JP2000223631A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000223631A
JP2000223631A JP11019023A JP1902399A JP2000223631A JP 2000223631 A JP2000223631 A JP 2000223631A JP 11019023 A JP11019023 A JP 11019023A JP 1902399 A JP1902399 A JP 1902399A JP 2000223631 A JP2000223631 A JP 2000223631A
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Yasushi Nakajima
靖志 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップの信頼性が高いとともに放熱性
がよい半導体装置を提供することである。 【解決手段】 半導体装置は、1主面(裏面)に電極を
有する半導体チップ6と、半導体チップ6の裏面に対向
して配置され、半導体チップ6から発生する熱を吸収す
る放熱板1と、半導体チップ6と放熱板1との間に配置
され、放熱板1に熱的に接続された絶縁性板(セラミッ
ク板)2と、半導体チップ6とセラミック板2間に配置
され、セラミック板2に接合された導電性板(銅板)3
と、バネ性を有する金属細線11が複雑に入り組んで形
成された金属細線群9であって、半導体チップ6と銅板
3間に押しつぶされて固定された金属細線群9とを有す
る。半導体チップ6と銅板3間に縦・横方向の位置ずれ
が生じた場合でも、半導体チップ6を破損することな
く、熱的および電気的な接続を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に半導体チップの裏面を電極として利用し、実装
時の放熱性や接続抵抗が重視される電力用半導体チップ
を用いたモジュール型半導体装置およびそのモジュール
実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体チップの裏面を電極として
利用し、実装時に半導体チップから発生する熱の放熱性
や裏面電極の電気的接続抵抗が重要である電力用半導体
チップを用いたモジュール型半導体装置として、図16
に示すものが一般的に考えられる。
【0003】図16に示すように従来の半導体装置は、
厚い銅製の放熱板51上に、セラミック板52の両面に
銅板53、58が接合されたDBC基板54が接合さ
れ、銅板53上に導電性線材71と絶縁性線材72を互
いに織り込まれて形成された織物状基板70を挟んで、
半導体チップ56が載置されている。半導体チップ56
上方から圧力を印加して織物状基板70を押しつぶし
て、半導体チップ56の裏面と銅板53間が熱的および
電気的に接続されている。織物状基板70は、図17に
示すような特開平5−299533号公報に開示されて
いる導電性線材71と絶縁性線材72とが互いに織り込
まれて形成されている。
【0004】
【発明が解説しようとする課題】近年、電力用半導体チ
ップ56を用いた半導体装置において、その扱う電力が
著しく増加し、半導体チップ56の発熱量が増加する傾
向にある。この発熱量の増加により、半導体装置全体の
温度が上昇し、半導体チップ56、放熱板51あるいは
DBC基板54との熱膨張差が原因となり、図18に示
すようにDBC基板54あるいは放熱板51の反りが発
生する。
【0005】しかし、半導体チップ56の裏面に垂直方
向への織物状基板70の伸縮力は、導電性線材71およ
び絶縁性線材72自体の弾力性、つまり両線材の柔らか
さにより決定されるため、反りによる半導体チップ6と
銅板3との間の隙間を埋めるだけの伸縮力を得ることは
難しい。複数の織物状基板70を重ねた場合でもその伸
縮力の著しい向上は期待できない。したがって、図18
に示すように、この反りにより半導体チップ56と銅板
53との間に隙間69が生じ、熱的および電気的な接続
を維持することが困難になる。
