JP3527032B2 - 均熱装置 - Google Patents

均熱装置

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JP3527032B2
JP3527032B2 JP26317196A JP26317196A JP3527032B2 JP 3527032 B2 JP3527032 B2 JP 3527032B2 JP 26317196 A JP26317196 A JP 26317196A JP 26317196 A JP26317196 A JP 26317196A JP 3527032 B2 JP3527032 B2 JP 3527032B2
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grooves
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茂 樋川
真二 宮崎
一幸 津曲
久明 山蔭
憲二 片岡
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば樹脂成型
品、半導体ウエハ、液晶パネル等の被加工物を、加工さ
れる定盤上で均一に加熱あるいは冷却する均熱装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の均熱装置としては、図示はしない
が例えば特開平6−278139号公報に示されるよう
に、定盤の内部に加工された穴にヒータおよび冷却管を
それぞれ挿入し、ヒータに通電および冷却管に冷却水を
流通させることにより、定盤を直接加熱、冷却するも
の、又、図25に示すように、定盤1の下面に平板状の
発熱体2を配置して、定盤1を均一に加熱することによ
り、定盤1上に載置された複数の被加工物3をそれぞれ
加熱処理するもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の均熱装置は以上
のように構成され、図25に示すものは平板状の発熱体
2で定盤1の全面を同時に加熱することによって、特開
平6−278139号公報に示されるような埋込構造の
ものの温度分布の不均一を改善しようとするものである
が、平板状の発熱体2はヒータ配線を絶縁物で被覆した
ものであり、外形寸法精度に限界があるので、定盤1へ
取り付ける際、全面にわたって定盤1と接触させること
は困難であり、定盤1の表面の温度分布の均一性には限
界があるため、厳しい温度分布精度を要求される被加工
物3への適用は無理であり、又、仮に全体が均一に加熱
されたとしても、定盤1の周辺部は中心部に比べて放熱
が大きく、図26に示すように定盤1の周辺部で温度が
低下するため、温度むらによる反りが発生して被加工物
3が全面で均一に加熱されず、加工精度が低下する等の
問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、熱源の熱が定盤の表面に均等に
供給され、定盤の表面温度を均一に保持することによ
り、厳しい温度分布を要求される被加工物への適用、お
よび加工精度の向上を図ることが可能な均熱装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る均熱装置は、被加工物が載置される定盤および定盤を
介して被加工物を加熱または冷却する熱源を備えた均熱
装置において、溝状であり、溝の断面は上部に頂点を有
する形状に形成されている流通路が形成された第1の板
状部材および流通路を覆うように第1の板状部材に接合
される第2の板状部材で定盤を構成し、真空排気された
流通路内に所定量の作動液を充填させたものである。
【0006】又、この発明の請求項2に係る均熱装置
は、請求項1において、流通路を同心状に配置される複
数の環状溝で形成したものである。
【0007】又、この発明の請求項3に係る均熱装置
は、請求項1において、流通路を渦巻状の溝で形成した
ものである。
【0008】又、この発明の請求項4に係る均熱装置
は、請求項1において、流通路を同心状に配置される複
数の環状の第1の溝およびこの第1の溝と交差する第2
の溝で形成したものである。
【0009】又、この発明の請求項5に係る均熱装置
は、請求項1において、流通路を中央部で連結され放射
状に配置される複数の溝で形成したものである。
【0010】又、この発明の請求項6に係る均熱装置
は、請求項5において、複数の溝を中央から外方に向か
って順次深く形成したものである。
【0011】又、この発明の請求項7に係る均熱装置
は、被加工物が載置される定盤および定盤を介して被加
工物を加熱または冷却する熱源を備えた均熱装置におい
て、同心状に配置される複数の環状の第1の溝が形成さ
、溝の断面は上部に頂点を有する形状に形成されてい
