JP3529002B2 - 搬送用電車の走行制御装置 - Google Patents
搬送用電車の走行制御装置Info
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Description
さおきに区切るように設定した各小区間に搬送用電車が
2台入らないように制御する区間制御を行うための搬送
用電車の走行制御装置に関するものである。
一定距離以内の先行電車を光学的に検出する距離センサ
ーを利用して電車どうしの追突防止制御を行うことがで
きないカーブ経路部分での電車どうしの追突防止のため
や、直線経路部分であってもガイドレールに作用する荷
重を分散させるために車間距離が一定以下に狭まるのを
防止するためなどに活用されている。
行制御装置としては、例えば特開平1−238402号
公報に開示されているものが知られている。即ち、図7
に示すように、区間制御を行う各小区間Zごとに分割さ
れた第一と第二の2本の信号線1a,1bを走行経路に
沿って並設し、各第一信号線1aは次の小区間の第二信
号線1bとジャンパー線2により接続し、搬送用電車3
には、前記走行経路に沿って架設され且つ電圧が印荷さ
れた2本の電源線、例えば3相交流のR相とS相に摺接
する第一電源トロリー4Rと第二電源トロリー4S、前
記第一信号線1aに摺接する第一信号トロリー5aと前
記第二信号線1bに摺接する第二信号トロリー5b、及
び前記第一電源トロリー4Rと第一信号トロリー5aと
の間に介装された先行電車確認リレー6を設けるととも
に、前記第二電源トロリー4Sと第二信号トロリー5b
とを接続(前記公知例では後進時の先行電車確認リレー
を介装しているが、前進のみを考えると不要)して成
る、搬送用電車の走行制御装置が知られている。
ば、1つの小区間Z内に搬送用電車3が在席している
と、当該電車3の第二電源トロリー4Sと第二信号トロ
リー5bを介して当該小区間Zの第二信号線1bに電源
線のS相が印荷されているので、直後の小区間の第一信
号線1aが電源線のS相に印荷されている。従って、こ
の電車在席小区間の直後の小区間に後続電車が進入する
と、当該後続電車の第一電源トロリー4R(電源線のR
相が印荷されている)と第一信号トロリー5aとの間に
介装された先行電車確認リレー6に電圧が印荷され、励
磁されるので、この先行電車確認リレー6の励磁動作に
基づいて当該後続電車を自動停止させることができる。
そして、直前の小区間内の電車が次の小区間に移ること
により、前記後続電車が在席する小区間の第一信号線1
aに電源のS相が印荷されなくなるので前記先行電車確
認リレー6が消磁し、これに基づいて当該後続電車を自
動発進させることができる。
送用電車の走行制御装置においても、各小区間に2台の
搬送用電車が入るのを防止するように各電車の走行を制
御することはできるが、次のような問題点があった。即
ち、2台の電車が連なって1つの小区間に進入したと
き、停止している電車を手で押したために次の電車在席
小区間に当該手押し電車が進入してしまったとき、停止
制御される電車の慣性走行距離が長くなって次の電車在
席小区間内に入って停止したようなときなど、何らかの
原因で1つの小区間内に電車が2台入ってしまったよう
なとき、後ろ側の電車を停止させて前の電車のみを走行
させて車間距離を広げるような制御ができないので、カ
ーブ経路において前後の電車どうしが接触する事故が生
じる。
のみ前記第一及び第二信号線1a,1bを並設する必要
があり、ガイドレールに第一及び第二両信号線1a,1
bを電源線とともに敷設した同一のレールユニットを使
用して走行経路全体を構成することができないばかりで
なく、信号線のない走行経路部分には信号トロリーの円
滑な移動を確保するためのダミー線の敷設など、特別な
処置を講じる必要も生じるので、設備全体がコスト高に
なる。
来の問題点を解消し得る搬送用電車の走行制御装置を提
供することを目的とするものであって、その手段を後述
する実施形態の参照符号を付して示すと、制御区間19
と非制御区間20とを有する走行経路の内、少なくとも
制御区間19に沿って、第一と第二の2本の信号線X,
