JPH02297301A - スライドファスナー用熱接着ストリンガーテープ - Google Patents
スライドファスナー用熱接着ストリンガーテープInfo
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- JPH02297301A JPH02297301A JP11949489A JP11949489A JPH02297301A JP H02297301 A JPH02297301 A JP H02297301A JP 11949489 A JP11949489 A JP 11949489A JP 11949489 A JP11949489 A JP 11949489A JP H02297301 A JPH02297301 A JP H02297301A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/34—Stringer tapes; Flaps secured to stringers for covering the interlocking members
- A44B19/343—Knitted stringer tapes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B21/00—Warp knitting processes for the production of fabrics or articles not dependent on the use of particular machines; Fabrics or articles defined by such processes
- D04B21/14—Fabrics characterised by the incorporation by knitting, in one or more thread, fleece, or fabric layers, of reinforcing, binding, or decorative threads; Fabrics incorporating small auxiliary elements, e.g. for decorative purposes
- D04B21/16—Fabrics characterised by the incorporation by knitting, in one or more thread, fleece, or fabric layers, of reinforcing, binding, or decorative threads; Fabrics incorporating small auxiliary elements, e.g. for decorative purposes incorporating synthetic threads
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D10—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
- D10B2501/00—Wearing apparel
- D10B2501/06—Details of garments
- D10B2501/063—Fasteners
- D10B2501/0631—Slide fasteners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
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- Knitting Of Fabric (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はスライドファスナー、とりわけ縫着によってス
ライドファスナーを取付けることに適さない合成樹脂製
の衣服に対して熱接着によって取付は可能なスライドフ
ァスナーストリンガ−テープに関する。
ライドファスナーを取付けることに適さない合成樹脂製
の衣服に対して熱接着によって取付は可能なスライドフ
ァスナーストリンガ−テープに関する。
従来の技術