【0006】また、製造工程上一時的にこの織物状基板
70を銅板53上に固定する必要がある。この時、導電
性線材71と絶縁性線材72が混在した中で導電性線材
71を銅板3に溶接することは一般に難しいため、接着
剤で接着することに頼らざるを得ない。接着剤は熱伝導
性および電気伝導性が悪く、接着剤を貼付した部分が貼
付しない部分と比較して異常に温度上昇することにな
り、半導体装置の信頼性に問題が生じる。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的は、半導体チップの信頼
性の高い半導体装置を提供することである。
【0008】また本発明の他の目的は、製造コストの低
い半導体装置を提供することである。
【0009】さらに本発明の他の目的は、放熱性のよい
半導体装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴は、1主面に電極を有する半導
体チップと、半導体チップの1主面に対向して配置さ
れ、半導体チップから発生する熱を吸収する放熱板と、
半導体チップと放熱板との間に配置され、放熱板に熱的
に接続された絶縁性板と、半導体チップと絶縁性板間に
配置され、絶縁性板に接合された導電性板と、バネ性を
有する金属細線が複雑に入り組んで形成された金属細線
群であって、半導体チップと導電性板間に押しつぶされ
て固定された金属細線群とを有する半導体装置であるこ
とである。
【0011】本発明の第1の特徴において、金属細線
は、バネ性を有するとともに抵抗が低く、容易に入手可
能なリン青銅あるいはベリリウム銅を用いることが望ま
しい。また、半導体チップと導電性板との熱抵抗および
電気抵抗を低くするため、半導体装置は、金属細線間の
隙間に含浸された金属であって、金属細線と濡れ性を有
し、半導体チップの動作時の温度において溶融する低融
点金属をさらに有することが好ましい。さらに、金属細
線群は、材質の異なる複数の金属細線が均一に混紡され
て形成されていてもよい。さらに、金属細線は、材質の
異なる複数の金属を接合して形成されていてもよい。金
属細線の表面、半導体チップの1主面およびこの1主面
に対向する導電性板の表面に、金属と容易に合金反応を
呈さない金属薄膜が形成されていることが好ましい。金
属細線群の周縁に低融点金属と濡れ性を有しない絶縁体
細線を設置していることが好ましい。
【0012】本発明の第1の特徴によれば、バネ性を有
する金属細線が複雑に入り組んで形成された金属細線群
は3次元的に弾力性を有するため、半導体チップと導電
性板間の熱膨張差による応力を吸収し、半導体チップの
破損を防ぐことができる。また実装系の反りによる半導
体チップと導電性板間の隙間の発生を防ぐことができ
る。したがって、半導体チップと導電性板間に縦・横方
向の位置ずれが生じた場合でも、熱的および電気的な接
続を維持することができる。さらに、放熱板から半導体
チップへの熱応力を考慮する必要がなくなるので、従来
通りに放熱板に銅を使用することができる。
【0013】本発明の第2の特徴は、1主面に電極を有
する半導体チップと、1主面に対向して配置され、半導
体チップから発生する熱を吸収する放熱板と、半導体チ
ップと放熱板との間に配置され、放熱板に熱的に接続さ
れた絶縁性板と、半導体チップと絶縁性板間に配置さ
れ、絶縁性板に接合された導電性板と、半導体チップと
導電性板との間に配置された複数のバネ性を有する金属
細線からなる金属細線群であって、総ての金属細線は、
1端が導電性板に接続され、半導体チップの1主面に垂
直に延ばされ、他端が湾曲して半導体チップの1主面に
接触した金属細線群とを有する半導体装置であることで
ある。
【0014】本発明の第2の特徴によれば、先端の湾曲
した金属細線が半導体チップと接触しているため、実装
系の反りを吸収することができる。また、横方向の応力
に対しては、半導体チップが金属細線と接触を維持しな
がらも滑ることができるため半導体チップへの応力集中
を防止できる。したがって、第1の特徴と同様に、半導
体チップと導電性板間に縦・横方向の位置ずれが生じた
場合でも、熱的および電気的な接続を維持することがで
