JP3527257B2 - フェニル−ベースのシリコーン感圧接着剤用のプライマー - Google Patents
フェニル−ベースのシリコーン感圧接着剤用のプライマーInfo
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Description
し、更に詳しくは、感圧接着剤のためのプライマー層の
形成に適するシリコーン組成物に関する。本発明は、更
にプライマー及び接着剤組成物のそれぞれが同様なフェ
ニル変性シリコーン成分を含んで成っている感圧接着テ
ープ用のプライマーと接着剤系に関する。
は、高分子量シラノール官能オルガノシロキサンポリマ
ーとシラノール官能ポリマー樹脂との混合物から主に構
成されている。これらのポリマー/樹脂混合物は、更に
溶剤を用いて溶液の形でシラノール官能反応物質の(そ
の場での)触媒による縮合反応を受けながらバッチ方式
でコンパウンド化されることが多い。メチル−ベースの
シリコーンPSAは、繰り返し単位としてのジメチルシ
ロキサン構成ブロックに基づくポリマー成分を組み入れ
ている。フェニル−ベースのシリコーンPSAは、繰り
返し単位としてのジメチルシロキサンとジフェニルシロ
キサン構成ブロックの双方の組み合わせに基づくポリマ
ー成分を組み入れている。シリコーンポリマーの幹にフ
ェニル官能側鎖が存在すると接着剤の高温性能と電気抵
抗性の両方が増加する。
プの製造で、ポリエステル、ポリエーテルイミド、ポリ
イミド、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)及び
FEP(フルオロエチレンプロピレン)のようなベース
フィルムとも呼ばれる高温に耐えるフィルム状基材の被
覆に使用される。これらのテープは、電気的絶縁、電子
アッセンブリーのマスキング、フレーム及びプラズマス
プレーのマスキング、EMI/RFIシールディング並
びにスプライシング作業に使用され得る。
され、テープ製造業者に対し多くのディスペンサー供給
品となっている。接着剤層の基材フィルムへの『定着』
が不十分であるので取り扱いが困難になるという問題が
ある。テープの細長いスリット形状への切断作業時や自
動供給作業時にテープが解かれると、接着剤がベースフ
ィルムから剥離し、接着剤層を分割する形で、巻かれた
テープの裏側に移る恐れがある。この現象は、『レッギ
ング』として知られている。また、テープの細長いスリ
ット形状への切断作業時に、接着剤層がきれいに切断さ
れ難い場合には、スリット縁に沿ってベースフィルムか
らの剥離を促進する接着剤『ウェブ』となって『ウエッ
ビング』現象も発生するかも知れない。
マーを介して十分に結合されていれば、『レッギング』
も『ウエッビング』も排除できる。前以てフィルム基材
の表面に塗布されたプライマーは、接着剤層を基材にし
っかりと固着するための結合層として作用する。一般
に、シリコーン系PSAの表面エネルギーは極めて低
く、通常は、20ないし26mNm−1の範囲内にあ
る。この表面エネルギーは、ラベル材に対して容易に剥
離する表面を提供するためにこのユニークな特性を使用
する従来のシリコーン剥離塗布剤と同じ一般的な範囲に
ある。有機質に基づく(非シリコーン)PSAは高い表
面エネルギー系であり、従って、低いエネルギー表面上
に『濡れ出す』ことはなく、易剥離特性の原因となって
いる。一方、シリコーン系PSAの低い表面エネルギー
はシリコーン系PSAを剥離塗布剤の表面上に『濡れ出
す』こと可能ならしめるので、シリコーン系PSAはシ
リコーン剥離塗布剤の表面から容易には剥離しない。ジ
メチルシロキサンポリマー成分を有するシラノールガム
を配合したある種のシリコーン剥離塗布剤は、高性能工
業用テープの製造に於いて殆どのシリコーン系PSAの
優れたプライマーになるということが発見されている。
このようなシリコーン剥離塗布剤は、工業用テープでシ
リコーン系PSAフィルム材のプライマー塗布に広く使
用されている。
るプライマーを下塗りするという技術は当業界ですでに
長年に亙って標準になっているが、この技術は実際には
メチル−ベースのシリコーンPSAに対してのみ可能で
あることが解っている。しかし、これらのプライマーや
他の同様な商業的に得られるプライマーは、フェニル−
ベースのシリコーンPSAに対して必要な固着力を提供
しない。従って、フェニル−ベースのPSAに対する有
効なプライマーが必要になっている。
