JP2001092564A - 拡張ユニット及び電子機器 - Google Patents

拡張ユニット及び電子機器

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JP2001092564A
JP2001092564A JP2000240146A JP2000240146A JP2001092564A JP 2001092564 A JP2001092564 A JP 2001092564A JP 2000240146 A JP2000240146 A JP 2000240146A JP 2000240146 A JP2000240146 A JP 2000240146A JP 2001092564 A JP2001092564 A JP 2001092564A
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housing
electronic device
expansion
unit
extension unit
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JP2000240146A
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Masuo Onishi
益生 大西
Hidehiko Fuchita
英彦 渕田
Takeshi Takimoto
剛 瀧本
Atsuko Tanaka
敦子 田中
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子機器の小型、軽量、薄型化を
維持しつつ,従来よりも多機能化を実現する拡張ユニッ
ト及び電子機器を提供することを例示的目的とする。 【解決手段】 筐体と、バッテリユニットと、前記筐体
に設けられた拡張ベイスロットであって、前記筐体の底
面において開口しており、前記バッテリユニットが搭載
可能な拡張ベイスロットとを有し、前記バッテリユニッ
トは、前記拡張ベイスロットに搭載されたときに、前記
バッテリユニットが部分的に前記筐体の前記底面から突
出して前記筐体のチルトとして機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にはノートブ
ック型パーソナルコンピュータ(「ノート型パソコ
ン」)携帯端末や、携帯型電子機器PDA(Perso
nal Digital Assistants)などの
電子機器の周辺機器に関し、特に、電子機器の拡張ユニ
ットに関する。ここで、「周辺機器」とは、パソコン本
体に接続されて必要機能を実現させる機器類をいい、用
途的には、ハードディスクなどの外部記憶装置、プリン
タなどの出力装置、マウスやスキャナなどの入力装置、
モデムやネットワーク接続機器といった通信装置などに
大別することができる。一方、「拡張ユニット」は、ド
ッキングステーション、ドッキングベイ、拡張ベイなど
を含む概念であり、異なる仕様のユニット(例えば、C
D−ROMドライブとフロッピー(登録商標)ディスク
ドライブなど)に共通に接続され、これらのユニットと
電子機器本体とを接続するインターフェース装置をい
う。従って、拡張ユニットは多機能化が容易である点で
PCカードとは区別される。
【0002】
【従来の技術】近年のノート型パソコンや携帯端末、携
帯型電子機器の発展及び普及に伴い、携帯には便宜なよ
うに小型軽量で、オフィスなどの卓上ではデスクトップ
パーソナルコンピュータ(「デスクトップ型パソコ
ン」)と同様の豊富な機能を有するノート型パソコンが
要求されている。例えば、パソコン本体自体は小型軽量
にし、これに接続又は内蔵されるCD−ROMドライブ
などが提案されている。しかし、CD−ROMドライブ
をコンピュータ本体に内蔵すれば本体の大型化を招き携
帯の便宜性を妨げる。また、異なる仕様のドライブ、例
えば、CD−ROMドライブと高容量フロッピーディス
ク(LS−120)はPC本体とのコネクタの構造が異
なっていたため、ノート型パソコンに複数の機能を持た
せて拡張しようとすれば、それに応じた複数のコネクタ
が必要となり、パソコン本体の小型化を実現することは
困難であった。換言すれば、従来のノート型パソコンは
小型化を実現するために多数のコネクタを設けることが
できなかったため多機能化が妨げられていた。
【0003】そこで、従来から様々なノート型パソコン
や携帯端末、携帯型電子機器の機能拡張方法が提案され
てきた。例えば、従来技術はPCカードを利用してノー
ト型パソコンの多機能化を達成することを提案してい
る。ここで、「PCカード」とは、PCMCIA(Pe
rsonal Computer Memory Car
d International Associatio
n)とJEIDA(日本電子工業振興協会)が共同で制
定したパソコン用のカード型周辺機器の規格をいう。P
Cカードは、85.6mm×54mmの大きさを有し
て、その厚みによってタイプ1乃至3(それぞれ厚さ
3.3mm、5.0mm、10.5mm)の3つの種類
(又は厚さ18.0mmのThickタイプを含めた4
種類)を有する。
【0004】特開平11−31025号公報は複数の厚
さを有する(即ち、複数のタイプの)PCカードによる
ノート型パソコンの機能拡張を提案している。同公報の
図2に示すように、ノート型パソコンにPCカードスロ
ットが設けられている。スロットは切り欠き部に接続さ
れており、切り欠き部は本体下で回転自在なカバーによ
りカバーされている。同公報のノート型パソコンはタイ
プ2のPCカード(最大2枚)とタイプ2よりも厚いタ
イプ3のPCカードの両方に接続可能に構成されてい
る。タイプ2のPCカードはカバーが切り欠き部を遮蔽
したままでスロットに挿入される。タイプ3のPCカー
ドをスロットに挿入する場合には、カバーを回転させて
切り欠き部を露出し、タイプ3のPCカードがノート型
パソコンの底部から部分的に突出するようにスロット及
び切り欠き部に装着される。
【0005】特開平7−219689号公報は、タイプ
2又は3のPCカードにプリンタを実装することによっ
てプリンタ内蔵型ノート型パソコンを提案している。P
Cカードはパソコンの側部から突出可能に挿入される。
【0006】特開平9−128091号公報は、PCカ
ードにケーブルで接続可能な撮像装置を有するノート型
パソコンを開示している。しかし、撮像レンズを含む撮
影部は依然として大型のため携帯に不便である。このた
め、特開平10−271376号公報は、PCカードに
CCDカメラ全体を実装することによって改善された携
帯性を有するCCDカメラ内蔵型ノート型パソコンを提
案している。なお、カード形状の筐体にCCDカメラを
内蔵する技術はその他特開平8−9215号公報や特開
平7−322117号公報にも開示されている。
【0007】PCカードの代わりにUSBポートを利用
してCCDカメラその他のUSB対応ユニットを取り付
ける技術も周知である。例えば、特開平11−5306
0号公報は、ディスプレイセクションの上部にCCDカ
メラ用のUSBポートを設け、かかるポートにカメラは
直接又はケーブルを介して接続されるノート型パソコン
を開示している。USBポートにはCCDカメラ以外に
もプリンタやキーボードなどが接続可能である。
【0008】登録実用新案第3011657号はデスク
トップ型パソコン本体に設けられた凹部に取り外し可能
に収納され、凹部内でコネクタを介して本体と接続され
る電子カメラを開示している。凹部は同公報ではベイと
呼ばれているが実際には電子カメラ専用の収納空間であ
る。
【0009】上述した特開平11−31025号公報は
タイプ2及び3の2種類のPCカードに対応可能なスロ
ットを開示しているが、特開平6−102967号公報
はタイプ1乃至3及びThickタイプの4種類のPC
カードに対応可能なスロットを開示している。
【0010】また、特開平11−31025号公報はノ
ート型パソコンに複数のタイプ2のPCカードを収納可
能なスロットを設けているが、ノート型パソコンに一の
スロットを設けて、かかるスロットに複数のPCカード
を収納可能な装置をケーブル接続することも周知であ
る。例えば、特開平9−6548号公報は、パソコンと
接続されるコネクタと、複数のPCカードスロットを収
納可能なPCカードスロットを有するディスクアレイ装
置を開示している。
【0011】拡張ユニットに対応可能なノート型パソコ
ンなどの電子機器も幾つか提案されている。例えば、特
開平6−75661号公報及び特開平7−302140
号公報は、PCカード用拡張ユニットとリムーバブルメ
モリ用拡張ユニットに選択的に接続可能な電子機器を開
示している。また、特開平10−283066号公報
は、ハードドライブ用拡張ユニット又は無線ネットワー
ク接続用データトランシーバ拡張ユニットに選択的に接
続可能なノート型パソコンを開示している。なお、無線
通信機能を備えた電子機器は、アンテナを有してオプシ
ョン装置用スロットを有する携帯型計算機として特開平
5−257897号公報においても開示されている。
【0012】更に、従来から、パソコン本体内部で、周
辺機器等を挿入することのできる空間で、ベイと称され
るものがある。特に携帯型情報処理装置(携帯型パーソ
ナルコンピュータ、ノート型コンピュータ又は携帯型電
子機器、以下同様)では、ベイを設けて、種種の拡張ユ
ニット(周辺機器等、例えば、FDD,HDD,CD−
ROMドライブ)が挿入可能になっているものがある。
このベイは、前記拡張ユニットをユーザが着脱可能に挿
入できる構成を取り、又、複数の拡張ユニット(周辺機
器等、例えば、FDD,HDD,CD−ROMドライ
ブ)の1を選択して、前記ベイに挿入する構成をとる場
合が多い。即ち、ユーザは複数の拡張ユニットを事前に
有しており、必要に応じて、前記複数の拡張ユニットを
ベイに挿入/取り外しして使用する。即ち、ユーザがF
DDを使用したいときは、ベイにFDDを挿入して、フ
ロッピーディスクを使用可能とする。その後、ユーザが
CD−ROMを使用したいときは、前記ベイに挿入され
ているFDDを抜き取り、CD−ROMドライブをベイ
に挿入して、CD−ROMを使用可能にする。携帯型情
報処理装置等のベイは、デスクトップ情報処理装置のベ
イやスロットと比べて、拡張ユニットがユーザが自由に
着脱可能な点が大きく相違する。デスクトップ情報処理
