JP3525831B2 - クロック信号伝送方式及びディジタル信号伝送方式並びにクロック信号伝送方法及びディジタル信号伝送方法 - Google Patents

クロック信号伝送方式及びディジタル信号伝送方式並びにクロック信号伝送方法及びディジタル信号伝送方法

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JP3525831B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • H04L25/061Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝送路を通る伝送デ
ィジタル信号を原ディジタル信号より生成して、伝送デ
ィジタル信号より原ディジタル信号を復元ディジタル信
号として復元する方式及びその方法に関し、特に伝送デ
ィジタル信号が生ずる電磁放射雑音を低減させる方式及
びその方法に関する。ディジタル信号としては、クロッ
ク信号及びデータ信号があげられる。
【0002】
【従来の技術】クロック信号の波形は、同一周波数の繰
り返し波形であるため、クロック信号はクロック周波数
及びその高調波の周波数において大きなスペクトラムを
有し、伝送路で伝送されるクロック信号はこれらの周波
数の電磁放射雑音を射出する。また、データ信号はクロ
ック信号ほどは周期性がないが、例えば帯域圧縮された
映像信号、音声信号は、エントロピーが高くなり、これ
に従い、周期性が高くなり、クロック信号の1/2の周
波数及びその高調波において大きなスペクトラムを有
し、伝送路で伝送されるデータ信号は、これらの周波数
の電磁補斜雑音を射出する。
【0003】従来、一般に電磁放射雑音を抑制するため
には、クロック信号やデータ信号の電圧振幅或いは電流
振幅を小さくしたり、ECL等に見られるように差動伝
送方式を採用したりしている。
【0004】また、特開平9−289527号公報に
は、クロック信号に周波数変調をかけて、クロック信号
から発生するスペクトラムの周波数を分散させ、電磁放
射雑音を抑止する方法及び装置が開示されている。
【0005】特開平9−289527号公報の方法及び
装置では、原クロック信号に対してある周波数で周波数
変調をかけて伝送クロック信号の周波数をダイナミック
に変化させている。受信側では、PLLを用いて変調信
号成分を除去し、原クロック信号を復元している。周波
数変調された伝送クロック信号の周波数変化率としては
±数%を想定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般にPLLのロック
レンジ及びキャプチャレンジは、数百ppmであるの
で、上述の特開平9−289527号公報の方法及び装
置における数%の範囲の調整のためには従来のPLL回
路が使用できず、より複雑な回路が必要になるという問
題がある。
【0007】本発明は、より簡易な回路で伝送路を通る
伝送ディジタル信号から射出される電磁放射雑音を低減
することを可能とするディジタル信号伝送方式及びその
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるクロック信
号伝送方式は、第1の制御信号及び前記第1の制御信号
の同期情報を有する第2の制御信号を生成する制御回路
と、前記第1の制御信号を基に周期的に変化する第1の
参照電圧を生成する第1の参照電圧発生回路と、前記第
2の制御信号を基に周期的に変化する第2の参照電圧を
生成する第2の参照電圧発生回路と、原クロック信号と
前記第1の参照電圧とを比較して伝送クロック信号を生
成する第1の比較器と、前記伝送クロック信号と前記第
2の参照電圧とを比較して復元クロック信号を生成する
第2の比較器と、を備えるクロック信号伝送方式におい
て、前記第1の参照電圧発生回路が生成する前記第1の
参照電圧と前記第2の参照電圧発生回路が生成する前記
第2の参照電圧の総和が一定電圧であることを特徴とす
【0009】
【0010】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記第1の
参照電圧発生回路が生成する前記第1の参照電圧と前記
第2の参照電圧発生回路が生成する前記第2の参照電圧
は共に同一の周期で周期的に変化することを特徴とす
る。
【0011】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記第1の
参照電圧発生回路は前記第1の参照電圧を前記原クロッ
ク信号の2倍の周波数で切り替え、前記第2の参照電圧
発生回路は前記第2の参照電圧を前記原クロック信号の
2倍の周波数で切り替えることを特徴とする。
【0012】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記制御回
路は送信側に備わることを特徴とする。
【0013】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記制御回
路は前記原クロック信号を基に前記第1及び第2の制御
信号を生成することを特徴とする。
【0014】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記制御回
路は前記伝送クロック信号を基に前記第1及び第2の制
御信号を生成することを特徴とする。
【0015】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記制御回
路は前記原クロック信号及び前記伝送クロック信号を基
に前記第1及び第2の制御信号を生成することを特徴と
する。
【0016】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記制御回
路は前記原クロック信号の周期より低い周波数の前記第
2の制御信号を生成することを特徴とする。
【0017】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記第1の
参照電圧発生回路は、前記第1の制御信号と前記原クロ
ック信号を基に前記第1の参照電圧を発生することを特
徴とする。
【0018】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記第1の
参照電圧発生回路は、前記第1の制御信号と前記伝送ク
ロック信号を基に前記第1の参照電圧を発生することを
特徴とする。
【0019】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記第2の
参照電圧発生回路は、前記第2の制御信号と前記伝送ク
ロック信号を基に前記第2の参照電圧を発生することを
特徴とする。
【0020】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記第2の
参照電圧発生回路は、前記第2の制御信号と前記復元ク
ロック信号を基に前記第2の参照電圧を発生することを
特徴とする。