スライドファスナーは、通常、縫着によって衣服に取付
けられる。しがしながら、衣服が塩化ビニール等の合成
樹脂シートからなる場合には縫針の通りが悪く、シがち
縫針によって一連のミシン目が形成されるため、横引力
が加えられた際に合成樹脂製の衣服がミシン目がら裂断
じてしまうという問題点があった。
けられる。しがしながら、衣服が塩化ビニール等の合成
樹脂シートからなる場合には縫針の通りが悪く、シがち
縫針によって一連のミシン目が形成されるため、横引力
が加えられた際に合成樹脂製の衣服がミシン目がら裂断
じてしまうという問題点があった。
そこで、この様な問題を考慮して、織成した生地を熱可
塑性の合成樹脂でコーティングした熱接着性スライドフ
ァスナーストリンガ−テープが提案されている。取付け
に際し、熱可塑性合成樹脂製の衣服はストリンガ−テー
プのコーティング層に重ねられて加圧加熱することによ
って熱可塑性合成樹脂が溶着して衣服とストリンガ−テ
ープとを一体化する。熱可塑性樹脂のコーティング層を
設けたことにより衣服とストリンガ−テープの取付安定
性は向上するものの、コーティングには手間がかかりス
トリンガ−テープの製造コストが高くなる欠点が残った
。
塑性の合成樹脂でコーティングした熱接着性スライドフ
ァスナーストリンガ−テープが提案されている。取付け
に際し、熱可塑性合成樹脂製の衣服はストリンガ−テー
プのコーティング層に重ねられて加圧加熱することによ
って熱可塑性合成樹脂が溶着して衣服とストリンガ−テ
ープとを一体化する。熱可塑性樹脂のコーティング層を
設けたことにより衣服とストリンガ−テープの取付安定
性は向上するものの、コーティングには手間がかかりス
トリンガ−テープの製造コストが高くなる欠点が残った
。
この問題を解決すべく、本出願人は実公昭59−295
27号公報に開示された改良型のスライドファスナー用
熱接着性ストリンガ−テープを提案した。このストリン
ガ−テープは織成構造のものであって、緯糸に対して複
数本の熱可塑性フィラメント糸を経糸として織込むこと
によってストリンガ−テープの熱接着性領域を形成して
いる。
27号公報に開示された改良型のスライドファスナー用
熱接着性ストリンガ−テープを提案した。このストリン
ガ−テープは織成構造のものであって、緯糸に対して複
数本の熱可塑性フィラメント糸を経糸として織込むこと
によってストリンガ−テープの熱接着性領域を形成して
いる。
織成ストリンガ−テープは、テープ織成と同時に熱接着
性領域が形成されるため製造コストが安い。
性領域が形成されるため製造コストが安い。
しかも、熱接着性領域の表面は熱可塑性フィラメント糸
でほぼ専有されてストリンガ−テープと熱可塑性合成樹
脂衣服との接着性が良好である。
でほぼ専有されてストリンガ−テープと熱可塑性合成樹
脂衣服との接着性が良好である。
発明が解決しようとする課題
このように、このストリンガ−テープは概ね満足のいく
ものではあるものの、ただ1つの欠点は、熱接着性領域
を形成する経糸が熱可塑性ファラメント糸から構成され
ているため、熱可塑性フィラメント糸を溶着してストリ
ンガ−テープを衣服に取付ける際に経糸が細くなったり
、時には分断してしまい、ストリンガ−テープの強度低
下を招くことであった。
ものではあるものの、ただ1つの欠点は、熱接着性領域
を形成する経糸が熱可塑性ファラメント糸から構成され
ているため、熱可塑性フィラメント糸を溶着してストリ
ンガ−テープを衣服に取付ける際に経糸が細くなったり
、時には分断してしまい、ストリンガ−テープの強度低
下を招くことであった。
よって、本発明の目的は、上述した先行技術の熱接着性
ストリンガ−テープに付随する欠点を解消することにあ
る。
ストリンガ−テープに付随する欠点を解消することにあ
る。
とりわけ、本発明の目的は、熱可塑性合成樹脂製の衣服
に対し熱接着により確実かつ簡単に取付けることのでき
るスライドファスナー用ストリンガ−テープを提供する
ことにある。本発明の他の目的は、熱接着性領域を手間
のかかる処理工程を増すことなく低コストで形成するこ
とができる熱接着性スライドファスナーストリンガ−テ
ープを提供することにある。さらに、本発明の他の目的
は、衣服に対しスライドファスナーをしっかりと、かつ