装置にもベイと称されるものがあるが、そこに周辺機器
が挿入されるときは、ネジ止め等で着脱できないように
周辺機器が取り付けられる。携帯型情報処理装置等のベ
イは、装置や機器の実装体積/面積が小さい故に設けら
れる。例えば、FDD,CD−ROMドライブの両者を
携帯型情報処理装置に予め設けることは可能であるが、
その構成をとると、両方の装置の実装領域が必要とな
り、装置は大きくなる。ユーザが求める周辺機器が多け
れば多いほど、装置は大きくなる。このため、携帯型情
報処理装置の小型化は達成できない。そこで、上述した
様に、1のベイに複数の拡張ユニットの中から選択し、
ユーザが着脱可能の態様で、前記ベイに拡張ユニットが
取り付けられる構成を取る。このような、ベイは、種種
のノート型コンピュータ、携帯型情報処理装置、携帯型
パーソナルコンピュータ又は携帯型電子機器で設けられ
ている。又、前記ベイを複数有するこれらの装置もあ
る。更に、取り付けられる拡張ユニットは、FDDやC
D−ROMのみならず、DVDドライブやバッテリなど
も提供されている。又、前記ベイは種種の用語で称され
ることがあり、拡張ベイ、拡張ベイスロットやマルチパ
ーパスベイ(多目的ベイ)と称されることもある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の機能拡張装置は
電子機器の機能を拡張しているものの今後更なる機能の
拡張が期待されている。機能拡張分野は、記憶系、通信
系、印刷系、入力系、セキュリティ系など多岐に亘る。
【0014】まず、電子機器の機能を拡張するには電子
機器にPCカードスロットを含む拡張スロットを設けて
これに専用の機能拡張装置を接続することが考えられ
る。ここで、「拡張スロット」は、電子機器に周辺機器
を接続又は機能拡張カードを搭載するためのスロットで
あり、拡張バススロットとも呼ばれる場合がある。しか
し、上述したように、従来のノート型パソコンは小型化
を実現するために多数のコネクタを設けることができ
ず、一方、各スロットは原則として一の機能拡張装置専
用の端子形状を有する。従って、拡張スロット数の増加
による機能拡張には限界がある。
【0015】一方、PCカードとPCカードスロットの
みを利用して機能拡張するには限界がある。PCカード
にプリンタやCCDカメラを接続又は内蔵すればPCカ
ードスロットが利用できるという長所を有する。しか
し、PCカードは、本来、記憶系、通信系、印刷系、入
力系、セキュリティ系を含む装置全てに接続されること
を目的として開発されていないために実装上の困難性は
もちろん接続上の困難性も有する。
【0016】更に、従来のベイ(拡張ベイやマルチパー
パスベイ)のサイズは、ノート型コンコンピュータ、携
帯型情報処理装置、携帯型パーソナルコンピュータ又は
携帯型電子機器等の厚さにより内蔵できる拡張ユニット
の厚さが決まっていた。又、携帯型電子機器等の小型/
薄型化に伴い拡張ベイのスペース/厚さも減る方向にあ
る。持ち運びをより重視した携帯型情報処理装置では、
小型/軽量/薄型化がが求められ、PCカードのスロッ
トしかない装置や拡張ベイのない装置もある。又、拡張
ベイが携帯型電子機器に設けられるのではなく、ベイの
みを装置の外につけるタイプもある。
【0017】そこで、本発明者は、複数の機能拡張を図
ることを本来の目的としている拡張ユニット及び拡張ユ
ニットを収納するために電子機器本体に接続される拡張
ユニットを利用して電子機器の機能拡張の充実を図るこ
とが好ましい事を発見した。但し、従来の拡張ユニット
は、記憶系、通信系、印刷系、入力系、セキュリティ系
のうちの所望の機能を効果的に拡張するものは提案され
ていなかった。その一方、電子機器の小型、軽量、薄型
化の要請を維持する必要がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこで、このような従来
の課題を解決する新規かつ有用な拡張ユニット及び電子
機器を提供することを本発明の概括的な例示的目的とす
る。
【0019】より特定的には、本発明は、電子機器の小
型、軽量、薄型化を維持しつつ,従来よりも多機能化を
実現する拡張ユニット及び電子機器を提供することを例
示的目的とする。
【0020】上記目的を達成するために、本発明の例示
的一態様としてのバッテリユニットは、筐体と、当該筐
体の底面において開口している拡張ベイスロットを有す
る電子機器の前記拡張ベイスロットに搭載可能なバッテ
リユニットであって、前記バッテリユニットが前記拡張
ベイスロットに搭載されたとき、前記バッテリユニット
が部分的に前記筐体の前記底面から突出して前記筐体の
チルトとして機能する。かかるバッテリユニットによれ
ば、バッテリユニットが部分的に突出するために、電子
機器を予めバッテリユニットを完全に収納できるように
大型にする必要がないので、電子機器を小型、軽量、薄
型に維持できる。また、バッテリユニットは、電子機器
より突出する部分を、チルトとして機能することが可能
である。かかる機能は、バッテリユニットが挿入された
電子機器を載置した場合に、電子機器をユーザ側に多少
傾斜支持する。これは、人間工学的なり理由からも、か
かる傾斜がユーザの電子機器の入力操作を容易にする。
【0021】上記目的を達成するために、本発明の例示
的一態様としての拡張ユニットは、電子機器の拡張ベイ
スロットに着脱可能に挿入可能な筐体と、前記筐体に設
けられて前記電子機器と電気的に接続可能な接続部とを
有し、前記筐体は前記電子機器に挿入されて前記接続部
が前記電子機器に接続されたときに前記電子機器の底面
又は底面以外から部分的に突出する。かかる拡張ユニッ
トによれば、拡張ユニットが電子機器から部分的に突出
するために、電子機器を予め拡張ユニットを完全に収納
できるように大型にする必要がないので、電子機器を小
型、軽量、薄型に維持しつつ拡張ユニットよる多機能化
を実現することに役立つ。
【0022】突出した前記筐体は前記電子機器のスタン
ド(例えば、チルトスタンド)として機能してもよい。
これにより、電子機器のユーザによる操作が人間工学的
に容易になる拡張ユニットを提供することができる。前
記筐体は、カードが挿入可能なカードスロットを有して
もよい。これにより、電子機器のカードの機能を拡張可
能な拡張ユニットを提供することができる。前記接続部
は、カード用のカードバス信号を送信可能なインターフ
ェース、PCIバス信号を送信可能なインターフェー
ス、USB信号を送信可能なUSBインターフェース、
及び/又は、前記電子機器が処理可能なデータ及びプロ
グラムを含むファイル信号を送信可能なインターフェー
スを有することができる。これにより、電子機器の、記
憶系、通信系、印刷系、入力系、セキュリティ系の機能
をうちの所望の機能を効果的に拡張可能な拡張ユニット
を提供することができる。
【0023】前記拡張ユニットは、前記筐体の撮像装置
を更に有することができる。これにより、電子機器の撮
像機能を拡張可能な拡張ユニットを提供することができ
る。また、拡張ユニットは、前記筐体に接続され、前記
撮像装置を前記筐体から飛び出し可能にする機構を更に
有してもよく、かかる機構は、前記撮像装置を前記筐体
から突出させる機構(例えば、ポップアップ機構)であ
ってもよい。かかる機構はユーザによる操作を容易にす
るものである。更に、前記電子機器は表示装置を有し、
前記撮像装置は前記筐体から分離可能に前記筐体に設け
られ、前記撮像装置と前記筐体とを接続するケーブル
と、取り外された前記撮像装置を前記電子機器の前記表
示装置に取り付けることを可能にする取り付け機構を更
に有してもよい。これにより、撮像装置の撮像範囲を広
く確保することができる。
【0024】前記拡張ユニットは、前記筐体のセキュリ
ティ装置を更に有することができ、前記セキュリティ装
置はバイオメトリック装置(生体情報を利用する装置)
であってもよく、前記バイオメトリック装置は、指紋認
識装置、音声認識装置、網膜認識装置のいずれかであっ
てもよい。これにより、電子機器のセキュリティ機能を
拡張することができる拡張ユニットを提供することがで
きる。
【0025】前記拡張ユニットは、前記筐体の無線通信
装置又はACアダプタを更に有してもよい。これによ
り、電子機器の通信機能又は電源機能を拡張することが
できる拡張ユニットを提供することができる。
【0026】本発明の別の例示的一態様としての拡張ユ
ニットは、電子機器の拡張ベイスロットに着脱可能に挿
入可能な筐体と、前記筐体に設けられて前記電子機器と
電気的に接続可能な接続部とを有し、前記接続部は、U
SB信号を送信可能なUSBインターフェースを有す
る。これにより、電子機器のUSB機能を拡張すること
ができる拡張ユニットを提供することができる。かかる
拡張ユニットは、外部装置とUSB接続可能なUSB端
子を更に有してもよい。これにより、電子機器のUSB
コネクタの増設が容易になる拡張ユニットを提供するこ
とができる。
【0027】本発明の更に別の例示的一態様としての拡
張ユニットは、電子機器の拡張ベイスロットに着脱可能
に挿入可能な筐体と、前記筐体に設けられて前記電子機
器と電気的に接続可能な接続部と、外部装置とUSB接
続可能なUSB端子を有する。これにより、電子機器の
USBコネクタの増設が容易になる拡張ユニットを提供
することができる。
【0028】本発明の別の例示的一態様としての拡張ユ
ニットは、電子機器の拡張ベイスロットに着脱可能に挿
入可能な筐体と、当該筐体に設けられる撮像装置と、前
記筐体に設けられて前記電子機器と電気的に接続可能な
接続部とを有する。これにより、電子機器の撮像機能を
拡張可能な拡張ユニットを提供することができる。前記
拡張ユニットは、前記筐体に接続され、前記撮像装置を
前記筐体から突出可能にする機構(例えば、ポップアッ
プ機構)を更に有してもよい。かかる機構はユーザによ
る操作を容易にするものである。また、前記撮像装置は
前記筐体から取り外し可能に前記筐体に設けられてもよ
い。前記取り外された前記撮像装置のための取り付け機
構を更に有してもよい。また、前記拡張ユニットは、前
記撮像装置と前記筐体とを接続するケーブルを更に有し
てもよい。これにより、撮像装置の撮像範囲を広く確保
することができる。また、前記筐体は、前記ケーブルの
収納部を更に有してもよい。これにより、ケーブルの長
さの範囲で撮像装置の撮像範囲を確保することができ