るフェニル−ベースのシリコーン感圧接着剤に優れた固
着力を提供するシリコーン系プライマー組成物に関す
る。このプライマー組成物は、シラノール末端停止フェ
ニル変性シロキサンガム成分、好ましくはジメチル−ジ
フェニルシロキサンガム成分を含んで成る。フェニル変
性シリコーン系プライマー中のフェニル置換基の相対量
は、そのプライマーと共に使用される感圧接着剤組成物
に存在するフェニル置換基の相対量によって変化してよ
い。より好ましくは、プライマー中のフェニル置換基の
量は、接着剤中に存在するフェニル置換基の量に合致す
る。最も好ましくは、プライマー中のフェニル置換基の
量は、接着剤中に存在するフェニル置換基の量の約10
パーセント以内である。
剤のそれぞれの中に存在するフェニル置換基の量は、好
ましくは約5.0ないし約5.5モルパーセントの範囲
内である。本発明の具体例のある特定のプライマーと接
着剤系では、プライマーと接着剤の双方がジメチル、ジ
フェニル5.3モルパーセントで、シラノール末端停止
であるシリコーンガムから成る。
マーの非常に薄い層が使用される。本発明のプライマー
組成物は、本発明に従って使用される場合には、フェニ
ル−ベースのPSAで製造されたテープの剥離する傾向
を実質的に全く排除する。本発明のプライマー組成物
は、基材表面に塗布されて、その上にフェニル変性シリ
コーン系感圧接着剤組成物を乗せるように使用されるべ
く開発された。本発明の具体例によれば、プライマーは
接着剤中のフェニル置換基のモルパーセントに実質的に
合致する総フェニル置換基モルパーセントを持つシラノ
ール末端停止フェニル変性シロキサンガムを含んで成
る。プライマーのフェニル変性成分は好ましくは接着剤
のフェニル変性成分と同一である。接着剤中に存在する
フェニル置換基の量の約10パーセント以内であるプラ
イマー中のフェニル置換基の量で優れた結果を提供する
ものの、プライマーと接着剤のそれぞれの中に存在する
フェニル置換基の相対量も同一であるべきである。
それぞれ約5.0ないし約5.5モルパーセントのフェ
ニル置換基を含むシリコーンガムを持つプライマー及び
接着剤組成物から開発され得る。約5.0モルパーセン
トのフェニル置換基を持つガムが好まれる。5.3及び
5.5モルパーセントのジフェニル置換基を持つガムが
それぞれフェニル−ベースのシリコーンPSAに対する
有効なプライマー層を提供することを証明している。
錫触媒によるシラノール−水素化物反応によって架橋さ
せる。錫触媒はそのシラノール−水素化物反応を可能な
らしめるためにプライマー組成物の分散剤の中に供給さ
れてよい。各鎖の幹に沿っての架橋は、プライマーを塗
布した基材に塗布された接着剤組成物から得られる過酸
化物系開始剤によって開始される。プライマー層に接着
剤が塗布されると、その接着剤からの溶剤と過酸化物が
プライマー層の中に膨潤作用をなして入り込みプライマ
ー鎖間、接着剤鎖間及び少なくとも部分的にプライマー
層を接着剤層に架橋させるべくプライマーと接着剤鎖間
のそれぞれの幹の架橋を開始する。
チル/フェニル又はジフェニル基であってよい。シリコ
ーンガムは通常、ジメチル置換基も含む。シロキサン成
分は、好ましくは分子量範囲約300,000ないし約
600,000を持つシラノール末端停止シリコーンガ
ムより成る。樹脂/ガムのシリコーン系PSAは、キシ
レンの約55パーセント溶液で存在する場合には、一般
に約50,000ないし約100,000cps の粘度を
持つ。
は、更に適当な溶剤中に分散された架橋剤を含む。プラ
イマー組成物は、薄い塗布を可能にするために溶剤中に
分散されている。特に有用な溶剤は、他の溶剤も使用可
能ではあるが、トルエンとヘキサンの50/50混合物
である。架橋剤の量は変化してよいが、ゴムの重量の約
4パーセントである。
て、以前のプライマー塗布技術では、約1ないし約7ミ
ルの厚みを持つポリエステル、ポリイミド又はポリテト
ラフルオロエチレンのシートのようなテープ基材に非常
に薄いプライマー層が塗布される。一般に、ポリエステ
ル及びポリイミドフィルムは約1ないし約2ミルの厚み
で使用されるのに対して、PTFE基材は約2ないし約
7ミルの厚みで使用される。
支持フィルム基材の上に塗布されてよいが、#8又は#
12のメイヤー棒による塗装方法が均一な薄層を提供す
るための簡単な方法であることが証明されている。好ま
しくは、プライマー層は連当たり約0.2ないし約0.
