JP3522568B2 - Ofdm用歪補償回路およびピーク復元回路 - Google Patents

Ofdm用歪補償回路およびピーク復元回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OFDM(Orthog
onal Frequency Division Multiplexing;以下「OFD
M」と略記)装置の送信部で問題となる非線形歪を取り
除くOFDM用歪補償回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】始めにOFDM装置の送受信部の構成例
およびその動作について図5を用いて説明する。なお、
図5において、太線で示す信号は同相信号Iと直交信号
Qの2成分からなる複素信号を表し、細線で示す信号は
1成分の実数信号を表している。
【0003】QPSK(Quadrature Phase Shift Keyin
g )−OFDMの場合、送信するデータ系列は誤り訂正
符号器1により符号化されインタリーブ回路2により送
信データの順番を変更された後マッビング回路3に入力
される。マッビング回路3では1つのサブキャリアで伝
送する2ビットをI,Qデータとして割り当てる。ここ
で、I,Qデータは周波数軸上の複素数の実部,虚部に
相当する。
【0004】各マッピング回路3から出力されたI,Q
データはサブキャリア数分のn個のデータ毎に、直列/
並列変換器4,逆FFT回路5及び並列/直列変換器6
により、時間軸上に変換されFFTサイズであるm個の
時系列データの複素数に逆フーリエ変換される。
【0005】この時系列データはコンスタントピーク回
路7に入力される。コンスタントピーク回路7では後段
のプリディストータ9の入力レンジ内となるように入力
データのピーク値を変換して出力する。次にコンスタン
トピーク回路7の出力データはシンボル整形回路8によ
りガードインターバルが付加されランプ処理が行われた
後、プリディストータ9に入力される。
【0006】プリディストータ9はOFDM送信部の後
段部、具体的には周波数変換器13や増幅器14におい
て発生する非線形歪特性の逆特性をプリディストータ9
の入力信号に付加して出力する。
【0007】このプリディストータ9出力のデジタル信
号波形はD/A変換器10によりD/A変換されアナロ
グ信号となる。アナログ信号となった後、このアナログ
信号は所定の低域通過フィルタ11により高周波が取り
除かれ、直交変調器12によりベースバンド帯から中間
周波数帯に変換され、さらに周波数変換器13により無
線周波数帯に移され、最後に高出力な増幅器14により
所望レベルで出力される。
【0008】次にOFDM受信部の動作について説明す
る。受信された信号は低雑音増幅器15,周波数変換器
16により無線周波数帯から中間周波数帯に変換され、
さらに直交検波器17によりベースバンド帯に移され所
定の低域通過フィルタ18により高周波が取り除かれた
後、A/D変換器19によりアナログ信号からデジタル
信号に変換される。
【0009】このA/D変換器19出力のデジタル信号
はシンボル同期回路20により所定のタイミングでガー
ドインターバルが取り除かれ、m個の時系列データ毎に
直列/並列変換器21及びFFT回路22により、時間
軸上から周波数軸上にフーリエ変換されたn個のI,Q
データが得られる。このデータを並列/直列変換器23
に通した後、検波回路24により検波出力信号が得られ
る。さらにデインタリーブ回路25により送信側に対応
して受信データの順番を本来の順番に戻した後、誤り訂
正復号器26により伝送過程で生じたデータの誤りを訂
正する。
【0010】平均電力に対してピーク電力の大きいOF
DM変調信号では増幅器14において非線形歪の影響を
受けやすい。従来の非線形歪補償はコンスタントピーク
回路7とプリディストータ9により行われる。従来の歪
補償の動作について図6を用いて説明する。図6は増幅
器14の非線形歪特性とプリディストータ9の入出力特
性との一例を示す。増幅器14の非線形歪特性について
は、利得を1としかつ増幅器14の飽和点を1として線
形特性からのずれを示す。プリディストータ9の入出力
特性は増幅器14の非線形歪特性の逆特性であり、両者
は45度の線形特性について線対称になっている。例え
ば振幅Aが入力された場合、プリディストータ9により
振幅Dを出力させ、これを入力振幅Eとして増幅器14
に入力し振幅Cが出力されることにより線形化が行われ
る。ここでは増幅器14の入力振幅に対するAM−AM
特性について説明したが、位相に関するAM−PM特性
についても同様にプリディストータ9で行われる複素乗
