JP3527867B2 - 熱回収発電システムおよびその運転方法 - Google Patents

熱回収発電システムおよびその運転方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気タービンを用
いて発電する熱回収発電システムおよびその運転方法に
係り、特に蒸気タービンを駆動する蒸気の一部を吸収式
冷凍機の加熱源に用いる熱回収発電システムおよびその
運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エネルギ効率がよく、公害や都市
災害の防止に役立ち、都市景観の向上に貢献する等の利
点を地域冷暖房装置が有しているので、ウォーターフロ
ントとうに採用されている。特に、立地が制限される大
規模施設においては、電力需要と空調需要の双方を一つ
の設備で対応できるため、ますますその適用が広がって
いる。例えば、港湾部に建設される空港設備等において
は、空調設備が大規模になるので、吸収式冷凍機を有す
る熱回収発電システムを応用した地域冷暖房装置が用い
られる。
【0003】このような地域冷暖房装置の例として、ガ
スタービンの排熱を利用して蒸気タービンに接続された
発電機を駆動する熱回収型発電システムが、特開平5−2
40004号公報に記載されている。この公報に記載の発電
システムでは、ガスタービンの排熱を排熱ボイラに導
き、蒸気タービンを駆動するとともに、蒸気タービンか
ら流出した蒸気を吸収式冷凍機の加熱源に用いている。
【0004】また、ガスタービンの排ガスを吸収式冷温
水機の加熱源に用い、この吸収式冷温水機とターボ冷凍
機を有する蓄熱設備とを用いて、地域冷暖房すること
が、特開平7−43000号公報および特開平7−43001号公報
に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平5−24004号
公報に記載のものは、確かにガスタービンの排熱を有効
に利用して発電容量を高めることが可能である。しか
し、発電需要と空調需要とを共に満足することが求めら
れる地域冷暖房等においては、発電需要と空調需要のそ
れぞれが無関係に変動する。そのため、この公報に記載
のものを用いると、発生蒸気量が変わらなければ、発電
能力を増大させると空調能力が低下する。個々に変動す
る発電需要と空調需要の双方を満足させるためには蒸気
量変化させればよいが、発生蒸気量は発電量により規定
されているので、発電需要と空調需要の双方を満足させ
るのが困難である。
【0006】また、特開平7−43000号公報及び特開平7
−43001号公報に記載のものは、空調負荷の変動に対し
て商用電力や蓄熱を用いて対応しているが、これらの付
加装置や付加機能により、装置が複雑になるとともにコ
ストの増大を招く恐れがある。
【0007】本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなさ
れたものであり、その目的は、熱回収発電システムにお
いて、変動する冷熱負荷と電力負荷の双方に対応可能と
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、発電機が接続されたガスター
ビンの排熱を用いて蒸気を発生する蒸気発生手段と、こ
の蒸気発生手段で発生した蒸気で駆動される抽気復水蒸
気タービンと、この抽気復水蒸気タービンが発生した動
力により駆動される圧縮機を有するターボ冷凍機と、前
記抽気復水蒸気タービンから抽気された蒸気を加熱源と
する吸収式冷凍機とを備えた熱回収発電システムにおい
て、前記抽気復水蒸気タービンと前記圧縮機との間に第
2の発電機を設けると共に前記第2の発電機と圧縮機間
にクラッチを設け、前記抽気復水蒸気タービンの動力で
前記第2の発電機と前記圧縮機を駆動する構成とした
のである。
【0009】そして好ましくは、抽気復水蒸気タービン
と第2の発電機と圧縮機とを同一軸上に配置する。また
は、ターボ冷凍機の負荷を検出する手段と、この検出さ
れた負荷の大きさによりターボ冷凍機で発生する冷水の
出口温度を変化させる制御装置とを設ける。さらに、抽
気復水蒸気タービンの吐出蒸気を水に戻して蒸気発生手
段に供給する復水器を設け、この復水器に吸収式冷凍機
を冷却した冷却水を供給して吐出蒸気を冷却するもので
ある。
【0010】上記目的を達成するための本発明の第2の
特徴は、第1の発電機が接続されたガスタービンの排熱
を用いて蒸気タービンを駆動することにより第2の発電
機で発電するとともにターボ冷凍機の圧縮機を駆動し、
前記蒸気タービンの作動蒸気の一部を抽気して吸収式冷
凍機の加熱源とする熱回収発電システムの運転方法にお
いて、冷水負荷が大きいときは蒸気タービンからの抽気
量を増やして吸収式冷凍機の熱源として作動させ、かつ