る。
【0029】本発明の別の例示的一態様としての拡張ユ
ニットは、電子機器の拡張ベイスロットに挿入可能な筐
体と、前記筐体に収納される撮像装置と、前記筐体に接
続され、前記撮像装置を前記筐体から突出可能にする機
構(例えば、ポップアップ機構)とを有する。これによ
り、電子機器の撮像機能を拡張可能な拡張ユニットを提
供することができ、かかる機構はユーザによる操作を容
易にする。前記拡張ユニットは、前記筐体から飛び出し
た前記撮像装置の前記筐体に対する角度を調節する角度
調節機構を更に有してもよい。これにより、撮像装置の
撮像範囲を広く確保することができる。
【0030】本発明の別の例示的一態様としての拡張ユ
ニットは、電子機器の拡張ベイスロットに挿入可能で、
複数のカードを収納可能な複数のカードスロットを有す
る筐体と、前記筐体に設けられて前記電子機器と電気的
に接続可能な接続部とを有する。これにより、電子機器
のカード機能を拡張可能な拡張ユニットを提供すること
ができる。特に、拡張ユニットは複数のカードに対応可
能であるので機能拡張性は高い。
【0031】本発明の別の例示的一態様としての拡張ユ
ニットは、電子機器の拡張ベイスロットに挿入可能で、
複数のタイプのカードを並列にかつ異なる高さで収納可
能な複数のカードスロットを有する筐体と、前記筐体に
設けられて前記電子機器と電気的に接続可能な接続部と
を有する。これにより、電子機器のカード機能を拡張可
能な拡張ユニットを提供することができる。特に、拡張
ユニットは複数のカードを並列に異なる高さで配置して
いるので電子機器の薄型化設計を妨げない。
【0032】本発明の別の例示的一態様としての拡張ユ
ニットは、電子機器の拡張ベイスロットに着脱可能に挿
入可能な筐体と、当該筐体に設けられる通信機器(例え
ば、携帯電話)のためのホルダを有する。これにより、
拡張ユニットは電子機器と携帯電話を同時に使用するユ
ーザにとって便宜な携帯電話ホルダを提供している。前
記拡張ユニットは、前記筐体に設けられて前記電子機器
と電子的に接続可能な接続部を更に有してもよい。この
場合、筐体は前記通信機器と同一又は別機能を有するユ
ニットを収納することができる。また、前記ホルダは、
前記筐体から突出可能に収納されてもよい。前記拡張ユ
ニットは、前記通信機器と前記電子機器との接続を可能
にする接続部材を更に有することができる。これによ
り、電子機器の通信機能を拡張可能な拡張ユニットを提
供することができる。例えば、電子機器で作成したデー
タを携帯電話を介して送信したり、携帯電話を介してデ
ータを受信したりすることができる。
【0033】本発明の別の例示的一態様としての拡張ユ
ニットは、電子機器に設けられた拡張ユニットスロット
に挿入可能な筐体と、当該筐体に設けられるカードリー
ダ、像形成装置、像入力装置、ACアダプタ、位置検出
情報受信装置、バーコードリーダ及び/又は赤外線通信
装置と、前記筐体に設けられて前記電子機器と電気的に
接続可能な接続部とを有する。これにより、電子機器の
機能多角的に拡張可能な拡張ユニットを提供することが
できる。
【0034】本発明の例示的一態様としての電子機器
は、筐体と、前記筐体に設けられており、少なくとも1
の拡張ユニットを搭載可能な拡張ベイスロットであっ
て、前記筐体の底面において開口し、バッテリユニット
が搭載可能であり、前記バッテリユニットが前記拡張ベ
イスロットに搭載されたときに、前記バッテリユニット
が部分的に前記筐体の前記底面から突出して前記筐体の
チルトとして機能する拡張ベイスロットとを有する。か
かる電子機器は拡張ユニットの部分的突出を許容してい
るので、電子機器を予め拡張ユニットを完全に収納でき
るように大型にする必要がないので、電子機器を小型、
軽量、薄型に維持できる。また、電子機器は、電子機器
より突出するバッテリユニットを、チルトとして機能す
ることが可能である。かかる機能は、バッテリユニット
が挿入された電子機器を載置した場合に、電子機器をユ
ーザ側に多少傾斜支持する。これは、人間工学的なり理
由からも、かかる傾斜がユーザの電子機器の入力操作を
容易にする。また、その他の拡張ユニットに対しても同
様に、突出する部分をチルトとして使用することができ
る。
【0035】本発明の例示的一態様としての電子機器
は、拡張ユニットが着脱可能に挿入可能な拡張ベイスロ
ットを有する筐体であって、前記拡張ベイスロットは前
記筐体の底面で開口して前記拡張ユニットが前記筐体の
底面から突出することを可能にする筐体と、前記筐体に
設けられて前記拡張ユニットと電気的に接続可能な接続
部とを有する。かかる電子機器は拡張ユニットの部分的
突出を許容しているので、電子機器を予め拡張ユニット
を完全に収納できるように大型にする必要がないので、
電子機器を小型、軽量、薄型に維持しつつ、拡張ユニッ
トによる多機能化を実現することに役立つ。
【0036】本発明の別の例示的一態様としての電子機
器は、スロットを有する第1の部分と、当該第1の部分
の前記スロットに分離可能に挿入される第2の部分と、
前記第1及び第2の部分を電気的に接続するインターフ
ェース装置とを有し、前記第2の部分は前記第1の部分
のスロットに挿入されて前記インターフェース装置を介
して前記第1の部分と電気的に接続されたときに前記電
子機器の底面から部分的に突出する。かかる電子機器も
上述の電子機器と同様の作用を有する。
【0037】本発明の更に別の例示的一態様としての電
子機器は、スロットを有する第1の部分と、当該第1の
部分の前記スロットに分離可能に挿入される第2の部分
と、前記第1及び第2の部分を電気的に接続するインタ
ーフェース装置とを有し、前記第2の部分は前記第1の
部分のスロットに挿入されて前記インターフェース装置
を介して前記第1の部分と電気的に接続されたときに前
記電子機器から部分的に突出する。かかる電子機器も上
述の電子機器及び/又は拡張ユニットと同様の作用を有
する。
【0038】本発明の更に別の例示的一態様としての電
子機器は、拡張ユニットが着脱可能に挿入可能な拡張ベ
イスロットを有する筐体と、前記筐体に設けられて前記
拡張ユニットとUSB接続を行うUSBインターフェー
スとを有する。これにより、USBインターフェースを
有する拡張ユニットに対応する電子機器を提供すること
ができる。
【0039】本発明の別の例示的一態様としての電子機
器は、スロットを有する第1の部分と、当該第1の部分
の前記スロットに着脱可能に挿入される第2の部分と、
前記第1及び第2の部分を電気的に接続するインターフ
ェース装置とを有し、前記第2の部分に収納される撮像
装置と、前記第2の部分に接続され、前記撮像装置を前
記第2の部分から突出可能にする機構(例えば、ポップ
アップ機構)とを有する。前記電子機器は、前記第2の
部分から突出した前記撮像装置の前記第2の部分に対す
る角度を調節する角度調節機構を更に有してもよい。か
かる電子機器も上述した拡張ユニットと同様の作用を有
する。
【0040】本発明の別の例示的一態様としての電子機
器は、筐体と、前記筐体に飛び出し可能に収納される撮
像装置と、前記撮像装置と前記筐体との電気的接続を維
持しつつ、前記筐体から飛び出した前記撮像装置の前記
筐体に対する角度を調節する角度調節機能を有する。か
かる電子機器も上述した拡張ユニットと同様の作用を有
する。
【0041】本発明の別の例示的一態様としての電子機
器は、拡張ユニットが挿入可能な拡張ベイスロットを有
する筐体であって、前記拡張ベイスロットは前記筐体の
底面で開口して前記拡張ユニットが前記筐体の底面から
突出することを可能にする筐体と、前記筐体に設けられ
て第1の拡張ユニットと電気的に接続可能な第1の接続
部と、前記筐体に設けられて第2の拡張ユニットと電気
的に接続可能な第2の接続部とを有する。かかる電子機
器は拡張ユニットの部分的突出を許容することによって
小型、軽量、薄型化を維持できると共に、拡張ユニット
との接続部を2つに分けて信号の種類と使用頻度などに
応じて第1及び第2の接続部を割り当てることができる
ので効率的な機能拡張が達成できる。前記拡張ベイスロ
ットは前記第1及び第2の拡張ユニットに共通に使用さ
れることができる。これにより、電子機器は、拡張ユニ
ットごとにスロットを備える必要がないので小型、軽
量、薄型化を維持することができる。前記第1の接続部
は、前記電子機器が処理可能なデータ及びプログラムを
含むファイル信号を送信可能なインターフェースを有す
ることができる。前記第2の接続部は、カード用のカー
ドバス信号を送信可能なインターフェース、及び/又
は、USB信号を送信可能なUSBインターフェースを
有することができる。このように信号の種類に応じて第
1及び第2の接続部を割り当てることにより機能拡張を
効率的に行うことができ、第1及び第2の拡張ユニット
を2つ同時に装着することも可能になる。
【0042】本発明の例示的一態様の電子機器は、筐体
と、バッテリユニットと、前記筐体に設けられた拡張ベ
イスロットであって、前記筐体の底面において開口して
おり、前記バッテリユニットが搭載可能な拡張ベイスロ
ットとを有し、前記バッテリユニットは、前記拡張ベイ
スロットに搭載されたときに、前記バッテリユニットが
部分的に前記筐体の前記底面から突出して前記筐体のチ
ルトとして機能する。かかるバッテリユニットと電子機
器は、上述のバッテリユニットと電子機器であるため、
同様の効果を得ることができる。
【0043】本発明の他の目的と更なる特徴は、以下、
添付図面を参照して説明される実施例において明らかに
なるであろう。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の電子機器100及び拡張ユニット200について説
明する。なお、同一部材は同一の参照符号を付して重複
説明は省略する。ここで、図1は、電子機器100及び
拡張ユニット200の概略斜視図である。なお、拡張ユ
ニット200は電子機器100と別体ではなく電子機器
の100の一部であってもよい。
【0045】図1を参照するに、電子機器100は例示
的にノート型パソコン100として具体化されている
が、これに限定されずPDA、ハンドヘルドパソコン、
パームサイズパソコン、ウェアラブルコンピュータ、携
帯型電子機器、携帯端末などを含むものである。また、
ノート型パソコン100の大きさはA4サイズ、B5サ
イズ、その他サブノートサイズ、ミニノートサイズなど