【0021】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、更に受信側
に局部クロック信号を発生する局部発振器を備え、前記
第2の参照電圧発生回路は、前記第2の制御信号と前記
局部クロック信号を基に前記第2の参照電圧を発生する
ことを特徴とする。
【0022】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記復元ク
ロック信号を基準信号として入力するPLL回路を更に
備えることを特徴とする。
【0023】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記復元ク
ロック信号を基準信号として入力するPLL回路を更に
備え、前記第2の参照電圧発生回路は、前記第2の制御
信号と前記PLL回路が出力するクロック信号を基に前
記第2の参照電圧を発生することを特徴とする。
【0024】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記復元ク
ロック信号を位相補償する位相補償回路を更に備えるこ
とを特徴とする。
【0025】更に、本発明によるクロック信号伝送方式
は、上記のクロック信号伝送方式において、前記第1の
制御信号と前記第2の制御信号とは同一であることを特
徴とする。
【0026】本発明によるディジタル信号伝送方式は、
上記のクロック伝送方式と、原データ信号と前記第1の
参照電圧とを比較して伝送データ信号を生成する第3の
比較器と、前記伝送データ信号と前記第2の参照電圧と
を比較して復元データ信号を生成する第4の比較器と、
を備えることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0028】[実施形態1]まず、実施形態1によるク
ロック信号伝送方式の構成を図1を参照して説明する。
【0029】図1を参照すると、実施形態1によるクロ
ック信号伝送方式は、クロック信号送信回路31と、ク
ロック信号受信回路32を備える。
【0030】クロック信号送信回路31は、第1及び第
2の参照電圧16、17を周期的に変化させるために或
いはこれらの同期をとるために使用される第1の制御信
号14及び第2の制御信号15を生成する制御回路1
と、第1の制御信号14に応じて第1の参照電圧を決定
して出力する第1の参照電圧発生回路2と、原クロック
信号11と第1の参照電圧16を入力し、両者を比較し
て周波数が周期的に変化する伝送クロック信号12を出
力する比較器3とを備える。
【0031】クロック信号受信回路32は、クロック信
号送信回路31の制御回路1から出力された第2の制御
信号15を伝送路33を介して受信して、第2の制御信
号15に応じて第2の参照電圧17を決定して出力する
第2の参照電圧発生回路4と、クロック信号送信回路3
1から伝送路33を介して伝送されてきて周波数が周期
的に変化している伝送クロック信号12と第2の参照電
圧発生回路4で発生した第2の参照電圧17とを入力
し、両者を比較して基の単一周波数のクロック信号であ
る復元クロック信号13を出力する比較器5とを備え
る。
【0032】次に、実施形態1によるクロック信号伝送
方式の動作を図1、2を参照して説明する。
【0033】まず、クロック信号送信回路31の動作に
ついて説明する。
【0034】第1の比較器3は、符号101で示すよう
な波形の原クロック信号11を+側の入力端子に入力す
る。
【0035】第1の比較器3の−側の入力端子に入力す
る符号104で示すような波形の第1の参照電圧16
は、第1の参照電圧発生回路2が発生する。ここでは、
第1の参照電圧16の電圧をVT1、VT2、VT3、
VT4、VT5の5種類とし、VT1<VT2<VT3
<VT4<VT5とする。また、この第1の参照電圧
は、第1の比較器3の+側の入力端子に入力する原クロ
ック信号11の電圧振幅範囲内の電圧とする。この場
合、原クロック信号11のHIGHレベルの電圧はVH
1であり、LOWレベルの電圧はVL1であるので、V
L1<VT1<VT2<VT3<VT4<VT5<VH
1の関係が満たされる。
【0036】第1の比較器3に入力される第1の参照電
圧16は、制御回路1によって選択される。制御回路1
では、第1の参照電圧16が、VT1、VT2、VT
3、VT4、VT5、VT4、VT3、VT2、VT
1、VT2、VT3、……の順に原クロック信号11の
論理レベルが変化する度に変化するように第1の制御信
号14を生成する。第1の制御信号14によりその都度
直接第1の参照電圧16を指定しても良いし、第1の参
照電圧16の1周期或いは複数周期の間に一度だけ第1
の制御信号14を制御回路1が生成し、第1の参照電圧
発生回路2がこのような制御信号14に同期をとって第
1の参照電圧16を自走的に切り替えるようにしても良
い。後者の場合、第1の参照電圧発生回路2は必要に応
じて第1の制御信号14に対する位相補正をする。
【0037】次に、第1の比較器3の動作を説明する。
まず、第1の参照電圧発生回路2は第1の制御信号14
に応じて第1の参照電圧16としてVT1を選択する。
波形101に示すように、時刻T21において原クロッ
ク信号11の電圧がVT1に達すると、第1の比較器3
は原クロック信号11がHIGHレベルになったと認識
し、伝送クロック信号12の波形102を立ち上げる。
次に第1の参照電圧発生回路2が第1の参照電圧16を
VT2にしてから、時刻T22において原クロック信号
11がVT2になった時に第1の比較器3は伝送クロッ
ク信号12の波形102を立ち下げる。以降、順に第1
の参照電圧発生回路2が波形104に示すように第1の
参照電圧16を変化させると、第1の比較器4は波形1
02に示すような伝送クロック信号12を出力する。波
形102は、周波数が周期的に変化する。周波数の変化
量と変化周期は、原クロック信号11の周期と第1の参
照電圧16の分解能によって決まる。
【0038】次に、クロック信号受信回路32の動作に
ついて説明する。
【0039】クロック信号受信回路32は、クロック信
号送信回路31から伝送路33を介して送信されてきた
伝送クロック信号12を第2の比較器5の+側の入力端
子に入力する。
【0040】第2の比較器5が−側の入力端子に入力す
る波形105で示す第2の参照電圧17は、第2の参照
電圧発生回路4が発生する。ここでは、第2の参照電圧
17をVT11、VT12、VT13、VT14、VT
15の5種類とし、VT11<VT12<VT13<V
T14<VT15とする。また、第2の参照電圧17
は、第2の比較器5に入力される伝送クロック信号12
の電圧振幅範囲内の電圧とする。この場合、伝送クロッ
ク信号12のHIGHレベルの電圧はVH2であり、L
OWレベルの電圧はVL2であるので、VL2<VT1
1<VT12<VT13<VT14<VT15<VH2
の関係が満たされる。クロック信号送信回路31での第
1の参照電圧16の電圧レベルの数とクロック信号受信
回路32での第2の参照電圧17の電圧レベルの数は同
