JP3521461B2 - 複数の周期的なメディアデータの処理装置 - Google Patents

複数の周期的なメディアデータの処理装置

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JP3521461B2
JP3521461B2 JP32688693A JP32688693A JP3521461B2 JP 3521461 B2 JP3521461 B2 JP 3521461B2 JP 32688693 A JP32688693 A JP 32688693A JP 32688693 A JP32688693 A JP 32688693A JP 3521461 B2 JP3521461 B2 JP 3521461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、一定の周期で
V−RAMに展開される画像データと、その周期より短
い周期で出力処理される音声波形データなどの、複数の
周期的なメディアデータを混在させて処理する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年で
は、マルチメディア技術の発達により、例えば電子楽器
において、楽音の発音機能と画像の表示機能を同時に具
備するシステムが多く存在する。
【0003】この場合に、例えばROMなどから読み出
され又は演算により生成される画像データについて、そ
の表示が行われるために、例えば1/60sec(秒)
の一定周期で1走査線おきの半画面分(これをフィール
ドと呼ぶ)の画像データがビデオRAM(V−RAM)
に転送され、1/30secで全走査線分即ち2フィー
ルド1画面分の画像データがV−RAMに転送される必
要がある。このような1フィールド分の画像データを単
位とする転送動作は、一般に、1/60sec毎に垂直
ブランキング期間に同期して発生するタイマインタラプ
トによって起動され、その垂直ブランキング期間内に完
了する必要がある。ここで、垂直ブランキング期間は、
走査線の数に依存するが、例えば1〜3msec程度で
ある。
【0004】一方、音声波形データは、例えばそのサン
プリング周波数を20kHzとすれば、1/20000
=0.05msecの一定周期(サンプリング周期)に
1サンプルの割合で生成され出力される必要がある。こ
のような処理動作は、一般的に、0.05msec毎に
発生するタイマインタラプトによって起動され、そのサ
ンプリング周期内に完了する必要がある。
【0005】ここで、上述のような一般的なインタラプ
トによる画像データの転送処理と音声波形データの生成
・出力処理とを単純に組み合せて画像の表示と音声の出
力を同時に行わせようとした場合において、両者のイン
タラプトが競合した際には必然的に何れか一方のインタ
ラプトを優先させる必要があるが、その場合に以下のよ
うな問題が発生する。
【0006】まず、画像データのためのインタラプトを
優先させた場合、その転送処理が行われている垂直ブラ
ンキング期間において音声波形データのためのインタラ
プトが禁止されることになり、その期間音声の出力がと
ぎれてしまうという問題が発生する。
【0007】一方、音声波形データのためのインタラプ
トを優先させた場合、画像データの転送処理が行われて
いる垂直ブランキング期間においても0.05msec
毎に音声波形データのためのインタラプトが発生しその
都度画像データの転送処理が中断されてしまう。この結
果、半画面分の画像データの転送を1つの垂直ブランキ
ング期間内に完了できなくなるおそれがあり、そのよう
な事態が発生した場合には画像の表示が乱れてしまうと
いう問題が発生する。
【0008】更に、近年では、ROMなどから音声波形
データを読み出して出力する音声波形データ処理方式が
多く採用されているが、その場合に、ROMなどに記憶
されている音声波形データに対して圧縮処理が施されて
いる場合が多い。そのような場合には、音声波形データ
の処理時に、ROMから圧縮された音声波形データを読
み出した後、その音声波形データを復調することにより
元の音声波形データを再生して出力する必要が生ずる。
このような圧縮・復調方式のうち圧縮度の高いものとし
て、例えばACOMP(Audio COMPress
ion)処理方式、FFT(高速フーリエ変換)やDC
T(離散コサイン変換)を用いた周波数次元での処理方
式などが知られている。このような圧縮・復調方式で
は、複数サンプルを単位として処理を行う場合が多く、
復調処理においては複数サンプリング周期にわたって複
数サンプル分を一度に復調する必要がある場合が多い。
【0009】従って、このような圧縮・復調方式が採用
される音声波形データは、その出力処理時には、0.0
5msecというようなサンプリング周期より長い10
〜20msecに複数サンプルというような割合で処理
される必要がある。この場合に、上述の処理は、10〜
20msec毎に発生するタイマインタラプトによって
起動され、その周期内に完了する必要がある。なお、こ
