JP3523237B2 - アッセンブリィ方法 - Google Patents

アッセンブリィ方法

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JP3523237B2
JP3523237B2 JP2001574431A JP2001574431A JP3523237B2 JP 3523237 B2 JP3523237 B2 JP 3523237B2 JP 2001574431 A JP2001574431 A JP 2001574431A JP 2001574431 A JP2001574431 A JP 2001574431A JP 3523237 B2 JP3523237 B2 JP 3523237B2
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64FGROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B64F5/00Designing, manufacturing, assembling, cleaning, maintaining or repairing aircraft, not otherwise provided for; Handling, transporting, testing or inspecting aircraft components, not otherwise provided for
    • B64F5/10Manufacturing or assembling aircraft, e.g. jigs therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2215/00Details of workpieces
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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はアッセンブリィ
(組立て)プロセスにおけるアッセンブリィポイントの
位置決めをする方法に係り、これに限定するわけではな
いが、とくに航空機を一緒にまとめあげるアッセンブリ
ィのような、産業用アッセンブリィプロセスにおけるド
リル孔あけ(ドリリング)場所にマーク(しるし)を付
ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの大規模なアッセンブリィプロ
セス(組立て方法)で航空機産業やドックヤードで採用
されているものでは、大きな構造物に部品を固定する
(取付ける)ことがしばしば必要とされている。
【0003】航空機のアッセンブリィ方法の場合には、
例えば大形の旅客機のウィング(翼)用のウィングボッ
クスはその長さが30mにも及ぶ。この構造物がもつ大
きな寸法が原因となって、この構造物上の位置を高精度
で測定することは達成し難い。ウィングスキン(外板)
がこのようなウィングボックスに固定されることになる
ときには、2つが固定に先立って一緒にクランプされ
て、構造物のウィングスキン側から正確に場所を判断す
ることが本質的な事項とされ、ウィングスキンを通って
ウィングボックスのリブ(翼小骨)の支持脚に達するよ
うに取付け孔をドリル孔あけする場所を決めるようにさ
れている。
【0004】このプロセスは通常はいくつかの別個の操
作で達成されている。先ず、最終直径よりも小さな案内
孔を所望の場所に、ウィングスキンを差出す前にリブ脚
内にドリル孔あけすることができる。第2に、ウィング
スキンを場所に置いた状態で、パイロット孔がウィング
ボックスの内側からウィングスキンを通って外側に、
“バックドリリング”として知られているプロセスによ
って、ドリル孔あけされる。第3にこのパイロット孔を
用いて、リブ脚内に前もってドリル孔あけされた案内外
の位置が推定される。最後に、ウィングスキンの外側か
らウィングスキンを通って支持用リブ脚にまでアッセン
ブリィ孔をドリル孔あけすることが開始されることにな
る。
【0005】しかしながら、もし案内孔の配向が、局部
的なウィングスキン表面に対して、不十分な精度で推定
されるとすると、アッセンブリィ孔はリブ脚にドリル孔
あけされる案内孔を完全に境界線で囲めなくなる。この
ことは“ピップした(pipped,ふき出したもののあ
る)”孔をなる。その結果は大きな寸法のドリル刃を用
いて再孔あけが必要となり、“ピップした”孔を修正す
ることになる。しかしながら、アッセンブルされる構造
物がストレスを受けている構造物であると、大きな寸法
のドリル孔あけの効果はその構造物のサービス寿命を減
縮させることになる。
【0006】したがって、アッセンブリィ場所を正確に
しるしをつける方法が必要とされ、これが先行技術のシ
ステムの不利益をいくつも克服する。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の特徴によると、こ
の発明は第1の部品が第2の部品にそこで接合されるこ
とになる該第1の部品上のアッセンブリィポイントを位
置決めする方法にあり、この方法は次の段階を備えてい
る:該第2の部品に関してアッセンブリィポイントを測
定して決める段階と;さらに該第1の部品の表面の部分
を測定する段階と、ただしこの表面は該第2の部品から
は間隔がとられていて、それにより該表面の位置と配向
とを定義するようになっているものとし;該第1の部品
の表面上でアッセンブリィポイントとして、該第1の部
品の表面が該決められたアッセンブリィ位置と該第1の
部品の表面との間を通るベクトルによって交差するとこ
