JP3528627B2 - 中間階免震建物のエレベータ構造 - Google Patents

中間階免震建物のエレベータ構造

Info

Publication number
JP3528627B2
JP3528627B2 JP29060598A JP29060598A JP3528627B2 JP 3528627 B2 JP3528627 B2 JP 3528627B2 JP 29060598 A JP29060598 A JP 29060598A JP 29060598 A JP29060598 A JP 29060598A JP 3528627 B2 JP3528627 B2 JP 3528627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
displacement
seismic isolation
frame
dispersion frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29060598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000118905A (ja
Inventor
彰 寺村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP29060598A priority Critical patent/JP3528627B2/ja
Publication of JP2000118905A publication Critical patent/JP2000118905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3528627B2 publication Critical patent/JP3528627B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/028Guideways; Guides with earthquake protection devices

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、建物の中間階に免
震装置を介在させ、この免震装置より上層の上部構造物
を下層の下部構造物上に免震支持させた中間階免震建物
に設置するエレベータ構造の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】中高層建物において、その中間階に水平
方向に柔らかい積層ゴムなどからなる免震装置を介在さ
せて、この免震装置より上層の上部構造物を低層の下部
構造物上に免震支持すると、免震した上部構造物ばかり
でなく、下部構造物に対するせん断力、転倒モーメント
等の地震力も低減させることができることから、近年こ
のような構成でなる中間階免震建物の施工が行われるよ
うになってきている。 【0003】ところで、この種の中間階免震建物では、
地震などの水平力が入力されると上部構造物と下部構造
物との間に大きな水平方向の相対変位が生ずる。ここ
で、上・下の構造物間を繋ぐエレベータがあると、当該
エレベータの昇降路が免震装置を介在させた免震階で上
下に切断されてしまう。 【0004】そこで、このような中間階免震建物のエレ
ベータとして、図8と図9とに示すように、免震装置2
が介在された免震階を挟んでそのエレベータシャフト4
内に、上下の複数階に亘って延びる支柱6とこれら支柱
6を矩形状に繋ぐ支柱連結梁8とからなるフレキシブル
なかご状の変位分散枠10を設け、この変位分散枠10
の上下両端部をそれぞれ上部構造物12と下部構造物1
4とに固定係止させるとともに、当該変位分散枠10に
エレベータ搬器16やカウンターウェイト18のガイド
レール20等を取り付けて昇降路22を形成し、上部構
造物12と下部構造物14との間に生じる数十cmに及
ぶ水平方向の相対変位δを、その複数階に亘る変位分散
枠10の弾性変形により上下方向に緩やかに分散吸収し
て昇降路22の切断を防ぐようにしたものが公知になっ
ている(特開平10−88846号公報、特開平10−
88847号公報等参照)。 【0005】そして、上記の様な変位分散枠10を使用
する場合、当該変位分散枠10が設置される階のエレベ
ータシャフト4周りの床24は、その変位分散枠10の
水平方向への相対変位を見越してこれらが相互に干渉し
合わないように、変位分散枠10に対して数10cmの
クリアランスをあけて後退形成し、変位分散枠10に取
り付けられた乗降口の階床戸部分にはそのクリアランス
部を覆って2方向の変位追従機構を備えた渡り板を掛け
渡すようにしている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、60年以上
の再現期間があるレベル2(40〜50カイン以上)の
強震動の地震が発生すると、下部構造物14と上部構造
物12とには50cm以上にも達する水平方向の相対変
位が生じるので、このような強震動に対しても上記変位
分散枠10の十分な安全性を確保しておくためには、変
位分散枠10とエレベータシャフト4の周囲に後退形成
される後退床24との間に設ける上記クリアランスは最
低でも60cm程度以上に大きくして設定しておかなけ
ればならない。 【0007】しかしながら、このように60cm以上も
のクリアランスを設けると、有効床面積の縮小は無視で
きないものとなり、しかもそのクリアランス部分を覆っ
て設ける変位追従機構付きの渡り板は、更にそれ以上に
