JP3523352B2 - 打撃検出装置 - Google Patents

打撃検出装置

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JP3523352B2 JP01064995A JP1064995A JP3523352B2 JP 3523352 B2 JP3523352 B2 JP 3523352B2 JP 01064995 A JP01064995 A JP 01064995A JP 1064995 A JP1064995 A JP 1064995A JP 3523352 B2 JP3523352 B2 JP 3523352B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被打撃体が打撃された
タイミングを検出する打撃検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばドラムの振動をピック
アップするセンサから出力された信号を所定の時間間隔
毎に順次取り込んで、そのドラムが打撃されたタイミン
グを検出する打撃検出装置が提案されている。図7は、
打撃検出装置を示すブロック図、図8は、図7に示す打
撃検出装置の信号波形を示す図である。
【0003】図7に示す打撃検出装置には、ドラムの振
動をピックアップするセンサ(図示せず)の信号が入力
されるセンサ信号入力端子12と、そのセンサ信号を整
流する半波整流回路131と、整流された信号のピーク
をホールドしエンベロープ波形に変換するエンベロープ
生成回路132と、A/D変換器133とが備えられて
いる。
【0004】ここで、ドラムの振動面をスティック等で
叩くと、そのドラムの振動面の振動に対応した、図8に
示すような信号Aがセンサから出力される。この信号A
は、センサ信号入力端子12を経由して半波整流回路1
31に入力される。半波整流回路131では、入力され
た信号Aのうち0Vより高いレベルの信号だけが取り出
され、図8に示すような信号Bが半波整流回路131か
ら出力される。この信号Bはエンベロープ生成回路13
2に入力される。エンベロープ生成回路132は入力さ
れた信号Bのピークをホールドし、エンベロープ波形に
変換する。このようにして、エンベロープ生成回路13
2から、ピークホールドされたエンベロープ信号である
信号Cが出力される。この信号CはA/D変換器133
に入力される。A/D変換器133は、入力された信号
Cを所定時間毎にA/D変換し、これにより信号Dが出
力される。出力された信号Dは、所定時間毎に、図示し
ない回路に順次取り込まれる。
【0005】ここで、信号Dの、直前に取り込まれたA
/D値に所定の係数(ここでは1.5)がかけ算され、
これにより今回取り込まれたA/D値が被打撃体が打撃
されたことを示す信号であるか否かを検出するためのし
きい値が設定される。このしきい値と今回取り込まれた
A/D値とが比較され、そのしきい値よりも今回取り込
まれたA/D値の方が大きい場合には、今回取り込まれ
たA/D値が被打撃体が打撃されたことを示す信号であ
ると判断され、そのタイミングでトリガ信号が出力され
る。トリガ信号が出力されてから所定時間(例えば1m
S)経過後、再びA/D値を取り込むことにより、信号
のレベルが安定し最大レベルに達した時点のA/D値が
取り込まれ、このA/D値によりドラムが叩かれた強さ
を示すベロシティを検出し、このベロシティに基づいて
そのドラムに対応付けられた音色の楽音が発音される。
【0006】図9は、ドラムの振動面が打撃されること
により、その振動面の周囲に向けて伝播する振動波と、
その振動面の周囲で反射され中心に向けて伝播する振動
波とが重なり合うことにより発生する、いわゆる’波形
のあばれ’を有する信号を示す図である。ここで、前述
したしきい値は、図9に示す直前に取り込まれたA/D
値aの1.5倍に設定されており、このしきい値よりも
今回取り込まれたA/D値bの方が大きいため、今回A
/D値bが取り込まれた時刻Aの時点でトリガ信号が出
力される。しかし、波形のあばれにより出力されたA/
D値dもA/D値cが1.5倍されたしきい値よりも大