第1の板状部材、および第1の溝と対応する面に第1
の溝と交差するように配置される第2の溝が形成され第
1の板状部材と接合されることにより第1および第2の
溝同士を連結して密閉容器を形成する第2の板状部材で
定盤を構成し、密閉容器内に所定量の作動液を充填させ
たものである。
【0012】又、この発明の請求項8に係る均熱装置
は、請求項7において、第2の溝を外方から中央に向か
って順次深く形成したものである。
【0013】又、この発明の請求項9に係る均熱装置
は、被加工物が載置される定盤および定盤を介して被加
工物を加熱または冷却する熱源を備えた均熱装置におい
て、相対応する面に中央部で連結され放射状に配置さ
、上部に頂点を有する断面形状の複数の溝がそれぞれ
形成され面同士が接合されることにより溝同士を連結し
て密閉容器を形成する一対の板状部材で定盤を構成し、
密閉容器内に所定量の作動液を充填させたものである。
【0014】又、この発明の請求項10に係る均熱装置
は、請求項9において、上方に位置する溝は中央から外
方に向かって、又、下方に位置する溝は外方から中央に
向かってそれぞれ順次深く形成したものである。
【0015】又、この発明の請求項11に係る均熱装置
は、請求項5、6、9、10のいずれかにおいて、複数
の溝を中央から外方に向かって順次幅広に形成したもの
である。
【0016】又、この発明の請求項12に係る均熱装置
は、請求項1ないし11のいずれかにおいて、熱源を、
定盤を構成する第1の板状部材と、第1の板状部材に着
脱自在に接合されるように構成された定盤を構成する
2の板状部材と、両板状部材の接合面に沿って形成され
る挿入穴に嵌合されるヒータとで構成したものである。
【0017】又、この発明の請求項13に係る均熱装置
は、請求項1ないし11のいずれかにおいて、熱源を定
盤を構成する板状部材の一部を外方に突出させて形成さ
れ溝内と連通して作動液を貯溜する液溜り部と、液溜り
部内に配設されるヒータとで構成したものである。
【0018】又、この発明の請求項14に係る均熱装置
は、請求項13において、液溜り部を複数箇所形成し各
液溜り部を連通管でそれぞれ連通したものである。
【0019】又、この発明の請求項15に係る均熱装置
は、請求項13において、ヒータを液溜り部を貫通して
両端が外部に開口する管状の収納部内に嵌挿したもので
ある。
【0020】又、この発明の請求項16に係る均熱装置
は、請求項13ないし15のいずれかにおいて、ヒータ
加熱による蒸発面に沸騰促進手段を設けたものである。
【0021】又、この発明の請求項17に係る均熱装置
は、請求項1ないし16のいずれかにおいて、定盤の外
周側面部に熱伝導率の低い部材を配設したものである。
【0022】又、この発明の請求項18に係る均熱装置
は、請求項1ないし16のいずれかにおいて、定盤の底
面部を熱伝導率の低い部材で覆ったものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 図1はこの発明の実施の形態1における均熱装置の構成
を示す平面図、図2は図1における線II−IIに沿う
断面を示す側断面図である。図において、4は下面に同
心状に配置される複数の環状溝5が形成された第1の板
状部材で、上面には複数の被加工物6が載置される。7
は各環状溝5を覆うように第1の板状部材4の下面に、
例えばろう付け等で接合される第2の板状部材で、第1
の板状部材4と共に定盤10を構成している。8は各環
状溝5と第2の板状部材7とで形成される複数の流通路
で、各内部にはそれぞれ真空排気された後、所定の量の
作動液9が充填されている。
【0024】上記のように構成された実施の形態1にお
ける均熱装置において、定盤10の下面、すなわち第2
の板状部材7側から、例えばヒータ等の加熱源(図示せ
ず)により図中矢印で示すように加熱されると、各流通
路8内の作動液9も加熱され、蒸気となって密閉された
流通路8内にある空間に拡散し、この蒸気は流通路8内
の温度の低い上面側で凝縮潜熱として熱を放出し液化す
る。そして、この液化した作動液9は流通路8の内部で
下面側に重力により落下して還流し、この動作が順次繰
り返されることにより、加熱源から定盤10の上面に熱
輸送され、定盤10の上面に載置される被加工物6は加
熱される。
【0025】このように上記実施の形態1によれば、加
熱源からの熱量を、作動液9の蒸気により流通路8の内
部に拡散し、上面側で凝縮させることにより定盤10の
上面側に熱輸送するようにしているので、定盤10の表
面を均一に加熱することができるとともに、ヒータ等の
加熱源を定盤10の下面に満遍なく配置する必要もなく
なるので、外形寸法精度の悪い板状のヒータでも十分に
適用できるようになる。
【0026】又、上記のように図1および図2に示す構
成では、複数の環状の溝5で流通路8を形成するように