きる。さらに、放熱板から半導体チップへの熱応力を考
慮する必要がなくなるので、従来通りに放熱板に銅を使
用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、半導体チップの信頼性
の高い半導体装置を提供することができる。
【0016】さらに本発明によれば、製造コストの低い
半導体装置を提供することができる。
【0017】さらに本発明によれば、放熱性のよい半導
体装置を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1
は本発明の第1の実施の形態に係わる半導体装置の構成
を示す断面図である。図1に示すように、半導体装置
は、1主面(裏面)に電極を有する半導体チップ6と、
半導体チップ6の裏面に対向して配置され、半導体チッ
プ6から発生する熱を吸収する放熱板1と、半導体チッ
プ6と放熱板1との間に配置され、放熱板1に熱的に接
続された絶縁性板(セラミック板)2と、半導体チップ
6とセラミック板2間に配置され、セラミック板2に接
合された導電性板(銅板)3と、バネ性を有する金属細
線が複雑に入り組んで形成された金属細線群9であっ
て、半導体チップ6と銅板3間に押しつぶされて固定さ
れた金属細線群9とを有する。
【0019】さらに、半導体装置は、セラミック板2と
放熱板1間に銅板8を有している。銅板3、8とセラミ
ック板2をまとめてDBC基板4と呼ぶ。金属細線群9
は半導体チップ6と銅板3から圧力を加えられて押しつ
ぶされると、その体積が減少して電気抵抗および熱抵抗
が減少する。そして、半導体チップ6の裏面と銅板3間
の電気的および熱的伝導を確保している。その他の部材
はハンダを用いて強固に接合されて熱的伝導を確保して
いる。また図示はしないが、半導体チップ6の表面から
はワイヤボンディングを用いて半導体装置外部に接続を
取ることができる。
【0020】図2は金属細線群9付近を拡大した断面図
である。図2に示すように、半導体装置は、金属細線1
1間の隙間に含浸された金属であって、金属細線11と
濡れ性を有し、半導体チップ6の動作時の温度において
溶融する低融点金属10をさらに有する。低融点金属1
0は金属細線11と濡れ性を有するため、金属細線11
が骨材となって金属細線群9内に保持される。
【0021】次に、金属細線11、半導体チップ6、お
よび金属細線群9に含浸された低融点金属10に関して
詳細に説明する。図3は金属細線群9の形状を示す模式
図である。図3に示すように、金属細線群9は、バネ性
を有する金属細線11が複雑に入り組んで形成されてい
る。また金属細線群9は、押しつぶされても元の形に戻
る弾力性を有する。この金属細線11の材質として、電
気抵抗が低く容易に入手可能なリン青銅あるいはベリリ
ウム銅を用いる。リン青銅は常温で抵抗率が2〜6μΩ
cm(参考:理科年表)、ベリリウム銅は常温で抵抗率
が数μΩcm程度と低く、同時にバネ性も有する。ま
た、リン青銅あるいはベリリウム銅を細線状に引き伸ば
す方法は非常に容易である。
【0022】低融点金属10の材質として、例えば、半
導体チップ6にシリコン(Si)を用いた場合、半導体
チップ6の動作温度範囲である100℃程度以上で溶融
させる必要が有るため、インジウム(In)やガリウム
(Ga)を用いる。また、半導体チップ6にシリコンカ
ーバイド(SiC)を用いた場合、動作温度範囲である
200℃程度以上で溶融させるために、6−4半田やス
ズ・亜鉛(Sn−Zn)等の低融点半田を使用する。ま
た、低融点金属10は金属細線11の封止材の役割も果
たすため、金属細線11の酸化による抵抗上昇を防止す
る。さらに、半導体装置の温度が上昇することによる応
力発生時には、液化して応力を開放するのみならず金属
細線群9の機械的変形による摩擦クズの発生防止やノイ
ズ発生防止が為され、潤滑剤としての役割も果たす。
【0023】なお、一般的に金属は溶融してしまうと、
他の金属材料との反応性が非常に強くなる性質がある。
例えば、溶融したインジウムに対して銅を接触させた場
合、インジウムと銅が溶解してしまう(合金化してしま