5ポンドの塗布量で塗布すべきである。塗布量は特定の
プライマー組成物によって変化するが、約5モルパーセ
ントのフェニル置換基のフェニル変性シロキサン成分を
持つプライマー組成物に対しては、最も好ましくは連当
たり約0.3ポンドである。
極性、誘起された双極性、水素結合又は他の分子内力か
ら恐らく由来する説明されない現象によって、より良く
基材に密着するようになる。基材への塗布後は、錫触媒
の存在下でプライマーはシラノール官能末端基において
反応を完結する。用意された感圧接着剤がそれからプラ
イマーを塗布した基材に塗布され硬化させられる。この
方法で製造され本発明のフェニル−ベースのプライマー
を組み入れて成るテープは、テープの剥離傾向を実質的
に排除する。
それと共に使用されるフェニル−ベースのシリコーンP
SA組成物間の界面間の相溶性のお陰で、接着剤組成物
と支持基材の間の非常に強固な結合が得られると信じら
れる。双方の中のフェニル置換基の量がぴったりと合致
すると、上記したことが特に顕著になる。表Iは本発明
の具体例による二つの試験的なプライマー組成物と標準
的なメチル−ベースのジメチルシロキサンガムによるプ
ライマーの構成成分を示す。組成物Iは組成物IIや標準
品よりも0.5%少ないメチル水素流体架橋剤を含む。
で巻かれた湿潤式薄膜塗布棒のことを言う。この用語と
共に用いられている『#8』又は『#12』は棒の回り
に巻かれたワイヤーのサイズを表示する。一般にワイヤ
ーのサイズが大きいと、塗布される皮膜の厚さが大き
い。#8ワイヤーは0.008インチの直径を持ち#1
2ワイヤーは0.012インチの直径を持つ。
溶液0.66gとトリメチルシロキシ基で末端停止され
たメチル−2−ジメチルアミノエトキシポリシロキサン
の50%トルエン溶液から成る硬化促進剤0.66gを
組成物Iの13.3gに添加した。この活性化された混
合物を50/50トルエン/ヘキサン混合溶剤85.3
8gで希釈した。このプライマーを耐高温性フィルム基
材各種の上に塗布し硬化させた(表II参照)。
0%トルエン溶液0.66gとトリメチルシロキシ基で
末端停止されたメチル−2−ジメチルアミノエトキシポ
リシロキサンの50%トルエン溶液から成る硬化促進剤
0.66gを組成物IIの13.3gに添加した。この活
性化された混合物を50/50トルエン/ヘキサン混合
溶剤85.38gで希釈した。このプライマーを耐高温
性フィルム基材各種の上に塗布し硬化させた(表II参
照)。
50%トルエン溶液0.66gとトリメチルシロキシ基
で末端停止されたメチル−2−ジメチルアミノエトキシ
ポリシロキサンの50%トルエン溶液から成る硬化促進
剤0.66gをメチル−ベースの標準品プライマー1
3.3gに添加した。この活性化された混合物を50/
50トルエン/ヘキサン混合溶剤85.38gで希釈し
た。このプライマーを耐高温性フィルム基材各種の上に
塗布し硬化させた(表II参照)。
ー配合物は、表IIに記されているようにポリエステル、
ポリイミド及びPTFEのフィルムに塗布され硬化させ
られた。サンプルNo.1とNo.2を塗布するのに二
種類のメイヤー棒を用いた。#8メイヤー棒を使用する
と皮膜重量0.3ポンド/連が得られ、一方、#12メ
イヤー棒を使用すると皮膜重量0.6ポンド/連が得ら
れるものと想定され、この想定は、1ミルのポリイミド
フィルムの上への約4.5%のプライマー溶液塗布に基