蒸気タービンで発生した動力のほとんどをターボ冷凍機
の圧縮機の駆動に利用し、電力負荷が多くなったときに
は蒸気タービンからの抽気量を減らすと共に、圧縮機の
負荷を減少させて第2の発電機の発電量を増大させるも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1に、本発明に係る熱回収発電システ
ムの一実施例のブロック図を示す。ガスタービン32で
発生した排ガスを排熱回収ボイラ27に導き、このボイ
ラで発生した蒸気で第2の発電機2及び圧縮式冷凍機Aの
圧縮機7を駆動している。そのため、抽気復水式蒸気タ
ービン1と発電機2とクラッチ3と圧縮式冷凍機Aの圧
縮機7を、図示しないカップリング等で接続して実質的
に同一軸4にし、一軸駆動している。ここで、圧縮式冷
凍機Aを年間を通じて運転するときには、クラッチ3を
省略可能である。その場合、設備費用を安くできる。
【0012】圧縮式冷凍機Aは、家庭用の空調機と同様
の冷凍サイクルを構成しており、圧縮機7と凝縮器9と
蒸発器12とそれぞれを接続する冷媒配管8、10、1
3と冷媒配管に介在する膨張弁11とを有している。蒸
発器12と圧縮機7とを接続する配管には、圧縮機吸込
容量を制御する吸込みベーン43が設けられている。こ
のベーン43には、制御装置Cにより制御されるベーン
駆動用アクチュエータ42が連結されている。凝縮器9
では、蒸発器12で奪われた熱が冷却水18に伝達され
る。
【0013】熱需要先で暖められた冷水が内部を流通す
る冷水配管15は、圧縮式冷凍機Aの凝縮器12に接続
される。この凝縮器12で熱交換して冷却された冷水
は、冷水配管16を介して吸収式冷凍機14に導かれ、
吸収式冷凍機14でさらに冷却された後、冷水配管17
を経て熱需要先に供給される。
【0014】抽気復水式蒸気タービン1の流路の途中か
ら抽気された蒸気は、蒸気配管6を介して吸収式冷凍機
14に流入する。このタービンから排出された排気は、
蒸気配管5を介して復水器22に導かれる。蒸気配管6
の蒸気は吸収式冷凍機14の加熱源として作用し、加熱
後は凝縮してドレーンとなる。このドレーンは、ドレー
ン配管24を介してホットウェルタンク25に流入す
る。
【0015】ガスタービン32の排気が導かれる蒸気供
給装置Bでは、復水器22で生じた凝縮水を加熱して蒸
気を発生する。この蒸気は、蒸気配管28を介して抽気
復水式蒸気タービン1に流入する。抽気復水式蒸気ター
ビン1の出力軸には発電機2と圧縮機7が接続されてお
り、この抽気復水式蒸気タービン1で発生した動力がこ
れらに伝達される。
【0016】このように構成した熱回収発電システム
は、次のように運転される。電力負荷が大きい場合には
タービン1からの抽気を減らし、蒸気配管6から吸収式
冷凍機14に流入する蒸気量も減らす。これにより、吸
収式冷凍機14の負荷を少なくする。また、タービン排
気用の蒸気配管5を流れる排気を増やし、抽気復水式蒸
気タービン1の動力を増やす。このとき、圧縮式冷凍機
の入口ベーン43の開度を変化させて圧縮式冷凍機Aの
負荷を減少し、タービン1で発生した動力の大部分を発
電機2の電力負荷に用いる。圧縮機の負荷減少により蒸
気タービン1の回転数が増大する。発電機2は誘導発電
機であるから、回転数の増大に伴って発電機2の出力が
増大する。
【0017】一方、冷水負荷が大きい場合には、抽気復
水式蒸気タービン1で発生した動力のほとんどを圧縮機
7の駆動に利用する。それとともに、タービン1からの
抽気を増やして、蒸気配管6から吸収式冷凍機14に導
かれる蒸気量を増やし、吸収式冷凍機14が大負荷に対
応できるようにする。冷水負荷を大きくしたので、第2
の発電機2から得られる電力は減少する。
【0018】このように、抽気復水式蒸気タービン1の
抽気量を増減させるだけで、発電機2の電力負荷と圧縮
式冷凍機Aと吸収式冷凍機14を組み合わせたトッピン
グシステムとしての冷水負荷の割合を任意に変化させる
ことができる。また、ボイラ27から蒸気配管28を経
由して抽気復水式蒸気タービン1に流入する蒸気量を増
減させれば、図2のハッチングで示した電力負荷と冷水
負荷の範囲内で、電力と冷水の両方を同時に供給でき
る。
【0019】冷水負荷が減少しても、圧縮式冷凍機Aの
冷水出口温度である冷水配管16の温度をできるだけ下
げるように制御する。これにより、圧縮式冷凍機Aと吸
収式冷凍機14の負荷の割合を、圧縮式冷凍機Aの方を
できるだけ大にでき、トッピングシステムの部分負荷効
率を向上できる。
【0020】冷水配管16に取り付けた冷水出口温度検
出器39が検出する温度を最小とするために、以下のよ
うに制御する。圧縮機の入口ベーン43は全開を基準に
する。需要先の要求温度よりも検出された冷水出口温度