じにして、また、後述するように同期させる。
【0041】クロック信号送信回路31の制御回路1
は、クロック信号送信回路31での第1の参照電圧16
の同期情報を第2の制御信号15によりクロック信号受
信回路32の第2の参照電圧発生回路4へ送る。なお、
第1の参照電圧16の位相は第1の制御信号14で指定
しているので、第2の制御信号15は、第1の制御信号
14の同期情報も有している。
【0042】例えば、第1の制御信号14を第1の参照
電圧発生回路2に第1の参照電圧16をその都度指定す
るようなものにして、他方で、第1の参照電圧がVT1
からVT2に変化する際に制御回路1が第2の参照電圧
発生回路4に第2の制御信号15を送るようにしてもよ
い。この際、第2の参照電圧発生回路4は、第2の制御
信号15に同期をとって第2の参照電圧17を自走的に
切り替える。また、第2の参照電圧発生回路4は必要に
応じて第2の制御信号15に対する位相補正をする。
【0043】制御回路1が第1の参照電圧発生回路2へ
送る第1の制御信号14は、電磁放射雑音の観点から見
ると原クロック信号11の倍の周波数であってもよい
が、制御回路1が第2の参照電圧発生回路2へ送る第2
の制御信号15の周波数は、電磁放射雑音の観点から見
ると原クロック信号11の周波数よりも低くする必要が
ある。また、第2の制御信号15は、立ち上がりのタイ
ミング又は立ち下がりのタイミングのみに情報を有せば
よく、第2の制御信号15のデューティは電磁放射雑音
を低減する観点から定められる。
【0044】但し、第1の制御信号14と第2の制御信
号15を共通の制御信号として、制御回路1が第1の参
照電圧16及び第2の参照電圧17の1周期或いは複数
周期の間に一度だけこの共通の制御信号を生成し、第1
の参照電圧発生回路2及び第2の参照電圧発生回路4に
出力するようにしても良い。この際、第1の参照電圧発
生回路2と第2の参照電圧発生回路4は、共通の制御信
号に同期をとりながら、予め定めた参照電圧のシーケン
スに従って自走的に動作する。
【0045】クロック信号送信回路31での第1の参照
電圧とクロック信号受信回路32での第2の参照電圧の
関係に関しては、VT1とVT15、VT2とVT1
4、VT3とVT13、VT4とVT12、VT5とV
T11が対応するようにする。つまり、クロック信号送
信回路31での最も低い第1の参照電圧16をクロック
信号受信回路32の最も高い第2の参照電圧17に対応
させ、以下、順に第1の参照電圧16の低いものと第2
の参照電圧17の高いものとを対応させる。このように
対応付けることにより、VT1+VT15=VT2+V
T14=VT3+VT13=VT4+VT12=VT5
+VT11=一定電圧の関係が満たされる。第2の参照
電圧17は、VT15、VT14、VT13、VT1
2、VT11、VT12、VT13、VT14、VT1
5、VT14、VT13、……の順に原クロックの論理
レベルの変化に伴って順に変化する。
【0046】次に、図2を参照して第2の比較器5の動
作を説明する。まず、クロック信号送信回路31から第
1の参照電圧としてVT1が選択されたときの伝送クロ
ック信号12が伝送されてくる。この時、クロック信号
受信回路32での第2の参照電圧としては、第2の参照
電圧発生回路4によりVT15が選択されているので、
時刻T31において伝送クロック信号12の波形102
がVT15に達すると、第2の比較器5は伝送クロック
信号12がHIGHレベルになったと認識し、復元クロ
ック信号13の波形103を立ち上げる。次に、第2の
参照電圧発生回路4は制御信号14を基に参照電圧をV
T14にする。その後、第1の参照電圧16をVT2に
したときの伝送クロック信号12が伝送されてくると、
時刻T32において伝送クロック信号12の電圧がVT
14まで下がった時に復元クロック信号13の波形10
3を立ち下げる。以降、波形105に示すように順に第
2の参照電圧17を変化させると、第2の比較器5から
は、波形103に示すような復元クロック信号13が出
力される。復元クロック信号13の波形の各周期(隣接
する立ち上がり間の期間、隣接する立ち下がり間の期
間)及びデュティは、原クロック信号11の対応する位
置の周期及びデュティと同じである。すなわち、クロッ
ク信号受信回路32において原クロック信号11の有す
る波形101と同一の波形103を有する復元クロック
信号13が得られる。
【0047】なお、変化周期内における第1及び第2の
参照電圧16、17についての選択の推移は、参照電圧
発生回路2、参照電圧発生回路4との間で整合性がとれ
ていれば、いかなるものであってもよい。上記の説明で
は第1及び第2の参照電圧16、17は、クロック信号
が変化する度に変化するとしたが、クロック信号の変化
が数回あるたびに変化するようにしても良い。
【0048】次に、本実施形態の各ブロックの動作につ
いて、図3〜7のフローチャトを参照して説明する。
【0049】まず、制御回路1の動作について図3を参
照して説明する。
【0050】まず、ステップS101で、計時の単位と
なるΔT1、第1の制御信号14を出力する周期TC、第
2の制御信号の周期の第1の制御信号14に対する比率
Cを設定する。次に、ステップS102で、第2の制
御信号15の周期を制御するための変数Nをゼロとす
る。次に、ステップS103で、第1の制御信号14の
周期を制御するための変数Tをゼロにする。次に、ステ
ップS104で、TにΔT1を加算する。次に、分岐S
105で、TがTC以上となったか否かを判断し、そう
であればステップS106に進み第1の制御信号14を
出力する。分岐S105の判断結果が否であればステッ
プS104に戻る。ステップS106からは、ステップ
S107に進みNを1だけインクリメントする。次に、
分岐S108でNがNCとなったか否かを判断し、そう
であればステップS109に進み第2の制御信号15を
出力する。分岐108の判断結果が否であればステップ
S103に戻る。ステップS109からは、ステップ1
10に進みNをゼロにリセットして、ステップS103
に戻る。なお、TCの値は、自然数nとクロック信号の
周期TCLKを用いて、TC=n×(TCLK/2)と表され
る。また、ステップS101でN=1とすれば、第1の
制御信号14と第2の制御信号15は周期が等しくな
る。
【0051】次に、第1の参照信号発生回路2の動作に
ついて図4を参照して説明する。
【0052】まず、ステップS201で、計時の単位と
なるΔT2を設定する。つぎに、ステップS202で、
第1の参照電圧16を進める時刻を制御するための変数
Tをゼロにする。次に、分岐S203で、第1の制御信
号14が入力されたか否かを判断し、そうであればステ
ップS207に進み第1の参照電圧16にVT1を設定
する。分岐S203の判断結果が否であれば、ステップ
S204に進み、TにΔT2を加算する。次に、分岐S
205で、TがTCLK/2以上となったか否かを判定
し、そうであればステップS206に進み第1の参照電
圧16をシーケンス中の次の電圧に進めて、ステップS