ろを計算する段階と、該第1の部品の表面上の該計算さ
れたアッセンブリィポイントを表示する段階とを備えて
いることを特徴としている。
【0008】好都合なのは、この発明が正しいポイント
を正確に識別する実効的な方法を生じさせていることで
あり、このポイントを通って第1の部品が別な部品に固
定されたり、組立て(アッセンブリィ)させたりされ
る。この発明の方法を用いると、例えば組立て孔が正し
い場所で正しい角度で第1の部品の表面上にドリル孔あ
けでき、それによって組立て孔が該別の部品の選ばれた
組立て孔を所望の角度で正確に通るようにする。したが
って、この発明の方法は不正確なドリル孔あけや他の固
定プロセスの可能性を減らしていて、そうでないと固定
されている部品内に欠陥を生じたりあるいは部品をスク
ラップにする可能性の原因となってしまうことを減らし
ている。
【0009】さらに、この発明はアッセンブリィプロセ
スを完了させるのに必要とされる時間を減らせるように
していて、その理由はこの発明の方法を用いることによ
って、第1の部品上の正しいアッセンブリィポイントを
識別するために“バックドリリング”に頼ることを要し
ないことがある。
【0010】第2の特徴によると、この発明は第1の部
品が第2の部品1にそこを通って接合されることになる
該第1の部品上のアッセンブリィポイントを位置決めす
る方法であって:該方法は、該第2の部品に関してアッ
センブリィ場所を決める段階と;該第1の部品が該決め
られたアッセンブリィ場所に重なって、該第2の部品と
アッセンブリィするために第1の部品を差出す段階とを
備え、さらに、該第2の部分から間隔をとった第1の部
品の表面の部分を測定して、それにより該表面の位置と
配向とを定義することと;該第1の部品の表面が該決め
られたアッセンブリィ場所と該第1の部品の表面との間
を通るベクトルにより交差されるところを、該第1の部
品の表面上のアッセンブリィポイントと計算すること
と;該第1の部品の表面上の計算されたアッセンブリィ
ポイントを表示することとの段階を特徴としている。
【0011】この方法は、さらに第2の部品に対して固
定された基準点を決める段階を備えている。オプション
としてアッセンブリィ場所を決める段階と、基準位置を
測定して決める段階とは第1の位置におかれた測定装置
によって実行され、また基準位置を測定して決める段階
と、第1の部品の表面の一部を測定する段階とは第2の
位置に置かれた該測定装置もしくは他の測定装置によっ
て実行される。第1と第2の位置から測定する段階は、
第2の部品とを一緒にするアッセンブリィのための第1
の部品を差出して第1の部品を所定のアッセンブリィ場
所に重ねる別の段階に続いて実行される。
【0012】好ましいのは、この発明がレーザトラッカ
のような非接触技術もしくは装置を用いて実施されて、
第2の部品上のアッセンブリィポイントの位置を定義す
るようにすることである。また、レーザトラッカのよう
な同じ装置が、(1)第2の部品に重なるときには第1
の部品の位置と配向を測定し、(2)第1の部品の表面
上のアッセンブリィポイントの位置を計算し、(3)そ
の計算された位置を表示するために使用されることが好
ましい。
【0013】好都合なことには、これが急速に能力を生
じさせて、単一の操作で、アッセンブルされることにな
る部品の1つの上で多数位置に関する場所を識別しかつ
それをレーザトラッカのような装置と関係しているメモ
リ内に記憶させるようにする。したがって、アッセンブ
リィ操作の速度は従来技術の方法の速度よりも大幅に増
大できる。加えて、この方法の1段階で測定される位置
と配向とはこの方法の後の段階で簡単に使用できて、そ
れがまた操作の精度と速度とを増している。
【0014】オプションとして、少くとも1つの測定す
る段階か表示する段階かが既知の位置の測定装置により
実行される。便利なのは、アッセンブリィ場所を決める
段階がさらに既知の位置の測定装置から第2の部品と関
係する基準位置へのベクトルと距離とを測定し、かつ測
定した基準位置に対するアッセンブリィ場所の位置を記
憶したCADデータを用いて決める段階を備えているこ
とである。
【0015】オプションとして、第1の部品の表面の位
置と配向が所定のやり方で前記決められたアッセンブリ
ィ場所に限られている第2の部品の表面の位置と配向と
に関係していることを確認する段階を備えている。
【0016】アッセンブリィ場所を決める段階が第2の
部品内に置かれた案内孔に関して支持された逆反射器を
用いて実行されてよい。
【0017】少くとも1つの測定段階か表示する段階が
非接触技術を用いて実行される。好都合なのは少くとも
1つの測定段階か表示する段階がレーザトラッカ装置を
用いて実行されてよいことである。
【0018】オプションとして、この方法はさらに表示
されたアッセンブリィポイントでアッセンブリィ孔をド
リル孔あけする段階を備えている。
【0019】この方法はさらに表示されたポイントで溶
接をする段階を備えてよい。
【0020】この発明はまた、この発明のプロセスによ
って製造された製品にも展開され、その製品は複数の部
品をもつ構造物、航空機、航空機用翼、及び船体といっ
た海用構造物などをあげることができる。さらにこの発
明はまた計算機プログラムと計算機プログラム製品にも
展開され、これらのものはこの発明のシステムを実現す
るようにされている。
【0021】この発明の他の特徴と実施形態であって、
対応する目的と利点とを備えたものは以下の記述と、特
許請求の範囲とから明らかになるであろう。この発明の
特定の実施形態を添付の図面を参照し、例だけに限るこ
ととして記述して行く。
【0022】
【発明の実施の形態】図1を見ると、航空機ウィングボ
