JP3525377B2 - 電気的接続構造及びその形成方法 - Google Patents

電気的接続構造及びその形成方法

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JP3525377B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気的接続構造及び
その形成方法に関し、特に複数の第1の配線と複数の第
2の配線とを電気的に接続する電気的接続構造及びその
形成方法に属する。
【0002】
【従来の技術】複数の第1の配線と、複数の第2の配線
との間を電気的に接続する電気的接続構造においても、
狭ピッチ化が進行しつつある。このような電気的接続構
造の従来の第1の例を図5(a),(b)に示す。
【0003】この第1の例は、第1の絶縁基板11x,
及びこの絶縁基板11xの表面に、複数の第1の配線1
3xと対応接続して金属箔で形成され、それぞれが予め
定められた幅、長さを有し互いに平行に配置された複数
の第1の電極12xを備えた第1の電極板10xと、同
様に、第2の絶縁基板11y、及びこの絶縁基板11y
の表面に、複数の第2の配線13yと対応接続して金属
箔で形成され、それぞれが上記第1の電極12xと同一
の幅、長さを有してこれら第1の電極12xそれぞれと
対応する位置に互いに平行配置された複数の第2の電極
12yを備え、これら複数の第2の電極12yと第1の
電極板の複数の第1の電極12xとが予め定められた間
隔を隔てて1対1で互いに向い合うように配置された第
2の電極板10yと、厚さ方向にのみ導通が得られるよ
うに形成されて向い合う複数の第1の電極及び複数の第
2の電極の間に挟み付けられた異方性導電シート40x
と、を有する構成、構造となっている。
【0004】この第1の例では、異方性導電シート40
xを介して互いに重なり合う第1の電極12xと第2の
電極12yとの間で、異方性導電シート40xにより導
通が得られてこれら電極12x,12y間が接続され
る。従って、異方性導電シート40xは、複数の第1の
電極12xの全面、及び複数の第2の電極12yの全面
を覆うように配置すればよく、その位置の微調整は不要
であるが(アライメントフリー)、複数の第1の電極1
2xと複数の第2の電極12yとは、接続対象の第1の
電極と第2の電極とが互いに重なり合うように調整(ア
ライメント)する必要がある。この調整は、電極配列ピ
ッチ、電極幅が狭くなる程困難となる。
【0005】図6(a)〜(c)は、従来の電気的接続
構造の第2の例の、形成工程順に示した断面側面図であ
る(例えば特公平3−61315号公報参照)。この第
2の例は、第1の電極板10xの複数の第1の電極12
xと、第2の電極板10yの複数の第2の電極12yと
の間に、加熱すると粘度が低下する絶縁性接着剤51の
中に多数の導電性微粒子52を分散させた導電粒子分散
フィルム50を挟み込み(図6(a))、加熱して絶縁
性接着剤51の粘度を低下させると同時に接続対象の第
1の電極12xと第2の電極12yとの間に電圧を印加
して、一方の電極(図6では12x)側に導電性微粒子
52を引き寄せ集め(図6(b))、第1の電極板10
x及び第2の電極板10yに力Fを加えて引き寄せ集ま
った導電性微粒子52を接続対象の第1の電極12x・
第2の電極12y間に挟みつけ、これら電極12x,1
2y間を接続する構成、構造となっている。
【0006】この第2の例では、接続対象の第1の電極
12x・第2の電極12y間の導通抵抗を低減し隣接電
極間の絶縁性を向上させることができ、また、導電粒子
分散フィルム50は第1,第2の電極板10x,10y
に対しアライメントフリーであるが、複数の第1の電極
12xと複数の第2の電極12yとの間では、第1の例
と同様に位置調整(アライメント)が必要である。
【0007】これら第1の例、第2の例では、複数の第
1の電極12xと複数の第2の電極12yとを長手方向
に平行に配置して、接続対象となる電極同志では重なり
合い、接続対象以外の電極間は重ならないようにする必
要がある。そのため、複数の第1の電極12x及び複数
の第2の電極12yの配列ピッチ、電極幅などの寸法も
高精度に抑える必要があり、この問題は狭ピッチ化が進
むにつれて重要度を増してくる。また、隣接する電極間
には電極幅と同程度の幅の絶縁領域が必要であり、配列
ピッチが制限される。
【0008】図7(a),(b)は、複数の第1の電極
及び複数の第2の電極の配列ピッチ、電極幅等をそれほ
ど高精度に抑える必要がなくて、しかも第1の電極板・
