JP3526390B2 - 反射性スライドファスナー用経編テープ - Google Patents

反射性スライドファスナー用経編テープ

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JP3526390B2
JP3526390B2 JP11485497A JP11485497A JP3526390B2 JP 3526390 B2 JP3526390 B2 JP 3526390B2 JP 11485497 A JP11485497 A JP 11485497A JP 11485497 A JP11485497 A JP 11485497A JP 3526390 B2 JP3526390 B2 JP 3526390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スライドファス
ナーに用いるテープであって、テープは経編組織によっ
て編成され、ファスナーエレメント取付部分は縦方向の
伸縮を抑制し、この取付部から内側に光線を反射する素
材を用いた反射材を編込み、夜間照射されたとき光を反
射して存在を明示し確認できる反射性スライドファスナ
ー用経編テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファスナーテープの表面の一部に
再帰反射性シートを装着したスライドファスナー用テー
プが、実開昭63−135390号公報に開示されてい
る。また織製によるファスナーテープにおいて、ファス
ナーエレメント取付部に隣接して再帰反射性テープを数
本おきの緯糸によって、縦方向における表裏にS字状に
織込んだ再帰反射性スライドファスナー用テープが、中
華民国専利第284984号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた第1例の
再帰反射性スライドファスナー用テープは、再帰反射性
シートをファスナーテープの表面に接着手段などによっ
て装着したものであるから、使用中に再帰反射性シート
がファスナーテープから剥離するおそれがあり、長期に
わたって有効かつ的確な反射機能を発揮できるか耐久性
に問題がある。
【0004】また、第2例の再帰反射性スライドファス
ナー用テープは、再帰反射性テープがファスナーテープ
から剥離することはないが、織製テープであるため、再
帰反射性テープは単に一定間隔で緯糸によって織込まれ
ているから、テープ表面上に表出した部分が長ければ損
傷するおそれがあり、また短かければ連続状の鮮明な反
射機能は期待できない、さらに織組織は複雑で再帰反射
性テープを織込んだ部分は分厚く硬直化し柔軟なファス
ナーテープに仕上げることができないなどの問題点があ
る。
【0005】この発明は、上述の問題点を考慮して発明
されたものであり、この発明のうち請求項1記載の発明
は、再帰反射性フィルムを素材とした反射材、または蛍
光染料などにより処理された反射材、さらに蓄光反射性
フィルムから形成された反射材、さらにまた銀箔、金箔
から形成された反射材を編糸で挟着して編込み、該反射
材の表面に現れる編糸を透明な糸を用いて反射部を形成
し、この反射部がファスナーテープの表面に連続状に鮮
明に現出され、長期の使用に対しても各種の反射材がフ
ァスナーテープから剥離、脱落することがなく、しかも
ファスナーテープは薄手できわめて柔軟性があり、衣服
などの装飾用に適した反射性スライドファスナー用経編
テープであり、特にこの発明は、反射部が編組織によっ
て遮光されずに連続状を呈するように形成されたところ
に特長がある反射性スライドファスナー用経編テープを
提供することが目的である。
【0006】請求項2記載の発明は、再帰反射性フィル
ムを素材とした反射材、または蛍光染料などにより処理
された反射材、さらに蓄光反射性フィルムから形成され
た反射材等をウエールを編成する編糸として用いて反射
部を形成し、この反射部がファスナーテープの表面に連
続状に鮮明に現出され、長期の使用に対しても各種の反
射材がファスナーテープから剥離、脱落することがな
く、しかもファスナーテープは薄手できわめて柔軟性が
あり、衣服などの装飾用に適した反射性スライドファス
ナー用経編テープであり、特にこの発明は、反射部が編
組織によって遮光されずに連続状を呈するように形成さ
れたところに特長がある反射性スライドファスナー用経
編テープを提供することが目的である。
【0007】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、再帰反射性フィルムを素材とした反射
材を経編テープに装飾材として装着使用し、ファスナー
テープに鮮明な連続状の反射部を形成し、優れた反射機
能を具備した反射性スライドファスナー用経編テープを
提供することが目的である。
【0008】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、蓄光反射性フィルムを素材とした反射
材を経編テープに装飾材として装着使用し、ファスナー
テープに鮮明な連続状の反射部を形成し、優れた反射機
能を具備した反射性スライドファスナー用経編テープを
提供することが目的である。