う)。すると、金属細線11としての銅のバネ性や低抵
抗性が失われてしまう。したがって、金属細線11には
低融点金属10と濡れ性を有すると共に、溶融した低融
点金属10に溶解しにくい性質を有することが必要であ
る。そこで、金属細線11の基材12にリン青銅あるい
はベリリウム銅を用い、低融点金属10にインジウムを
用いた場合には、図4に示すように、インジウムとの濡
れ性を有しつつ合金を形成しないアモルファス状のモリ
ブデン(Mo)、バナジウム(V)あるいはニオブ(N
b)等を用いた導電性薄膜13を金属蒸着法等で基材1
2の表面に形成しておく。また、低融点金属10が6−
4半田である場合には導電性薄膜13は鉄(Fe)であ
ってもよい。なお、図示はしないが、金属細線群9が接
触する半導体チップ6の裏面とそれに対向して位置する
銅板3の表面にも合金化し難い導電性薄膜13を形成し
ておく必要があることは言うまでもない。
【0024】つぎに、本発明に係わる半導体装置の製造
方法について図面を参照して説明する。まず、本発明に
係わる金属細線群9を挟み込むまでの製造方法について
説明する。
【0025】(a)図5に示すように、所望の大きさに
まとめた金属細線群9を銅板3の所定の位置にあわせた
後、超音波ワイヤボンディング装置を用いて超音波溶接
法により金属細線11の数ヶ所を銅板3上に点溶接18
する。
【0026】(b)その後、金属細線11の表面に自然
酸化膜が形成されていると低融点金属10との濡れ性を
阻害して金属細線群9と低融点金属10とが絡まなくな
るので、酸化膜除去のためのフラックスを金属細線群9
に付着させてからシート状の低融点金属10を金属細線
群9の上に重ね、さらにその上から半導体チップ6を重
ねて、圧力を印加して固定する。このようにして、半導
体チップの動作時には図1に示した構造が容易に形成さ
れる。
【0027】本発明に係わる金属細線群11は太さが2
0〜100μmである金属細線を複雑に入り組ませて、
からげさせた塊であるため、多くの隙間を含み比重は軽
い。よって、周囲の空地の影響を受けやすく、一定の位
置に保持することが難しく、半導体チップ6と銅板3と
の間に挟み込むまでに位置ずれが生じやすい。上述の方
法を用いることで、金属細線群9を挟み込まれるまでの
間、所定の位置に固定するすることができ、製造時の取
り扱いが容易になる。また、接着剤による電気的および
熱的な障害点になることもない。
【0028】つぎに、半導体チップ6の上方から圧力を
印加して、金属細線群9を押しつぶして固定する方法に
ついて説明する。図6は本発明に係わる半導体装置の実
装構造全体を模式的に示した断面図である。図6におい
て、構造の説明を容易にするため寸法等は多少デフォル
メしてあり、かつ実装構造全体のうち本発明に係わる実
装部分を切り取っている。
【0029】銅厚板からなる放熱板1の側壁部分には実
装用ケースの側壁部25が接合されている。放熱板1の
上部にはセラミック板2が接合され、セラミック板2の
上部には配線用の銅板3が接合されている。銅板3の上
部には金属細線群9が配置され、金属細線群9の上部に
は半導体チップ6が配置されている。半導体チップ6の
表面には突起状のバンプ21が形成されている。半導体
チップ6の上部にプリント配線板22が配置され、バン
プ21を介して、半導体チップ6とプリント配線板22
が電気的に接続されている。プリント配線板22の上部
には少なくとも1回はU字型に屈曲させてバネ性を持た
せた板状配線23が配置され、板状配線23の一端には
外部接続端子用のボルト26が接続されている。ボルト
26は実装用ケースの蓋24にネジ止めされている。実
装用ケースの蓋24はケースの側壁部25に接合されて
いる。
【0030】板状配線23は、ケースの蓋24を実装用
ケースの側壁25に固定するときに多層のプリント配線
板22を放熱板1側へ押しつける。この時、半導体チッ
プ6には多層プリント配線板22より圧力が印加され
る。そして、半導体チップ6と銅板3の間に挟まれた金
属細線群9が押しつぶされて、電気的および熱的接続が
行われる。板状配線23は実装用ケースの蓋24部分に