しているが、図3に示すように、渦巻状の溝11で流通
路12を形成するようにしても良く、連続的に溝11の
加工ができるので加工時間を大幅に短縮することができ
るとともに、流通路12が全域にわたって連通している
ので、ヒータ等の加熱源はそのいずれかの一部に配置す
るだけで良くなるため、配置の自由度を拡大することが
できる。
【0027】又、図4に示すように、同心状に配置され
る複数の環状の第1の溝13と、この第1の溝13と交
差する複数の直線状の第2の溝14とで流通路15を形
成するようにしても良く、第2の溝14を設けたことに
より、流通路15内の空間への蒸気の拡散流通性が大幅
に向上し、凝縮した液の戻りも良くなり、また蒸気の接
触する面積も増大するので、定盤10全体の均熱性の向
上を図ることができる。なお、第2の溝14は必ずしも
直線状でなくとも良いことは言うまでもない。
【0028】又、図5に示すように、中央部で連結され
放射状に配置される複数の直線状の溝16で流通路17
を形成するようにしても良く、溝16の加工が容易にな
るとともに、加熱源を各溝16が連結される位置、すな
わち定盤10の中央部に配置することにより、蒸気の発
生効率を向上させ、定盤10全体の均熱性を向上させる
ことが可能になる。なお、溝16は必ずしも直線状でな
くとも良い。
【0029】さらに又、図5における溝16の深さを、
図6に示すように中央から外方に向かって順次深く、す
なわち、流通路17の天井の面に勾配をつけ、定盤10
の中央に向かって次第に低くなるようにすれば、天井面
で凝縮した液が液溜り側に戻りやすくすることができ、
凝縮してできる液膜の熱抵抗による熱伝達損失を抑制
し、蒸気発生から凝縮までのサイクルを均一にすること
が可能になる。
【0030】実施の形態2. 図7はこの発明の実施の形態2における均熱装置の構成
を示す平面図、図8は図7における線VIII−VII
Iに沿う断面を示す側断面図である。図において、18
は下面に同心状に配置される複数の環状の第1の溝19
が形成された第1の板状部材で、上面には複数の被加工
物20が載置される。21は第1の板状部材18と対応
する面に、第1の溝19と交差するように配置される直
線状の第2の溝22が形成され、第1の板状部材18に
例えばろう付け等で接合される第2の板状部材で、第1
の板状部材18と共に定盤30を構成している。23は
両板状部材18、20間に両溝19、22が連結して形
成される密閉容器で、その内部には真空排気された後、
所定の量の作動液24が充填されている。
【0031】上記のように構成された実施の形態1にお
ける均熱装置において、定盤30の下面、すなわち第2
の板状部材21側から、例えばヒータ等の加熱源(図示
せず)により加熱されると、密閉容器23内に貯溜され
た作動液24も加熱され、蒸気となって密閉容器23内
にある空間に拡散し、この蒸気は密閉容器23内の温度
の低い上面側で凝縮潜熱として熱を放出し液化する。そ
して、この液化された作動液24は密閉容器23の内部
で下面側に重力により落下して還流し、この動作が順次
繰り返されることにより、加熱源から定盤30の上面に
熱輸送され、定盤30の上面に載置される被加工物20
は加熱される。
【0032】このように上記実施の形態2によれば、実
施の形態1の場合と同様に加熱源からの熱量を、作動液
24の蒸気により密閉容器23の内部に拡散し、上面側
で凝縮させることにより定盤30の上面側に熱輸送する
ようにしているので、定盤30の表面を均一に加熱する
ことができるとともに、ヒータ等の加熱源を定盤30の
下面に満遍なく配置する必要もなくなるので、外形寸法
精度の悪い板状のヒータでも十分に適用できることは勿
論のこと、第1の溝19を第1の板状部材18に、第2
の溝22を第2の板状部材21にというように、それぞ
れ別個に形成しているので、図4に示した実施の形態1
におけるものと比較して溝の加工が容易となる。
【0033】又、図9に示すように第2の溝22の深さ
を、外方から中央に向かって順次深く、すなわち、密閉
容器23の底面に勾配をつけ、定盤30の中央に向かっ
て次第に低くなるようにすれば、作動液24の液溜りを
中央部に集中させることができ、加熱源をこれに対応す
る定盤30の中央部に配置することにより、少ない作動
液量で効率良く蒸気を発生させ、各第1の溝19の蒸気
との接触条件も均一化させるので、定盤30の表面全体
の均熱性をより一層向上させることができる。
【0034】実施の形態3. 図10はこの発明の実施の形態3における均熱装置の構
成を示す平面図、図11は図10における線XI−XI
に沿う断面を示す側断面図である。図において、25、
26はそれぞれ対応する面に中央部で連結され放射状に
配置される複数の直線状の溝27、28が形成された第
1および第2の板状部材で、例えばろう付け等で対応す