【0009】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、銀箔、金箔を素材とした反射材を経編
テープに装飾材として装着使用し、ファスナーテープに
鮮明な連続状の反射部を形成し、優れた反射機能を具備
した反射性スライドファスナー用経編テープを提供する
ことが目的である。
【0010】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、各種の反射材を経編テープに装飾材と
して装着使用する際、各種の反射材をファスナーテープ
に対して強固に押え編込み、反射材を安定した状態で保
護し、長期の使用にも耐えられ、かつ優れた反射機能を
具備した反射性スライドファスナー用経編テープを提供
することが目的である。
【0011】請求項記載の発明は、請求項2記載の発
明の目的に加え、再帰反射性フィルムを素材とした反射
材を経編テープの編糸として使用し、ファスナーテープ
に鮮明な連続状の反射部を形成し、優れた反射機能を具
備した反射性スライドファスナー用経編テープを提供す
ることが目的である。
【0012】請求項8記載の発明は、請項2記載の発
明の目的に加え、蛍光染料などによって処理された素材
の反射材を経編テープの編糸として使用し、ファスナー
テープに鮮明な連続状の反射部を形成し、優れた反射機
能を具備した反射性スライドファスナー用経編テープを
提供することが目的である。
【0013】請求項9、10および11記載の発明は、
それぞれ請求項7または8記載の発明の目的に加え、
可塑性合成繊維糸から形成された反射材を特定な形態の
経編テープに用いて、優れた反射機能を発揮できる反射
性スライドファスナー用経編テープを提供することが目
的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、数種の経編
組織から編成された経編テープ1において、経編テープ
はファスナーエレメントを取り付けるための取付部2
と、使用製品に取り付けるための主体部3とから形成さ
れ、経編テープ1の一側縁におけるファスナーエレメン
ト取付部2は、縦方向すなわち長手方向に非伸縮の編組
織から編成され、主体部3に反射性を備えた素材から形
成された反射材12を編糸により挟着する形に編込み、
編み込まれる反射材12の表面に現出する編糸を透明な
熱可塑性合成繊維糸を用いることにより、続状の反
部4を形成した反射性スライドファスナー用経編テープ
を主な構成とするものである。
【0015】請求項2記載の発明は、数種の経編組織か
ら編成された経編テープ1において、経編テープ1はフ
ァスナーエレメントを取り付けるための取付部2と、使
用製品に取り付けるための主体部3とから形成され、経
編テープ1の一側縁におけるファスナーエレメント取付
部2は、縦方向すなわち長手方向に非伸縮の編組織から
編成され、主体部3に反射性を備えた素材から形成され
た反射材12をウエールを編成する編糸として用いるこ
とにより、連続状の反射部4を形成した反射性スライド
ファスナー用経編テープを主な構成とするものである。
【0016】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、反射材12として再帰反射性フィルム
13を細幅状に形成し、この再帰反射性フィルム13を
経編テープ1のウエール間に添設し、この再帰反射性フ
ィルム13を各種の経編組織のモノフィラメントまたは
マルチフィラメントの熱可塑性合成繊維糸の編糸により
表裏から挟着し、この再帰反射性フィルム13の表面に
現出する編糸を透明なモノフィラメントまたはマルチフ
ィラメントの熱可塑性合成繊維糸を用いることによっ
て、経編テープ1に連続した反射部4を形成した反射性
スライドファスナー用経編テープである。
【0017】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、反射材12として細幅状の蓄光反射性
フィルム20を用い、この反射材12を経編テープのウ
エール間に添設し、この反射材12を各種の経編組織の
熱可塑性合成繊維糸の編糸によりサンドイッチ状に表裏
から挟着し、この反射材12の表面に現出する編糸を透
明な熱可塑性合成繊維糸を用いることによって、経編テ
ープ1に連続した反射部4を形成した反射性スライドフ
ァスナー用経編テープである。
【0018】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、反射材12として細幅状の銀箔、金箔
または銀糸、金糸を用い、この反射材12を経編テープ
1のウエール間に添設し、この反射材を各種の経編組織
の熱可塑性合成繊維糸の編糸によりサンドイッチ状に表
裏から挟着し、この反射材12の表面に現出する編糸を
透明な熱可塑性合成繊維糸を用いることによって、経編
テープ1に連続した反射部4を形成した反射性スライド
ファスナー用経編テープである。
【0019】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、各種の反射材12を、経編テープ1の
ウエール間に添設し、この再帰反射性フィルム13を各
種の経編組織のモノフイラメントまたはマルチフィラメ
ントの熱可塑性合成繊維糸の編糸により表裏から挟着