おいて、その一端が外部接続端子用のボルト26と接続
されているため、バンプ21、プリント配線板22、板
状配線23、そしてボルト26を介して外部との入出力
を行うことができる。
【0031】第1の実施の形態に係わる半導体装置によ
れば、バネ性を有する金属細線11が複雑に入り組んで
形成された金属細線群9は3次元的に弾力性を有するた
め、半導体装置の構成部材の熱膨張差による応力を吸収
し、半導体チップ6の破損を防ぐことができる。また、
実装系の反りによる半導体チップ6と銅板3間の隙間の
発生を防ぐことができる。したがって、半導体チップ6
と銅板3間に縦・横方向の位置ずれが生じた場合でも、
熱的および電気的な接続を維持することができる。さら
に、放熱板の熱応力を考慮する必要がなくなるので、従
来通りに放熱板に銅を使用することができる。
【0032】また、金属細線群9は圧力を印加されてい
ても、金属細線11よりも金属細線11間の隙間の占め
る割合がまだ大きいため、電気抵抗および熱抵抗は大き
い。したがって、金属細線11の隙間に半導体チップ6
の動作時の温度において液体となる低融点金属10が含
浸させることにより、電気抵抗および熱抵抗を改善する
ことができる。また、低融点金属10は金属細線11の
酸化による抵抗上昇を防止する。また、実装系の温度が
上昇することによる応力発生時には液化して応力を開放
するのみならず、潤滑剤の役割も果たすため周囲の機械
的変形による摩擦クズの発生防止やノイズ発生防止が為
される。加えて、金属細線11表面および半導体チップ
6の裏面電極とそれに対向して位置する電極(銅板)3
の3者のそれぞれ表面には低融点金属10と容易に合金
反応を呈さない金属膜を形成したので、金属細線11と
低融点金属10との溶解を防止して金属細線11の初期
性能を維持することができる。
【0033】さらに、第1の実施の形態に係わる半導体
装置の製造方法において、空地の影響を受けやすく固定
しにくい金属細線群9を用いた組立時に、金属細線群9
を超音波接合法により固定すると、金属細線群9の良好
な電気的・熱的性能を劣化させることなく容易に組立を
行うことができる。
【0034】さらに、金属細線群9を押しつぶして固定
する実装系において、各部材の熱膨張量に差異が存在し
ても、金属細線群9あるいは板状配線部23にて吸収さ
れるため、実装系の一部に応力が集中して、実装系全体
の信頼性が劣化する可能性が著しく低減される。
【0035】(第1の変形例)金属細線群9は第1の実
施の形態において説明したようなバネ性と低抵抗性を同
時に満足する単一材料の金属細線を用いて形成する場合
の他に、材料の特性が異なる金属細線14、15を均等
に混ぜ合わせて、弾力性および低抵抗性を満足する金属
細線群を形成することもできる。
【0036】図7は第1の変形例に係わる金属細線群9
を示す図面である。図7に示すように、金属細線群9は
バネ性を有することを特徴とする材料で形成された金属
細線14と、低抵抗性を特徴とする材料で形成された金
属細線15とを均等に混ぜ合わせて、混紡材料として形
成されている。
【0037】バネ性を有する材料としては、リン青銅お
よびベリリウム銅の他にスチール(鋼線)やステンレス
鋼が使用できる。低抵抗な材料としては、銅(Cu)も
しくは銀(Ag)、アルミニウム(AI)等が使用でき
る。
【0038】第1の変形例によれば、金属細線14、1
5の混紡する比率を変化させることにより、金属細線群
9の低抵抗性と弾力性を調整することができる。
【0039】なお、図示はしないが、第1の変形例にお
いても、金属細線群9の隙間に半導体チップの動作時の
温度において液体となる低融点金属を含浸させ、また、
溶融した低融点金属と金属細線14、15が溶解するこ
とのないように、金属細線14、15の表面に合金化し
難い導電性薄膜を形成することが望ましい。
【0040】(第2の変形例)第2の変形例では、金属
細線が材質の異なる複数の金属を接合して形成された場
合について2つの例を説明する。まず、図8に示す金属
細線11は、金属細線11の基材12をバネ性を有する
ことを特徴とする材料で形成し、基材12の周囲にメッ