ックスのリブの単一のリブ脚1が示されている。リブ脚
1の上側表面3は平面状である。この図から見ることが
できるように、4つの案内孔1a,1b,1c及び1d
がリブ脚1内でドリル孔あけされていて、その位置は最
終のアッセンブリィ孔の所望位置であって、ウィングス
キンを留めるために使用される。案内孔1a〜1dは通
常のドリル用ブロック(図示せず)を用いてドリル孔あ
けされ、このドリル用ブロックはリブ脚1の表面に対し
て垂直に案内孔が確かにあけられるようにするのに使用
される。案内孔1a〜1dの直径は精密な許容値であけ
られる。これが孔の位置が、以下に記述するようにウィ
ングスキン(図示せず)を差出す前に正確に設定できる
ことを確保している。
【0023】案内孔1a〜1dの位置を設定することが
この実施形態でレーザトラッカ装置と逆反射器、あるい
はコーナーキューブのシステムを用いて達成される。レ
ーザトラッカはLeica社のLTD500でよく、これは
適切な逆反射器と適切なオペレーテングソフトウェア
(例えば、Leica Geosystems Ltd, Davy Avenue, Knowl
hill, Milton Keynes, MK5 8LB, UK在からの“AXY
Z”のようなソフトウェア)とで利用可能とされてい
る。
【0024】測定技術でよく知られているように、レー
ザトラッカ装置は3次元で位置を測定することができ
て、方位角、仰角(高度)及び距離として測定され、そ
こでは操縦可能なミラーとレーザ干渉計測距装置(シス
テム)が使用される。
【0025】レーザトラッカにより測定された位置は、
逆反射器もしくはコーナーキューブとして知られる逆反
射性(レトロレフレクティブ)ターゲットの位置によっ
て規定される。このターゲットはそこへの入射光を18
0°反射するもので、入射角に独立して方位角にも仰角
にも共に180°反射する。当業界でよく知られている
ように、逆反射器は球面状の外側表面をもつマウント内
に設置される。したがって、逆反射器とマウントの直径
についての知識はレーザトラッカと逆反射器の中心との
間の距離を正確に計算できるようにする。
【0026】図2と3とを参照するとして、この実施形
態における各案内孔1a〜1dの位置を設定する方法を
記述して行く。
【0027】孔1a〜1dの位置を測定する前に、ウィ
ングボックスは適当なジグ内にしっかりと固定され、自
由に動くことができないようにされるか、あるいは周囲
の状態の変化に従うものとされる。これは案内孔1a〜
1dの位置と配向とが固定されて安定したものとなるよ
うにし、この実施形態の方法を実施する間に変ることが
ないようにすることが確実に行なわれるようにする。
【0028】レーザトラッカ(図示せず)もまた測定ス
テーション内に設定されて、その位置と基準配向とがウ
ィングボックスに関して変らないことを確実にしてい
る。加えて、レーザトラッカの設定は、ウィングボック
スの関心のある各点を直接視線の中に入れるような位置
をとっている。
【0029】図2から分るように、アダプタ21がリブ
脚1の孔1aの中に置かれている。アダプタ21はピン
21aとカップ(コップ)21bとで構成されている。
ピン21aは精密機工がされていて形は円筒状であり、
案内孔1a内にぴったりと嵌め合っている。したがっ
て、アダプタは案内孔1aによって所定の深さまで受け
入れられるようになっている。アダプタ21のカップ2
1bは精密に形成されていて、ピン1aに対する設定位
置で対応する直径の逆反射器22を保持するようになっ
ている。
【0030】こうして、逆反射器22がアダプタカップ
21b内に位置付けされるときには、逆反射器22の中
心はリブ脚1の表面から既知の距離“d”の位置にあっ
て、孔1aの長手方向軸線上に置かれ、言い換えると逆
反射器22は案内孔1a上の中心に置かれている。
【0031】レーザトラッカ(図示せず)をトラッカモ
ードで使用して、逆反射器22はレーザトラッカ(バー
ドバス(bird bath:小鳥の水浴用水盤)として知られ
ている)上の校正された基準位置から、図2に示すよう
に、アダプタ21のカップ21b内に置かれるようにな
るまで移動される。逆反射器22の位置は、レーザトラ
ッカによって測定されると、記録される。これはLTD
500のようなレーザトラッカ上の点測定モードを用い
るか、あるいは手操作で行なうことができる。
【0032】図3には、3次元空間内の点が表面3内の
孔1aに対して示されていて、それが参照符号1a′と
してある。
【0033】記録した位置1a′(すなわち逆反射器2
2の中心の位置)は、(図1に示したように)リブ脚1
の表面3に垂直な既知の距離であり、孔1aの長手方向
軸に沿って置かれている。図2と3とに示した距離
“d”は逆反射器22と接触しているアダプタカップ2
1bのベースと表面3との間の距離に逆反射器22の半
径を加えたものに対応している。
【0034】ポイント1a′の位置は3つの自由度に限
り測定される。いうなれば、測定ポイント1a′に関し
て、表面3内での孔1aの配向についての情報は何も与
えられない。しかし、2つの別なリブ脚孔について上述
のプロセスを繰り返すことによって(この場合は図3に
示すように孔1bと1cとについてプロセスを繰返すこ
とによって)、2つの別な等価ポイント1b′と1c′
とが位置決めされる。3つのポイント1a′〜1c′が
平面30を定義づけ、この面内では、各測定ポイントが
位置決めされていて、リブ脚1の表面3と平行になって
いる。
【0035】平面30は上で説明したように距離“d”
だけリブ脚1の表面から既知の方向にオフセットして
(ずれて)いる。したがって、配向は孔1a〜1cの位
置と一緒に計算することができて、平面3に対して垂直