し、この反射材12の表面を透明なモノフイラメントま
たはマルチフィラメントの熱可塑性合成繊維糸からなる
経編組織の異なる2本の編糸によって押え、表裏から挟
持することにより、経編テープ1に連続した反射部4を
形成した反射性スライドファスナー用経編テープであ
る。
【0020】請求項記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に加え、反射材12として、再帰反射性フィル
ム13をモノフィラメントまたはマルチフィラメントの
熱可塑性合成繊維糸を芯材18とし、その表面に巻装し
て編糸を形成し、この編糸を編込むことによって、経編
テープ1の長手方向に連続する反射部4を形成した反射
性スライドファスナー用経編テープである。
【0021】請求項記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に加え、反射材12として蛍光染料または蛍光
白色染料などによって染色処理したモノフィラメントま
たはマルチフィラメントの熱可塑性合成繊維糸により編
糸を形成し、この編糸を編込むことによって、経編テー
プ1の長手方向に連続する反射部4を形成した反射性ス
ライドファスナー用経編テープである。
【0022】請求項記載の発明は、請求項7または8
記載の発明の構成に加え、反射性を備えたモノフィラメ
ントまたはマルチフィラメントの熱可塑性合成繊維糸か
ら形成された各種の反射材12を、経編テープ1のウエ
ールを編成する編糸として用い、1また2ウエールに
編込むことによって、経編テープ1に連続した反射部4
を形成した反射性スライドファスナー用経編テープであ
る。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項7または
記載の発明の構成に加え、反射性を備えたモノフィラ
メントまたはマルチフィラメントの熱可塑性合成繊維糸
から形成された各種の反射材12を、経編テープ1の経
挿入糸として用い、複数コースおきに編込み、この反射
材12はウエール間においては他の編糸の表面に配置さ
れ、かつ反射材12が編込まれるウエールを編成する編
糸に、透明なモノフィラメントまたはマルチフィラメン
トの熱可塑性合成繊維糸を用いることによって、経編テ
ープ1に連続した反射部4を形成した反射性スライドフ
ァスナー用経編テープである。
【0024】請求項11記載の発明は、請求項7または
記載の発明の構成に加え、反射性を備えたモノフイラ
メントまたはマルチフィラメントの熱可塑性合成繊維糸
を基材として形成された各種の反射材12を、経編テー
プ1の経挿入糸として2本使用して複数コースおきに編
込み、2本の反射材12はウエールの左右へ均等に振分
けて並行状に配することによって、経編テープ1に連続
した反射部4を形成した反射性スライドファスナー用経
編テープである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の反射性スライド
ファスナー用経編テープの実施の形態について、図面を
参照しながら具体的に説明する。
【0026】この発明の反射性スライドファスナー用経
編テープは、数種類の経編組織から編成された経編テー
プ1であり、図1に示すように経編テープ1はファスナ
ーエレメントEを取付ける取付部2と、その他の柔軟性
のある主体部3とから形成され、取付部2から数ウエー
ル内側の主体部3に反射部4を編成した経編テープ1で
ある。
【0027】経編テープ1は、たとえば図2に示す経編
組織により編成し、編糸はポリアミド、ポリエステルな
どのモノフイラメントまたはマルチフィラメントの熱可
塑性合成繊維糸から形成し、経編テープ1のW1 〜W18
の全ウエールに1−2/1−0のトリコット編糸6、ま
た0−0/4−4の緯挿入糸7、さらにW1 〜W4 、W
15〜W18の各ウエールに1−0/0−1の鎖編糸5を配
して縦方向の伸縮を抑制した経編地を編成し、この伸縮
を抑制した編地部分にファスナーエレメントEを縫糸な
どによって縫着する。
【0028】この経編テープ1のW5 〜W6 間およびW
6 〜W7 間に細幅状の再帰反射性フィルム13から形成
した反射材12を添設して、裏面側に緯挿入糸7、表面
側にトリコット編糸6を配して再帰反射性フィルム13
を挟着して編込み、再帰反射性フィルム13の表面に現
出するトリコット編糸6を透明なモノフイラメントある
いはマルチフィラメントの熱可塑性合成繊維糸を用い
て、連続状の反射部4を形成した経編テープ1である。
なお反射材12として、この他適宜の芯材に再帰反射性
フィルム13を巻装した素材または編糸、あるいは熱可
塑性合成繊維糸を蛍光染料などによって染色した編糸を
反射材12としてウエール間に添設することもできる。
【0029】反射材12としての細幅状の再帰反射性フ
ィルム13は、図14に示すようにポリエステル樹脂の
基層14上にアルミニウム、銀または銅などの金属を蒸
着、メッキあるいは塗装して反射膜15を設け、ポリビ
ニールプチラール樹脂の対ガラス接着層16を反射膜1
5上に設け、無数のガラスビーズ17を接着層16に接
着したフィルムを細幅にカットしたものである。
【0030】また反射材12として再帰反射性フィルム