のようにして得られた複数サンプルの音声波形データ
は、バッファに保持された後、サンプリング周期毎にD
/A変換器などに出力されることになる。
【0010】そして、上述のような圧縮・復調方式が採
用される音声波形データの出力処理が前述した画像デー
タの転送処理と混在させられる場合において、音声波形
データのためのインタラプトが優先させられた場合に
は、画像データの転送処理が禁止される期間が更に長く
なるため、画像表示の乱れが増大してしまうという問題
が発生する。
【0011】以上のような問題は、画像データのV−R
AMへの展開処理と音声波形データの出力処理が混在さ
せられる場合に限られるものではなく、複数の周期的な
メディアデータを混在させて処理する場合に、一般的に
発生する可能性がある。
【0012】本発明の課題は、混在する複数の周期的な
メディアデータに対する精度が良くかつ効率的な処理を
可能とすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、それぞれ任意
の処理周期で処理を行うメディアデータの処理装置を前
提とする。より具体的には、例えば表示用の画像データ
を記憶する表示用画像データ記憶手段(V−RAM10
6)と、出力用の音声波形データを記憶する出力用音声
波形データ記憶手段(ソフトバッファ113、ハードバ
ッファ108)とを有するシステムであって、表示用画
像データ記憶手段への表示用の画像データの設定処理を
画像データの表示周期で行い、出力用音声波形データ記
憶手段への出力用の音声波形データの設定をその音声波
形データに対応するサンプリング周期の複数周期を単位
として行うようなものである。
【0014】そして、まず、 1 のモードにおいて、
ディアデータの処理周期のうち最長処理周期で、その最
長処理周期に対応するメディアデータを処理する第1の
最長処理周期メディアデータ処理手段を有する。この手
段は、より具体的には、第1のモード(音声波形データ
の処理を行う場合)において、画像表示における垂直ブ
ランキング期間に同期する所定タイミング毎(1/60
sec毎)に、垂直ブランキング期間において表示用画
像データ記憶手段に表示用の画像データを設定する第1
表示用画像データ設定手段(CPU101、VDP1
05)である。
【0015】その後、最長処理周期の残りの時間内で、
その最長処理周期に対応するメディアデータ以外のメデ
ィアデータにつき、そのメディアデータに対応する処理
周期の複数周期分を処理する非最長処理周期メディアデ
ータ処理手段を有する。この手段は、より具体的には、
前述の所定タイミング毎に、第1の表示用画像データ設
定手段の動作が終了後、出力用音声波形データ記憶手段
に出力用の音声波形データを複数設定する出力用音声波
形データ設定手段(CPU101)である。この場合
に、出力用音声波形データ設定手段は、例えば、圧縮さ
れた音声波形データに対して復調処理を実行することに
より、出力用の音声波形データを生成し、それを出力用
音声波形データ記憶手段に設定する。さらに、第 2 のモ
ードにおいて、前述の最長処理周期に対応するメディア
データを処理する第2の最長処理周期メディアデータ処
理手段を有する。この手段は、より具体的には、第2の
モード(音声波形データの処理を行わない場合)におい
て、前述の所定タイミング毎に、前述の垂直ブランキン
グ期間において表示用画像データ記憶手段に表示用の画
像データを設定する第2の表示用画像データ設定手段
(VDP105)である。
【0016】
【作用】処理周期が長い方のメディアデータに対する周
期処理は保証するようにし、残りの時間で、周期が短い
方のメディアデータに対する周期処理を複数周期分まと
めて行うことにより、メディアデータ間で周期処理の衝
突を避けることができ、各メディアデータの欠落を防止
できる。
【0017】より具体的には、処理周期が長い方の表示
用の画像データの表示用画像データ記憶手段への設定処
理は、例えば1/60sec毎に実行される垂直ブラン
キング期間内で実行されることを保証することができ
る。また、処理周期が短い方の出力用の音声波形データ
の出力用音声波形データ記憶手段への設定処理は、1/
60secのうちの垂直ブランキング期間を除いた残り
の時間内で複数サンプル分まとめて行い、その後に、出
力用音声波形データ記憶手段から音声波形データに対応
するサンプリング周期で各音声波形データを出力させる
ことにより、必要かつ十分な量の音声波形データの設定
を行うことができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
つき詳細に説明する。 <実施例の構成と概略動作>図1は、本発明の実施例の
構成図である。この実施例は、例えば電子鍵盤楽器とし
て実現されている。
【0019】CPU101は、それが内蔵するプログラ
ムを実行する。これにより、CPU101は、まず、バ
ス112を介して接続されているスイッチ部102内の
各種機能スイッチと鍵盤スイッチの状態を走査して取り
込み、各状態に応じた処理を実行する。