大きく形成しなければならなくなるので、乗降口周りの
美観も大きく阻害されることになる。また、60cm程
度のクリアランスでは変位分散枠10と後退床24とが
突き当たる虞もある。 【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、レベル2の震動に対する変位分散枠
の安全性を充分に確保しつつ、有効床面積の縮小を可及
的に防止することができる中間階免震建物のエレベータ
構造を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に示す中間階免震建物のエレベ
ータ構造では、建物の中間階に免震装置を介在し、この
免震装置より上層の上部構造物を低層の下部構造物上に
免震支持した中間階免震建物に、上下の構造物間を繋い
で設置されるエレベータであって、前記免震装置が介在
された免震階を挟んで複数階に亘ってそのエレベータシ
ャフト内に、搬器のガイドレールを支持したフレキシブ
ルな変位分散枠がその前記上部構造物に係止されて設け
られ、該変位分散枠が通る途中階の床は該変位分散枠と
の干渉を防止するために所定のクリアランスをあけて後
退形成されている中間階免震建物のエレベータ構造にお
いて、前記変位分散枠と前記途中階の後退形成された床
との間に、これらを繋いで変位分散枠の振れ止めダンパ
ーと、変位分散枠の変位が所定値以上になったときに緩
衝しながら受け止めるショックアブソーバーを設けた
ことを特徴とする。 【0010】 【0011】 【0012】以下本発明の作用を請求項毎に述べる。 【0013】上記請求項1の構成に係る中間階免震建物
のエレベータ構造では、変位分散枠と後退床との間にこ
れらを繋いで変位分散枠の振れ止めダンパを介設したの
で、変位分散枠の振れ幅を可及的に抑制できるととも
に、変位分散枠が前記ショックアブソーバに当接する際
の衝撃も軽減でき、変位分散枠の安全性の可及的な向上
が図れるようになる。また、変位分散枠とこの変位分散
枠が通る途中階に後退形成された後退床との間に、変位
分散枠の変位が所定値以上になったときにこれを緩衝し
つつ受け止めるショックアブソーバを設けたので、強震
動が発生しても変位分散枠が後退床に衝撃的に突き当た
るのを防止して、緩やかに受け止めることができる。こ
のため、その衝撃が緩衝される分だけ、変位分散枠の許
容弾性変形域を超えない範囲内において、当該変位分散
枠と後退床との設定クリアランスを可及的に小さくする
ことができ、有効床面積の縮小を可及的に防止できるよ
うになるばかりか、渡り板の大きさも抑えて乗降口周辺
の美観の向上も図れるようになる。 【0014】 【0015】 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る中間階免震建
物のエレベータ構造の一実施形態を添付図面を参照して
詳細に説明する。 【0017】図1は本発明の中間階免震建物のエレベー
タ構造の概略構成を示す縦断面図であり、図2は図1中
のII-II 線部の矢視方向から示す平断面図、図3は図2
中に3基示されるエレベータの中央部分の拡大図、図4
は図3中のIV−IV線部の矢視方向から示す縦断面図、図
5は図3中のV-V 線部の矢視方向からの縦断面図、図6
は図4中のA部の拡大断面図である。なお、これらの図
において前述した図8及び図9に示す従来例と同一の部
材には同一の符号を付してその詳しい説明は省略する。 【0018】図1に示すように、中間階免振建物30は
その柱32が中間階における頭部で上下に分断され、そ
の分断された上下の柱32a,32b間に、鉛直方向の
耐荷重性能に優れるとともに水平方向の変位に富む積層
ゴムからなる免震装置2が介在されて、この免震装置2
より上方の上部構造物12が下方の下部構造物12上に
水平方向の相対変位を許容されて免震支持されている。 【0019】この中間階免震建物30には免震装置2が
設けられた免震階を挟んで下層の下部構造物14と上層
の上部構造物12とを上下に鉛直に繋ぐエレベータシャ
フト4が形成されており、このエレベータシャフト4内
に搬器16のガイドレールやカウンターウエイト18の
ガイドレール等が設けられた昇降路22が形成されてい
る。そして、この昇降路22の上部構造物12と下部構
造物14との接続部分にはそれら上部構造物12と下部
構造物14との水平方向の相対変位を複数階に亘って上
下に分散して吸収する変位分散枠10が設けられ、これ
によって昇降路22を緩やかに弾性変形させるようにな
っており、この変位分散枠10に上記ガイドレール等が
支持されている。 【0020】本実施形態にあっては、変位分散枠10は
上部構造物12のエレベータシャフト4部の下端に吊り
下げられて固定係止され、下方の下部構造物14のエレ
ベータシャフト4内に複数階に亘って挿通配置されてい
る。変位分散枠10が挿通配置される途中階における下
部構造物14の床部は、エレベータシャフト4の周囲部
分がその変位分散枠10に対してクリアランスをあけて
後退形成されており、この後退床24部分のクリアラン
スは、上部構造物12と下部構造物14との相対変位に
伴って水平方向に弾性変形する変位分散枠10の変形モ
ードに合わせて下層階ほど狭められており、変位分散枠
10と後退床24との相対変位が最も大きくなる免震階
でのクリアランスが60cm程に設定されている。 【0021】ところで、変位分散枠10と後退床24と
の間には、これらを繋いで変位分散枠10の振れ止めダ
ンパ34が設けられている。この振れ止めダンパ34は
油圧式ダンパでなり、変位分散枠10の支柱6と後退床