Yが架設され、前記制御区間19はさらに複数の小区間
19a〜19cに分割され、前記第一と第二の2本の信
号線X,Yは、前記各小区間ごとに分割されるととも
に、各第一信号線Xa,Xbは次の小区間の第二信号線
Yb,Ycと接続され、前記各小区間19a〜19cの
入口には制御開始指令用マーカー22a〜22cが配設
され、前記各小区間19a〜19cの出口には制御終了
指令用マーカー23a〜23cが配設され、前記走行経
路に沿って自走する搬送用電車10には、前記各マーカ
ーの検出器17、前記走行経路に沿って架設され且つ電
圧が印荷された2本の電源線R,Sに摺接する第一電源
トロリー15Rと第二電源トロリー15S、前記第一信
号線Xに摺接する第一信号トロリー16Xと前記第二信
号線Yに摺接する第二信号トロリー16Y、前記第一信
号トロリー16Xと第一電源トロリー15Rの間に介装
された制御リレーCR1、前記第一信号トロリー16X
と第二電源トロリー15Sの間に介装された第一常開接
点(リレーCR2のb接点)、前記第二信号トロリー1
6Yと第二電源トロリー15Sの間に介装された第二常
開接点(リレーCR3のb接点)、及び制御装置18が
設けられ、当該制御装置18は、前記マーカー検出器1
7が制御開始指令用マーカー22a〜22cを検出した
後、 前記第二常開接点(リレーCR3のb接点)を閉じ
る、 前記制御リレーCR1が励磁されていれば搬送用電
車10を停止させ、 前記制御リレーCR1が非励磁であれば第一常開接
点(リレーCR2のb接点)を閉じるとともに、停止中
であれば走行開始させる 区間制御を開始し、前記マーカー検出器17が制御終了
指令用マーカー23a〜23cを検出したときには、前
記第一常開接点(リレーCR2のb接点)及び第二常開
接点(リレーCR3のb接点)を開路状態に復帰させて
前記区間制御を終了させる構成となっている。
記小区間19a,19bの出口側の制御終了指令用マー
カー23a,23bと当該小区間出口に隣接する小区間
19b,19cの入口側の制御開始指令用マーカー22
b,22cとを1つのマーカー25b,25cで兼用さ
せ、当該兼用マーカー25b,25cをマーカー検出器
17が検出したときに、前記区間制御を一旦終了させた
後に再開させるように構成することができる。
付図に基づいて説明すると、図1において、10はガイ
ドレール11に案内されて自走する搬送用電車であっ
て、当該搬送用電車10の走行経路には、3相交流電源
に接続された電源線R,S,Tと2本の信号線X,Yと
が走行経路と平行に架設されている。前記搬送用電車1
0には、モーター12により駆動される駆動車輪13、
前記モーター12を制御するモーターコントローラー1
4、各電源線R〜Tに摺接する電源トロリー15R〜1
5T、各信号線X,Yに摺接する信号トロリー16X,
16Y、マーカー検出器17、及び制御装置18が搭載
されている。
行う制御区間19と、直線経路などの非制御区間20と
に分割されるとともに、前記制御区間19はさらに複数
の小区間19a〜19cに分割され、前記2本の信号線
X,Yは、前記各小区間19a〜19cごとに分割され
るとともに、各信号線Xa〜Xcの内、最終段の小区間
19cを除く各小区間19a,19bの信号線Xa,X
bは次の小区間19b,19cの信号線Yb,Ycにジ
ャンパー線21で接続され、前記各小区間19a〜19
cの入口には制御開始指令用マーカー22a〜22cが
配設され、前記各小区間19a〜19cの出口には制御
終了指令用マーカー23a〜23cが配設されている。
御リレーCR1〜CR5と指令内容判別手段24とを備
えている。以下、具体的に説明すると、前記信号トロリ
ー16Xと電源トロリー15Rの間にはリレーCR1が
介装され、前記信号トロリー16Xと電源トロリー15
Sの間にはリレーCR2のb接点が介装され、前記信号
トロリー16Yと電源トロリー15Sの間にはリレーC
R3のb接点が介装されている。
17が走行経路側の各制御開始指令用マーカー22a〜
22c及び制御終了指令用マーカー23a〜23cを検
出したときの検出信号に基づき区間制御開始指令または
区間制御終了指令を出力するものである。この指令内容
