JP3527402B2 - 流れ作業用台システム及び台ユニット及び走行作業台 - Google Patents

流れ作業用台システム及び台ユニット及び走行作業台

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JP3527402B2
JP3527402B2 JP36066297A JP36066297A JP3527402B2 JP 3527402 B2 JP3527402 B2 JP 3527402B2 JP 36066297 A JP36066297 A JP 36066297A JP 36066297 A JP36066297 A JP 36066297A JP 3527402 B2 JP3527402 B2 JP 3527402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、流れ作業用台シス
テム及び台ユニット及び走行作業台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】物品を搬送しつつ、この物品に所定の工
程作業(物品が電気機器である場合の一例を挙げると、
追加部品の組み付け、結線、検査等に相当)を順次、施
してゆくといった流れ作業を行うには、物品の搬送ライ
ンと、この搬送ラインに沿って互いに所定間隔で設置す
る作業テーブルとを必要とする。この場合、搬送ライン
には、一般にベルトコンベヤやローラコロコンベヤ等を
用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】搬送ラインにおいて、
ベルトコンベヤやローラコロコンベヤ等は、ただでさえ
構造的に大がかりであるのに、コーナー部や分岐部等を
設けると更なる構造的複雑化を招来する。そのうえ、こ
れらは固定レイアウトとする必要があるため、設備投資
的に大きな負担になっていた。また動作音がうるさく、
作業環境に悪影響がでることがあった。
【0004】また、例えば搬送する物品側に仕様変更や
物品自体の変更等が生じ、これに伴って工程の変更、追
加、省略等が必要になったとしても、上記のように搬送
ラインを固定レイアウトとしている関係上、これらに迅
速且つ柔軟に対応することができないということがあっ
た。のみならず、ベルトコンベヤの場合には、各作業テ
ーブルにおいて物品を滞留させるということができず、
ローラコロコンベヤの場合には、滞留は可能であるもの
の、搬送時のガタツキがベルトコンベヤにも増してかな
り大きく、電子部品や精密部品等を扱う分野には不向き
であるということがあった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、設置が簡単且つ低廉にでき、作業環境に悪影
響がでることもなく、そのうえでレイアウトが任意に設
定できると共に、その後のレイアウト変更も迅速、簡単
且つ手軽に行え、物品の搬送に関しても滞留の可能化及
び振動の低減等々、従来の欠点を一掃できるようにした
流れ作業用台システム及び台ユニット及び走行作業台を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る流れ作業用台システムでは、脚体とこの脚体に
よって保持された上盤とを有し、且つこの上盤上に走行
作業台用の走行案内路が設けられて成る台ユニットを相
互隣接状に連結させることで、流れ作業ラインを構築可
能にしたものであると共に、この流れ作業ラインに対し
て所望数の走行作業台を着脱可能になったものである。
【0007】そして、台ユニットには、走行案内路のレ
ール配置パターンの異なる複数種のもの(例えば、直線
状のものや直角方向へカーブしたもの等)が、予め準備
されており、これらの中から所望に応じたものを選出し
て所定順番に並べて、所望パターンの流れ作業ラインに
するものである。台ユニットにおいて、走行案内路を、
上盤に向かって奥側に設けられるレールと、上盤正面側
のフラット路面とを有したものとすることにより、走行
作業台が無い状態で、走行案内路内のフラット路面を作
業スペースとして使用可能になる。従って、個々の台ユ
ニットとしての小型化、及び流れ作業ライン全体として
の省スペース化が図れるものとなっている。しかも、走
行作業台の走行を円滑なものとでき、振動の低下にとっ
ても有益である。
【0008】台ユニットの機種中に交差用台ユニットを
組み込んだものとしておくと、例えば品種の異なる物品
を混在的に流したときの分類や、良品中から不良品を排
除するときの分岐等、複雑な流れ作業ラインにも簡単に
対応できるものである。この交差用台ユニットは、上盤
に対してその面内で旋回可能な旋回台部が装備され、こ
の上盤上に設けられる走行案内路が、旋回台部上の台両
端へ渡って設けられる旋回側走行案内路と、この旋回台