【0020】また、CPU101は、スイッチ部102
の操作状態に応じて、音声波形データの発音が指示され
ている場合には、1/60sec毎に表示部107での
画像表示における垂直ブランキング期間に同期して発生
するタイマインタラプト1に対応して、後述するメイン
ルーチンにインタラプトをかけ、後述するインタラプト
ルーチン1を起動する。CPU101は、メインルーチ
ンの処理を中断した後に、インタラプトルーチン1にお
いて、まず、先頭の垂直ブランキング期間で、画像デー
タROM104に記憶されている画像データのうちスイ
ッチ部102内の機能スイッチによって指定された画像
データの1フィールド分を、バス112からVDP(ビ
デオデータプロセッサ)105を介してV−RAM(ビ
デオRAM)106に転送する。その後、CPU101
は、音声波形ROM103から、スイッチ部102内の
機能スイッチにより音色が選択され鍵盤スイッチにより
発音指示された音声波形データに対応するACOMP
(Audio COMPression)圧縮データを
読み出し、そのデータに対してACOMP復調処理を実
行することにより、CPU101が内蔵する448バイ
トの記憶容量を有するRAMであるソフトバッファ11
3に、復調された音声波形データを書き込んでゆく。こ
の場合、CPU101は、1回のインタラプトルーチン
1に対応して、1発音動作分のACOMP圧縮データが
残っている限り、かつソフトバッファ113に新たな音
声波形データを書き込む余裕がある限り、上述した処理
を実行する。CPU101は、インタラプトルーチン1
の処理を終了すると、中断していたメインルーチンの処
理を再開する。
【0021】一方、ハードバッファ108はCPU10
1内のソフトバッファ113から音声波形データを64
バイトずつ受け取り、それらをサンプリング周期毎に順
次D/A変換器109に出力する。D/A変換器109
から出力されるアナログ音声波形信号は、アンプ110
で増幅された後、スピーカ111から音声(楽音)とし
て放音される。ハードバッファ108は、出力すべき音
声波形データがなくなると、CPU101にインタラプ
トをかける。CPU101は、ハードバッファ108か
らインタラプトがかかると、現在実行中の処理を中断し
て、最優先でインタラプトルーチン2を起動する。CP
U101は、このルーチンにおいて、ソフトバッファ1
13内の最も古い64バイトの音声波形データをハード
バッファ108に転送する。このインタラプトルーチン
2は、前述したインタラプトルーチン1に対しても優先
して実行される。従って、CPU101は、インタラプ
トルーチン1において画像データの転送を行っている途
中でも、それを中断してソフトバッファ113からハー
ドバッファ108への音声波形データの転送処理を行
う。CPU101は、インタラプトルーチン2の処理を
終了すると、中断していたメインルーチン又はインタラ
プトルーチン1の処理を再開する。
【0022】なお、CPU101は、スイッチ部102
の操作状態に応じて、音声波形データの発音が指示され
ていない場合は、上述の画像データの転送処理と音声波
形データの復調処理、及びハードバッファ108からの
インタラプトに基づくインタラプトルーチン2の処理は
実行せず、メインルーチンの処理のみを実行する。この
場合、CPU101は、以下に説明するVDP105か
らのインタラプト要求のみを受け付ける。
【0023】VDP105は、スイッチ部102の操作
状態に応じて、音声波形データの発音が指示されていな
い場合には、1/60sec毎に表示部107での画像
表示における垂直ブランキング期間に同期して発生する
前述したタイマインタラプト1に対応して、CPU10
1にインタラプト要求を発生する。CPU101は、こ
のインタラプト要求を受け取ると、メインルーチンの処
理を中断し、VDP105にインタラプト許可を出力し
た後に、自分自身の動作を停止する。VDP105は、
CPU101からインタラプト許可を受け取ると、画像
データROM104に記憶されている画像データのうち
スイッチ部102内の機能スイッチによって指定された
画像データの1フィールド分を、バス112を介してV
−RAM(ビデオRAM)106にDMA(ダイレクト
メモリアクセス)転送する。その後、VDP105は、
CPU101に転送終了信号である動作停止解除信号を
出力する。この結果、CPU101は、中断していたメ
インルーチンの処理を再開する。
【0024】また、VDP105は、1/60sec毎
に表示部107での画像表示における垂直ブランキング
期間が終了するタイミングに同期して発生するタイマイ
ンタラプト2に対応して、次のタイマインタラプト1の
発生タイミングまでの間に、画像データROM104か
らV−RAM106に転送された1フィールド分の画像
データを順次RGB信号に変換した後、信号線114を
介して表示部107に出力する。 <メインルーチンの説明>図2は、図1のCPU101
において実行されるメインルーチンの動作フローチャー
トである。
【0025】始めに、装置の電源が投入されると、ステ