ストリンガ−テープの強度低下を招くことなく取付ける
ことができる熱接着性スライドファスナーストリンガ−
テープを提供することにある。
に対し熱接着により確実かつ簡単に取付けることのでき
るスライドファスナー用ストリンガ−テープを提供する
ことにある。本発明の他の目的は、熱接着性領域を手間
のかかる処理工程を増すことなく低コストで形成するこ
とができる熱接着性スライドファスナーストリンガ−テ
ープを提供することにある。さらに、本発明の他の目的
は、衣服に対しスライドファスナーをしっかりと、かつ
ストリンガ−テープの強度低下を招くことなく取付ける
ことができる熱接着性スライドファスナーストリンガ−
テープを提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明によると、一側縁にファスナーエレメント列を取
付けるためのエレメント取付部を有し、両側縁間にスラ
イドファスナーを被着物に取付けるための熱接着性の中
間部分を有するスライドファスナー用熱接着性ストリン
ガ−テープにおいて、このテープは経編生地を有し、こ
の編成生地が複数のウエールを有する地組織を形成する
ために編成された複数本の糸と、上記中間部分において
上記地組織に編込まれた複数本の熱可塑性フィラメント
糸とからなることを特徴とする熱接着性ストリンガ−テ
ープが提供される。1つの好ましい実施例において、地
組織は鎖編とこの鎖編に対して上記経編生地の全巾を横
断するように編込まれた少なくとも1本の緯挿入糸から
成る。さらに、もう1本の緯挿入糸を上述した緯挿入糸
と対称パターンで鎖編に編込んでもよい。地組織に編込
まれる熱可塑性フィラメント糸は経編生地のウエール間
の溝に直線的に配設される。これに代えて、熱可塑性フ
ィラメント糸を経編組織のウェール上に蛇行して編込ん
で、ストリンガ−テープの表面に大きく露出するように
してもよい。又、熱可塑性フィラメント糸を経編生地の
少なくとも隣接する2つのウェールを横切ってジグザグ
状に延びるように編込み、熱可塑性フィラメント糸をス
トリンガ−テープの表面に均一にかつ広い面積に露出さ
せてもよい。
付けるためのエレメント取付部を有し、両側縁間にスラ
イドファスナーを被着物に取付けるための熱接着性の中
間部分を有するスライドファスナー用熱接着性ストリン
ガ−テープにおいて、このテープは経編生地を有し、こ
の編成生地が複数のウエールを有する地組織を形成する
ために編成された複数本の糸と、上記中間部分において
上記地組織に編込まれた複数本の熱可塑性フィラメント
糸とからなることを特徴とする熱接着性ストリンガ−テ
ープが提供される。1つの好ましい実施例において、地
組織は鎖編とこの鎖編に対して上記経編生地の全巾を横
断するように編込まれた少なくとも1本の緯挿入糸から
成る。さらに、もう1本の緯挿入糸を上述した緯挿入糸
と対称パターンで鎖編に編込んでもよい。地組織に編込
まれる熱可塑性フィラメント糸は経編生地のウエール間
の溝に直線的に配設される。これに代えて、熱可塑性フ
ィラメント糸を経編組織のウェール上に蛇行して編込ん
で、ストリンガ−テープの表面に大きく露出するように
してもよい。又、熱可塑性フィラメント糸を経編生地の
少なくとも隣接する2つのウェールを横切ってジグザグ
状に延びるように編込み、熱可塑性フィラメント糸をス
トリンガ−テープの表面に均一にかつ広い面積に露出さ
せてもよい。
本発明の他の多くの利点および特徴は、本発明の本質を
盛込んだ好ましい実施例を例示する添付図面を参照する
ことにより当業者には明白となろう。
盛込んだ好ましい実施例を例示する添付図面を参照する
ことにより当業者には明白となろう。
実施例
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
第3図は、本発明の熱接着性ストリンガ−テープ(11
)の一側縁にモノフィラメントからなるコイル状ファス
ナーエレメント列(12)を縫着してなるスライドファ
スナーストリンガ−(lO)を示している。ストリンガ
−テープ(10)は、内側縁にファスナーエレメント列
(12)を支持するエレメント取付部(13)と、内側
縁と外側縁の間にテープ(11)を熱可塑性合成樹脂か
ら成る衣服等の被着物(15)に取付けるための中間部