第2の電極板間がアライメントフリーとなる従来の電気
的接続構造の例(第3の例)を示す分解斜視図および断
面側面図である。
【0009】この第3の例は、第1の絶縁基板11aの
表面に、複数の第1の配線(図示省略)と対応接続して
金属箔で形成され、それぞれが予め定められた幅及び長
さを有して互いに平行に配置された複数の第1の電極1
2a−1〜12a−5を備えて成る第1の電極板10a
と、同様に、第2の絶縁基板11bの表面に、複数の第
2の配線(図示省略)と対応接続して金属箔で形成さ
れ、それぞれが予め定められた幅及び長さを有して互い
に平行に配置された複数の第2の電極12b−1〜12
b−5を備え、これら複数の第2の電極12b−1〜1
2b−5(以下、単に12bという)と第1の電極板1
0aの複数の第1の電極12a−1〜12a−5(以
下、単に12aという)とが向い合い、かつ予め定めら
れた間隔を隔てて互いに交差するように配置された第2
の電極板10bと、絶縁シート61の、複数の第1の電
極12a及び複数の第2の電極12bのうちの接続対象
の第1の電極(例えば12a−1)と第2の電極(例え
ば12b−1)とが交差する位置に、絶縁シート61を
厚さ方向に貫通してその先端が絶縁シート61の表面及
び裏面に露出するように埋め込まれ、これら第1の電極
・第2の電極間を接続する複数の接続導体62を備えて
複数の第1の電極12a及び複数の第2の電極12bに
挟み付けられた基板電極間通電シート60とを有する構
成、構造となっている。
【0010】この第3の例では、複数の第1の電極12
aと、複数の第2の電極12bとが互いに交差するよう
に配置されていて、接続対象の第1の電極(12a−
1)及び第2の電極(12b−1)の交差部分で接続導
体62により接続されるので、複数の第1の電極12a
及び複数の第1の電極12bの幅、配列ピッチを高精度
に抑える必要がなく、また、これらの相対位置は、これ
ら複数の第1,第2の電極間が互いに交差しさえすれば
よいので、その微調整が不要(アライメントフリー)と
なり、この点では狭ピッチに適しているが、複数の第1
の電極12a及び複数の第2の電極12bに対する基板
電極間通電シート60は、その複数の接続導体62を接
続対象の電極間で正確に位置合せする必要がある。
【0011】なお、第1,第2の例で、複数の第1,第
2の電極を交差配置すると、第1の例では異方性導電シ
ート40xにより接続対象外の電極間が導通し、第2の
例では、接続対象外の電極間もその間隔が狭く、導電性
微粒子52によって導通したり、絶縁不良となるため、
このような交差配置はできない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電気的
接続構造は、第1の例では、異方性導電シート40xを
介して互いに重なり合う第1の電極12xと第2の電極
12yとの間で、この異方性導電シート40xにより導
通が得られてこれら電極間が接続される構造となってい
るので、異方性導電シート40xは、複数の第1,第2
の電極12x,12y全面を覆うように配置すればよ
く、その位置の微調整は不要であるが(アライメントフ
リー)、複数の第1の電極12xと複数の第2の電極1
2yとは互いに重なり合うように正確に位置調整(アラ
イメント)しなければならず、この位置調整は複数の電
極の狭ピッチ化が進むにつれて困難になり、また、隣接
電極間には電極幅と同程度の幅の絶縁領域が必要なた
め、狭ピッチ化が難しくなるという問題点があり、第2
の例では、互いに重なり合う複数の第1の電極12xと
複数の第2の電極12yとの間に電圧を印加して導電性
微粒子52を集め、これら電極間を圧着する構造となっ
ているので、接続対象の電極間は導通抵抗が低く、かつ
隣接電極間は絶縁性が向上するが、第1の例と同様に、
複数の第1,第2の電極12x,12y間の正確な位置
合せ、位置調整(アライメント)、及び隣接電極間の絶
縁領域が必要で、やはり狭ピッチ化が難しくなるという
問題点があり、第3の例では、複数の第1の電極12a
と複数の第2の電極12bとを交差配置し、これら電極
12a,12b間に挟み込まれた基板電極間通電シート
60の複数の接続導体62により、接続対象の電極間を
接続する構成、構造となっているので、複数の第1の電
極12a及び複数の第2の電極12bの幅、配列ピッチ
等を高精度に抑える必要はなく、またこれらの位置合せ
の微調整は不要(アライメントフリー)で隣接電極間は
電気的絶縁が得られればよく、この点では狭ピッチ化に
適しているが、基板電極間通電シート60の複数の接続