202に戻る。分岐S205の判断結果が否である場合
にはステップS203に戻る。
【0053】次に、第2の参照信号発生回路4の動作に
ついて図5を参照して説明する。
【0054】まず、ステップS301で、計時の単位と
なるΔT4を設定する。つぎに、ステップS302で、
第2の参照電圧17を進める時刻を制御するための変数
Tをゼロにする。次に、分岐S303で、第2の制御信
号15が入力されたか否かを判断し、そうであればステ
ップS307に進み第2の参照電圧16にVT11を設
定する。分岐S303の判断結果が否であれば、ステッ
プS304に進み、TにΔT4を加算する。次に、分岐
S305で、TがTCLK/2以上となったか否かを判定
し、そうであればステップS306に進み第2の参照電
圧17をシーケンス中の次の電圧に進めて、ステップS
302に戻る。分岐S305の判断結果が否である場合
にはステップS303に戻る。
【0055】次に、第1の比較器4の動作について図6
を参照して説明する。
【0056】まず、分岐S401で原クロック信号11
の電圧が第1の参照電圧16以上であるか否かを判定
し、そうであればステップS402に進み、そうでなけ
ればステップS403に進む。ステップS402では、
伝送クロック信号12の論理レベルをHIGHにしてス
テップS401に戻る。ステップS403では、伝送ク
ロック信号12の論理レベルをLOWにしてステップS
401に戻る。
【0057】次に、第2の比較器5の動作について図7
を参照して説明する。
【0058】まず、分岐S501で伝送クロック信号1
2の電圧が第2の参照電圧17以上であるか否かを判定
し、そうであればステップS502に進み、そうでなけ
ればステップS503に進む。ステップS502では、
復元クロック信号13の論理レベルをHIGHにしてス
テップS501に戻る。ステップS503では、復元ク
ロック信号13の論理レベルをLOWにしてステップS
501に戻る。
【0059】[実施形態2]図8に示す実施形態2にお
いては、制御回路1は、原クロック信号11を入力し、
原クロック信号11の波形のレベルが電圧VH1になる
タイミング及び電圧VL1になるタイミングを検出し、
これらの検出タイミングをもとに第1の制御信号14及
び第2の制御信号15を生成する。これは原クロック信
号11が変化したならば、順次第1の参照電圧及び第2
の参照電圧17を変化させても良いという原理に基づく
ものである。第1の制御信号14は、原クロック信号1
1の波形のレベルが電圧VH1又は電圧VL1になる度
に出力してもよいし、第1の参照電圧16及び第2の参
照電圧17の変化の1又は2以上の周期に一度だけ出力
するようにしても良い。第2の制御信号15は、第1の
参照電圧16及び第2の参照電圧17の変化の1又は2
以上の周期に一度だけ出力するようにする。第1の制御
信号14及び第2の制御信号15とを共通とし、この共
通制御信号を、第1の参照電圧16及び第2の参照電圧
17の変化の1又は2以上の周期に一度だけ出力するよ
うにしてもよい。
【0060】つぎに、図9、10を参照して、実施形態
2による制御回路1の構成及び動作について説明する。
【0061】原クロック信号11の波形のレベルが電圧
VH1になるタイミング及び電圧VL1になるタイミン
グは、例えば図9(a)に示す回路にその入力信号とし
て原クロック信号12を供給して変化検出信号がHIG
Hとなるタイミングをみることにより検出できる。な
お、図9(a)に示す回路の入力信号と変化検出信号の
波形を図9(b)に示す。
【0062】図10を参照すると、まず、ステップS6
01で、第1の制御信号14の周期のクロック信号の周
期に対する比率の指標MCと第2の制御信号制御信号1
5の周期の第1の制御信号15の周期に対する比率NC
を設定する。次に、ステップS602で、第1の制御信
号14の周期を制御するための変数Nをゼロにする。次
に、ステップS603で、第2の制御信号15の周期を
制御するための変数Mをゼロにする。次に、分岐S60
4で図9の回路から変化検出信号が出力されたか否かを
判断し、そうであればステップ605に進み、そうでな
ければ分岐604に戻る。ステップ605では、Mを1
だけインクリメントする。次に、ステップS606でM
がMCとなったか否かを判断し、そうであればステップ
607に進み、そうでなければ分岐S604に戻る。ス
テップS607では第1の制御信号S607を出力す
る。次に、ステップS608でNを1だけインクリメン
トする。次に、分岐S609でNがNCとなったか否か
を判断し、そうであればステップS610に進み、そう
でなければステップS603に戻る。ステップS610
では、第2の制御信号を出力する。次に、ステップS6
11でNをゼロにして、ステップS603に戻る。
【0063】[実施形態3]図11に示す実施形態3に
おいては、制御回路1は、伝送クロック信号12を入力
し、伝送クロック信号12の波形のレベルが電圧VH2
になるとき及び電圧VL2になるタイミングを検出し、
これらの検出タイミングをもとに第1の制御信号14及
び第2の制御信号15を生成する。これは伝送クロック
信号12が変化した時に、第2の参照電圧17を変化さ
せても良く、この時に第1の参照電圧を変化させても遅
くないという原理に基づくものである。第1の制御信号
14は、伝送クロック信号12の波形のレベルが電圧V
H2又は電圧VL2になる度に出力してもよいし、第1
の参照電圧16及び第2の参照電圧17の変化の1又は
2以上の周期に一度だけ出力するようにしても良い。第
2の制御信号15は、第1の参照電圧16及び第2の参
照電圧17の変化の1又は2以上の周期に一度だけ出力
するようにする。第1の制御信号14及び第2の制御信
号15とを共通とし、この共通制御信号を、第1の参照
電圧16及び第2の参照電圧17の変化の1又は2以上
の周期に一度だけ出力するようにしてもよい。
【0064】実施形態3による制御回路1の構成及び動
作は、図9、10を参照して説明した実施形態2のもの
と同様であるので重複する説明は省略する。
【0065】[実施形態4]図12に示す実施形態4に
おいては、制御回路1は、原クロック信号11及び伝送
クロック信号12を入力し、原クロック信号11の波形
のレベルが電圧VH1になるとき及び電圧VL1になる
タイミングを検出し、これらの検出タイミングをもとに
第1の制御信号14を生成し、伝送クロック信号12の
波形のレベルが電圧VH2になるとき及び電圧VL2に
なるタイミングを検出し、これらの検出タイミングをも
とに第2の制御信号14を生成する。これは原クロック
信号11が変化した時に、第1の参照電圧16を変化さ
せても良く、伝送クロック信号12が変化した時に、第
2の参照電圧16を変化させても良いという原理に基づ
くものである。第1の制御信号14は、伝送クロック信
号12の波形のレベルが電圧VH2又は電圧VL2にな
る度に出力してもよいし、第1の参照電圧16及び第2
の参照電圧17の変化の1又は2以上の周期に一度だけ
出力するようにしても良い。第2の制御信号15は、第