13を巻装した素材または編糸は、図15に示すように
ポリアミド、ポリエステルなどのモノフイラメントまた
はマルチフィラメントの合成繊維糸を芯材18とし、そ
の表面に細幅状の再帰反射性フィルム13を捲付けて再
帰反射性フィルム13を巻装した素材または編糸から反
射材12を形成する。
【0031】さらに反射材12としてポリアミド、ポリ
エステルなどの合成繊維糸のモノフイラメントまたはマ
ルチフィラメントの合成繊維糸を蛍光染料あるいは蛍光
白色染料などによって染色処理し、または蛍光漂白して
反射材12を形成して経編テープ1に用いることができ
る。
【0032】この他、反射材12として使用する細幅状
の蓄光反射性フィルム20は、図16に示すように、透
明なポリカーボネート樹脂フィルム21に蓄光顔料とし
てSrAl2 4 などを用い塗布することによって蓄光
層22を設け、この蓄光層22の表面にアクリル樹脂な
どのワニスに酸化チタンを練合したインキを塗布して反
射層23を設けて蓄光反射性フィルム20を形成し、こ
れを細幅にカットしたもの、または細幅状の蓄光反射性
フィルム20を前記再帰反射性フィルム13と同様、合
成繊維糸を芯材に用い、その表面に蓄光反射性フィルム
20を捲き付け、蓄光反射性フィルム20を巻装した素
材、または編糸として反射材12を形成させる。
【0033】さらにまた反射材12として、銀または金
をたたきのばした銀箔または金箔を上質の和紙に貼着
し、これを細くカットして反射材12として用いるか、
または細くカットしたものを各種の糸に撚合して銀糸ま
たは金糸に形成したものを反射材12として使用する。
【0034】図3に示す経編テープ1は、W1 〜W18
全ウエールに1−0/0−1の鎖編糸5および1−2/
1−0のトリコット編糸6、さらに0−0/4−4の緯
挿入糸7を配し交絡して編成し、縦方向の伸縮を抑制し
た経編地であり、そしてW4 〜W5 間およびW5 〜W6
間に反射材12として細幅状の再帰反射性フィルム13
あるいはその他の反射材12を添設し、緯挿入糸7とト
リコット編糸6とにより再帰反射性フィルム13などの
反射材12を挟着して編込んだ経編テープ1であり、再
帰反射性フィルム13などの反射材12を挟持し、表面
に現出するトリコット編糸6は透明な熱可塑性合成繊維
糸を用いて、連続状の反射部4を形成した経編テープ1
である。
【0035】図4に示す経編テープ1は、W1 〜W18
全ウエールにわたって0−2/2−0の二目編糸8さら
に0−0/4−4の緯挿入糸7を配し交絡して編成し、
縦方向の伸縮を抑制した経編地であり、この経編地のW
5 〜W6 間に反射材12として細幅状の再帰反射性フィ
ルム13その他の反射材12を添設して、緯挿入糸7と
二目編糸8とにより再帰反射性フィルム13などの反射
材12を挟着して編込んだ経編テープ1であり、再帰反
射性フィルム13などの反射材12を挟持し、表面に現
出する二目編糸8は透明な熱可塑性合成繊維糸を用いて
連続状の反射部4を形成した経編テープ1であり、再帰
反射性フィルム13などの反射材12はこの二目編糸8
により均一的に挟持できる利点がある。
【0036】図5に示す経編テープ1は、W1 〜W18
全ウエールに0−1/0−1の鎖編糸5と全てのウエー
ルにわたって3−3/0−0の緯挿入糸7を鎖編糸5に
絡げて編成し、縦方向の伸縮を抑制した経編地であり、
この経編地のW5 〜W6 間およびW6 〜W7 間に反射材
12として、細幅状の再帰反射性フィルム13あるいは
その他の反射材12を添設し、裏面を緯挿入糸7、表面
を3−3/0−0の緯挿入糸9を配することによって、
再帰反射性フィルム13などの反射材12を挟着して編
込んだ経編テープ1であり、再帰反射性フィルム13な
どを表面から押える緯挿入糸9は透明な熱可塑性合成繊
維糸を用いて、連続状の反射部4を形成した経編テープ
1である。
【0037】図6に示す経編テープ1は、W1 〜W18
全ウエールに1−2/1−0のトリコット編糸6、また
0−0/4−4の緯挿入糸7、およびW1 〜W5 とW14
〜W18とのウエールに1−0/0−1の鎖編糸5を配し
交絡して編成し、縦方向の伸縮を抑制した経編地であ
り、この経編地のW4 〜W5 間に反射材12として細幅
状の再帰反射性フィルム13あるいはその他の反射材1
2を添設し、緯挿入糸7とトリコット編糸6により再帰
反射性フィルム13などを挟持し、さらにW4 〜W5
は0−0/2−2の緯挿入糸10をトリコット編糸6と
交差する状態で再帰反射性フィルム13などの上に配し
て編成し、この再帰反射性フィルム13などの表面に配
されるトリコット編糸6および緯挿入糸10は透明な熱
可塑性合成繊維糸を用いて、連続状の反射部4を形成し
た経編テープ1である。
【0038】図7に示す経編テープ1は、W1 のウエー
ルを太い編糸の1−0/0−1の鎖編糸5によって編
み、W2 〜W18のウエールを1−0/0−1の鎖編糸5
と1−2/1−0のトリコット編糸6および0−0/3
−3の緯挿入糸7を配し交絡して編成し、W1 〜W2
ウエールの間隔を拡張して合成繊維糸から形成された各
種の芯紐19を添設し、その表裏を0−0/1−1の緯
挿入糸30によって編込み、さらにW4 〜W5 間、W5
〜W6 間に細幅状の再帰反射性フィルム13あるいはそ