導体62を、接続対象の電極間に正確に位置合せ、配置
する必要があり、狭ピッチ化が進行すると、やはりその
位置合せ微調整が困難となるため、狭ピッチ化が難しい
という問題点がある。
【0013】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、アライメントフリーで、かつ狭ピッチ化が容易
となる電気的接続構造及びその形成方法を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明の電気的接続
構造は、複数の第1の配線と、複数の第2の配線とを電
気的に接続する電気的接続構造であって、上記の目的を
達成するために次の各構造体を含むことを特徴とする。 (イ)第1の絶縁基板と、この第1の絶縁基板の表面
に、前記複数の第1の配線と対応接続されて金属で薄板
状に形成され、それぞれが予め定められた幅及び長さを
有して互いに平行に配置された複数の第1の電極と、を
備えた第1の電極板 (ロ)第2の絶縁基板と、この第2の絶縁基板の表面
に、前記複数の第2の配線と対応接続されて低融点金属
で形成され、それぞれが予め定められた幅、長さ、及び
厚さを有して互いに平行に配置された複数の第2の電極
と、を備え、これら複数の第2の電極が前記第1の電極
板の複数の第1の電極と予め定められた間隔を隔てて向
い合い、かつ互いに交差するように配置された第2の電
極板 (ハ)前記第2の電極板の複数の第2の電極それぞれ
の、前記第1の電極板の複数の第1の電極のうちの接続
対象となる第1の電極と向い合う面に、これら第2の電
極の低融点金属が溶融されて第1の電極に引き寄せら
れ、冷却固化して形成され、これら接続対象の第1の電
極・第2の電極間を接続する複数の電極間接続導体
【0015】第2の発明の電気的接続構造の形成方法
は、前記第1の発明の電気的接続構造の形成方法であっ
て、次の各手順を含むことを特徴とする。 (イ)第1の絶縁基板表面に複数の第1の電極を形成し
て第1の電極板を形成し、第2の絶縁基板表面に複数の
第2の電極を形成して第2の電極板を形成する電極板形
成手順 (ロ)前記第1の電極板の複数の第1の電極と前記第2
の電極板の複数の第2の電極とが予め定められた間隔を
隔てて向い合い、かつ互いに交差するようにこれら第1
の電極板及び第2の電極板を保持する電極板保持手順 (ハ)前記電極板保持手順による状態を維持しつつ、前
記第1の電極板及び第2の電極板を加熱して前記第2の
電極板の複数の第2の電極の低融点金属を溶融させると
同時に、接続対象の第1の電極と第2の電極との間に電
圧を印加し、溶融した第2の電極の低融点金属を静電気
力で第1の電極に引き寄せてこれら第1の電極、第2の
電極間を接続する電極間接続手順 (ニ)前記電極間接続手順による接続対象の第1の電極
と第2の電極との間の接続が全て完了した後、更に前記
電極板保持手順による状態を維持し続けて前記第1の電
極板及び第2の電極板を冷却し、前記複数の第2の電
極、及び接続対象の第1の電極・第2の電極間の低融点
金属を固化させる低融点金属固化手順 (ホ)前記低融点金属固化手順の後、前記電極板保持手
順による状態を解除する電極板保持解除手順
【0016】第3の発明の電気的接続構造は、複数の第
1の配線と、複数の第2の配線とを電気的に接続する電
気的接続構造であって、次の各構造体を含むことを特徴
とする。 (イ)第1の絶縁基板と、この第1の絶縁基板の表面
に、前記複数の第1の配線と対応接続されて金属で薄板
状に形成され、それぞれが予め定められた幅及び長さを
有して互いに平行に配置された複数の第1の電極と、を
備えた第1の電極板 (ロ)第2の絶縁基板と、この第2の絶縁基板の表面
に、前記複数の第2の配線と対応接続されて金属で薄板
状に形成され、それぞれが予め定められた幅及び長さを
有して互いに平行に配置された複数の第2の電極と、を
備え、これら複数の第2の電極が前記第1の電極板の複
数の第1の電極と予め定められた間隔を隔てて向い合
い、かつ互いに交差するように配置された第2の電極板 (ハ)予め定められた厚さを有する絶縁シートと、この
絶縁シート内に、厚さ方向に貫通して両端がこの絶縁シ
ートの表面及び裏面に露出するように埋め込まれ、前記
第1の電極板の第1の電極の幅及び第2の電極板の第2
の電極の幅より狭い間隔で均一に分布配置された複数の
金属細線と、を備えて前記第1の電極板の複数の第1の
電極と前記第2の電極板の複数の第2の電極との間に挟
み込まれ、これら複数の第1の電極及び複数の第2の電
極のうちの接続対象外の第1の電極・第2の電極間に挟