部の少なくとも2か所の旋回停止位置で上記旋回側走行
案内路のいずれか一方端とそれぞれ連結可能になる少な
くとも二方向へ延びる固定側走行案内路とを有して成る
ものである。
【0009】一方、本発明に係る台ユニットでは、上記
したように脚体と上盤とを有し、この上盤上に走行案内
路が設けられている。また、上盤に対して旋回台部を介
して旋回側走行案内路が設けられ、旋回台部まわりに少
なくとも二方向へ向く固定側走行案内路が設けられた交
差用のものもある。また、本発明に係る走行作業台で
は、上記したように作業盤と走行輪とを有したものであ
る。勿論、この走行輪は、台ユニットの走行案内路のレ
ールに案内可能な係合構造を有し、且つ作業盤に対して
首振り自在になっている。
【0010】なお、この作業盤は、複数の停止位置を有
するターンテーブルとしておくと、物品に対する作業を
多方面から行う必要がある場合等に、極めて使い便利の
よいものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る流れ作業用
台システムによって構築した流れ作業ラインの一例を示
したものである。この流れ作業用台システムは、複数
(同一機種又は異なる機種)の台ユニット1を相互隣接
状に連結させると共に、各台ユニット1の上部で走行作
業台2を走行自在に支持させることにより、構成するも
のである。そして、各台ユニット1としての機種の取捨
選択、配置順、配置パターン、更には走行作業台2の支
持(使用)台数等を、必要に応じて適宜変更可能として
いるものである。
【0012】図例の流れ作業ラインでは、直進用ロング
タイプの台ユニット1A、直進用ショートタイプの台ユ
ニット1B、カーブ用台ユニット1C、交差用台ユニッ
ト1Dの4機種の台ユニット1を用いてあり、そのうち
交差用台ユニット1Dを中心において三方へ延びる部分
を有した平面視J字様を呈したものとしてある。各種の
台ユニット1(1A〜1D)における基本的構成は共通
しており、脚体4と、この脚体4によって保持された上
盤5とを有し、且つこの上盤5の上面に対して、走行作
業台2用の走行案内路6が設けられている。すなわち、
各台ユニット1(1A〜1D)における主な差異は、走
行案内路6のレール配置パターンにある。
【0013】脚体4の高さは、作業形態に適した作業者
の姿勢(着座姿勢又は立ち姿勢)に応じたものとされて
いる。なお、この脚体4としての具体的な構造には、直
進用台ユニット1A,1Bで採用しているような複数の
板材を組み合わせたものや、カーブ用台ユニット1Cで
採用しているような1本の柱状脚を有したもの、或いは
交差用ユニット1Dで採用しているような複数本(例え
ば4本)の棒脚を有したもの等、種々様々なものがあ
る。その他、高さ調節可能な構造を採用することもでき
る。
【0014】また、直進用台ユニット1A,1Bには、
上盤5の奥側に起立フレーム8が設けられ、この起立フ
レーム8に対して照明具9や棚部10等が装備されたも
のと、これらの装備がなくフラットのままとされたもの
との2種類がある等、細部において多少の違いがある。
直進用台ユニット1A,1Bやカーブ用台ユニット1C
に設けられた走行案内路6は、いずれも上盤5の端から
端までに渡るものとされている。そして、上盤5に向か
ってその奥側に設けられるレール12と、このレール1
2に隣接するように上盤5の正面側に設けられるフラッ
ト路面13とを有したものとされている。
【0015】従って、図例の流れ作業ラインで言えば、
交差用台ユニット1Dの左右方向へ延びるように連結さ
れた台ユニット1A,1Bに対してはその手前側に作業
者が付くように設定され、また交差用台ユニット1Dの
前方へ延びるように連結された台ユニット1A,1Cに
対してはそのカーブの内側へ作業者が付くように設定さ
れていることになる。
【0016】レール12は、角パイプや角棒材をはじ
め、L型断面やレール断面、円形断面等を有する金属製
又は樹脂製等の各種条材によって形成されている。上記
のように走行案内路6が、レール12とフラット路面1
3とを有しているため、各台ユニット1A〜1Cにおい
て走行作業台2が無い状態では、走行案内路6内のフラ
ット路面13を作業スペースとしてそのまま使用可能に
なる。従って、上盤5におけるスペースの有効利用が図
れ、その結果、個々の台ユニット1A〜1Cとしての小
型化、及び流れ作業ライン全体としての省スペース化が
図れるものとなっている。
【0017】また、走行作業台2の走行を円滑なものと
でき、振動の低下にとっても有益となっている。なお、
図示は省略するが、走行案内路6を、上盤5の一端側か
らその中途部までで寸断させる構造として、その台ユニ
ットをストック台用等とすることも可能である。
【0018】一方、図2乃至図5に示すように、交差用
台ユニット1Dは、上盤5に対してその面内で旋回可能