な既知の方向にそれぞれの測点ポイント1a′〜1c′
から与えられた距離“d”のところにあるとされる。
【0036】その他の孔1dの位置と配向とは、また同
じ様なやり方で計算することができる。
【0037】平面30は代って上と同じやり方で4つ以
上の孔の位置と測定することによってまた面30を定義
するために最小自乗法アルゴリズムを用いることによっ
て求めることもできることは理解できよう。
【0038】さらに、表面3が平面でないときには、表
面上で多くの数の場所を測定することによって、平面3
0と等価な平面でない表面を生成することもまた可能で
ある。表面はそのときは通常の数学的方法を用いて測定
された位置に適合させることができる。このような平面
でない表面からは、案内孔1a〜1dの位置と配向とが
上述のように設定できる。
【0039】必要とされる各案内孔の位置と配向とが設
定されるときには、ウィングスキンは差し出されて(of
fered up、一緒にする)、通常のやり方でウィングボッ
クスに対して位置決めされてクランプされて、アッセン
ブリィに供される。差し出しプロセスの間に、組合され
たウィングボックス/ウィングスキン構造物は固定され
かつ安定して保持されなければならない。
【0040】ウィングスキンが位置にクランプされると
きには、ウィングスキンは局部的に平面状であると仮定
されてよく、この場所では各リブ脚と重なっている。し
かし、ウィングプロフィル(輪郭)が曲っていると、2
つの与えられたリブ脚の外側表面(リブ脚1の表面3)
の配向は共平面状とはならないことがある。したがっ
て、ウィングスキンの背後で所与の案内孔と同軸となる
ようにウィングスキンを通ってドリル孔あけをするため
に、リブ脚の配向、もしくは局部的なウィングスキン表
面はそれが許されるようにしなければならない。加え
て、ウィングスキンの厚さはウィングスキン上のはっき
りとしたドリル用ポイントを変更するが、その条件はマ
ークを付ける方法が関係する案内孔の長手方向軸上でな
い位置からドリル用ポイントを眺めている場合である。
【0041】図4と5とを参照して、案内孔1a〜1d
と同軸ドリル孔あけができるようにする、ウィングスキ
ンの外側にドリル用場所を位置決めするプロセスを記述
するが、ここではウィングスキン表面の厚さと配向とが
考慮されることになっている。
【0042】図4はウィングスキン40の上側表面40
aの部分的な斜視図であり、ウイングスキン40はウィ
ングボックスに差し出されて、リブ脚1(図示せず)に
重なっており、これがアッセンブリィ孔をドリル孔あけ
する前の状態である。
【0043】孔1a〜1dの位置と配向とを見付けるた
めに前述したのと同じやり方で、リブ脚1に局部的に重
なっているウィングスキン40の外側表面40aによっ
て定義付けられる平面の方程式が決められる。言い換え
ると、トラッカモードでレーザトラッカを用いて、逆反
射器22が校正された基準位置からリブ脚1と重なって
いるウィングスキン40の表面40aと接触する位置ま
で移動され、そこでポイント測定が前述のように行なわ
れる。このポイントが図4で参照番号42aとしてあ
る。この目的のために、リブ脚1内の孔1a〜1dの位
置をレーザトラッカは記憶しているので、リブ脚1と重
なっているウィングスキン40の外側表面40aの第1
の近似位置を示すためにそれを使うことができる。
【0044】2以上の測定(参照符号42b,42c)
が同じ領域上で行われてウィングスキン表面40aから
オフセットした平面43と定義している3以上の非共直
線点(直線上にない点)を定義するのにあてられる。こ
れが図4に示されている。
【0045】ウィングスキン40の局部的な平面状の表
面は、逆反射器22の半径“r”だけ既知方向にある平
面と平行にあって、そこからオフセットしている。
【0046】したがって、平面43の方程式で、ウィン
グスキン40の外側表面40aを定義しているものが標
準的な幾何学的手法を用いて定義できる。
【0047】平面43の方程式はそこでリブ脚1の支持
表面の平面3を定義する方程式と比較される。ウィング
スキンが正しく固定用に差し出され(一緒にされ)たと
すると、2つの平面は平行であって、ウィングスキンの
厚さだけオフセットしていることになる。もしこうなっ
ていないと(すなわち、リブ脚1とウィングスキンとの
間に“空隙(ギャッピング)”を生ずると)、また許容
値を外れたずれがあると、差し出しプロセスが繰返され
る。
【0048】平面43に対する方程式が定義されると、
差し出しプロセスが正しく実行されたことが確認される
と、ドリル用ポイントがウィングスキン40の上側表面
40a内でマーク付けされるために計算される。このや
り方は以下による。
【0049】図5を見ると、図4のウィングスキン40
の模式的な斜視図が示されていて、そこには支持用のリ
ブ脚1も一緒に示されている。各案内孔1a〜1dに対
して、標準の幾何学的技法を用いてベクトルが計算さ
れ、このベクトルは長手方向軸に沿って案内孔の中心を
通っており、ウィングスキンの局部的な表面に対して垂
直であり、図4に示すように平面43に対して垂直とな
っている。
【0050】このベクトルは孔1aについて矢印“N”
として図5では示されている。
【0051】ベクトル“N”が平面43と交わるところ
では、ウィングスキン表面40a上でドリル用ポイント
が定義される。再び標準の幾何学的技法が用いられてベ
クトル“N”による平面43の交差が計算される。この
ポイントが図5では“p”と参照符号が付けられてい
る。さらに、ベクトル(図示せず)がレーザトラッカ位
置から各ドリル用ポイント“P”を通って計算される。
【0052】レーザトラッカは次に今度はこうした計算