る面同士が接合されることにより一体化され定盤40を
構成し、定盤40の上面には被加工物31が載置されて
いる。29は両板状部材25、26間に両溝27、28
が連結して形成される密閉容器で、その内部には真空排
気された後、所定の量の作動液32が充填されている。
そして、第1の板状部材25に形成される溝27は中央
から外方に向かって、又、第2の板状部材26に形成さ
れる溝28は外方から中央に向かってそれぞれ順次深く
形成されている。
【0035】このように上記実施の形態3によれば、上
記各実施の形態1、2の場合と同様に加熱源からの熱量
を、作動液32の蒸気により密閉容器29の内部に拡散
し、上面側で凝縮させることにより定盤40の上面側に
熱輸送するようにしているので、定盤40の表面を均一
に加熱することができるとともに、ヒータ等の加熱源を
定盤40の下面に満遍なく配置する必要もなくなるの
で、外形寸法精度の悪い板状のヒータでも十分に適用で
きることは勿論のこと、両溝27、28で形成される密
閉容器29の天井および底の面に勾配を付け、中央に向
かって次第に低くなるようにしているので、作動液32
の液溜りを中央部に集中させることができ、加熱源をこ
れに対応する定盤40の中央部に配置することにより、
少ない作動液量で効率良く蒸気を発生させ、密閉容器2
9内全域における蒸気との接触条件も均一化させるの
で、定盤40の表面全体の均熱性をより一層向上させる
ことができる。
【0036】又、上記のように図10および図11に示
す構成では、放射状に配置される複数の溝27、28の
幅を、全長にわたって同幅としているが、図12に示す
ように、複数の溝33の幅を中央から外方に向かって順
次幅広に形成するようにすれば、外周側の蒸気との接触
面積が大きくなって中心部より伝熱量が多くなるため、
周辺部における温度低下を防止し、定盤の表面全域にわ
たって均一な温度とすることができる。
【0037】さらに又、上記各実施の形態において、流
通路または密閉容器を形成する各溝は、断面が矩形の場
合について説明したが、図13および図14に示すよう
に、各溝34、35を例えば三角または五角形状等のよ
うに上方を頂点とする断面形状にすれば、作動液36の
蒸気が溝34、35の壁面で凝縮液化した後、液はその
位置に溜まらず図中矢印で示すように容易に液溜めに戻
ることができるので、凝縮してできた液膜の熱抵抗によ
る熱伝達損失を抑制し、蒸気発生から凝縮までのサイク
ルを均一にすることができる。
【0038】実施の形態4. 図15はこの発明の実施の形態4における均熱装置の構
成を示す平面図、図16は図15における均熱装置の構
成を示す正面図である。図において、37は上記各実施
の形態で説明したいずれかの構成を有する定盤、38は
この定盤37の裏面に例えば溶接等で固着された第1の
板状部材で、表面に半円弧状の切欠き38aが形成され
ている。39はボルト41により第1の板状部材38に
着脱自在に接合される第2の板状部材で、第1の板状部
材38の切欠き38aと対応する位置に半円弧状の切欠
き39aが形成されており、両切欠き38a、39aで
挿入穴42が形成される。43は各挿入穴42に嵌挿さ
れるヒータである。
【0039】上記のように構成された実施の形態4で
は、ヒータ43の周囲を伝熱ブロックとしての両板状部
材38、39で覆うように挟持しているので、ヒータ4
3で発生した熱の全てが両板状部材38、39内に吸熱
されて定盤37に熱輸送されるので、伝熱効率が向上
し、又、第2の板状部材39を着脱自在としているの
で、ヒータ43の交換が容易となる。
【0040】実施の形態5. 図17はこの発明の実施の形態5における均熱装置の構
成を示す平面図、図18は図17における線XVIII
−XVIIIに沿う断面を示す側断面図である。図にお
いて、44は下面に同心状に配置される複数の環状溝4
5が形成された第1の板状部材で、上面には複数の被加
工物(図示せず)が載置される。46は各環状溝45を
覆うように第1の板状部材44の下面に、例えばろう付
け等で接合される第2の板状部材で、第1の板状部材4
4と共に定盤50を構成している。47は第2の板状部
材46から下方に突出して形成され、第1の板状部材4
4内の環状溝45と連通する複数の液溜り部で、箱部材
を溶接等により接合するか、第2の板状部材46を深絞
り加工する等して形成され、これら各液溜り部47はそ
れぞれ連通管57を介して連通されている。48は液溜
り部47内に貯溜される作動液、49は液溜り部47内
の作動液中に浸漬され、端子部が液溜り部47の側壁を
貫通して外部に突出するヒータである。
【0041】上記のように構成された実施の形態5で
は、液溜り部47内に貯溜される作動液48中にヒータ
49を浸漬し、作動液48を直接加熱して蒸発させるよ
うにしているので、熱輸送効率を著しく向上させること
