベルを維持
できなくなり(低くなり)、その出力異常がモニタ回路
53で捕らえられる(モニタ回路53の出力が零Vとな
る)。
【0039】一方、MCU70は、主要な機能手段とし
て(1)(2)を備える。 (1)高圧ユニット50と室内熱交換器17との間に短
絡が生じてモニタ回路53の出力が零Vになったとき、
短絡異常の旨を表示器73で報知するとともに、開閉ス
イッチ54を開いて高圧ユニット50の作動を停止(つ
まり電気集塵器20の運転を停止)する制御手段。
【0040】(2)電気集塵器20に対する運転開始要
求があったとき、電気集塵器20を一定時間(例えば10
秒間)だけ運転して集塵フィルタ22の装着の有無(モ
ニタ回路53の出力が−12Vか零Vか)を検出し、集塵
フィルタ22の装着が無ければ(モニタ回路53の出力
が零V)、その旨を表示器73で報知するとともに、開
閉スイッチ54を開いて高圧ユニット50の作動を禁止
(つまり電気集塵器20の運転を禁止)し、その後、集
塵フィルタ22の装着が有れば(モニタ回路53の出力
が−12V)、室内ファン7を運転しそれから所定時間t
s後に開閉スイッチ54を閉じて高圧ユニット50の作
動を開始(つまり電気集塵器20の運転を開始)する制
御手段。
【0041】つぎに、上記の構成の作用を説明する。端
子板23と室内熱交換器17との間に塵埃が入り込み、
その端子板23と塵埃を通して、図1に破線で示すよう
に、高圧ユニット50と室内熱交換器17との間が電気
的に短絡(地絡)することがある。
【0042】短絡が生じた場合には、室内熱交換器17
に取付けられている熱交換器温度センサ74と電圧変換
回路40のアースラインGND との間に高電圧がかかり、
熱交換器温度センサ74が破損してしまう虞がある。ま
た、ユーザ等が室内熱交換器17に触れた場合に、感電
する虞がある。
【0043】しかし、短絡に際しては高電圧がバリスタ
80に加わり、高圧ユニット50の出力電圧が定常レベ
ルより低い値にクランプされる。高圧ユニット50の出
力電圧が定常レベルを維持できなくなると、その出力異
常がモニタ回路53で捕らえられ、モニタ回路53の出
力が零Vとなる。
【0044】モニタ回路53の出力が零Vになると、短
絡異常の旨が表示器73で表示されてユーザに報知され
るとともに、開閉スイッチ54が開かれて高圧ユニット
50の作動が停止され、電気集塵器20の運転が停止さ
れる。
【0045】こうして、電気集塵器20の運転が停止さ
れることにより、熱交換器温度センサ74の破損や感電
事故等が未然に防止され、安全である。また、ユーザ
は、表示器73の表示を見ることにより、短絡異常が生
じたことを容易に察知し、保守サービスを依頼するなど
の適切な処置をとることができる。
【0046】ところで、電気集塵器20の集塵フィルタ
22には徐々に塵埃が溜まり込み、そのままでは通風抵
抗が増えて空調に悪影響を及ぼしてしまう。このため、
集塵フィルタ22を定期的に取り外し、集塵フィルタ2
2を洗浄する必要がある。
【0047】ただし、従来技術の説明欄でも述べたよう
に、洗浄によって濡れたままの集塵フィルタ22が装着
され、そのまま電気集塵器20が運転されると、集塵フ
ィルタ22の各平板電極間に異常放電が生じたり、集塵
フィルタ22の各平板電極の寿命が短くなるという問題
がある。また、集塵フィルタ22が取り外されたまま電
気集塵器20が運転されると、当然ながら、集塵が不可
能となってしまう。
【0048】対策として、図2のフローチャートに示す
制御が実行される。まず、リモコン72で運転開始操作
がなされたとき(ステップ101 のYES )、電気集塵器2
0が一定時間(10秒間)だけ運転される(ステップ102
)。すなわち、一定時間(10秒間)だけ、開閉スイッ
チ54が閉じられて高圧ユニット50が作動する。室内
ファン7は運転されない。
【0049】ここでの電気集塵器20の一定時間(10秒
間)の運転は、高圧ユニット50を作動してリードスイ
ッチ61およびモニタ回路53を機能させ、集塵フィル
タ22の装着の有無を検出するためのものである。ま
た、一定時間(10秒間)は、集塵フィルタ22の装着の
有無を検出するために必要な最小限の時間であるととも
に、仮に水で濡れた状態の集塵フィルタ22が装着され
た場合でも集塵フィルタ22の各平板電極間に異常放電
が起こるに至らない時間である。
【0050】集塵フィルタ22の装着が無い場合、モニ
タ回路53の出力が零Vとなり、集塵フィルタ22の装
着が無く異常である旨が表示器73で表示されるととも
に(ステップ104 )、開閉スイッチ54が開かれて高圧
ユニット50の作動が禁止つまり電気集塵器20の運転
が禁止される(ステップ105 )。
【0051】ユーザは、表示器73の表示を見ることで
集塵フィルタ22の装着が無いことを察知し、集塵フィ