されたベクトルの各々に沿ってレーザを方向付けるため
に使用されて、それにより、計算されたドリル用点の各
々に対する投影位置“P”上にレーザが当るようにす
る。
【0053】オペレータはそこで鉛筆の十字しるし(ペ
ンシルクロス)でドリル用ポイントにマーク付けができ
るし、あるいは別の適当な方法を用いてすることができ
て、これが投影されたレーザスポットによって示される
ことになる。
【0054】最後に、ドリル孔あけ操作が行なわれて局
部的なウィングスキン表面に垂直な角度でドリル孔あけ
が、各マークを付けたドリル用ポイントでウィングスキ
ンを通って、行なわれる。これが前述のように通常のド
リル用ブロックを用いて達成される。
【0055】ウィングスキンが、この発明の方法の実施
により、ウィングボックスと組立てられて完全な部品集
合体であるウィングアッセンブリィを形成したときに
は、2つのこのような部品集合体であるアッセンブリィ
が航空機胴体上にマウントされて通常のやり方で航空機
を形成することができる。
【0056】この実施形態では、各リブ脚と局部的に重
なっているウィングスキンの外側表面の平面の方程式を
ポイント測定モードを用いて設定するのに代って、連続
モードでレーザトラッカを用いることが可能であること
が理解できる。(このモードでは数多くの測定が毎秒行
なわれて)ウィングスキンの外側表面と連続的に接触し
てまたその表面上で“ジグザグに”保持されている逆反
射器をトラッキングする。したがって、1つの操作でウ
ィングスキンの外側表面の大きな部分のいずれの部分に
ついてもその位置と配向とを決めるために十分速く測定
値を得ることが可能である。そこで前述したように、ベ
クトルがウィングスキンの局部的な表面に垂直な各案内
孔の中心点から計算することができる。
【0057】この発明を実施するためにはポイント1a
〜1dの位置と同じように配向を計算する必要がないこ
とが理解されよう。その理由は3つの自由度が知られて
いる1つのポイントがベクトル“N”を決めるためには
十分であり、このベクトルはそのポイントを通り、局部
的なウィングスキン表面に垂直な角度でウィングスキン
と交わるものである。しかしながら、ポイント1a〜1
dの位置と同じように配向を計算することによって、リ
ブ脚1の表面3とウィングスキンの表面40aとが共平
面であることのチェックが上述のように行なえる。した
がって、この実施例の方法を用いて、ウィングスキンが
正しくウィングボックスに対してアッセンブリィ前に差
し出されていることを確認することが可能である。
【0058】これに代って、この発明は第2の実施形態
に従って使用されて、リブ脚1内の下にある孔1a〜1
dに対応してウィングスキン40上の位置にマークを付
けることができ、その場合にウィングスキン40はリブ
脚1に前もって差し出されているものとする。図6と7
とを参照すると、レーザトラッカがリブ脚1の後方で第
1の場所に位置決めされている。このポイントでは、ウ
ィングスキン40はすでにリブ脚1に差し出されてい
て、したがってインシトゥ(本来の位置)にある。アダ
プタ21と逆反射器22とは3つの基準場所50a〜5
0cの間を後に移動して、これらの基準点は“A”とし
るしを付けた方向でリブ脚1の前部からと、“B”とし
るしを付けたリブ脚1の後からとの両方から見ることが
できる。3つの基準場所50a〜50cはレーザトラッ
カにより第1の実施形態について前述したのと同じやり
方で測定されて、次のように基準フレーム51を定義す
るために使用される。
【0059】基準フレーム51を定義している基準座標
系の原点となるように第1の基準位置(場所)50aが
採用される。第1の基準位置50aと第2の基準位置5
0b(Vab)が計算されて、基準座標系のx軸として採
用される。第3の基準位置50cは基準座標系のxy−
平面上のどこかにあることになるので、第1の基準位置
50aと第3の基準位置50cとの間のベクトルが計算
されて(Vac)、VabとVacとの乗積(クロスプロダク
ト)が計算される。定義によると、乗積は基準座標系の
z軸を定義するベクトルを与えねばならない。最後にy
軸がz軸とx軸との乗積をとることにより計算される。
【0060】そこで、x−,y−及びz−軸の係数が正
規化されて単位ベクトルを作るようにされて、第1の4
×4マトリックスが形成され、そこにはx−,y−及び
z−軸の単位ベクトルが第1の3つの列の第1の3つの
行の中に含まれていて、第4の列は第1の基準位置50
a(原点)の座標を含んでいる。第4の行の第1の3つ
の列はゼロに設定され、第4の行の第4の列は1に設定
される。この第1の4×4マトリックスはレーザトラッ
カにより測定されたいずれもの位置を第1の位置から基
準座標系内のある位置に変換するために使用できるもの
となっている。
【0061】第1の4×4マトリックスが定義される
と、アダプタ21と逆反射器22とはリブ脚1内のいく
つかの孔1a〜1d内に置かれ、それらの位置52はレ
ーザトラッカにより測定される。前のように、レーザト
ラッカで測定される位置は逆反射器の中心の位置であ
り、この位置は所望の孔の軸上でのリブ脚の後面から距
離“d”である。必要であれば、第1の4×4マトリッ
クスで第1のレーザトラッカ位置を基準座標系に関係付
けるものが使用されて、基準座標系に関して測定された
孔の位置1a〜1dを定義するようにできる。
【0062】次にレーザはリブ脚1の前方から第2の位
置へ移動される。この第2のレーザトラッカ位置から、
リブ脚1はウィングスキン40の背後に隠れている。ア
ダプタ21と逆反射器22とは同じ3つの基準位置50
a〜50cの間で移動され、これらの位置に依然として
同じ基準フレーム51を定義しており、それらの位置は