きいため、A/D値dが取り込まれた時刻Bの時点でも
トリガ信号が出力され、1つの打撃に対して2つのトリ
ガ信号、即ち時刻Aの時点のみで出力されるべきトリガ
信号に加えさらに時刻Bの時点でもトリガ信号が出力さ
れることとなり問題があった。この’波形のあばれ’の
問題に加え、例えばドラムが叩かれておらず周囲からの
音でドラムの振動面が共鳴することにより、ドラムの振
動をピックアップするセンサからノイズが出力された場
合にも、今回取り込まれたノイズのA/D値が直前に取
り込まれたA/D値の1.5倍以上であれば、そのノイ
ズのA/D値が取り込まれたタイミングでトリガ信号が
出力され、これによりドラムが鳴ることとなり問題があ
った。
【0007】信号波形のあばれやノイズにより誤ってト
リガ信号が検出される状態を防止するために、直前に取
り込まれたA/D値に大きめの係数(例えば2)をかけ
算してしきい値を大きめに設定することが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、大きめのしき
い値を設定すると、今度はドラムが連打され、ドラムの
振動をピックアップするセンサから大きな信号が連続し
て出力され、それら大きな信号それぞれに対応してトリ
ガ信号を連続して出力する必要がある場合であっても、
直前に取り込まれた大きな信号に対応するA/D値に大
きめの係数がかけ算され大きなしきい値が設定されてい
ると、今回取り込まれたA/D値が、被打撃体が打撃さ
れたことにより発生した信号であるにもかかわらずトリ
ガ信号が出力されない場合が発生し、ドラムが叩かれて
いるにも拘らず音抜けが発生する可能性が生じる。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、被打撃体が打
撃されたことを示す信号が正確に検出される打撃検出装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の打撃検出装置は、被打撃体の振動をピックア
ップするセンサから出力された信号を所定の時間間隔毎
に順次取り込んで上記被打撃体が打撃されたか否かを検
出する打撃検出装置において、 (1)順次遡る複数の時点に取り込まれた複数の信号の
平均的なレベルを基準レベルとしたときの、その基準レ
ベルに応じて、今回入力された信号が上記被打撃体が打
撃されたことを示す信号であるか否かを検出するための
検出条件を設定する検出条件設定手段 (2)上記検出条件に基づいて、今回入力された信号が
上記被打撃体が打撃されたことを示す信号であるか否か
を判定する判定手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0011】ここで、上記検出条件設定手段が、今回入
力された信号のレベルをA、上記基準レベルをB、係数
をkとしたときに、 A>k・B を上記検出条件として設定することが効果的である。ま
た、上記係数kは、基準レベルBを変数とする関数であ
ってもよい。
【0012】また、上記本発明の打撃検出装置は、被打
撃体の振動をピックアップするセンサから出力された信
号を所定の時間間隔毎に順次取り込んで上記被打撃体が
打撃されたか否かを検出する打撃検出装置において、 (1)今回入力された信号が上記被打撃体が打撃された
ことを示す信号であるか否かを検出するための、順次遡
る複数の時点に取り込まれた複数の信号の平均的なレベ
ルを基準レベルとしたときのその基準レベルに応じたし
きい値を記憶する記憶手段 (2)今回入力された信号のレベルと上記基準レベルを
引数として上記記憶手段から読み出したしきい値とを比
較することにより今回入力された信号が上記被打撃体が
打撃されたことを示す信号であるか否かを判定する判定
手段を備えた構成としてもよい。
【0013】
【作用】本発明の打撃検出装置は、順次遡る複数の時点
に取り込まれた複数の信号の平均的なレベルである基準
レベルに応じて設定された検出条件に基づいて、今回入
力された信号が被打撃体が打撃されたことを示す信号で
あるか否かを判定するものである。このため、今回入力
された信号に波形のあばれにより発生した信号が含まれ