算により補償することができる。
【0011】さらにコンスタントピーク回路7は入力信
号に対して振幅のピーク値をFFTサイズm毎に検出
し、一定値Acpに変換して出力する。これによりプリ
ディストータ9の入力振幅を図中のAcp以下の値とす
ることができ、その結果、プリディストータ9は、該プ
リディストータ9の線形化可能領域内で動作することが
できる。
【0012】なお、上述した技術の詳細については、例
えば本出願人が先に提案したOFDM用歪補償回路の公
報(特願平10−331781号)を参照にされたい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のOFDM
用歪補償回路ではOFDM送信部にコンスタントピーク
回路を配置し、逆FFT回路の出力信号の振幅の大きさ
をFFTブロック毎に制限している。このため従来例の
QPSKのような位相変調とは異なり、例えば格子上に
信号配置をとる多値QAM(Quadrature Amplitude Mod
ulation )変調では振幅成分にも変調を行うことから、
従来のOFDM用歪補償回路を用いることはできない。
【0014】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、多値QAM変調の場合においてもOFDM送信
部の後段部において発生する非線形歪を補償することの
できるOFDM用歪補償回路を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コンスタントピーク回路、ブリディスト
ータ、ピーク復元回路からなるOFDM用歪補償回路に
おいて、前記コンスタントピーク回路は、OFDM送信
部において逆フーリエ変換された信号を入力し、前記プ
リディストータの入力レンジ内となるように、入力され
た信号のピーク値を補正して出力し、前記プリディスト
ータは、前記コンスタントピーク回路より後段に接続さ
れ、前記OFDM送信部の後段部において発生する非線
形歪特性の逆特性を入力信号に付加して出力し、前記ピ
ーク復元回路は、OFDM受信部において受信信号を入
力し、前記コンスタントピーク回路で補正したピーク値
を、各OFDMブロック毎の該受信信号の実効値に基づ
いて元に戻して出力することを特徴とするOFDM用歪
補償回路である。また、本発明は、コンスタントピーク
回路、ブリディストータ、ピーク復元回路からなるOF
DM用歪補償回路において、前記コンスタントピーク回
路は、OFDM送信部において逆フーリエ変換された信
号を入力し、前記プリディストータの入力レンジ内とな
るように、入力された信号のピーク値を補正して出力
し、前記プリディストータは、前記コンスタントピーク
回路より後段に接続され、前記OFDM送信部の後段部
において発生する非線形歪特性の逆特性を入力信号に付
加して出力し、前記ピーク復元回路は、OFDM受信部
において受信信号を入力し、送信信号中に特定のパイロ
ット信号が含まれる場合、受信信号を検波する前に、前
記コンスタントピーク回路で補正したピーク値を、前記
パイロット信号の受信信号に基づいて元に戻して出力す
ることを特徴とするOFDM用歪補償回路である。ま
た、本発明は、コンスタントピーク回路とプリディスト
ータとを具備するOFDM送信部が、前記コンスタント
ピーク回路によって、逆フーリエ変換された送信信号の
ピーク値を前記プリディストータの入力レンジ内となる
ように補正し、前記プリディストータによって、前記コ
ンスタントピーク回路によって補正された信号に該プリ
ディストータより後段で発生する非線形歪の逆特性を付
加して送信する信号を、受信信号として受信するOFD
M受信部に用いるためのピーク復元回路であって、受信
信号を検波する前に、該受信信号のピーク値を、該受信
信号の実効値に基づいて前記コンスタントピーク回路に
よる補正前の値に戻すことを特徴とするピーク復元回路
である。また、本発明は、コンスタントピーク回路とプ
リディストータとを具備するOFDM送信部が、前記コ
ンスタントピーク回路によって、逆フーリエ変換された
送信信号のピーク値を前記プリディストータの入力レン
ジ内となるように補正し、前記プリディストータによっ
て、前記コンスタントピーク回路によって補正された信
号に該プリディストータより後段で発生する非線形歪の
逆特性を付加して送信する信号を、受信信号として受信
するOFDM受信部に用いるためのピーク復元回路であ
って、前記送信信号中にはパイロット信号が含まれてお
り、前記ピーク復元回路は、受信信号を検波する前に、
該受信信号のピーク値を、前記パイロット信号の受信信