まれた金属細線が溶断されてこれら電極間を非導通状態
とし、接続対象の第1の電極・第2の電極間のみを導通
状態とする異方性導電シート
【0017】第4の発明の電気的接続構造の形成方法
は、前記第3の発明の電気的接続構造の形成方法であっ
て、次の各手順を含むことを特徴とする。 (イ)第1の絶縁基板表面に複数の第1の電極を形成し
て第1の電極板を形成し、第2の絶縁基板表面に複数の
第2の電極を形成して第2の電極板を形成する電極板形
成手順 (ロ)絶縁シート内に、複数の金属細線を埋め込んで異
方性導電シートを形成する異方性導電シート形成手順 (ハ)互いに交差するように配置された前記第1の電極
板の複数の第1の電極と前記第2の電極板の複数の第2
の電極との間に前記異方性導電シートを挟み付けて保持
する異方性導電シート挟み付け手順 (ニ)前記異方性導電シート挟み付け手順による状態を
維持しつつ、前記第1の電極板の複数の第1の電極及び
前記第2の電極板の複数の第2の電極のうちの接続対象
外の第1の電極・第2の電極間に電圧を印加してこれら
の電極間に挟まれた部分の異方性導電シートの金属細線
を溶断し、これら第1の電極・第2の電極間を非導通と
する接続対象外電極間非導通化手順
【0018】
【発明の実施の形態】第1の発明の電気的接続構造、及
び第2の発明の、この電気的接続構造の形成方法の一実
施の形態は、複数の第1の配線と複数の第2の配線とを
電気的に接続する構造及びその形成方法であって、第1
の絶縁基板の表面に、上記複数の第1の配線と対応接続
されて金属で薄板状に形成され、それぞれが予め定めら
れた幅及び長さを有して互いに平行に配置された複数の
第1の電極を備えた第1の電極板と、第2の絶縁基板の
表面に、上記複数の第2の配線と対応接続されて低融点
金属で形成され、それぞれが予め定められた幅、長さ、
及び厚さを有して互いに平行に配置された複数の第2の
電極を備え、これら複数の第2の電極が上記第1の電極
板の複数の第1の電極と予め定められた間隔を隔てて向
い合い、かつ互いに交差するように配置された第2の電
極板と、この第2の電極板の複数の第2の電極それぞれ
の、上記第1の電極板の複数の第1の電極のうちの接続
対象となる第1の電極と向い合う面に、これら第2の電
極の低融点金属を加熱、溶融して接続対象の第1の電極
・第2の電極間に電圧を印加し、溶融した低融点金属が
静電気力で第1の電極に引き寄せられて、冷却固化し形
成され、これら第1の電極・第2の電極間を接続する複
数の電極間接続導体と、を有する構成、構造、及びその
形成方法となっている。
【0019】このような構成、構造、及び形成方法とす
ることにより、第1の電極板・第2の電極板間は、複数
の第1の電極と複数の第2の電極とが互いに交差するよ
うに配置すればよいので、アライメントフリーであり、
また、第1の電極板及び第2の電極板に対する複数の電
極間接続導体も、これら第1の電極板、第2の電極板が
配置、保持された状態で形成されるので、同様にアライ
メントフリーである。
【0020】また、複数の第1の電極、及び複数の第2
の電極の幅、配列ピッチ等の寸法を、互いに高精度で一
致させる必要もなく、また隣接電極間は電気的絶縁が得
られればよく、複数の電極間接続導体も必ず接続対象の
第1の電極・第2の電極間に形成されるので、アライメ
ントフリーであることを併せて、狭ピッチ化が容易とな
る。
【0021】第3の発明の電気的接続構造、及び第4の
発明の、この電気的接続構造の形成方法の一実施の形態
は、第1の絶縁基板の表面に、複数の第1の配線と対応
接続されて金属で薄板状に形成され、それぞれが予め定
められた幅及び長さを有して互いに平行に配置された複
数の第1の電極を備えた第1の電極板と、第2の絶縁基
板の表面に、複数の第2の配線と対応接続されて金属で
薄板状に形成され、それぞれが予め定められた幅及び長
さを有して互いに平行に配置された複数の第2の電極を
備え、これら複数の第2の電極が上記第1の電極板の複
数の第1の電極と予め定められた間隔を隔てて向い合
い、かつ互いに交差するように配置された第2の電極板
と、絶縁シート内に、厚さ方向に貫通して両端がこの絶
縁シートの表面及び裏面に露出するように埋め込まれ、
上記第1の電極及び第2の電極の幅より狭い間隔で均一
に分布配置された複数の金属細線を備えて上記複数の第
1の電極及び複数の第2の電極の間に挟み込まれ、上記
複数の第1の電極及び複数の第2の電極の間の接続対象
外の第1の電極・第2の電極間には電圧が印加されてこ
れら電極間に挟み込まれた金属細線が溶断され、これら