をカバーするものである。
【0046】ノート型パソコン100は、ヒンジ30に
よって接続された液晶ディスプレイ(LCD)ベゼルフ
レーム10とベース20とを有しており、LCDベゼル
フレーム10にはLCD画面12が配置されている。典
型的に、ベース20は厚さ約50mm以下で、好ましく
は厚さ約20乃至30mmの厚さを有している。LCD
ベゼルフレーム10は、LCD画面12を保持する実質
的に矩形状を有している。ベース20は、情報をタイプ
用のキーボードセクション40を含んでいる。キーボー
ドの種類は、101、106、109、エルゴノミック
などを問わず、キーボード配列もQWERTY配列、D
VORAK配列、JIS配列、新JIS配列、日本語入
力コンソーシアム基準配列(NICOLA:Nihon
go Nyuryoku COnthotium Lay
out)などを問わない。ベース20は、マウス機能の
一部をエミュレートするポインティングデバイス50も
含む。図1に示す構造に関わらず、ポインティングデバ
イス50がマウス、トラックボール、トラックパッド、
タブレット、ディジタイザー、ジョイスティック、ジョ
イパッド、タッチパネル、スタイラスペンなどを含む。
【0047】ベース20には複数の種類の拡張ユニット
200が着脱可能に挿入可能な拡張ベイスロット60が
形成されている。左側面からノート型パソコン100を
見ると、拡張ベイスロット60は、ほぼL字形上を有
し、開口部分62と64とを有する。ノート型パソコン
100は、左側面の開口部分62及び64に嵌合する図
示しないカバーが取り付けられており、かかるカバーを
外して開口部分62及び64を露出させることにより拡
張ユニット200が挿入可能となる。なおカバーはばね
やヒンジ構造によりノート型パソコン100の左側面そ
の他の部位に取り付けられてもよい。
【0048】拡張ベイスロット60の形状はL字形状に
限定されないことはいうまでもない。開口部分64は、
CD−ROMなどのディスク状媒体などが拡張ユニット
200に収納されている場合にこれを収納するために必
要な空間であるが、不必要な空間を除いて更なる小型化
を実現するためにノート型パソコン100の底面までは
延びていない。このため、開口部分64のしたの空間は
ノート型パソコン100の別のコンポーネント(例え
ば、バッテリユニット)の部分的収納空間として機能し
ている。
【0049】拡張ベイスロット60の寸法や形状及び長
さは拡張ユニット200のデザインに従って変化するこ
とはいうまでもない。また、本発明の電子機器100が
PDAとして具現化されるなど電子機器100の形状に
よっても変化する。また、ノート型パソコン100は、
図1に示す様々な拡張ユニット200に対応することが
できるが、この中の一部の拡張ユニット200又は更な
る拡張ユニット200に対応するようにされてもよい。
【0050】拡張ベイスロット60は後述する拡張ユニ
ット200が完全に収納される場合もあるし拡張ユニッ
ト200の一部がノート型パソコン100のベース20
の側面、底面その他の面から突出する場合もある。この
ように、拡張ユニット200の部分的突出を許容するこ
とは、ノート型パソコン100を予め全ての拡張ユニッ
トを完全に収納できるように大型にする必要がないの
で、ノート型パソコン100を小型、軽量、薄型に維持
しつつ多機能化を実現することに役立つ。
【0051】本実施の形態では、図1の拡張ユニットが
挿入されるノート型パソコン100の部分60を拡張ベ
イスロットと称する。この拡張ベイスロットの名称は、
従来の技術で説明した、ベイと同一の意味である。又、
拡張ベイスロットの語は、拡張ベイやマルチパーパース
ベイ、多目的ベイ等と称されるものも含む意である。
【0052】拡張ユニット200の一部がベース20の
底面から突出するのを可能にするために、図1において
は開口部分62はベース20の底面において開口してい
る開口63を有している。かかる開口63は厚い拡張ユ
ニット250の挿入を可能にするだけでなく、拡張ユニ
ットがチルトスタンドとして機構することを可能にする
ものでもある。これについては拡張ユニット260と共
に後述する。なお、開口63に嵌合する図示しないカバ
ーが取り付けて、かかるカバーを外して開口部分62及
び64を露出させることにより厚い拡張ユニット250
及び260が挿入可能な構成にしてもよい。かかるカバ
ーはばねやヒンジ構造によりベース20の底面に取り付
けられてもよい。もちろんオプション的に、厚い拡張ユ
ニット250及び260が使用されないノート型パソコ
ン100においては、開口63はベース20の底面によ
り除去されてもよい。
【0053】図1は、異なる筐体の形状を有する複数の
拡張ユニット200を例示的に示している。拡張ユニッ
ト200は、図1においては、突出型拡張ユニット21
0乃至230と、厚い拡張ユニット240と、薄い拡張
ユニット250と、チルトスタンド型拡張ユニット26
0と、PCカード用拡張ユニット270及び280とを
含んでいる。もっとも、電子機器100はこれら全ての
拡張ユニット210乃至280を収納する必要はなく、
オプション的にこれらの一部、又は、これらの全部若し
くは一部と共に更なる形状の拡張ユニットを収納しても
よい。
【0054】突出型拡張ユニット210乃至230は、
ノート型パソコン100の左側面から突出する拡張ユニ
ットである。拡張ユニット210は拡張ベイスロット6
0に収納される基部212と、断面ほぼL字状の突出部
214とを有する。拡張ユニット220は拡張ベイスロ
ット60に収納される基部222と、断面ほぼ凹状の突
出部224とを有する。突出部224は、例えば、カー
ドリーダとして機能する。なお、カードは、クレジット
カードなどの磁気カードに限らず、接触型及び非接触型
のICカード、メモリカード、拡張カードでもよい。こ
のため、カードリーダは、例えば、ICカードに電子マ
ネーを格納するリーダライタをも含む概念である。拡張
ユニット230は拡張ベイスロット60に収納される基
部232と、断面ほぼ矩形状の突出部234とを有す
る。突出部214及び234は高さにおいて相違する。
拡張ユニット230は、例えば、後述する携帯電話ホル
ダとして機能する。なお、これらの突出型拡張ユニット
210乃至230の厚さは厚くてもよいし(即ち、ベー
ス20の底面から部分的に突出してもよいし)、薄くて
もよい(即ち、ベース20の底面から突出しなくてもよ
い)。また、後述する拡張ユニット240乃至280
は、突出部214、224及び234のいずれか又はそ
の他の形状の突出部を有していてもよい。
【0055】厚い拡張ユニット240は、ベース20の
底面から部分的に突出するユニットであり、開口部分6
2の高さよりも大きい厚さ241を有する。厚い拡張ユ
ニット240は、例えば、ACアダプタとして具体化さ
れることができる。薄い拡張ユニット250は、ベース
20の底面から突出しないユニットであり、開口部分6
2の高さよりも小さい厚さ251を有する。薄い拡張ユ
ニット240は、例えば、ハードディスクドライブユニ
ットとして具体化されることができる。
【0056】チルトスタンド型拡張ユニット260は、
拡張ベイスロット60に収納される基部262と、ベー
ス20の底面に接触する支持部265とを有している。
基部262は、厚い拡張ユニット240と同様に、開口
部分62の高さよりも大きい厚さ261を有する。チル
トスタンド型拡張ユニット260は、ベース20の底面
から突出及びこれを支持するチルトスタンド部264を
有する。チルトスタンド264は卓上にノート型パソコ
ン100が載置された場合に、ベース20をユーザ側に
多少傾斜支持する機能を有する。これは、かかる傾斜が
ユーザによるキーボード40その他の入力操作を容易に
するという人間工学的理由に基づく。このように、拡張
ユニット200のベース20から突出した部分に何らか
の機能を付加させることができる点で、拡張ユニット2
00の突出は、予め突出形状が限定されていて付加的機
能が困難又は不可能な従来技術(例えば、特開平11−
31025号公報)に示すPCカードの突出とは異な
る。
【0057】また、厚い拡張ユニットの底面側突出部を
チルトとして使用することも可能である。厚い拡張ユニ
ットは、例えばバッテリユニットとして具体化されるこ
とができる。バッテリユニットの底面側突出部をチルト
として使用することで、上述のチルトスタンドと同様の
効果を得ることができる。かかる機能は、電子機器の底
面を開口することで実現可能であり、電子機器を予め拡
張ユニットを完全に収納できるように大型にする必要が
ないので、電子機器を小型、軽量、薄型に維持できる。
【0058】PCカード用拡張ユニット270及び28
0は、タイプ1乃至3のPCカードに対応するPCカー
ドスロットを有しているが、更に、選択的にThick
タイプ(厚さ18.0mm)のPCカードに対応可能に
構成されてもよい。
【0059】特徴的に、本実施例のPCカード用拡張ユ
ニット270及び280は複数のPCカードに対応可能
である。「複数のPCカード」は同一タイプのPCカー
ドが複数であってもよいし、異なるタイプのPCカード
が複数であってもよいし、又は、これらの組み合わせで
もよい。本実施例では、拡張ユニット270は、タイプ
1又は2用のPCカードスロット272と、タイプ1又
は2用のPCカードスロット274を有している。拡張
ユニット280は、タイプ1又は2用のPCカードスロ
ット272と、タイプ1、2又は3用のPCカードスロ
ット274を有している。このようにPCカードスロッ
トを複数有する点で本実施例のPCカード用拡張ユニッ
ト270及び280は従来技術(例えば、特開平6−7
5661号公報)よりも多機能化を達成している。
【0060】各PCカードスロット272及び274、
282及び284はそれぞれ並列に並べられている。ま
た、PCカードスロット282及び284は異なる実装
高さを有する。このようにPCカードスロットは高さ方
向に配列されていないのでノート型パソコン100の薄
型化に寄与している。異なる実装高さもノート型パソコ
ン100の薄型化に寄与している。
【0061】拡張ユニット210乃至280は、突出部
213、223、233、243、253、263、2
73、283が開口部分64に嵌合するように拡張ベイ
スロット60にそれぞれ挿入されることが理解されるで
あろう。
