JP3525296B1 - 感染性排水の滅菌処理方法 - Google Patents
感染性排水の滅菌処理方法Info
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Abstract
コストの低減を図る。 【解決手段】 真空給水処理Aと、加熱・滅菌処理B
と、排水処理Cと、洗浄処理Dと、真空吸引処理Eとを
行なう。真空給水処理Aは、滅菌槽内を真空ポンプで脱
気して最初に原水槽内の感染性排水を滅菌槽の槽本体に
真空吸引する処理であり、加熱・滅菌処理Bは、槽本体
内の感染性排水を間接加熱して、感染性排水を滅菌する
処理であり、排水処理Cは、加熱・滅菌処理された排水
を槽本体内から排出する処理であり、洗浄処理Dは、排
水処理後、洗浄水をシャワーして槽本体内を洗浄する処
理である。真空吸引処理Eは、洗浄処理によって負圧に
なった槽本体内に原水槽内の感染性排水を真空ポンプに
よらずに真空吸引させる処理であり、真空給水処理Aに
代えて行なう処理である。
Description
処理方法に関する。
解剖室排水など(以下感染性排水という)には、病原性
微生物が混入の虞のある血液や体液がふくまれているた
め、放流に際しては十分な滅菌処理が必要である。
処理する代表的な方法として、蒸気加熱滅菌法がある。
蒸気加熱滅菌法は、敷地内の原水槽内に溜められた感染
性排水を水中ポンプでくみ上げて滅菌槽内に移し、次い
で滅菌槽内の感染性排水中に直接蒸気を吹き込み、感染
性排水を高温の蒸気に一定時間(100℃以上、5分以
上)曝気して滅菌処理する方法である。蒸気加熱滅菌法
によれば、ガスの流出や、ダイオキシン発生の危険がな
く、放流に先立って排水の温度を一定温度以下に降温さ
せるほかには格別厄介な後処理の必要はない。
接曝すことから、「直接加熱滅菌法」といわれている。
滅菌処理後の排水は、滅菌槽の底部に設けたバルブを開
いて冷却槽内に取り出され、冷却槽内に一旦溜め、冷却
水として市水を混合し、常温(約40℃)に降温してか
ら下水管に放流される。直接加熱滅菌法は、滅菌槽内の
感染性排水中に直接吹き込んだ蒸気の熱を排水中の感染
性微生物に直接作用させて滅菌するため、滅菌効果に優
れているものと考えられていた。
には、排水を直接加熱できる範囲は、蒸気配管の周囲の
或る限られた範囲内に限られ、滅菌槽が大型になればな
るほど、十分に加温されない領域が生じ、滅菌効率が低
下するという問題があることが明らかになった。滅菌槽
の上方から感染性排水の水面下に差し込まれた蒸気配管
から蒸気を噴出し、噴出した蒸気が水面に浮上する間に
蒸気と接触する排水が加熱されるにすぎないからであ
る。
配管の数を増やせば、蒸気配管を増やした分だけ加温さ
れない領域を減少させてゆくことはできるが、蒸気配管
の数を増すには自ずから限度があり、滅菌槽が、高さに
比して幅または奥行きが長い槽、すなわち横型の槽に
は、実質的に適用することが難しい。
菌効果の問題に止まらず、保守管理の点でも種々の問題
があることが分かった。たとえば、直接滅菌法は、滅菌
槽内に充填された感染性排水に直接蒸気を吹き込むた
め、蒸気が凝縮した水分が感染性排水に加わることにな
って、排水の処理量が増大し、冷却のために多量の市水
が必要になる。
管を通して蒸気発生装置に戻されるが、その配管などか
ら漏出して二次感染のおそれがあった。さらに、原水槽
内の感染性排水をポンプでくみ上げて滅菌槽に送り込む
方式では、ポンプ配管の清掃が厄介であり、ポンプ配管
内に異物が詰まったときには、設備から配管を取り外し
て配管内から異物を除去しなければならず、その際に、
病原性細菌と接触する危険があるという問題があった。
内に充填された感染性排水を均一加熱して効率よく滅菌
処理を行ない、しかもメンテナンスが容易な感染性排水
の滅菌処理方法とその装置が開発された(特許文献1参
照)。
水処理と、加熱・滅菌処理と、排水処理とを順次行うこ
とによって感染性排水を滅菌する方法である。真空給水
処理は、滅菌槽の槽本体内を脱気して感染性排水を槽本
体に真空吸引する処理であり、 加熱・滅菌処理は、蒸
気の熱を槽本体の壁面を通して感染性排水に作用させ、
感染性排水を滅菌する処理であり、排水処理は、加熱・
滅菌処理された排水を槽本体内から排出する処理であ
る。
て感染性排水の滅菌処理を行う方法であり、感染性排水