ができ、又、各液溜り部47同士を連通管57で連通し
ているので、作動液48がいずれか一方の液溜り部47
内に偏るのを防止し、高精度な表面温度分布を達成する
ことが可能になる。
【0042】又、上記のように図17および図18に示
す構成では、ヒータ49を液溜り部47に直接固着する
ようにしているが、図19に示すように、液溜り部47
を貫通して両端が外部に開口する管状の収納部51を形
成し、この収納部51内にヒータ49を嵌挿するように
しても良く、熱輸送効率を著しく向上させることが可能
であることは勿論のこと、ヒータ49の交換が容易とな
る。さらに又、図示はしないが図18の場合はヒータ4
9の表面、図19の場合は収納部51の表面、すなわち
作動液48の蒸発面に例えばウイックやローレット加工
処理等の沸騰促進手段を設けて沸騰を促進させるように
すれば、蒸発面での核沸騰を促進させ蒸発部の熱伝達率
を向上しさらに熱効率を改善することができる。
【0043】実施の形態6. 図20はこの発明の実施の形態6における均熱装置の構
成を示す概略図である。図において、定盤50の構成に
ついては詳細を示さないが実施の形態5におけるものと
全く同様である。52は定盤50の外周側面に配設され
た断熱部材である。
【0044】このように上記実施の形態6によれば、定
盤50の外周側面を断熱部材52で覆ったので、定盤5
0の周辺部での放熱を抑制し周辺部が中心部より温度が
低くなるのを防止することができ、定盤50の表面全体
の均熱性を一層向上させることが可能になる。
【0045】又、上記構成では、定盤50の周辺部を断
熱部材50で覆うことにより放熱を抑制するようにして
いるが、例えば定盤50に熱伝導率の高い銅、アルミニ
ウム等の部材を使用し、周辺部に黄銅、ステンレス等の
熱伝導率の低い部材を使用しても周辺部の放熱を抑制す
ることができる。
【0046】又、上記各構成では、定盤50の周辺部に
熱伝導率の低い部材を配設して、放熱を抑制する場合に
ついて説明したが、図21および図22に示すように、
定盤50の周辺部に沿って環状の溝53、55をそれぞ
れ設けたり、図23に示すように、定盤50の周辺部に
沿ってその内部に環状の空洞を設けたりすることによ
り、中心部から周辺部最外周への伝熱断面積を減小さ
せ、周辺部における放熱を抑制することができる。
【0047】さらに又、図24に示すように、定盤50
の底面部を断熱部材56で覆うようにすれば、底面から
の放熱を抑制して保温効果および均熱性の向上を図るこ
とができる。尚、これらの構成は実施の形態5における
定盤50のみではなく、他の実施の形態における定盤に
も適用しうることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、被加工物が載置される定盤および定盤を介して被
加工物を加熱または冷却する熱源を備えた均熱装置にお
いて、溝状であり、溝の断面は上部に頂点を有する形状
に形成されている流通路が形成された第1の板状部材お
よび流通路を覆うように第1の板状部材に接合される第
2の板状部材で定盤を構成し、真空排気された流通路内
に所定量の作動液を充填させたので、厳しい温度分布を
要求される被加工物への適用、および加工精度の向上を
図ることが可能な均熱装置を提供することができる。
【0049】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、流通路を同心状に配置される複数の環状溝
で形成したので、厳しい温度分布を要求される被加工物
への適用、および加工精度の向上を図ることが可能であ
ることは勿論、外形寸法精度の悪いヒータでも適用可能
な均熱装置を提供することができる。
【0050】又、この発明の請求項3によれば、請求項
1において、流通路を渦巻状の溝で形成したので、厳し
い温度分布を要求される被加工物への適用、および加工
精度の向上を図ることが可能であることは勿論、加工時
間の短縮および熱源の配置の自由度の拡大が可能な均熱
装置を提供することができる。
【0051】又、この発明の請求項4によれば、請求項
1において、流通路を同心状に配置される複数の環状の
第1の溝およびこの第1の溝と交差する第2の溝で形成
したので、厳しい温度分布を要求される被加工物への適
用、および加工精度の向上を図ることが可能な均熱装置
を提供することができる。
【0052】又、この発明の請求項5によれば、請求項
1において、流通路を中央部で連結され放射状に配置さ
れる複数の溝で形成したので、厳しい温度分布を要求さ
れる被加工物への適用、および加工精度の向上を図るこ
とが可能な均熱装置を提供することができる。
【0053】又、この発明の請求項6によれば、請求項
5において、複数の溝を中央から外方に向かって順次深
く形成したので、厳しい温度分布を要求される被加工物