号に基づいて前記コンスタントピーク回路による補正前
の値に戻すことを特徴とするピーク復元回路である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
OFDM用歪補償回路を図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態による
OFDM装置の送受信部のブロック図である。図1の各
部に対応する部分で図5と同じものは同一の符号を付
け、その説明を省略する。本実施の形態においては多値
QAM変調、例えば16QAM−OFDMを想定してお
り、OFDM送信部のマッビング回路3’とOFDM受
信部の検波回路24’はそれに対応している。それ以外
のOFDM送信部は図5の従来例と同じである。
【0018】本発明の第1の実施の形態が従来例と大き
く異なる点は、OFDM受信部においてシンボル同期回
路20と直列/並列変換器21との間にピーク復元回路
27が挿入されている点である。このピーク復元回路2
7はOFDM送信部のコンスタントピーク回路7による
振幅の変換を元に戻す操作を行う。なお、ピーク復元回
路27は検波回路24’の前に配置されていれば、FF
T回路22の後段に置かれてもよい。
【0019】次に、ピーク復元回路27の構成および動
作を説明する。図2は、本実施形態のピーク復元回路2
7の構成例を示した図である。なお、図2においても太
線で示す信号は同相信号Iと直交信号Qの2成分からな
る複素信号を表し、細線で示す信号は1成分の実数信号
を表している。図2に示すようにピーク復元回路27
は、振幅計算回路28,実効値計算回路29,ROM3
0,遅延回路31,乗算回路32により構成される。
【0020】まず、ピーク復元回路27はシンボル同期
回路20の出力信号X(k)を入力信号とする。ここで
kは1からFFTサイズmまでの数値を表し、X(1)
からX(m)はFFT回路22でフーリエ変換される受
信時系列データの複素信号の集合(FFTブロック)で
ある。入力信号X(k)はピーク復元回路27中で2分
岐され、分岐された一方の信号は振幅計算回路28に入
力される。振幅計算回路28はこの信号X(k)の振幅
|X(k)|を計算し、実効値計算回路29に対し入力
する。実効値計算回路29は入力された|X(k)|の
FFTブロックにおけるRMS値を計算して、その結果
をArmsとして出力する。この出力はROM30に入
力される。ROM30では入力したArmsの値をアド
レスとして、メモリされている1÷Armsの値を読み
出して出力する。さらに、ピーク復元回路27の入力信
号X(k)は遅延回路31により時間調整された後、乗
算回路32によりROM30の出力信号と乗算される。
こうしてピーク復元回路27では入力信号に対して振幅
の実効値がFFTブロック毎に計算され、X(k)÷A
rmsの演算が行われて出力される。
【0021】図1に示すようにピーク復元回路27の出
力信号は直列/並列変換器21,FFT回路22,並列
/直列変換器23を通過して検波回路24’に入力され
る。検波回路24’には、ピーク復元回路27により実
効電力が一定値となった信号が入力される。ここで送信
信号の1FFTブロックの実効電力はおおよそ一定であ
ると近似することにより、検波回路24’により受信信
号から16QAMの検波出力が得られる。
【0022】図3は、本発明の第2の実施の形態による
OFDM装置の送受信部のブロック図である。本実施例
が第1の実施形態と異なる点は、まずOFDM送信部に
おいてマッピング回路3’と直列/並列変換器4との間
に既知データであるパイロット信号を挿入するパイロッ
ト挿入回路33が配置されていることである。また、O
FDM受信部では、第1実施形態のピーク復元回路27
とは異なり、パイロット信号の受信信号に基づいてピー
ク値を元に戻すピーク復元回路34が並列/直列変換器
23と検波回路24’との間に置かれている。
【0023】一般的に多値QAM変調では同期用のパイ
ロット信号が挿入されていることが多い。ここではn個
のサブキャリアの内の特定の複数のサブキャリアにパイ
ロット信号を挿入する場合について説明する。
【0024】図4は、本実施形態のピーク復元回路34
の構成例を示した図である。なお、図4においても太線
で示す信号は同相信号Iと直交信号Qの2成分からなる
複素信号を表し、細線で示す信号は1成分の実数信号を
表している。図4に示すようにピーク復元回路34は、
パイロット抽出回路35,除算回路36,平均回路3
7,振幅計算回路38,ROM39,遅延回路40,乗
算回路41により構成される。
【0025】まず、ピーク復元回路34は並列/直列変