の滅菌処理を効率よく行うとともに、滅菌処理の作業終
了後の各部のメンテナンスを容易に行うことができる。
特許文献1に記載の方法は、間接加熱方式の滅菌槽を用
いること、原水槽から滅菌槽の槽本体内への感染性排水
の給水を真空吸引によって行うことが大きな特徴である
といえる。
空吸引する真空ポンプの機能を利用して一連の処理の短
縮化をはかり、ひいてはランニングコストの低減を図る
感染性排水の滅菌処理方法を提供することにある。
め、本発明による感染性排水の滅菌処理方法において
は、少なくとも、加熱・滅菌処理と、排水処理と、洗浄
処理と、真空吸引処理とを有する感染性排水の滅菌処理
方法であって、加熱・滅菌処理は、蒸気の熱を槽本体の
壁面を通して滅菌槽の槽本体内に吸引された感染性排水
に作用させ、感染性排水を滅菌する処理であり、排水処
理は、加熱・滅菌処理された排水を槽本体内から排出す
る処理であり、洗浄処理は、排水処理後の滅菌槽の槽本
体に洗浄水をシャワーして槽本体内を洗浄する処理であ
り、真空吸引処理は、洗浄処理後、原水槽内に残存する
感染性排水あるいは新たに原水槽内に給水された感染性
排水を洗浄処理によって負圧になった槽本体内に真空ポ
ンプによらずに真空吸引させる処理である。
は、滅菌槽の槽本体内を真空ポンプで脱気して原水槽内
の感染性排水を槽本体に真空吸引する処理であり、滅菌
槽の槽本体内に原水槽内の感染性排水を最初に吸引する
ときに用いられ、真空吸引処理は、真空給水処理に引き
続いて加熱・滅菌処理、排水処理、洗浄処理を行なった
後、洗浄処理によって負圧になった槽本体内に原水槽内
の感染性排水を槽本体内に吸引させる処理である。
えて行なう処理である。
用される処理である。
よって説明する。本発明による感染性排水の滅菌処理方
法に用いる感染性排水の滅菌処理装置の1例を図1に示
す。図1(a)において、感染性排水の滅菌処理装置
は、病院などの施設の設備として設置されたものであ
り、間接加熱方式の滅菌槽1を有し、滅菌槽1は、槽本
体2と、蒸気加熱手段3とから構成されている。図2に
滅菌槽の構造の一例を示す。
受入れる槽であり、蒸気加熱手段3は、槽本体2に接し
て設置され、蒸気発生装置4に発生させた蒸気の供給を
受ける加熱部5を有し、蒸気発生装置4に発生させた蒸
気は、蒸気配管6を通じて加熱部5内に送り込まれ、槽
本体2内の感染性排水は、蒸気の熱によって間接的に加
熱される。
8と、圧縮空気発生装置(コンプレッサ)9とがそれぞ
れの配管を通じて接続され、槽本体2の底部には、バル
ブ10を介して排水放流配管11が接続されている。院
内に生じた感染性排水は、原水槽12内に溜められる。
管13によって接続され、排水供給配管13には、バル
ブ14を有し、その下流側(槽本体側)には、バルブ1
4bを介して蒸気発生装置4に通ずる蒸気配管15が接
続されている。
水を槽本体2内に真空吸引するものである。真空ポンプ
7は、ポンプ配管16を通じて槽本体2に接続され、ポ
ンプ配管16には、フィルター17が装填されている。
フィルター17は、槽本体2内の空気を吸引するとき
に、吸引空気に含まれている菌を捕捉させるものであ
る。ポンプ配管16には、前記蒸気発生装置4の蒸気配
管15が接続され、フィルター17の交換前には、ポン
プ配管を含めて蒸気により滅菌処理される。
水管18に取付けられたシャワーが槽本体2内に取付ら
れている。シャワーは、槽本体2内の洗浄用である。圧
縮空気発生装置9は、コンプレッサである。圧縮空気発
生装置9は、加圧用配管19を通して槽本体2内に接続
されている。圧縮空気発生装置9は、排水供給配管13
内の異物を除去する際に使用するものである。
11は、滅菌処理された槽本体2内の処理済排水を下水
として放流する配管である。排水放流配管11の途中に
は、冷却水供給配管20が接続され、冷却水として市水
を排水放流配管11内に給水し、放流に先立って滅菌処
理された槽本体2内の排水は一定温度以下に冷却され
る。図1中、21は温度センサである。温度センサ21
は、図2に示すように、滅菌槽1に斜めに差し込んで槽
本体2の内底部に設置されている。
排水は、一旦原水槽12内に貯留される。原水槽12内
に溜められた感染性排水を滅菌処理するに際しては、真
空給水処理、加熱・滅菌処理、排水処理、洗浄処理、真
空吸引処理を順次行う。図3に処理のフローを示す。図
3において、真空給水処理Aは、滅菌槽1の槽本体2内