【0062】拡張ユニット210乃至280は、ノート
型パソコン100との接続部216、226、236、
246、256、266、276及び286を含んでい
る。これらの接続部には各拡張ユニットに収納される装
置に適合するインターフェース装置が使用される。これ
らのインターフェースは、パラレルインターフェース
(IEEE1284やIEEE1394など)、シリア
ルインターフェース(RS−232CやRS−422な
ど)、IDE(エンハンストIDEなどを含む)、SC
SI(SCSI−2、SCSI−3などを含む)、Ul
tra ATA、USB、ATAPI、10BASE−
2、10BASE−T、10BASE−T、MIDI、
ZVポート、カードバス(CardBus)及びIrD
Aを例示的に含むが、これらに限定されるものではな
い。これらの接続部に係合する接続部70をノート型パ
ソコン100も有している(後述する図2を参照)。拡
張ユニット200がノート型パソコン100に接続され
るとシステムはプラグアンドプレイ又はホットプラグに
更新されることが好ましい。
【0063】拡張ユニット200の筐体に実装可能な装
置は、情報記録装置(FDD、CD−ROM、DVD、
LS120、HDDなど)、増設バッテリ、ACアダプ
タ、USBコネクタ、PCカード、通信装置(無線通信
装置、赤外線通信装置その他の通信装置)、印刷装置
(プリンタなど)、情報読取装置(スキャナ、OCRな
ど)、セキュリティ装置(指紋認識装置、音声認識装
置、網膜認識装置などのバイオメトリック装置、バイオ
メトリックス装置;生体情報を利用する装置)、撮像装
置(ディジタルカメラ、CCDカメラなど)、GPS装
置、カードリーダ、バーコードリーダ及び携帯電話ホル
ダを含むが、これらに限定されるものではない。
【0064】このように複数の種類の拡張ユニット20
0にノート型パソコン100が対応する場合に、ノート
型パソコン100の接続部を効率的に構成して、好まし
くは2つの拡張ユニットを同時に挿入可能にするため
に、ノート型パソコン100の接続部70は2つのイン
ターフェース部72及び74に分けられている。以下、
図2を参照して、かかる場合について説明する。ここ
で、図2は、接続部70が2つのインターフェース部7
2及び74から構成されているノート型パソコン100
と拡張ユニット202及び204との接続を説明するた
めの概略ブロック図である。
【0065】第1のインターフェース部72は、拡張ユ
ニット202の接続部203と、ノート型パソコン10
0が処理可能なデータ及びプログラムを含むファイル系
データ信号、USB信号及び/又は電力を送受信可能に
構成されている。かかる第1のインターフェース部72
に接続される拡張ユニット202は、例えば、情報記録
装置(FDD、CD−ROM、DVD、LS120、H
DDなど)、増設バッテリ、ACアダプタ又はUSBコ
ネクタを実装する。例えば、情報記録装置はファイル系
データ信号を送受信し、USBコネクタはUSB信号を
送受信し、ACアダプタは電力を送信するなどである。
【0066】第2のインターフェース部74は、拡張ユ
ニット204の接続部205と、PCカード用のカード
バス信号、PCIバス信号又はUSB信号を送受信可能
である。かかる第2のインターフェース74に接続され
る拡張ユニット204は、例えば、PCカード、通信装
置(無線通信装置、赤外線通信装置その他の通信装
置)、印刷装置(プリンタなど)、情報読取装置(スキ
ャナ、OCRなど)、セキュリティ装置(指紋認識装
置、音声認識装置、網膜認識装置などのバイオメトリッ
ク装置)、撮像装置(ディジタルカメラ、CCDカメラ
など)、GPS装置又はカードリーダを実装する。例え
ば、PCカードバスはカードバス信号を送受信し、情報
読取装置はPCIバス信号を送受信し、CCDカメラや
セキュリティ装置はUSB信号を送受信するなどであ
る。
【0067】ここで、カードバス(CardBus)
は、データバスの幅を32ビットに拡張したPCカード
用インタフェース規格である。PCIバスも同様に32
ビットバスでPCI SIG(PCI Special
Interest Group)において規格決定され
ている。カードバスとPCIバスのデータ転送速度は最
大133MB/秒である。USB(ユニバーサルシリア
ルバス)はパソコンの周辺機器用のシリアルインターフ
ェースであり、接続ケーブルの集約、プラグアンドプレ
イ、ホットプラグが可能となっている。多重化接続は1
28ポートまで可能で、転送速度は低速モードで1.5
Mbps、高速モードで(12Mbps)の2種類がサ
ポートされている。転送形態は、4つ(バルク、コント
ロール、インタラプト、アイソクロナウス)で、アイソ
クロナウス(Isochronous)モードは動画や
音声などのリアルタイム性が必要なデータを一定周期ご
とに最優先で転送する。信号線は4芯(通信2本、電源
2本)である。以上のように、USBは、低、中速
(1.5M乃至12MHz)の通信インターフェースに
適しているのでパソコンへ取り込む動画像レベルとして
解像度と表示フレーム数が中程度(例えば、320×2
40、表示スピード5乃至6枚/秒)のアプリケーショ
ン用としてUSBを使用することにより低価格、スタン
ダード化が実現できる。
【0068】第1のインターフェース及び第2のインタ
ーフェースは拡張ベイスロット60内で並列(同一又は
異なる高さ)若しくは上下に配置されることができる。
従って、第1のインターフェースに接続される拡張ユニ
ットと第2のインターフェースに接続される拡張ユニッ
トの両方をノート型パソコン100に同時に並列に又は
上下に接続することができる。このようにノート型パソ
コン100の接続部を2つのコネクタに分割することに
より、拡張ユニット200の接続部の接続信数の増加防
止と接続部に印加される挿抜力の増加による破壊防止が
達成できるなどの効果を有する。
【0069】拡張ユニット202及び204は、図2に
示すように、外部装置とUSB接続可能なUSBコネク
タ206及び208を有することが好ましい。これによ
りUSBコネクタの増設が容易になる、などの効果を有
する。
【0070】以下、携帯電話ホルダ320を有する拡張
ユニット300について図3を参照して説明する。ここ
で、図3は、ノート型パソコン100と携帯電話ホルダ
320を有する拡張ユニット300の概略斜視図であ
る。
【0071】拡張ユニット300は、基部310と携帯
電話ホルダ320を有する。310は、図1に示す所望
の拡張ユニット200と置換されることができる。携帯
電話ホルダ320は基部310に対して好ましくは分離
可能に構成されており、携帯電話CPを保持する保持部
322を有する。携帯電話ホルダ320は、基部310
とノート型パソコン100との接続に関与する必要がな
いため基部310に収納される装置の種類は原則として
限定されない。本実施例では、携帯電話CPはノート型
パソコン100とコード350を介して接続され、例え
ば、車内などにいるユーザがノート型パソコン100で
作成した文書をEメールに添付するなどしてPDC(P
ersonal Digital Cellular)、
IS−54及びIS−95、GMS(Global S
ystem for MobileCommunicat
ion)を含む通信方式により送信することができる。
ユーザは文書入力中に携帯電話CPを携帯電話ホルダ3
20に載置することができ、基部310には文書入力に
必要なデータを格納したCD−ROMドライブを実装し
ておくなどの態様で使用することができる。
【0072】次に、図4乃至図9を参照して、CCDカ
メラ420を有する拡張ユニット400について説明す
る。ここで、図4は、ノート型パソコン100に装着さ
れたCCDカメラ420を有する拡張ユニット400の
使用中の概略斜視図である。図5は、ノート型パソコン
100に装着された拡張ユニット400の使用前の概略
斜視図である。図6は、CCDカメラ420が基部41
0に収納された状態で、ノート型パソコン100に装着
される前の拡張ユニット400の概略斜視図である。図
7は、CCDカメラ420が基部410から飛び出した
状態で、ノート型パソコン100に装着される前の拡張
ユニット400の概略斜視図である。図8は、CCDカ
メラ420が基部410から飛び出して傾斜された状態
で、ノート型パソコン100に装着される前の拡張ユニ
ット400の概略斜視図である。図9は、CCDカメラ
420が基部410から飛び出して傾斜された状態の拡
張ユニット400の拡大斜視図である。
【0073】図4乃至図8の符号40の部分はキーボー
ドが設けられるが、これらの図では、前記キーボードの
詳細図示を省略する。符号40の部分には、図1で示さ
れたキーボードと同様のものが設けられるものとする。
【0074】又、図4乃至図8のノート型パソコン本体
100の拡張ベイスロットは、図1に示されたように、
底部が開口を有するものではない。図4乃至図8の拡張
ユニット400は、ノート型パソコン本体の厚さに適合
するように、設計されているものなので、図1のよう
に、底部が開口を有する必要はない。しかしながら、1
のノート型パソコンで図1の構成、図4乃至図8の構成
を実現したい場合は、図4乃至図8のノート型パソコン
本体100の拡張ベイスロットの底部に開口を設けて、
拡張ユニットがノート型パソコン本体の下方向に突出可
能にする構成をとることも可能である。
【0075】拡張ユニット400は、基部410は、C
CDカメラ420と、シャフト430と、摺動部440
とを有する。基部410は、ノート型パソコン100と
の接続部412と、開口部分64に嵌合する突出部41
3とを有する。接続部412は、シャフト430内に形
成されるコード、ケーブルその他の接続部材を介してC
CDカメラ420に接続されている。
【0076】CCDカメラ420は、シャフト430を
介して基部410に接続されると共に、摺動部440に
より図6に示すように基部410内に収納されることが
できる。CCDカメラ420は、可動部422と、固定
部424と、レンズ426を有している。可動部422
は、固定部424に対して、矢印A方向に回転自在に図
示しないシャフトなどの機構を介して接続されている。
固定部424は、矢印B方向に回転自在にシャフト43
0に接続されている。レンズ426及び撮影構造は当業
界で周知のいかなる構造をも使用することができるので