(14)とを有している。
)の一側縁にモノフィラメントからなるコイル状ファス
ナーエレメント列(12)を縫着してなるスライドファ
スナーストリンガ−(lO)を示している。ストリンガ
−テープ(10)は、内側縁にファスナーエレメント列
(12)を支持するエレメント取付部(13)と、内側
縁と外側縁の間にテープ(11)を熱可塑性合成樹脂か
ら成る衣服等の被着物(15)に取付けるための中間部
(14)とを有している。
第1図に示すように、ストリンガ−テープ(11)は経
編生地からなり、この生地はウエールに沿って形成され
た編目列をもつ地組織を有している。
編生地からなり、この生地はウエールに沿って形成され
た編目列をもつ地組織を有している。
地組織は、第2図に示すように、1−0/1−0のパタ
ーンで編成された鎖編(L1)と、0−0/14−14
のパターンで編込まれた第1緯挿入糸(L2)と、14
−1410−0のパターンで編込まれた第2緯挿入糸(
L3)から成っている。
ーンで編成された鎖編(L1)と、0−0/14−14
のパターンで編込まれた第1緯挿入糸(L2)と、14
−1410−0のパターンで編込まれた第2緯挿入糸(
L3)から成っている。
第1および第2緯挿入糸(L2、L3)は経編スリンガ
−テープ(11)の全1]を横断して延び互に対称に配
設されている。鎖編(L1)を形成する糸(1G)と第
1および第2緯挿入糸(L 2、 L 3)は、ポリ
エステルのテクスチャード糸である。鎖編(L1)の糸
(16)と一方の緯挿入糸(L2又はL3)の太さは1
50デニールであり、他方の緯挿入糸(L3又はL2)
の太さは300デニールである。経編ストリンガ−テー
プ(11)の内側縁において3つのウエールにまたがっ
て延びる緯挿入糸(図示せず)を設けてストリンガ−テ
ープ(11)のエレメント取付部(13)を補強しても
よい。
−テープ(11)の全1]を横断して延び互に対称に配
設されている。鎖編(L1)を形成する糸(1G)と第
1および第2緯挿入糸(L 2、 L 3)は、ポリ
エステルのテクスチャード糸である。鎖編(L1)の糸
(16)と一方の緯挿入糸(L2又はL3)の太さは1
50デニールであり、他方の緯挿入糸(L3又はL2)
の太さは300デニールである。経編ストリンガ−テー
プ(11)の内側縁において3つのウエールにまたがっ
て延びる緯挿入糸(図示せず)を設けてストリンガ−テ
ープ(11)のエレメント取付部(13)を補強しても
よい。
第1図に示すように、中間部(14)は複数本(この実
施例では7本)のポリ塩化ビニール製の熱可塑性フィラ
メント糸からなる経糸(L4)を有する。この経糸(L
4)は0−010−0のパターンで配設されており、よ
って経編生地の第4〜第10ウエール間の溝に直線的に
編込まれている。この熱可塑性フィラメント糸を設けた
ことにより、中間部(14)は熱可塑性合成樹脂製の衣
服(15)に対して熱接着可能となる。経挿入糸(L4
)を形成するポリ塩化ビニール製のフィラメント糸は2
20デニールと太く、シかも融点が鎖編(L1)と第1
および第2緯挿入糸(L2、L3)のポリエステルテク
スチャード糸より低いため、経挿入糸(L4)は、高周
波ウエルダーにより溶融した際、ストリンガ−テープ(
11)を熱可塑性合成樹脂製の衣服(15)に確実に固
着するに十分な接着祠料として機能する。このストリン
ガ−テープ(11)は経挿入糸(L4)を直線的に配設
しているため、ストリンガ−テープ(11)の単位面積
当りに使用する熱可塑性フィラメント糸の量が少なくて
すみ製造コストが低下する。
施例では7本)のポリ塩化ビニール製の熱可塑性フィラ
メント糸からなる経糸(L4)を有する。この経糸(L
4)は0−010−0のパターンで配設されており、よ
って経編生地の第4〜第10ウエール間の溝に直線的に
編込まれている。この熱可塑性フィラメント糸を設けた
ことにより、中間部(14)は熱可塑性合成樹脂製の衣
服(15)に対して熱接着可能となる。経挿入糸(L4
)を形成するポリ塩化ビニール製のフィラメント糸は2
20デニールと太く、シかも融点が鎖編(L1)と第1
および第2緯挿入糸(L2、L3)のポリエステルテク
スチャード糸より低いため、経挿入糸(L4)は、高周