な旋回台部15が装備されたものである。そして、この
旋回台部15を装備することに伴い、上盤5上に設けら
れる走行案内路6が、旋回台部15上の旋回側走行案内
路17と、この旋回台部15まわりに設けられる固定側
走行案内路18,19とを有したものとなっている。
【0019】旋回台部15は円形板に形成されており、
その上面には、旋回側走行案内路17とは異方向から走
行作業台2が進入するのを阻止するストッパ21と、こ
の旋回台部15を旋回させるときの操作ノブ22とが設
けられている。ストッパ21は、旋回台部15上へ向け
て走行する走行作業台2と干渉する高さを有しており、
操作ノブ22は、走行作業台2とは干渉しない高さを有
している。
【0020】また、旋回台部15の下面には、停止位置
設定板25が張り合わせ状に設けられており、この停止
位置設定板25の下面部中心位置には、回転軸26が突
出して設けられている。停止位置設定板25には、図3
に示すように回転軸26まわりの放射状となる複数箇所
(図例では、十文字状の4か所とした)に、各々の半径
方向で複数(図例では2個とした)の孔状をした位置決
め部27が設けられている。
【0021】これに対し、この交差用台ユニット1Dの
脚体4は、上記したように複数本の棒脚4aを有して形
成されており、この脚体4の上部には、各棒脚4a間を
連結する上部フレーム4bの内側に補強桟29,30が
設けられている。そして、この補強桟29,30によ
り、球配列板32が支持されている。この球配列板32
は、その中心位置で上記旋回台部15の回転軸26を貫
通させて、ガタツキのない状態で回転自在に保持するよ
うになっている。なお、この回転軸26の下端部には抜
け止め具33が取り付けられており、旋回台部15が球
配列板32から大きく浮き上がったり、上方へ抜け出し
たりすることがないようになっている。
【0022】この球配列板32には、停止位置設定板2
5に設けられた位置決め部27と同じ配置(図3参照)
で、半球凹部状をした球受部34が設けられている。そ
して、各球受部34に対して、転動球35が回転自在
で、且つ脱出しないように装填されている。このような
ことから、旋回台部15は、転動球35により、停止位
置設定板25を介して支持された状態で円滑且つ安定し
た旋回が可能になっており、且つ各転動球35の配置
(球配列板32における球受部34の配置)に停止位置
設定板25の位置決め部27が合致する複数箇所(本実
施形態では90°おき)において、高精度に位置決めさ
れつつ停止可能になっている。
【0023】なお、旋回台部15の旋回時において、上
下方向に大きなガタツキが生じないようにするために
は、停止位置設定板25に設ける位置決め部27の凹み
量(厚さ)を小さくしたり、転動球34における周方向
の配置数を多くしたり、転動球34をバネ等により上下
動可能に保持してクッション性を持たせたりすればよ
い。
【0024】旋回台部15上の旋回側走行案内路17
は、旋回台部15の台両端へ渡るように設けられてい
る。この旋回側走行案内路17についても、レール12
とこれに隣接するフラット路面13とを有したものであ
る。また、この旋回台部15まわりの固定側走行案内路
18,19は、それぞれ旋回台部15の二箇所の旋回停
止位置で、この旋回台部15上の旋回側走行案内路にお
けるいずれか一方端又は両端と連結可能なように設けら
れている。
【0025】これらの固定側走行案内路18,19につ
いても、レール12と、僅少領域であるがこのレール1
2に隣接するフラット路面13とを有したものである。
このような交差用台ユニット1Dを流れ作業ライン中へ
組み込んでおくことにより、例えば品種の異なる物品を
混在的に流したときの分類や、良品中から不良品を排除
するときの分岐等にも簡単に対応できるものである。
【0026】なお、本実施形態において交差用台ユニッ
ト1Dは、図1に示したようにその左右両側と前方側の
三方へ向けて他の台ユニット1A,1Bが連結される態
様としてあるため、一方の固定側走行案内路18は旋回
台部15の両側に設けて、旋回側走行案内路17の両端
部に連結可能にしてあるが、他方の固定側走行案内路1
9は旋回台部15の一方側にのみ設けて、旋回側走行案
内路17の一端部にのみ連結可能にしてある。
【0027】そこで、上記固定側走行案内路19と旋回
側走行案内路17とが連結状態にあるときに、走行作業
台2が逆走する(図4の上側へ走行する)のを防止する
ため、この状態にあるときの旋回側走行案内路17のレ
ール12に対して、やや位置ズレした状態でストッパ3
8を設けて、走行作業台2と干渉させるようにしてあ
る。
【0028】図6及び図7に示すように、走行作業台2
は、作業盤40と、その下部に首振り自在に設けられた
複数(図例では4個)の走行輪41とを有したものであ
る。各走行輪41は双輪構造を有しており、両輪間に各