換器23の出力信号Y(k)を入力信号とし、入力信号
はピーク復元回路34中で2分岐され、分岐された一方
の信号は、パイロット抽出回路35に入力される。パイ
ロット抽出回路35はY(k)の中からパイロット信号
が挿入されているサブキャリアの受信信号R(p)を抽
出する。ここでpはパイロット信号の番号であり1から
バイロット信号が挿入されているサブキャリア数Mまで
の数値を表し、R(1)からR(M)はFFT回路22
でフーリエ変換された受信パイロット信号である。次に
パイロット抽出回路35の出力は除算回路36に入力さ
れる。除算回路36では入力信号R(p)に対応する既
知パイロット信号D(p)でR(p)を除算する。これ
により、それぞれのD(p)の振幅と位相の値は決めら
れているため、R(p)の位相方向の変調成分は除か
れ、かつ、振幅方向ではR(p)とD(p)の比が得ら
れることになる。除算回路36の出力を平均回路37に
入力して平均操作により伝搬路で加わった雑音を取り除
き、その後、振幅計算回路38により受信パイロット信
号と既知パイロット信号との振幅比|R/D|を計算
し、この出力はROM39に入力される。ROM39で
は入力した|R/D|の値をアドレスとして、メモリさ
れている1÷|R/D|の値を読み出して出力する。さ
らに、ピーク復元回路34の入力信号Y(k)は遅延回
路40により時間調整された後、乗算回路41によりR
OM39の出力信号と乗算される。こうしてピーク復元
回路34では入力信号の振幅に対して規定値との比|R
/D|がFFTブロック毎に計算され、Y(k)÷|R
/D|の演算が行われて出力される。
【0026】図3に示すようにピーク復元回路34の出
力信号は検波回路24’に入力される。検波回路24’
には、ピーク復元回路34により受信パイロット信号の
振幅値と既知パイロット信号の振幅値との比に基づい
て、全ての受信信号の振幅値が元どおりになった信号が
入力される。そして検波回路24’により受信信号から
16QAMの検波出力が得られる。
【0027】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1のOFDM用歪補償回
路によれば、多値QAM変調方式等の識別点における振
幅が一定とならない変調方式に対応可能となる。請求項
2のピーク復元回路を用いることにより、OFDM送信
部のコンスタントピーク回路で補正したピーク値を、O
FDM受信部において各OFDMブロック毎の受信信号
の実効値に基づいて、元のピーク値に戻すことが出来
る。請求項3のピーク復元回路を用いることにより、O
FDM送信部のコンスタントピーク回路で補正したピー
ク値を、OFDM受信部においてパイロット信号の受信
信号に基づいて、元のピーク値に戻すことが出来る。以
上のことから、パイロット信号の数が少なくサブキャリ
ア数が多い場合には請求項2のピーク復元回路を用いる
と効果的であり、逆にパイロット信号の数が多い場合に
は請求項3のピーク復元回路を用いると高精度な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による歪補償付OFD
M装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】 同第1実施形態によるピーク復元回路の構成
例を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第2実施形態による歪補償付OFD
M装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】 同第2実施形態によるピーク復元回路の構成
例を示すブロック図である。
【図5】 従来の歪補償付OFDM装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図6】 プリディストータの入出力特性の一例を示す
グラフである。
【符号の説明】
1…誤り訂正符号器、 2…インタリーブ回路、3,
3’…マッピング回路、 4,21…直列/並列変換
器、5…逆FFT回路、 6,23…並列/直列変換
器、7…コンスタントピーク回路、 8…シンボル整形
回路、9…プリディストータ、 10…D/A変換器、
11,18…低域通過フィルタ、 12…直交変調器、
13,16…周波数変換器、 14…増幅器、 15…
低雑音増幅器、17…直交検波器、 19…A/D変換
器、 20…シンボル同期回路、22…FFT回路、
24,24’…検波回路、25…デインタリーブ回路、
26…誤り訂正復号器、27,34…ピーク復元回
路、 28,38…振幅計算回路、29…実効値計算回