同じやり方でレーザトラッカによって測定される。上述
と同じプロセスが実行されて基準座標系を定義し、第2
の4×4マトリックスが上述のように形成される。この
場合に、第2の4×4マトリックスは第2の位置でのレ
ーザトラッカにより測定された位置を基準座標系と関係
付けており、第1の位置でのレーザトラッカにより測定
された位置を基準座標系と関係付けるという、第1の4
×4マトリックスの実行する機能ではない。
【0063】リブ脚1とウィングスキン40との背後の
第1の位置からレーザトラッカが測定したリブ脚1の孔
1a〜1dの位置は、今ではリブ脚1とウィングスキン
40との前方の新しい第2の位置に関して計算できる。
これには第1のレーザトラッカ位置で測定した孔の位置
を第2のレーザトラッカ位置に関する孔の位置に関係付
ける第3の4×4マトリックスを形成することにより達
成がされる。この第3の4×4マトリックスは第2の4
×4マトリックスを第1の4×4マトリックスの逆マト
リックスと乗算することにより形成される。第1のレー
ザトラッカ位置で測定した孔の位置は次に第3の4×4
マトリックスにより前もって乗算されて(測定された位
置のx−,y−及びz−位置を含んでいる第4の要素マ
トリックスを形成することによる、ここで第4の要素組
を1とする)、第2のレーザ位置に関する孔の位置を得
るようにする。
【0064】各測定した孔1a〜1dに対応しているウ
ィングスキン40の外側表面40a上の必要とされる位
置は今度は次のように示される。こういったポイントは
幾何学的には測定された孔の位置と直線によって結ばれ
ていて、この直線はウィングスキン40の外側表面40
aに対して垂直に延びていることを覚えていてほしい。
【0065】逆反射器22はレーザトラッカバードバス
(小鳥の水浴槽)から移動して、ウィングスキン40の
外側表面40aと接触して置かれ、外側表面40aの上
にすり合わされる。レーザトラッカは逆反射器22を連
続して追跡し、ソフトウェアは連続して逆反射器位置か
ら孔位置までの距離を計算し、この距離を表示する。逆
反射器22は表面上で手操作ですり合わされて、この距
離が最小とされる。最小の距離がそこてで局部的な座標
系についての原点として設定され、これが局部的な曲率
を反映することになる。最小距離が見付かるので、この
原点は孔の位置(すなわちリブ脚1の後方面での孔1a
〜1dの中心)をほぼ通るウィングスキン40の外側表
面40aからの垂直な直線上にあることになる。しかし
ながら、この原点は依然として精度上は許容できる公差
の外にあってもよく、ウィングスキン40の外側表面4
0aの局部的な曲率は相対的に小さいものである。
【0066】局部的な基準座標系を用いることにより、
改善された位置が見付けられる。これは逆反射器22
を、例えば10mm、といった短距離だけ局部的な基準
座標系の所望のx−軸に対応する方向に移動することに
よって定義される。この位置が測定され、原点からのベ
クトルが計算され、次にこれがx−軸を定義する。xy
−平面を定義している近似的なy−軸で真の直交y−軸
でないものが同じやり方で定義される。x−軸と近似的
なy−軸とは直交している必要はない局部的な基準座標
系が次に局部的な原点と局部的なx−軸と近似的なy−
軸とを用いて計算され、そのやり方は基準座標系が先に
計算されたのと同じである。局部的な基準座標系は、定
義によりウィングスキン40の外側表面40aの局部的
な曲率を表わしている。上記したのと類似のやり方でレ
ーザトラッカの第2の位置に関して知られている位置が
局部的な基準座標系に変換できる。
【0067】ウィングスキン40の外側表面40a上の
必要とされる位置は、逆反射器22をもう一度外側表面
40aに対して置き、逆反射器22を外側表面40a上
でこすり合わせることによって見付けられる。レーザト
ラッカは第2の位置に留まって、毎50m秒に逆反射器
22の位置の測定を行ない、各新しい読みに対して局部
的な基準座標系の原点を新しい位置にリセットして、局
部的な座標系変換をされによって再計算する。このこと
は単に古い原点を新しい位置に並進移動することにより
行なわれる。ウィングスキン40の外側表面40aの曲
率は局部的な面積上では平坦に留まっているので、この
変換での局部的な座標フレーム軸の回転の必要性は無視
できる。
【0068】第1のレーザトラッカ位置での孔位置の以
前の測定値はそこで局部的な基準座標系に変換される。
もし逆反射器22が正しい位置にあると、変換された孔
の位置はゼロのxとy座標をもつことになり、垂直なz
方向にだけ変移している。そうでなければ、xとy座標
はxとyとで距離を示していて、逆反射器22が所望ポ
イントから離れていることである。この距離情報は両方
とも表示ができて、それにより逆反射器22は所望ポイ
ントまで手操作で移動されるようにできるか、あるい
は、もし逆反射器22が動力付きテーブル内に保持され
ていれば、所望ポイントまで逆反射器22を駆動するた
めに使用されるようにできる。所望ポイントはそこでウ
ィングスキン40の外側表面40a上にマークを付けら
れる。これに代って、ドリル孔あけのような操作がその
位置で直接的に実行できる。例えば、逆反射器22が動
力付きテーブル内に保持されている場合には、逆反射器
22は移動されるようにできて、ドリルの刃がドリルブ
ロックを用いてその場所でドリル孔あけに使用される。
ドリルはこうしてウィングスキン40の外側表面40a
に垂直に入ることになり、そのポイントではリブ脚1の
後方から対応している孔1a〜1dの正しい中心を通っ
て入り込むようにされている。
【0069】この発明の第2の実施形態と関係して上述
した計算はまたこの発明の第1の実施形態でも等しく使