ていても、波形のあばれにより発生した信号は被打撃体
が打撃されたことにより発生した信号と比べ信号レベル
が低いことから、前回(直前、ないし、順次遡る複数の
時点の双方を含む)入力された信号レベルの低い信号が
基準レベルとなり、その基準レベルに対して、例えば大
きなしきい値が設定されてそのしきい値と波形のあばれ
により発生した信号が比較され、波形のあばれにより発
生した信号は被打撃体が打撃されたことを示す信号でな
いと判定される。従って、1つの打撃に対して2つ以上
のトリガ信号の出力が防止される。
【0014】また、今回入力された信号がノイズの場
合、ノイズによる信号は波形のあばれによる信号と同様
信号レベルはそれほど大きくはなく、前回入力されたノ
イズによる信号レベルの低い信号が基準レベルとなり、
その基準レベルに対して例えば大きなしきい値が設定さ
れて、そのしきい値とノイズによる信号とが比較され、
被打撃体が打撃されたことを示す信号でないと判定され
る。従って、ノイズが、被打撃体が打撃されたことを示
す信号として検出されることが防止される。
【0015】一方、ドラムが連打され、大きな信号が連
続して入力された場合、前回入力された大きな信号が基
準レベルとなり、その基準レベルに対して、例えば比較
的小さなしきい値が設定されてそのしきい値と今回入力
された信号とが比較され、今回入力された信号は被打撃
体が打撃されたことを示す信号であると判定される。従
って、被打撃体が打撃されたことを示す信号が連続して
検出されることとなり、音抜けが防止される。
【0016】このようにして、被打撃体が打撃されたこ
とを示す信号が正確に検出される。ここで、検出条件と
して、係数kを用いて今回入力された信号のレベルAが
A>k・Bを満足することを検出条件として設定するこ
とができ、簡単な演算で検出条件が設定される。またこ
の場合に、係数kと基準レベルBを変数とする関数k
(B)となるように検出条件を設定することができ、そ
の場合、その検出条件を定める演算がさらに簡単化され
る。
【0017】また、本発明の打撃検出装置においては、
基準レベルに応じたしきい値を記憶手段に記憶してお
き、基準レベルを引数として記憶手段からしきい値を読
み出す構成とすることもでき、その場合、リアルタイム
でしきい値を求める演算は不要となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例に係る打撃検出装置を内蔵した
電子楽器の回路構成を示したブロック図である。この電
子楽器には、楽音情報の設定などを行うための操作子が
備えられた操作パネル11、ドラムの振動をピックアッ
プするセンサから出力された信号が入力されるセンサ信
号入力端子12、その信号からドラムが打撃されたタイ
ミングを検出するための打撃検出部13、MIDI信号
を外部機器(図示せず)に出力したり、MIDI信号を
外部機器から入力するMIDI信号入出力端子14、楽
音を発生する楽音発生部15、種々の表示を行う表示部
16、操作パネル11に備えられた操作子の操作に対応
する処理や楽音発生部15を制御し楽音を発生させる処
理などを行うCPU17、楽音発生処理などのプログラ
ムが格納されたROM18、例えば音色設定情報や楽音
情報などが記憶される、読出しと書込みが可能なRAM
19、及びこれらの間でデータの授受を行うためのバス
20が設けられている。
【0019】図2は、図1に示す電子楽器で実行される
プログラムのフローチャートである。この電子楽器に電
源が投入されると、先ずステップS21において初期設
定ルーチンが実行され、楽音発生部15,表示部16等
が初期設定される。次にステップS22において操作パ
ネル処理ルーチンが実行され、操作子が操作されるとそ
の操作に対応する処理が行われる。次にステップS23
において発音処理ルーチンが実行され、さらにステップ
S24において表示などその他の処理を行うルーチンが
実行される。これらステップS22,S23,S24の
ルーチンが繰り返し順次実行される。
【0020】図3は、打撃検出から発音処理までのルー
チンを示すフローチャートである。先ずステップS31