を真空ポンプ7で脱気して原水槽12内の感染性排水を
槽本体2に真空吸引する処理である。真空給水処理に際
しては、排水供給配管13のバルブ14を閉じた状態で
真空ポンプ7を起動し、ポンプ配管16を通じて槽本体
2内を脱気する。槽本体2内が一定圧以上の負圧になっ
たときに真空ポンプ7を停止し、バルブ14を開くと、
原水槽12内の感染性排水は、排水供給配管13内に真
空吸引されて槽本体2内に送り込まれる。
の壁面を通して感染性排水に作用させ、感染性排水を滅
菌する処理であり、蒸気配管6を通じて蒸気発生装置4
に発生させた蒸気を加熱部5内に送入する。加熱部5内
部に送入された蒸気の熱は、槽本体2の壁面を通して内
部の感染性排水に作用し、槽本体2内の感染性排水に熱
対流を生じ、感染性排水は蒸気の熱によって、槽本体2
の全体に渡り、均等に滅菌処理される。
を再駆動して槽本体2内を脱気することによって、滅菌
効果を向上できる。
は、槽本体2内に発生する排水の蒸気によって、正圧側
に戻る。滅菌処理に際しては、処理温度121℃、処理
時間20分処理することが規準として推奨されている。
また、1日の作業終了時などの必要時においては、排水
供給配管13およびポンプ配管16内に蒸気発生装置4
に発生させた蒸気を導入して配管内の滅菌処理を行な
う。
を槽本体2内から排出する処理である。排水処理Cに際
しては、加熱・滅菌処理後、槽本体2の底部のバルブ1
0を開くことで排水から蒸気発生による正圧を利用で
き、排水の進行で低下する正圧を補償するため、圧縮空
気発生装置9に発生させた高圧空気を槽本体2内に吹き
込んで一定圧力を加える事によって排出することができ
る。
本体2に洗浄水をシャワーして槽本体2内を洗浄する処
理である。洗浄処理Dに際しては、空になった槽本体2
内2に、放水手段8の給水管18を通し市水を放水し、
そのシャワーによって、槽本体2の内壁に付着した異物
を洗い流し、槽本体2内を洗浄する。
2内に残存する感染性排水あるいは新たに原水槽12内
に給水された感染性排水を、洗浄処理Dによって負圧に
なった槽本体2内に真空ポンプ7によらずに真空吸引さ
せる処理である。槽本体2内は、加熱・滅菌処理によっ
て、高温(100℃〜135℃)に加熱され、次いで排
水後の洗浄処理によって、放水された市水のシャワーに
よって急激に冷やされ、槽本体の容量にもよるが、実験
によって、100〜200リットルのもので真空度−
0.01〜−0.04MPaまで減圧されるというデー
タが得られている。
は、原水槽12内から真空吸引された感染性排水によっ
て満たされるが、吸引力が不足するときには、真空ポン
プ7を駆動して正規の真空給水処理に切り替え、前述の
ように排水供給配管13のバルブ14を閉じた状態で真
空ポンプ7を起動し、ポンプ配管16を通じて槽本体2
内を脱気する。槽本体2内が一定圧以上の負圧になった
ときに真空ポンプ7を停止し、バルブ14を開き、原水
槽12内の感染性排水を槽本体2内に吸引させた後、加
熱・滅菌処理B・排水処理C、洗浄処理D、真空吸引処
理Eを繰り返し行なう。本発明の感染性排水の滅菌処理
方法において、「少なくとも、加熱・滅菌処理と、排水
処理と、洗浄処理と、真空吸引処理とを有する」とは、
原水槽から最初に槽本体内に感染性排水を給水するとき
の「真空給水処理」を構成要件から除き、滅菌槽の槽本
体内に感染性排水に充填されていることを前提に加熱・
滅菌処理Bを行なうことを構成上の要件としたからであ
る。
に排水がなくなれば、洗浄処理Dを最後に感染性排水を
滅菌処理を終了する。滅菌処理の終了に際しては、バル
ブ14を開いた状態で圧縮空気発生装置9に発生させた
高圧空気を槽本体2内に圧入する。これによって、槽本
体2内に圧入された高圧空気は排水供給配管13内を逆
流し、排水供給配管13内に残存する異物などは導入さ
れた高圧空気に押し流されて原水槽12に排出される。
理Aは、真空ポンプ7を駆動して原水槽12内の感染性
排水を槽本体2内に吸引する処理であり、真空吸引処理
Eは、真空ポンプによらず、排水処理Cに続く洗浄処理
Dによって、負圧となった槽本体2内に原水槽12内の
感染性排水を吸引させる処理である。
て、要するに、原水槽12内の感染性排水を槽本体2内
に吸引して行なう最初の感染性排水の滅菌処理に際して
は、真空給水処理A、加熱・滅菌処理B、排水処理C、
洗浄処理Dの一連の処理を順に行なうが、次回以降、原
水槽12内の感染性排水を槽本体2内に吸引して行なう
感染性排水の滅菌処理に際しては、真空給水処理Aに代
えて真空吸引処理Eを行ない、或いは真空吸引処理Eに
真空給水処理Aを併用して引き続き感染性排水の滅菌処
理を行ない、真空ポンプを使用しない真空吸引処理Eを
活用し、真空ポンプの負担を軽減し、併せて一連の処理
工程を短縮し、効率よく作業を進めるものである。
ゆる“間接加熱方式”によるため、槽本体2内には蒸気
が混入することがない。また、脱気後の加熱による滅菌
効果が向上する。間接加熱によれば、蒸気が感染性排水
に触れることがないため、余剰の蒸気を蒸気発生装置4
側に戻しても、二次感染のおそれが全くない。また、蒸
気の冷却によって生ずる水分が処理済の排水中に混入す
ることがないため、排水量が増量せず、排水の処理量、
排水冷却用の市水の使用量は、従来の直接加熱法に比べ
て少なくて済ませることができる。
流配管11内を流出する排水中に給水された市水と混合
することにより冷却処理して下水に放流されるが、その
放流に際しては、コンプレッサ9を起動し、槽本体2内
を昇圧して排水が排水放流管11に圧送される。排水放
流管11には、図1(b)に示すようにベンチュリー管
を設け、市水をベンチュリー管のノズルから放出させる
と、そのエジェクター効果によって排水が吸引されるた
め、コンプレッサ9の負担を軽減できる。
熱対流が均一に生じて槽本体内に無滅菌の領域が生ずる
虞が少ない。本発明装置に用いる滅菌槽には、図2に示
すような耐圧容器を蓋体で密閉して用いるが、滅菌槽1
の槽本体2には、高さに比して幅または奥行きが長い横
型の槽を用いるのが有利である。いわゆる“間接加熱”
方式によれば、槽本体の周囲から加熱するため、横型の
槽であっても、槽本体内で熱対流を生じさせて槽本体内
の排水を均等に加熱して滅菌できる。
後、洗浄処理によって生ずる槽本体の負圧を有効に利用
して原水槽内の感染性排水を槽本体に真空吸引するた
め、真空ポンプに負担を掛けず、その稼働率を低減する
とともに一連の処理の短縮化をはかり、ひいてはランニ
ングコストの低減を図ることができる効果を有する。
(b)は他の実施形態を示す図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも、加熱・滅菌処理と、排水処
理と、洗浄処理と、真空吸引処理とを有する感染性排水
の滅菌処理方法であって、 加熱・滅菌処理は、蒸気の熱を槽本体の壁面を通して滅
菌槽の槽本体内に吸引された感染性排水に作用させ、感
染性排水を滅菌する処理であり、 排水処理は、加熱・滅菌処理された排水を槽本体内から
排出する処理であり、洗浄処理は、排水処理後の滅菌槽
の槽本体に洗浄水をシャワーして槽本体内を洗浄する処
理であり、 真空吸引処理は、洗浄処理後、原水槽内に残存する感染
性排水あるいは新たに原水槽内に給水された感染性排水
を洗浄処理によって負圧になった槽本体内に真空ポンプ
によらずに真空吸引させる処理であることを特徴とする
感染性排水の滅菌処理方法。 - 【請求項2】 真空給水処理を有し、 真空給水処理は、滅菌槽の槽本体内を真空ポンプで脱気
して原水槽内の感染性排水を槽本体に真空吸引する処理
であり、滅菌槽の槽本体内に原水槽内の感染性排水を最
初に吸引するときに用いられ、 真空吸引処理は、真空給水処理に引き続いて加熱・滅菌
処理、排水処理、洗浄処理を行った後、洗浄処理によっ
て負圧になった槽本体内に原水槽内の感染性排水を槽本
体内に吸引させる処理であることを特徴とする請求項1
に記載の感染性排水の滅菌処理方法。 - 【請求項3】 真空吸引処理は、真空給水処理に代えて
行なう処理であることを特徴とする請求項1に記載の感
染性排水の滅菌処理方法。 - 【請求項4】 真空吸引処理は、真空給水処理と併用さ
れる処理であることを特徴とする請求項1に記載の感染
性排水の滅菌処理方法。
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- 2003-04-17 JP JP2003113219A patent/JP3525296B1/ja not_active Expired - Fee Related
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