が低くなると、温度検出器39の出力が入力される温度
調節計40は冷凍容量を減少させる信号を出力する。こ
の出力信号は制御用演算器41に入力され、制御用演算
器41はベーン43を閉じる信号をベーン駆動用アクチ
ュエータ42に出力する。
【0021】需要先の要求温度よりも吸収式冷凍機14
の冷水出口に設けられた冷水出口温度検出器44が検出
した温度が上昇すると、冷水出口温度検出器44の検出
信号が入力される温度調節計45は冷凍容量を増加させ
る信号を制御用演算器46に出力する。制御用演算器4
6はこの信号に基づいて、蒸気制御弁47に開指示を与
える。
【0022】本実施例によれば、抽気復水式蒸気タービ
ン1の抽気流量を独立して変化させることができるの
で、圧縮式冷凍機Aと吸収式冷凍機14のそれぞれを最
低負荷で運転できる。その結果、トッピングシステムの
最低負荷を低下させることが可能になり、運用範囲が広
くなる。
【0023】圧縮式冷凍機Aの凝縮器9および吸収式冷
凍機の14の吸収器や凝縮器を流通する冷却水は、冷却
水ポンプにより冷却水配管18に送られる。この冷却水
は圧縮式冷凍機Aの凝縮器9において冷媒を冷却した
後、冷却水配管19を介して吸収式冷凍機14に送ら
れ、吸収式冷凍機14の冷媒を冷却する。その後、冷却
水配管20を介して復水器22に導かれ、抽気復水式蒸
気タービン1の排気を冷却して復水とする。このよう
に、冷却水はシリーズに流れており、冷却水の供給先か
らの往きの冷却水配管18の温度と復水器22から供給
先への戻りの冷却水配管21の温度との温度差を大きく
して、冷却水量を減らしている。その結果、冷却水ポン
プ36の動力を低減できる。
【0024】なお、冷却水配管18から圧縮式冷凍機A
と吸収式冷凍機14に並行して冷却水を導くようにして
もよい。この場合、圧縮式冷凍機Aと吸収式冷凍機14か
ら戻る冷却水を復水器22に導くことにより、トッピン
グシステムの効率を向上できる。
【0025】蒸気発生源であるガスタービン排熱回収ボ
イラ27は、その発生蒸気を蒸気配管28により抽気復
水式蒸気タービン1へ供給する。これと共に、ガスター
ビンの排ガス中に含まれる窒素酸化物を低減するため及
びガスタービンの出力を増加させるために、蒸気配管2
9を経由してガスタービンの燃焼器35にも供給され
る。蒸気配管29から導かれた蒸気は燃焼器35内に噴
射される。その際、蒸気の噴射量を許容範囲で可変制御
する。
【0026】ところで、冷水負荷及び電力負荷の両方が
低下した場合には、抽気復水式蒸気タービン1への供給
蒸気量を低減させて、圧縮式冷凍機Aと吸収式冷凍機1
4と発電機2のいずれの出力も調整する。このとき、排
熱回収ボイラ27で発生した余剰蒸気を、ガスタービン
側へ供給する。なお、燃焼器35への噴射蒸気量は、ガ
スタービンの発生窒素酸化物濃度が規制値を満足する蒸
気量を下限値とし、ガスタービンの圧縮機31がサージ
ングを起こさない蒸気量を上限値とする。
【0027】ガスタービンの出力と燃料消費量の関係を
図3に示す。添え字aは状態aを、添え字bは状態bを
示す。噴射蒸気量をS1からS2へ増加させると、ガスタ
ービンをタービン入口ガス温度一定で運転している状態
aでは、作動ガス質量が増加し、燃焼温度が低下する。
そこで、タービン入口ガス温度を維持するため、燃料消
費量がFa1からFa2へ増加するように制御する。その結
果、ガスタービンの出力はPa1からPa2へ増加する。こ
れに対して、ガスタービンの出力を一定にして運転して
いる状態bでは、作動ガス質量が増加すると出力が増加
するので、この増加分を相殺するために、燃料消費量を
b1からFb2へ減少させるように制御する。
【0028】上述したように本実施例によれば、冷水負
荷及び電力負荷の両方が減少しても、抽気復水式蒸気タ
ービンで出力を低減し、蒸気タービンで発生した余剰蒸
気を出力調整したガスタービンの燃焼器へ導くので、ガ
スタービンの燃料消費量を低減することができる。ま
た、ガスタービンの発生窒素酸化物を乾式燃焼方法で低
減したガスタービンでは、蒸気タービンで発生した蒸気
を燃料消費量の低減にのみ用いることができるので、噴
射蒸気量の下限側の制限が緩やかになり、噴射蒸気量の
可変幅を大きくできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明よれば、電
力と冷水を各々の負荷需要に応じて発生することが可能
であり、負荷需要に応じて高効率に熱回収発電システム
を運用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱回収発電システムの一実施例の
システムフロー図。
【図2】電力と冷水の供給範囲の説明図。
【図3】ガスタービンの燃料消費と出力を説明する図。
【符号の説明】