1の参照電圧16及び第2の参照電圧17の変化の1又
は2以上の周期に一度だけ出力するようにする。
【0066】実施形態4による上記の制御回路1の構成
及び動作は、図9、10を参照して説明した実施形態2
のものと同様であるので重複する説明は省略する。
【0067】また、制御回路1は、原クロック信号11
の論理レベルと伝送クロック信号12の論理レベルが一
致したタイミングを利用して第1の制御信号14及び第
2の制御信号15を生成しても良い。この場合、第1の
制御信号14と第2の制御信号15を実施形態2、3の
場合と同様に共通としても良い。
【0068】[実施形態5]図13に示す実施形態5
は、第2の比較器5の出力する復元クロック信号13を
参照信号として入力するPLL6を付加することによ
り、クロック信号受信回路32をクロック信号受信回路
32Bに変更したものである。実施形態2は、更にクロ
ックの周波数精度が求められる際に用いる。実施形態1
で周波数精度をある程度の範囲にしているので、ここで
使用するPLL回路6としては従来のPLL回路を使用
することができ、数%程度の周波数変動を補正する複雑
なPLL回路を用いずに目的とする高精度な復元クロッ
ク信号を得ることができるという効果が奏される。
【0069】[実施形態6]更に、原クロック信号11
と復元クロック信号13とは位相差を有するので、復元
クロック信号13のデータ信号(不図示)に対する位相
を原クロック信号11のデータ信号(不図示)に対する
位相に戻すために、図14に示すように、実施形態1に
基づき、位相補償回路7を第2の比較回路5の後段に付
加しても良い。
【0070】[実施形態7]実施形態6と同様の目的
で、図15に示すように、実施形態5に基づき、位相補
償回路7を第2の比較回路5とPLL6の間に挿入して
も良い。
【0071】[実施形態8]実施形態6と同様の目的
で、図16に示すように、実施形態5に基づき、位相補
償回路7をPLL6の後段に付加しても良い。
【0072】[実施形態9]図17に示す実施形態10
では、制御回路1は、第1の参照電圧16及び第2の参
照電圧17の1又は2以上の周期に1度だけ第1の制御
信号14を第1の参照電圧発生回路2に出力し、第1の
参照電圧発生回路2は、原クロック信号11と第1の制
御信号14を入力し、原クロック信号11をクロック信
号として利用し、第1の制御信号14を位相同期信号と
して利用する内蔵のフライホイル回路を利用して、第1
の参照電圧16を生成する。
【0073】実施形態9による第1の参照電圧発生回路
2の動作を図18を参照して説明する。
【0074】図18を参照すると、まず、分岐S701
で第1の制御信号14が入力されたか否かを判断し、そ
うであればステップS704に進み、第1の参照電圧を
VT1にする。分岐S701の判定結果が否であれば、
分岐S702で変化検出信号が第1の参照電圧発生回路
2が有する図9に示す回路と同様な回路から出力された
か否かを判断し、そうであればステップS703に進
み、第1の参照電圧をシーケンス中の次の電圧に進め
る。分岐S702の判断結果が否であれば分岐S701
に戻る。
【0075】[実施形態10]図19に示す実施形態1
0では、制御回路1は、第1の参照電圧16及び第2の
参照電圧17の1又は2以上の周期に1度だけ第1の制
御信号14を第1の参照電圧発生回路2に出力し、第1
の参照電圧発生回路2は、伝送クロック信号11と第1
の制御信号14を入力し、伝送クロック信号12をクロ
ック信号として利用し、第1の制御信号14を位相同期
信号として利用する内蔵のフライホイル回路を利用し
て、第1の参照電圧16を生成する。
【0076】実施形態10による第1の参照電圧発生回
路2の動作は、図18を参照して説明した実施形態9の
ものと同様であるので、重複する説明は省略する。
【0077】[実施形態11]図20に示す実施形態1
1では、制御回路1は、第1の参照電圧16及び第2の
参照電圧17の1又は2以上の周期に1度だけ第2の制
御信号15を第2の参照電圧発生回路2に出力し、第2
の参照電圧発生回路2は、伝送クロック信号12と第2
の制御信号15を入力し、伝送クロック信号12をクロ
ック信号として利用し、第2の制御信号15を位相同期
信号として利用する内蔵のフライホイル回路を利用し
て、第2の参照電圧17を生成する。
【0078】実施形態11による第2の参照電圧発生回
路4の動作は、図18を参照して説明した実施形態9に
よる第1の参照電圧発生回路2の動作と同様であるの
で、重複する説明は省略する。
【0079】[実施形態12]図21に示す実施形態1
2では、制御回路1は、第1の参照電圧16及び第2の
参照電圧17の1又は2以上の周期に1度だけ第2の制
御信号15を第2の参照電圧発生回路2に出力し、第2
の参照電圧発生回路2は、復元クロック信号13と第2
の制御信号15を入力し、復元クロック信号13をクロ
ック信号として利用し、第2の制御信号15を位相同期
信号として利用する内蔵のフライホイル回路を利用し
て、第2の参照電圧17を生成する。
【0080】実施形態12による第2の参照電圧発生回
路4の動作は、図18を参照して説明した実施形態9に
よる第1の参照電圧発生回路2の動作と同様であるの
で、重複する説明は省略する。
【0081】[実施形態13]図22に示す実施形態1
3では、制御回路1は、第1の参照電圧16及び第2の
参照電圧17の1又は2以上の周期に1度だけ第2の制
御信号15を第2の参照電圧発生回路2に出力し、局部
発振器8は局部クロック信号18を第2の参照電圧発生
回路17に出力し、第2の参照電圧発生回路2は、局部
クロック信号18と第2の制御信号15を入力し、局部
クロック信号18をクロック信号として利用し、第2の
制御信号15を位相同期信号として利用する内蔵のフラ
イホイル回路を利用して、第2の参照電圧17を生成す
る。
【0082】実施形態13による第2の参照電圧発生回
路4の動作は、図18を参照して説明した実施形態9に
よる第1の参照電圧発生回路2の動作と同様であるの
で、重複する説明は省略する。
【0083】[実施形態14]図23に示す実施形態1
4では、制御回路1は、第1の参照電圧16及び第2の
参照電圧17の1又は2以上の周期に1度だけ第2の制
御信号15を第2の参照電圧発生回路2に出力し、第2
の参照電圧発生回路2は、復元クロック信号13Bと第
2の制御信号15を入力し、復元クロック信号13Bを
クロック信号として利用し、第2の制御信号15を位相
同期信号として利用する内蔵のフライホイル回路を利用
して、第2の参照電圧17を生成する。
【0084】実施形態14による第2の参照電圧発生回
路4の動作は、図18を参照して説明した実施形態9に
よる第1の参照電圧発生回路2の動作と同様であるの
で、重複する説明は省略する。
【0085】[実施形態15]実施形態2乃至4、実施
形態9乃至10及び実施形態11乃至14は、自由に組
み合わせることができ、これらの組み合わせにより3×
2×4=24通りの実施形態を実現することが可能であ
る。