台ユニット1(1A〜1D)に設けられた走行案内路6
のレール12を嵌め込んだ状態で係合して、走行を案内
されるようになっている。また、このレール12に対す
る着脱も任意場所において行えるものである。
【0029】なお、走行輪41は全て首振り自在であ
り、また全て同じ構造を有したものとしてあるため、ど
の走行輪41をレール12へ係合させることも可能であ
り、従ってこの走行作業台2の走行方向(各台ユニット
1に対する載置方向)は、何ら限定されるものではな
い。作業盤40は、複数の停止位置を有したターンテー
ブルになされている。このターンテーブルとするための
具体的構造は、前記した交差用台ユニット1D(図2参
照)において旋回台部15を旋回自在とした構造と略同
じにしてある。
【0030】すなわち、作業盤40は、旋回天板43と
その下面に設けられた停止位置設定板44とを有すると
共に、その更に下部側で、走行輪41の支持を兼ねて設
けられる球配列板45を有している。停止位置設定板4
4の下面中心部には回転軸46が設けられ、この回転軸
46が球配列板45の中心部に回転自在に保持されてい
る。そして、停止位置設定板44と球配列板45との間
に、回転軸46を中心とする配置で複数(図例では4個
とした)の転動球47が回転自在に保持されたものであ
る。
【0031】このような構造を有した走行作業台2は、
各台ユニット1(1A〜1D)において所定の工程作業
が終了した段階で、隣接する下流側の台ユニット1へ手
で送り出すようにして用い、或いは必要に応じて工程の
途中で取り除いたり、追加したりすればよく、また各台
ユニット1(1A〜1D)では、必要に応じて作業盤4
0を旋回させて旋回天板43上に載せた物品の向きを変
えつつ、作業を進行させればよいものである。
【0032】前記したように、この走行作業台2を流れ
作業ライン中で何台使用するかは何ら限定されるもので
はない。ところで、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、この流れ作業台ユニットで構
築する流れ作業ラインの態様は、何ら限定されるもので
はなく、図8に示すようなコ字状レイアウトをはじめ、
直線状レイアウト、Y字状レイアウト、円形レイアウト
等とすることも可能である。
【0033】各台ユニット1において、走行案内路6
は、複数本の平行するレール12によって形成すること
も可能である。また、交差用台ユニット1Dにおいて、
旋回台部15を旋回可能にする構造は、回転軸26をベ
アリングで支持する構造とする等、適宜変更可能であ
る。また、旋回台部15の旋回をモータ駆動方式とする
ことも可能である。
【0034】走行作業台2においても、作業盤40に設
けるターンテーブル構造として、回転軸46をベアリン
グで支持する構造等にできる。また、作業盤40にター
ンテーブル構造を装備させないことも可能である。走行
作業台2に設ける走行輪41を首振りしない構造にして
もよい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、走行案内路のレール配置パターンが異なる複数種の
台ユニットと、この走行案内路上を走行自在な走行作業
台とを予め、準備しておき、これらの中から、複数(同
一機種又は異なる機種)の台ユニットを選出して相互隣
接状に連結させると共に、各台ユニット上の走行案内路
へ必要台数の走行作業台を支持させることにより、所望
する流れ作業ラインを構成するようにした流れ作業用台
システムである。
【0036】従って、各台ユニットとしての機種の取捨
選択、配置順、配置パターン、走行作業台の使用台数等
を、適宜変更することで、必要とされるレイアウトが簡
単且つ低廉に設置できることになる。また、その後のレ
イアウト変更も迅速、簡単且つ手軽に行え、多品種少量
生産に効果的に適合できる。各台ユニットに設ける走行
案内路を、レールとフラット路面とから成るものとする
と、フラット路面を作業スペースとして有効活用でき、
台ユニットとしての小型化、及び流れ作業ライン全体と
しての省スペース化が図れる利点がある。
【0037】また走行作業台の走行が円滑になり、振動
も低下する利点がある。勿論、物品の搬送に関して滞留
が可能である。更に、走行作業台の走行に動力を用いな
いため、作業環境に悪影響がでることもない。台ユニッ
トの機種中に交差用台ユニットを組み込めば、複雑な流
れ作業ラインにも簡単に対応できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流れ作業用台システムによって流
れ作業ラインを構築した一例を示す斜視図である。
【図2】交差用台ユニットの上盤周辺構造を一部破砕を
加えつつ示した側断面図である。
【図3】図2のA−A線矢視に相当して示した停止位置
設定板の図である。