波ウエルダーにより溶融した際、ストリンガ−テープ(
11)を熱可塑性合成樹脂製の衣服(15)に確実に固
着するに十分な接着祠料として機能する。このストリン
ガ−テープ(11)は経挿入糸(L4)を直線的に配設
しているため、ストリンガ−テープ(11)の単位面積
当りに使用する熱可塑性フィラメント糸の量が少なくて
すみ製造コストが低下する。
第5図は別の熱接着性ストリンガ−テープ(21)の経
編組織を示している。このストリンガ−テープ(21)
が第1図に示したストリンガ−テープ(11)と異なる
点は、中間部(13)が1−110−0のパターンで第
4〜第11ウエールに編込まれた複数本(この実施例で
は8本)の経糸(L4′)を有することにある。経挿入
糸(L4−)は各ウエールを蛇行して走りストリンガ−
テープ(21)の表面に大きく露出している。経挿入糸
(L4″)がこのように露出しているため、ストリンガ
−テープ(21)を熱可塑性樹脂製の被着物−1〇 − に加圧加熱した際の接着性が向上する。
編組織を示している。このストリンガ−テープ(21)
が第1図に示したストリンガ−テープ(11)と異なる
点は、中間部(13)が1−110−0のパターンで第
4〜第11ウエールに編込まれた複数本(この実施例で
は8本)の経糸(L4′)を有することにある。経挿入
糸(L4−)は各ウエールを蛇行して走りストリンガ−
テープ(21)の表面に大きく露出している。経挿入糸
(L4″)がこのように露出しているため、ストリンガ
−テープ(21)を熱可塑性樹脂製の被着物−1〇 − に加圧加熱した際の接着性が向上する。
第7図に示すストリンガ−テープ(31)は第1図に示
すストリンガ−テープ(11)に類似しているものの、
中間部(14)が2−2/1−110−0/1−1のパ
ターン(第8図参照)で第3〜第12ウエールに編込ま
れた複数本(この実施例では9本)の経糸(L 4 ″
)を有する点で′相違する。
すストリンガ−テープ(11)に類似しているものの、
中間部(14)が2−2/1−110−0/1−1のパ
ターン(第8図参照)で第3〜第12ウエールに編込ま
れた複数本(この実施例では9本)の経糸(L 4 ″
)を有する点で′相違する。
経挿入糸(L 4 ″)はストリンガ−テープ(31)
の隣接する2つのウェールにまたがって延びる。
の隣接する2つのウェールにまたがって延びる。
このように配設された経挿入糸(L 4 ″)により、
使用する熱可塑性フィラメント糸の数が少ないにもかか
わらず熱接着性の中間部を広い領域にわたって形成する
ことができる。
使用する熱可塑性フィラメント糸の数が少ないにもかか
わらず熱接着性の中間部を広い領域にわたって形成する
ことができる。
上述した実施例のストリンガ−テープ(II、 21.
31)はクロッシェ編機で編成したものであるが、ラッ
セル編機やトリコット編機でも編成することができる。
31)はクロッシェ編機で編成したものであるが、ラッ
セル編機やトリコット編機でも編成することができる。
この場合、鎖編組織(L1)は0−1/1−0のパター
ンを有する開口組織でもよい。
ンを有する開口組織でもよい。
尚、上述の実施例に照らし、本願発明に対し多くの改変
が可能なことは明白である。従って、特許請求の範囲内
で、本発明が特に述べられていない他の形で実施できる
ことは予測可能である。
が可能なことは明白である。従って、特許請求の範囲内
で、本発明が特に述べられていない他の形で実施できる
ことは予測可能である。
発明の効果
以上のように本発明によれば、熱可塑性フィラメント糸
からなる経挿入糸はストリンガ−テープの地組織と構造
的に独立しているため、ストリンガ−テープを被着物に
固着するために熱可塑性フィラメント糸を溶融した際に
地組織が損傷することは全くない。さらに、経挿入糸は
任意の位置にかつ任意のパターンで地組織に編込むこと
ができるので、ストリンガ−テープと被着物の様々な取
付条件を満足させることができる。
からなる経挿入糸はストリンガ−テープの地組織と構造
的に独立しているため、ストリンガ−テープを被着物に
固着するために熱可塑性フィラメント糸を溶融した際に
地組織が損傷することは全くない。さらに、経挿入糸は
任意の位置にかつ任意のパターンで地組織に編込むこと