【0086】[実施形態16]実施形態16によるディ
ジタル信号伝送方式の構成を図24に示す。図24を参
照すると、実施形態16は、図1に示す実施形態1にデ
ータ信号の伝送のための第3の比較器9と第4の比較器
10を追加したものである。第3の比較器9は、第1の
参照電圧16と原データ信号21を入力し、両者を比較
して、比較結果を伝送データ信号22として出力する。
第4の比較器10は、第2の参照電圧17と伝送データ
信号22を入力し、両者を比較して、比較結果を復元デ
ータ信号23として出力する。
【0087】図25は、本実施形態における原データ信
号21の波形201、伝送データ信号22の波形20
2、復元データ信号23の波形203、第1の参照電圧
16の波形104及び第2の参照電圧17の波形105
を示すタイミング図である。図25を参照すると、立ち
上がりのタイミングと立ち下がりのタイミングが一致し
ている原データ信号21と第1の参照電圧16を基に生
成された伝送データ信号22の立ち下がりのタイミング
と立ち下がりのタイミングは一致しなくなるが、伝送デ
ータ信号22と第2の参照電圧17を基に生成された復
元データ信号23の立ち上がりのタイミングと立ち下が
りのタイミングは一致するようになる。
【0088】すなわち、原データ信号21の立ち上がり
に対しては時刻T21、T23、T25、T27、T2
9で伝送データ信号22が立ち上がり、伝送データ信号
22の立ち上がりに対しては、時刻T31、T33、T
35、T37、T39で復元データ信号23が立ち上が
る。一方、原データ信号の立ち下がりに対しては、時刻
T41、T23、T43、T27、T45で伝送データ
信号22が立ち下がり、伝送データ信号22の立ち下が
りに対しては、時刻T31、T33、T35、T37、
T39で復元データ信号が立ち下がる。従って、原デー
タ信号21の立ち上がりに対応する復元データ信号23
の立ち上がりと原データ信号21の立ち下がりに対応す
る復元データ信号の立ち下がりはタイミングが一致す
る。
【0089】従って、復元データ信号23は、原データ
信号21と比較して、位相は遅れるが、波形は一致し、
復元データ信号23からは、伝送データ信号22におけ
るジッタが除かれている。
【0090】なお、実施形態16に実施形態2乃至15
を適用することが可能であるのはいうまでもない。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の比較器に原クロック信号と周期的に変化する第1
の参照電圧を入力することにより、クロック信号の立ち
上がりおよび立ち下がり時刻に応じて伝送クロック信号
の周波数を周期的に変化させることができ、伝送クロッ
ク信号の伝送時に生じる電磁放射雑音を低減することが
できるという効果が奏される。データ信号についても同
様である。
【0092】また、伝送クロック信号送信元での制御信
号の同期情報をクロック信号受信回路に伝送し、その同
期情報を基に受信側での第2の参照電圧を周期的に変化
させることによって、周波数が周期的に変化している伝
送クロック信号を単一周波数の復元クロック信号に戻す
ことができる効果が奏される。データ信号についても同
様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1によるクロック信号伝送方
式の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1によるクロック信号伝送方
式の動作を示すタイミング図である。
【図3】本発明の実施形態1による制御回路1の動作を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態1による第1の参照信号発生
回路2の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態1による第2の参照信号発生
回路4の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態1による第1の比較器3の動
作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態1による第2の比較器5の動
作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態2によるクロック信号伝送方
式の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施形態2による制御回路1が内蔵す
る変化検出信号発生回路の一例をしめす回路図である。
【図10】本発明の実施形態2による制御回路1の動作
を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態3によるクロック信号伝送
方式の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施形態4によるクロック信号伝送
方式の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施形態5によるクロック信号伝送
方式の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施形態6によるクロック信号伝送
方式の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施形態7によるクロック信号伝送
方式の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の実施形態8によるクロック信号伝送
方式の構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の実施形態9によるクロック信号伝送
方式の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の実施形態9による第1の参照電圧発
生回路2の動作を示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施形態10によるクロック信号伝
送方式の構成を示すブロック図である。
【図20】本発明の実施形態11によるクロック信号伝
送方式の構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の実施形態12によるクロック信号伝
送方式の構成を示すブロック図である。
【図22】本発明の実施形態13によるクロック信号伝
送方式の構成を示すブロック図である。
【図23】本発明の実施形態14によるクロック信号伝
送方式の構成を示すブロック図である。
【図24】本発明の実施形態16によるディジタル信号
伝送方式の構成を示すブロック図である。
【図25】本発明の実施形態16によるディジタル信号
