JP3520244B2 - 熱可塑性シート被覆装置および熱可塑性シート被覆方法 - Google Patents

熱可塑性シート被覆装置および熱可塑性シート被覆方法

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JP3520244B2
JP3520244B2 JP2000208066A JP2000208066A JP3520244B2 JP 3520244 B2 JP3520244 B2 JP 3520244B2 JP 2000208066 A JP2000208066 A JP 2000208066A JP 2000208066 A JP2000208066 A JP 2000208066A JP 3520244 B2 JP3520244 B2 JP 3520244B2
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thermoforming
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sheet
container
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性シート被
覆装置および熱可塑性シート被覆方法に関し、特に、パ
ルプ素材の多孔質容器に熱可塑性シートを被覆するのに
好適な熱可塑性シート被覆装置および熱可塑性シート被
覆方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙、葦、ケナフといったパル
プ素材等の多孔質容器に熱可塑性シートを被覆する熱可
塑性シート被覆装置は、熱可塑性シートを加熱軟化させ
るヒータと、加熱軟化された熱可塑性シートを移送する
とともに成形されて所定の熱成形用雌型に収容された多
孔質容器の開口部に配置させる移送機構と、多孔質容器
の内側面に熱可塑性シートを吸引して積層接着させる吸
引機構とから構成されている。この構成において、成形
された多孔質容器を熱成形用雌型に収容させたうえで、
ロール状に巻かれた熱可塑性シートを巻き出し、ヒータ
で熱可塑性シートを加熱軟化させる。そして、加熱軟化
した熱可塑性シートを移送させて多孔質容器の開口部に
配置させ、熱成形用雌型に設けられた吸引孔から多孔質
容器を介して空気を吸引し、同熱可塑性シートを多孔質
容器の内側面に密接させている。その結果、多孔質容器
に熱可塑性シートが被覆される。
【0003】また、成形されていない多孔質シート材に
熱可塑性シートを被覆してから成形する装置も知られて
いる(特開平5−24104号公報、特開2000−1
27238号公報)。この種の装置は、多孔質シート材
を加熱軟化させ、熱可塑性シートを重ねて型に設置し、
多孔質シート材に面する空間を熱可塑性シートに面する
空間よりも負圧にして熱可塑性シートで多孔質シート材
を型の成形面に押し付けることにより、熱可塑性シート
が被覆された多孔質容器を製造する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の熱可塑
性シート被覆装置においては、次のような課題があっ
た。前者の装置では、熱可塑性シートが極薄である場
合、加熱軟化した熱可塑性シートを移送させる間に熱可
塑性シートの温度が低下しすぎることがあった。する
と、熱可塑性シートの可塑性が低下して、熱可塑性シー
トが多孔質容器の内側面に接着しないことがあった。ま
た、後者の装置では、多孔質容器がパルプ素材である場
合、加熱しても可塑性を有しないため、熱可塑性シート
を被覆したパルプ容器を製造することができなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、熱可
塑性シートが極薄であっても成形された多孔質容器に熱
可塑性シートを被覆させる処理を連続して行うことが可
能な熱可塑性シート被覆装置および熱可塑性シート被覆
方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、熱可塑性シートを加熱軟
化させる加熱軟化機構と、この加熱軟化機構にて加熱軟
化された上記熱可塑性シートを移送して、成形されて所
定の熱成形用雌型に収容された多孔質容器の開口部に
置させる移送機構と、上記熱成形用雌型における上記多
孔質容器の収容面に相対向する第一のヒータを備え、上
記移送機構にて上記多孔質容器の開口部に配置された上
記加熱軟化された熱可塑性シートの温度の低下を同第一
のヒータが放出する熱により防止して、同加熱軟化され
た熱可塑性シートの可塑性を保持する温度低下防止機構
と、上記多孔質容器の内側面に上記熱可塑性シートを熱
成形により積層接着させる熱成形機構とを具備し、冷却
液にて冷却されて、上記熱成形用雌型に収容された多孔
質容器の開口部の周囲に上記熱可塑性シートを冷却しな
がら固定するクランプが設けられている構成としてあ
る。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、加熱軟化機構が熱可塑性シートを加熱軟
化させると、移送機構は加熱軟化された熱可塑性シート
を移送して熱成形用雌型に収容された多孔質容器の開口
部に配置させる。温度低下防止機構は、多孔質容器の開
口部に配置された加熱軟化された熱可塑性シートの温度
の低下を防止する。すると、熱可塑性シートの可塑性を
保持することができるので、成形された多孔質容器の内
側面に熱可塑性シートを熱成形により密接させたとき、
多孔質容器に熱可塑性シートが積層接着される。その結
果、成形された多孔質容器の内側面に熱可塑性シートが
被覆される。すなわち、極薄の熱可塑性シートのように
温度低下しやすいシートであっても、移送させることに
よる加熱軟化した熱可塑性シートの温度低下が防がれ
る。したがって、熱可塑性シートが極薄であっても成形
された多孔質容器に熱可塑性シートを被覆させる処理を
連続して行うことが可能となる。熱成形用雌型に収容さ
れた多孔質容器の開口部に配置された加熱軟化した熱可
塑性シートは、熱成形用雌型における多孔質容器の収容
面に相対向する第一のヒータにより加熱される。すなわ
ち、加熱軟化された熱可塑性シートの温度低下を第一の
ヒータが放出する熱により防止しながら、熱成形により
成形された多孔質容器の内側面に熱可塑性シートを積層
接着させることが可能である。したがって、簡易な構成
で、熱可塑性シートが極薄であっても成形された多孔質
容器に熱可塑性シートを被覆させることが可能となる。
多孔質容器の開口部の周囲に設けられた冷却液にて冷却
されたクランプは、熱可塑性シートを冷却しながら固定
する。すると、熱可塑性シートは冷却液にて冷却された
クランプにより固定された部位で溶融されることがな
く、熱可塑性シートが確実に保持される。したがって、
より確実に成形された多孔質容器の内側面に熱可塑性シ
ートが被覆される。ここで、熱可塑性シートを冷却しな
がら固定するクランプは様々な構成が可能である。例え
ば、貫通穴を有するクランプに冷却水を供給する構成と
してもよい。
【0007】ここで、本発明を適用可能な多孔質容器
は、空気を透過させることが可能な素材で形成された容
器であればよい。例えば、紙、葦、ケナフを素材とする
パルプ容器であってもよいし、多孔質のセラミックを素
材とする多孔質セラミック容器であってもよく、様々な
ものが適用可能である。また、本発明を適用可能な熱可
塑性シートは、熱可塑性を有する素材でシート状になっ
ていればよい。例えば、ポリエチレン樹脂シート、極薄
のポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、ポリプロ
ピレン樹脂シートにエチレン−アクリル酸共重合樹脂の
接着層を積層したもの等、様々なものが適用可能であ
る。
【0008】
【0009】
【0010】また、多孔質容器の内側面に熱可塑性シー
トを積層接着させるときの温度低下を防止する一例とし
て、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の熱可塑
性シート被覆装置において、上記熱成形用雌型を加熱す
る雌型加熱機構が設けられている構成としてある。
【0011】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、成形された多孔質容器の内側面に熱可塑
性シートを熱成形により密接させたとき、熱可塑性シー
トは加熱された熱成形用雌型から熱を供給される。する
と、熱可塑性シートは再度可塑性が付与され、多孔質容
器への接着力が向上する。したがって、より確実に成形
された多孔質容器の内側面に熱可塑性シートが被覆され
る。また、熱成形用雌型に収容された多孔質容器を予め
加熱しておくことができるので、多孔質容器に熱可塑性
シートを連続して被覆する際のサイクルを短縮させるこ
とが可能である。
【0012】雌型加熱機構は、熱成形用雌型を加熱する
ことができればよく、その具体的な構成の一例として、
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の熱可塑性シ
ート被覆装置において、上記雌型加熱機構は、上記熱成
形用雌型における上記収容面とは反対側に配置された第
二のヒータを備える構成としてある。
【0013】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、熱成形用雌型は、熱成形用雌型における
収容面とは反対側に配置された第二のヒータにより加熱
される。すると、熱可塑性シートは加熱された熱成形用
雌型から熱を供給され、再度可塑性が付与されて多孔質
容器への接着力が向上する。したがって、簡易な構成
で、より確実に成形された多孔質容器の内側面に熱可塑
性シートが被覆される。
【0014】
【0015】
【0016】また、熱成形用雌型、第一のヒータ、第二
のヒータを一体的に構成する装置例として請求項4にか
かる発明は、請求項3に記載の熱可塑性シート被覆装置
において、上記第一のヒータが取り付けられて上下駆動
可能な上テーブルと、上記熱成形用雌型と上記第二のヒ
ータとが取り付けられて上下駆動可能な下テーブルとが
設けられている構成としてある。
【0017】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、熱可塑性シートの温度の低下を防止する
第一のヒータは、上テーブルに連動して上下動する。ま
た、熱成形用雌型と、この熱成形用雌型を加熱する第二
のヒータとは、下テーブルに連動して上下動する。すな
わち、上テーブルと下テーブルとを上下方向に駆動制御
して、成形された多孔質容器に熱可塑性シートを被覆さ
せることが可能となる。例えば、上テーブルと下テーブ
ルとを上下方向に離れた位置に退避させると熱成形用雌
型に収容された多孔質容器の開口部に加熱軟化した熱可
塑性シートを配置させることが容易になる。また、上テ
ーブルと下テーブルとを上下方向に接近させると加熱軟
化した熱可塑性シートを一時的に固定して熱成形を行う
ことが容易になる。
【0018】
【0019】なお、成形された多孔質容器を熱成形用雌
型に収容させる機構を設けて、同多孔質容器を熱成形用
雌型に自動で収容させる構成とすることも可能である。
【0020】このように、熱可塑性シートの温度の低下
を防止しながら多孔質容器に熱可塑性シートを被覆させ
る際の手法は必ずしも実体のある装置に限られる必要は
なく、その方法としても機能することは容易に理解でき
る。このため、請求項5にかかる発明は、熱可塑性シー
トを加熱軟化させる加熱軟化工程と、この加熱軟化工程
にて加熱軟化された上記熱可塑性シートを移送して、
形されて所定の熱成形用雌型に収容された多孔質容器の
開口部に配置させる移送工程と、上記移送工程にて上記
多孔質容器の開口部に配置された上記加熱軟化された熱
可塑性シートの温度の低下を、上記熱成形用雌型におけ
る上記多孔質容器の収容面に相対向する第一のヒータが
放出する熱により防止して、同加熱軟化された熱可塑性
シートの可塑性を保持する温度低下防止工程と、冷却液
にて冷却されたクランプにより上記熱成形用雌型に収容
された多孔質容器の開口部の周囲に上記熱可塑性シート
を冷却しながら固定し、同多孔質容器の内側面に同熱可
塑性シートを熱成形により積層接着させる熱成形工程と
を具備する構成としてある。すなわち、必ずしも実体の
ある装置に限らず、その方法としても有効であり、請求
項2〜請求項4に記載された装置構成を当該方法に対応
させることも可能であることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、簡易な
構成で、熱可塑性シートが極薄であっても成形された多
孔質容器に熱可塑性シートを被覆させる処理を連続して
行うことが可能となるとともに、熱可塑性シートが確実
に保持され、より確実に成形された多孔質容器の内側面
に熱可塑性シートを被覆することが可能な熱可塑性シー
ト被覆装置を提供することができる。また、請求項2
かかる発明によれば、多孔質容器の内側面への熱可塑性
シートの接着力が向上するので、より確実に成形された
多孔質容器の内側面に熱可塑性シートを被覆することが
可能となる。
【0022】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
簡易な構成で、より確実に成形された多孔質容器の内側
面に熱可塑性シートを被覆することが可能となる。さら
に、請求項4にかかる発明によれば、上テーブルと下テ
ーブルとを上下方向に駆動制御して、成形された多孔質
容器に熱可塑性シートを被覆させることが可能となる。
【0023】 さらに、請求項5にかかる発明によれば、
簡易な構成で、熱可塑性シートが極薄であっても成形さ
れた多孔質容器に熱可塑性シートを被覆させる処理を連
続して行うことが可能となるとともに、熱可塑性シート
が確実に保持され、より確実に成形された多孔質容器の
内側面に熱可塑性シートを被覆することが可能な熱可塑
性シート被覆方法を提供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。なお、本実施形態で熱可塑性シー
トを被覆する多孔質容器V1は、図1の斜視図に示すよ
うに、パルプモールド成形によって製造された紙製容器
としている。多孔質容器V1は、上部に開口部V11を
有し、角部が丸くなった箱形トレー状に成形されてい
る。また、多孔質容器V1の側壁V12は下部から上部
へ向かって外側にわずかに傾斜している。これにより、
多孔質容器V1の開口部V11の上方から別の多孔質容
器V1を挿入することが可能となり、多孔質容器V1は
積み重ね可能となっている。さらに、側壁V12の上端
には、外側に略水平となるように折り曲げられたフラン
ジV13が形成されている。そして、内側面V14に熱
可塑性シートが被覆されるようになっている。
【0025】図2は、本発明の一実施形態にかかる熱可
塑性シート被覆装置の概略を示す斜視図を示している。
同図において、熱可塑性シート被覆装置100は、概
略、成形された多孔質容器V1を供給する容器供給機1
1と、ロール状に巻かれた熱可塑性シートS1を巻き出
すロールシート巻出機12と、巻き出された熱可塑性シ
ートS1を加熱軟化させる加熱機13と、熱可塑性シー
トS1を移送させる移送機14と、多孔質容器V1に熱
可塑性シートS1を被覆する成形機20と、トリミング
を行うトリミング機15と、熱可塑性シートS1のスク
ラップを巻き取るスクラップ巻取機16と、熱可塑性シ
ートS1が被覆されてトリミングされた被覆容器を取り
出す容器取出機17とから構成されている。そして、成
形された多孔質容器V1に熱可塑性シートS1を被覆す
る処理を連続して行っている。
【0026】上記構成において、ロールシート巻出機1
2にはロール状の熱可塑性シートS1が設置されてい
る。そして、熱可塑性シートS1は、移送機14のロー
ラにはさみ込まれながら順次必要量がロールシート巻出
機12から巻き出されるようになっている。巻き出され
た熱可塑性シートS1は、移送機14にて加熱機13に
移送され、同加熱機13内の上面に設置されているヒー
タ13aにより輻射加熱されて加熱軟化される。すなわ
ち、加熱機13は、本発明にいう加熱軟化機構を構成し
ている。加熱軟化された熱可塑性シートS1は、移送機
14にてさらに成形機20に移送され、多孔質容器V1
の開口部に配置されるようになっている。すなわち、移
送機14は、本発明にいう移送機構を構成している。
【0027】この成形機20には、容器供給機11が接
続されており、熱可塑性シートS1を被覆する多孔質容
器V1が成形機20に順次搬入されるようになってい
る。容器供給機11は、図3の概略外観図に示すよう
に、容器戴置パレット11aと、パレットインデックス
モータ11bと、パレット搬送コンベア11cと、下段
フランジコンベア11dと、パレットスライダー11e
と、ストッパ11fと、搬送ローダ11gとから構成さ
れている。この構成において、容器戴置パレット11a
はパレットインデックスモータ11bにて所定の載置位
置に位置決めされる。そして、作業者が位置決めされた
容器戴置パレット11aに多孔質容器V1を載置する
と、容器戴置パレット11aはパレット搬送コンベア1
1cと下段フランジコンベア11dとによって、図中の
矢印A方向に搬送される。搬送された容器戴置パレット
11aは、成形機20側端に移動し、パレットスライダ
ー11eにて位置決めされながらストッパ11fによっ
て固定される。すると、搬送ローダ11gが動作し、容
器戴置パレット11aに載置された多孔質容器V1を吸
引して成形機20に搬入するので、同多孔質容器V1は
熱成形用雌型26に設置される。
【0028】成形機20は、図4の断面図に示すよう
に、概略、上方で上下駆動可能な上テーブル21と、上
テーブル21に取り付けられた本発明にいう第一のヒー
タ22と、同上テーブル21の下面に取り付けられた上
クランプ23と、下方で上下駆動可能な下テーブル24
と、下テーブル24に取り付けられた本発明にいう第二
のヒータ25と、同下テーブル24の上面に取り付けら
れた熱成形用雌型26と下クランプ27とから構成され
ている。そして、上テーブル21と下テーブル24とが
上下方向において接近することにより、加熱軟化した熱
可塑性シートS1は真空成形にて熱成形用雌型26の収
容面26aに収容された多孔質容器V1の内側面V14
に密接させられて被覆させられるようになっている。
【0029】上テーブル21と下テーブル24は、図示
しない駆動装置に固定され、同駆動装置にて所定ストロ
ークの範囲でそれぞれ上下動可能となっている。上テー
ブル21の下面には、図5の底面図に示すように、熱成
形用雌型26の収容面26aに相対向する位置に第一の
ヒータ22が埋め込まれるように取り付けられている。
そして、第一のヒータ22は、通電されると熱を放出
し、加熱機13にて加熱軟化されて多孔質容器V1の開
口部V11に配置された熱可塑性シートS1の温度の低
下を防止する。すなわち、第一のヒータ22は、本発明
にいう温度低下防止機構を構成している。また、上テー
ブル21の下面には、多孔質容器V1のフランジV13
を囲む形状に形成された16個の上クランプ23が取り
付けられている。上クランプ23の下面は、上テーブル
21と下テーブル24とが接近したときに加熱軟化した
熱可塑性シートS1に当接するようになっている。
【0030】下テーブル24の上面には、第二のヒータ
25が埋め込まれるように取り付けられている。また、
下テーブル24の上面には、多孔質容器V1を収容する
16個の熱成形用雌型26と、熱成形用雌型26を囲む
形状にされるとともに上クランプ23に相対向する位置
とされた下クランプ27とが取り付けられている。そし
て、第二のヒータ25は、通電されると熱を放出し、熱
成形用雌型26を収容面26aとは反対側から加熱す
る。すなわち、第二のヒータ25は、本発明にいう雌型
加熱機構を構成している。
【0031】熱成形用雌型26は、図6の要部断面図に
示すように、多孔質容器V1の外側面の形状に合わせて
凹形状とされた収容面26aが形成されているととも
に、底部26bには直径0.3〜0.5mm程度の吸引
孔26cが多孔質容器V1の底部の外周部と一致する位
置に複数設けられている。吸引孔26cは図示しない空
気吸引機構に接続されており、空気吸引機構が所定タイ
ミングで吸引孔26cから空気を吸引すると熱成形用雌
型26の収容面26a側に真空圧が作用するようになっ
ている。下クランプ27は、上テーブル21と下テーブ
ル24とが接近したときに上クランプ23の下面との間
で加熱軟化した熱可塑性シートS1を挟持するようにな
っている。また、下クランプ27の内部には温度を低下
させるために冷却液を循環させる冷却通路27aが形成
されている。
【0032】上テーブル21と下テーブル24とが接近
すると、加熱軟化した熱可塑性シートS1は上クランプ
23の下面と下クランプ27の上面との間で挟持され、
多孔質容器V1の開口部V11に保持される。その後、
吸引孔26cに真空圧を作用させると、熱成形用雌型2
6の収容面26aと熱可塑性シートS1とで仕切られた
空間の空気が多孔質容器V1を通り抜けて吸引孔26c
に吸い込まれる。すると、熱可塑性シートS1は多孔質
容器V1の内側面V14に密接させられて、積層接着さ
せられることになる。すなわち、成形機20は、本発明
にいう熱成形機構を構成している。なお、本実施形態の
ように、真空成形にて熱可塑性シートを熱成形用雌型に
引き込むようにして多孔質容器に被覆するのは一例に過
ぎず、熱成形であれば種々の態様が可能である。例え
ば、圧空成形にて上方から圧空を供給して熱可塑性シー
トを押し付けるようにして多孔質容器に被覆してもよい
し、真空成形と圧空成形とを併用して熱可塑性シートを
被覆してもよい。
【0033】ところで、成形機20にて熱可塑性シート
S1が被覆された多孔質容器V1は、熱可塑性シートS
1とともにトリミング機15に移送される。トリミング
機15は、多孔質容器V1から開口部V11の周囲にあ
る被覆されなかった熱可塑性シートS1をトリミングす
る。そして、トリミング後の熱可塑性シートS1のスク
ラップシートは、スクラップ巻取機16に引っ張られな
がら巻きとられて回収される。一方、トリミング機15
にてトリミングされた多孔質容器V1は、容器取出機1
7にてトリミング機15から取り出されるようになって
いる。
【0034】以上の構成とされた熱可塑性シート被覆装
置100で熱可塑性シートを被覆することが可能な多孔
質容器は、空気を透過させることが可能な素材で形成さ
れた容器であればよい。本実施形態の多孔質容器V1
は、図1で示したように、パルプモールド成形によって
製造された紙製容器としているが、リサイクル法では紙
の分類に当てはまらない葦やケナフ等の一年草のパルプ
で製造された容器であってもよいし、多孔質のセラミッ
クを素材とする多孔質セラミック容器であってもよい。
また、多孔質容器V1はパルプモールド成形によって製
造される必要もなく、一枚のブランクシートを折って組
み立てられた容器であってもよい。
【0035】また、成形された多孔質容器に被覆するこ
とが可能な熱可塑性シートは、熱可塑性を有する素材で
シート状になっていればよい。素材としては、例えば、
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン
テレフタレート樹脂等、様々なものを利用することが可
能である。特に、ポリプロピレン樹脂は、比較的低価格
でありながら、使用時における耐熱性があり、真空成形
適性が良く、好適な樹脂である。また、シートの厚みも
様々可能であり、0.05mm程度の極薄の熱可塑性シ
ートであっても使用可能である。さらに、多孔質容器へ
の熱可塑性シートの接着性を高めるために、熱可塑性シ
ートの接着面に接着層を貼り合わせてもよい。例えば、
ポリプロピレンのべースシートに接着層としてエチレン
−アクリル酸共重合樹脂(EAA)やエチレン−メタク
リル酸共重合樹脂(EMAA)を貼り合わせた熱可塑性
シート等を用いることができる。
【0036】次に、上記構成からなる本実施形態の成形
機20の動作を図7のタイミングチャートを参照しなが
ら説明する。なお、多孔質容器V1に熱可塑性シートS
1を被覆する前提として、熱可塑性シートS1は加熱機
13にて加熱軟化されているとする。この状態としてお
いて、加熱機13で加熱軟化された熱可塑性シートS1
を移送機14にて成形機20に移送するのと同時に、多
孔質容器V1を容器供給機11にて熱成形用雌型26の
収容面26aに収容する(タイミングT1〜T2)。する
と、図4で示したように、加熱軟化した熱可塑性シート
S1が熱成形用雌型26に収容された多孔質容器V1の
開口部V11に配置される。ここで、加熱軟化した熱可
塑性シートS1は第一のヒータ22で温度低下を防止さ
れるとともに、多孔質容器V1は第二のヒータ25にて
加熱された熱成形用雌型26から熱を供給される。
【0037】そして、上テーブル21を下降させるとと
もに下テーブル24を上昇させ、上テーブル21と下テ
ーブル24とを接近させる(タイミングT3)。すると、
図8の要部断面図に示すように、加熱軟化した熱可塑性
シートS1は、多孔質容器V1のフランジV13ととも
に下降した上クランプ23の下面と下クランプ27の上
面との間に挟まれて、多孔質容器V1の開口部V11に
保持される。その際、下クランプ27は冷却通路27a
を流れる冷却液にて冷却されているので、上クランプ2
3と下クランプ27との間にある熱可塑性シートS1は
溶融しない。したがって、熱可塑性シートS1は上クラ
ンプ23と下クランプ27との間で確実に挟持され、多
孔質容器V1の開口部V11に保持される。
【0038】その後、吸引孔26cから空気を吸引し、
熱成形用雌型26の内側に真空圧を作用させる(タイミ
ングT4〜T5)。ここで、多孔質容器V1が収容された熱
成形用雌型26の収容面26aと熱可塑性シートS1と
で閉空間が形成されており、多孔質容器V1は空気透過
性を有しているので、この閉空間の空気が多孔質容器V
1を介して吸引される。すると、図9の要部断面図に示
すように、加熱軟化した熱可塑性シートS1は多孔質容
器V1の内側面V14に密接させられる。
【0039】このとき、熱可塑性シートS1は第一のヒ
ータ22から熱を与えられて温度の低下が防止されてい
るので、熱可塑性シートS1の可塑性が保持され、多孔
質容器V1の内側面V14に熱可塑性シートが積層接着
される。また、第一のヒータ22があるので、熱可塑性
シートS1が温度低下しやすい極薄のシートであって
も、移送させることによる加熱軟化した熱可塑性シート
S1の温度低下を防ぐことができる。したがって、熱可
塑性シートが極薄であっても成形された多孔質容器に熱
可塑性シートを被覆させることが可能となる。
【0040】さらに、多孔質容器V1は第二のヒータ2
5にて加熱された熱成形用雌型26から熱を供給されて
暖められているので、熱可塑性シートS1は再度可塑性
が付与され、多孔質容器V1に接着しやすくなる。した
がって、熱可塑性シートの多孔質容器への接着力を向上
させることができ、より確実に成形された多孔質容器の
内側面に熱可塑性シートを被覆することが可能となる。
また、多孔質容器を予め加熱しておくことができるの
で、多孔質容器に熱可塑性シートを連続して被覆する際
のサイクルを短縮させることが可能となる。
【0041】タイミングT5にて吸引孔26cからの空気
吸引を終了した後は、上テーブル21を上昇させるとと
もに下テーブル24を下降させ、上テーブル21と下テ
ーブル24とを上下方向に離す(タイミングT6)。する
と、図10の要部断面図に示すように、熱可塑性シート
S1は移送機14に支持されて上クランプ23と下クラ
ンプ27とから離れる。このとき、熱可塑性シートS1
を被覆された多孔質容器V1はフランジV13の位置に
て熱可塑性シートS1をくっついたままなので、多孔質
容器V1も熱成形用雌型26の収容面26aから離れ
る。その後は、タイミングT1〜T2に戻って、加熱機13
で加熱軟化された熱可塑性シートS1を移送機14にて
成形機20に移送するのと同時に、多孔質容器V1を容
器供給機11にて熱成形用雌型26の収容面26aに収
容する。すると、図4で示したように、再び、加熱軟化
した熱可塑性シートS1が熱成形用雌型26に収容され
た多孔質容器V1の開口部V11に配置される。
【0042】同時に、熱可塑性シートS1を被覆された
多孔質容器V1は熱可塑性シートS1にくっついたまま
トリミング機15に移送される。そして、多孔質容器V
1はトリミング機15にてフランジV13の周囲にある
被覆されなかった熱可塑性シートS1をトリミングさ
れ、容器取出機17にて外部に取り出される。また、ト
リミング後の熱可塑性シートS1のスクラップシート
は、スクラップ巻取機16に引っ張られながら巻きとら
れて回収される。以上、タイミングT1〜T6の繰り返し
で、成形された多孔質容器V1に熱可塑性シートS1を
被覆させる処理を連続して行うことができる。
【0043】なお、本実施形態では、上テーブルに第一
のヒータを取り付け、下テーブルに熱成形用雌型と第二
のヒータを取り付けているが、このような構成は一例に
過ぎない。例えば、設置面積の縮小のため、略鉛直方向
に設けられて左右方向に駆動可能な左右テーブルに熱成
形用雌型や第一・第二のヒータを取り付け、多孔質容器
を吸引しながら熱成形用雌型に収容して圧空成形により
熱可塑性シートの被覆を行う構成とすることも可能であ
る。また、本実施形態では、自動処理にて多孔質容器に
熱可塑性シートを被覆させているが、多孔質容器や加熱
軟化した熱可塑性シートを手動で成形機に供給して多孔
質容器の内側面に熱可塑性シートを被覆させてもよい。
この場合も、極薄の熱可塑性シートであっても温度低下
を防止することができるので、成形された多孔質容器の
内側面に熱可塑性シートを熱成形により確実に積層接着
させることができ、熱可塑性シートを被覆することが可
能である。
【0044】このように、本発明の熱可塑性シート被覆
装置は、極薄の熱可塑性シートのように温度低下しやす
いシートであっても、移送させることによる加熱軟化し
た熱可塑性シートの温度低下が防がれる。したがって、
簡易な構成で、熱可塑性シートが極薄であっても成形さ
れた多孔質容器に熱可塑性シートを被覆させる処理を連
続して行うことが可能となるとともに、熱可塑性シート
が確実に保持され、より確実に成形された多孔質容器の
内側面に熱可塑性シートを被覆することが可能な熱可塑
性シート被覆装置および熱可塑性シート被覆方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多孔質容器の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる熱可塑性シート被
覆装置の概略を示す斜視図である。
【図3】容器供給機の概略を示す斜視図である。
【図4】成形機の概略を垂直断面にて示す断面図であ
る。
【図5】上テーブルの下面を示す底面図である。
【図6】熱成形用雌型を垂直断面にて示す断面図であ
る。
【図7】熱可塑性シート被覆装置の動作シーケンスを示
すタイミングチャートである。
【図8】上下テーブルが接近したときの成形機の様子を
示す要部断面図である。
【図9】吸引孔から空気を吸引したときの成形機の様子
を示す要部断面図である。
【図10】上下テーブルが離れたときの成形機の様子を
示す要部断面図である。
【符号の説明】
11…容器供給機 12…ロールシート巻出機 13…加熱機 13a…ヒータ 14…移送機 15…トリミング機 16…スクラップ巻取機 17…容器取出機 20…成形機 21…上テーブル 22…第一のヒータ 23…上クランプ 24…下テーブル 25…第二のヒータ 26…熱成形用雌型 26a…収容面 26b…底部 26c…吸引孔 27…下クランプ 27a…冷却通路 100…熱可塑性シート被覆装置 S1…熱可塑性シート V1…多孔質容器 V11…開口部 V12…側壁 V13…フランジ V14…内側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 9:00 B29L 9:00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 51/10 B29C 51/36 B29C 51/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性シートを加熱軟化させる加熱軟
    化機構と、 この加熱軟化機構にて加熱軟化された上記熱可塑性シー
    トを移送して、 成形されて所定の熱成形用雌型に収容さ
    れた多孔質容器の開口部に配置させる移送機構と、 上記熱成形用雌型における上記多孔質容器の収容面に相
    対向する第一のヒータを備え、上記移送機構にて上記多
    孔質容器の開口部に配置された上記加熱軟化された熱可
    塑性シートの温度の低下を同第一のヒータが放出する熱
    により防止して、同加熱軟化された熱可塑性シートの可
    塑性を保持する温度低下防止機構と、 上記 多孔質容器の内側面に上記熱可塑性シートを熱成形
    により積層接着させる熱成形機構とを具備し、 冷却液にて冷却されて、上記熱成形用雌型に収容された
    多孔質容器の開口部の周囲に上記熱可塑性シートを冷却
    しながら固定するクランプが設けられている ことを特徴
    とする熱可塑性シート被覆装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の熱可塑性シート被
    覆装置において、 上記熱成形用雌型を加熱する雌型加熱機構が設けられて
    いることを特徴とする熱可塑性シート被覆装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の熱可塑性シート被
    覆装置において、 上記雌型加熱機構は、上記熱成形用雌型における上記収
    容面とは反対側に配置された第二のヒータを備えること
    を特徴とする熱可塑性シート被覆装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載の熱可塑性シート被
    覆装置において、 上記第一のヒータが取り付けられて上下駆動可能な上テ
    ーブルと、上記熱成形用雌型と上記第二のヒータとが取
    り付けられて上下駆動可能な下テーブルとが設けられて
    いることを特徴とする熱可塑性シート被覆装置。
  5. 【請求項5】 熱可塑性シートを加熱軟化させる加熱軟
    化工程と、 この加熱軟化工程にて加熱軟化された上記熱可塑性シー
    トを移送して、 成形されて所定の熱成形用雌型に収容さ
    れた多孔質容器の開口部に配置させる移送工程と、 上記移送工程にて上記多孔質容器の開口部に配置された
    上記加熱軟化された熱 可塑性シートの温度の低下を、上
    記熱成形用雌型における上記多孔質容器の収容面に相対
    向する第一のヒータが放出する熱により防止して、同加
    熱軟化された熱可塑性シートの可塑性を保持する温度低
    下防止工程と、 冷却液にて冷却されたクランプにより上記熱成形用雌型
    に収容された多孔質容器の開口部の周囲に上記熱可塑性
    シートを冷却しながら固定し、 同多孔質容器の内側面に
    同熱可塑性シートを熱成形により積層接着させる熱成形
    工程とを具備することを特徴とする熱可塑性シート被覆
    方法。
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