への適用、および加工精度の向上を図ることが可能な均
熱装置を提供することができる。
【0054】又、この発明の請求項7によれば、被加工
物が載置される定盤および定盤を介して被加工物を加熱
または冷却する熱源を備えた均熱装置において、同心状
に配置される複数の環状の第1の溝が形成され、溝の断
面は上部に頂点を有する形状に形成されている第1の板
状部材、および第1の溝と対応する面に第1の溝と交差
するように配置される第2の溝が形成され第1の板状部
材と接合されることにより第1および第2の溝同士を連
結して密閉容器を形成する第2の板状部材で定盤を構成
し、密閉容器内に所定量の作動液を充填させたので、厳
しい温度分布を要求される被加工物への適用、および加
工精度の向上を図ることが可能な均熱装置を提供するこ
とができる。
【0055】又、この発明の請求項8によれば、請求項
7において、第2の溝を外方から中央に向かって順次深
く形成したので、厳しい温度分布を要求される被加工物
への適用、および加工精度の向上を図ることが可能な均
熱装置を提供することができる。
【0056】又、この発明の請求項9によれば、被加工
物が載置される定盤および定盤を介して被加工物を加熱
または冷却する熱源を備えた均熱装置において、相対応
する面に中央部で連結され放射状に配置され、上部に頂
点を有する断面形状の複数の溝がそれぞれ形成され面同
士が接合されることにより溝同士を連結して密閉容器を
形成する一対の板状部材で定盤を構成し、密閉容器内に
所定量の作動液を充填させたので、厳しい温度分布を要
求される被加工物への適用、および加工精度の向上を図
ることが可能な均熱装置を提供することができる。
【0057】又、この発明の請求項10によれば、請求
項9において、上方に位置する溝は中央から外方に向か
って、又、下方に位置する溝は外方から中央に向かって
それぞれ順次深く形成したので、厳しい温度分布を要求
される被加工物への適用、および加工精度の向上を図る
ことが可能な均熱装置を提供することができる。
【0058】又、この発明の請求項11によれば、請求
項5、6、9、10のいずれかにおいて、複数の溝を中
央から外方に向かって順次幅広に形成したので、厳しい
温度分布を要求される被加工物への適用、および加工精
度の向上を図ることが可能な均熱装置を提供することが
できる。
【0059】又、この発明の請求項12によれば、請求
項1ないし11のいずれかにおいて、熱源を、定盤を構
成する第1の板状部材と、第1の板状部材に着脱自在に
接合されるように構成された定盤を構成する第2の板状
部材と、両板状部材の接合面に沿って形成される挿入穴
に嵌合されるヒータとで構成したので、厳しい温度分布
を要求される被加工物への適用、および加工精度の向上
を図ることが可能な均熱装置を提供することができる。
【0060】又、この発明の請求項13によれば、請求
項1ないし11のいずれかにおいて、熱源を定盤を構成
する板状部材の一部を外方に突出させて形成され溝内と
連通して作動液を貯溜する液溜り部と、液溜り部内に配
設されるヒータとで構成したので、厳しい温度分布を要
求される被加工物への適用、および加工精度の向上を図
ることが可能な均熱装置を提供することができる。
【0061】又、この発明の請求項14によれば、請求
13において、液溜り部を複数箇所形成し各液溜り部
を連通管で連通するようにしているので、高精度な表面
温度分布を達成することが可能な均熱装置を提供するこ
とができる。
【0062】又、この発明の請求項15によれば、請求
13において、ヒータを液溜り部を貫通して両端が外
部に開口する管状の収納部内に嵌挿したので、厳しい温
度分布を要求される被加工物への適用、および加工精度
の向上を図ることが可能であることは勿論、ヒータの交
換が容易な均熱装置を提供することができる。
【0063】又、この発明の請求項16によれば、請求
13ないし15のいずれかにおいて、ヒータ加熱によ
る蒸発面に沸騰促進手段を設けたので、蒸発部の熱伝達
率を向上させることが可能な均熱装置を提供することが
できる。
【0064】又、この発明の請求項17によれば、請求
項1ないし16のいずれかにおいて、定盤の外周側面部
に熱伝導率の低い部材を配設したので、厳しい温度分布
を要求される被加工物への適用、および加工精度の向上
を図ることが可能な均熱装置を提供することができる。
【0065】又、この発明の請求項18によれば、、請
求項1ないし16のいずれかにおいて、定盤の底面部を
熱伝導率の低い部材で覆ったので、厳しい温度分布を要
求される被加工物への適用、および加工精度の向上を図
ることが可能な均熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における均熱装置の
構成を示す平面図である。
【図2】 図1における線II−IIに沿う断面を示す