において、A/Dスキャンインターバル(本実施例では
0.8mS)が測定され直前のA/D値を取得してから
0.8mS経過したタイミングでステップS32に進
む。ステップS32では、今回のA/D値を取得し、そ
の取得したA/D値をA/Dレベルバッファに記憶す
る。A/Dレベルバッファには最新の5回のA/D値が
記憶される。
【0021】次にステップS33において、最新の4回
のA/D値の平均値(本発明にいう基準レベル)が所定
値以下か否かが比較される。比較された結果、最新の4
回のA/D値の平均値が所定値以下であると判断された
場合はステップS34に進む。一方、最新の4回のA/
D値の平均値が所定値を越えていると判断された場合は
ステップS35に進む。
【0022】ステップS34においては、最新の4回の
A/D値の平均値が2倍される。この2という係数が、
本発明にいう被打撃体が打撃されたことを示す信号であ
るか否かを検出するための検出条件の一例であり、最新
の4回のA/D値の平均値が本発明にいう基準レベルの
一例である。ここでは、最新の4回のA/D値の平均値
の2倍すなわち基準レベルの2倍がしきい値とされる。
さらにステップS34では、このしきい値と今回のA/
D値とが比較される。比較された結果、しきい値の方が
今回のA/D値より大きいと判断された場合は、今回の
A/D値はドラムの打撃により発生した信号でないとみ
なしステップS31に戻る。比較された結果、しきい値
よりも今回のA/D値の方が大きいと判断された場合
は、今回のA/D値をドラムの打撃により発生した信号
とみなしてステップS36へ進む。一方、ステップS3
5においては、最新の4回のA/D値の平均値が1.5
倍される。この1.5という係数が、ここでの検出条件
である。このように、本実施例では、最新の4回のA/
D値の平均値に応じて異なる検出条件が設定される。ス
テップS35において、最新の4回のA/D値の平均値
が1.5倍されることによりしきい値が設定され、その
しきい値と今回のA/D値とが比較される。比較された
結果、しきい値の方が今回のA/D値より大きいと判断
された場合は、ドラムが打撃されたタイミングではない
とみなしステップS31へ戻る。比較された結果、しき
い値よりも今回のA/D値の方が大きいと判断された場
合は、今回のA/D値をドラムの打撃により発生した信
号とみなしてステップS36へ進む。
【0023】ステップS36において、今回入力された
信号のレベルが安定し最大レベルに達した値を取得する
ために、所定時間(例えば1mS)経過後、再度A/D
値を取り込み、このA/D値により、ドラムが叩かれた
強さを示すベロシティを検出する。次にステップS37
に進み、ステップS36で検出したベロシティに基づい
て、そのドラムに対応付けられた音色の楽音を発音す
る。
【0024】このように、このルーチンにおいては、最
新の4回のA/D値の平均値と所定値とを先ず比較し、
最新の4回のA/D値の平均値が所定値よりも小さい場
合には、その平均値が2倍され、一方、最新の4回のA
/D値の平均値が所定値よりも大きい場合には、その平
均値が1.5倍され、このようにしてしきい値が設定さ
れる。さらに、これらしきい値のいずれか一方と今回の
A/D値とを比較し、今回のA/D値が、ドラムの打撃
により発生した信号であるか否かを判定する。本実施例
では、このようにしてトリガ信号が正確に検出される。
【0025】図4は、上記実施例において採用されたし
きい値を示すグラフである。図4に示すスレッショルド
値、即ち図3にいう所定値を境にして、今回のA/D値
が、ドラムが打撃されたことによる信号であるか否かを
検出するための検出条件が異なっている。即ち、最新の
4回のA/D値の平均値がスレッショルド値(所定値)
より小さい場合は、検出条件として係数’2’が用いら
れ、しきい値は最新4回のA/D値の平均値の2倍に設
定されている。従って、例えば小さなノイズでトリガ信
号が誤って検出されることが防止される。一方、最新4
回のA/D値の平均値がスレッショルド値より大きい場
合は、トリガ信号の検出条件として係数’1.5’が用
いられ、しきい値は最新4回のA/D値の平均値の1.