ップ201において、CPU101に内蔵される特には
図示しないRAM及びレジスタの内容などがイニシャラ
イズされる。
【0026】以後、ステップ202〜206の各処理が
繰り返し実行される。ステップ202の機能スイッチの
スキャン処理では、図1のスイッチ部102内のスイッ
チのうち、音色指定スイッチ、画像指定スイッチなどの
機能キーの設定状態が走査され、その設定状態がCPU
101内の特には図示しないRAMなどに取り込まれ
る。
【0027】ステップ203では、ステップ202での
機能スイッチのスキャン結果に基づいて、音色指定スイ
ッチ、画像指定スイッチなどの各機能キーの設定に対応
する処理が実行される。具体的には、音声波形ROM1
03及び画像データROM104の読出しアドレスを決
定し、CPU101内の特には図示しないレジスタに設
定する処理などが実行される。
【0028】ステップ204の鍵盤スイッチのスキャン
処理では、スイッチ部102内の特には図示しない鍵盤
スイッチの押鍵状態が走査され、その押鍵状態がCPU
101内の特には図示しないRAMなどに取り込まれ
る。
【0029】ステップ205では、ステップ204での
検出された鍵盤スイッチの押鍵状態に対応して、CPU
101内の特には図示しないRAMに設けられる発音制
御データ領域に必要な発音制御データが設定される。
【0030】ステップ206のその他各種処理では、種
々の音響効果を付加するための処理などが実行される。 <インタラプトルーチン1の説明>図3は、CPU10
1が実行するインタラプトルーチン1の動作フローチャ
ートである。
【0031】インタラプトルーチン1は、CPU101
内の特には図示しないタイマによって1/60sec毎
に表示部107での画像表示における垂直ブランキング
期間に同期して発生させられるタイマインタラプト1に
対応して起動される。
【0032】図2のメインルーチンの処理が中断させら
れた後に、図3に示されるインタラプトルーチン1にお
いて、まず、ステップ301で、現在音声(楽音)を発
音中であるか否かが判定される。この動作は、例えば、
CPU101内の特には図示しないRAMに設けられる
発音制御データ領域に、発音中を示すデータが存在する
か否かを判定する動作として実現される。
【0033】現在音声を発音中ではなくステップ301
の判定がNOの場合には、即座にインタラプトルーチン
1が終了し、実質的な処理は何も行われずに、中断させ
られていた図2のメインルーチンの処理が再開される。
この場合には、後述するようにVDP105が実行する
DMA転送インタラプトルーチンによって、画像データ
の転送処理が実行される。
【0034】現在音声を発音中でステップ301の判定
がYESの場合には、ステップ302で、先頭の垂直ブ
ランキング期間において(後述する図9参照)、画像デ
ータROM104に記憶されている画像データのうちス
イッチ部102内の機能スイッチによって指定された画
像データの1フィールド分が、バス112からVDP1
05を介してV−RAM(ビデオRAM)106に転送
される。
【0035】その後、ステップ303〜308におい
て、音声波形ROM103から、スイッチ部102内の
機能スイッチにより音色が選択され鍵盤スイッチにより
発音指示された音声波形データに対応するACOMP圧
縮データが読み出され、そのデータに対してACOMP
復調処理が実行されることにより、CPU101が内蔵
する448バイトの記憶容量を有するRAMであるソフ
トバッファ113に、復調された音声波形データが書き
込まれてゆく。
【0036】ステップ303〜308のACOMP復調
処理につき、図7及び図8を用いながら説明する。ま
ず、図7は、図1の音声波形ROM103に記憶される
ACOMP圧縮データの構成図である。
【0037】バイト(8ビット)単位で記憶されるデー
タ列のうち、まず、先頭バイトのビットb6 〜b0
は、元音声波形データの先頭のサンプル値の上位7ビッ
トの値が記憶される。この場合に、最上位ビットb7
は、そのバイトに元音声波形データが記憶されているこ
とを示すフラグ1が立てられる。このように元音声波形
データが記憶されているバイトデータをRESYNC処
理部という。
【0038】2バイト目以降は、本実施例の場合、1バ
イトのヘッダ部と4バイトの圧縮データ部とからなる、
5バイトを単位(この単位をフレームと呼ぶ)とするデ
ルタ変調部、前述の1バイトのデータからなるRESY
NC処理部、又は後述する1バイトのデータからなるス
ケルチ処理部のうちの、何れかのデータ列が続く。
【0039】図7の例では、1バイト目のRESYNC
処理部に続いて、デルタ変調部が配置されている。この
デルタ変調部は、元音声波形データをデルタ変調方式に
よって圧縮した結果得られるデータ群である。
【0040】デルタ変調方式とは、現在のサンプル値と
1サンプル前のサンプル値との差分を、所定のデルタ変
調値によって表現する方式である。即ち、復調時には、
1サンプル前のサンプル値に現在のデルタ変調値が加算
されることにより、現在のサンプル値が復調される。
【0041】図7に示されるデルタ変調部において、ま
ず、ヘッダ部のビットb5 とb4 の2ビットのデータは
ビット精度を表している。図8(a) に示されるように、
ビット精度の値が01なら1ビットデルタ変調、ビット
精度の値が10なら2ビットデルタ変調、ビット精度の
値が11なら4ビットデルタ変調が、それぞれ行われ
る。そして、このデルタ変調部において1ビットデルタ
変調が行われるなら、図7の圧縮データ部の32ビット
の圧縮データ値から後述するようにして算出される32
個のデルタ変調値により、32サンプル分のサンプル値
が復調される。また、このデルタ変調部において2ビッ
トデルタ変調が行われるなら、図7の圧縮データ部の2
ビットごと16(32ビット/2=16)個の圧縮デー
タ値から後述するようにして算出される16個のデルタ
変調値により、16サンプル分のサンプル値が復調され
る。更に、このデルタ変調部において4ビットデルタ変
調が行われるなら、図7の圧縮データ部の4ビットごと
8(32ビット/4=8)個の圧縮データ値から後述す
るようにして算出される8個のデルタ変調値により、8
サンプル分のサンプル値が復調される。
【0042】次に、ヘッダ部のビットb3 〜b0 の4ビ
ットのデータは、乗算値を示している。そして、復調時
には、この乗算値と、ビット精度に応じて図7の圧縮デ
ータ部から抽出される圧縮データ値とから、図8(b) に
示される変換規則によって、デルタ変調値が算出され
る。 このようにしてデルタ変調部から算出されるデル
タ変調値が、1サンプル前に得られているサンプル値
(初期値はRESYNC処理部の元音声波形データ)に
順次加算されることにより、現在のサンプル値が復調さ
れる。
【0043】圧縮時には、32サンプル、16サンプ
ル、又は8サンプルを単位として、各サンプルを最適に
表現可能なビット精度、乗算値、及び各圧縮データ値が
算出されることになる。
【0044】ここで、デルタ変調部のヘッダ部のビット
7 とb6 には、それらのビットが含まれるバイトと次
以降の4バイトがデルタ変調部のデータであることを示
す識別フラグ00がセットされる。従って、復調時に、
図3のステップ304で、ビットb7 とb6 が共に0で
あるバイトが検出された場合には、ステップ307にお
いて、そのバイトとその次以降の4バイトとからなる計
5バイトのデルタ変調部に対して、フレームサイズ分
(32、16、又は8サンプル分)の音声波形データが
復調され、それらがCPU101内のソフトバッファ1
13に書き込まれる。
【0045】上述のようにデルタ変調が続けられると、
元音声波形データと復調された音声波形データとの誤差
が所定の範囲を越え、この復調された音声波形データか
ら再生される音声の音質に悪影響を及ぼす場合が発生す
る。そこで、圧縮時に、元音声波形データと復調された
音声波形データとの誤差が所定の範囲を越えた場合に
は、デルタ変調が中止され、先頭の1バイト目と同様
に、1バイトのRESYNC処理部が挿入され、そこに
元音声波形データが記憶される。これにより、誤差の蓄
積を抑制することができる。このとき、前述したよう
に、RESYNC処理部である1バイトの最上位ビット
7 には、そのバイトがRESYNC処理部であること
を示すフラグ1が立てられる。従って、復調時に、図3
のステップ304で、ビットb7 が1であるバイトが検
出された場合には、ステップ305において、そのバイ
トのビットb6 〜b0 から抽出されたデータ値が2倍、
即ち1ビット左シフトの演算が実行されることによっ
て、元音声波形データが復調され、それがCPU101
内のソフトバッファ113に書き込まれる。
【0046】一方、連続する元音声波形データのサンプ
ル値の変化が、復調された音声波形データから再生され
る音声の音質に影響を及ぼさない程度の許容範囲内であ
る場合には、それらの連続する複数のサンプル値が先頭
の1つのサンプル値に置き換えられる。この場合には、
図7に示されるスケルチ処理部が挿入される。このスケ
ルチ処理部のビットb5 〜b0 には、そのスケルチ処理
部の直前に求まっているサンプル値と同じサンプル値を
何回繰り返し復調するかを示すリピート回数が記憶され
る。このリピート回数は、最大で26 −1=63回であ
る。また、スケルチ処理部のビットb7 とb6 には、そ
れらのビットが含まれるバイトがスケルチ処理部のデー
タであることを示す識別フラグ01がセットされる。従
って、復調時に、図3のステップ304で、ビットb7
が0でビットb6 が1であるバイトが検出された場合に
は、ステップ306において、そのバイトから抽出され
るリピート回数分だけ、そのバイトの直前に求まってい
るサンプル値と同じサンプル値を有する音声波形データ
が繰り返し復調され、それらがCPU101内のソフト
バッファ113に書き込まれる。
【0047】以上のように、ACOMP方式では、元音
声波形データの状態に応じて、RESYNC処理、デル
タ変調処理、又はスケルチ処理の何れかの圧縮処理が選
択されてACOMP圧縮データが作成されているため、
音質が良くかつ非常に効率の高い音声波形データの圧縮
が実現される。
【0048】図3において、ステップ308では、音声
波形ROM103に記憶されている1発音分のACOM
P圧縮データ群の全てのデータの復調が完了したか否か
が判定される。そして、このステップ308の判定がN
Oなら、ステップ303に戻る。
【0049】ステップ303では、CPU101内のソ
フトバッファ113に音声波形データを格納する余裕が
あるか否かが判定される。そして、このステップ303
の判定がYESなら、上述したステップ304〜307
のACOMP復調処理が繰り返される。
【0050】音声波形ROM103に記憶されている1
発音分のACOMP圧縮データ群の全てのデータの復調
が完了しステップ308の判定がYESの場合、又はソ
フトバッファ113に音声波形データを格納する余裕が
なくなりステップ303の判定がNOの場合には、CP
U101は、インタラプトルーチン1を終了する。CP
U101は、インタラプトルーチン1の処理を終了する
と、中断していた図2のメインルーチンの処理を再開す
る。 <インタラプトルーチン2の説明>図4は、CPU10
1が実行するインタラプトルーチン2の動作フローチャ
ートである。
【0051】インタラプトルーチン2は、ハードバッフ
ァ108において、それが出力すべき音声波形データが
なくなり、ハードバッファ108がCPU101にイン
タラプトをかけることにより、起動される。
【0052】CPU101は、上述のインタラプトを検
出すると、図2のメインルーチン又は図3のインタラプ
トルーチン1の処理を中断した後に、図4に示されるイ
ンタラプトルーチン2のステップ401において、ソフ
トバッファ113内の最も古い64バイトの音声波形デ
ータをハードバッファ108に転送する。このインタラ
プトルーチン2は、前述したように、図3のインタラプ
トルーチン1に対しても優先して実行される。従って、
CPU101は、図3のステップ302で画像データの
転送を行っている途中でも、それを中断してソフトバッ
ファ113からハードバッファ108への音声波形デー
タの転送処理を行う。
【0053】以上の処理は、1サンプリング周期内に完
了するため、ハードバッファ108は、任意のサンプリ
ング周期において出力すべき音声波形データがなくなっ
たことを認識した後そのサンプリング周期が終了するま
での間に、ソフトバッファ113から新たな64バイト
の音声波形データを受け取り、そのうちの最も古い音声
波形データのサンプルをD/A変換器109に出力する
ことができる。
【0054】CPU101は、図4のインタラプトルー
チン2の処理を終了すると、中断していた図2のメイン
ルーチン又は図3のインタラプトルーチン1の処理を再
開する。
【0055】なお、ハードバッファ108は、CPU1
01からの音声を発音中である旨の制御信号がインアク
ティブになった場合には、出力すべき音声波形データが
なくなっても、CPU101に対してインタラプトは発
生させない。 <DMA転送インタラプトルーチンの説明>図5は、V
DP105が実行するDMA転送インタラプトルーチン
の動作フローチャートである。
【0056】DMA転送インタラプトルーチンは、前述
したインタラプトルーチン1の場合と同様に、1/60
sec毎に垂直ブランキング期間に同期して発生させら
れるタイマインタラプト1に対応して起動される。
【0057】VDP105において今まで実行されてい
た特には図示しない待機ルーチンの処理が中断させられ
た後に、図5に示されるDMA転送インタラプトルーチ
ンにおいて、まず、VDP105は、ステップ501
で、現在音声(楽音)が発音中であるか否かを判定す
る。この判定は、例えばCPU101からセット又はリ
セットされる発音中フラグを判定する動作として実現さ
れる。
【0058】現在音声を発音中でステップ501の判定
がYESの場合には、即座にDMA転送インタラプトル
ーチンが終了し、実質的な処理は何も行われずに、中断
させられていた特には図示しない待機ルーチンの処理が
再開される。この場合には、前述したように、CPU1
01が実行するインタラプトルーチン1によって、画像
データの転送処理が実行される。
【0059】このように、音声を発音中はCPU101
が画像データの転送処理を実行し、音声を発音中でない
場合はVDP105が画像データの転送処理を実行する
ようにしたのは、次のような理由による。まず、VDP
105によるDMA転送中には、他の機器からのインタ
ラプトはいっさい受け付けられない。しかし、音声を発
音中には前述したようにハードバッファ108から最優
先のインタラプトがかかる。そこで、画像データの転送
中にもそのインタラプトに反応できるようにするため
に、CPU101が画像データの転送処理を行うことと
したのである。
【0060】現在音声を発音中でなくステップ501の
判定がNOの場合には、VDP105は、ステップ50
2で、CPU101にインタラプト要求を発生し、ステ
ップ503で、CPU101からインタラプト許可が出
力されるまで待機する。
【0061】CPU101は、VDP105から上述の
インタラプト要求を受け取ると、図2のメインルーチン
の処理を中断し、VDP105にインタラプト許可を出
力した後に、自分自身の動作を停止する。
【0062】VDP105では、CPU101からイン
タラプト許可を受け取ると、ステップ503の判定がY
ESとなる。この結果、VDP105は、ステップ50
4において、画像データROM104に記憶されている
画像データのうちスイッチ部102内の機能スイッチに
よって指定された画像データの1フィールド分を、バス
112を介してV−RAM(ビデオRAM)106にD
MA転送する。
【0063】その後、VDP105は、ステップ505
で、CPU101に転送終了信号である動作停止解除信
号を出力する。この結果、CPU101は、中断してい
たメインルーチンの処理を再開する。 <画像表示インタラプトルーチンの説明>図6は、VD
P105が実行する画像表示インタラプトルーチンの動
作フローチャートである。
【0064】この画像表示インタラプトルーチンは、前
述した1/60sec毎に垂直ブランキング期間に同期
して発生させられるタイマインタラプト1に対して、垂
直ブランキング期間の分だけ遅れたタイミングで発生す
るタイマインタラプト2に対応して、起動される。
【0065】VDP105において今まで実行されてい
た特には図示しない待機ルーチンの処理が中断させられ
た後、VDP105は、図6に示される画像表示インタ
ラプトルーチンのステップ601において、次のタイマ
インタラプト1の発生タイミングまでの間に、画像デー
タROM104からV−RAM106に転送された1フ
ィールド分の画像データを順次RGB信号に変換した
後、信号線114を介して表示部107に出力する。
【0066】表示部107は、このRGB信号をエンコ
ードした後に表示部107内のCRTディスプレイに出
力する。この結果、CRTは、1/60secから垂直
ブランキング期間を除いた時間内に、1フィールド分の
画像データに対応する1画面の半分の走査線に対応する
画像表示を行う。そして、CRTは、1/60secの
間に、このような処理を2回行うことによって、2フィ
ールド分の画像データに対応する1画面分の走査線に対
応する画像表示を行う。即ち、画面表示は、いわゆるイ
ンタレース方式に基づいて行われることになる。 <ソフトバッファ113の記憶容量の説明>最後に、ソ
フトバッファ113に必要な記憶容量について、図9の
説明図に沿って説明する。
【0067】今、音声波形データのサンプリング周期を
前述したように0.05msecとし、ハードバッファ
108の記憶容量をコスト等を考慮して例えば64バイ
トとし、音声波形データの1サンプルを1バイトとす
る。
【0068】この場合、ハードバッファ108が、64
バイト全ての音声波形データを出力するのに要する時間
は、0.05msec×64サンプル=3.2msec
となる。
【0069】従って、図9に示されるように、ソフトバ
ッファ113への復調された音声波形データの書込みを
実行するインタラプトルーチン1の実行間隔=1/60
secの間に、ハードバッファ108からCPU101
に対して入力されるインタラプトの回数は、1/60s
ec/3.2msec≒5.22回、即ち最大で6回
ある。
【0070】ゆえに、インタラプトルーチン1が1回実
行される間に、64バイト×6回=384バイトの復調
された音声波形データがソフトバッファ113に蓄積さ
れれば、ハードバッファ108においてサンプル値が不
足してしまう事態は防止できる。
【0071】但し、例えば383バイトの復調された音
声波形データがソフトバッファ113に蓄積されている
状態で、前述したスケルチ処理(図3のステップ30
6)が実行されることにより、最大で63サンプルの音
声波形データが一度に復調されてしまう可能性を考慮す
ると、ソフトバッファ113に必要な記憶容量は、38
3バイト+63バイト=446バイトとなる。更に、こ
の値に近い4の倍数の値を採用すると、本実施例の場合
には、図9に示されるように、ソフトバッファ113の
最適な記憶容量は448バイトとした。 <他の実施例>以上説明した実施例では、音声波形デー
タはACOMP圧縮データから復調されるものであった
が、本発明はこれに限られるものではなく、様々な圧縮
方式によって圧縮されたデータから復調されるものであ
ってもよい。
【0072】また、音声波形データは必ずしも圧縮され
たものである必要はない。加えて、CPU101は、復
調された音声波形データをソフトバッファ113を介し
てハードバッファ108に出力するのではなく、ハード
バッファ108に直接出力するようにしてもよい。
【0073】更に、本発明は、音声波形データと画像デ
ータの組合せに限定されるものではなく、相互に独立し
た周期で処理される複数のメディアデータを混在させて
制御する場合全てに適用することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、処理周期が長い方のメ
ディアデータに対する周期処理は保証するようにし、残
りの時間で、周期が短い方のメディアデータに対する周
期処理を複数周期分まとめて行うことにより、メディア
データ間で周期処理の衝突を避けることができ、各メデ
ィアデータの欠落を防止することが可能となる。
【0075】より具体的には、画像データと音声波形デ
ータが混在して処理される場合において、処理周期が長
い方の表示用の画像データの表示用画像データ記憶手段
への設定処理は、例えば1/60sec毎に実行される
垂直ブランキング期間内で実行されることを保証するこ
とが可能となる。また、処理周期が短い方の出力用の音
声波形データの出力用音声波形データ記憶手段への設定
処理は、1/60secのうちの垂直ブランキング期間
を除いた残りの時間内で複数サンプル分まとめて行い、
その後に、出力用音声波形データ記憶手段から音声波形
データに対応するサンプリング周期で各音声波形データ
を出力させることにより、必要かつ十分な量の音声波形
データの設定を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】メインルーチンを示す動作フローチャートであ
る。
【図3】CPUが実行するインタラプトルーチン1を示
す動作フローチャートである。
【図4】CPUが実行するインタラプトルーチン2を示
す動作フローチャートである。
【図5】VDPが実行するDMA転送インタラプトルー
チンを示す動作フローチャートである。
【図6】VDPが実行する画像表示インタラプトルーチ
ンを示す動作フローチャートである。
【図7】ACOMP圧縮データの構成図である。
【図8】デルタ変調処理のデータフォーマット図であ
る。
【図9】ソフトバッファの記憶容量の説明図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 スイッチ部 103 音声波形ROM 104 画像データROM 105 VDP 106 V−RAM 107 表示部 108 ハードバッファ 109 D/A変換器 110 アンプ 111 スピーカ 112 バス 113 ソフトバッファ 114 信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 H04N 5/93

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ任意の処理周期で処理を行うメ
    ディアデータの処理装置において、 1 のモードにおいて、 前記メディアデータの処理周期
    のうち最長処理周期で、該最長処理周期に対応するメデ
    ィアデータを処理する 1 最長処理周期メディアデー
    タ処理手段と、 その後、前記最長処理周期の残りの時間内で、前記最長
    処理周期に対応するメディアデータ以外のメディアデー
    タにつき、該メディアデータに対応する処理周期の複数
    周期分を処理する非最長処理周期メディアデータ処理手
    段と、 2 のモードにおいて、前記最長処理周期に対応するメ
    ディアデータを処理する第2の最長処理周期メディアデ
    ータ処理手段と、 を有することを特徴とする複数の周期的なメディアデー
    タの処理装置。
  2. 【請求項2】 表示用の画像データを記憶する表示用画
    像データ記憶手段と、 出力用の音声波形データを記憶する出力用音声波形デー
    タ記憶手段と、 1 のモードにおいて、 画像表示における垂直ブランキ
    ング期間に同期する所定タイミング毎に、前記垂直ブラ
    ンキング期間において前記表示用画像データ記憶手段に
    前記表示用の画像データを設定する 1 表示用画像デ
    ータ設定手段と、 前記所定タイミング毎に、前記 1 表示用画像データ
    設定手段の動作が終了後、前記出力用音声波形データ記
    憶手段に前記出力用の音声波形データを複数設定する出
    力用音声波形データ設定手段と、第2のモードにおいて、前記所定タイミング毎に、前記
    垂直ブランキング期間において前記表示用画像データ記
    憶手段に前記表示用の画像データを設定する第2の表示
    用画像データ設定手段と、 前記表示用画像データ記憶手段に設定された前記表示用
    の画像データを表示する画像データ表示手段と、 前記出力用音声波形データ記憶手段に設定された前記出
    力用の音声波形データを該音声波形データに対応するサ
    ンプリング周期毎に出力する音声波形データ出力手段
    と、 を有することを特徴とする複数の周期的なメディアデー
    タの処理装置。
  3. 【請求項3】 前記出力用音声波形データ設定手段は、
    圧縮された音声波形データに対して復調処理を実行する
    ことにより、前記出力用の音声波形データを生成し、前
    記出力用音声波形データ記憶手段に設定する、 ことを特徴とする請求項2記載の複数の周期的なメディ
    アデータの処理装置。
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