判別手段24は、各マーカー22a〜23cが区間制御
開始指令または区間制御終了指令にそれぞれ固有のコー
ド板であるときは、マーカー検出器17の検出コードに
基づいて区間制御開始指令または区間制御終了指令を出
力し、各マーカー22a〜23cがそれぞれ同一のマグ
ネットや磁性板などでマーカー検出器17がこれらマー
カーの存在を検出するセンサーであるときは、マーカー
検出器17の検出信号を計数し、その計数値と予め設定
記憶された設定値とを比較演算した結果に基づいて区間
制御開始指令または区間制御終了指令を出力する。
4から区間制御開始指令が出力されることにより励磁さ
れるとともに区間制御終了指令が出力されることにより
消磁するリレーであり、リレーCR5は、リレーCR4
のa接点、リレーCR1のa接点、及びリレーCR2の
a接点が直列に接続された走行禁止リレーであり、この
リレーCR5の励磁により搬送用電車10は停止せしめ
られる。
チャートに基づいて説明すると、リレーCR2,CR3
を励磁(オン)し、リレーCR4を消磁(オフ)した初
期状態で搬送用電車10の走行を開始させる。しかして
非制御区間20においては、搬送用電車10は区間制御
以外の走行制御方法により制御されて走行経路上を自走
することになる。即ち、電源線R〜Tから各電源トロリ
ー15R〜15Tを経由して供給される電力によりモー
ター12が稼働され、駆動車輪13が回転駆動されて搬
送用電車10がガイドレール11に沿って自走し、この
ときの変速制御や停止制御は、制御装置18が従来から
具備する機能によりモーターコントローラー14を制御
することにより従来と同様に行われる。
20を走行するときは、リレーCR2,CR3のb接点
は開いているので、リレーCR1が電源トロリー15
R,15Sを介して電源線R,S間の電圧を受けて励磁
されることはない。換言すれば、リレーCR2,CR3
のb接点は、区間制御を行わない状況では常開接点とな
っている。従って非制御区間20では、搬送用電車10
側の回路により信号線X,Yが電源線R,Sに接続され
ることはない。
区間19a及び次の小区間19b内に先行電車が在席し
ていない状況で、搬送用電車10Aが制御区間19の先
頭小区間19aに進入すると、マーカー検出器17が制
御開始指令用マーカー22aを検出して指令内容判別手
段24から区間制御開始指令が出力され、リレーCR3
が消磁されるとともにリレーCR4が励磁されて、区間
制御が開始される。このとき、当該先頭小区間19a内
の信号線Xaと電源線Rとの間は無電圧であるからリレ
ーCR1は励磁されない。従って、制御装置18はモー
ターコントローラー14を介してモーター12を減速制
御し、当該搬送用電車10Aを予め設定された中速度に
減速して走行させると同時に、リレーCR2を消磁させ
る。この結果、開いていたリレーCR2のb接点が閉じ
て電源線Sと小区間19aの信号線Xaとが接続され、
当該信号線Xaに電源のS相が印荷される。
区間19a内に搬送用電車10Aが在席している状態で
後続電車10Bが当該小区間19aに進入すると、当該
後続電車10Bは先行電車10Aと同様に区間制御に切
り換えられるが、このとき先行電車10AのリレーCR
2のb接点により当該小区間19aの信号線Xaに電源
のS相が印荷されているので、この後続電車10Bのリ
レーCR1に電源のR相とS相との間の電圧が印荷され
て励磁されるので、制御装置18はモーターコントロー
ラー14を介してモーター12を停止制御し、当該後続
電車10Bが停止する。即ち、仮に後続電車10Bが高
速で小区間19aに進入しても、同一小区間19a内を
中速で走行している先行電車10Aに前記後続電車10
Bが追突する恐れはない。
過するとき、マーカー検出器17が制御終了指令用マー
カー23aを検出して指令内容判別手段24から区間制
御終了指令が出力され、リレーCR2,CR3を励磁
し、リレーCR4を消磁した初期状態に戻されて区間制
御が終了するが、続いて当該先行電車10Aが次の小区
間19bに進入し、マーカー検出器17が制御開始指令
用マーカー22aを検出して指令内容判別手段24から
区間制御開始指令が出力されるので、再びリレーCR3