の他の反射材12を添設し、緯挿入糸7とトリコット編
糸6とにより再帰反射性フィルム13などを挟持すると
ともに、表面をトリコット編糸6に加え、0−0/1−
1の緯挿入糸10を配し交絡して編成し、この再帰反射
性フィルム13などの表面に配されるトリコット編糸6
と緯挿入糸10とを透明な熱可塑性合成繊維糸を用いる
ことにより、連続状の反射部4を形成した経編テープ1
である。
【0039】この経編テープ1は、一側縁に編込んだ芯
紐19の部分にポリアミド、ポリアセタール、ポリプロ
ピレン、ポリプチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹
脂を射出成形手段によって、ファスナー咬合子Eを成形
し、または金属製のファスナー咬合子Eをプレス加工手
段によって装着できる経編テープ1である。
【0040】図8に示す経編テープ1は、W1 〜W3
ウエールを1−0/0−1の鎖編糸5によって編み、か
つW1 のウエールの鎖編糸5は太い編糸を使用する。ま
たW1 〜W18の全ウエールに1−2/1−0のトリコッ
ト編糸6と0−0/3−3の緯挿入糸7を配し交絡して
編成し、W5 〜W6 およびW6 〜W7 における1−2/
1−0のトリコット編糸6を熱可塑性合成繊維糸を芯材
18として表面に細幅状の再帰反射性フィルム13を巻
装した編糸、また蓄光反射性フィルム20を巻装した編
糸の反射材12を用いるか、または熱可塑性合成繊維糸
を蛍光染料あるいは蛍光白色染料によって染色処理した
編糸、さらにまた銀糸、金糸を反射材12として用いて
編込むことにより、連続した反射部4を形成した経編テ
ープ1である。
【0041】なお、反射部4を形成する反射材12の編
糸の種類は、トリコット編糸でなくとも必要数のウエー
ルにおける鎖編糸、二目編糸、シングルコード編糸、ま
たは単なる緯挿入糸であっても、ウエールの表面または
ウエール間に編込まれる編組織、編糸であればいかなる
編糸であってもよく連続状の反射部を形成することがで
きる。
【0042】図9に示す経編テープ1は、W1 〜W3
ウエールを1−0/0−1の鎖編糸5によって編み、か
つW1 のウエールの鎖編糸5は太い編糸を使用する。ま
たW1 〜W18の全ウエールに1−2/1−0のトリコッ
ト編糸と0−0/3−3の緯挿入糸7を配し交絡して編
成し、W5 〜W6 間およびW6 〜W7 間に細幅状の再帰
反射性フィルム13から形成された反射材12あるいは
その他の反射材12を添設し、かつ再帰反射性フィルム
13などの表面を走行するW5 〜W6 およびW6 〜W7
における1−2/1−0のトリコット編糸6を熱可塑性
合成繊維糸を芯材18として表面に細幅状の再帰反射性
フィルム13を巻装した編糸、または蓄光反射性フィル
ム20を巻装した編糸の反射材12を用いるか、または
熱可塑性合成繊維糸を蛍光染料などで染色処理した編糸
さらにまた銀糸、金糸を反射材12として用いて編込む
ことにより、連続した反射部4を形成した経編テープ1
を編成したものであり、この経編テープ1は反射材12
が重合して配設されているから、反射部4がきわめて鮮
明に表出される経編テープ1である。
【0043】図10に示す経編テープ1は、W1 のウエ
ールを太い編糸の1−0/0−1の鎖編糸5によって編
み、W2 〜W18のウエールを1−0/0−1の鎖編糸5
と1−2/1−0のトリコット編糸6および0−0/3
−3の緯挿入糸7を配し交絡して編成し、W1 〜W2
ウエールの間隔を拡張して合成繊維糸から形成された各
種の芯紐19を添設し、その表裏を0−0/1−1の緯
挿入糸30によって押え編込み、さらにW4 とW5 の各
ウエールに編込まれる鎖編糸5に熱可塑性合成繊維糸を
芯材18として表面に細幅状の再帰反射性フィルム13
を巻装した編糸、または蓄光反射性フィルム20を巻装
した編糸の反射材12を用いるか、または熱可塑性合成
繊維糸を蛍光染料あるいは蛍光白色染料によって染色処
理した編糸、さらにまた銀糸、金糸を反射材12として
用いて編込むことにより、連続した反射部4を形成した
経編テープ1であり、一側縁に設けた芯紐19部分に熱
可塑性樹脂製のファスナー咬合子E、または金属製のフ
ァスナー咬合子Eを装着してファスナーストリンガーを
完成させる。
【0044】図11に示す経編テープ1は、W1 〜W18
の全ウエールに1−0/0−1の鎖編糸5と1−2/1
−0のトリコット編糸6および0−0/4−4の緯挿入
糸7を配し交絡して経編地を編成するとともに、W5
6とのウエールに熱可塑性合成繊維糸を芯材18とし
て、表面に細幅状の再帰反射性フィルム13または蓄光
反射性フィルム20を巻装した編糸の反射材12を用い
るか、または熱可塑性合成繊維糸を蛍光染料あるいは蛍
光白色染料によって染色処理した編糸、さらにまた銀
糸、金糸の反射材12を0−0/0−0/0−0/1−
1/1−1/1−1の経挿入糸11として2ウエールに
おいて相似形を呈するように絡げて編込み、かつこのウ
エールにおける鎖編糸5、トリコット編糸6を透明な熱
可塑性合成繊維糸を用いて、連続状の反射部4を形成し
た経編テープ1である。
【0045】図12に示す経編テープ1は、前例の経編
テープ1と同様の経編組織であり、W1 〜W18の全ウエ