【図4】交差用台ユニットを示す平面図である。
【図5】交差用台ユニットにおいて図4からの動作状態
を示す平面図である。
【図6】走行作業台を一部破砕して示す平面図である。
【図7】走行作業台に設けられる走行輪を拡大して示し
た側面図である。
【図8】本発明に係る流れ作業用台システムによって図
1とは異なるパターンの流れ作業ラインを構築した例を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 台ユニット 1A 直進用ロングタイプの台ユニット 1B 直進用ショートタイプの台ユニット 1C カーブ用台ユニット 1D 交差用台ユニット 2 走行作業台 4 脚体 5 上盤 6 走行案内路 12 レール 13 フラット路面 15 旋回台部 17 旋回側走行安定路 18 固定側走行安定路 19 固定側走行安定路 40 作業盤 41 走行輪 43 旋回天板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−264227(JP,A) 特開 平4−53640(JP,A) 特開 昭64−40251(JP,A) 特開 平9−57664(JP,A) 特開 昭48−52099(JP,A) 特開 昭52−143570(JP,A) 特開 平6−344230(JP,A) 特表 平9−511695(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 - 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚体(4)と該脚体(4)によって保持
    された上盤(5)とを有し且つ該上盤(5)上に走行作
    業台(2)用の走行案内路(6)が設けられて成る台ユ
    ニット(1)として、上記走行案内路(6)のレール配
    置パターンが最適な複数の台ユニット(1)を選択し
    て、これら台ユニット(1)を相互隣接状に連結させる
    ことで所望レイアウトの流れ作業ラインを構築可能にな
    されていると共に、該流れ作業ラインに対して所望数の
    走行作業台(2)を着脱可能になっており、 前記台ユニット(1)の機種中には、上盤(5)に対し
    てその面内で旋回可能な旋回台部(15)が装備され、
    該上盤(5)上に設けられる走行案内路(6)が、旋回
    台部(15)上の台両端へ渡って設けられる旋回側走行
    安定路(17)と、該旋回台部(15)の少なくとも2
    か所の旋回停止位置で上記旋回側走行安定路(17)の
    いずれか一方端とそれぞれ連結可能になる少なくとも二
    方向へ延びる固定側走行安定路(18,19)とを有し
    て成る交差用台ユニット(1D)が組み込まれ ているこ
    とを特徴とする流れ作業用台システム。
  2. 【請求項2】 前記台ユニット(1)に設けられる走行
    案内路(6)は、上盤(5)に向かって奥側に設けられ
    るレール(12)と、上盤(5)正面側のフラット路面
    (13)とを有したものとされていることを特徴とする
    請求項1記載の流れ作業用台システム。
  3. 【請求項3】 脚体(4)と、該脚体(4)によって保
    持された上盤(5)とを有し、該上盤(5)には、その
    面内で旋回可能な旋回台部(15)が装備され、該上盤
    (5)上に設けられる走行案内路(6)が、旋回台部
    (15)上の台両端へ渡って設けられる旋回側走行安定
    路(17)と、該旋回台部(15)の少なくとも2か所
    の旋回停止位置で上記旋回側走行安定路(17)のいず
    れか一方端とそれぞれ連結可能になる少なくとも二方向
    へ延びる固定側走行安定路(18,19)とを有してい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の流れ作
    用台システムに用いられる台ユニット。
  4. 【請求項4】 作業盤(40)と、該作業盤(40)の
    下部に設けられた複数の走行輪(41)とを有し、走行
    輪(41)が請求項1又は請求項2記載の台ユニット
    (1)に設けられた走行案内路(6)のレール(12)
    に対して案内可能となる係合構造を有していると共に、
    上記作業盤(40)に対して首振り自在に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の流れ作
    業用台システムに用いられる走行作業台。
  5. 【請求項5】 前記作業盤(40)は、複数の停止位置
    を有したターンテーブルになされていることを特徴とす
    る請求項4記載の走行作業台。
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