接続対象外の第1の電極・第2の電極間を非導通状態と
し、接続対象の第1の電極・第2の電極間のみを導通状
態とする異方性導電シートと、を有する構成、構造、及
び形成方法となっている。
【0022】この実施の形態は、複数の第1の電極及び
複数の第2の電極の間の接続手段、及びその形成方法が
前述の第1,第2発明と異なるものの、アライメントフ
リーである点、及び狭ピッチ化が容易である点は、第
1,第2の発明と同様である。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1(a),(b)は本発明の電気的接続
構造の第1の実施例を示す斜視図及び側面図である。こ
の第1の実施例は、第1の電極板10、第2の電極板2
0、及び複数の電極間接続導体30(30−1〜30−
5を含む)を含んで構成され、これらの詳細は次のとお
りである。
【0024】第1の電極板10は、第1の絶縁基板11
と、この第1の絶縁基板11の表面に、複数の第1の配
線(図示省略)と対応接続されて金属で薄板状に形成さ
れ、それぞれが予め定められた幅及び長さを有して互い
に平行に配置された複数の第1の電極12−1〜12−
5とを備えている。
【0025】第2の電極板20は、第2の絶縁基板21
と、この第2の絶縁基板21の表面に、複数の第2の配
線(図示省略)と対応接続されて低融点金属、例えばイ
ンジウム、はんだ等で形成され、それぞれが予め定めら
れた幅、長さ、及び厚さを有して互いに平行に配置され
た複数の第2の電極22−1〜22−5とを備え、これ
ら複数の第2の電極22−1〜22−5(以下、これら
を単に22と記す)が第1の電極板10の複数の第1の
電極12−1〜12−5(以下、これらを単に12と記
す)と予め定められた間隔を隔てて向い合い、かつ互い
に交差するように配置される。
【0026】複数の電極間接続導体30(30−1〜3
0−5)は、第2の電極板20の複数の第2の電極22
それぞれの、第1の電極板10の複数の第1の電極12
のうちの接続対象となる第1の電極(例えば12−1)
と向い合う面に、これら第2の電極22の低融点金属を
加熱、溶融して接続対象の第1の電極(12−1)・第
2の電極(例えば22−1)間に電圧を印加し溶融した
低融点金属を第1の電極(12−1)に引き寄せて冷却
固化し形成され、これら接続対象の第1の電極・第2の
電極間を接続する。
【0027】次に、この第1の実施例の電気的接続構造
の形成方法について、図2(a)〜(c)を併せて参照
し、説明する。まず、前述の第1の電極板10及び第2
の電極板20を形成する(電極板形成手順)。次に、図
2(a)に示すように、スペーサ100により、複数の
第1の電極12と複数の第2の電極22とが予め定めら
れた間隔を隔てて向い合い、かつ互いに交差するように
第1の電極板10及び第2の電極板20を保持する(電
極板保持手順)。
【0028】次に、図2(b),(c)に示すように、
電極板保持手順の状態を維持しながら、第1の電極板1
0及び第2の電極板20を加熱して複数の第2の電極2
2の低融点金属を溶融させて、接続対象の第1の電極
(12−1)と第2の電極(22−1)との間に、電源
Eで電圧を印加し、溶融した低融点金属を静電気力によ
り第1の電極(12−1)に引き寄せて接続対象の第1
の電極・第2の電極間を接続する(電極間接続手順)。
【0029】この電極間接続手順による接続対象の第1
の電極・第2の電極間の接続が全て完了した後、更に前
述の電極板保持手順による状態を維持し続けて第1の電
極板10及び第2の電極板20を冷却し、複数の第2の
電極22及び接続対象の第1の電極・第2の電極間の低
融点金属を固化させ(低融点金属固化手順)、スペーサ
100を取り外す(電極板保持解除手順)。
【0030】このような構成、構造、及び形成方法とす
ることにより、第1の電極板10及び第2の電極板20
の間は、複数の第1の電極12と複数の第2の電極22
とが互いに交差するように配置すればよいので、これら
をアライメントフリーとすることができ、また、第1の
電極板10及び第2の電極板20に対する複数の電極間
接続導体30も、これら電極板10,20が配置、保持
された状態で、接続対象の第1の電極・第2の電極間に
形成されることになるので、アライメントフリーとする
ことができる。
【0031】また、複数の第1の電極12、及び複数の
第2の電極22は、その幅、配列ピッチ等の寸法を従来
の第1の例や第2の例のように合わせる必要がなく、ま
た、隣接電極間は電気的絶縁が得られる範囲で狭くで
き、しかも、複数の電極間接続導体30は必ず接続対象