用できることは理解されよう。
【0070】上記の実施形態から明らかなことは、この
発明がどのように実効をあげるかということの単なる例
にすぎない。他の多くの代替がこの発明の範囲の中で当
業者にとって明らかであろう。
【0071】例えば上記の実施形態はドリル孔あけする
場所にマークを付ける方法を参考として記述してきた
が、溶接といった他の各種のアッセンブリィ方法に関連
して使用することもできる。
【0072】さらに、上記の実施形態では案内孔が位置
情報を得るためにドリル孔あけされて、後にウィングス
キンを通ってドリル孔あけされるアッセンブリィ孔をど
こに位置すべきかの情報を得るものとされていたが、こ
の機能を受るための他の方法が代って採用できる。例え
ば、アダプタを用いて逆反射器を案内孔から既知の量だ
けずれたところに置くようにするのに代って、“ランド
ファインダ(土地発見器)”とかジグで、逆反射器を所
望ドリル孔あけ位置と既知の対応をもつ位置に支持する
ものが、リブ脚に関して所定位置に一時的に保持される
ようにすることができる。このやり方は、案内孔ドリル
孔あけを不要とするようにでき、したがって“ピップし
た”孔を生じさせる可能性をなくし、アッセンブリィ動
作を完了するのにかかる時間を減らしている。
【0073】さらに、オペレータはアッセンブリィ動作
の前に基準座標系のレーザトラッカでの測定を行うこと
ができる。これはオペレータにとってアッセンブリィ動
作中に基準座標系の測定を繰返してレーザトラッカもア
ッセンブリィもいずれもが初期位置から動いていないこ
とを確認するようにする可能性を与えている。さらに、
このことをすることによって、単一のトラッカがいくつ
かの測定ステーション間で移動できて、その後に大きな
アッセンブリィプロセスに対処するために初めの方の測
定ステーションに戻ってくることができるようになる。
このようなプロセスでは、レーザトラッカの測定ステー
ション間の位置の差が既知の基準位置を用いて検出され
るようにできて、それにより補償ができる。これは例え
ば航空機とか船舶のような大きな構造物のアッセンブリ
ィ動作では必要とされることである。
【0074】技術をもった読者は、この発明がアッセン
ブルされるべき部品についてのCADデータを用いて実
施することもできることは現実のものとできよう。この
ような実施形態では、コンプライアントでない(従順性
のない)構造にとっては固定用に第2のもしくは別の部
品を差し出す前に第1の部品に対する選ばれた基準位置
を測定することだけが必要とされる。CADデータがそ
こで使用されて、第1の部品上のアッセンブリィ位置を
位置決めした基準ポイントに関して決め、その際に各ア
ッセンブリィポイントを個別に測定することを要しな
い。さらに、別の基準位置を固定のために第1の部品に
差し出される部品に関して測定することにより、CAD
データが差し出される部品の表面位置と配向とを定義す
るために使用できる。こうしてCADデータを用いるこ
とにより、必要とされる測定の数が大幅に減らされて、
このプロセスを実行するのに要する時間が減らされる。
【0075】技術をもつ読者はまたこの発明がレーザト
ラッカ以外の測定機器を用いて実効をあげられることを
理解できよう。例えば、与えられた応用として、測定さ
れる距離と必要とされる精度が許容されるとすると、レ
ーザストリッパが代って使用されてよいし、または実際
にプログラマブルレーザポインタとか、等価な装置を用
いるいずれもの測定技術が使用できる。この発明のこの
ような実施は、コストと時間とが効率的なマーク付け方
法を提供し、産業上でのアッセンブリィ位置にマークを
付け、この分野では一般に部品の寸法としたがって測定
距離とが低減される。その例は自動車産業である。 [図面の簡単な説明]
【図1】ウィングスキンと組立てる前のウィングボック
スリブの脚部の模式的な斜視図。
【図2】図1のリブ脚部に予めドリル孔あけした案内孔
内に置かれたアダプタによって支持された逆反射器の側
面図。
【図3】定義されたリブの表面とともにした図1のリブ
脚部の支持表面の模式的な斜視図。
【図4】ドリル孔あけする前の、図1のリブ脚部に固定
するために位置まで差出されたウィングスキンの外側表
面の部分図。
【図5】図4の模式的な斜視図であり、下側にあるリブ
脚部がウィングスキン上のドリル孔あけ点と一緒に示さ
れている図。
【図6】ウィングスキンの背後の位置からウィングスキ
ンに取付けられる前の、ウィングスキンに対向して置か
れたリブ脚の模式的斜視図。
【図7】図6の模式的斜視図であるが、ウィングスキン
の上面の位置からのものであり、今では隠れてしまった
リブ脚部の位置も示されている図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォーカー、キャロル・アン イギリス国、ビーエス32・0イーイー、 ブリストル、ブラッドリー・ストーク、 ペリーズ・リー 21 (72)発明者 アンダーソン、ジョン・スチュアート イギリス国、ビーエス6・7エーエー、 ブリストル、レッドランド、クランサイ ド・アベニュー 5 (56)参考文献 特開 平3−250258(JP,A) 特開 平10−11487(JP,A) 特開2000−57204(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23B 49/00 G06F 17/50 632

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部品(40)が第2の部品(1)
    にそこで接合されることになる該第1の部品上のアッセ
    ンブリィポイント(P)を位置決めする方法であって: 該第2の部品に関してアッセンブリィポイント(1a,