伝送方式のタイミングを示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 第1の参照電圧発生回路 3 第1の比較器 4 第2の参照電圧発生回路 5 第2の比較器 6 PLL 7 位相補償回路 8 局部発振器 9 第3の参照電圧発生器 10 第4の参照電圧発生器 11 原クロック信号 12 伝送クロック信号 13 復元クロック信号 31 クロック信号送信回路 32 クロック信号受信回路 33 伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/033 H03L 7/06 H04L 25/38

Claims (36)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の制御信号及び前記第1の制御信号
    の同期情報を有する第2の制御信号を生成する制御回路
    と、 前記第1の制御信号を基に周期的に変化する第1の参照
    電圧を生成する第1の参照電圧発生回路と、 前記第2の制御信号を基に周期的に変化する第2の参照
    電圧を生成する第2の参照電圧発生回路と、 原クロック信号と前記第1の参照電圧とを比較して伝送
    クロック信号を生成する第1の比較器と、 前記伝送クロック信号と前記第2の参照電圧とを比較し
    て復元クロック信号を生成する第2の比較器と、 を備えることを特徴とするクロック信号伝送方式におい
    て、 前記第1の参照電圧発生回路が生成する前記第1の参照
    電圧と前記第2の参照電圧発生回路が生成する前記第2
    の参照電圧の総和が一定電圧であることを特徴とするク
    ロック信号伝送方式
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクロック信号伝送方式
    において、前記第1の参照電圧発生回路が生成する前記
    第1の参照電圧と前記第2の参照電圧発生回路が生成す
    る前記第2の参照電圧は共に同一の周期で周期的に変化
    することを特徴とするクロック信号伝送方式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のクロック信号伝
    送方式において、 前記第1の参照電圧発生回路は前記第1の参照電圧を前
    記原クロック信号の2倍の周波数で切り替え、前記第2
    の参照電圧発生回路は前記第2の参照電圧を前記原クロ
    ック信号の2倍の周波数で切り替えることを特徴とする
    クロック信号伝送方式。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至のいずれか1項に記載の
    クロック信号伝送方式において、前記制御回路は送信側
    に備わることを特徴とするクロック信号伝送方式。
  5. 【請求項5】 請求項に記載のクロック信号伝送方式
    において、前記制御回路は前記原クロック信号を基に前
    記第1及び第2の制御信号を生成することを特徴とする
    クロック信号伝送方式。
  6. 【請求項6】 請求項に記載のクロック信号伝送方式
    において、前記制御回路は前記伝送クロック信号を基に
    前記第1及び第2の制御信号を生成することを特徴とす
    るクロック信号伝送方式。
  7. 【請求項7】 請求項に記載のクロック信号伝送方式
    において、前記制御回路は前記原クロック信号及び前記
    伝送クロック信号を基に前記第1及び第2の制御信号を
    生成することを特徴とするクロック信号伝送方式。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至のいずれか1項に記載の
    クロック信号伝送方式において、前記制御回路は前記原
    クロック信号の周波数より低い周波数の前記第2の制御
    信号を生成することを特徴とするクロック信号伝送方
    式。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至のいずれか1項に記載の
    クロック信号伝送方式において、前記第1の参照電圧発
    生回路は、前記第1の制御信号と前記原クロック信号を
    基に前記第1の参照電圧を発生することを特徴とするク
    ロック信号伝送方式。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至のいずれか1項に記載
    のクロック信号伝送方式において、前記第1の参照電圧
    発生回路は、前記第1の制御信号と前記伝送クロック信
    号を基に前記第1の参照電圧を発生することを特徴とす
    るクロック信号伝送方式。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載のクロック信号伝送方式において、前記第2の参照電
    圧発生回路は、前記第2の制御信号と前記伝送クロック
    信号を基に前記第2の参照電圧を発生することを特徴と
    するクロック信号伝送方式。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載のクロック信号伝送方式において、前記第2の参照電
    圧発生回路は、前記第2の制御信号と前記復元クロック
    信号を基に前記第2の参照電圧を発生することを特徴と
    するクロック信号伝送方式。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載のクロック信号伝送方式において、更に受信側に局部
    クロック信号を発生する局部発振器を備え、前記第2の
    参照電圧発生回路は、前記第2の制御信号と前記局部ク
    ロック信号を基に前記第2の参照電圧を発生することを
    特徴とするクロック信号伝送方式。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか1項に記
    載のクロック信号伝送方式において、前記復元クロック
    信号を基準信号として入力するPLL回路を更に備える
    ことを特徴とするクロック信号伝送方式。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至13のいずれか1項に記
    載のクロック信号伝送方式において、前記復元クロック
    信号を基準信号として入力するPLL回路を更に備え、
    前記第2の参照電圧発生回路は、前記第2の制御信号と
    前記PLL回路が出力するクロック信号を基に前記第2
    の参照電圧を発生することを特徴とするクロック信号伝
    送方式。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至13のいずれか1項に記
    載のクロック信号伝送方式において、前記復元クロック
    信号を位相補償する位相補償回路を更に備えることを特
    徴とするクロック信号伝送方式。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16のいずれか1項に記
    載のクロック信号伝送方式において、前記第1の制御信