キ法により蒸着された低抵抗性を特徴とする金属16が
形成されている。また、逆に、低抵抗性を特徴とする材
料で金属細線11の基材12を形成し、その周囲にバネ
性を特徴とする金属16を形成された金属細線11も第
2の変形例に含まれる。
【0041】つぎに、図9に示すように金属細線11の
断面がバネ性を有することを特徴とする金属35で半円
を形成し、低抵抗性を特徴とする金属36で残りの半円
を形成して、これら接合させることもできる。
【0042】第2の変形例によれば、金属細線11を材
質の異なる複数の金属で単一線として形成すると、金属
細線11の低抵抗性と弾力性を調整が可能になると同時
に、実装時の取り扱いは単独材料のように容易になる。
【0043】なお、図示はしないが、第2の変形例にお
いても、金属細線群9の隙間に半導体チップ6の動作時
の温度において液体となる低融点金属を含浸させ、ま
た、溶融した低融点金属と金属細線11が溶解すること
のないように、金属細線の表面に合金化し難い導電性薄
膜13を形成することが望ましい。
【0044】(第3の変形例)第3の変形例では、金属
細線群9の周縁に金属細線群9の隙間に含浸された低融
点金属10と濡れ性を有しない絶縁体細線群17を金属
細線群9と同等の厚みに設置した場合について説明す
る。図10は第3の変形例に係わる半導体装置の構造を
示す断面図である。図10に示すように、半導体チップ
6の裏面と銅板3との間に低融点金属10が含浸(図中
の斜線領域)された金属細線群9が押しつぶされて配置
され、金属細線群9の周縁には低融点金属10に対して
濡れ性を示さない絶縁体細線群17が配置されている。
絶縁体細線群17は絶縁材からなる細線が金属細線群9
と同様に複雑に入り組んで形成されている。
【0045】図11(a)に示すように、半導体装置の
実装時において、半導体チップ6と銅板3との間で押し
つぶされた金属細線群9の隙間には、低融点金属10が
含浸されている。低融点金属10の端部は半導体チップ
6の端とほぼ同じ矢印37の位置にある。
【0046】図11(b)に示すように、半導体装置の
実装系にひずみが発生し、半導体チップ6と銅板3間の
圧力が強くなり、金属細線群9がさらに押しつぶされた
場合、含浸された低融点金属10は金属細線群9の隙間
容積の減少により、半導体チップ6の周囲にはみ出して
くる。低融点金属10は銅板3の表面と濡れ性を有する
ため、銅板3表面を濡れながら広がるが、最も広がった
場合でも銅板3の端部19までしか広がることができな
い。この時、半導体チップ6と銅板3間の圧力が強くな
っても、絶縁体細線群17は押しつぶされないので、半
導体チップ6の周縁に低融点金属10がはみ出しても、
低融点金属10は露出することなく絶縁体細線群17に
より覆われている。絶縁体細線群17は低融点金属10
と濡れ性を有さないので、再び実装系が図11(a)の
状態に戻ったときに低融点金属10の端部は半導体チッ
プ6の端部まで戻ってくる。
【0047】第3の変形例によれば、半導体チップ6か
らはみ出した低融点金属10によるショートを防ぐこと
ができる。つまり、絶縁体細線群17は半導体チップ6
にはつぶされずに残るから、低融点金属10が絶縁体細
線群17の外側にまで出てくるまでは絶縁体細線群17
が低融点金属10のバッファの役割を果たす。したがっ
て、低融点金属10の含浸量の調整が容易になり、ま
た、金属細線群9の伸縮範囲を大きく取ることもでき
る。
【0048】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態において説明した金属細線群の代
わりに、半導体チップと導電性板(銅板)との間に配置
された複数のバネ性を有する金属細線からなる金属細線
群であって、総ての金属細線は、1端が銅板に接続さ
れ、半導体チップの1主面(裏面)に垂直に延ばされ、
他端が湾曲して半導体チップの裏面に接触した金属細線
群、つまり、銅板上にブラシ状に密に植毛された金属細
線を用いた場合について図面を参照して説明する。
【0049】図12は第2の実施の形態に係わる半導体
装置の構造を示す断面図である。図12に示すように、