    1b,1c,1d)を測定して決める段階と; 該第1の部品の表面(43)の部分(42a,42b,
    42c)を測定する段階と、ただしこの表面(43)は
    該第2の部品からは間隔がとられていて、それにより該
    表面の位置と配向とを定義するようになっているものと
    し; 該第1の部品の表面上でアッセンブリィポイントとし
    て、該第1の部品の表面が該決められたアッセンブリィ
    位置と該第1の部品の表面との間を通るベクトル(N)
    によって交差するところを計算する段階とを備えた方
    法。
  2. 【請求項2】 第1の部品(40)が第2の部品1にそ
    こを通って接合されることになる該第1の部品上のアッ
    センブリィポイント(P)を位置決めする方法であっ
    て:該方法は、 該第2の部品に関してアッセンブリィ場所(1a,1
    b,1c,1d)を決める段階と; 該第1の部品が該決められたアッセンブリィ場所に重な
    って、該第2の部品とアッセンブリィするために第1の
    部品を差出す段階とを備え、さらに、該第2の部分から
    間隔をとった第1の部品の表面(43)の部分(42
    a,42b,42c)を測定して、それにより該表面の
    位置と配向とを定義することと; 該第1の部品の表面が該決められたアッセンブリィ場所
    と該第1の部品の表面との間を通るベクトル(N)によ
    り交差されるところを、該第1の部品の表面上のアッセ
    ンブリィポイントと計算することと; 該第1の部品の表面上の計算されたアッセンブリィポイ
    ントを表示することとの段階を特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 さらに第2の部品に対して固定された基
    準点を測定して決める段階を備えた請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記アッセンブリィ場所を決める段階
    と、基準位置を測定して決める段階とは第1の位置にお
    かれた測定装置によって実行され、また基準位置を測定
    して決める段階と、前記第1の部品の表面の一部を測定
    する段階とは第2の位置に置かれた該測定装置もしくは
    他の測定装置によって実行される請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1と第2の位置から測定する段階
    は、第2の部品とのアッセンブリィのための第1の部品
    を差出して第1の部品を所定のアッセンブリィ場所に重
    ねる別の段階に続いて実行される請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 少くとも1つの測定する段階か表示する
    段階かが既知の位置の測定装置により実行される請求項
    1ないし5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 アッセンブリィ場所を決める段階はさら
    に既知の位置の測定装置から第2の部品と関係する基準
    位置へのベクトルと距離とを測定し、かつ測定した基準
    位置に対するアッセンブリィ場所の位置を記憶したCA
    Dデータを用いて決める段階を備えている請求項6記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、第1の部品の表面の位置と配向
    が所定のやり方で前記決められたアッセンブリィ場所に
    限られている第2の部品の表面の位置と配向とに関係し
    ていることを確認する段階を備えた請求項1ないし7の
    いずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 アッセンブリィ場所を決める段階が第2
    の部品内に置かれた案内孔に関して支持された逆反射器
    を用いて実行される請求項1ないし8のいずれか1項記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 少くとも1つの測定段階か表示する段
    階が非接触技術を用いて実行される請求項1ないし9の
    いずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 少くとも1つの測定段階か表示する段
    階がレーザトラッカ装置を用いて実行される請求項10
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか1項記
    載の測定、計算及び表示をする方法の段階を、適切な測
    定用及び表示用手段と関係した計算機及び他のプロセス
    用手段の一方または両方の上でプログラムが実行される
    ときには、実行するようにするためのプログラムコード
    手段を備えている計算機プログラム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし11のいずれか1項記
    載の測定、計算及び表示をする方法の段階を、適切な測
    定用及び表示用手段と関係した計算機及び他のプロセス
    用手段の一方または両方の上でプログラムが実行される
    ときには、実行するようにするための計算機が読取り可
    能な媒体上に記憶されたプログラムコード手段を備えて
    いる計算機プログラム製品。
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