ルタ22を装着することができる。集塵フィルタ22が
装着されて、再度、リモコン72で運転開始操作がなさ
れると(ステップ101 のYES )、電気集塵器20が一定
時間(10秒間)だけ運転される(ステップ102 )。
【0052】この場合はモニタ回路53の出力が−12V
となり(ステップ103 のNO)、室内ファン7の運転が開
始され(ステップ106 )、同時にタイムカウントtが実
行される(ステップ107 )。
【0053】タイムカウントtが所定時間tsに達する
と(ステップ108 のYES )、開閉スイッチ54が閉じら
れ、高圧ユニット50の作動が開始される。これによ
り、イオン化部21および集塵フィルタ22に高電圧が
印加され、電気集塵器20の運転が開始される(ステッ
プ109 )。
【0054】所定時間tsは、水で濡れた状態の集塵フ
ィルタ22を室内ファン7の送風で乾燥させるのに必要
な時間である。このように、集塵フィルタ22が装着さ
れた状態での運転開始に際しては、先ず室内ファン7を
運転して集塵フィルタ22を乾燥させ、その後で初めて
電気集塵器20を運転させるので、仮に水で濡れた状態
の集塵フィルタ22が装着された場合でも集塵フィルタ
22の各平板電極間に異常放電が起こらない。ひいて
は、各平板電極の寿命低下を回避できる。
【0055】尚、上記図2の制御処理は、MCU70に
内臓のROMに記憶された制御プログラムにより実行さ
れる。 [2]この発明の第2実施例について図7により説明す
る。
【0056】ここでは、短絡検出手段の構成要素とし
て、バリスタ80に代わり、抵抗器81,82およびフ
ォトカプラ83からなる電圧検出手段が採用される。こ
の電圧検出手段は、室内熱交換器17とアースラインGN
D との間に生じる電圧を検出し、電圧検出時にそれを短
絡として捕らえるもので、次のように構成される。
【0057】室内熱交換器17と電圧変換回路40のア
ースラインGND との間に抵抗器81と抵抗器82の直列
回路が接続され、その抵抗器82と並列にフォトカプラ
83のフォトダイオード83aが接続される。さらに、
電圧変換回路40の第3整流回路( 5V出力)の正側出
力端にフォトカプラ83のフォトトランジスタ(NPN
型)83bのコレクタが接続され、フォトトランジスタ
83bのエミッタがMCU70に接続される。
【0058】その他の構成は第1実施例と同じである。
作用を説明する。高圧ユニット50と室内熱交換器17
との間が端子板23と塵埃を通して短絡した場合、高電
圧が抵抗器81,82に加わる。このとき、抵抗器82
に生じる電圧により、フォトカプラ83のフォトダイオ
ード83aが発光し、フォトトランジスタ83bがオン
する。
【0059】フォトトランジスタ83bがオンすると、
5Vの電圧信号が短絡検出信号としてMCU70に入力
される。これにより、短絡異常の旨が表示器73で表示
されてユーザに報知されるとともに、開閉スイッチ54
が開かれて高圧ユニット50の作動が停止され、電気集
塵器20の運転が停止される。
【0060】こうして電気集塵器20の運転が停止され
ることにより、熱交換器温度センサ74の破損や感電事
故等が未然に防止され、安全である。また、ユーザは、
表示器73の表示を見ることにより、短絡異常が生じた
ことを容易に察知し、保守サービスを依頼するなどの適
切な処置をとることができる。
【0061】集塵フィルタ22の装着の有無に応じた制
御および作用効果については第1実施例と同じである。 [3]この発明の第3実施例について図8により説明す
る。
【0062】ここでは、短絡検出手段の構成要素とし
て、抵抗器91,92、比較器93、および基準電圧源
94からなる電圧検出手段が採用される。この電圧検出
手段は、高圧ユニット50の入力電圧変動を検出し、入
力電圧が所定値以下のときそれを短絡として捕らえるも
ので、次のように構成される。
【0063】電圧変換回路40の第1整流回路の出力端
に抵抗器91と抵抗器92の直列回路が接続され、その
抵抗器92に生じる電圧が比較器93の非反転入力端
(+)に供給される。比較器93の反転入力端(−)に
は基準電圧源94から基準電圧が供給される。
【0064】比較器93は、抵抗器92に生じる電圧が
基準電圧以上の場合は高レベルの電圧信号を出力し、抵
抗器92に生じる電圧が基準電圧より低くなると低レベ
ルの電圧信号を出力する。この出力がMCU70に供給
される。
【0065】その他の構成は第1実施例と同じである。
作用を説明する。高圧ユニット50と室内熱交換器17
との間が端子板23と塵埃を通して短絡した場合、高圧
ユニット50の入力電圧が低下する。このとき、比較器
93の出力が低レベルとなり、それが短絡検出信号とし
てMCU70に入力される。これにより、短絡異常の旨
が表示器73で表示されてユーザに報知されるととも