第2の実施の形態に係わる半導体装置は、1主面(裏
面)に電極を有する半導体チップ6と、半導体チップ6
の裏面に対向して配置され、半導体チップ6から発生す
る熱を吸収する放熱板と、半導体チップ6と放熱板との
間に配置され、放熱板に接合された絶縁性板(セラミッ
ク板)2と、セラミック板2に接合された銅板28と、
半導体チップ6と銅板28との間に配置された複数のバ
ネ性を有する金属細線27からなる金属細線群39であ
って、総ての金属細線27は、1端が銅板28に接続さ
れ、半導体チップ6の裏面に垂直に延ばされ、他端が湾
曲して半導体チップ6の裏面に接触した金属細線群39
とを有する。図12において、放熱板は省略している。
このような構成を有する半導体装置において、半導体チ
ップ6の上方から圧力を印加することにより、金属細線
27の先端がさらに大きく湾曲して、半導体チップ6の
裏面と電気的・熱的に接触している。
【0050】次に、第2の実施の形態に係わる金属細線
群39の形成方法について図面を参照して説明する。
【0051】(a)まず、図13に示すように、銅板2
8、29に金属細線30を貫通させるための複数の孔を
形成し、銅板28、29を孔の位置が合わさるように重
ねる。そして、1つの孔に対して1本または複数本の金
属細線30を貫通させる。貫通させる金属細線30の本
数が多いほど、孔の断面積に対する金属細線30の断面
積の合計比率が大きくなり、電気的・熱的に好ましいの
は言うまでもない。
【0052】(b)つぎに、微量のロウ材31で金属細
線30を銅板28にロウ付けし、金属細線30が固定さ
れた銅板28を形成する。この時、ロウ材31が多すぎ
ると、金属細線30間に染み込み、全体が1つの塊とな
ってしまうので、注意が必要である。
【0053】(c)つぎに、図14に示すように、半導
体チップと銅板28間の接続のために必要な金属細線3
0の長さ分33だけ銅板28を引き上げる。
【0054】(d)つぎに、図15に示すように、カッ
タ34を銅板29の表面に沿わせて金属細線30を切断
する。以上の工程を経て、先端が湾曲した複数の金属細
線27がブラシ状に植毛された銅板28が得られる。
【0055】第2の実施の形態に係わる半導体装置で
は、動作時の半導体チップ6の表面に垂直方向に印加さ
れる応力をバネ性を持った複数の金属細線が湾曲して吸
収するため、実装系のそりに対しても熱的・電気的接続
を維持できる。そして横方向の応力に対しては、金属細
線群39上を半導体チップ6が滑りながら、熱的・電気
的接続を維持するため、半導体チップ6への応力集中が
防止できる。
【0056】なお、金属細線27の湾曲した上方先端の
みならば、半導体チップ6の裏面にロウ材で固定しても
金属細線27が湾曲することにより縦方向および横方向
の応力を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる半導体装置
の構成を示す断面図である。
【図2】図1における金属細線群部分を示す拡大図であ
る。
【図3】第1の実施の形態に係わる金属細線群の形状を
示す模式図である。
【図4】金属細線の断面の形状を示す図である。
【図5】金属細線群の載置方法を示す斜視図である。
【図6】金属細線群を押しつぶして固定する方法を示す
断面図である。
【図7】第1の変形例に係わる金属細線群を示す模式図
である。
【図8】第2の変形例に係わる金属細線の形状を示す断
面図である(その1)。
【図9】第2の変形例に係わる金属細線の形状を示す断
面図である(その2)。
【図10】第3の変形例に係わる半導体装置の構成を示
す断面図である。
【図11】第3の変形例に係わる絶縁体細線群の機能を
示す断面図である。
【図12】第2の実施の形態に係わる半導体装置の構成
を示す断面図である。
【図13】第2の実施の形態に係わる金属細線群の形成
方法を示す断面図である(その1)。
【図14】第2の実施の形態に係わる金属細線群の形成
方法を示す断面図である(その2)。
【図15】第2の実施の形態に係わる金属細線群の形成
方法を示す断面図である(その3)。
【図16】従来技術に係わる半導体装置の構成を示す断