側断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における均熱装置の
異なる構成を示す平面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における均熱装置の
異なる構成を示す平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における均熱装置の
異なる構成を示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における均熱装置の
異なる構成を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2における均熱装置の
構成を示す平面図である。
【図8】 図7における線VIII−VIIIに沿う断
面を示す側断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態2における均熱装置の
異なる構成を示す断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態3における均熱装置
の構成を示す平面図である。
【図11】 図10における線XI−XIに沿う断面を
示す側断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態3における均熱装置
の異なる構成を示す平面図である。
【図13】 この発明の実施の形態3における均熱装置
の異なる構成を示す側断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態3における均熱装置
の異なる構成を示す側断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態4における均熱装置
の構成を示す正面図である。
【図16】 図15における均熱装置の構成を示す正面
図である。
【図17】 この発明の実施の形態5における均熱装置
の構成を示す平面図である。
【図18】 図17における線XVIII−XVIII
に沿う断面を示す側断面図である。
【図19】 この発明の実施の形態5における均熱装置
の異なる構成を示す側断面図である。
【図20】 この発明の実施の形態6における均熱装置
の構成を示す概略図である。
【図21】 この発明の実施の形態6における均熱装置
の異なる構成を示す概略図である。
【図22】 この発明の実施の形態6における均熱装置
の異なる構成を示す概略図である。
【図23】 この発明の実施の形態6における均熱装置
の異なる構成を示す概略図である。
【図24】 この発明の実施の形態6における均熱装置
の異なる構成を示す概略図である。
【図25】 従来の均熱装置の一例を示す正面図であ
る。
【図26】 従来の均熱装置における定盤表面の温度分
布を示す図である。
【符号の説明】
4,18,25,38,44 第1の板状部材、5,1
1,16,27,28,33,34,35,53,54
溝、6,20 被加工物、7,21,26,39,4
6 第2の板状部材、8,12,15,17 流通路、
9,24,32,36,48 作動液、10,30,4
0,37,50 定盤、13,19 第1の溝、14,
22 第2の溝、23,29 密閉容器、43,49
ヒータ、47 液溜り部、51 収納部、52,56
断熱部材、57 連通管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山蔭 久明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 片岡 憲二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−90624(JP,A) 特開 昭62−280009(JP,A) 実開 昭58−154378(JP,U) 実開 昭62−21591(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/04 F28D 15/02 101 H01L 21/205 H01L 21/30 H01L 21/3065 H01L 21/68

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物が載置される定盤および上記定
    盤を介して上記被加工物を加熱または冷却する熱源を備
    えた均熱装置において、溝状であり、溝の断面は上部に
    頂点を有する形状に形成されている流通路が形成された
    第1の板状部材および上記流通路を覆うように上記第1
    の板状部材に接合される第2の板状部材で上記定盤を構
    成し、真空排気された上記流通路内に所定量の作動液を