ここでは詳しい説明は省略する。上述したように、シャ
フト430内にはCCDカメラ420を接続部412に
接続する図示しない接続部材を収納しており、これによ
りレンズ426が撮影した画像はLCD画面12に映し
出される。ユーザは、当業界で周知の画像編集ソフトウ
ェアを利用して画像を編集することができる。
【0077】摺動部440は、CCDカメラ420を収
納位置と動作可能位置との間で基部410に対して摺動
させることができる。CCDカメラ420が収納位置に
ある状態は図6に示されている。CCDカメラ420が
動作可能位置にある状態は図4、図5、図7、図8及び
図9に示されている。
【0078】摺動部440は、例えば、図9に示すよう
に、解除ボタン442と、係止手段444と、付勢手段
446と、可動部448とを有する。解除ボタン442
は係止手段444に接続されており、ボタン442が押
圧されると係止手段444による可動部448の係止は
解除される。可動部448は、例えば、圧縮ばねなどか
ら構成される付勢手段446により矢印C方向に付勢さ
れており、係止手段444による係止が解除されると矢
印C方向に移動する。この結果、ボタン442が押圧さ
れると、図7に示すように、CCDカメラ420が可動
部448と共に矢印C方向に動作可能位置まで移動す
る。逆に、動作可能位置にあるCCDカメラ420を矢
印D方向に付勢手段446に抗して収納位置まで移動さ
せると係止手段444と可動部448とが係合して解除
ボタン442も突出して停止する。このように、ボタン
等の押作によりCCDカメラ420が自動的に基部41
0から飛び出す機構を本出願では「ポップアップ機構」
という場合がある。これにより、CCDカメラ420は
図6に示す収納位置で保持される。なお、摺動部440
の機構がこれに限定されないことはいうまでもなく、ま
た、図9に示す摺動部440の例示的機構は他の図面で
は省略されず、例えば、ユーザが手動でCCDカメラ4
20を基部410から突出させても良い。
【0079】CCDカメラ420は、通常は、拡張ユニ
ット400が拡張ベイスロット60に装着されるまでは
収納位置に維持される。収納後に、解除ボタン422が
押されてCCDカメラ420が図5に示すように基部4
10から飛び出し、その後、ユーザはCCDカメラ42
0をシャフト430の周り(即ち、矢印B方向)に図4
に示すように起こして、必要があれば、矢印A方向に可
動部422を回転させて所望の位置にレンズ426をセ
ットして撮像する。シャフト430及び、可動部422
と固定部424との接続手段は、基部510から飛び出
したCCDカメラ520の基部510に対する角度を調
節する角度調節機構としても機能することが理解される
であろう。
【0080】解除ボタン422により、CCDカメラ4
20がポップアップさせられる実施の携帯を図示した
が、ボタンである必要は無く、レバーやスライダを使用
してもよく、係止手段444を解除しさえすれば、どの
ような操作手段でも適用可能である。
【0081】図4乃至図8では、図示を省略したが拡張
ユニット400には、図2で示した接続部203又は2
05が設けられているものとする。それに対応して、ノ
ート型パソコン本体100には、図2で示したインター
フェース部72、74が設けられている。これらの接続
部とインタフェース部により、拡張ユニット400のC
CDカメラ420とノート型パソコンとの電気的接続が
され、この接続部を通じて、CCD420からのデータ
がノート型パソコンへと送られる。又、ノート型パソコ
ン本体からCCDカメラ420への制御情報が送信され
る。好ましい実施例では、CCDカメラ420は、図2
に有る通り、USB信号でノート型パソコン本体と接続
される。
【0082】以上、この収納可能な構成により、CCD
カメラ不使用時に、CCDカメラ420がノート型PC
内部(即ち拡張ユニット内部)に収納されるので、CC
Dカメラが飛び出すことが無いので、ノート型パソコン
の持ち運び等が容易となる。又、CCDカメラ420が
収納されているときは、CCDカメラ420のレンズの
保護にもなる。
【0083】以下、図10を参照して、CCDカメラ5
20を有する拡張ユニット500について説明する。こ
こで、図10は、ノート型パソコン100に装着された
CCDカメラ520を有する拡張ユニット500の使用
中の概略斜視図である。拡張ユニット500は、基部5
10と、CCDカメラ520と、ケーブル又はコード5
30とを有する。基部510は、ノート型パソコン10
0に接続される接続部512と、開口部分64に嵌合す
る突出部513と、ケーブル収納部514と、孔515
と、カメラ収納部516とを有している。
【0084】CCDカメラ520は、レンズ524とク
リップ部524とを有している。CCDカメラ520
は、基部510から分離されてクリップ部524を介し
てLCDベゼルフレーム10その他の所望の場所(本立
て、机の角、パーティションなど)に取り付け可能であ
る。選択的にレンズ524の角度を変更可能に構成して
もよい。CCDカメラ520は、基部510のカメラ収
納部516に収納可能である。
【0085】図10では、ディスプレイ部10の側面に
CCDカメラ520が取り付けられているが、上述した
通り、この図にとらわれる必要はなく、ディスプレイ部
10の上部に取り付けても良い。
【0086】ケーブル530は、基部510のケーブル
収納部514に収納可能で、ケーブル収納部514とカ
メラ収納部516との間の隔壁に設けられた孔515を
介して導出されている。ケーブル530は、CCDカメ
ラ520を接続部512に接続する。また、ケーブル5
30は、その長さの範囲でCCDカメラ520の撮像範
囲を確保することができる。これによりレンズ522が
撮影した画像はLCD画面12に映し出される。ユーザ
は、当業界で周知の画像編集ソフトウェアを利用して画
像を編集することができる。ケーブル530の代わり
に、CCDカメラ520は赤外線通信等の無線手段を利
用して基部510と通信してもよい。
【0087】赤外線通信の例では、公知のIrdaを利
用することが可能である。多くのノート型パソコンは、
Irdaの送受信部を有しているからである。Irda
は、図10で図示しないが、ノート型パソコン100本
体部の任意の箇所に設ければ良い。即ち、この場合に
は、CCDカメラ520から得た情報はノート型パソコ
ン100に直接送信される。代替的に、CCDカメラ5
20と基部510に赤外線通信装置を設けてもよい。こ
の場合には、CCDカメラ520からのデータは基部5
10によって受信され、基部510から接続部512及
び70を介して電気信号としてノート型パソコン100
(のプロセッサ)に伝達される。
【0088】また、図10のノート型パソコン本体10
0の拡張ベイスロットは、図1に示されたように、底部
が開口を有しても良いし、なくても良い。図10の拡張
ユニット500は、ノート型パソコン本体100の厚さ
に適合するように、設計されているので、図1のよう
に、底部が開口を有する必要はない。しかしながら、1
のノート型パソコンで図1の構成、図10の構成を実現
したい場合は、図10のノート型パソコン本体100の
拡張ベイスロットの底部に開口を設けて、拡張ユニット
がノート型パソコン本体の下方向に突出可能にする構成
をとることも可能である。
【0089】図10では、図示を省略したが拡張ユニッ
ト400には、図2で示した接続部203又は205が
設けられているものとする。それに対応して、ノート型
パソコン本体100には、図2で示したインターフェー
ス部72、74が設けられている。これらの接続部とイ
ンターフェース部により、拡張ユニット400のCCD
カメラ420とノート型パソコンとの電気的接続がさ
れ、この接続部を通じて、CCD420からのデータが
ノート型パソコンへと送られる。又、ノート型パソコン
本体からCCDカメラ420への制御情報が送信され
る。好ましい実施例では、CCDカメラ420は、図2
に示す通り、USB信号でノート型パソコン本体と接続
される。
【0090】以上、CCDカメラに関して、図4乃至1
0を用いて説明した。前述のCCDカメラは拡張ユニッ
トに内蔵され、拡張ユニットをノート型パソコン本体に
挿入して取り付ける構成を取ったが、CCDカメラ自体
をノート型パソコンに取り付ける構成とし、CCDカメ
ラがノート型パソコン本体に収納可能に構成する実施の
形態を採用しても良い。この構成は、図4,図5を利用
して説明できる。本実施の形態では、図4、図5のCC
Dカメラは、拡張ユニットではなく、ノート型パソコン
100自体に取り付けられているものとする。図7,
8、9の引き出し/飛び出し可能とする構成を、ノート
型パソコン100自体に設けることにより達成できる。
この構成をとることにより、図4の状態のCCDカメラ
を、図5のように寝かして、その後、CCDカメラがノ
ート型パソコン内部に収納可能となる。CCDカメラ
は、使用時に適宜引き出すようにすれば良い。従って、
この構成により、CCDカメラ不使用時にCCDカメラ
が、ノート型PC内部に収納されるので、CCDカメラ
が飛び出すことが無いので、ノート型パソコンの持ち運
び等が容易となる。又、CCDカメラのレンズの保護に
もなる。
【0091】以上、本実施の形態では、ノート型パソコ
ンを例にし、そのノート型パソコン本体に拡張ベイスロ
ットがある例で説明したが、ノート型パソコンに接続さ
れるドッキングステーション,機能拡張装置や拡張ステ
ーションと称されるものに拡張ベイスロットを設け、そ
の拡張ベイスロットに挿入されるユニットに本発明を適
用しても良いし、本明細書はその趣旨を除くものではな
い。ドッキングステーション、機能拡張装置や拡張ステ
ーションは、例えば、特開平10−133778号公報
や、特開平9−6475号公報に開示されている。この
ドッキングステーションは、ノート型パソコンの機能拡
張装置と称される場合もある。典型的なドッキングステ
ーション、機能拡張装置や拡張ステーションは、ノート
パソコン本体が実装していない周辺機器を1又は複数保
持するものである。普段は、ノート型パソコンの機動性
を生かして持ち歩き、オフィスでは、ドッキングステー
ションに前記ノート型パソコンを合体させ(典型的に
は、ノートパソコンがドッキングステーション等の上に
乗るか、ノートパソコンの背後でドッキングステーショ
ンと合体する)、デスクトップパソコン並みの機能を実