の第1の電極及び第2の電極を通して形成されて必ずこ
れら第1の電極・第2の電極間に形成されることになる
ので、アライメントフリーと併せて、狭ピッチ化が容易
となる。
【0032】図3(a),(b)は本発明の電気的接続
構造の第2の実施例を示す斜視図及び断面側面図であ
る。この第2の実施例は、第1の電極板10a、第2の
電極板10b、及び異方性導電シート40を含んで構成
され、これらの詳細は次のとおりである。
【0033】第1の電極板10aは、前述の第1の実施
例の第1の電極板10と同様の構成を有しており、その
各部を表す記号に文字aを付して区別している。また、
第2の電極板10bも、基本的には第1の実施例の第1
の電極板10と同様の構成を有しており、その各部を表
す記号に文字bを付して区別している。そして、この第
2の電極板10bは、その複数の第2の電極22bが第
1の電極板10aの複数の第2の電極22と予め定めら
れた間隔(異方性導電シート40の厚さと同一)を隔て
て向い合い、かつ互いに交差するように配置される。
【0034】異方性導電シート40は、予め定められた
厚さを有する絶縁シート41と、この絶縁シート41内
に、厚さ方向に貫通して両端が絶縁シート41の表面及
び裏面に露出するように埋め込まれ、第1の電極12a
及び第2の電極12bの幅より十分狭い間隔で均一に分
布配置された複数(多数)の金属細線42と、を備えて
複数の第1の電極12aと複数の第2の電極12bとの
間に挟み込まれ、複数の第1の電極12a及び複数の第
2の電極12bのうちの接続対象外の第1の電極(例え
ば12a−2〜12a−5)・第2の電極(例えば12
b−1)間に挟まれた金属細線42が溶断されてこれら
接続対象外の第1の電極・第2の電極間を非導通状態と
し、接続対象の第1の電極(例えば12a−1)・第2
の電極(例えば12b−1)間のみを導通状態とする。
【0035】次に、この第2の実施例の電気的接続構造
の形成方法について、図4(a),(b)を併せて参照
し、説明する。まず、第1の電極板10a及び第2の電
極板10b、並びに異方性導電シート40それぞれを形
成する(電極板形成手順、異方性導電シート形成手
順)。次に図4(a)に示すように、互いに交差するよ
うに配置された第1の電極板10aの複数の第1の電極
12aと第2の電極板10bの複数の第2の電極12b
との間に、異方性導電シート40を挟み付けて保持する
(異方性導電シート挟み付け手順)。
【0036】次に、図4(b)に示すように、異方性導
電シート挟み付け手順による状態を維持しながら、複数
の第1の電極12a及び複数の第2の電極12bのうち
の接続対象外の第1の電極・第2の電極間に電源Eaに
よる電圧を印加してこれら電極間に挟まれた部分の異方
性導電シート40の金属細線42を溶断し、これら接続
対象外の第1の電極・第2の電極間を非導通とする。接
続対象の第1の電極・第2の電極間には電圧を印加しな
いで金属細線42をそのまま(溶断していない状態)残
し、これら接続対象の電極間は導通状態にしておく。
【0037】この第2の実施例においても、複数の第1
の電極12aと複数の第2の電極12bとが互いに交差
する配置となっており、また、これら第1の電極・第2
の電極間の接続・非接続の処理も、このように配置され
た第1の電極及び第2の電極を通して行われるので、第
1の実施例と同様に、第1の電極板10a、第2の電極
板10b及び異方性導電シート40の相互間でアライメ
ントフリーであり、かつ、これら各構造体(10a,1
0b,40)及びこれら相互間に対し、高い寸法精度が
要求されることはなく、狭ピッチ化も容易である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の電
極板の複数の第1の電極と第2の電極板の複数の第2の
電極とを、予め定められた間隔を隔てて向い合せ、かつ
互いに交差するように配置し、接続対象の第1の電極・
第2の電極間の接続は、複数の第2の電極を低融点金属
で形成しておいてこの低融点金属を加熱、溶融し、接続
対象の第1の電極・第2の電極間に電圧を印加してこの
溶融した低融点金属を第1の電極に引き寄せて接続、固
化するか、絶縁シートに多数の金属細線が、絶縁シート
を貫通してその先端が両面に露出するように、均一に分
布配置されて埋め込まれた異方性導電シートを、複数の
第1の電極・複数の第2の電極間に挟み込み、接続対象
外の第1の電極・第2の電極間に電圧を印加してこれら
電極間の金属細線を溶断してこれら電極間を非導通と
し、接続対象の第1の電極・第2の電極間の金属細線は