が消磁されるとともにリレーCR4が励磁されて、上記
の減速走行による区間制御が再開される。従って、当該
先行電車10Aは減速状態のまま次の小区間19b内を
走行することになる。
小区間19b内に移っても、当該先行電車10Aのリレ
ーCR3が励磁してそのb接点が閉じているため、電源
のS相と当該小区間19bの信号線Ybとが接続され、
当該信号線Ybとジャンパー線21とを介して手前の後
続電車10Bが在席している小区間19aの信号線Xa
に電源のS相が印荷されているので、当該後続電車10
BのリレーCR1は、先行電車10Aが同一小区間19
a内に在席していたときと同様の励磁状態に維持され、
停止状態をそのまま継続する。
Aが小区間19bから次の小区間19cに移ると、後続
電車10Bが在席している小区間19aの信号線Xaと
電源線Sとは切り離されるので、当該小区間19aの後
続電車10BのリレーCR1は消磁され、制御装置18
はモーターコントローラー14を介してモーター12を
駆動し、停止していた当該後続電車10Bが中速で走行
することになる。同時に、当該後続電車10Bのリレー
CR2が消磁されてそのb接点が閉じるので、当該後続
電車10Bが在席している小区間19aの信号線Xaに
電源のS相が印荷され、後続の搬送用電車10が同一小
区間19aに進入してきたときに、図5において説明し
た制御により当該後続の搬送用電車10を自動停止させ
ることができる。
開始した上記後続電車10Bにおいて、リレーCR2が
消磁してそのb接点が閉じることによりリレーCR1に
電源線R,S間の電圧が直接印荷され、当該リレーCR
1が励磁することになるが、走行禁止リレーCR5の励
磁回路中のリレーCR2のa接点が開いているので、区
間制御の開始により励磁しているリレーCR4のa接点
と前記リレーCR1のa接点が閉じても走行禁止リレー
CR5が励磁することはない。即ち、リレーCR1が自
車の回路によって励磁されることはない。
区間19bに移るとき、あるいは小区間19bから小区
間19cに移るときは、小区間19aから小区間19b
に移る先行電車10Aを例にとって説明した通り、一旦
リレーCR2,CR3を励磁し、リレーCR4を消磁し
た初期状態に戻されて区間制御が終了した後、リレーC
R3が消磁し、リレーCR4が励磁されて区間制御が再
開され、同一区間または次の区間に搬送用電車10が在
席しているか否かをリレーCR1においてチェックし、
リレーCR1が励磁されていないときのみリレーCR2
を消磁することになる。従って、仮に最終小区間19c
において先行電車10Aが何らかの理由により停止して
いる場合や、当該先行電車10Aが最終小区間19cか
ら非制御区間20へ進出する前に後続電車10Bが小区
間19bに進入した場合には、先に説明した区間制御に
より、後続電車10Bは小区間19bに進入した直後に
リレーCR1の励磁により停止制御され、自動停止する
ことになる。
出する搬送用電車10は、マーカー検出器17が最終小
区間19cの出口の制御終了指令用マーカー23aを検
出して指令内容判別手段24から区間制御終了指令が出
力されたままであるから、リレーCR2,CR3を励磁
し、リレーCR4を消磁した初期状態に戻されて区間制
御が終了し、通常走行状態(高速走行状態)に戻されて
走行を継続する。
搬送用電車10が各小区間19aから小区間19bに移
るとき、あるいは小区間19bから小区間19cに移る
とき、各搬送用電車10は区間制御の終了により一旦通
常走行状態に戻された後、再度減速走行状態に切り換え
られることになるが、実際には、制御終了指令用マーカ
ー23aまたは23bと制御開始指令用マーカー22b
または22cとが連続するように配設されるので、搬送
用電車10の走行速度が通常速度に戻った後に減速され
るのではなく、区間制御時の減速状態のまま走行を継続
する状態になる。
用マーカー23a〜23cを検出した後、設定時間内に
制御開始指令用マーカー22b,22cを検出しないと
きのみ搬送用電車10の走行速度を通常速度に復帰させ
るように制御することもできるし、最終小区間19cの
出口の制御終了指令用マーカー23cをマーカー検出器
17が検出したときのみ、通常走行状態に戻す制御を行