に、開閉スイッチ54が開かれて高圧ユニット50の作
動が停止され、電気集塵器20の運転が停止される。
【0066】こうして電気集塵器20の運転が停止され
ることにより、熱交換器温度センサ74の破損や感電事
故等が未然に防止され、安全である。また、ユーザは、
表示器73の表示を見ることにより、短絡異常が生じた
ことを容易に察知し、保守サービスを依頼するなどの適
切な処置をとることができる。
【0067】集塵フィルタ22の装着の有無に応じた制
御および作用効果については第1実施例と同じである。 [4]この発明の第4実施例について図9により説明す
る。
【0068】ここでは、短絡検出手段の構成要素とし
て、抵抗器55およびNPN型トランジスタ56からな
る電流検出手段が高圧ユニット50に設けられる。この
電流検出手段は、トランジスタ52のコレクタ・エミッ
タ間を通して流れる電流が所定値以上かどうか検出し、
所定値以上のときそれを短絡として捕らえるもので、次
のように構成される。
【0069】高圧ユニット50におけるトランジスタ5
2のエミッタとアースラインGND との間に抵抗器55が
接続される。さらに、トランジスタ52のベースとアー
スラインGND との間にトランジスタ56のコレクタ・エ
ミッタ間が接続され、抵抗器55に生じる電圧がトラン
ジスタ56のベース・エミッタ間に印加される。
【0070】なお、この電流検出手段において、トラン
ジスタ56は、短絡を捕らえた時に当該高圧ユニット5
0の作動を停止する制御手段を兼ねている。その他の構
成は第1実施例と同じである。
【0071】作用を説明する。高圧ユニット50と室内
熱交換器17との間が端子板23と塵埃を通して短絡し
た場合、高圧ユニット50の一次側コイルに流れる電
流、つまりトランジスタ52のコレクタ・エミッタ間を
通して流れる電流が増大する。この電流の増大に伴い、
抵抗55に生じる電圧が上昇し、トランジスタ56がオ
ンする。
【0072】トランジスタ56がオンすると、トランジ
スタ52のオン,オフ作動が強制的に停止される。これ
により、高圧ユニット50の作動が停止され、電気集塵
器20の運転が停止される。
【0073】こうして電気集塵器20の運転が停止され
ることにより、熱交換器温度センサ74の破損や感電事
故等が未然に防止され、安全である。また、ユーザは、
表示器73の表示を見ることにより、短絡異常が生じた
ことを容易に察知し、保守サービスを依頼するなどの適
切な処置をとることができる。
【0074】集塵フィルタ22の装着の有無に応じた制
御および作用効果については第1実施例と同じである。 [5]なお、上記各実施例では、高圧ユニット50と室
内熱交換器17との間が端子板23と塵埃を通して短絡
する場合を例に説明したが、端子板23を介さない場合
もあり、要は塵埃を通して短絡する全ての例が対象とな
る。その他、この発明は上記各実施例に限定されるもの
ではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能であ
る。
【0075】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、電
気集塵器の高圧部と室内熱交換器との間の電気的な短絡
を検出し、検出時にはその旨を報知するかまたは電気集
塵器の運転を停止する構成としたので、電気集塵器の集
塵フィルタと室内熱交換器とが塵埃を通して電気的に短
絡した場合でも、それによる電子部品の破損や感電事故
等を未然に防止し得る安全性にすぐれた空気調和機を提
供できる。
【0076】また、この発明によれば、集塵フィルタの
装着が無ければその旨を報知して電気集塵器の運転を禁
止し、集塵フィルタの装着が有れば室内ファンを運転し
て所定時間後に電気集塵器の運転を開始する構成とした
ので、濡れた状態の集塵フィルタが装着された場合で
も、集塵フィルタの異常放電や寿命低下を回避して十分
な安全と信頼を確保できる空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における電気集塵器の電気回路の構
成を示す図。
【図2】各実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図3】各実施例における室内ユニットの内部構成を示
す図。
【図4】図3における要部の構成を示す斜視図。
【図5】図4における集塵フィルタ中の空気の流れを示
す図。
【図6】各実施例の電気集塵器における吸込空気の流
速、集塵性能、吸込空気の圧力損失を示す図。
【図7】第2実施例における電気集塵器の電気回路の構
成を示す図。
【図8】第3実施例における電気集塵器の電気回路の構
成を示す図。
【図9】第4実施例における電気集塵器の電気回路の要
部の構成を示す図。
【図10】従来の電気集塵器の要部の構成を示す斜視