づいて算出されている。
PSA溶液を調製した。第一のシリコーン系PSA溶液
は、樹脂対ガム比が約53対47のフェニル−ベースの
PSAであった。樹脂は、分子量約1500ないし20
00のポリトリメチルヒドロシリルシリケートMQシロ
キサン樹脂であった。ガムは、分子量約500,000
のジメチル、5.3モルパーセントのジフェニルのポリ
オルガノシロキサンシリコーンガムであった。そのシリ
コーンPSA溶液は、キシレンの55パーセント固形分
溶液として粘度約75,000cps を持っていた。第二
のシリコーン系PSA溶液は、樹脂対ガム比が約57対
43のメチル−ベースのシリコーンPSAであった。樹
脂は、分子量約1500ないし2000のポリトリメチ
ルヒドロシリルシリケートMQシロキサン樹脂であっ
た。ガムは、分子量約500,000のジメチル置換ポ
リオルガノシロキサンガムであった。そのシリコーンP
SA溶液は、トルエンの60パーセント固形分溶液とし
て粘度約90,000cps を持っていた。
て、ベンゾイルパーオキサイド2.0%を触媒として加
えた。これらの調合PSAは、1.5ミルの乾燥接着剤
厚となるようにプライマー塗布及びプライマー未塗布の
ポリエステル、ポリイミド及びPTFEフィルムに塗布
した。塗布した各サンプルは、95℃、90秒での処理
(溶剤のフラッシ)に続いて165℃、2分(過酸化物
による硬化)の処理をした。
プに細長い切り込みを刻み、長さ方向に沿って切り裂き
を伝播することにより、このテープの固着性を評価し
た。発生した接着剤のウェブの幅は、インチ−スケール
定規を用いて目視で測った。固着程度の悪い感圧接着テ
ープは、スリット縁に沿った接着剤の剥離のために幅の
広い接着剤層のウェブを発生することになる。この剥離
は、ウェブが引き裂きに抵抗するのを助長してその成長
をあおる作用をする。1/2インチかそれ未満のウェブ
の発生幅は許容可能な固着程度を示す。1/8インチ未
満のウェブの発生幅は最も望ましい。1/2インチを越
えるウェブの発生幅は一般に殆どの用途で許容不可能で
ある。固着が成功かどうかは、プライマーがスリット縁
に沿った剥離を防止する能力、従ってそのウェブの発生
を排除する効果によって決定される。表III は、発生し
たウェブの幅をプライマーの調合と関連付けることによ
り、このテストの結果をまとめている。
は、各種の工業的テープフィルム基材にフェニル−ベー
スのシリコーンPSAをしっかりと固着させることに於
ける本発明によるプライマーの性能を説明している。メ
チル−ベースのプライマーがメチル−ベースのシリコー
ンPSAに対して特異的に使用されるのに対し、これら
のプライマーはフェニル−ベースのシリコーンPSAに
対して特異的に使用される。図1は使用に於けるこの特
異性を更に示している。供試プライマー/接着剤の組み
合わせの内、#12メイヤー棒で調製されるようなプラ
イマーの塗布が厚目であれば、#8メイヤー棒で調製さ
れたサンプルの場合に比較して固着性に改良があった。
示される標準と同様な、触媒添加後の有用で使用が可能
な寿命、『バスライフ』を示したので、図1は実施例I
に対するプライマーの結果を強調している。実施例IIの
組成物は実施例Iの組成物程はよい性能を示さず、その
バスライフも短めであった。実施例II型プライマーの加
工性に於ける難点は、恐らく過剰の架橋剤の結果として