そのまま残してこれら電極間は導通状態としておく構
成、構造、及び形成方法とすることにより、第1の電極
板・第2の電極板間は複数の第1の電極と複数の第2の
電極とが互いに交差するように配置すればよく、また電
極間接続構造体は、前者の例では複数の第2の電極の低
融点金属で、第1の電極板及び第2の電極板の配置後に
形成され、後者の例では、異方性導電シートが複数の第
1の電極及び複数の第2の電極を覆うように配置すれば
よいので、第1の電極板、第2の電極板、及び電極間接
続構造体相互間でアライメントフリーであり、かつ、複
数の第1の電極及び複数の第2の電極の幅や配列ピッチ
等、並びにこれら相互間の寸法精度を高く抑える必要が
なく、隣接電極間は電気的絶縁が得られる範囲で狭くす
ることができ、電極間接続構造体も必ず接続対象の第1
の電極・第2の電極間に形成されることになるので、狭
ピッチ化が容易である、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気的接続構造の第1の実施例を示す
斜視図及び側面図である。
【図2】図1に示された電気的接続構造の形成方法を説
明するための各手順ごとの側面図である。
【図3】本発明の電気的接続構造の第2の実施例の分解
斜視図及び断面側面図である。
【図4】図3に示された電気的接続構造の形成方法を説
明するための各手順ごとの断面側面図である。
【図5】従来の電気的接続構造の第1の例を示す分解斜
視図及び断面側面図である。
【図6】従来の電気的接続構造の第2の例、及びその形
成方法を説明するための各手順ごとの断面側面図であ
る。
【図7】従来の電気的接続構造の第3の例を示す分解斜
視図及び断面側面図である。
【符号の説明】
10,10a,10b,10x,10y 電極板 11,11a,11b,11x,11y 絶縁基板 12,12a,12b,12x,12y 電極 13x,13y 配線 20 電極板 21 絶縁基板 22 電極 30 電極間接続導体 40,40x 異方性導電シート 41 絶縁シート 42 金属細線 50 導電粒子分散フィルム 51 絶縁性接着剤 52 導電性微粒子 60 基板電極間通電シート 61 絶縁シート 62 接続導体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // H01R 4/02 H01R 4/02 A (56)参考文献 特開 平11−297436(JP,A) 特開 昭61−234095(JP,A) 特開 平7−162120(JP,A) 特開 平7−312116(JP,A) 実開 平5−1265(JP,U) 実開 平5−59756(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 1/14 H05K 3/36 H01R 43/00 H01R 4/02 H01R 11/01

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1の配線と、複数の第2の配線
    とを電気的に接続する電気的接続構造であって、次の各
    構造体を含むことを特徴とする電気的接続構造。 (イ)第1の絶縁基板と、この第1の絶縁基板の表面
    に、前記複数の第1の配線と対応接続されて金属で薄板
    状に形成され、それぞれが予め定められた幅及び長さを
    有して互いに平行に配置された複数の第1の電極と、を
    備えた第1の電極板 (ロ)第2の絶縁基板と、この第2の絶縁基板の表面
    に、前記複数の第2の配線と対応接続されて低融点金属
    で形成され、それぞれが予め定められた幅、長さ、及び
    厚さを有して互いに平行に配置された複数の第2の電極
    と、を備え、これら複数の第2の電極が前記第1の電極
    板の複数の第1の電極と予め定められた間隔を隔てて向
    い合い、かつ互いに交差するように配置された第2の電
    極板 (ハ)前記第2の電極板の複数の第2の電極それぞれ
    の、前記第1の電極板の複数の第1の電極のうちの接続
    対象となる第1の電極と向い合う面に、これら第2の電
    極の低融点金属が溶融されて第1の電極に引き寄せら
    れ、冷却固化して形成され、これら接続対象の第1の電
    極・第2の電極間を接続する複数の電極間接続導体
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気的接続構造の形成方
    法であって、次の各手順を含むことを特徴とする電気的