A…圧縮式冷凍機、B…蒸気供給装置、1…抽気復水式
蒸気タービン、2…発電機、3…クラッチ、4…軸、7
…圧縮機、9…凝縮器、12…蒸発器、14…吸収式冷
凍機、22…復水器、25…ホットウェルタンク、31
…圧縮機、32…タービン、34…発電機、35…燃焼
器、36…冷却水ポンプ、37…復水ポンプ、38…ボ
イラ給水ポンプ、39…冷水出口温度検出器、40…温
度調節計、41…制御用演算器、42…ベーン駆動用ア
クチュエータ、43…圧縮機のベーン、44…冷水出口
温度検出器、45…温度調節計、46…制御用演算器、
47…蒸気制御弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 箕輪 良平 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社 土浦テクノロジー内 (72)発明者 桑原 健 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立事業所内 (72)発明者 近藤 元博 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−129210(JP,A) 特開 平3−121204(JP,A) 特開 昭60−207859(JP,A) 特開 平10−325336(JP,A) 特開 平7−43000(JP,A) 特開 平7−43001(JP,A) 特開 平4−203772(JP,A) 特開 平1−45908(JP,A) 特開 平2−23211(JP,A) 実開 昭62−91167(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 F25B 27/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発電機が接続されたガスタービンの排熱を
    用いて蒸気を発生する蒸気発生手段と、この蒸気発生手
    段で発生した蒸気で駆動される抽気復水蒸気タービン
    と、この抽気復水蒸気タービンが発生した動力により駆
    動される圧縮機を有するターボ冷凍機と、前記抽気復水
    蒸気タービンから抽気された蒸気を加熱源とする吸収式
    冷凍機とを備えた熱回収発電システムにおいて、 前記抽気復水蒸気タービンと前記圧縮機との間に第2の
    発電機を設けると共に前記第2の発電機と圧縮機間にク
    ラッチを設け、前記抽気復水蒸気タービンの動力で前記
    第2の発電機と前記圧縮機を駆動する構成としたことを
    特徴とする熱回収発電システム。
  2. 【請求項2】前記抽気復水蒸気タービンと前記第2の発
    電機と前記圧縮機とを同一軸上に配置したことを特徴と
    する請求項1に記載の熱回収発電システム。
  3. 【請求項3】前記ターボ冷凍機の負荷を検出する手段
    と、この検出された負荷の大きさによりターボ冷凍機で
    発生する冷水の出口温度を変化させる制御装置とを設け
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の熱回収発
    電システム。
  4. 【請求項4】前記抽気復水蒸気タービンの吐出蒸気を水
    に戻して前記蒸気発生手段に供給する復水器を設け、こ
    の復水器に前記吸収式冷凍機を冷却した冷却水を供給し
    て前記吐出蒸気を冷却することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の熱回収発電システム。
  5. 【請求項5】第1の発電機が接続されたガスタービンの
    排熱を用いて蒸気タービンを駆動することにより第2の
    発電機で発電するとともにターボ冷凍機の圧縮機を駆動
    し、前記蒸気タービンの作動蒸気の一部を抽気して吸収
    式冷凍機の加熱源とする熱回収発電システムの運転方法
    において、 冷水負荷が大きいときは蒸気タービンからの抽気量を増
    やして吸収式冷凍機の熱源として作動させ、かつ蒸気タ
    ービンで発生した動力のほとんどをターボ冷凍機の圧縮
    機の駆動に利用し、電力負荷が多くなったときには蒸気
    タービンからの抽気量を減らすと共に、圧縮機の負荷を
    減少させて第2の発電機の発電量を増大させることを特
    徴とする熱回収発電システムの運転方法。
  6. 【請求項6】冷水負荷と電力負荷の双方が低下したとき
    には、ガスタービンの燃焼器に供給する蒸気量を増大さ
    せることを特徴とする請求項5に記載の熱回収発電シス
    テムの運転方法。
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