5倍に設定されている。従って、例えばドラムが連打さ
れ大きなA/D値が連続して入力された場合、それら大
きなA/D値それぞれがドラムの打撃により発生した信
号として検出され、音抜けが防止される。なお上記の係
数は既に述べたように、平均値がスレッショルド値より
小さい場合は’2’平均値がスレッショルド値より大き
い場合は’1.5’に設定されるものであり、この係数
は平均値を変数とする関数になっている。
【0026】図5は、図3に示すルーチンとは異なる、
打撃検出から発音処理までのルーチンを示すフローチャ
ートである。図5に示すフローチャートは、図3に示す
フローチャートと比較すると、図3に示すステップS3
3,S34,S35に代わるステップS43が示されて
いる。このステップS43においては、最新4回のA/
D値の平均値を引数として、今回のA/D値がトリガ信
号であるか否かを検出するためのしきい値を記憶したテ
ーブルが参照される。
【0027】図6は、ステップS43で参照されるテー
ブルに記録されたしきい値をグラフとして示した図であ
る。ここでは、図6に示すような、各基準レベル(4回
のA/D値の平均値)それぞれに対応した各しきい値の
テーブルがあらかじめ作成されてROM18ないしRA
M19(図1参照)に格納されており、図5に示すルー
チンのステップS43では、そのテーブルが参照されて
最新4回のA/D値の平均値に対応するしきい値が読み
出される。
【0028】このようなテーブルを使用することによ
り、ドラムが打撃されたか否かを検出するためのしきい
値が、より自在に設定されるため、入力される信号の特
性に合わせて、ドラムの打撃を一層確実に検出すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の打撃検出
装置によれば、基準レベルに応じて検出条件が設定され
るため被打撃体の打撃タイミングを高精度に検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る打撃検出装置を内蔵し
た電子楽器の回路構成を示したブロック図である。
【図2】図1に示す電子楽器で実行されるプログラムの
フローチャートである。
【図3】打撃検出から発音処理までのルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図4】今回のA/D値が、本発明の実施例におけるし
きい値を示すグラフである。
【図5】図3に示すルーチンとは異なる、打撃検出から
発音処理までのルーチンを示すフローチャートである。
【図6】しきい値テーブルをグラフとして示した図であ
る。
【図7】打撃検出装置を示すブロック図である。
【図8】打撃検出装置の信号波形例を示す図である。
【図9】波形のあばれを有する信号の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 操作パネル 12 センサ信号入力端子 13 打撃検出部 14 MIDI信号入出力端子 15 楽音発生部 16 表示部 17 CPU 18 ROM 19 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 G10H 1/053 - 1/057

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被打撃体の振動をピックアップするセン
    サから出力された信号を所定の時間間隔毎に順次取り込
    んで前記被打撃体が打撃されたか否かを検出する打撃検
    出装置において、 順次遡る複数の時点に取り込まれた複数の信号の平均的
    なレベルを基準レベルとしたときの、該基準レベルに応
    じて、今回入力された信号が前記被打撃体が打撃された
    ことを示す信号であるか否かを検出するための検出条件
    を設定する検出条件設定手段と、 前記検出条件に基づいて、今回入力された信号が前記被
    打撃体が打撃されたことを示す信号であるか否かを判定
    する判定手段とを備えたことを特徴とする打撃検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出条件設定手段が、 今回入力された信号のレベルをA、前記基準レベルを
    B、係数をkとしたときに、 A>k・B を前記検出条件として設定するものであることを特徴と
    する請求項1記載の打撃検出装置。
  3. 【請求項3】 前記係数kは、基準レベルBを変数とす
    る関数であることを特徴とする請求項2記載の打撃検出
    装置。
  4. 【請求項4】 被打撃体の振動をピックアップするセン
    サから出力された信号を所定の時間間隔毎に順次取り込
    んで前記被打撃体が打撃されたか否かを検出する打撃検
    出装置において、 今回入力された信号が前記被打撃体が打撃されたことを
    示す信号であるか否かを検出するための、順次遡る複数
    の時点に取り込まれた複数の信号の平均的なレベルを基
    準レベルとしたときの該基準レベルに応じたしきい値を
    記憶する記憶手段と、 今回入力された信号のレベルと、前記基準レベルを引数
    として前記記憶手段から読み出したしきい値とを比較す
    ることにより今回入力された信号が前記被打撃体が打撃
    されたことを示す信号であるか否かを判定する判定手段
    とを備えたことを特徴とする打撃検出装置。
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