    接続構造の形成方法。 (イ)第1の絶縁基板表面に複数の第1の電極を形成し
    て第1の電極板を形成し、第2の絶縁基板表面に複数の
    第2の電極を形成して第2の電極板を形成する電極板形
    成手順 (ロ)前記第1の電極板の複数の第1の電極と前記第2
    の電極板の複数の第2の電極とが予め定められた間隔を
    隔てて向い合い、かつ互いに交差するようにこれら第1
    の電極板及び第2の電極板を保持する電極板保持手順 (ハ)前記電極板保持手順による状態を維持しつつ、前
    記第1の電極板及び第2の電極板を加熱して前記第2の
    電極板の複数の第2の電極の低融点金属を溶融させると
    同時に、接続対象の第1の電極と第2の電極との間に電
    圧を印加し、溶融した第2の電極の低融点金属を静電気
    力で第1の電極に引き寄せてこれら第1の電極、第2の
    電極間を接続する電極間接続手順 (ニ)前記電極間接続手順による接続対象の第1の電極
    と第2の電極との間の接続が全て完了した後、更に前記
    電極板保持手順による状態を維持し続けて前記第1の電
    極板及び第2の電極板を冷却し、前記複数の第2の電
    極、及び接続対象の第1の電極・第2の電極間の低融点
    金属を固化させる低融点金属固化手順 (ホ)前記低融点金属固化手順の後、前記電極板保持手
    順による状態を解除する電極板保持解除手順
  3. 【請求項3】 複数の第1の配線と、複数の第2の配線
    とを電気的に接続する電気的接続構造であって、次の各
    構造体を含むことを特徴とする電気的接続構造。 (イ)第1の絶縁基板と、この第1の絶縁基板の表面
    に、前記複数の第1の配線と対応接続されて金属で薄板
    状に形成され、それぞれが予め定められた幅及び長さを
    有して互いに平行に配置された複数の第1の電極と、を
    備えた第1の電極板 (ロ)第2の絶縁基板と、この第2の絶縁基板の表面
    に、前記複数の第2の配線と対応接続されて金属で薄板
    状に形成され、それぞれが予め定められた幅及び長さを
    有して互いに平行に配置された複数の第2の電極と、を
    備え、これら複数の第2の電極が前記第1の電極板の複
    数の第1の電極と予め定められた間隔を隔てて向い合
    い、かつ互いに交差するように配置された第2の電極板 (ハ)予め定められた厚さを有する絶縁シートと、この
    絶縁シート内に、厚さ方向に貫通して両端がこの絶縁シ
    ートの表面及び裏面に露出するように埋め込まれ、前記
    第1の電極板の第1の電極の幅及び第2の電極板の第2
    の電極の幅より狭い間隔で均一に分布配置された複数の
    金属細線と、を備えて前記第1の電極板の複数の第1の
    電極と前記第2の電極板の複数の第2の電極との間に挟
    み込まれ、これら複数の第1の電極及び複数の第2の電
    極のうちの接続対象外の第1の電極・第2の電極間に挟
    まれた金属細線が溶断されてこれら電極間を非導通状態
    とし、接続対象の第1の電極・第2の電極間のみを導通
    状態とする異方性導電シート
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電気的接続構造の形成方
    法であって、次の各手順を含むことを特徴とする電気的
    接続構造の形成方法。 (イ)第1の絶縁基板表面に複数の第1の電極を形成し
    て第1の電極板を形成し、第2の絶縁基板表面に複数の
    第2の電極を形成して第2の電極板を形成する電極板形
    成手順 (ロ)絶縁シート内に、複数の金属細線を埋め込んで異
    方性導電シートを形成する異方性導電シート形成手順 (ハ)互いに交差するように配置された前記第1の電極
    板の複数の第1の電極と前記第2の電極板の複数の第2
    の電極との間に前記異方性導電シートを挟み付けて保持
    する異方性導電シート挟み付け手順 (ニ)前記異方性導電シート挟み付け手順による状態を
    維持しつつ、前記第1の電極板の複数の第1の電極及び
    前記第2の電極板の複数の第2の電極のうちの接続対象
    外の第1の電極・第2の電極間に電圧を印加してこれら
    の電極間に挟まれた部分の異方性導電シートの金属細線
    を溶断し、これら第1の電極・第2の電極間を非導通と
    する接続対象外電極間非導通化手順
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