現又はデスクトップパソコンのように使用するものであ
る。本発明はこれらの装置に、拡張ベイを設けた場合に
も適用できる。即ち、特許請求の範囲の「電子機器の拡
張ベイスロット」の語は、図示した実施の様にノートパ
ソコンや情報処理装置本体がベイ自体を所有する場合の
みを意味するのではなく、情報処理装置のための拡張ベ
イや情報処理装置用の拡張ベイも含むものであり、前記
ドッキングステーションや機能拡張装置にもうけられる
ベイも含む。又、拡張ベイハウジングやドッキングベイ
と称される装置のように、ベイのみを有し周辺機器を有
さない装置もある。これらの装置もノートパソコンと合
体させて使用するものであるが、特許請求の範囲の「電
子機器の拡張ベイスロット」の語は、この拡張ベイハウ
ジングやドッキングベイも含む。これらも、電子機器の
拡張ベイスロットであることには、変わらない。
【0092】又、前記ドッキングステーション,前記機
能拡張装置,拡張ベイハウジング又はドッキングベイと
称される装置と電子機器、情報処理装置又は携帯型電子
機器が合体した状態では、合体した状態で電子機器であ
り、情報処理装置であり、携帯型電子機器である。又、
情報処理装置の語は、ドッキングステーション,前記機
能拡張装置,拡張ベイハウジング又はドッキングベイ自
体も含む意である。ドッキングステーション,前記機能
拡張装置は、記憶装置等を有し、何らかの形で情報を処
理するからであり、拡張ベイハウジング又はドッキング
ベイもベイに何らかのユニットが設けられた状態では、
何らかの形での情報を処理しており、情報を処理するた
めの装置だからである。従って、情報処理装置の語は、
情報処理関連の装置も意味するものである。
【0093】携帯型電子機器の語は、ノート型パソコ
ン、PDA,携帯端末、ハンドヘルドパソコン、パーム
サイズパソコン、ウエアラブルコンピュータの全てを含
む語である。
【0094】携帯型電子機器の拡張ベイスロットと称す
る場合は、前述したとおり、携帯型電子機器それ自体に
設けられる拡張ベイスロットのみならず、「前記ドッキ
ングステーション,前記機能拡張装置,拡張ベイハウジ
ング又はドッキングベイと称される装置」に設けられた
拡張ベイスロットも意味する。これら、「前記ドッキン
グステーション,前記機能拡張装置,拡張ベイハウジン
グ又はドッキングベイと称される装置」も携帯可能であ
るからである。又、これら「前記ドッキングステーショ
ン,前記機能拡張装置,拡張ベイハウジング又はドッキ
ングベイと称される装置」が有する拡張ベイスロット
は、これら「前記ドッキングステーション,前記機能拡
張装置,拡張ベイハウジング又はドッキングベイと称さ
れる装置」を通じて、これらの装置に合体する携帯型電
子機器が利用する拡張ベイスロットであることに変わり
はないからである。
【0095】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明はその要旨の範囲内で様々な変形及び変更が
可能である。
【0096】(付記1) 電子機器の拡張ベイスロット
に着脱可能に挿入可能な筐体と、前記筐体に設けられて
前記電子機器と電気的に接続可能な接続部とを有し、前
記筐体は前記電子機器に挿入されて前記接続部が前記電
子機器に接続されたときに前記電子機器の底面から部分
的に突出する拡張ユニット。
【0097】(付記2) 電子機器の拡張ベイスロット
に着脱可能に挿入可能な筐体と、前記筐体に設けられて
前記電子機器と電気的に接続可能な接続部とを有し、前
記筐体は前記電子機器に挿入されて前記接続部が前記電
子機器に接続されたときに前記電子機器の底面以外から
部分的に突出する拡張ユニット。
【0098】(付記3) 突出した前記筐体は前記電子
機器のスタンドとして機能する付記1又は2記載の拡張
ユニット。
【0099】(付記4) 前記筐体は、カードが挿入可
能なカードスロットを有する付記1又は2記載の拡張ユ
ニット。
【0100】(付記5) 前記接続部は、カード用のカ
ードバス信号を送信可能なインターフェースを有する付
記1又は2記載の拡張ユニット。
【0101】(付記6) 前記接続部は、PCIバス信
号を送信可能なインターフェースを有する付記1又は2
記載の拡張ユニット。
【0102】(付記7) 前記接続部は、USB信号を
送信可能なUSBインターフェースを有する付記1又は
2記載の拡張ユニット。
【0103】(付記8) 前記接続部は、前記電子機器
が処理可能なデータ及びプログラムを含むファイル信号
を送信可能なインターフェースを有する付記1又は2記
載の拡張ユニット。
【0104】(付記9) 前記筐体に設けられた撮像装
置を更に有する付記1又は2記載の拡張ユニット。
【0105】(付記10) 前記筐体に接続され、前記
撮像装置を前記筐体から突出可能にする機構を更に有す
る付記9記載の拡張ユニット。
【0106】(付記11) 前記機構は、操作手段によ
り前記撮像装置を前記筐体から突出可能にする機構であ
る付記10記載の拡張ユニット。
【0107】(付記12) 前記電子機器は表示装置を
有し、前記撮像装置は前記筐体から分離可能に前記筐体
に設けられ、前記拡張ユニットは、前記撮像装置と前記
筐体とを接続するケーブルと、取り外された前記撮像装
置を前記電子機器の前記表示装置に取り付けることを可
能にする取り付け機構を更に有する付記9記載の拡張ユ
ニット。
【0108】(付記13) 前記筐体に設けられたセキ
ュリティ装置を更に有する付記1又は2記載の拡張ユニ
ット。
【0109】(付記14) 前記セキュリティ装置はバ
イオメトリック装置である付記13記載の拡張ユニッ
ト。
【0110】(付記15) 前記バイオメトリック装置
は、指紋認識装置、音声認識装置、網膜認識装置のいず
れかであることを特徴とする付記14記載の拡張ユニッ
ト。
【0111】(付記16) 前記筐体に設けられた無線
通信装置を更に有する付記1又は2記載の拡張ユニッ
ト。
【0112】(付記17) 前記筐体に設けられたAC
アダプタを更に有する付記1記載の拡張ユニット。
【0113】(付記18) 拡張ユニットが着脱可能に
挿入可能な拡張ベイスロットを有する筐体であって、前
記拡張ベイスロットは前記筐体の底面で開口して前記拡
張ユニットが前記筐体の底面から突出することを可能に
する筐体と、前記筐体に設けられて前記拡張ユニットと
電気的に接続可能な接続部とを有する電子機器。
【0114】(付記19) スロットを有する第1の部
分と、当該第1の部分の前記スロットに分離可能に挿入
される第2の部分と、前記第1及び第2の部分を電気的
に接続するインターフェース装置とを有し、前記第2の
部分は前記第1の部分のスロットに挿入されて前記イン
ターフェース装置を介して前記第1の部分と電気的に接
続されたときに前記電子機器の底面から部分的に突出す
る電子機器。
【0115】(付記20) スロットを有する第1の部
分と、当該第1の部分の前記スロットに分離可能に挿入
される第2の部分と、前記第1及び第2の部分を電気的
に接続するインターフェース装置とを有し、前記第2の
部分は前記第1の部分のスロットに挿入されて前記イン
ターフェース装置を介して前記第1の部分と電気的に接
続されたときに前記電子機器から部分的に突出する電子
機器。
【0116】(付記21) 電子機器に設けられた拡張
ベイスロットに着脱可能に挿入可能な筐体と、前記筐体
に設けられて前記電子機器と電気的に接続可能な接続部
とを有し、前記接続部はUSB信号を送信可能なUSB
インターフェースを有する拡張ユニット。
【0117】(付記22) 外部装置とUSB接続可能
なUSB端子を更に有する付記21記載の拡張ユニッ
ト。
【0118】(付記23) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能な筐体と、前記筐体に設けられ
て前記電子機器と電気的に接続可能な接続部と、外部装
置とUSB接続可能なUSB端子を有する拡張ユニッ
ト。
【0119】(付記24) 拡張ユニットが着脱可能に
挿入可能な拡張ベイスロットを有する筐体と、前記筐体
に設けられて前記拡張ユニットとUSB接続を行うUS
Bインターフェースとを有する電子機器。
【0120】(付記25) 電子機器に設けられた拡張
ベイスロットに着脱可能に挿入可能な筐体と、当該筐体
に設けられる撮像装置と、前記筐体に設けられて前記電
子機器と電気的に接続可能な接続部とを有する拡張ユニ
ット。
【0121】(付記26) 前記筐体に接続され、前記
撮像装置を前記筐体から突出可能に収納する機構を更に
有する付記25記載の拡張ユニット。
【0122】(付記27) 前記撮像装置は前記筐体か
ら取り外し可能に前記筐体に設けられたことを特徴とす
る付記27記載の拡張ユニット。
【0123】(付記28) 前記取り外された前記撮像
装置のための取り付け機構を更に有することを特徴とす
る付記27記載の拡張ユニット。
【0124】(付記29) 前記撮像装置と前記筐体と
を接続するケーブルを有することを特徴とする付記25
記載の拡張ユニット。
【0125】(付記30) 前記筐体は、前記ケーブル
の収納部を更に有する付記29記載の拡張ユニット。
【0126】(付記31) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能な筐体と、前記筐体に収納され
る撮像装置と、前記筐体に接続され、前記撮像装置を前
記筐体から突出可能にする機構とを有する拡張ユニッ
ト。
【0127】(付記32) 前記筐体から飛び出した前
記撮像装置の前記筐体に対する角度を調節する角度調節
機構を更に有する29記載の拡張ユニット。
【0128】(付記33) スロットを有する第1の部
分と、当該第1の部分の前記スロットに着脱可能に挿入
される第2の部分と、前記第1及び第2の部分を電気的
に接続するインターフェース装置とを有し、前記第2の
部分に収納される撮像装置と、前記第2の部分に接続さ
れ、前記撮像装置を前記第2の部分から突出可能にする
機構とを有する電子機器。
【0129】(付記34) 前記第2の部分から突出し
た前記撮像装置の前記第2の部分に対する角度を調節す
る角度調節機構を更に有する付記31記載の電子機器。
【0130】(付記35) 筐体と、前記筐体に突出可
能に収納される撮像装置と、前記撮像装置と前記筐体と
の電気的接続を維持しつつ、前記筐体から突出した前記