図。
【図11】図10における集塵フィルタ中の空気の流れ
を示す図。
【符号の説明】
11…室内ユニット 12…空気吸込口 13…空気吹出口 17…室内熱交換器 18…室内ファン 20…電気集塵器 21…イオン化部 22…集塵フィルタ 40…電圧変換回路 50…高圧ユニット 70…MCU 80…バリスタ(電圧クランプ手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−192524(JP,A) 特開 平8−65883(JP,A) 特開 平5−154410(JP,A) 特開 昭53−2765(JP,A) 特開 平7−241028(JP,A) 特開 昭49−72645(JP,A) 特開 平2−287028(JP,A) 実開 昭56−163225(JP,U) 実開 昭63−16722(JP,U) 実開 昭61−141989(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットの空気吸込口から空気吹出
    口にかけての通風路に設置された電気集塵器、室内熱交
    換器、および室内ファンと、電気集塵器の電気回路を備
    えた空気調和機において、 前記電気集塵器は、前記空気吸込口と室内熱交換器との
    間に設けられ、高電圧を印加して空気吸込口からの吸込
    空気をイオン化するイオン化部と、高電圧を印加して前
    記イオン化部を経た空気中の塵埃を集める集塵フィルタ
    とを備え、 電気集塵器の電気回路は、交流電源の電圧を直流電圧に
    変換する直流回路と、この直流回路の出力を所定レベル
    の直流電圧に変換し出力する電圧変換回路と、高圧トラ
    ンスとこの高圧トランスの一次側の通電路を開閉するた
    めの開閉スイッチと高圧トランスの二次側に接続された
    出力電圧のモニタ回路とこの電圧変換回路の出力電圧を
    複数段の高レベルの交流電圧に変換して出力し、この出
    力される比較的高めの高電圧を前記電気集塵器のイオン
    化部に印加し、比較的低めの高電圧を前記電気集塵器の
    集塵フィルタに印加するようにした高電圧ユニットと、
    前記電気集塵器の高圧部と前記室内熱交換器との間の電
    気的な短絡を検出する短絡検出手段と、前記電圧変換回
    路の出力電圧により動作して、前記モニタ回路の出力お
    よび短絡検出手段の信号が供給され、前記高電圧ユニッ
    トの開閉スイッチの開閉を制御するとともに、前記短絡
    検出手段が短絡を検出したときに前記高電圧ユニットの
    開閉スイッチを開いて前記電気集塵器の運転を停止する
    制御手段を有するコントロールユニットと、前記短絡検
    出手段が短絡を検出したとき、その旨を表示する表示器
    と、 を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和機において、前記短絡検出手段は、室内熱交換器とアースとの間に接
    続した電圧クランプ手段とを備え、 短絡時に電圧クラン
    プ手段が作用することによる前記高電圧ユニットの出力
    異常をモニタ手段にて捕らえることを特徴とする空気調
    和機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の空気調和機において、 前記短絡検出手段は、室内熱交換器とアースとの間に生
    じる電圧を検出する電圧検出手段を備え、電圧検出時に
    それを短絡として捕らえることを特徴とする空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の空気調和機において、 前記短絡検出手段は、前記高電圧ユニットの入力電圧変
    動を検出する電圧検出手段を備え、入力電圧が所定値以
    下のときそれを短絡として捕らえることを特徴とする空
    気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の空気調和機において、 前記高電圧ユニットは、一次側に第1コイルおよび第2
    コイルを有する高圧トランス、およびこの高圧トランス
    の第1コイルに挿接され且つ第2コイルに生じる電圧に
    より作動するスイッチング素子を備え、前記電圧変換回
    路の出力電圧を前記高圧トランスおよび前記スイッチン
    グ素子により昇圧して出力する、 前記短絡検出手段は、前記スイッチング素子を通して流
    れる電流が所定値以上かどうか検出する電流検出手段を
    備え、所定値以上のときそれを短絡として捕らえる、 ことを特徴とする空気調和機。
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