24とを繋いでそれらにピン結合されていて、相互の水
平面内の相対変位に対応可能とされている。ここで、図
示例の本実施形態ではエレベータは3基が並設された構
造となっており、変位分散枠10は8本の支柱6を有し
ていて、その8本の支柱6がそれぞれ各階においてその
周囲を取りまく後退床24に対して振れ止めダンパ34
で繋がれ、4隅の支柱6には2方向に2つの振れ止めダ
ンパ34が設けられている。 【0022】また、支柱6は後退床24と対面する部分
がL型鋼でなる支柱連結梁8によって水平方向に連結さ
れていて、変位分散枠10は矩形の籠体状に形成されて
いる。そして、この変位分散枠10の各支柱連結梁8の
中央部分と後退床24との間に、変位分散枠10が所定
値以上相対変位したときに、これを緩衝して受け止めて
後退床24に突き当たるのを防止するショックアブソー
バ36が設けられている。上記ショックアブソーバ36
も油圧式のものでなり、図6にも拡大して示してあるよ
うに、シリンダ36a部が後退床24の下面に取り付け
固定される一方、作動ロッド36bがエレベータシャフ
ト4内に延び、その先端に支柱連結梁8の中央部に対面
する当接受け部材38が取り付けられていて、この当接
受け部材38の表面にはラバーシートなどのクッション
材40が貼着されている。ここで、当接受け部材38と
支柱連結梁8とのクリアランスは、変位分散枠10と後
退床24との相対変位が最も大きくなる免震階で10c
m程に、またその緩衝ストロークは40cm程度に設定
し、変位分散枠10の変形モードに合わせて下層階ほど
その寸法は小さくする。なお、図6中において42はオ
イルシール材、44はオリフィス形成部材、46はリタ
ーンスプリングである。 【0023】また、乗降口50の階床戸52は変位分散
枠10に取り付けられ、その階床戸52の下部フレーム
52aには、これと後退床24との間に掛け渡されて、
変位分散枠10と後退床24との間のクリアランスを覆
う渡り板54が取り付けられており、この渡り板54に
は図示していないが2方向の変位追従機構が備えられて
いる。 【0024】従って、以上の構成でなる本実施形態の中
間階免震建物のエレベータ構造では、地震により上部構
造物12と下部構造物14との間に水平方向の変位が生
じると、変位分散枠10が上下方向に複数階に亘ってそ
の水平方向変位を分散させて緩やかに弾性変形し、昇降
路22の切断を防ぐ。このとき、変位分散枠10は後退
床24との間に振れ止めダンパ34が介設されて繋がれ
ているため、それらの間の水平方向への相対変位が可及
的に抑制されるとともに、変位分散枠10の振動が防止
される。 【0025】そして、変位分散枠10の相対変位が10
cmに達すると、変位分散枠10はショックアブソーバ
36の当接受け部材38に接触し、10cmを超える相
対移動はショックアブソーバ36で更に緩衝されて抑制
されながら緩やかに変位してゆき、変位分散枠10と後
退床24との接触が防止され、これらが衝撃的に突き当
たることがない。よって、変位分散枠10を60cm以
上水平変位させるようなレベル2の強震動が入力された
場合にも、変位分散枠10の破損を可及的に防止して、
その安全性の確保が行えるようになる。また、変位分散
枠10がショックアブソーバ38に当接する際にも、変
位分散枠10の水平変位は上記のように振れ止めダンパ
34で抑制されているから、その衝撃も可及的に緩衝さ
れて緩やかに当接し、その安全性が高められる。 【0026】また、変位分散枠10が緩衝されてショッ
クアブソーバ36で緩やかに受け止められる分だけ、当
該変位分散枠10の許容弾性変形域を超えない範囲内に
おいて、これら変位分散枠10と後退床24との間の設
定クリアランスを縮小することができ、もって有効床面
積が縮小されることを可及的に防止できるようになるば
かりか、渡り板54の大きさも抑えて乗降口周辺の美観
の向上も図れるようになる。 【0027】さらに、変位分散枠10が挿通配置される
途中階における下部構造物14の後退床24部分のクリ
アランスは、上部構造物12と下部構造物14との相対
変位に伴って水平方向に弾性変形する変位分散枠10の
変形モードに合わせて下層階ほど狭められて形成されて
いるので、有効床面積の縮小化の防止と乗降口周辺の美
観の向上とがより一層図れる。 【0028】図7は本発明に係る中間階免震建物のエレ
ベータ構造の他の実施形態の概略構成を示す縦断面図で
ある。同図の実施形態における中間階免震建物は、上部
構造物12が柱を介さずに免震装置2だけで下部構造物
14上に免震支持されるようになっていて、この免震装
置2が介在された免震階は活用されない構造になってい
る。上部構造物12と下部構造物14とはそれぞれの柱
32の位置が鉛直線上に一致されていて、免震装置2も
それらの柱32の位置に一致されて介在されている。 【0029】変位分散枠10は上部及び下部構造物1
2,14とに上下方向に連続して形成されたエレベータ
シャフト4内で、その免震階を挟んで上下に複数階に亘
って延び、その上部側は免震階より3階層上層の上部構
造物12の階床に固定係止され、下部側は免震階より1
階層下層の下部構造物14の階床に係止されている。ま
た、変位分散枠10が挿通配置される途中階の床24
は、エレベータシャフト4の周縁部において変位分散枠
10から所定のクリアランスをあけて各階で等しく後退
形成されている。また、各階の後退床24と変位分散枠
10の支柱6との間を繋いで変位分散枠10の振れ止め
ダンパー34が設けられている。また、図示していない
が、各階の後退床24には、変位分散枠10の各支柱連