    号と前記第2の制御信号とは同一であることを特徴とす
    るクロック信号伝送方式。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17のいずれか1項に記
    載のクロック伝送方式と、 原データ信号と前記第1の参照電圧とを比較して伝送デ
    ータ信号を生成する第3の比較器と、 前記伝送データ信号と前記第2の参照電圧とを比較して
    復元データ信号を生成する第4の比較器と、 を備えることを特徴とするディジタル信号伝送方式。
  19. 【請求項19】 第1の制御信号及び前記第1の制御信
    号の同期情報を有する第2の制御信号を生成するステッ
    プと、 前記第1の制御信号を基に周期的に変化する第1の参照
    電圧を生成するステップと、 前記第2の制御信号を基に周期的に変化する第2の参照
    電圧を生成するステップと、 原クロック信号と前記第1の参照電圧とを比較して伝送
    クロック信号を生成するステップと、 前記伝送クロック信号と前記第2の参照電圧とを比較し
    て復元クロック信号を生成するステップと、 を有することを特徴とするクロック信号伝送方法におい
    て、 前記第1の参照電圧と前記第2の参照電圧の総和が一定
    電圧であることを特徴とするクロック信号伝送方法
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のクロック信号伝送
    方法において、前記第1の参照電圧と前記第2の参照電
    圧は共に同一の周期で周期的に変化することを特徴とす
    るクロック信号伝送方法。
  21. 【請求項21】 請求項19又は20に記載のクロック
    信号伝送方法において、 前記第1の参照電圧を前記原クロック信号の2倍の周波
    数で切り替え、前記第2の参照電圧を前記原クロック信
    号の2倍の周波数で切り替えることを特徴とするクロッ
    ク信号伝送方法。
  22. 【請求項22】 請求項19乃至21のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記第1及び第
    2の制御信号を送信側で生成することを特徴とするクロ
    ック信号伝送方法。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のクロック信号伝送
    方法において、前記原クロック信号を基に前記第1及び
    第2の制御信号を生成することを特徴とするクロック信
    号伝送方法。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載のクロック信号伝送
    方法において、前記伝送クロック信号を基に前記第1及
    び第2の制御信号を生成することを特徴とするクロック
    信号伝送方法。
  25. 【請求項25】 請求項22に記載のクロック信号伝送
    方法において、前記原クロック信号及び前記伝送クロッ
    ク信号を基に前記第1及び第2の制御信号を生成するこ
    とを特徴とするクロック信号伝送方法。
  26. 【請求項26】 請求項19乃至25のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記第2の制御
    信号は前記原クロック信号より周波数が低いことを特徴
    とするクロック信号伝送方法。
  27. 【請求項27】 請求項19乃至26のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記第1の制御
    信号と前記原クロック信号を基に前記第1の参照電圧を
    発生することを特徴とするクロック信号伝送方法。
  28. 【請求項28】 請求項19乃至26のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記第1の制御
    信号と前記伝送クロック信号を基に前記第1の参照電圧
    を発生することを特徴とするクロック信号伝送方法。
  29. 【請求項29】 請求項19乃至28のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記第2の制御
    信号と前記伝送クロック信号を基に前記第2の参照電圧
    を発生することを特徴とするクロック信号伝送方法。
  30. 【請求項30】 請求項19乃至28のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記第2の制御
    信号と前記復元クロック信号を基に前記第2の参照電圧
    を発生することを特徴とするクロック信号伝送方法。
  31. 【請求項31】 請求項19乃至28のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、更に受信側で局
    部クロック信号を発生するステップを有し、前記第2の
    制御信号と前記局部クロック信号を基に前記第2の参照
    電圧を発生することを特徴とするクロック信号伝送方
    法。
  32. 【請求項32】 請求項19乃至31のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記復元クロッ
    ク信号をPLL回路に基準信号として供給するステップ
    を更に有することを特徴とするクロック信号伝送方法。
  33. 【請求項33】 請求項19乃至31のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記復元クロッ
    ク信号をPLL回路に基準信号として供給するステップ
    を更に有し、前記第2の制御信号と前記PLL回路が出
    力するクロック信号を基に前記第2の参照電圧を発生す
    ることを特徴とするクロック信号伝送方法。
  34. 【請求項34】 請求項19乃至31のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記復元クロッ
    ク信号を位相補償するステップを更に有することを特徴
    とするクロック信号伝送方法。
  35. 【請求項35】 請求項19乃至34のいずれか1項に
    記載のクロック信号伝送方法において、前記第1の制御
    信号と前記第2の制御信号とは同一であることを特徴と
    するクロック信号伝送方法。
  36. 【請求項36】 請求項19乃至35のいずれか1項に
    記載のクロック伝送方法の各ステップと、 原データ信号と前記第1の参照電圧とを比較して伝送デ
    ータ信号を生成するステップと、 前記伝送データ信号と前記第2の参照電圧とを比較して
    復元データ信号を生成するステップと、 を有することを特徴とするディジタル信号伝送方法。
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