ールに1−0/0−1の鎖編糸5と、1−2/1−0の
トリコット編糸6および0−0/4−4の緯挿入糸7を
配し交絡して経編地を編成するとともに、W5 とW6
ウエールに熱可塑性合成繊維糸を芯材18として、表面
に細幅状の再帰反射性フィルム13または蓄光反射性フ
ィルム20を巻装した編糸の反射材12を用いるか、ま
たは熱可塑性合成繊維糸を蛍光染料あるいは蛍光白色染
料によって染色処理した編糸、さらにまた銀糸、金糸の
反射材12を用い、各ウエールに0−0/0−0/0−
0/1−1/1−1/1−1の経挿入糸11、またこの
経挿入糸11と交差する状態の1−1/1−1/1−1
/0−0/0−0/0−0の経挿入糸11を絡げて編込
み、かつこのウエールにおける鎖編糸5、トリコット編
糸6を透明な熱可塑性合成繊維糸を用いて、経編地に均
一した太目の連続状の反射部4を形成した経編テープ1
である。
【0046】図13に示す経編テープ1は、W1 〜W18
の全ウエールに1−2/1−0のトリコット編糸6、ま
た0−0/4−4の緯挿入糸7、さらにW1 〜W4 、W
15〜W18の各ウエールに1−0/0−1の鎖編糸5を配
し、交絡して経編地を編成する。そして経編地における
中央のW8 〜W9 、W9 〜W10、W10〜W11のウエール
間にそれぞれ反射材12として細幅状の再帰反射性フィ
ルム13あるいはその他の反射材12を添設して、裏面
側に緯挿入糸7、表面側にトリコット編糸6を配して再
帰反射性フィルム13などを挟着して編込み、再帰反射
性フィルム13などの表面に現出するトリコット編糸6
を透明な熱可塑性合成繊維糸を用いて連続状の反射部4
を形成した経編テープ1である。
【0047】この経編テープ1は、左右のファスナース
トリンガーテープとして区別する必要がなく、経編テー
プ1のW1 〜W4 か、W15〜W18のファスナーエレメン
ト取付部2のどちらかにファスナーエレメントを取付け
れば、左右のファスナーストリンガーを完成することが
でき、1本の経編テープ1であっても左右のファスナー
ストリンガーテープに利用できるタイプの経編テープ1
として編成されたものである。
【0048】経編テープ1は、以上説明したとおりの形
態であるが、この形態に限定されることなく経編テープ
1を編成する経編組織は、各種編組織の編糸を自由に組
合せることができ、また編目は開き目、閉じ目のいずれ
であっても差支えない。さらに経編テープ1の幅あるい
は反射材12の設置個所は、使用態様によって自由に増
減、変更することができる。
【0049】
【発明の効果】この発明の反射性スライドファスナー用
経編テープは、以上説明したとおりの構成であり、この
構成によって下記の効果を奏する。
【0050】この発明のうち請求項1記載の発明は、
種の経編組織から編成された経編テープにおいて、経編
テープはファスナーエレメント取付部と、主体部とから
形成され、経編テープの一側縁におけるファスナーエレ
メント取付部は縦方向に非伸縮の編組織から編成され、
主体部に反射性を備えた素材から形成された反射材を
糸により挟着して編込み、反射材の表面に現出する編糸
に透明な熱可塑性合成繊維糸を用いて連続状の反射部を
形成したことによって、経編テープの一側縁にファスナ
ーエレメントを安定した状態で装着でき、かつ経編テー
プには光を反射する反射材を透明な編糸により挟着して
いるので、反射部は鮮明な連続状態で設置することがで
、反射機能は抜群であり、衣服などの装飾用は勿論、
交通安全の表示用としても使用できる効果がある。
【0051】請求項2記載の発明は、数種の経編組織か
ら編成された経編テープにおいて、経編テープはファス
ナーエレメント取付部と、主体部とから形成され、経編
テープの一側縁におけるファスナーエレメント取付部は
縦方向に非伸縮の編組織から編成され、主体部に反射性
を備えた素材から形成された反射材を、ウエールを編成
する編糸として用い、連続状の反射部を形成したことに
よって、経編テープの側縁にファスナーエレメントを
安定した状態で装着でき、かつ経編テープには光を反射
する反射材を経編テープのウエールを編成する編糸とし
て用いているので、安定した状態の反射部を形成でき、
反射部は鮮明な連続状態で設置することができる。また
その反射機能は抜群であり、衣服などの装飾用は勿論、
交通安全の表示用としても使用できる効果がある。
【0052】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、反射材として細幅状の再帰反射性フィ
ルムをウエール間に添設して編糸により挟着し、フィル
ムの表面に現出する編糸は透明な熱可塑性合成繊維糸を
用いて連続状の反射部を形成したことによって、連続状
の反射部を再帰反射性フィルムを用いて簡単に設置で
き、しかも反射部は連続状に容易に仕上げられ、装飾的
効果を高め、優れた反射機能を備えた経編テープが容易
に得られる効果があり、透明な押え用の編糸は、反射材
が添設された部分のウエール間のみに配される部分的な
編糸であり、テープ全幅にわたるものでないので、織製
テープとは大きく異なるところである。
【0053】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、反射材として細幅状の蓄光反射性フィ