結梁8の中央部に10cm程のクリアランスをあけて当
接受け部材が対面するショックアブソーバが設けられて
いる。 【0030】そして、以上の様な構成でなる中間階免震
建物のエレベータ構造にあっても、前述の実施形態と全
く同様の作用効果を得ることができる。 【0031】 【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明に
あっては、以下に述べるような優れた効果を奏する。 【0032】請求項1の構成に係る中間階免震建物のエ
レベータ構造では、変位分散枠と後退床との間にこれら
を繋いで変位分散枠の振れ止めダンパを介設したので、
変位分散枠の振れ幅を可及的に抑制できるとともに、変
位分散枠が前記ショックアブソーバに当接する際の衝撃
も軽減でき、変位分散枠の安全性の可及的な向上が図れ
るようになる。また、変位分散枠とこの変位分散枠が通
る途中階に後退形成された後退床との間に、変位分散枠
の変位が所定値以上になったときにこれを緩衝しつつ受
け止めるショックアブソーバを設けたので、強震動が発
生しても変位分散枠が後退床に衝撃的に突き当たるのを
防止して、緩やかに受け止めることができる。このた
め、その衝撃が緩衝される分だけ、変位分散枠の許容弾
性変形域を超えない範囲内において、当該変位分散枠と
後退床との設定クリアランスを縮小することができ、有
効床面積の縮小を可及的に防止できるようになるばかり
か、渡り板の大きさも抑えて乗降口周辺の美観の向上も
図れるようになる。 【0033】 【0034】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る中間階免震建物のエレベータ構造
の一実施形態の概略構成を示す縦断面図である。 【図2】図1中のII-II 線部の矢視方向から示す平断面
図である。 【図3】図2中に3基示されるエレベータの中央部分の
拡大図である。 【図4】図3中のIV−IV線部の矢視方向から示す縦断面
図である。 【図5】図3中のV-V 線部の矢視方向からの縦断面図で
ある。 【図6】図4中のA部の拡大断面図である。 【図7】本発明に係る中間階免震建物のエレベータ構造
の他の実施形態の概略構成を示す縦断面図である。 【図8】従来の中間階免震建物のエレベータ構造の概略
構成を示す縦断面図である。 【図9】変位分散枠を説明するための斜視図である。 【符号の説明】 2 免震装置 4 エレベータシャフト 6 支柱 8 支柱連結梁 10 変位分散枠 12 上部構造物 14 下部構造物 16 搬器 18 カウンターウエイト 20 ガイドレール 22 昇降路 24 後退床 30 中間階免震建物 32 柱 34 振れ止めダンパー 36 ショックアブソーバ 54 渡り板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−88847(JP,A) 特開 平9−104513(JP,A) 特開 平10−88846(JP,A) 特開 平9−202562(JP,A) 特開 平10−169241(JP,A) 特開 平9−278314(JP,A) 特開 平10−77698(JP,A) 特開 昭63−19378(JP,A) 実開 平2−125231(JP,U) 特許3011405(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 5/00 - 7/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建物の中間階に免震装置を介在し、この
    免震装置より上層の上部構造物を低層の下部構造物上に
    免震支持した中間階免震建物に、上下の構造物間を繋い
    で設置されるエレベータであって、前記免震装置が介在
    された免震階を挟んで複数階に亘ってそのエレベータシ
    ャフト内に、搬器のガイドレールを支持したフレキシブ
    ルな変位分散枠がその前記上部構造物に係止されて設け
    られ、該変位分散枠が通る途中階の床は該変位分散枠と
    の干渉を防止するために所定のクリアランスをあけて後
    退形成されている中間階免震建物のエレベータ構造にお
    いて、前記変位分散枠と前記途中階の後退形成された床との間
    に、これらを繋いで変位分散枠の振れ止めダンパーと、
    変位分散枠の変位が所定値以上になったときに緩衝しな
    がら受け止めるショックアブソーバーを設けたことを
    特徴とする中間階免震建物のエレベータ構造。
JP29060598A 1998-10-13 1998-10-13 中間階免震建物のエレベータ構造 Expired - Fee Related JP3528627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29060598A JP3528627B2 (ja) 1998-10-13 1998-10-13 中間階免震建物のエレベータ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29060598A JP3528627B2 (ja) 1998-10-13 1998-10-13 中間階免震建物のエレベータ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000118905A JP2000118905A (ja) 2000-04-25
JP3528627B2 true JP3528627B2 (ja) 2004-05-17