ができるので、ストリンガ−テープと被着物の様々な取
付条件を満足させることができる。
第1図は、本発明の第1実施例によるスライドファスナ
ー用経編ストリンガ−テープの編成図−第2図は、第1
図に示す経編組織の様々な糸の編成パターンを示す図; 第3図は、第1図に示すストリンガ−テープを有するス
ライドファスナーストリンガ−の断片平面図であって、
ファスナーストリンガ−を被着物に取付けた状態を示す
図; 第4図は、第3図に示すスライドファスナーストリンガ
−の横断面図; 第5図は、本発明の第2実施例によるスライドファスナ
ー用経編ステリンガ−テープの編成図;第6図は、第5
図に示す経編組織の様々な糸の編成パターンを示す図;
そして 第7図は、本発明の第3実施例によるスライドファスナ
ー用経編ストリンガ−テープの編成図である。 特許出願人 吉田工業株式会社 第8 手続ン市正書(方式) 2、発明の名称 スライドファスナー用熱接着スト
リンガ−テープ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (682)吉田工業株式会社4、代理人 6、補正の対象 明細書(図面の簡単な説明の
欄)7、補正の内容
ー用経編ストリンガ−テープの編成図−第2図は、第1
図に示す経編組織の様々な糸の編成パターンを示す図; 第3図は、第1図に示すストリンガ−テープを有するス
ライドファスナーストリンガ−の断片平面図であって、
ファスナーストリンガ−を被着物に取付けた状態を示す
図; 第4図は、第3図に示すスライドファスナーストリンガ
−の横断面図; 第5図は、本発明の第2実施例によるスライドファスナ
ー用経編ステリンガ−テープの編成図;第6図は、第5
図に示す経編組織の様々な糸の編成パターンを示す図;
そして 第7図は、本発明の第3実施例によるスライドファスナ
ー用経編ストリンガ−テープの編成図である。 特許出願人 吉田工業株式会社 第8 手続ン市正書(方式) 2、発明の名称 スライドファスナー用熱接着スト
リンガ−テープ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (682)吉田工業株式会社4、代理人 6、補正の対象 明細書(図面の簡単な説明の
欄)7、補正の内容
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕一側縁にファスナーエレメント列(12)を取付
けるためのエレメント取付部(13)を有し、両側縁間
にスライドファスナーを被着物に取付けるための熱接着
性の中間部(14)を有するスライドファスナー用熱接
着性ストリンガーテープにおいて、上記テープは編成生
地を有し、この編成生地が複数のウエールを有する地組
織を形成するために編成された複数本の糸(16、L2
、L3)と、上記中間部において上記地組織に編込まれ
た複数本の熱可塑性フィラメント糸(L4)とからなる
ことを特徴とする熱接着性ストリンガーテープ。 〔2〕上記地組織が、鎖編(L1)と、この鎖編に対し
て上記経編生地の全巾を横断するように編込まれた少な
くとも1本の緯挿入糸(L2、L3)からなる請求項1
記載の、熱接着性ストリンガーテープ。 〔3〕上記地組織に編込まれた熱可塑性フィラメント糸
(L4)が経編生地のウエール間溝に直線的に配設され
ている請求項1ないし3のいずれか1項の熱接着性スト
リンガーテープ。 〔4〕上記熱可塑性フィラメント糸(L4)が経編生地
のウエール上に蛇行して編込まれた請求項1ないし3の
いずれか1項に記載の熱接着性ストリンガーテープ。 〔5〕上記地組織に編込まれた熱可塑性フィラメント糸
(L4)が経編生地の隣接する少なくとも2つのウエー
ルにまたがってジグザグ状に延びる請求項1ないし3の
いずれか1項に記載の熱接着性ストリンガーテープ。 〔6〕上記地組織を形成する糸(16、L2、L3)が
ポリエステルのテクスチャード糸からなり、上記熱可塑
性フィラメント糸(L4)が上記ポリエステルテクスチ
ャード糸より融点の低いポリ塩化ビニール製である請求
項1ないし6のいずれか1項に記載の熱接着性ストリン
ガーテープ。
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