ルムを用い、この反射材をウエール間に添設して編糸に
より挟着し、反射材の表面に現出する編糸は透明な熱可
塑性合成繊維糸を用いて連続状の反射部を形成したこと
によって、連続状の反射部を蓄光反射性フィルムを用い
て簡単に設置でき、しかも反射部は連続状に容易に仕上
げられ、優れた反射機能を備えた経編テープが容易に得
られる効果がある。
【0054】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、反射材として細幅状の銀箔、金箔また
は銀糸、金糸を用い、この反射材をウエール間に添設し
て編糸により挟着し、反射材の表面に現出する編糸は、
透明な熱可塑性合成繊維糸を用いて連続状の反射部4を
形成したことによって、連続状の反射部を銀箔、金箔ま
たは銀糸、金糸を用いて簡単に設置でき、しかも反射部
は連続状に容易に仕上げられ、優れた反射機能を備えた
経編テープが容易に得られる効果がある。
【0055】請求項記載の発明の効果は、請求項1記
載の発明の効果に加え、各種の反射材をウエール間に添
設して編糸により挟着し、反射材の表面を透明な異種類
の2本の編糸により挟持して連続状の反射部を形成した
ことによって、連続状の反射部を各種の反射材を用いて
簡単に設置でき、しかも各種の反射材をファスナーテー
プに対して強固に押え編込み、各種の反射材を安定した
状態で保護し、長期の使用にも耐えられる耐久性を備
え、そのうえ各種の優れた反射機能を具備した経編テー
プが容易に得られる効果がある。
【0056】請求項記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加え、反射材として再帰反射性フィルムを熱
可塑性合成繊維糸の芯材に巻装した編糸を編込んで連続
状の反射部を形成したことによって、反射材として再帰
反射性フィルムを用いた編糸を簡単に作製でき、しかも
鮮明な反射部を容易に形成でき、優れた反射機能を備え
た経編テープが容易に得られる効果がある。
【0057】請求項記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加え、反射材として蛍光染料などによって染
色した熱可塑性合成繊維糸から形成された編糸を編込ん
で連続状の反射部を形成したことによって、反射材とし
て蛍光染料などを用いて染色すればよいから、反射材を
容易に作製することができ、しかも経編テープの編成に
便利な編糸に仕上げ、鮮明な反射部を形成し、優れた反
射機能を備えた経編テープが容易に得られる効果があ
る。
【0058】請求項記載の発明は、請求項7または8
記載の発明の効果に加え、反射性を備えた熱可塑性合成
繊維糸から形成された反射材を、ウエールを編成する編
糸として、1または2ウエールに編込み、連続状の反射
部を形成したことによって、連続状の反射部を編糸によ
って簡単に形成することができ、しかも反射部は連続状
に容易に仕上げることができ、優れた反射機能を備えた
経編テープが容易に得られる効果がある。
【0059】請求項10記載の発明は、請求項7または
記載の発明の効果に加え、反射性を備えた熱可塑性合
成繊維糸から形成された反射材を経挿入糸として複数コ
ースおきに編込み、反射材はウエール間において他の編
糸の表面に配し、このウエールを編成する編糸は透明な
熱可塑性合成繊維糸を用いて、連続状の反射部を形成し
たことによって、反射材を経挿入糸として利用でき、蛇
行状の反射部を簡単に形成することができ、しかも反射
部は連続状に容易に仕上げることができ、一風変った反
射部を備えた経編テープが容易に得られる効果がある。
【0060】請求項11記載の発明は、請求項7または
記載の発明の効果に加え、反射性を備えた熱可塑性合
成繊維糸から形成された反射材を経挿入糸として2本用
いて複数コースおきに編込み、2本の反射材はウエール
の左右へ均等に振分けて並行する連続状の反射部を形成
したことによって、反射材を経挿入糸として利用でき、
太い反射部を簡単に形成することができ、しかも反射部
は簡便に連続状態に仕上げることができ、優れた反射機
能を備えた経編テープが容易に得られる効果がある
ど、この発明が奏する効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射性スライドファスナー用経編テープの要部
拡大図である。
【図2】同上反射性スライドファスナー用経編テープの
組織図である。
【図3】反射性スライドファスナー用経編テープの第2
実施例の要部拡大図である。
【図4】反射性スライドファスナー用経編テープの第3
実施例の要部拡大図である。
【図5】反射性スライドファスナー用経編テープの第4
実施例の要部拡大図である。
【図6】反射性スライドファスナー用経編テープの第5
実施例の要部拡大図である。
【図7】反射性スライドファスナー用経編テープの第6
実施例の要部拡大図である。
【図8】反射性スライドファスナー用経編テープの第7
実施例の要部拡大図である。
【図9】反射性スライドファスナー用経編テープの第8
実施例の要部拡大図である。
【図10】反射性スライドファスナー用経編テープの第
9実施例の要部拡大図である。
【図11】反射性スライドファスナー用経編テープの第