撮像装置の前記筐体に対する角度を調節する角度調節機
能を有する電子機器。
【0131】(付記36) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能で、複数のカードを収納可能な
複数のカードスロットを有する筐体と、前記筐体に設け
られて前記電子機器と電気的に接続可能な接続部とを有
する拡張ユニット。
【0132】(付記37) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能で、複数のタイプのカードを並
列にかつ異なる高さで収納可能な複数のカードスロット
を有する筐体と、前記筐体に設けられて前記電子機器と
電気的に接続可能な接続部とを有する拡張ユニット。
【0133】(付記38) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能な筐体と、当該筐体に設けられ
る通信機器のためのホルダとを有することを特徴とする
拡張ユニット。
【0134】(付記39) 前記筐体に設けられて前記
電子機器と電気的に接続可能な接続部を更に有する付記
38記載の拡張スロット。
【0135】(付記40) 前記ホルダは、前記筐体か
ら突出可能に収納されていることを特徴とする付記38
記載の拡張ユニット。
【0136】(付記41) 前記拡張ユニットは、前記
通信機器と前記電子機器との接続を可能にする接続部材
を更に有する付記38記載の拡張ユニット。
【0137】(付記42) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能な筐体と、当該筐体に設けられ
るカードリーダと、前記筐体に設けられて前記電子機器
と電気的に接続可能な接続部とを有する拡張ユニット。
【0138】(付記43) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能な筐体と、当該筐体に設けられ
る像形成装置と、前記筐体に設けられて前記電子機器と
電気的に接続可能な接続部とを有する拡張ユニット。
【0139】(付記44) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能な筐体と、当該筐体に設けられ
る像入力装置と、前記筐体に設けられて前記電子機器と
電気的に接続可能な接続部とを有する拡張ユニット。
【0140】(付記45) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能な筐体と、当該筐体に設けられ
るACアダプタと、前記筐体に設けられて前記電子機器
と電気的に接続可能な接続部とを有する拡張ユニット。
【0141】(付記46) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに着脱可能に挿入可能な筐体と、当該筐体に設けられ
る位置検出情報受信装置と、前記筐体に設けられて前記
電子機器と電気的に接続可能な接続部とを有する拡張ユ
ニット。
【0142】(付記47) 拡張ユニットが着脱可能に
挿入可能な拡張ベイスロットを有する筐体であって、前
記拡張ベイスロットは前記筐体の底面で開口して前記拡
張ユニットが前記筐体の底面から突出することを可能に
する筐体と、前記筐体に設けられて第1の拡張ユニット
と電気的に接続可能な第1の接続部と、前記筐体に設け
られて第2の拡張ユニットと電気的に接続可能な第2の
接続部とを有する電子機器。
【0143】(付記48) 前記拡張ベイスロットは前
記第1及び第2の拡張ユニットに共通に使用される付記
47記載の電子機器。
【0144】(付記49) 前記第1の接続部は、前記
電子機器が処理可能なデータ及びプログラムを含むファ
イル信号を送信可能なインターフェースを有する付記4
7記載の電子機器。
【0145】(付記50) 前記第2の接続部は、カー
ド用のカードバス信号を送信可能なインターフェースを
有する付記47記載の電子機器。
【0146】(付記51) 前記第2の接続部は、US
B信号を送信可能なUSBインターフェースを有する付
記47記載の電子機器。
【0147】(付記52) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに挿入可能な筐体と、当該筐体に設けられるバーコー
ドリーダと、前記筐体に設けられて前記電子機器と電気
的に接続可能な接続部とを有する拡張ユニット。
【0148】(付記53) 電子機器の拡張ベイスロッ
トに挿入可能な筐体と、当該筐体に設けられる赤外線通
信装置と、前記筐体に設けられて前記電子機器と電気的
に接続可能な接続部とを有する拡張ユニット。
【0149】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の例示的一
態様としての拡張ユニットと電子機器によれば、電子機
器を小型、軽量、薄型に維持しつつ拡張ユニットによる
多機能化を実現することに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の例示的一態様としての電子機器の一
例としてのノート型パソコンと拡張ユニットの概略斜視
図である。
【図2】 図1に示すノート型パソコンの接続部が2つ
のインターフェース部及びから構成されているノート型
パソコンと2種類の拡張ユニットとの接続を説明するた
めの概略ブロック図である。
【図3】 図1に示すノート型パソコン100と携帯電
話ホルダを有する拡張ユニットの概略斜視図である。
【図4】 図1に示すノート型パソコンに装着されたC
CDカメラを有する拡張ユニットの使用中の概略斜視図
である。
【図5】 図1に示すノート型パソコンに装着された図
4に示す拡張ユニットの使用前の概略斜視図である。
【図6】 図4に示すCCDカメラが基部に収納された
状態で、図1に示すノート型パソコンに装着される前の
拡張ユニットの概略斜視図である。
【図7】 図4に示すCCDカメラが基部から飛び出し
た状態で、図1に示すノート型パソコンに装着される前
の拡張ユニットの概略斜視図である。
【図8】 図4に示すCCDカメラが基部から飛び出し
て傾斜された状態で、図1に示すノート型パソコンに装
着される前の拡張ユニットの概略斜視図である。
【図9】 図4に示すCCDカメラが基部から飛び出し
て傾斜された状態の拡張ユニットの拡大斜視図である。
【図10】 図1に示すノート型パソコンに装着された
CCDカメラを有する図4とは異なる拡張ユニットの使
用中の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 LCDベゼルフレーム 20 ベース 30 ヒンジ 40 キーボードセクション 50 ポインティングデバイス 60 拡張ベイスロット 62 開口部分 64 開口部分 70 接続部 72 第1のインターフェース部 74 第2のインターフェース部 100 電子機器 200 拡張ユニット 202 拡張ユニット 203 接続部 204 拡張ユニット 205 接続部 206 USBコネクタ 208 USBコネクタ 210 拡張ユニット 212 基部 216 接続部 220 拡張ユニット(カードリーダ) 222 基部 226 接続部 230 厚い拡張ユニット 232 基部 236 接続部 240 薄い拡張ユニット 246 接続部 250 拡張ユニット 256 接続部 260 チルトスタンド型拡張ユニット 266 接続部 270 PCカード用拡張ユニット 276 接続部 280 PCカード用拡張ユニット 286 接続部 300 拡張ユニット 320 携帯電話ホルダ 400 拡張ユニット 410 基部 420 CCDカメラ 430 シャフト 440 摺動部 500 拡張ユニット 510 基部 514 ケーブル収納部 520 CCDカメラ 530 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧本 剛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田中 敦子 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 バッテリユニットと、 前記筐体に設けられた拡張ベイスロットであって、前記
    筐体の底面において開口しており、前記バッテリユニッ
    トが搭載可能な拡張ベイスロットとを有し、 前記バッテリユニットは、前記拡張ベイスロットに搭載
    されたときに、前記バッテリユニットが部分的に前記筐
    体の前記底面から突出して前記筐体のチルトとして機能
    する電子機器。
  2. 【請求項2】 前記拡張ベイスロットは、前記筐体の底
    部の後方に配置されている請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記拡張ベイスロットは、バッテリユニ
    ット以外の拡張ユニットを搭載可能とする請求項1記載
    の電子機器。
  4. 【請求項4】 筐体と、 前記筐体に設けられており、少なくとも1の拡張ユニッ
    トを搭載可能な拡張ベイスロットであって、前記筐体の
    底面において開口し、バッテリユニットが搭載可能であ
    り、前記バッテリユニットが前記拡張ベイスロットに搭
    載されたときに、前記バッテリユニットが部分的に前記
    筐体の前記底面から突出して前記筐体のチルトとして機
    能させる拡張ベイスロットとを有する電子機器。
  5. 【請求項5】 前記拡張ベイスロットは、前記筐体の底
    部の後方に配置されている請求項4記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記拡張ベイスロットは、バッテリユニ
    ット以外の拡張ユニットを搭載可能とする請求項4記載
    の電子機器。
  7. 【請求項7】 筐体と、当該筐体の底面において開口し
    ている拡張ベイスロットを有する電子機器の前記拡張ベ
    イスロットに搭載可能なバッテリユニットであって、 前記バッテリユニットが前記拡張ベイスロットに搭載さ
    れたとき、前記バッテリユニットが部分的に前記筐体の
    前記底面から突出して前記筐体のチルトとして機能する
    バッテリユニット。
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