    充填させたことを特徴とする均熱装置。
  2. 【請求項2】 流通路は、同心状に配置される複数の環
    状の溝で形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の均熱装置。
  3. 【請求項3】 流通路は、渦巻状の溝で形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の均熱装置。
  4. 【請求項4】 流通路は、同心状に配置される複数の環
    状の第1の溝および上記第1の溝と交差する第2の溝で
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の均熱装
    置。
  5. 【請求項5】 流通路は、中央部で連結され放射状に配
    置される複数の溝で形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の均熱装置。
  6. 【請求項6】 複数の溝は、中央から外方に向かって順
    次深く形成されていることを特徴とする請求項5記載の
    均熱装置。
  7. 【請求項7】 被加工物が載置される定盤および上記定
    盤を介して上記被加工物を加熱または冷却する熱源を備
    えた均熱装置において、同心状に配置される複数の環状
    の第1の溝が形成され、上記第1の溝の断面は上部に頂
    点を有する形状に形成された第1の板状部材、および上
    記第1の溝と対応する面に上記第1の溝と交差するよう
    に配置される第2の溝が形成され上記第1の板状部材と
    接合されることにより上記第1および第2の溝同士を連
    結して密閉容器を形成する第2の板状部材で上記定盤を
    構成し、上記密閉容器内に所定量の作動液を充填させた
    ことを特徴とする均熱装置。
  8. 【請求項8】 第2の溝は、外方から中央に向かって順
    次深く形成されていることを特徴とする請求項7記載の
    均熱装置。
  9. 【請求項9】 被加工物が載置される定盤および上記定
    盤を介して上記被加工物を加熱または冷却する熱源を備
    えた均熱装置において、相対応する面に中央部で連結さ
    れ放射状に配置され、上部に頂点を有する断面形状の
    数の溝がそれぞれ形成され、上記面同士が接合されるこ
    とにより上記溝同士を連結して密閉容器を形成する一対
    の板状部材で上記定盤を構成し、上記密閉容器内に所定
    量の作動液を充填させたことを特徴とする均熱装置。
  10. 【請求項10】 上方に位置する溝は中央から外方に向
    かって、又、下方に位置する溝は外方から中央に向かっ
    てそれぞれ順次深く形成されていることを特徴とする請
    求項9記載の均熱装置。
  11. 【請求項11】 複数の溝は、中央から外方に向かって
    順次幅広に形成されていることを特徴とする請求項5、
    6、9、10のいずれかに記載の均熱装置。
  12. 【請求項12】 熱源は、定盤を構成する第1の板状部
    材と、上記第1の板状部材に着脱自在に接合されるよう
    に構成された定盤を構成する第2の板状部材と、上記両
    板状部材の接合面に沿って形成される挿入穴に嵌合され
    るヒータとで構成されていることを特徴とする請求項1
    ないし11のいずれかに記載の均熱装置。
  13. 【請求項13】 熱源は、定盤を構成する板状部材の一
    部を外方に突出させて形成され溝内と連通して作動液を
    貯溜する液溜り部と、上記液溜り部内に配設されるヒー
    タとで構成されていることを特徴とする請求項1ないし
    11のいずれかに記載の均熱装置。
  14. 【請求項14】 液溜り部は複数箇所形成され上記各液
    溜り部は連通管でそれぞれ連通されていることを特徴と
    する請求項13記載の均熱装置。
  15. 【請求項15】 ヒータは、液溜り部を貫通して両端が
    外部に開口する管状の収納部内に嵌挿されていることを
    特徴とする請求項13記載の均熱装置。
  16. 【請求項16】 ヒータ加熱による蒸発面には沸騰促進
    手段が設けられていることを特徴とする請求項13ない
    し15のいずれかに記載の均熱装置。
  17. 【請求項17】 定盤の外周側面部に熱伝導率の低い部
    材を排泄したことを特徴とする請求項1ないし16のい
    ずれかに記載の均熱装置。
  18. 【請求項18】 定盤の底面部を熱伝導率の低い部材で
    覆ったことを特徴とする請求項1ないし16のいずれか
    に記載の均熱装置。
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