10実施例の要部拡大図である。
【図12】反射性スライドファスナー用経編テープの第
11実施例の要部拡大図である。
【図13】反射性スライドファスナー用経編テープの第
12実施例の組織図である。
【図14】再帰反射性フィルムの断面図である。
【図15】再帰反射性フィルムを巻装した反射材の正面
図である。
【図16】蓄光反射性フィルムの断面図である。
【符号の説明】
1 経編テープ 2 取付部 4 反射部 12 反射材 13 再帰反射性フィルム 18 芯材 20 蓄光反射性フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A44B 19/34 D04B 21/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数種の経編組織から編成された経編テー
    プ1において、経編テープ1はファスナーエレメント取
    付部2と、主体部3とから形成され、経編テープ1の一
    側縁におけるファスナーエレメント取付部2は縦方向に
    非伸縮の編組織から編成され、主体部3に反射性を備え
    た素材から形成された反射材12を編糸により挟着して
    編込み、該反射材12の表面に現出する編糸に透明な熱
    可塑性合成繊維糸を用いて連続状の反射部4を形成した
    ことを特徴とする反射性スライドファスナー用経編テー
    プ。
  2. 【請求項2】 数種の経編組織から編成された経編テー
    プ1において、経編テープ1はファスナーエレメント取
    付部2と、主体部3とから形成され、経編テープ1
    側縁におけるファスナーエレメント取付部2は縦方向に
    非伸縮の編組織から編成され、主体部3に反射性を備え
    た素材から形成された反射材12を、ウエールを編成す
    る編糸として用い、連続状の反射部4を形成したことを
    特徴とする反射性スライドファスナー用経編テープ。
  3. 【請求項3】 反射材12として細幅状の再帰反射性フ
    ィルム13を用い、該フィルムをウエール間に添設して
    編糸により挟着し、該フィルムの表面に現出する編糸は
    透明な熱可塑性合成繊維糸を用いて連続状の反射部4を
    形成してなる請求項1記載の反射性スライドファスナー
    用経編テープ。
  4. 【請求項4】 反射材12として細幅状の蓄光反射性フ
    ィルム20を素材に用い、該反射材12をウエール間に
    添設して編糸により挟着し、該反射材12の表面に現出
    する編糸は透明な熱可塑性合成繊維糸を用いて連続状の
    反射部4を形成してなる請求項1記載の反射性スライド
    ファスナー用経編テープ。
  5. 【請求項5】 反射材12として細幅状の銀箔、金箔ま
    たは銀糸、金糸を用い、該反射材12をウエール間に添
    設して編糸により挟着し、該反射材12の表面に現出す
    る編糸は透明な熱可塑性合成繊維糸を用いて連続状の反
    射部4を形成してなる請求項1記載の反射性スライドフ
    ァスナー用経編テープ。
  6. 【請求項6】 各種の反射材12をウエール間に添設し
    て編糸により挟着し、該反射材12の表面を透明な異種
    類の2本の編糸により挟持して連続状の反射部4を形成
    してなる請求項1記載の反射性スライドファスナー用経
    編テープ。
  7. 【請求項7】 反射材12として再帰反射性フィルム1
    3を熱可塑性合成繊維糸の芯材18に巻装した編糸を用
    い、該編糸を編込んで連続状の反射部4を形成してなる
    請求項2記載の反射性スライドファスナー用経編テー
    プ。
  8. 【請求項8】 反射材12として蛍光染料などによって
    染色した熱可塑性合成繊維糸から形成された編糸を用
    い、該編糸を編込んで連続状の反射部4を形成してなる
    請求項2記載の反射性スライドファスナー用経編テー
    プ。
  9. 【請求項9】 反射性を備えた熱可塑性合成繊維糸から
    形成された反射材12を、ウエールを編成する編糸とし
    て用い、1または2ウエールに編込み、連続状の反射部
    4を形成してなる請求項7または記載の反射性スライ
    ドファスナー用経編テープ。
  10. 【請求項10】 反射性を備えた熱可塑性合成繊維糸か
    ら形成された反射材12を経挿入糸として用い、複数コ
    ースおきに編込み、該反射材12はウエール間において
    は他の編糸の表面に配し、かつ該ウエールを編成する編
    糸は透明な熱可塑性合成繊維糸を用いて、連続状の反射
    部4を形成してなる請求項7または記載の反射性スラ
    イドファスナー用経編テープ。
  11. 【請求項11】 反射性を備えた熱可塑性合成繊維糸か
    ら形成された反射材12を経挿入糸として2本使用して
    複数コースおきに編込み、2本の反射材12はウエール
    の左右へ均等に振分けて並行する連続状の反射部4を形
    成してなる請求項7または記載の反射性スライドファ
    スナー用経編テープ。
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