路、 30,39…ROM、31,40…遅延回路、
32,41…乗算回路、33…パイロット挿入回路、
35…パイロット抽出回路、36…除算回路、 37…
平均回路
フロントページの続き (72)発明者 梅比良 正弘 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−87150(JP,A) 特開 平9−18444(JP,A) 特開 平9−130364(JP,A) 特開 昭61−146004(JP,A) 上野 衆太 外3名,「広帯域ワイヤ レスアクセスシステム用OFDM伝送に おける非線形歪み補償法の検討」,電子 情報通信学会技術研究報告,1998年11月 27日,pp.55−61,RCS98−160 上野 衆太 外3名,「16QAM−C OFDM伝送における非線形歪補償法の 検討」,1999年電子情報通信学会総合大 会講演論文集,1999年 3月 8日,通 信1,p.364,B−5−13 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OFDM送信部にコンスタントピーク回
    路とプリディストータとを具備し、OFDM受信部にピ
    ーク復元回路を具備するOFDM用歪補償回路であっ
    て、 前記コンスタントピーク回路は、逆フーリエ変換された
    送信信号のピーク値を、前記プリディストータの入力レ
    ンジ内となるように補正し、 前記プリディストータは、前記コンスタントピーク回路
    によって補正された信号に、該プリディストータより後
    段で発生する非線形歪の逆特性を付加し、 前記ピーク復元回路は、受信信号を検波する前に、該受
    信信号のピーク値を、該受信信号の実効値に基づいて
    記コンスタントピーク回路による補正前の値に戻すこと
    を特徴とするOFDM用歪補償回路。
  2. 【請求項2】 OFDM送信部にコンスタントピーク回
    路とプリディストータとを具備し、OFDM受信部にピ
    ーク復元回路を具備するOFDM用歪補償回路であっ
    て、 前記コンスタントピーク回路は、逆フーリエ変換された
    送信信号のピーク値を、前記プリディストータの入力レ
    ンジ内となるように補正し、 前記プリディストータは、前記コンスタントピーク回路
    によって補正された信号に、該プリディストータより後
    段で発生する非線形歪の逆特性を付加し、 前記送信信号中にはパイロット信号が含まれており、 前記ピーク復元回路は、受信信号を検波する前に、該受
    信信号のピーク値を、前記パイロット信号の受信信号に
    基づいて前記コンスタントピーク回路による補正前の値
    に戻すことを特徴とする OFDM用歪補償回路。
  3. 【請求項3】 コンスタントピーク回路とプリディスト
    ータとを具備するOFDM送信部が、前記コンスタント
    ピーク回路によって、逆フーリエ変換された送信信号の
    ピーク値を前記プリディストータの入力レンジ内となる
    ように補正し、前記プリディストータによって、前記コ
    ンスタントピーク回路によって補正された信号に該プリ
    ディストータより後段で発生する非線形歪の逆特性を付
    加して送信する信号を、受信信号として受信するOFD
    M受信部に用いるためのピーク復元回路であって、 受信信号を検波する前に、該受信信号のピーク値を、該
    受信信号の実効値に基づいて前記コンスタントピーク回
    路による補正前の値に戻すことを特徴とするピーク復元
    回路。
  4. 【請求項4】 コンスタントピーク回路とプリディスト
    ータとを具備するOFDM送信部が、前記コンスタント
    ピーク回路によって、逆フーリエ変換された送信信号の
    ピーク値を前記プリディストータの入力レンジ内となる
    ように補正し、前記プリディストータによって、前記コ
    ンスタントピーク回路によって補正された信号に該プリ
    ディストータより後段で発生する非線形歪の逆特性を付
    加して送信する信号を、受信信号として受信するOFD
    M受信部に用いるためのピーク復元回路であって、 前記送信信号中にはパイロット信号が含まれており、 前記ピーク復元回路は、受信信号を検波する前に、該受
    信信号のピーク値を、前記パイロット信号の受信信号に
    基づいて前記コンスタントピーク回路による補正前の値
    に戻すことを特徴とするピーク復元回路。
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