面図である。
【図17】従来技術に係わる織物状基板の形状を示す模
式図である。
【図18】従来技術に係わる半導体装置の反りの様子を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 放熱板 2 セラミック板 3、8、28、29 銅板 4 DBC基板 6 半導体チップ 9、39 金属細線群 10 低融点金属 11、14、15、27、30 金属細線 12 基材 13 導電性薄膜 16、35、36 金属 17 絶縁体細線群 18 溶接点 21 バンプ 22 プリント基板 23 板状配線 24 蓋部 25 側壁部 26 ボルト 31 ロウ材 34 カッター

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1主面に電極を有する半導体チップと、 前記1主面に対向して配置され、前記半導体チップから
    発生する熱を吸収する放熱板と、 前記半導体チップと前記放熱板との間に配置され、該放
    熱板に熱的に接続された絶縁性板と、 前記半導体チップと前記絶縁性板間に配置され、前記絶
    縁性板に接合された導電性板と、 バネ性を有する金属細線が複雑に入り組んで形成された
    金属細線群であって、前記半導体チップと前記導電性板
    間に押しつぶされて固定された金属細線群と、 を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記金属細線群に含浸された金属であっ
    て、前記金属細線と濡れ性を有し、前記半導体チップの
    動作時の温度において溶融する金属を有することを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記金属細線は、リン青銅あるいはベリ
    リウム銅を用いたことを特徴とする請求項1または2記
    載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記金属細線群は、材質の異なる複数の
    前記金属細線が均一に混紡されて形成されたことを特徴
    とする請求項1または2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記金属細線は、材質の異なる複数の金
    属を接合して形成されたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記金属細線の表面、前記半導体チップ
    の1主面および該1主面に対向する前記導電性板の面
    に、前記金属と容易に合金反応を呈さない金属薄膜が形
    成されたことを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記金属細線群の周縁に前記金属と濡れ
    性を有しない絶縁材料を設置したことを特徴とする請求
    項2記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記金属細線群の1以上の箇所を導電性
    板に超音波溶接法を用いて溶接することを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 1主面に電極を有する半導体チップと、 前記1主面に対向して配置され、前記半導体チップから
    発生する熱を吸収する放熱板と、 前記半導体チップと前記放熱板との間に配置され、該放
    熱板に熱的に接続された絶縁性板と、 前記半導体チップと前記絶縁性板間に配置され、前記絶
    縁性板に接合された導電性板と、 前記半導体チップと前記導電性板との間に配置された複
    数のバネ性を有する金属細線からなる金属細線群であっ
    て、総ての金属細線は、1端が該導電性板に接続され、
    前記半導体チップの1主面に垂直に延ばされ、他端が湾
    曲して前記半導体チップの1主面に接触した金属細線群
    と、を有することを特徴とする半導体装置。
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