の不安定性と架橋速度と架橋度が大きいことに起因し
た。
れているが、当業者には本明細書中に特記されていない
付加、変性、置換及び削除が添付のクレームで定義され
た本発明の精神と範囲からの逸脱なしになされ得ること
が認識されると思われる。
種プライマー塗布PSA接着剤のウェブ発生幅を示すグ
ラフである。
Claims (10)
- 【請求項1】 基材、基材の上にプライマー層の形で塗
布され硬化したプライマー組成物及び硬化したプライマ
ー組成物の上に塗布された感圧接着剤層より成る感圧接
着テープであって、該硬化プライマー組成物が架橋され
たフェニル置換シロキサンガムを含んで成り、該感圧接
着剤層が高分子量のフェニル置換シラノール官能オルガ
ノシロキサンポリマーとシラノール官能樹脂を含んで成
り、該接着剤層が少なくとも部分的には該プライマー層
に架橋されていて該基材の上にしっかりと固着されてい
る感圧接着テープ。 - 【請求項2】 プライマー組成物のフェニル置換シロキ
サンガムと接着剤のフェニル置換シラノール官能オルガ
ノシロキサンポリマーがジフェニル官能基或はジフェニ
ル官能基及びジメチル官能基を含んで成る請求項1記載
の感圧接着テープ。 - 【請求項3】 プライマー組成物のシロキサンガムと接
着剤のフェニル置換シラノール官能オルガノシロキサン
ポリマーの各々で、フェニル置換基の全モルパーセント
が5.0〜5.5モルパーセントの範囲内にある請求項
2記載の感圧接着テープ。 - 【請求項4】 基材が、ポリエステル、ポリイミド及び
ポリテトラフルオロエチレンから成る群より選ばれる少
なくとも一種から成る請求項1記載の感圧接着テープ。 - 【請求項5】 基材が、1〜2ミルの範囲内にある厚み
を持ち、プライマー層が連当たり0.2〜0.5ポンド
の塗布量で基材に塗布される請求項1記載の感圧接着テ
ープ。 - 【請求項6】 架橋のための架橋剤がメチル水素流体で
ある請求項1記載の感圧接着テープ。 - 【請求項7】 架橋剤がプライマー組成物のフェニル置
換シロキサンガムの重量に対して4重量%の量で存在す
る請求項6記載の感圧接着テープ。 - 【請求項8】 プライマー組成物のフェニル置換シロキ
サンガムが300,000〜600,000の範囲内に
ある分子量を持つ請求項1記載の感圧接着テープ。 - 【請求項9】 プライマー組成物のシロキサンガムが、
接着剤のフェニル置換シラノール官能オルガノシロキサ
ンポリマーのフェニル置換基の総モルパーセントの10
%以内にあるフェニル置換基の総モルパーセントを持つ
請求項1記載の感圧接着テープ。 - 【請求項10】 フェニル−ベースの感圧接着剤組成物
を基材にしっかりと固着する方法であって、溶剤中に分
散されたフェニル置換シロキサンガムと架橋剤より成る
プライマー組成物を該基材に塗布して該基材の上にプラ
イマー層を形成し、該基材の上に硬化したプライマー層
を形成するために該プライマー組成物を触媒を用いて硬
化し、該硬化プライマー層にフェニル置換シラノール官
能オルガノシロキサンポリマーとシラノール官能MQ樹
脂から成るフェニル−ベースの感圧接着剤組成物を塗布
し、そして、該接着剤を該硬化プライマー層に架橋させ
るように該フェニル−ベースの感圧接着剤組成物を硬化
することから成る方法。
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