わせるように制御装置18を構成することもできる。
19a,19bの出口側の制御終了指令用マーカー23
a,23bと当該小区間19a,19bの出口に隣接す
る小区間19b,19cの入口側の制御開始指令用マー
カー22b,22cとを、それぞれ1つのマーカー25
b,25cで兼用させ、当該兼用マーカー25b,25
cをマーカー検出器17が検出したときに、前記区間制
御を一旦終了させた後に再開させるように構成すること
もできる。
制御装置は、制御区間をさらに複数に分割した各小区間
において、直前の小区間が空いているときのみ搬送用電
車を走行させて、1つの小区間内に2台の搬送用電車が
入ってしまうのを確実に防止することのできる区間制御
を行わせることができるものであるが、特に本発明装置
の構成によれば、何らかの原因で1つの小区間内に2台
の搬送用電車が入ってしまった場合でも、後ろ側の電車
を自動停止させて前側の電車のみを走行させることによ
り車間距離を広げて、本来の区間制御状態に戻すことが
できる。
も制御区間と同様に2本の信号線を架設してあっても、
制御開始指令用マーカーと制御終了指令用マーカーの利
用により、制御区間でのみ区間制御を実行させることが
できるので、ガイドレールに2本の信号線を電源線とと
もに敷設した同一のレールユニットを使用して走行経路
全体を構成することが可能であり、非制御区間の走行経
路部分に信号トロリーの円滑な移動を確保するためのダ
ミー線の敷設など、特別な処置を講じる必要がなくな
り、設備全体のコストダウンを図ることができる。
御区間における各小区間の境界部に2つのマーカーを配
設する必要がなくなり、コストダウンを図ることができ
る。
ャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】制御区間と非制御区間とを有する走行経路
の内、少なくとも制御区間に沿って、第一と第二の2本
の信号線が架設され、前記制御区間はさらに複数の小区
間に分割され、前記第一と第二の2本の信号線は、前記
各小区間ごとに分割されるとともに、各第一信号線は次
の小区間の第二信号線と接続され、前記各小区間の入口
には制御開始指令用マーカーが配設され、前記各小区間
の出口には制御終了指令用マーカーが配設され、 前記走行経路に沿って自走する搬送用電車には、前記各
マーカーの検出器、前記走行経路に沿って架設され且つ
電圧が印荷された2本の電源線に摺接する第一電源トロ
リーと第二電源トロリー、前記第一信号線に摺接する第
一信号トロリーと前記第二信号線に摺接する第二信号ト
ロリー、前記第一信号トロリーと第一電源トロリーの間
に介装された制御リレー、前記第一信号トロリーと第二
電源トロリーの間に介装された第一常開接点、前記第二
信号トロリーと第二電源トロリーの間に介装された第二
常開接点、及び制御装置が設けられ、当該制御装置は、
前記マーカー検出器が制御開始指令用マーカーを検出し
た後、 前記第二常開接点を閉じる、 前記制御リレーが励磁されていれば搬送用電車を停
止させ、 前記制御リレーが非励磁であれば第一常開接点を閉
じるとともに、停止中であれば走行開始させる 区間制御を開始し、前記マーカー検出器が制御終了指令
用マーカーを検出したときには、前記第一常開接点及び
第二常開接点を開路状態に復帰させて前記区間制御を終
了させる、搬送用電車の走行制御装置。 - 【請求項2】前記小区間の出口側の制御終了指令用マー
カーと当該小区間出口に隣接する小区間の入口側の制御
開始指令用マーカーとを1つのマーカーで兼用させ、当
該兼用マーカーをマーカー検出器が検出したときに、前
記区間制御を一旦終了させた後に再開させるようにし
た、請求項1に記載の搬送用電車の走行制御装置。
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1996
- 1996-04-19 JP JP09884096A patent/JP3529002B2/ja not_active Expired - Fee Related
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