Family

ID=17758176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29060598A Expired - Fee Related JP3528627B2 (ja) 1998-10-13 1998-10-13 中間階免震建物のエレベータ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3528627B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000118905A (ja) 2000-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5567094B2 (ja) 長周期化建築物
JPH10194627A (ja) エレベータのガイドローラ装置
JP3858432B2 (ja) 連結構造物の制振方法
JP3528627B2 (ja) 中間階免震建物のエレベータ構造
JP4593646B2 (ja) 建物ボイド内組込型の立体駐車装置およびその水平サポート装置
JP2001163548A (ja) エレベータ装置
JP2002302377A (ja) 免震型クレーン
JPH033888A (ja) 昇降機の横揺れ制振装置
JP5727690B2 (ja) 長周期化建築物
JP2001106455A (ja) エレベーターのガイドレール支持装置
JP3463085B2 (ja) 耐震建築物
JP2001200654A (ja) 制振建物
JPH03272343A (ja) 二重型マスダンパー
JPH11325177A (ja) 構造物用耐震支承装置
CN221253542U (zh) 一种电梯轿底组件
JPH08277650A (ja) 曲げ変形制御型制震構造物
JP2522044B2 (ja) エレベ―タの案内レ―ル支持装置
JP7400958B2 (ja) エレベーターの防振装置
JPH09112063A (ja) 構造物の免震方法及び免震構造物
JP2953807B2 (ja) 制振装置
KR100603726B1 (ko) 연결부재의 상대변위를 이용한 진동제어기
JPH04125339A (ja) 機器支持構造
KR101166691B1 (ko) 구조물의 베어링장치 및 그 시공방법
JP3115586B2 (ja) 球状ゴム支承を使用した構造物用3次元免震装置
JP3834923B2 (ja) 制振装置の捩れ防止機構

Legal Events

Date Code Title Description
A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20031225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080305

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110305

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110305

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120305

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees