JP3523851B2 - 電子機器 - Google Patents
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- G06F1/1616—Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function with folding flat displays, e.g. laptop computers or notebooks having a clamshell configuration, with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
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Description
に関する。
器は携帯情報端末としての利便性を考え軽薄短小化が著
しい。なかには、掌サイズの電子機器も普及してきてお
り、屋外でも容易に電子メール等を利用することが可能
となってきている。また、このような電子機器は、屋内
では、ホストコンピュータと無線通信等を利用して容易
にデータのやり取りを行うことが可能となっている。こ
のような通信機能を達成するために、PCMCIA(P
ersonal Computer Memory C
ard International Associa
tion)およびJEIDA(日本電子工業振興協会)
により共同規格化され普及しているPCカードに無線機
能を付加している。近年はこのPCカードに代わって、
さらに小型化されたカードが普及されつつある。このよ
うな小型カードにおいても従来のPCカードと同等の機
能、例えば、無線通信等の機能を持つカードも登場して
きている。このように、無線通信用のPCカードや無線
通信用の小型カードを介して、電子機器で電子メールや
インターネット等を容易に利用できる環境が整ってきて
いる。
り、カード収容部にはカードの端子に接続する端子が設
けられている。PCカードや小型カードの多くは、カー
ド本体の殆どが収容部に収容されるようになっている。
カード本体にアンテナ回路部が内蔵されており、通常の
PCカードの形状にアンテナ部が後端に拡張された形状
を有している。
のためにシールド処理が施されている。無線通信用のカ
ードは、カードのアンテナ部分を電子機器の筐体よりも
外部に突出あるいは露出されている。アンテナ部分が筐
体内部に収容されてしまうと、電子機器のシールド効果
により、電子機器の外部との電波の送受信が困難になっ
てしまうため、通常、掌サイズの小型の電子機器に無線
通信用カードを使用する場合においても、カードのアン
テナ内蔵部分は電子機器の外部に突出あるいは露出させ
て使用するのが通常の使用形態となっている。
乱暴に取り扱ってしまいがちであり、時には床や机上に
落としてしまったり、鞄に収容する際、投げ入れたりし
がちである。このような場合、電子機器に無線通信カー
ドを収容している状態のままであれば、突出しているア
ンテナ部分に衝撃が加わり、カードと収容部との接続部
分であるコネクタ接続部分あるいはカード自身に大きな
ダメージを与えてしまうという問題が発生する。コネク
タ部分に大きな衝撃力が加わればカードが破損するだけ
でなく、電子機器の収容部であるカードレシーバーも破
損する恐れもあり、他のカードを使用することも不可能
になってしまうという問題を有する。
83449号公報の「PCカード」に記載の様に、PC
カードに収容部から突出する突出部分と収容部に収容さ
れる収容部分とをヒンジ機構や弾性部材等で接続するこ
とで突出部分と収容部分との間で衝撃を吸収する構成を
具備するものが開示されている。しかしながらこのよう
な構成はカード側の対策は取られているが、電子機器側
の対策については考慮されておらず、またカードの一部
が筐体外部に突出されているためにカード自身が破損す
るという欠点が依然として存在する。
の「PCカート゛の耐衝撃構造」には、PCカードに保護部
材を取り付けることでカードへ衝撃が加わった際のカー
ドの破損等を防止する構造が開示されている。しかしな
がら、依然、カードに強い衝撃が加わってしまうという
欠点を有している。
の「携帯型情報機器」には、PCカードをカードスロッ
トに装着した後に、パソコン本体より保護カバーを引き
出しPCカードを覆う構成が開示されている。しかしな
がら、特開2000−181570号公報に記載の保護
カバーは、カードの上方からの衝撃には強いが、カード
の挿入方向の衝撃に対しては、保護カバーを引き出し位
置にロックするためのロック構造がないことから衝撃と
同時に保護カバーが収納されてしまい、カードが衝撃を
受けてしまうという欠点を有する。さらに特開2000
−181570号公報に記載の保護カバーは机上での使
用を想定しており、携帯時には不向きである。すなわ
ち、パソコン本体を携帯時、PCカードを挿入していな
い状態にパソコン本体を傾けてしまうと、保護カバーが
勝手に飛び出してしまうという欠点も有している。ま
た、通信用カードを使用した場合は、突出しているアン
テナ部を上方から覆ってしまう構成であるため、アンテ
ナの機能を充分に果たさないという欠点も有している。
さらに特開2000−181570号公報の実施例には
PCカードが通信を確立したときに保護カバーを自動的
にスライドさせる点を記載しているが、具体的構造につ
いては何も開示されていない。
鑑みてなされたものであって、電子機器およびカードが
破損することなく、かつカードの無線機能を損なうこと
のない電子機器を提供することを目的とする。
め、本発明の電子機器は、開口部が設けられた本体と、
上記本体内において、カード本体にアンテナ回路と上記
本体との間のデータ変換を行う回路が内蔵され、アンテ
ナ部が上記カード本体の後端に拡張され、上記カード本
体よりも厚く、上記カード本体の上面より上方に突出す
るように形状された無線通信用カードを着脱可能に収容
可能なカードレシーバーと、上記本体内において、上記
カードレシーバーの下方に設けられる収容部と、ロック
溝を有し、上記収容部に収容されるとともに、上記収容
部に収容される収容位置と上記開口部を介して上記収容
位置から上記本体より突出する突出位置との間で摺動可
能な保護部材と、上記本体に設けられ、上記保護部材が
上記突出位置に位置する時、上記保護部材の側面に設け
られた上記ロック溝に嵌合し、上記保護部材の上記突出
位置からの移動をロックするロック部材と、前記保護部
材は先端面を有し、上記保護部材が上記収容位置にある
とき、上記ロック部材は上記保護部材の上記先端面に当
接し、上記保護部材が上記突出位置にあるとき、上記先
端面が上記カードレシーバーに挿入された状態のカード
の後端部よりも突出することを特徴とする。
方より外力が加わった場合でも、保護部材がカードの下
方に位置しているためにカードへ外力が加わることなく
カードの破損およびカードレシーバーの破損を防止する
ことができる。
電子機器は、開口部が設けられた本体と、上記本体に内
蔵され、カードを着脱可能に収容可能な一対のガイドを
有するカードレシーバーと、上記本体内において、上記
カードレシーバーの下方に設けられる収容部と、上記収
容部に収容される収容位置と上記開口部を介して上記本
体より突出する突出位置との間で摺動可能に上記収容部
に設けられる保護部材と、上記カードレシーバーと上記
保護部材との間において上記カードの挿抜方向に回転可
能に介在され、下方部は上記保護部材に接触し、上方部
は上記カードレシーバーの上記一対のガイドの間に介在
し上記カードが上記カードレシーバーに挿入されるとき
上記カードの表面に接触されるローラーと、を具備し、
上記カードの挿抜操作に相対して上記保護部材が上記収
容位置と上記突出位置との間で移動される事を特徴とす
る。
ードの下方より外力が加わった場合でも、保護部材がカ
ードの下方に位置しているためにカードへ外力が加わる
ことなくカードの破損およびカードレシーバーの破損を
防止することができる。また、カードのカードレシーバ
ーへの挿入に連動して保護部材が突出位置へ自動的に突
出するために、保護部材の引き忘れを防止することがで
き、またユーザーの手を煩わすことがない。
態を、ノート型コンピュータに本発明を適用した場合に
ついて、図面を参照して説明する。
ンピュータ本体1の上面3にはキーボード4が配置され
ている。本体1の側面2にはPCカードを挿入するため
の開口部10が形成される。上面3の後方にはヒンジ部
5を介してLCD装置7を内蔵した表示装置6が回動可
能に設けられる。
線通信カード(以降、カードと称す。)11はカード本
体13およびアンテナ部(突出部)12とからなり、ア
ンテナ部には電波を送受信するためのアンテナ回路部
(機能部)が内蔵されている。カード本体には、アンテ
ナ回路とコンピュータ本体1との間のデータ変換等を行
う回路(図示せず)が内蔵されている。アンテナ部12
はカード本体よりも厚く、カード本体13の上面より上
方に突出するように形成されている。カード本体13の
先端にはコンピュータ本体1と電気的に接続されるコネ
クタ11aが設けられている。
0はカードが挿抜される第1の開口部10aと保護部材
が出し入れされる第2の開口部10bとが形成される。
本実施の形態においては第1の開口部10aと第2の開
口部10bとが連続して形成しているが、側面2の筐体
(ABS樹脂もしくはアルミニウム、チタニウム等の金
属)により区分け桟等を形成し第1の開口部10aと第
2の開口部10bとを別々に形成しても良い。
蔵され、この回路基板14にはカードレシーバー15が
実装される。このカードレシーバー15はカード収容部
として機能する。カードレシーバー15の側部には挿入
されたカードをイジェクトするためのイジェクトボタン
16が設けられている。イジェクトボタン16は図示し
ないイジェクト機構に連結されている。これらカードレ
シーバー15およびイジェクトボタン16および図示し
ないイジェクト機構は通常の構造のユニット化されたも
ので良い。カードレシーバー15は第1の開口部10a
と対向して配置されている。
護部材収容部が形成され、保護部材20が第2の開口部
10bを介して出入自在に後述する保護部材収容部に収
容されている。保護部材20の先端の上下面にはユーザ
ーが指で摘み易くするための滑止め21が設けられる。
また、第2の開口部10bに隣接して保護部材をロック
するためのロック部材22およびこのロック部材22が
摺動する係合溝23が形成される。ロック部材22は後
述するロック位置と解除位置とで摺動可能である。
解斜視図である。コンピュータ本体1の内部には保護部
材収容部30が形成されている。この保護部材収容部3
0は第2の開口部10bに対向するように形成されてい
る。また、保護部材収容部30は側面2の筐体と一体に
形成されている。保護部材収容部30は底壁31、底壁
31の両側部に形成される側壁32、33、後壁34に
より略矩形に形成される。側壁32および33にはガイ
ド溝32a、33aが形成されている。
保護部材20の側面20a,bにはガイドピン24a,
bが突出して形成される。ガイドピン24a,bは保護
部材20を保護部材収容部30に取り付けた際、ガイド
溝32a、33aにそれぞれ摺動可能にガイドされる。
保護部材20の側面20aにはロック溝25が形成され
る。側面2に設けられているロック部材22はロック溝
25に嵌合される。
材との関係を示した分解斜視図である。図5における保
護部材20は保護部材収容部30に取り付けられ、引き
出されている状態を示している。
上方には回路基板14が覆い被さるように実装される。
回路基板14はコンピュータ本体内の複数のボス(図示
せず)にネジ(図示せず)で固定される。回路基板14
にはカードレシーバー15が実装されている。イジェク
トボタン16およびイジェクト機構は省略している。カ
ードレシーバー15はカード11を挿入する際、カード
11の側部をガイドするためのガイド溝17a,bを有
している。カードレシーバー15はカード11が挿入さ
れた際にカード11のコネクタ11aが接続される端子
群18を有している。さらに端子群18は接続リード1
9を介して回路基板14に電気的に接続される。接続リ
ード19は半田付け等の接着手段により回路基板14に
接続される。
す断面図である。図6(b)は保護部材を引き出した状
態を示す断面図である。図6(a)に示すように、ま
ず、カード11を第1の開口部10aを介してカードレ
シーバー15に挿入し、カード11のコネクタ11aを
カードレシーバー15の端子群18に接続する。保護部
材20は回路基板14と保護部材収容部30の底壁31
との間に介在されて、保護部材20の先端が第2の開口
部10bを介して見える状態(収容位置)にある。
が保護部材20の先端を摘んで図中矢印方向に保護部材
20を引き出す。このとき保護部材20はガイドピン2
4aおよび24bが側壁32、33のガイド溝32aお
よび33aにガイドされながら引き出される(突出位
置)。このガイド溝32a,33aおよびガイドピ24
a,bにより保護部材20はスムーズに引き出されるこ
とができる。
状態を示す平面図である。(b)は、保護部材が突出位
置にある状態を示す平面図である。
保護部材収容部30内において収容位置に位置されてい
る。このとき、ロック部材22は係合溝23上をロック
位置(図中矢印X方向)にスライドされ、ロック部材2
2の先端部22aは保護部材20の先端面20cに当接
している。このように保護部材20が収容位置にあると
きロック部材22をロック位置に位置させることで保護
部材20を収容位置にロックすることができ、不意にコ
ンピュータ1を傾けた場合でも、保護部材20の保護部
材収容部30からの飛び出しを防止することができる。
6(a)に示すようにカードレシーバー15に挿入す
る。この状態で、係合溝上においてロック部材22をロ
ック位置からロック解除位置(図7(a)矢印Y方向)
に一度退避させる。ロック部材22をロック解除位置に
退避された状態で保護部材20を第2の開口部を介して
突出位置に引き出す。保護部材20はガイドピン24
a,bがガイド溝32a、33aにガイドされ引き出さ
れる。保護部材20が完全に保護部材収容部30から突
出位置までスライドされると、ガイドピン24a,bは
ガイド溝32a、33a上において側面2の内面2aお
よび2bに当接する。このガイドピン24a,bと内面
2a,bとの当接により保護部材20が保護部材30か
ら完全に抜き出されることを防止する。この状態でロッ
ク部材22をロック解除位置からロック位置にスライド
させる。ロック位置にスライドされたロック部材22の
先端22aは保護部材20の側面に形成されているロッ
ク溝25に嵌合する。このロック部材22とロック溝2
5との嵌合により保護部材20は突出位置にロックされ
る。
し、保護部材を突出位置に位置させた状態を示す斜視図
である。図6(b)および図8に示すように保護部材2
0は突出位置においてその先端20cがカード11の後
端部よりも突出している。
び保護部材20の挿入方向および収容位置方向に不意に
力が生じたとしても、保護部材20がカード11よりも
突出しているためにカード11に力が加わることなく、
先に保護部材20の先端20cに力が加わる。保護部材
20はロック溝25がロック部材によりロックされてい
るために、突出位置から収容位置へ収容されることなく
外部からの力を保護部材20で受け止めることができ、
カード11の破損、カード11のコネクタ11aとカー
ドレシーバー15との端子群18、カードレシーバー1
5の破損を防止することができる。
た場合でも、保護部材20がカード11の下方に位置し
ているためにカード11へ外力が加わることなくカード
11の破損およびカードレシーバー15の破損を防止す
ることができる。
とローラーとの関係を示す分解斜視図である。なお、第
二の実施の形態において、第一の実施の形態と同一部分
には同一符号を付して説明を省略する。
部30には摩擦部材として機能するローラー40が取り
付けられる。ローラー40はゴム等の摩擦係数の大きい
部材により円柱状に形成されている。ローラー40は両
端に軸41aおよび41bが形成されている。
軸41a,41bを軸止するための孔35a、35bが
形成される。孔35a,bはガイド溝32a,33aの
上方において、側壁32,33の略中央付近に設けられ
る。ローラー40の表面40aは保護部材収容部30の
孔32a,33aに取り付けられると、保護部材20の
上面20dに接触する。すなわち、ローラー40が軸4
1a,bを中心に保護部材収容部30において回転させ
られると、保護部材20は、ローラー40の表面40a
と保護部材20の表面20dとの間に生ずる摩擦力によ
り摺動させられる。
ーと保護部材とカード収容部と回路基板との関係を示し
た分解斜視図である。
る。回路基板14が保護部材収容部30上に固定される
と、ローラー40の表面40aの上部は、開口14aを
介して上方に突出するようになる。
される。カードレシーバー15は一対のガイドレール1
7間を結ぶ桟15aおよび15bを有しており、これら
桟15aおよび15bにより開口15cを形成してい
る。
てカードを挿入する前の状態を示した断面図である。
(b)第二の実施の形態においてカードを挿入した状態
を示す断面図である。図11(a)に示すように、カー
ドレシーバー15が回路基板14に実装されると、ロー
ラー40の表面40aの上部は、回路基板の開口14a
およびカードレシーバー15の開口15cを介してカー
ドレシーバー15内に突出する状態となる。このとき保
護部材20は保護部材収容部30に収容される収容位置
に位置する。この状態でカード11をカードレシーバー
15に挿入すると、カード本体13の下面13aの先端
部分がローラー40の表面40a上に接触する。カード
11をさらにカードレシーバー15に挿入すると、カー
ド11の裏面13aはローラー40を図11(b)の矢
印A方向に回転させる。ローラー40が矢印A方向に回
転させられると、ローラー40の表面40aの下方部分
は保護部材20の表面20dとの間に摩擦力を発生す
る。保護部材20は、ローラー40の表面40aと保護
部材20の表面20dとの間の摩擦力により収容位置か
ら第2の開口部10bを介して突出する突出位置方向
(図11(b)の矢印Y方向)へ摺動させられる。カー
ド11を完全にカードレシーバー15に収容し、保護部
材20が完全に突出位置まで摺動された状態でユーザー
は第一の実施の形態と同様に、図7(b)に示すよう
に、ロック部材22の先端22aは保護部材20の側面
に形成されているロック溝25に嵌合する。
り抜き取る際は、まず保護部材20をロックしているロ
ック部材22をロック解除位置に退避させる。次にカー
ド11をイジェクトボタン16およびイジェクト機構を
介してイジェクトさせる。このカード11のイジェクト
動作に連動してカード11の下面13aとローラー40
の表面40aとの間には摩擦力が発生し、ローラー40
は図11(b)の矢印B方向に回転させられる。このロ
ーラー40の回転によりローラー40の表面40aの下
方部と保護部材20の上面20dとの間にも摩擦力が発
生し、ローラー40の矢印B方向への回転に連動し保護
部材20は突出位置から収容位置方向へ摺動させられ
る。カード11が完全にイジェクトされると、保護部材
20も収容位置に完全に収容される。
をカードレシーバー15に挿入した状態は図8と同様な
状態となる。
部材20は突出位置においてその先端20cがカード1
1の後端部よりも突出している。
び保護部材20の挿入方向および収容位置方向に不意に
力が生じたとしても、保護部材20がカード11よりも
突出しているためにカード11に力が加わることなく、
先に保護部材20の先端に力が加わる。保護部材20は
ロック溝25がロック部材によりロックされているため
に、突出位置から収容位置へ収容されることなく外部か
らの力を保護部材20で受け止めることができ、カード
11の破損、カード11のコネクタ11aとカードレシ
ーバー15との端子群18、カードレシーバー15の破
損を防止することができる。
た場合でも、保護部材20がカード11の下方に位置し
ているためにカード11へ外力が加わることなくカード
11の破損およびカードレシーバー15の破損を防止す
ることができる。
ド11のカードレシーバー15への挿入に連動して保護
部材20が突出位置へ自動的に突出するために、保護部
材20の引き忘れを防止することができ、またユーザー
の手を煩わすことがない。
ュータの斜視図である。コンピュータ本体1の側面2に
は図2に示すカード11が挿抜される開口部10cが設
けられており、コンピュータ本体1にはカードレシーバ
ー15が内蔵されている。カードレシーバー15は開口
部10cに対向して配置されている。カードレシーバー
15の側部にはイジェクトボタン16が配置されており
図示しないイジェクト機構を介してカード11をイジェ
クトするために機能する。コンピュータ本体1の上面3
において開口部10cの上方に位置する部分には係合部
50が形成される。係合部50は凹状に形成されてい
る。
材の斜視図である。図14は、第三の実施の形態に係る
保護部材とカードとの関係を示す断面図である。
2を保護する第1の保護部61と、カード本体13の一
部を保護する第2の保護部65と、第1の保護部61と
第2の保護部65とに亘って形成される側壁62、63
とを有する。第1の保護部61は底壁67を有する。第
1の保護部61と第2の保護部65とに亘って上壁64
を有する。第1の保護部61と第2の保護部65とはそ
れぞれカード11のアンテナ部12およびカード本体1
3との厚み寸法にそれぞれ対応しており、第1の保護部
61は厚く形成されている。そのため上壁64は第2の
保護部61から第2の保護部65方向に傾斜している。
また第1の保護部61の上面は開口66を有している。
開口66はカード11のアンテナ部12の上面12aを
露出させることでアンテナ機能の低下を防止している。
体13から保護部材60の第1の保護部材61に挿入
し、第1の保護部材61がアンテナ部12に位置するま
で保護部材60にカード11を挿入する。この状態で開
口66はアンテナ部12に位置し、第2の保護部65は
カード本体13に対応する。
ク部材68がヒンジ機構69を介して回動可能に取り付
けられている。ロック部材68は略L字状に形成されて
おり、先端には係合部70が形成される。
においては保護部材、保護部材収容部およびローラーを
カードレシーバおよび回路基板の下方に位置させる構造
としたが、保護部材収容部をカードレシーバーの上方に
形成し保護部材を保護部材収容部とカードレシーバとの
間に介在させる構造としても良い。このような構造をと
った場合、保護部材とカードおよびローラーとの間に回
路基板が無くなる分、カードと保護部材が接近すること
となり、コンピュータ本体の薄型化が可能となる。さら
にカードの上方からの力に対して保護部材で受けとめる
事が出来る。またカードレシーバーの上方および下方に
同様の保護部材および保護部材収容部を同時に設ける構
造としても良い。
のコンピュータに適用したが、これに限定されることな
く、掌サイズの電子手帳やペンタイプの小型コンピュー
タ等の装置に広く適用できるものである。
カードを用いたが、突出部の機能部としてカメラ、GP
S等を有するカードに用いる事も可能である。
理な力が加わろうとしても保護部材により力を受けとめ
ることで、カードおよびカードレシーバー等の破損を防
止することができる。さらにカードのアンテナ部は露出
しているので無線機能等を低下させることが無い。
示した分解斜視図。
(b)保護部材を引き出した状態を示す断面図。
面図。(b)保護部材が突出位置にある状態を示す平面
図。
を突出位置に位置させた状態を示す斜視図。
の関係を示す分解斜視図。
とカード収容部と回路基板との関係を示した分解斜視
図。
入する前の状態を示した断面図。(b)第二の実施の形
態においてカードを挿入した状態を示す断面図。
図。
の関係を示す断面図。
4…キーボード 5…ヒンジ部 6…表示部 7…LCD装置
10…開口部 10a…第1の開口部 10b…第2の開口部
11…カード 11a…コネクタ 12…ア
ンテナ部 12a…上面 13…カード本体
14…回路基板 15…カードレシーバー
16…イジェクトボタン 17a,b…ガイド溝
18…端子群 19…接続リード 20、60…保護部材 20a,b…側面 2
0c…先端面 20d…表面 21…滑止め 22…ロック部材
22a…先端部 23…係合溝 24a,b…ガイドピン 25
…ロック溝 30…保護部材収容部 31…底
壁 32、33…側壁 32a,33a…ガイ
ド溝 34…後壁 35a,35b…孔
40…ローラー 40a…表面 41a,b…軸
50…係合部 61…第1の保護部 6
2、63…側壁 63a、67a…後端部 6
4…上壁 65…第2の保護部 66…開口
68…ロック部材 69…ヒンジ機構 7
0…係合部
Claims (6)
- 【請求項1】 開口部が設けられた本体と、上記本体内
において、カード本体にアンテナ回路と上記本体との間
のデータ変換を行う回路が内蔵され、アンテナ部が上記
カード本体の後端に拡張され、上記カード本体よりも厚
く、上記カード本体の上面より上方に突出するように形
状された無線通信用カードを着脱可能に収容可能なカー
ドレシーバーと、上記本体内において、上記カードレシ
ーバーの下方に設けられる収容部と、ロック溝を有し、
上記収容部に収容されるとともに、上記収容部に収容さ
れる収容位置と上記開口部を介して上記収容位置から上
記本体より突出する突出位置との間で摺動可能な保護部
材と、上記本体に設けられ、上記保護部材が上記突出位
置に位置する時、上記保護部材の側面に設けられた上記
ロック溝に嵌合し、上記保護部材の上記突出位置からの
移動をロックするロック部材と、前記保護部材は先端面
を有し、上記保護部材が上記収容位置にあるとき、上記
ロック部材は上記保護部材の上記先端面に当接し、上記
保護部材が上記突出位置にあるとき、上記先端面が上記
カードレシーバーに挿入された状態のカードの後端部よ
りも突出する事を特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 上記保護部材は一対の側面とこの一対の
側面にそれぞれ設けられるガイドピンとを有し、上記収
容部は上記保護部材の一対の側面にそれぞれ対向する一
対の側壁とこの一対の側壁にそれぞれ設けられるガイド
溝とを有し、上記保護部材が上記突出位置と上記収容位
置との間で摺動する時、上記ガイドピンは上記ガイド溝
にガイドされ、さらに、上記保護部材が上記収容位置か
ら上記突出位置に移動する時、上記ガイドピンは上記本
体内面に当接し上記保護部材の上記収容部からの飛出し
を規制する事を特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 【請求項3】 開口部が設けられた本体と、上記本体に
内蔵され、カードを着脱可能に収容可能な一対のガイド
を有するカードレシーバーと、上記本体内において、上
記カードレシーバーの下方に設けられる収容部と、上記
収容部に収容される収容位置と上記開口部を介して上記
本体より突出する突出位置との間で摺動可能に上記収容
部に設けられる保護部材と、上記カードレシーバーと上
記保護部材との間において上記カードの挿抜方向に回転
可能に介在され、下方部は上記保護部材に接触し、上方
部は上記カードレシーバーの上記一対のガイドの間に介
在し上記カードが上記カードレシーバーに挿入されると
き上記カードの表面に接触されるローラーと、を具備
し、上記カードの挿抜操作に相対して上記保護部材が上
記収容位置と上記突出位置との間で移動される事を特徴
とする電子機器。 - 【請求項4】 上記ローラーは回転軸を有し、この回転
軸は上記収容部に軸止される事を特徴とする請求項3記
載の電子機器。 - 【請求項5】 上記ローラーの表面はゴムにより形成さ
れる事を特徴とする請求項4記載の電子機器。 - 【請求項6】 上記保護部材はロック溝が形成された側
面と上記開口側に位置する先端面とを有し、上記保護部
材が上記収容位置にあるとき、上記ロック部材は上記保
護部材の上記先端面に当接し、上記保護部材の上記収容
位置から上記突出位置への移動をロックするとともに、
上記保護部材が上記突出位置にあるとき、上記ロック部
材は上記ロック溝に嵌合し、上記保護部材を上記突出位
置にロックする事を特徴とする請求項5記載の電子機
器。
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